JP4630729B2 - 搬送機構付スキャナユニット - Google Patents

搬送機構付スキャナユニット Download PDF

Info

Publication number
JP4630729B2
JP4630729B2 JP2005155195A JP2005155195A JP4630729B2 JP 4630729 B2 JP4630729 B2 JP 4630729B2 JP 2005155195 A JP2005155195 A JP 2005155195A JP 2005155195 A JP2005155195 A JP 2005155195A JP 4630729 B2 JP4630729 B2 JP 4630729B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
medium
reading
scanner
image
read
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005155195A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006333181A (ja
Inventor
智彦 持田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Topre Corp
Original Assignee
Topre Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Topre Corp filed Critical Topre Corp
Priority to JP2005155195A priority Critical patent/JP4630729B2/ja
Publication of JP2006333181A publication Critical patent/JP2006333181A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4630729B2 publication Critical patent/JP4630729B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Description

本発明は、無人契約機等において申込書等の読取媒体の画像を読み取った後、読み取りが終了した読取媒体を回収する搬送機構付スキャナユニットに関するものである。
現在、金融分野等における契約システムには無人契約システムが導入されつつあり、このシステムにはユーザー端末装置として無人契約機が使用されている。
この無人契約機では、ユーザーである申込者が記入した契約書がスキャナユニットで読み取られ、この読み取られた契約書の内容はイメージデータとして通信ケーブルを介してセンタ端末装置へと送信される。そして、センタ端末装置では、送信されてきたイメージデータを表示してオペレータが内容を確認し、内容に誤りがなければデータをファイルに保管し、ユーザー端末装置側で契約書を発行する。又、読み取りが終了した申込書は、ユーザー端末装置内に取り込まれ、その写しが申込者に渡される。
ここで、ユーザー端末装置に組み込まれるスキャナユニットの従来例を図8に示す。
図8は従来のスキャナユニットの概略構成を示す断面図であり、同図において、102は画像読取用のスキャナであって、その上面の画像読取面はスキャナカバー106によって開閉される。そして、スキャナカバー106には複数のピックローラ107が回転可能に内蔵されている。
又、スキャナ102の横には回収ボックス127が設置されており、スキャナ102から回収ボックス127に至る搬送路128には複数の搬送ローラ130が配置されている。
以上の構成を有するスキャナユニットにおいて、スキャナカバー106を開いて申込書等の読取媒体Pをスキャナ102上面の画像読取面上に画像面を下にして載置した後、スキャナカバー106を閉じ、スキャナ102によって読取媒体Pの画像を読み取る。その後、ピックローラ107を回転駆動すれば、画像が読み取られた読取媒体Pは、ピックローラ107によって搬送ローラ130側へと送られ、その後は搬送ローラ130によって搬送路128に沿って回収ボックス127へと搬送されて回収ボックス127内に回収される。
特開2001−175931号公報
しかしながら、上記従来のスキャナユニットにおいては、画像読み取り時にピックローラ107が読取媒体Pを常時押圧しているため、ピックローラ107も読み取られてしまうという写り込みの問題があった。
従って、本発明の第1の目的は、ピックローラの写り込みを防いで読取媒体だけを確実に読み込むことができ、もって複写品質を向上させることができる搬送機構付スキャナユニットを提供することにある。
又、画像読取面では読取媒体Pの置き場所が指定されているだけで、書類Pを位置決めする手段が設けられていないため、読取媒体Pが曲がって読み取られたり、所定の位置からはみ出たり、或は読み取り後の読取媒体Pに搬送異常が発生する等の問題もあった。
従って、本発明の第2の目的は、画像読取面上で読取媒体を正確に位置決めして該読取媒体の曲がりやはみ出し或は搬送異常を防ぐことができる搬送機構付スキャナユニットを提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、スキャナの画像読取面を開閉するスキャナカバー内であって、且つ、前記スキャナの画像読取面を挟んでスキャナとは反対側にピックローラを設け、前記スキャナカバーを開いてスキャナの原稿面に読取媒体を1枚ずつ載置して該読取媒体を前記スキャナで読み取り、読み取られた画像媒体を前記ピックローラで搬送ローラへと送り、搬送ローラによって読取媒体を回収ボックスへと搬送してこれを回収する搬送機構付スキャナユニットにおいて、
ソレノイドと該ソレノイドの直線運動を前記ピックローラの回動運動に変換するレバー機構で構成されるピックローラ接離機構を設け、前記スキャナによる記録媒体の画像読み取り時には前記ピックローラを記録媒体から離間せしめ、画像読み取りが終了すると前記ピックローラを読取媒体に押圧し、読取媒体の画像読み取りが終了した後に読取媒体が最初の搬送ローラに挟持されると前記ピックローラを読取媒体から離間させるようにしたことを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項記載の発明において、前記読取媒体に当接して読取媒体を画像読取面上で位置決めする可動ストッパと、該可動ストッパを画像読取装置を画像読取面に対して接離させる可動ストッパ接離機構を設け、該可動ストッパ接離機構を、ソレノイドと該ソレノイドの直線運動を前記可動ストッパの回動運動に変換するレバー機構で構成し、前記スキャナによる読取媒体の画像読み取りが終了して該読取媒体の回収動作が開始される前に前記可動ストッパを画像読取面から離間させ、画像が読み取られた読取媒体の末端部が最初の搬送ローラを通過する直前に前記可動ストッパを画像読取面に当接させるようにしたことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、スキャナによる読取媒体の画像読み取り時にはピックローラを読取媒体から離間させるようにしたため、該ピックローラが読み取られることがなく、読取媒体だけを確実に読み取ることができ、もって複写品質を向上させることができる。又、ピックローラ接離機構を、ソレノイドとレバー機構で簡易に構成することができる。更に、読取媒体の画像読み取りが終了した後、読取画像が最初に搬送ローラに挟持されるとピックローラを読取媒体から離間させるようにしたため、ピックローラが読取媒体の搬送の抵抗になることがなく、読取媒体の搬送がスムーズになされる。
請求項記載の発明によれば、画像読取面上での読取媒体の位置決めが可動ストッパによって常に正確になされるため、該読取媒体の曲がりやはみ出し或は搬送異常が確実に防がれる。又、可動ストッパ接離機構を、ソレノイドとレバー機構で簡易に構成することができる。更に、スキャナによる読取媒体の画像読み取りが終了して該読取媒体の回収動作が開始される前に可動ストッパを画像読取面から離間させるようにしたため、読取媒体を搬送してこれを回収する動作が可動ストッパによって害されることがなく、読取媒体の回収がスムーズになされる。そして、画像が読み取れられた読取媒体の末端部が最初の搬送ローラを通過する直前に可動ストッパを画像読取面に当接させるようにしたため、次の読取媒体の画像読取面上出の位置決めを行って読取動作を継続的に行うことができる。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は無人契約システムの構成図であり、この無人契約システムは、ユーザー端末装置100とセンタ端末装置200とを通信ケーブル300で接続して構成されている。ここで、ユーザー端末装置100は、本発明に係る搬送機構付スキャナユニット1、モニタ101等で構成されており、センタ端末装置200は、パソコン201、モニタ202等で構成されている。
この無人契約システムにおいて、ユーザーである申込者が記入した申込書(以下、「媒体」と称する)Pが本発明に係る搬送機構付スキャナユニット1で読み取られ、この読み取られた媒体Pの内容はイメージデータとして通信ケーブル300を介してセンタ端末装置200へと送信される。そして、センタ端末装置200では、送信されてきたイメージデータをモニタ202に表示してオペレータが内容を確認し、内容に誤りがなければデータをファイルに保管し、ユーザー端末装置100側で契約書を発行する。又、読み取りが終了した媒体は、ユーザー端末装置100内に取り込まれ、その写しが申込者に渡される。
ここで、本発明に係る搬送機構付スキャナユニット1の構成の詳細を図2〜図6に基づいて説明する。
図2、図3は本発明に係る搬送機構付スキャナユニットの媒体読取時、媒体回収時の状態をそれぞれ示す側断面図、図4は同搬送機構付スキャナユニットのスキャナカバー内の構成を示す斜視図、図5、図6は同搬送機構付スキャナユニットのピックローラ接離機構の媒体読取時、媒体回収時の状態をそれぞれ示す側断面図である。
図2及び図3に示すように、スキャナ2のボックス3内には水平方向に移動走査して画像を読み取るスキャナキャリッジ4が収納されており、スキャナボックス3の上面開口部は透明なプラテンガラス5によって覆われている。そして、スキャナ2の画像読取面であるプラテンガラス5部分はスキャナカバー6によって開閉される。
上記スキャナカバー6内には、幅方向(図2及び図3の紙面垂直方向)に適当な間隔で回転可能に配置された3つのピックローラ7と、該ピックローラ7を回転駆動するためのモータM1と、ピックローラ7を画像読取面である前記プラテンガラス5(より詳細には、プラテンガラス上に載置された媒体P)に対して接離させるためのソレノイドSOL1等を含むピックローラ接離機構8が収納されている。
図4に示すように、スキャナカバー6の左右の側壁間には駆動軸9が回転可能に架設されており、この駆動軸9の一方の側壁から外部に突出する端部には従動プーリ10が結着されている。又、スキャナカバー6の左右の側壁間には、前記駆動軸9と平行なローラ軸11が回動可能に架設されており、該ローラ軸11の一方の側壁から外部に突出する端部にはテンションプーリ12が回転可能に支承されている。
更に、スキャナカバー6には前記モータM1が固設されており、このモータM1の出力軸は前記駆動軸9及びローラ軸11に対して平行に延び、その端部には駆動プーリ13が結着されている。そして、駆動プーリ13と従動プーリ10との間には無端状のタイミングベルト14が巻装されており、このタイミングベルト14には前記テンションプーリ12によって所定の張力が付与されている。
ところで、前記駆動軸9には3つのアーム枠15が幅方向に適当な間隔で回動可能に支持されており、駆動軸9上の各アーム枠15で囲まれる部分にはトルクリミッタ16とギヤG1がそれぞれ設けられている。そして、各アーム枠15には軸17(図5及び図6参照)が架設されており、この軸17には前記ピックローラ7とギヤG2が結着されており、ギヤG2は駆動軸9に結着された前記ギヤG1に噛合している。尚、各アーム枠15は、これとスキャナカバー6との間に縮装されたスプリング18(図5及び図6参照)によって下方(ピックローラ7を押し下げる方向)に付勢されている。
又、前記ローラ軸11の前記アーム枠15に対応する3箇所には係合プレート19が結着されており、各係合プレート19は、各アーム枠15の天面に係合している(図5及び図6参照)。
他方、スキャナカバー6には、ピックローラ接離機構8の駆動源としての前記ソレノイドSOL1が固設されており、該ソレノイドSOL1の作動子には、ローラ軸11に向かって延びるリンク20の一端が連結されている。そして、リンク20の先端部は、ローラ軸11に結着されたアーム21に連結されており、リンク20は、これの両側に配されたスプリング22によってローラ軸方向(ピックローラ7を押し上げる方向)に付勢されている。尚、リンク20とアーム21は、ソレノイドSOL1の作動子の直線運動を駆動軸9を中心とするピックローラ7の回動運動に変換するレバー機構を構成している。
ところで、図2及び図3に示すように、スキャナカバー6の下のブラテンガラス5外の端部には、可動ストッパ23と、該可動ストッパ23を画像読取面であるプラテンガラス5に対して接離させる可動ストッパ接離機構24及びガイド25が設けられている。
ここで、上記可動ストッパ23は、側面視略L字状に成形されており、その中間部は、スキャナボックス3上に立設されたブラケット26に上下に回動可能に軸支されている。又、前記可動ストッパ接離機構24は、駆動源としてソレノイドSOL2を備えており、このソレノイドSOL2の作動子の先端は、可動ストッパ23の端部に連結されている。
又、スキャナ2の下方には回収ボックス27が組み込まれており、この回収ボックス27とスキャナ2とはユニットとして一体化されている。そして、プラテンガラス5上でスキャナキャリッジ4によって読み込まれた媒体Pを前記回収ボックス27へと搬送するための横U字状の搬送路28が形成されており、この搬送路28の途中には、モータM2によって回転駆動される計5組の搬送ローラ29,30,31,32,33が設けられている。


次に、以上の構成を有する搬送機構付スキャナユニット1の作用を説明する。
先ず、媒体Pの読み込みに際してスキャナカバー6を開けて媒体Pを画像読取面であるプラテンガラス5上に読取面を下にして載置するが、このとき、可動ストッパ23は図2に示すようにプラテンガラス5上に密着しており、媒体Pは、その端縁を可動ストッパ23に当接させることによってプラテンガラス5上の所定位置に正確に位置決めされて載置される。
上述のように媒体Pがプラテンガラス5上に載置されると、スキャナカバー6を閉じるが、このとき、該スキャナカバー6に内蔵されたピックローラ7は、図2及び図5に示すように押し上げられて媒体Pから離間している。この状態でスキャナキャリッジ4が水平方向に移動して媒体Pを読み取るが、前述のようにピックローラ7が媒体Pから離間しているため、該ピックローラ7が読み取られることがなく、媒体Pだけが確実に読み取られる。
尚、ピックローラ7の押し上げは、ピックローラ接離機構8のソレノイドSOL1への通電をOFFすることによってなされる。即ち、ソレノイドSOL1への通電がOFFされると、図5に示すように、リンク20はスプリング22によって矢印方向に押し出されるため、アーム21によってローラ軸11が図示矢印方向(反時計方向)に回動する。すると、ローラ軸11と共に3つの係合プレート19が同方向に回動して各アーム枠15をスプリング18の付勢力に抗して駆動軸9を中心に図5の矢印方向(時計方向)に回動させるため、各アーム枠15に軸17を介して支持されたピックローラ7が押し上げられてプラテンガラス5上の媒体Pから離間せしめられる。
以上のようにして媒体Pがスキャナキャリッジ4によって読み取られると、図3に示すように可動ストッパ23がプラテンガラス5から離間せしめられるとともに、ピックローラ7が押し下げられて媒体P上に押し付けられる。
即ち、図3に示す可動ストッパ接離機構24のソレノイドSOL2に通電されて該ソレノイドSOL2がONすると、その作動子が図3の矢印方向に引かれるために可動ストッパ23が回転軸34を中心に矢印方向(時計方向)に回動し、プラテンガラス5上から上方へと離間し、読み取りが終了した媒体Pの通過を許容する。
又、ピックローラ7の押し下げは次のようになされる。
即ち、ピックローラ切離機構8のソレノイドSOL1に通電されて該ソレノイドSOL1がONすると、リンク20がスプリング22の付勢力に抗して図6の矢印方向に引かれるため、アーム21によってローラ軸11が図示矢印方向(時計方向)に回動する。すると、ローラ軸11と共に3つの係合プレート19が同方向に回動するため、各アーム枠15がスプリング18の付勢力によって駆動軸9を中心に図6の矢印方向(時計方向)に回動し、各アーム枠15に軸17を介して支持されたピックローラ7が押し下げられてプラテンガラス5上の媒体Pに押圧される。
以上のように、媒体Pの読み取りが終了して可動ストッパ23がプラテンガラス5から離間せしめられるとともに、ピックローラ7が押し下げられて媒体Pに押圧されると、モータM1が駆動されて媒体Pが搬送路28に沿って搬送されて回収ボックス27に回収されるが、この媒体Pの回収の手順を図7に従って説明する。尚、スキャナカバー6を閉じても、媒体Pとスキャナカバー6の底部に設けられている不図示のマイラーとは強く接触しないようになっており、ピックローラ7が回転すると媒体Pをスムーズにプラテンガラス5より搬送することができる。
図7(a)〜(g)は媒体Pの回収手順を示す部分断面図であり、図示のように、搬送路28の搬送ローラ29の前後には、媒体Pの通過を検知するためのセンサS1,S2が配置されている。
先ず、図7(a)に示すように、可動ストッパ23がプラテンガラス5に当接し、ピックローラ7が媒体Pから離間している状態で媒体Pが読み取られると、可動ストッパ接離機構24のソレノイドSOL2がONされて図7(b)に示すように可動ストッパ23が上げられてプラテンガラス5上から離間せしめられる。
次に、ピックローラ接離機構8のソレノイドSOL1がONされ、図7(c)に示すように、ピックローラ7が押し下げられて媒体Pに押圧される。その状態で、図7(d)に示すように、モータM1が駆動されてピックローラ7が回転駆動され、このピックローラ7によって媒体Pが搬送路28に向かって搬送されるが、ピックローラ7の回転駆動は次のようになされる。
即ち、図4に示すモータM1に通電されて該モータM1が駆動されると、その出力軸の回転は駆動プーリ13、タイミングベルト14及び従動プーリ10を経て駆動軸9へと伝達され、該駆動軸9とこれに結着された3つのギヤG1が回転駆動される。そして、駆動軸9の回転はギヤG1,G2を介して各アーム枠15の軸17に伝達され、該軸17とこれに結着されたピックローラ7が回転駆動される。
而して、前述のように3つのピックローラ7によって媒体Pが搬送路28に向かって搬送され、図7(e)に示すように、該媒体Pの先端がセンサS1の位置まで到達したことがセンサS1によって検知されると、その検知信号によってモータM2が駆動され、搬送ローラ29〜33が回転駆動される。
そして、媒体Pが搬送ローラ29によって挟持されつつ搬送され、図7(f)に示すように、その先端がセンサS2の位置に到達したことがセンサS2によって検知されると、図7(f)に示すように、ピックローラ接離機構8のソレノイドSOL1をOFFしてピックローラ7を上げてプラテンガラス5から離間させるとともに、ピックローラ7の回転駆動を停止する。
次に、媒体Pの末端部がセンサS1の位置に到達したことがセンサS1によって検知されると、図7(g)に示すように、可動ストッパ接離機構24のソレノイドSOL2をOFFして可動ストッパ23を下げてプラテンガラス5上に当接させる。
その後、媒体Pの末端が図3に示す搬送ローラ33の直前を通過したことが不図示のセンサによって検知されると、それから所定時間後(媒体Pが回収ボックス27に回収されるに十分な時間であって、本実施の形態では1秒後)に搬送ローラ29〜33の回転駆動が停止され、媒体Pは回収ボックス27へと回収される。
以上が本発明に係る搬送機構付スキャナユニット1による媒体Pの読み取りから回収までの一連の手順であるが、本実施の形態においては、スキャナ2による媒体Pの読み取り時にはピックローラ7を媒体Pから離間させるようにしたため、該ピックローラ7が読み取られることがなく、媒体Pだけを確実に読み込むことができる。
又、媒体Pの読み取りが終了した後、媒体Pが最初の搬送ローラ29に挟持されてその先端がセンサS2を通過したことがセンサS2によって検知されると、ピックローラ7を媒体Pから離間せしめるようにしたため、ピックローラ7が媒体Pの搬送の抵抗となることがなく、媒体Pの搬送がスムーズになされる。
更に、プラテンガラス5上での媒体Pの位置決めが可動ストッパ23によって常に正確になされるため、該媒体Pの曲がりやはみ出し或は搬送異常を確実に防ぐことができる。そして、本実施の形態では、スキャナ2による媒体Pの読み取りが終了して該媒体Pの回収動作が開始される前に可動ストッパ23をプラテンガラス5から離間させるようにしたため、媒体Pを搬送してこれを回収する動作が可動ストッパ23によって害されることがなく、媒体Pの回収がスムーズになされる。
又、本実施の形態では、画像が読み取られた媒体Pの末端部が最初のセンサS1を通過後に可動ストッパ23をプラテンガラス5上に当接させるようにしたため、次の媒体Pのブラテンガラス5上での位置決めを行って読取動作を継続的に行うことができる。
その他、本実施の形態では、回収ボックス27をスキャナ2の下方に組み込んだため、これらをユニット化してコンパクトに構成することができる。
無人契約システムの構成図である。 本発明に係る搬送機構付スキャナユニットの媒体読取時状態を示す側断面図である。 本発明に係る搬送機構付スキャナユニットの媒体回収時の状態を示す側断面図である。 本発明に係る搬送機構付スキャナユニットのスキャナカバー内の構成を示す斜視図である。 本発明に係る搬送機構付スキャナユニットのピックローラ接離機構の媒体読取時の状態を示す側断面図である。 本発明に係る搬送機構付スキャナユニットのピックローラ接離機構の媒体回収時の状態を示す側断面図である。 (a)〜(g)は本発明に係る搬送機構付スキャナユニットにおける契約書の回収手順を示す部分断面図である。 従来のスキャナユニットの概略構成を示す断面図である。
符号の説明
1 搬送機構付スキャナユニット
2 スキャナ
3 スキャナボックス
4 スキャナキャリッジ
5 プラテンガラス(画像読取面)
6 スキャナカバー
7 ピックローラ
8 ピックローラ接離機構
9 駆動軸
10 従動プーリ
11 ローラ軸
12 テンションプーリ
13 駆動プーリ
14 タイミングベルト
15 アーム枠
16 トルクリミッタ
17 軸
18 スプリング
19 係合プレート
20 リンク
21 アーム
22 スプリング
23 可動ストッパ
24 可動ストッパ接離機構
25 ガイド
26 ブラケット
27 回収ボックス
28 搬送路
29〜33 搬送ローラ
34 回転軸
G1,G2 ギヤ
P 媒体(読取媒体)
M1,M2 モータ
SOL1 ソレノイド
SOL2 ソレノイド
S1,S2 センサ

Claims (2)

  1. スキャナの画像読取面を開閉するスキャナカバー内であって、且つ、前記スキャナの画像読取面を挟んでスキャナとは反対側にピックローラを設け、前記スキャナカバーを開いてスキャナの原稿面に読取媒体を1枚ずつ載置して該読取媒体を前記スキャナで読み取り、読み取られた画像媒体を前記ピックローラで搬送ローラへと送り、搬送ローラによって読取媒体を回収ボックスへと搬送してこれを回収する搬送機構付スキャナユニットにおいて、
    ソレノイドと該ソレノイドの直線運動を前記ピックローラの回動運動に変換するレバー機構で構成されるピックローラ接離機構を設け、前記スキャナによる記録媒体の画像読み取り時には前記ピックローラを記録媒体から離間せしめ、画像読み取りが終了すると前記ピックローラを読取媒体に押圧し、読取媒体の画像読み取りが終了した後に読取媒体が最初の搬送ローラに挟持されると前記ピックローラを読取媒体から離間させるようにしたことを特徴とする搬送機構付スキャナユニット。
  2. 前記読取媒体に当接して読取媒体を画像読取面上で位置決めする可動ストッパと、該可動ストッパを画像読取装置を画像読取面に対して接離させる可動ストッパ接離機構を設け、該可動ストッパ接離機構を、ソレノイドと該ソレノイドの直線運動を前記可動ストッパの回動運動に変換するレバー機構で構成し、前記スキャナによる読取媒体の画像読み取りが終了して該読取媒体の回収動作が開始される前に前記可動ストッパを画像読取面から離間させ、画像が読み取られた読取媒体の末端部が最初の搬送ローラを通過する直前に前記可動ストッパを画像読取面に当接させるようにしたことを特徴とする請求項記載の搬送機構付スキャナユニット。
JP2005155195A 2005-05-27 2005-05-27 搬送機構付スキャナユニット Expired - Fee Related JP4630729B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005155195A JP4630729B2 (ja) 2005-05-27 2005-05-27 搬送機構付スキャナユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005155195A JP4630729B2 (ja) 2005-05-27 2005-05-27 搬送機構付スキャナユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006333181A JP2006333181A (ja) 2006-12-07
JP4630729B2 true JP4630729B2 (ja) 2011-02-09

Family

ID=37554379

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005155195A Expired - Fee Related JP4630729B2 (ja) 2005-05-27 2005-05-27 搬送機構付スキャナユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4630729B2 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05205090A (ja) * 1992-01-27 1993-08-13 Tokyo Electric Co Ltd 商品読取装置
JPH096895A (ja) * 1995-06-21 1997-01-10 Nec Corp 可動イメージスキャナ機構付き自動給紙型光学式文字読取装置
JP2000191169A (ja) * 1998-12-25 2000-07-11 Canon Inc シ―ト給送装置及び画像形成装置
JP2002046893A (ja) * 2000-07-28 2002-02-12 Ricoh Co Ltd 自動原稿搬送装置
JP2003267577A (ja) * 2002-03-15 2003-09-25 Canon Electronics Inc シート搬送装置及び該装置を備えた画像読取装置並びに画像形成装置
JP2005027034A (ja) * 2003-07-02 2005-01-27 Canon Inc 画像読取装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05205090A (ja) * 1992-01-27 1993-08-13 Tokyo Electric Co Ltd 商品読取装置
JPH096895A (ja) * 1995-06-21 1997-01-10 Nec Corp 可動イメージスキャナ機構付き自動給紙型光学式文字読取装置
JP2000191169A (ja) * 1998-12-25 2000-07-11 Canon Inc シ―ト給送装置及び画像形成装置
JP2002046893A (ja) * 2000-07-28 2002-02-12 Ricoh Co Ltd 自動原稿搬送装置
JP2003267577A (ja) * 2002-03-15 2003-09-25 Canon Electronics Inc シート搬送装置及び該装置を備えた画像読取装置並びに画像形成装置
JP2005027034A (ja) * 2003-07-02 2005-01-27 Canon Inc 画像読取装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006333181A (ja) 2006-12-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101139325B1 (ko) 화상처리장치 및 반송장치
JP4169016B2 (ja) 媒体処理装置
JP7081374B2 (ja) 媒体給送装置および画像読取装置
JP4630729B2 (ja) 搬送機構付スキャナユニット
JP4876229B2 (ja) 原稿読取装置
JP2000263470A (ja) 綴じ部材除去装置並びにこれを用いた自動原稿搬送装置および画像形成装置
JPS6116895A (ja) 通帳のペ−ジ捲り装置
JP2000159449A (ja) 綴じ部材除去装置並びにこれを用いた自動原稿搬送装置および画像形成装置
JP2013082558A (ja) 媒体処理装置
JPH0258119B2 (ja)
JP3809248B2 (ja) シート搬送装置およびこれを備えた画像読取り装置、画像形成装置
JP4827312B2 (ja) 媒体処理装置及び印字装置
JP5294969B2 (ja) シート給送装置及び画像読取装置並びに画像形成装置
JP3895204B2 (ja) カード処理装置
JP2005092453A (ja) カード処理装置
JP2820341B2 (ja) 通帳の改頁機構
JP3428467B2 (ja) カード処理装置
JPS6116896A (ja) 通帳のペ−ジ捲り装置
JP4046143B1 (ja) 記録媒体情報読取装置及び画像読取装置
JP2004050629A (ja) 通帳取扱装置およびページめくり方法
JP6025195B2 (ja) シート搬送装置
JPH07329450A (ja) 自動改頁機構
JPH0732766A (ja) 自動改頁機構
JP2005092454A (ja) カード処理装置
JP3684116B2 (ja) 押圧構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080404

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100326

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100428

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100616

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20101019

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20101020

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101109

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101115

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131119

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4630729

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131119

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees