JP4634769B2 - 美白効果向上剤、その製造方法、それを用いた美白剤組成物及びそれを含有する皮膚外用剤 - Google Patents
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Description
したがって、穏やかに作用し、かつ急速に効果が発揮される美白剤組成物の出現が要望されていた。
この液状抽出物としては、オゴノリ属紅藻類を塩類水溶液により抽出し、得られた抽出液に、先ず最終濃度20〜40%飽和濃度になるまで硫酸アンモニウムを加えて第1段目の塩析を行い、沈殿した夾雑物を除去したのち、さらにその抽出液に最終濃度60〜80%飽和濃度になるまで硫酸アンモニウムを加えて第2段目の塩析を行い、沈殿として得た(1)「粗活性画分(沈殿)」、又は粗活性画分を沈殿として分取し、沈殿を適当な溶媒で溶解することにより得た液状の(2)「粗活性画分(液状)」、又はさらに、所望に応じ、100℃、1〜10分間の熱処理によって夾雑タンパク質を除去した(3)「粗活性画分(熱処理済み)」、又はさらにゲル濾過クロマトグラフィーにより分子量100,000以上の画分を分画したのち、この画分をクロマトグラフィーにより分離、精製した精製画分が用いられる。
なお、糖の定量は、標準試料としてガラクトースを用いて、フェノール硫酸法によって行い、タンパク質の定量は、標準試料としてウシ血清アルブミンを用いて、ローリー(Lowry)法によって行う。
これらの紅藻類は、寒海にも存在するが特に暖海に多く、わが国ではほとんどすべての海岸地帯に分布しており、寒天の増量物や刺身のつまなどに用いられている。
(1)プロナーゼ処理したヒツジ赤血球を凝集させる性質を有し、かつこの凝集活性が単糖類又は二糖類では阻害されないが、フェツイン又はアシアロフェツインで阻害されること、
(2)ウサギ赤血球に対する凝集活性がイオン強度により変化すること、
(3)細胞性免疫能力賦活活性を有すること、
(4)100℃、10分間の熱処理後も糖鎖結合活性を有すること、
(5)ヒトリンパ球を幼若化する活性を有すること、
(6)トリチウムラベルしたチミジンの細胞核への取り込みを促進させること。
(イ)水溶性画分の抽出工程
ツルシラモ(徳島県吉野川河口域産)を0.15M塩化ナトリウム水溶液で洗浄後、天日乾燥して乾燥物を得た。この乾燥物100gに0.15M塩化ナトリウム含有100mMリン酸緩衝液(pH6.9)700mlを加えてホモゲナイズしたのち、このホモゲナイズした液を4℃で6時間放置後、遠心分離して上澄である粗抽出液を得た。
次いで、この粗抽出液に、最終濃度が35%飽和濃度の溶液になるように硫酸アンモニウムを加えて1段目の塩析を行った。硫酸アンモニウムの添加終了後、4℃で1時間放置、生成した沈殿を遠心分離して除去した。この操作で色素などの夾雑物が沈殿画分として除去された。次に、遠心分離で得た上澄に、最終濃度が70%飽和濃度の溶液になるように硫酸アンモニウムを添加し、添加終了後、4℃で一晩放置した。生成した沈殿を遠心分離して分別した。得られた沈殿画分を、0.15M塩化ナトリウム含有100mMリン酸緩衝液(pH6.9)に再溶解し、粗活性画分を得た。得られた粗活性画分のウサギ赤血球に対する赤血球凝集活性は256単位であり、比活性は3372.9単位/mgプロテイン、活性回収率は62.4%であった。ここで、凝集活性の単位は、凝集活性が検出できる試料の最大希釈率の逆数と定義した。
次に、このようにして得られた粗活性画分に100℃、10分間の熱処理を行い、遠心分離し不溶性の夾雑タンパク質を除去後、ゲル濾過クロマトグラフィーで分子量10万以上の画分を分画し、TSKgelDEAE−5PWを用いたイオン交換クロマトグラフィーにより分離し、精製標品を得た。得られた精製標品のウサギ赤血球に対する赤血球凝集活性を示す最小タンパク質濃度は0.8763μg/mlであった。以上の結果から、本発明の美白効果向上剤を用いると、紅藻類由来の赤血球凝集素が、その活性を保持したまま効果的に得られることが分かる。
(イ)水溶性画分の抽出工程
ツルシラモ(徳島県吉野川河口域産)湿質量500gを0.15M塩化ナトリウム水溶液で洗浄後、−30℃で凍結した。30mM塩化カリウムと3μM硫酸亜鉛、5mM2−メルカプトエタノールを含んだ0.5Mトリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン−塩酸緩衝液(pH8.2)を抽出用緩衝液として使用し、細かく粉砕した凍結海藻(ツルシラモ湿質量500g相当)に対し、抽出用緩衝液800mlを加えてホモゲナイズしたのち、このホモゲナイズした液を4℃で6時間放置後、遠心分離して上澄である粗抽出液を得た。
次いで、この粗抽出液に、最終濃度35質量%飽和溶液になるように硫酸アンモニウムを加えて1段目の塩析を行った。硫酸アンモニウムの添加終了後、4℃で1時間放置したのち、生成した沈殿を遠心分離して除去した。この操作で色素などの夾雑物が沈殿画分として除去された。次に、遠心分離で得た上澄に、最終濃度70%飽和溶液になるように硫酸アンモニウムを添加し添加終了後、4℃で一晩放置したのち、生成した沈殿を遠心分離して分別した。分別した沈殿画分を、0.15M塩化ナトリウム含有100mMリン酸緩衝液(pH6.9)で再溶解し、次いで0.15M塩化ナトリウム含有100mMリン酸緩衝液(pH6.9)に対して透析し、粗活性画分を得た。得られた粗活性画分のウサギ赤血球に対する赤血球凝集活性は256単位であった。
次に、このようにして得られた粗活性画分を100℃1分間で熱処理、遠心分離し不溶性の夾雑タンパク質を除去後、ゲル濾過クロマトグラフィーで分子量10万以上の画分を分画し、TSKgelDEAE−5PWを用いたイオン交換クロマトグラフィーにより分離し、精製標品を得た。このようにして得た精製標品のウサギ赤血球に対する赤血球凝集活性は2048単位であった。以上の結果から、本発明の美白効果向上剤が、その活性を保持したまま得られることが分かる。
次いで5%CO2含有空気中37℃の湿潤状態で、3日間培養した。培養終了8時間前に3H−チミジンを培養液当りの最終濃度が1μCi/mlになるように各ウェルに分注した。
また、表2ないし4の陰性コントロールの平均値から明らかなように、紫外線を照射すると、3H−チミジンの取り込み量、すなわち免疫力が低下することが分かるが、実験区B及びCの結果から明らかなように、本発明の美白効果向上剤を添加することにより、紫外線を照射しても3H−チミジンの取り込みが促進されることが分かる。
以上の結果から、自己免疫増強成分の粗活性画分・精製標品を紫外線照射処理によりDNA合成能力(3H−チミジンの取り込みなど)など免疫力が低下したヒトリンパ球に対して添加することにより、当該リンパ球のDNA合成能力など免疫力を増強させることができる。また、紫外線照射時間が30分以内であれば、紫外線を照射しなかったヒトリンパ球に自己免疫増強成分を添加した場合と同等のDNA合成能力まで上昇させることができる。紫外線を16時間照射しても、紫外線を照射しなかったヒトリンパ球に自己免疫増強成分を添加した場合の50%以上のDNA合成能力まで上昇させることができるし、紫外線を照射しなかった陰性コントロールと比較すると、3H−チミジンの取り込み量がはるかに多いことが分かる。
参考例1−(ロ)の粗活性画分の分別工程において、硫酸アンモニウム添加による2段階の塩析による分別処理の代わりに、50質量%エタノールによる分別処理[「フィトケミストリー(Phytochemistry)」第27巻、第2063〜2067ページ(1988年)参照]を行った以外は、参考例1と同様にして粗活性画分を得た。この粗活性画分のウサギ赤血球に対する赤血球凝集活性は4単位、比活性は53.4単位/mgプロテイン、活性回収率は5.0%であった。これらの結果を表5に示す。比較のために参考例1の結果も併記した。
常用の方法[「コンパラティブ・バイオケミストリー・アンド・フィジオロジー(Comp.Biochem.Phisiol.)」第102B巻、第445〜449ページ(1992年)に記載されている方法]に従って、紅藻類由来の赤血球凝集素を得た。得られた粗活性画分の赤血球凝集活性は16単位、比活性は149.5単位/mgプロテイン、活性回収率は19.5%であった。これらの結果を表5に示す。また、精製標品のウサギ赤血球に対する赤血球凝集活性を示す最小タンパク質濃度は32.6μg/mlであり、参考例1の約1/40の比活性に相当した。これらの結果を表5に示す。
紅藻類から常用の方法[「コンパラティブ・バイオケミストリー・アンド・フィジオロジー(Comp.Biochem.Phisiol.)」第102B巻、第445〜449ページ(1992年)に記載されている方法]に従って精製した分子量50,000の凝集素について、ウサギ赤血球に対する凝集活性のイオン濃度依存性を検討した。0.15M塩化ナトリウム濃度及び0.4M塩化ナトリウム濃度での凝集活性はともに1024単位であり、凝集活性のイオン強度依存性は認められなかった。これらの結果を表6に示す。
Con A[和光純薬(株)製]25mgをリン酸緩衝液100mlに溶解し、ウサギ赤血球凝集活性のイオン濃度依存性を検討した。0.15M塩化ナトリウム濃度及び0.4M塩化ナトリウム濃度での凝集活性はともに64単位であり、凝集活性のイオン強度依存性は認められなかった。これらの結果を表6に示す。比較のために参考例1の結果も併記した。
美白剤の有効成分として用いられる植物エキスのチロシナーゼ活性阻害作用について試験した。
(チロシナーゼ活性阻害の評価)
試験試料は、各植物10gに50vol%エタノール溶液100gを加え、50℃にて5時間抽出した後、ろ過し、濃縮後凍結乾燥したものを精製水にて溶解し、各抽出物固形分濃度を設定した。5%FBS含有DMEM培地を用い、マウス由来B16メラノーマ培養細胞を96穴プレートに5×104cells/wellの密度で播種し、37℃、5%CO2にて24時間培養した後、試験試料の各濃度を添加し、37℃、5%CO2にてさらに3日間培養した。チロシナーゼ活性の測定前にウエル中の培地は除去し、PBS(−)100μLで2回洗浄した。各ウエル中に45μl 1%TritonX−100を含むPBSを加え、1分間プレートを振動させ、細胞膜を破壊し、基質として0.1%のL−DOPA溶液を加えて、37℃にて3時間反応させ、マイクロプレートリーダーにて波長475nmにおける吸光度を測定し、生成したメラニン量を定量した。また同時にLowry法にて細胞の蛋白量を測定し、単位蛋白量あたりのメラニン量を算出した。対照として試料溶液を添加しない(コントロール)細胞を用い、チロシナーゼ活性阻害率とした。試験の結果チロシナーゼ活性阻害作用の評価の高かったものを表7に記す。
本発明では、IC50とは、50%阻害率を示すエキスの固形物濃度のことをいう。一般に、IC50が低い値ほど、その活性阻害作用・機能が強いことを意味する。
美白剤の有効成分として用いられる植物エキスのメラニン産生抑制作用について試験した。
(メラニン生成抑制の評価)
マウス由来B16メラノーマ細胞を5%FBSを含むDMEM培地を用いて、35mmのシャーレに5×104cellずつ播種し、5%CO2にて37℃24時間培養した。24時間後、シャーレの培地を除去し、5%FBSを含むDMEM培地2mlと各濃度に溶解した試験試料(各植物10gに50vol%エタノール溶液100gを加え、50℃にて5時間抽出した後、ろ過し、濃縮後凍結乾燥したものをDMSOに10%溶解し、さらにPBS(−)にて希釈して濃度調整)20μl加え、さらに37℃にて3日間培養した。培地を除去し、PBS(−)で2回洗浄後、トリプシン−EDTAを用いて細胞を剥離し、1.5mlチューブに入れ、25℃、12000回転、10分間遠心操作し、細胞ペレットを作成した。コントロールには、20μLのPBS(−)を用いた。評価は、下記の評価基準にて行なった。
細胞ペレットの色調
0−コントロールと同様な黒色
1−コントロールに比べわずかに薄い黒色
2−コントロールに比べて明瞭に薄い黒色
3−灰色に近い黒色
4−灰色
5−白色
細胞ペレットの量
1−コントロールに比べ明瞭に少ない
2−コントロールに比べわずかに少ない
3−コントロールと同量
試験結果を表8に示す。
皮膚機能改善剤として用いられる植物エキスのエステラーゼ活性阻害について試験した。
(エラスターゼ活性阻害の評価)
ヒト線維芽細胞由来エラスターゼ及び合成基質としてSuc−(Ala)3−p−nitroanilide(Sigma社製)を用いて評価した。試験試料は、各植物10gに50vol%エタノール溶液100gを加え、50℃にて5時間抽出した後、ろ過し、濃縮後凍結乾燥したものを精製水にて溶解し、各抽出物固形分濃度を設定した。また、反応緩衝液として、0.1M Tris−HCl Buffer(pH8.0)を用いた。
合成基質をDMSOにて溶解し、100μlずつマイクロチューブに分注し凍結保存した。使用時に反応緩衝液を用いて希釈し6mMとした。エラスターゼは、ヒト正常線維芽細胞を10%FBS含有MEMにて1×105cells/wellの密度で96wellプレートに播種し、24時間培養後、PBS(−)で一回洗浄し、0.5% triton x−100/PBS(−)を25μl添加、溶解した細胞液を用いた。
96穴プレートに、それぞれ試験試料25μL、6mMの合成基質50μlを加え、直ちに37℃にて2時間インキュベーションした。その後、プレートリーダーで405nmにて吸光度を測定した。
エラスターゼ阻害率(%)=〔1−(A−B)/(C−D)〕×100
A:試料溶液添加、エラスターゼ添加時の吸光度
B:試料溶液添加、エラスターゼ無添加時の吸光度
C:試料無添加、エラスターゼ添加時の吸光度
D:試料無添加、エラスターゼ無添加時の吸光度
ただし、各無添加のときには、それぞれ精製水、緩衝液を代わりに用いた。試験結果活性の高かったものを表9に示す。
皮膚機能改善剤として用いられる各種植物エキスについてのコラゲナーゼ阻害活性を試験した。
(コラゲナーゼ阻害活性の評価)
Wunsch−Heidrich法を一部変更した方法(薬学雑誌118,423−429,1998)により測定した。コラゲナーゼは、Sigma社製TypeIVを5mg/mlとし100μlずつ分注し凍結保存する。使用時に50倍希釈し0.1mg/mlとして使用した。コラゲナーゼ合成基質は、PZ−ペプチド(Pz−Pro−Leu−Gly−Pro−D−Arg−OH,Bachem社製)0.5mgに調製した。希釈液は、ともに0.1Mトリス緩衝液(pH7.1,20mMCaCl2を含有)を使用した。試験試料は、各植物10gに50vol%エタノール溶液100gを加え、50℃にて5時間抽出した後、ろ過し、濃縮後凍結乾燥したものを精製水にて溶解し、各抽出物固形分濃度を設定した。
合成基質400μl、コラゲナーゼ50μl、試験試料50μlを加え、37℃にて30分間反応させた後、25mMクエン酸溶液1mlを加えて反応を停止させた。酢酸エチル5mlを加えて激しく振とうさせた後、2500rpmにて遠心分離した。酢酸エチル層をとり、320nmで吸光度を測定した。
測定結果より次式によりコラゲナーゼ阻害率を算出し、各固形物濃度より、50%阻害率を示すエキスの固形物濃度を算出した。本発明ではIC50とは、50%阻害率を示すエキスの固形物濃度のことをいう。
コラゲナーゼ阻害率(%)=〔1−(A−B)/(C−D)〕×100
A:試料溶液添加、コラゲナーゼ添加時の吸光度
B:試料溶液添加、コラゲナーゼ無添加時の吸光度
C:試料無添加、コラゲナーゼ添加時の吸光度
D:試料無添加、コラゲナーゼ無添加時の吸光度
ただし、各無添加のときには、それぞれの水を代わりに用いた。試験結果活性の高かったものを表10に示す。
皮膚機能改善剤として用いられる各種植物エキスのヒアルロン酸産生促進作用について試験した。
(ヒアルロン酸産生促進作用の評価)
正常ヒト皮膚線維芽細胞を0.5%FBS含有MEMを用いて、96穴プレートに2.0×104cells/wellになるように播種し、24時間培養後、試験試料含有MEMに交換し、5日間培養した。培養上清のヒアルロン酸量をELISA法にて測定した。同時にMTT還元法にて線維芽細胞数を測定し、細胞当たりのヒアルロン酸産生量を算出した。試料を含有しない対照の細胞当たりヒアルロン酸産生量を100とし、相対値で示した。試験試料は、各植物10gに精製水100gを加え、70℃にて3時間抽出した後、ろ過し、固形分濃度1%に調製したものを0.5%添加した。試験の結果を表11に示す。
皮膚機能改善剤として用いられる各種植物エキスのコラーゲン産生促進作用について試験した。
(コラーゲン産生促進作用の評価)
正常ヒト皮膚線維芽細胞を0.5%FBS含有MEMを用いて、96穴プレートに2.0×104cells/wellになるように播種し、24時間培養後、PBS(−)にて洗浄後、試料を添加した無血清培地に交換し、48時間培養する。培養後、培養上清中に含まれる1型コラーゲンをELISA法にて定量した。100μlの培養上清をELISA用プレートに添加し、18時間室温に保管した。0.05%Tween−20を含むPBS(PBS−T)で洗浄後、1%スキムミルク/PBS−Tで2時間ブロッキングした。抗ヒトI型コラーゲン抗体、ペルオキシダーゼ標準抗ラットIgG抗体で処理し、ペルオキシダーゼ用発色キットを用いて発色させた。450nmの吸光度から培養上清中に含まれるI型コラーゲン量を求め、単位蛋白当たりとして算出した。蛋白定量は、Lowry法を用いた。コントロールのI型コラーゲン量を100とした相対値として評価した。試験試料は、各植物10gに精製水100gを加え、70℃にて3時間抽出した後、ろ過し、固形分濃度1%に調製したものを0.5%添加した。試験の結果を表12に示す。
抗酸化剤として用いられる各種植物エキスの活性酸素消去作用SOD様活性作用について試験した。
(活性酸素消去作用SOD様活性作用の測定)
SOD様活性は、NBT法(XOD系と組み合わせたBeauchampsらの方法Anal.Bioche.,44、279〜287、1971)に従った。試験試料は、各植物10gに50vol%エタノール溶液100gを加え、50℃にて5時間抽出した後、ろ過し、濃縮後凍結乾燥したものを精製水にて溶解し、各抽出物固形分濃度を設定した。その結果を表13に記す。
抗酸化剤として用いられる各種植物エキスについて活性酸素消去作用DPPHラジカル消去能の測定を行った。
DPPH(ジフェニルピクリルヒドラジルラジカル)ラジカル(Sigma社)をエタノールに溶解し0.1mM溶液とした。0.1mMDPPHラジカル溶液3mlを試験管にとり、試験溶液0.5mlを加え、室温で10分間放置後、波長517nmで吸光度を測定した。コントロールには、試験試料の代わりに精製水を用いた。消去能は、BHA42.3μg/mlでの反応に対応する試験試料の抽出物固形量で比較した。試験試料は、各植物10gに50vol%エタノール溶液100gを加え、50℃にて5時間抽出した後、ろ過し、濃縮後凍結乾燥したものを精製水にて溶解し、各抽出物固形分濃度を設定した。その結果を表14に記す。
夏期の太陽光に4時間(1日2時間2日間)晒された20〜25歳の健常な男女各25名を被験者とし、左右上腕内側部皮膚を対象として太陽光に晒された日の5日後より、各皮膚外用剤を朝夕1回ずつ4週間塗布した。皮膚外用剤の処方は下記に示す。試験物質の組成は表15に示す。使用した植物エキスは、市販のもの(香栄興業製)を用いた。また、試験の結果を表16に示す。
成 分 質 量%
(1)ホホバ油 3.0%
(2)スクワラン 2.0%
(3)メチルポリシロキサン 0.5%
(4)ステアリルアルコール 0.5%
(5)セチルアルコール 0.5%
(6)トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル 12.5%
(7)モノステアリン酸グリセリル 5.0%
(8)モノステアリン酸ジグリセリル 1.5%
(9)モノステアリン酸デカグリセリル 3.0%
(10)パラオキシ安息香酸プロピル 0.1%
(11)キサンタンガム 0.1%
(12)グリセリン 1.0%
(13)1,3−ブチレングリコール 5.0%
(14)パラオキシ安息香酸メチル 0.2%
(15)表15に示す試験物質
(16)精製水 残余
有効 :コントロールに比較して明らかな淡色化効果が認められた
やや有効:コントロールに比較して淡色化効果が認められた
効果なし:コントロールとほぼ同程度であった
なお、コントロールは試験物質に代えて精製水を使用した。結果を表16に示す。
成 分 質 量%
(1)クインスシードエキス 8.0%
(2)グリセリン 3.0%
(3)1,3−ブチレングリコール 5.0%
(4)オゴノリ粗活性画分 2.0%
(5)パシャンベ抽出液 1.0%
(6)ブクリョウ抽出液 1.0%
(7)ポリオキシエチレンソルビタンラウリン酸エステル 1.2%
(8)エチルアルコール 5.0%
(9)β−アルブチン 5.0%
(10)パラオキシ安息香酸メチル 0.2%
(11)香料 0.1%
(12)精製水 残余
成 分 質 量%
(1)ホホバ油 1.0%
(2)スクワラン 2.0%
(3)ベヘニルアルコール 1.0%
(4)トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル 2.0%
(5)テトラグリセリン縮合シリノレイン酸 0.1%
(6)モノオレイン酸プロピレングリコール 0.5%
(7)モノステアリン酸グリセリン 1.0%
(8)モノミレスチン酸ヘキサグリセリル 1.0%
(9)モノミリスチン酸デカグリセリル 0.5%
(10)アスコルビン酸ステアリル 2.0%
(11)クインスシードエキス 5.0%
(12)オゴノリ粗活性画分 2.0%
(13)フトモモ抽出物 2.0%
(14)シモツケソウ抽出液 1.0%
(15)1,3−ブチレングリコール 3.0%
(16)香料 0.1%
(17)精製水 残余
成 分 質 量%
(1)セッケン素地 53.2%
(2)スクロール 19.4%
(3)ホホバ油 0.25%
(4)ツルシラモ粗活性画分 2.5%
(5)ショウキョウ抽出液 2.0%
(6)ワレモコウ抽出液 1.0%
(7)濃グリセリン 6.5%
(8)グラブリジン 0.1%
(9)ヒドロキシエタンジホスホン酸 0.15%
(10)常水 残余
成 分 質 量%
(1)モノミリスチン酸ヘキサグリセリル 20.0%
(2)流動パラフィン 58.8%
(3)パラオキシ安息香酸エステル 0.3%
(4)ツルシラモ粗活性画分 1.0%
(5)エラグ酸 0.5%
(6)パシャンベ抽出液 0.5%
(7)濃グリセリン 5.9%
(8)ソルビトール 5.0%
(9)香料 0.1%
(10)精製水 残余
成 分 質 量%
(A相)ジプロピレングリコール 5.0%
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 5.0%
(B相)オリーブ油 5.0%
酢酸トコフェノール 0.2%
パラオキシ安息香酸エステル 0.2%
(C相)亜硫酸水素ナトリウム 0.03%
ポリビニルアルコール 13.0%
オゴノリ粗活性画分 1.0%
ブクリョウ抽出液 0.5%
フトモモ抽出液 0.5%
エタノール 7.0%
精製水 残余
成 分 質 量%
(1)二酸化チタン 10.3%
(2)セリサイト 5.4%
(3)カオリン 3.0%
(4)黄色酸化鉄 0.7%
(5)ベンガラ 0.4%
(6)黒色酸化鉄 0.2%
(7)デカメチルシクロペンタシロキサン 11.5%
(8)流動パラフィン 8.5%
(9)セスキオレイン酸ソルビタン 3.0%
(10)ツルシラモ粗活性画分 1.5%
(11)フトモモ抽出液 1.5%
(12)チョウジ抽出液 1.5%
(13)1,3−ブチレングリコール 5.0%
(14)パラオキシ安息香酸エステル 0.2%
(15)香料 0.2%
(16)精製水 残余
成 分 質 量%
(1)タルク 42.4%
(2)カオリン 15.5%
(3)セリサイト 10.0%
(4)亜鉛華 7.0%
(5)二酸化チタン 3.8%
(6)黄色酸化鉄 2.9%
(7)黒色酸化鉄 0.2%
(8)スクワラン 7.5%
(9)イソステアリン酸 4.0%
(10)モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン 3.0%
(11)オクタン酸イソセチル 2.0%
(12)オゴノリ粗活性画分 0.5%
(13)パシャンベ抽出液 0.5%
(14)サイシン抽出液 0.5%
(15)パラオキシ安息香酸エステル 0.1%
(16)香料 0.1%
Claims (17)
- オゴノリ属紅藻類(Gracilaria sp.)からの塩類水溶液による液状抽出物と、
アスコルビン酸もしくはその誘導体並びにそれらの塩、及び、パシャンベ抽出液を含有することを特徴とする美白剤組成物。 - さらに、ドクダミ抽出液及び茶抽出液を含有する請求項1記載の美白剤組成物。
- オゴノリ属紅藻類がオゴノリ(Gracilaria verrucosa)又はツルシラモ(Gracilaria chorda)あるいはそれらの亜種である請求項1または2記載の美白剤組成物。
- 液状抽出物がプロナーゼ処理したヒツジ赤血球を凝集させる性質を有し、かつこの凝集活性が単糖類又は二糖類では阻害されないが、フェツイン又はアシアロフェツインで阻害されることで特徴付けられる請求項1ないし3のいずれかに記載の美白剤組成物。
- 液状抽出物がウサギ赤血球に対する凝集活性がイオン強度により変化することで特徴付けられる請求項1ないし4のいずれかに記載の美白剤組成物。
- 液状抽出物が球状タンパク質を標準分子量物質として使用するゲルろ過クロマトグラフィーにおいて、分子量100,000以上に相当する画分に溶出することで特徴付けられる請求項1ないし5のいずれかに記載の美白剤組成物。
- 液状抽出物が細胞性免疫能力賦活活性を有することで特徴付けられる請求項1ないし6のいずれかに記載の美白剤組成物。
- 液状抽出物が100℃、10分間の熱処理後も糖鎖結合活性を有することで特徴付けられる抽出物である請求項1ないし7のいずれかに記載の美白剤組成物。
- 液状抽出物がヒトリンパ球を幼若化する活性を有することで特徴付けられる請求項1ないし8のいずれかに記載の美白剤組成物。
- 液状抽出物がトリチウムラベルしたチミジンの細胞核への取り込みを促進することで特徴付けられる請求項1ないし9のいずれかに記載の美白剤組成物。
- 液状抽出物が海藻を塩類水溶液により抽出し、得られた抽出液に先ず最終濃度20〜40%飽和濃度になるまで硫酸アンモニウムを加えて不溶解分を除去し、その抽出液にさらに最終濃度60〜80%飽和濃度になるまで硫酸アンモニウムを加え、沈殿として回収した自己免疫増強剤の粗活性画分、あるいはその沈殿を適当な溶媒で溶解することにより得た粗活性画分の液状抽出物である請求項1ないし10のいずれかに記載の美白剤組成物。
- 液状抽出物が海藻を塩類水溶液により抽出し、得られた抽出液に先ず最終濃度20〜40%飽和濃度になるまで硫酸アンモニウムを加えて不溶解分を除去し、その抽出液にさらに最終濃度60〜80%飽和濃度になるまで硫酸アンモニウムを加え、自己免疫増強剤の粗活性画分を沈殿として回収し、その沈殿を適当な溶媒で溶解することにより得た粗活性化画分の液状抽出物に対して100℃において1〜10分間熱処理し夾雑タンパク質を除去した、自己免疫増強剤の粗活性画分の熱処理物である請求項1ないし11のいずれかに記載の美白剤組成物。
- 液状抽出物が海藻を塩類水溶液により抽出し、得られた抽出液に先ず最終濃度20〜40%飽和濃度になるまで硫酸アンモニウムを加えて不溶解分を除去し、その抽出液にさらに最終濃度60〜80%飽和濃度になるまで硫酸アンモニウムを加え、自己免疫増強剤の粗活性画分を沈殿として回収し、その沈殿を適当な溶媒で溶解することにより得た粗活性化画分の液状抽出物に対して100℃において1〜10分間熱処理し夾雑タンパク質を除去したのち、次いでゲル濾過クロマトグラフィーにより分子量100,000以上の画分を分画したのち、この画分をクロマトグラフィーにより分離、精製した自己免疫増強剤の精製画分である請求項1ないし12のいずれかに記載の美白剤組成物。
- オゴノリ属紅藻類を塩類水溶液により抽出し、得られた抽出液に、先ず最終濃度35〜40%飽和濃度になるまで硫酸アンモニウムを加えて第1段目の塩析を行い、沈殿した夾雑物を除去したのち、さらにその抽出液に最終濃度60〜80%飽和濃度になるまで硫酸アンモニウムを加えて第2段目の塩析を行い、粗活性画分を沈殿として回収し、沈殿を適当な溶媒で溶解することにより細胞性免疫能力賦活活性を示す液状抽出物を分離し、捕集したものをアスコルビン酸もしくはその誘導体並びにそれらの塩、及び、パシャンベ抽出液を含む美白剤組成物に配合することを特徴とする美白剤組成物の製造方法。
- 液状抽出物をさらに100℃において1〜10分間熱処理して夾雑タンパク質を除去し、次いでゲル濾過クロマトグラフィーにより分子量100,000以上の画分を分画したのち、この画分をクロマトグラフィーにより分離、精製する請求項14記載の美白剤組成物の製造方法。
- 塩類水溶液が塩化ナトリウムを含むリン酸緩衝液である請求項14又は15記載の美白剤組成物の製造方法。
- 塩類水溶液が塩化カリウム、硫酸亜鉛及び2−メルカプトエタノールから選ばれた少なくとも1種を含むトリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン−塩酸緩衝液である請求項14又は15記載の美白剤組成物の製造方法。
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