JPH0987188A - 皮膚外用剤及び浴用剤 - Google Patents

皮膚外用剤及び浴用剤

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JPH0987188A
JPH0987188A JP7266247A JP26624795A JPH0987188A JP H0987188 A JPH0987188 A JP H0987188A JP 7266247 A JP7266247 A JP 7266247A JP 26624795 A JP26624795 A JP 26624795A JP H0987188 A JPH0987188 A JP H0987188A
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JP
Japan
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skin
extract
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allergic
agent
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Application number
JP7266247A
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English (en)
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Yukinaga Nishibe
幸修 西部
Norihiro Tomono
規博 伴野
Hiroshi Ando
弘 安藤
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Ichimaru Pharcos Co Ltd
Original Assignee
Ichimaru Pharcos Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】新規でかつ安全性の高い抗炎症剤及び抗アレル
ギー剤、更に、これを配合してなる、アレルギー性の皮
膚炎症疾患や肌荒れなどの予防ならびにその改善に優れ
た皮膚外用剤及び浴用剤を提供することを課題とする。 【解決手段】ハイビスカスの花の抽出物がヒアルロニダ
ーゼ活性阻害作用、ヒスタミン遊離抑制作用を有するこ
とを確認した。従って、これは抗炎症剤及び抗アレルギ
ー剤として利用でき、各種のアレルギー性疾患の予防及
び治療に有効である。また、あらゆる形態の皮膚外用剤
(医薬品類、医薬部外品類、化粧品類)及び浴用剤への
応用も可能であり、アレルギー性の皮膚炎症疾患やアト
ピー性皮膚炎、肌荒れ、敏感肌といったトラブルを有す
る皮膚・頭皮に対して、その予防及び改善に優れた効果
を発揮する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハイビスカス花抽
出物を有効成分として含有する抗炎症剤及び抗アレルギ
ー剤、更にこれを配合してなる、アレルギー性の皮膚炎
症疾患(例えば、発赤、湿疹、浮腫、腫脹など)や、肌
荒れ、敏感肌といった皮膚及び頭皮のトラブルの予防な
らびにその改善に有効で、安全性の高い皮膚外用剤及び
浴用剤に関するものである。
【0002】その利用分野は、各種の外用・内用製剤類
全般であり、具体的には、液状、乳液状、クリーム状、
軟膏状、ゲル状、パウダー状、顆粒状、固形状、気泡性
あるいはアンプル状、カプセル状、丸剤・錠剤状の、1)
外用医薬品類、2)医薬部外品類、3)局所又は全身用の皮
膚化粧品類、4)頭皮・頭髪に適用する薬用及び/又は化
粧用の製剤類(例えば、シャンプー類、リンス類、トリ
ートメント類、パーマネント液、整髪料、染毛料、ヘア
ートニック類、育毛・養毛料など)、5)浴湯に投じて使
用する浴用剤、6)口腔用組成物(歯磨、含嗽剤、ガム・
トローチなど)、7)食品類などが挙げられる。
【0003】なお、食品類としては、蒲鉾、ちくわなど
の加工水産ねり製品、ソーセージ、ハムなどの畜産食
品、洋・和菓子類、生麺、中華麺、ゆで麺、そばなどの
麺類、ソース、醤油、タレ、砂糖などの調味料、カレー
粉、からし粉、コショウ粉などの香辛料、ジャム、マー
マレード、漬物、惣菜、ふりかけや、各種野菜・果実の
缶詰・瓶詰など加工野菜・果実類、チーズ、バター、ヨ
ーグルトなどの乳製品、果実ジュース、乳清飲料、清涼
飲料、酒類などの飲料、その他、健康食品など、一般的
な飲食品類への使用が挙げられる。
【0004】
【従来の技術】今日、環境条件の悪化や生活様式の変
化、社会生活の複雑化にともなうストレスの増加などに
より、花粉症・アレルギー性鼻炎・気管支喘息・アトピ
ー性皮膚炎・薬物によるじんましんなどのアレルギー性
疾患や、肌荒れ、敏感肌などに悩み苦しむ人が増加して
いる。特に、アトピー性皮膚炎は子供のみならず、成人
に及ぶまでの広い年代層でその増加が叫ばれ、現代病の
ひとつとして注目されている。
【0005】元来、人間の体にない異物(細菌、花粉、
ダニなど:抗原)が体内に侵入すると、それに対抗する
生体成分(抗体、リンパ球など)を産生し、これと反応
することによって異物を撃退させる。しかし、この免疫
反応が結果として身体に有害となってしまう場合があ
り、これをアレルギーと呼んでいる。アレルギーは、抗
原が体内に侵入してからアレルギー症状の発症までの時
間によって、即時型アレルギーと遅延型アレルギーの二
つのグループに分類される。
【0006】即時型アレルギーは、その名のとおり抗原
の侵入から数分のうちに発症するもので、抗体がその反
応の主役であり、関与する抗体の種類によりI〜III型の
3タイプに分けられる。中でも免疫グロブリンE(Ig
E)抗体が関与するI型アレルギーが発生頻度の上からも
最も多く、アトピー性皮膚炎の指標として使われること
もある。
【0007】I型アレルギーの発症過程は、外来性の抗
原に対してIgE抗体が産生され、肥満細胞や好塩基球と
呼ばれる細胞の表面にIgE抗体が固着して感作が成立す
る第1段階、そこに再び抗原が接触し、感作細胞で抗原
抗体反応が起こり、ヒスタミンなどの種々の化学伝達物
質が遊離する第2段階、遊離した化学伝達物質が平滑筋
の収縮、血管透過性の亢進、浮腫、神経刺激などを引き
起こしたりして、各種のアレルギー症状を発現する第3
段階に大別される。I型アレルギー疾患には、アトピー
性皮膚炎の他に、じんましん、花粉アレルギー、気管支
喘息などが知られている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来より使用されてい
る抗アレルギー剤の多くは、I型アレルギー反応によっ
て引き起こされる疾患に対する薬剤である。例えば、平
滑筋を弛緩させる鎮痙薬や毛細血管の透過性の亢進を抑
制する交感神経興奮薬、さらには抗ヒスタミン薬などが
挙げられるが、これらはいずれも第3段階に作用する薬
物であり、対症的治療薬で、しかも、そのほとんどが合
成医薬品であり、副作用の点で問題があった。
【0009】また、現在最も活発に行われているI型ア
レルギー疾患に関与する抗アレルギー剤の研究は、化学
伝達物質の遊離を抑制する薬剤、遊離された化学伝達物
質に対して拮抗作用を示す薬剤など、第2段階を抑制す
る薬剤の開発であるが、充分な効力を有するものは見つ
かっていない。
【0010】一方、ハイビスカスの花は、アントシアニ
ン系の色素を含んでいるため、食品用の着色料として使
用されている。しかしこれ以外には、特に利用されてい
ないのが現状である。
【0011】
【課題を解決するための手段】このような事情に鑑み、
本発明者らは、抗アレルギー作用に優れ、かつ副作用が
なく、皮膚に緩和である物質について、天然物である植
物からのスクリーニングを試みた。その結果、ハイビス
カスの花の抽出物が安全性が高く、ヒアルロニダーゼ活
性阻害作用、ヒスタミン遊離抑制作用を有することを見
い出し、本発明を完成するに至った。すなわち、本発明
の目的は、ハイビスカス花抽出物を抗炎症剤及び抗アレ
ルギー剤として応用すること、更に、アレルギー性の皮
膚炎症疾患(例えば、発赤、浮腫、腫脹など)や、肌荒
れ、敏感肌といった皮膚・頭皮のトラブルの予防もしく
はその改善に優れた皮膚外用剤及び浴用剤を提供するこ
とにある。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明で使用するハイビスカスと
は、アオイ科(Malvaceae)、フヨウ属(Hibiscus)植
物のHibisucus rosa-sinensis L.(ブッソウゲ),H.sc
hizopetalus Hook.f.(フウリンブッソウゲ),H.sabda
riffa L.(ロゼル),H.arnottianus A.Gray,H.kokio
Hillebr.など、一般にハイビスカスと呼ばれている植物
全部をいう。
【0013】また、本発明で使用する抽出物とは、ハイ
ビスカスの花をそのままあるいは乾燥させて溶媒で抽出
したものである。抽出溶媒としては、例えば、水、アル
コール類(例えば、メタノール、エタノールなどの低級
アルコール、あるいはプロピレングリコール、1,3-ブチ
レングリコールなどの多価アルコール)、アセトンなど
のケトン類、ジエチルエーテル、ジオキサン、アセトニ
トリル、酢酸エチルエステルなどのエステル類、キシレ
ン、ベンゼン、クロロホルム、トルエンなどの有機溶媒
を使用することができる。
【0014】尚、抽出条件は特に制限されるものではな
いが、通常は常温〜常圧下での溶媒の沸点の範囲であれ
ばよく、抽出後はろ過及び濃縮乾燥して、溶液状、ペー
スト状、ゲル状、粉末状として用いても良い。さらに、
ほとんどの場合はそのままの状態で利用できるが、必要
ならば、その効力に影響のない範囲で脱臭、脱色などの
精製処理を加えてもよい。これらの手段としては、活性
炭カラムなどを用いればよく、抽出溶媒の種類により一
般的に適用される通常の手段を任意に選択して行えばよ
い。
【0015】本発明の皮膚外用剤におけるハイビスカス
花抽出物の配合量は、特に規定されるものではないが、
短期間にて皮膚トラブルの改善を目的とするような場合
においては、固形分換算して0.001〜1重量%の範囲の
任意な割合で配合するのが好ましい。また、浴用剤の場
合では、200〜300Lの浴湯に投じて同程度の濃度になる
ように処方を考慮すればよい。
【0016】一方、そうした種々のトラブルに対し、単
に予防的な目的であったり、あるいは累積的な効果で徐
々に改善していくような、例えば日常的に使用される皮
膚化粧料や頭髪用剤、あるいは浴用剤といった製剤にお
いては、その分野で通常に処方されている量(固形分と
して0.0005〜0.1重量%程度)でも目的効果は充分に期
待できるものと考えられる。
【0017】本発明の皮膚外用剤または浴用剤は、ハイ
ビスカス花抽出物に加えて、必要に応じて、通常、医薬
品類、医薬部外品類、化粧品類などの製剤に使用される
基剤や添加剤を併用して製造され得る。例えば、油分と
しては動植物油,鉱物油をはじめ、エステル油,ワック
ス油,高級アルコール,脂肪酸類,シリコン油,リン脂
質などが挙げられる。また、界面活性剤としては、アニ
オン界面活性剤,カチオン界面活性剤,両性界面活性
剤,非イオン界面活性剤などが用いられる。その他、p-
アミノ安息香酸,アントラニル誘導体,サリチル酸誘導
体,クマリン誘導体,アミノ酸系化合物,ベンゾトリア
ゾール誘導体,テトラゾール誘導体,イミダゾリン誘導
体,ピリミジン誘導体,ジオキサン誘導体,カンファー
誘導体,フラン誘導体,ピロン誘導体,核酸誘導体,ア
ラントイン誘導体,ニコチン酸誘導体,シコニン,ビタ
ミンB6誘導体などの紫外線吸収剤,アスコルビン酸及
びその塩,ステアリン酸エステル,トコフェロール及び
そのエステル誘導体,ノルジヒドログアセレテン酸,ブ
チルヒドロキシトルエン(BHT),ブチルヒドロキシア
ニソール(BHA),パラヒドロキシアニソール,没食子
酸プロピルなどの抗酸化剤、ヒドロキシエチルセルロー
ス,メチルセルロース,エチルセルロース,カルボキシ
メチルセルロース,カルボキシエチルセルロース,アラ
ビアガム,ポリビニルアルコール,ポリビニルピロリド
ン,ポリビニルメタアクリレート,ポリアクリル酸塩,
カルボキシビニルポリマー,カラギーナン,ペクチン,
アルギン酸及びその塩,カゼイン,ゼラチンなどの増粘
剤,グリセリン,プロピレングリコール,1,3-ブチレン
グリコール,ヒアルロン酸及びその塩,ポリエチレング
リコール,コンドロイチン硫酸及びその塩,水溶性キチ
ンあるいはキトサン誘導体,乳酸ナトリウムなどの保湿
剤,低級アルコール,多価アルコール,水溶性高分子,
pH調整剤,キレート剤,防菌・防黴剤,香料,着色料,
清涼剤,安定化剤,動・植物性多糖類及びその分解物,
動・植物性糖蛋白質及びその分解物,血流促進剤,消炎
・抗炎症剤,細胞賦活剤,ビタミン類,アミノ酸及びそ
の塩,角質溶解剤,収斂剤,創傷治癒剤,増泡剤,消臭
・脱臭剤など、必要に応じて併用し、前述のような各種
製剤とすることができる。
【0018】また、本発明の皮膚外用剤及び浴用剤に
は、すでに消炎・抗炎症・抗アレルギー作用を有するこ
とが知られている植物の抽出物を併用して使用すること
も可能である。例えば、アルニカ,アロエ,イチヤクソ
ウ,ウコン,オウゴン,オウバク,オウレン,オオバ
コ,オトギリソウ,オドリコソウ,オナモミ,海藻,カ
ゴソウ,カッコン,カノコソウ,カバノキ,カミツレ,
カワラヨモギ,カンゾウ,キカラスウリ,キク,キュウ
リ,クコ,クジン,クマザサ,クワ,ケイガイ,ゲンノ
ショウコ,コウホネ,コツサイホ,ゴボウ,コメ油,コ
ンフリー,サルビア,サンシシ,サンショウ,シア,シ
コン,シソ,シナノキ,シャクヤク,ジユ,ジュズダ
マ,ショウガ,ショウマ,シラカンバ,セイヨウキズ
タ,セイヨウトチノキ,セイヨウニワトコ,セイヨウノ
コギリソウ,セイヨウハッカ,セイヨウボダイジュ,セ
ンキュウ,センダン,センブリ,ダイオウ,タイソウ,
タイム,タンポポ,チンピ,トウガシ,トウキ,トウキ
ンセンカ,ドクダミ,トマト,トロロアオイ,ニワト
コ,ニンジン,バクモンドウ,ハッカ,ハマメリス,バ
ラ,ヒシ,ビャクシ,ビワ,ベニバナ,ヘチマ,ボダイ
ジュ,ボタンピ,ホップ,マロニエ,ムクロジ,メリッ
サ,モモ,ヤグルマギク,ユーカリ,ユキノシタ,ヨク
イニン,ヨモギ,ラベンダー,リンドウ,レンギョウ,
ローズマリー,ローマカミツレ,ワレモコウなどの植物
抽出物が挙げられ、本発明のハイビスカス花抽出物との
併用によって、相加的あるいは相乗的な抗炎症・抗アレ
ルギー作用が期待され得る。
【0019】本発明の抗炎症及び抗アレルギー剤、また
は皮膚外用剤及び浴用剤の剤型は任意であり、液状、乳
液状、クリーム状、軟膏状、ゲル状、パウダー状、顆粒
状、固形状、粉末状、気泡性、あるいはアンプル状、カ
プセル状、丸剤・錠剤状の外用・内用医薬品類、医薬部
外品類、皮膚・頭髪用化粧品類及び浴用剤に配合して用
いることができる。
【0020】具体的には、外用・内用薬用製剤、化粧
水、乳液、クリーム、軟膏、オイル、パックなどの基礎
化粧料、洗顔料や皮膚洗浄料、シャンプー、リンス、ヘ
アートリートメント、整髪料、パーマ剤、染毛剤、ヘア
ートニック、育毛・養毛料などの頭髪化粧料、ファンデ
ーション、口紅、頬紅、アイシャドウ、アイライナー、
マスカラなどのメークアップ化粧料、液体・粉末・固形
状の浴用剤、歯磨類、含嗽剤、口中清涼剤、衛生用品、
ウエットティッシュなどが挙げられ、その他、一般的な
飲食品類への応用も可能である。
【0021】また本発明のハイビスカス花抽出物の皮膚
外用剤や浴用剤への添加の方法については、予め加えて
おいても、製造途中で添加してもよく、作業性を考えて
適宜選択すればよい。
【0022】
【実施例】次に、製造例、試験例、処方例をあげて本発
明を更に具体的に説明するが、本発明がこれらに制約さ
れるものではないということはいうまでもない。
【0023】(製造例1)ハイビスカスの花100gを30%
エタノール溶液1Lに漬浸し、室温にて3昼夜抽出した
後、吸引ろ過して抽出液(乾燥固形分0.2〜1.0重量%)
を得る。
【0024】(製造例2)ハイビスカスの花100gを30%
エタノール溶液及び30%1,3-ブチレングリコール溶液の
等量混液1Lにて50℃にて約6時間程度緩やかに加温抽
出し、抽出液(乾燥固形分0.2〜1.0重量%)を得る。
【0025】(製造例3)ハイビスカスの花100gをヘキ
サン500mlに室温で1昼夜浸漬後、溶媒を留去し、得ら
れたペースト状物質を30%1,3-ブチレングリコール溶液
1Lに再溶解し、吸引ろ過して抽出液(乾燥固形分0.2
〜1.0重量%)を得る。
【0026】(試験1)ヒアルロニダーゼ活性阻害作用
の測定 ヒアルロニダーゼは結合組織に分布するヒアルロン酸の
加水分解酵素であり、炎症時において活性化され、結合
組織のマトリックスを破壊し、炎症系の細胞及び血管の
透過性を高める役割を演じていると考えられている。ま
た、起炎酵素としても知られており、実験的に急性浮腫
を惹起させる起炎剤としても使用されている。更に抗炎
症剤や抗アレルギー剤により阻害されることが報告され
ている(炎症,Vol.4,No.4,P.437(1984))。従って、
本酵素の活性を測定することにより、抗炎症・抗アレル
ギー作用を評価することが可能である。本試験では、製
造例1で得られた抽出液について、Morgan-Elson法を参
考にその阻害作用の検討を行った。
【0027】(試験方法) a.試料 抽出液は減圧下で溶媒を留去後、精製水にて固形分濃度
0.5重量%となるように再溶解し、試験に供した。尚、
陽性対照として同濃度のグリチルリチン酸ジカリウムを
使用した。 b.ヒアルロニダーゼ活性の測定 試料0.1mlに、ヒアルロニダーゼ溶液(最終濃度0.4mg/
ml)0.05mlを加え、37℃で20分間放置後、Compound48/
80溶液(最終濃度0.1mg/ml)を加え、更に37℃で20分
間放置した後、ヒアルロン酸溶液(最終濃度0.4mg/m
l)0.25mlを加え、37℃で40分間放置した。0.4N水酸化
ナトリウム溶液0.1mlを加え反応を停止させた後、0.8M
ホウ酸カリウム溶液0.1mlを加え、沸水中で3分間加熱
した。室温まで冷却後、1%p-ジメチルアミノベンズア
ルデヒド酢酸溶液3mlを加え、37℃で20分間放置した
後、585nmにおける吸光度を測定した。尚、試料の代わ
りに精製水を入れたものを対照とし、各試料、対照につ
いて酵素を入れないブランクを設定し、次式によりヒア
ルロニダーゼ阻害活性率を求めた。
【数1】
【0028】(試験結果)表1のごとく、本発明のハイ
ビスカス花抽出物には、広く抗炎症・抗アレルギー作用
があることが知られているグリチルリチン酸ジカリウム
に匹敵する優れたヒアルロニダーゼ阻害活性作用が確認
され、抗炎症・抗アレルギー作用を有すると判断でき
る。
【表1】
【0029】(試験2)ヒスタミン遊離抑制作用の測定 I型アレルギー反応では、第2段階において感作された
肥満細胞あるいは好塩基球からヒスタミンなどの化学伝
達物質が遊離する。従って、ヒスタミン遊離を抑制する
ような物質は抗アレルギー作用が期待できる。本試験で
はラットの肥満細胞からヒスタミン遊離試薬であるComp
ound48/80でヒスタミンを遊離させる試験法(J.Soc.Cos
met.Japan,Vol.25,No.4,P.246(1992))を用い、製造
例1で得られた抽出液について検討した。
【0030】(試験方法) a.試料 抽出液は減圧下で溶媒を留去後、精製水にて固形分濃度
を0.0002,0.001,0.01,0.05重量%となるように再溶
解し、試験に供した。なお、陽性対照として同濃度のグ
リチルリチン酸ジカリウム及びクロモグリク酸ナトリウ
ムを用いた。 b.遊離ヒスタミン量の測定 ラット(Slc:Wister系雄性ラット,約7〜9週齢)の
腹腔内から採取した肥満細胞浮遊液1.2mlに、試料0.2ml
とCompound48/80を最終濃度1μg/mlとなるように加
え、37℃で15分間インキュベートした。氷冷して反応停
止後、反応液を遠心分離し、上清から遊離したヒスタミ
ンを抽出、精製し、o-フタルジアルデヒドにて発色さ
せ、励起波長360nm、蛍光波長450nmにおける蛍光強度を
測定し、次式によりヒスタミン遊離抑制率を算出した。
【数2】
【0031】(試験結果)表2のごとく、本発明のハイ
ビスカス花抽出物は、グリチルリチン酸ジカリウムやク
ロモグリク酸ナトリウムに比べ、非常に優れたヒスタミ
ン遊離抑制作用を有することが確認された。
【表2】
【0032】(試験3)安全性試験 (1)皮膚一次刺激性試験 製造例1〜3で得られた抽出液を乾燥固形分濃度が約20
重量%になるように調製し、これを背部を除毛した兎
(1群3匹,体重3,800g前後)の皮膚に塗布した。判定
は、貼付後24,48,72時間に一次刺激性の評点法により
紅斑及び浮腫を指標として行った。その結果、すべての
動物において、何等、紅斑及び浮腫を認めず陰性と判定
された。 (2)皮膚累積刺激性試験 製造例1〜3で得られた抽出液を乾燥固形分濃度が約20
重量%となるように調製し、これを側腹部を除毛(2×4
cm2)したハートレー系モルモット(雌性,1群5匹,
体重320g前後)の皮膚に1日1回,週5回,0.5ml/動
物当りを塗布した。塗布は4週にわたって、また除毛は
各週の最終塗布日に行った。判定は、各週の最終日の翌
日に一次刺激の評点法により紅斑及び浮腫を指標として
行った。その結果、すべての動物において、塗布後1〜
4週にわたって、何等、紅斑及び浮腫を認めず陰性と判
定された。
【0033】 (処方例1)洗顔クリーム 1.ステアリン酸 10.0重量% 2.パルミチン酸 10.0 3.ミリスチン酸 12.0 4.ラウリン酸 4.0 5.オレイルアルコール 1.5 6.ラノリン誘導体(E.O.付加物) 1.0 7.グリセリン 18.0 8.水酸化カリウム 6.0 9.製造例1によるハイビスカス花抽出液 1.0 10.香料,防腐剤 適量 11.精製水 100とする残余
【0034】 (処方例2)柔軟化粧水 1.グリセリン 5.0重量% 2.プロピレングリコール 4.0 3.オレイルアルコール 0.1 4.ポリオキシエチレン(20)ソルビタン モノラウリル酸エステル 1.5 5.ポリオキシエチレン(20)ラウリルエーテル 0.5 6.エタノール 8.0 7.製造例1によるハイビスカス花抽出液 2.0 8.防腐剤 適量 9.精製水 100とする残余
【0035】 (処方例3)乳液 1.スクワラン 5.0重量% 2.オリーブ油 5.0 3.ホホバ油 5.0 4.セチルアルコール 1.5 5.グリセリンモノステアレート 2.0 6.ポリオキシエチレン(20)セチルエーテル 3.0 7.ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノオレート 2.0 8.1,3-ブチレングリコール 1.0 9.グリセリン 2.0 10.製造例3によるハイビスカス花抽出液 3.0 11.香料,防腐剤 適量 12.精製水 100とする残余
【0036】 (処方例4)エモリエントクリーム 1.ステアリン酸 2.0重量% 2.ステアリルアルコール 7.0 3.還元ラノリン 2.0 4.スクワラン 5.0 5.オクチルドデカノール 6.0 6.ポリオキシエチレン(25)セチルエーテル 3.0 7.グリセリンモノステアレート 2.0 8.プロピレングリコール 5.0 9.製造例2によるハイビスカス花抽出液 2.0 10.香料,防腐剤 適量 11.精製水 100とする残余
【0037】 (処方例5)シャンプー 1.ラウリル硫酸トリエタノールアミン 5.0重量% 2.ポリオキシエチレンラウリルエーテル 硫酸ナトリウム 12.0 3.1,3-ブチレングリコール 4.0 4.ラウリン酸ジエタノールアミン 2.0 5.エデト酸二ナトリウム 0.1 6.製造例3によるハイビスカス花抽出液 2.5 7.防腐剤 適量 8.精製水 100とする残余
【0038】 (処方例6)リンス 1.塩化セチルトリメチルアンモニウム 1.5重量% 2.セタノール 2.5 3.スクワラン 2.0 4.ポリオキシエチレンステアリルエーテル 1.0 5.1.3-ブチレングリコール 5.0 6.製造例2によるハイビスカス花抽出液 1.5 7.香料,防腐剤 適量 8.精製水 100とする残余
【0039】 (処方例7)ヘアトニック 1.l-メントール 0.2 2.エタノール 32.5 3.ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 0.5 4.プロピレングリコール 5.0 5.塩酸ジフェンヒドラミン 0.3 6.製造例1によるハイビスカス花抽出液 5.0 7.香料,防腐剤 適量 8.精製水 100とする残余
【0040】 (処方例8)クリームファンデーション(W/O型) 1.ソルビタンセスキオレート 3.0重量% 2.自己乳化型モノステアリン酸グリセリン 2.0 3.アルミニウムステアレート 0.5 4.セレシンワックス 5.0 5.スクワラン 10.0 6.流動パラフィン 15.0 7.ワセリン 5.0 8.酸化チタン 8.0 9.タルク 4.0 10.製造例1によるハイビスカス花抽出液の乾燥粉末 0.1 11.着色顔料 適量 12.香料,防腐剤 適量 13.プロピレングリコール 5.0 14.精製水 100とする残余
【0041】 (処方例9)顆粒状浴用剤 1.炭酸水素ナトリウム 50.0重量% 2.無水硫酸ナトリウム 40.0 3.製造例1によるハイビスカス花抽出物の乾燥粉末 10.0 4.色素,香料 適量
【0042】(処方例10)被覆保護剤 ガーゼ又はリニメント布に製造例1によるハイビスカス
花抽出液、抗生物質、保湿剤などの適量を混合した処方
液を含浸させ、外傷部に添付する。またハイビスカス花
抽出物を直接局所に散布し、ガーゼなどで被覆してもよ
い。
【0043】(試験4)使用効果試験 本発明の皮膚外用剤または浴用剤を実際に使用した場合
の効果について検討を行った。使用テストは湿疹、じん
ましんなどの皮膚疾患やアトピー性皮膚炎で悩む2〜30
歳の10名をパネラーとし、毎日、朝と夜の2回、洗顔後
に処方例3の乳液の適量を顔面に1ヶ月にわたって塗布
することにより行った。また、頭皮や髪の生え際に同様
の皮膚炎症がみられる10名(2〜10歳)についても、毎
日の洗髪後、処方例7のヘアートニックを頭皮に1ヶ月
にわたって塗布することにより使用テストを行った。更
に、処方例9のハイビスカス花抽出物を含有する浴用剤
についても、カサついて乾燥ぎみの肌や、湿疹,じんま
しんなどの皮膚疾患、及びアトピー性皮膚炎をもつ0〜
45歳の20名を対照に、1ヶ月間浴用剤を溶解させた浴湯
に入浴してもらい、モニターテストを試みた。対照に
は、乳液,ヘアートニックはハイビスカス花抽出液を除
いて精製水で、浴用剤はハイビスカス花抽出物の代わり
に無水硫酸ナトリウムで補正し、同様の方法にて処方し
たものを用いた。
【0044】使用しはじめてから1ヶ月後の皮膚または
頭皮の状態を次の基準で評価した。 ・皮膚(頭皮)炎症改善効果 有 効:湿疹などの炎症に伴う赤みやかゆみ、肌荒れ
が改善された やや有効:湿疹などの炎症に伴う赤みやかゆみ、肌荒れ
がやや改善された 無 効:使用前と変化なし
【0045】試験結果を表3に示す(数字は人数)。
尚、使用期間中に皮膚または頭皮の異常を訴えたものは
なかった。
【表3】
【0046】表3の結果より明らかなように、本発明の
ハイビスカス花抽出物を含有する皮膚外用剤及び浴用剤
の使用により、皮膚・頭皮の炎症などの改善に優れた効
果が確認された。
【0047】
【発明の効果】本発明のハイビスカスの花の抽出物は、
ヒアルロニダーゼ活性阻害作用、ヒスタミン遊離抑制作
用を有し、また、皮膚に対する安全性が高い。従って、
抗炎症・抗アレルギー剤として利用でき、湿疹、じんま
しん、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、花粉症な
どの各種アレルギー性疾患の予防及び治療に有効であ
る。 また、あらゆる形態の製剤(医薬品類、医薬部外
品類、化粧品類)への応用も可能であり、本発明による
皮膚外用剤及び浴用剤は、アレルギー性の皮膚炎症疾患
(例えば、発赤、湿疹、浮腫、腫脹など)や、アトピー
性皮膚炎、肌荒れ、敏感肌といったトラブルを有する皮
膚・頭皮に対して、その予防及び改善を目的として使用
することができ、その他、口腔用組成物や食品への利用
展開も可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 7/06 A61K 7/06 7/075 7/075 7/08 7/08 7/48 7/48 7/50 7/50 C12N 9/99 C12N 9/99

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハイビスカス花抽出物を有効成分として含
    有することを特徴とする抗炎症剤及び抗アレルギー剤。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の抗炎症剤及び抗アレルギ
    ー剤を配合してなる皮膚外用剤及び浴用剤。
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