JP4827312B2 - 媒体処理装置及び印字装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、媒体処理装置に係り、更に詳しくは媒体の良好な搬送に好適な装置構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の金融機関等で用いられる媒体処理装置、具体的には例えば通帳記帳装置の概略図を図12に示す。図において右側が装置前方である。
この図12に示される従来の媒体処理装置においては、挿入口201から挿入された媒体Sをローラやベルトなどを駆動させることにより搬送路203内に取り込み、印字部205まで搬送後、印字部205にて印字ヘッド207を媒体Sの左右方向(紙面垂直方向)に移動させて媒体Sに印字を行い、印字終了後、再び挿入口201へ向かって媒体Sを搬送し返却するようになっている。
【0003】
一般的に、媒体処理装置は搬送路203の上下に搬送ガイド209,211を持ち、媒体搬送を円滑に行えるような構造になっている。しかしながら、このような装置の上側搬送ガイド209においては、印字部205における印字ヘッド207の移動範囲に相当する部分に開口が形成されているため、媒体搬送時にはこの開口をふさぐ必要があり、そのために開口用搬送ガイドを別途設けられている。図13は図12の媒体搬送装置における開口用搬送ガイドの説明図である。なお、図13において紙面垂直方向が搬送方向である。図13に示されるように、印字ヘッド207の先端に平面板状の搬送ガイド213を設け、当該搬送ガイド203により媒体Sの一端部をガイドし、また印字部下部205bに矢印S方向に回避、矢印R方向に復元可能な搬送ガイド215を設け、媒体Sの他端部をガイドするような構造になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の媒体処理装置の印字部205にあっては、印字時に搬送ガイド215を待避させるためのスペースが必要となる。
ところで、図13に示した搬送ガイド215は、印字時には印字ヘッド207が図示右方向に移動することにより搬送ガイド213によって矢印S方向に回動させられるものであるが、媒体Sの幅全域に印字を行うような場合には、媒体S両端まで印字ヘッド207が移動を行うため、媒体Sのガイド機構を設けるとなると、実装上の制約から搬送路の両端部に設ける必要がある。この場合、更に待避スペースが必要となる上、2つ設けることで更に構造が複雑化してしまう。
【0005】
また、従来の媒体処理装置では、取り扱う媒体種に対しての許容幅が限られており、一般的に幅の広い媒体については許容できるように構成されているが、その許容量は小さい。また、幅の狭い媒体に対応しようとした場合、例えば図13を例に説明すると、搬送ガイド215において媒体S上に位置する側の腕を長くする必要があり、装置サイズの大型化を招く結果となってしまう。
【0006】
また、多くの媒体処理装置は、媒体除去、保守などを考慮して、印字ヘッド207を備えた印字部上部205a自体が開閉可能な構造になっているが、開放した印字部上部205aを閉じる際に、印字ヘッド207の位置によっては印字部下部205bに設けられた搬送ガイド215との干渉が生じてしまう。このため前記問題を回避するために印字部上部205aを閉じる際の搬送ガイド215の回避・復元機構、印字部上部205aを開いた際の保持機構を図13の機構に新たに加え設ける必要があり、そのために装置が複雑化し、装置の小型化、軽量化が難しく、コスト面でも高価になるという問題があった。
【0007】
このようなことから、簡単な構成で多様なサイズの媒体を良好に搬送することが可能で、しかも、小型化、軽量化、コスト低減が可能な媒体処理装置及び印字装置の開発が望まれていた。
【0008】
更に、媒体の除去が簡単な媒体処理装置及び印字装置の開発が望まれていた。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る媒体処理装置は、媒体を搬送する搬送手段と、搬送手段による搬送方向に向かって左右方向に移動して媒体に所定の処理を施し、媒体搬送時には退避位置へと移動して停止する処理手段と、処理手段を移動させる駆動手段とを備えた媒体処理装置において、媒体の上面を案内するための左右方向に一対のガイド片が処理装置を挟んで対向配置されて構成された搬送ガイドを有し、搬送ガイドを構成するガイド片は、処理手段の移動による力を受けて処理手段と同一方向に移動するように構成され、ガイド片は、媒体搬送時に処理手段が退避位置に移動して停止した際に、処理手段と共に移動して停止し、その停止位置において一対のガイド片のうち、処理手段の移動方向とは反対側のガイド片が媒体上に位置するように構成したものである。
【0010】
また、本発明に係る媒体処理装置は複数の搬送ガイド及び処理手段を内装する上側筐体を、搬送手段を内装する下側筐体に対し上下方向に回動自在に連結し、上側筐体を上方に回動することにより、下部筐体において搬送手段によって搬送される媒体の上面を開放可能としたものである。
【0011】
本発明においては、媒体の上面を案内するための左右一対の搬送ガイドを設け、その複数の搬送ガイドを処理手段の移動による力を受けて同一方向に移動するように構成し、媒体搬送時に処理手段が退避位置に移動して停止した際に、処理手段と共に移動して停止し、その停止位置において、搬送ガイドを構成するガイド片が媒体上に位置するようにして媒体の上面を案内する。
【0012】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1に係る媒体処理装置の要部概略斜視図である。なお、実施の形態では、媒体処理装置として印字装置を例として説明するものとし、図1には印字装置における印字部の概略斜視図が示されている。
図1において、1はモータで、モータ1の回転軸1aには、プーリー3が回転一体に取り付けられており、モータ1の回転がプーリ3と、図示せぬ回転支点に支持されたプーリ5と間に架けられたベルト7に伝達されるようになっている。このベルト7には、その連結構造について詳しく図示されていないが、印字ヘッド9及び搬送方向に着脱可能なインクリボンカセット10が取り付けられたキャリッジ11が連結されている。このキャリッジ11は、その両端がフレーム13の左右の端面13a、13b間に支持された支持シャフト15と補助シャフト17とに摺動可能に支持されており、ベルト7の回転により、各シャフト15,17の軸方向に移動するようになっている。すなわち、モータ1が回転すると、キャリッジ11が軸方向に移動し、印字ヘッド9を媒体の左右方向(搬送方向に向かって左右方向:図1の矢印a方向)に移動させるようになっており、矢印b方向に搬送されてきた媒体に印字を行うようになっている。
【0013】
モータ1には図示せぬ制御手段が接続され、制御信号に応じて正逆回転するようになっており、これにより、印字ヘッド9は往復運動を行うようになっている。また、印字ヘッド9にも同様に図示せぬ制御手段が接続されており、制御手段からの制御信号と図示しない電源部からの電力供給を受けて印字を行うようになっている。制御手段は、予め入力された媒体の幅、印字ヘッド9の現在位置等から印字ヘッド9の移動量を求め、その結果に基づきモータに制御信号を送出して印字ヘッド9の位置を制御するようになっている。
【0014】
また、キャリッジ11の上部には位置検出用のスリット19が設けられ、このスリット19を挟んで左右方向に位置センサL21,位置センサR23が対向して設けられている。この位置センサL21,位置センサR23は、それぞれ底面側に凹部21a、23aが形成されており、この凹部21a、23a内にスリッド19が嵌挿されることにより印字ヘッド9が左端あるいは右端の何れに位置したが検出されるようになっている。ここで検出された印字ヘッド9の位置情報は、図示せぬ制御手段に出力され、制御手段はその位置情報を確認するようになっている。
【0015】
また、25は媒体の上面を案内するための搬送ガイドに相当する内側ガイドである。25a、25bは、内側ガイド25を構成する左右一対の板状のガイド片で、媒体の搬送方向に延出され、下面が媒体の媒体走行面となる水平部27aと、水平部の端部から垂直方向に延びる垂直部27bとから構成されている。この一対のガイド片25a、25bは、キャリッジ11を挟んで対向配置され、垂直部27bに形成された上下2つの貫通孔のそれぞれに挿通された支持シャフト15及び補助シャフト17によって摺動可能に軸支されている。また、一対のガイド片25a、25bの搬送方向の両端部は連結部31a、31bによって連結されており、これにより、一対のガイド片25a、25bは一定の間隔を維持したまま各シャフト15,17の軸方向に移動するようになっている。
【0016】
さらに、33は内側ガイド25と同様に媒体の上面を案内するための搬送ガイドに相当する外側ガイドで、ほぼ内側ガイド25と同一の構成を有するが、内側ガイド25の連結部31bが省略されているところが異なっている。即ち、水平部35a及び垂直部35bからなる一対のガイド片33a、33bと、ガイド片33a、33bを連結する連結部37aとから構成されており、そして、内側ガイド25と同様に支持シャフト15及び補助シャフト17によって摺動可能に軸支されている。この外側ガイド33は、内側ガイド25を外側から囲むようにして複数配置され(図1には1つの場合を図示)、全体として複数のガイド片をキャリッジ11の両側にくし状に配置した構成となっている。
【0017】
内側ガイド25及び外側ガイド33の下面は媒体走行面となっており、印字及び媒体の搬送が円滑に行えるように媒体が接する下面側の各部には面取りが成されている。
【0018】
また、内側ガイド25及び外側ガイド33の搬送方向の前後には媒体の上面を案内するアッパガイドF39、アッパガイドR40が設けられている。このアッパガイドF39、アッパガイドR40には、それぞれ媒体を送るための複数の上側ローラ41a(図1においては2つ)が設けられたローラ軸41が媒体の左右方向に沿って嵌挿され、このローラ軸41と上側ローラ41aの組合体が搬送方向に沿って複数設けられている(図1においては1つのみを図示)。
【0019】
以上のように構成された印字部上部の下方には、印字部下部が配置されている。印字部下部には、アッパガイド39に対向して搬送方向の前後に媒体の下面を案内するロアガイドF43、ロアガイドR44が設けられており、そのそれれぞれには、アッパガイドF39、アッパガイドR40に設けられたローラ軸41と上側ローラ41aの組合体と対向してローラ軸45と下側ローラ45aとの組合体が搬送方向に沿って設けられ、上側ローラ41a及び下側ローラ45aによる搬送手段によって媒体を搬送するようになっている。
【0020】
印字ヘッド9の直下には、印字方向に延びるプラテン47が設けられており、このプラテンは図示せぬアクチュエータにより上下動作可能な構造となっている。
【0021】
以上のようにして、印字部上部と印字部下部がそれぞれ構成され、印字部上部と下面側と印字部下部の上面側との間に媒体搬送路が形成されている。
【0022】
次に、本実施の形態1の動作説明を行う。本実施の形態1は、印字動作前後における媒体の良好な搬送に関するもので、図を参照しながら説明する。
図2及び図3は媒体搬送時における媒体のガイド状態を示す図、図4は本実施の形態1の動作説明図で、図1の概略平面図となっている。なお、図2〜図4においては、媒体Sが矢印B方向に搬送され、印字部の搬送路内にある状態が示されている。なお、以下の説明中の▲1▼〜▲6▼は図4の▲1▼〜▲6▼に対応している。
【0023】
▲1▼まず、ここでは印字ヘッド9がフレーム13の端面13b側の退避位置に位置決めされた状態にあり、キャリッジ11と内側ガイド25のガイド片25b、外側ガイド33のガイド片33aが互いに当接した状態となっている。そして、印字ヘッド9がモータ1の回転によるベルト7の移動に伴って矢印A方向に移動すると、▲2▼キャリッジ11が、まずは内側ガイド25のガイド片25aに当接し、▲3▼キャリッジ11と内側ガイド25とが一体となって矢印A方向に移動し、印字ヘッド9が媒体Sの端辺Sb上を通過する。
【0024】
▲4▼そして、更に移動を続けると、今度は外側ガイド33のガイド片33aに当接し、▲5▼これらキャリッジ11、内側ガイド25、外側ガイド33が一体となって更に移動し、印字ヘッド9が媒体Sの端辺Sa上を通過する。▲6▼そして、フレーム13a側の退避位置に到達すると、キャリッジ11は停止する。図2はこの▲6▼の状態を示しており、キャリッジ11の退避位置において、内側ガイド25のガイド片25bは媒体Sの幅をPとするとき媒体Sの端辺Saから媒体中央に向かって距離L1の位置にあり、また、外側ガイド33のガイド片33bは媒体Sの端辺Sbから媒体中央に向かって距離R1の位置にあり、媒体幅Pに対し、媒体Sを一定間隔Wでガイドするようになっている。
【0025】
なお、このように媒体Sを間隔Wでガイドする位置関係は▲1▼に示したフレーム13の端面13a側の退避位置においては反対側のガイド片で実現される。即ち、図3に示すように、内側ガイド25のガイド片25aは、媒体Sの端辺Sbから媒体中央に向かって距離R2に位置し、外側ガイド33のガイド片33aは媒体Sの端辺Saから媒体中央に向かって距離L2に位置し、内側ガイド25のガイド片25aと外側ガイド33のガイド片33aによって媒体Sを一定間隔Wでガイドするようになっている。なお、このL1とL2、R1とR2は同じであっても良いし、異なっていても良い。
【0026】
内側ガイド25、外側ガイド33がこのような位置関係にある時に媒体Sが矢印B方向に搬送されると、内側ガイド25のガイド片25b、外側ガイド33のガイド片33bが媒体Sの両端部に位置し、媒体Sの両端辺の浮き上がりを押さえ、円滑にアッパガイドR40側に媒体Sを搬送することができる。また、矢印C方向に搬送した場合でも同様である。
【0027】
以上には印字ヘッド9が矢印A方向に移動する場合を説明したが、矢印D方向へ移動する場合もほぼ同様の動作となり、フレーム13の端面13a、13bの何れの退避位置においても、内側ガイド25のガイド片25a、25bと、外側ガイド33のガイド片33a、33bとのそれぞれ同一側の一方によって媒体Sの両端部を押さえ、媒体Sを円滑に搬送できるようになっている。
【0028】
以上のように、本実施の形態1によれば、印字ヘッド9に連動する内側ガイド25、外側ガイド33を設け、媒体搬送時には、印字ヘッド9をフレーム13の端面13a側又は13b側の何れかに退避させて各ガイドのガイド片で媒体Sの両端部を押さえるようにしたので、例えば、印字動作中の媒体搬送時(媒体送り時)においては、図4の▲2▼〜▲5▼において媒体Sに印字を行った後、媒体Sを送る際に印字ヘッド9が退避位置に移動することでガイド片により媒体Sの搬送が円滑に行えるようになる。また、印字前の白紙状態の媒体Sを印字部内に搬送する場合、印字終了後の媒体Sを返却する場合においても同様に、印字ヘッド9を退避位置に移動させることで各ガイド片によって媒体Sの両端辺を押さえ、円滑な搬送を行うことが可能となる。このように、印字部下部に複雑な機構を設けること無く媒体Sを印字部の開口部を円滑に通過させることができる。
【0029】
更に、印字ヘッド9に連動するガイド片を複数設けることで、上記の効果に加えて同一搬送路において多様なサイズの媒体搬送にも対応できるようになり、媒体Sの仕様に対する装置の汎用性が向上し、顧客の要求に対し柔軟性の高い装置を提供できる。また、この装置は、印字部の開口部における複雑な媒体ガイド機構を不要とするため、部品の種類、点数を大幅に削減でき、コストダウン、ダウンサイジング化が期待できる。
【0030】
また、印字ヘッド9と搬送ガイド(内側ガイド25、外側ガイド33)を互いに独立動作可能に一体化し、これを印字部上部に設けたので、従来のように装置本体から開放した印字部上部を閉じる際に印字ヘッド9の位置により搬送ガイドとの干渉が生じるのを回避でき、またこれを回避する機構も不要となり、機構の簡素化によるコスト低減、ダウンサイジング、信頼性の向上に寄与することができる。
【0031】
実施の形態2.
図5は本発明の実施の形態2に係る媒体処理装置の要部平面図、図6は図5の一部断面で示した概略正面図、図7は実施の形態2の動作説明図(その1)、図8は実施の形態2の動作説明図(その2)である。なお、図1と同一部分には同一符号を付し、説明を省略する。
本実施の形態2は、図5に示すように図1に示した実施の形態1のキャリッジ11と内側ガイド25間、内側ガイド25と外側ガイド33間、外側ガイド33とキャリッジ11間にそれぞれ摩擦部材49を設けたものである。なお、各摩擦部材49はそれぞれキャリッジ11側に固着されている。
【0032】
このように摩擦部材49を設けることにより、以下の2つの効果を得るものである。1つは、印字動作時に印字ヘッド9が媒体S上へと移動する際に、具体的には例えば図5において印字ヘッド9が矢印A方向に移動する際に、キャリッジ11の移動方向と反対側の媒体Sの端辺(ここでは端辺Sb)上をキャリッジ11、内側ガイド25のガイド片25b及び外側ガイド33片のガイド片33bが通過する際に、それらが互いに近接又は当接した状態で媒体Sの端辺Sb上を通過するようにし、媒体Sの端辺Sbがキャリッジ11と内側ガイド25間、内側ガイド25と外側ガイド33間に挟まる等して傷つくのを防止することである。もう1つは、多種の媒体Sの幅に柔軟に対応できる装置を得ることである。
【0033】
以下、まず前者の場合の動作説明を図7を参照しながら行う。
▲1▼まず、印字ヘッド9と内側ガイド25のガイド片25bが近接し、内側ガイド25のガイド片25bと外側ガイド33のガイド片33bが当接してフレーム13の端面23b側に接触して停止した状態から始まり、▲2▼そして、モータ駆動により印字ヘッド9が矢印A方向に移動すると、摩擦部材49により内側ガイド25及び外側ガイド33が印字ヘッド9の動きに連動して互いの位置関係を保ちながら矢印A方向に移動する。そして、印字ヘッド9が媒体Sの端辺Sb上を通過したところで印字動作が開始され、▲3▼印字動作中もこの位置関係を維持したまま印字部内の媒体Sの端辺Sb上を通過する。これにより、印字ヘッド9、内側ガイド25のガイド片25b及び外側ガイド33のガイド片33bのそれぞれの間に媒体Sの端辺Sbが入り込む等して傷つくのを防止することができる。
【0034】
そしてさらに矢印A方向に移動すると、フレーム13の端面23aに外側ガイド33のガイド片33aが突き当たり、外側ガイド33はその位置で停止し、ここでキャリッジ11と外側ガイド33との追従関係が解かれる。▲4▼これにより、印字ヘッド9は内側ガイド25のみと一体となって移動し、▲5▼媒体Sの端辺Sa上を通過したところで印字を完了し、その後、▲6▼更に移動すると内側ガイド25のガイド片25aは既に停止している外側ガイド33のガイド片33aに接触したところで停止し、印字ヘッド9は、内側ガイド25のガイド辺25aから一定の距離をとった位置で停止する。なお、以上には印字ヘッド9が矢印A方向に移動する場合を説明したが、矢印D方向に移動する場合においてもほぼ同様な動作を行うため説明は省略する。
【0035】
このように、実施の形態1のキャリッジ11と内側ガイド25間、内側ガイド25と外側ガイド33間にそれぞれ摩擦部材49を設けたことによって、印字動作において、キャリッジ11と、内側ガイド25のガイド片25aと、外側ガイド33のガイド片33bとのそれぞれの間、又はキャリッジ11と、内側ガイド25のガイド片25aと、外側ガイド33のガイド片11bとのそれぞれの間に、媒体Sの端辺Sa又は端辺Sbが入り込み、傷つくのを防ぐことができる。これにより、印字動作の安定化と装置の品質向上が期待できる。
【0036】
次に、後者の場合の動作説明を図8を参照しながら行う。
▲1▼この場合においては、印字ヘッド9がフレーム13の端面13b側の退避位置にあるとき、内側ガイド25のガイド片25aと外側ガイド33のガイド片33aとが離間する又は当接(図8には離間した場合を図示)しており、この状態から矢印A方向に印字ヘッド9が移動開始する。なお、この▲1▼の状態においては、印字ヘッド9と内側ガイド25との左右方向(図示上下方向)の間隔が距離a、距離bとなっており、また、内側ガイド25と外側ガイド33との左右方向(図示上下方向)の間隔は、W1、W2となっている。なお、前記距離a、距離bは、内側ガイド25のガイド片25aと外側ガイド33のガイド片33aが当接した後の、印字ヘッド9の移動距離により変更可能である。
【0037】
▲2▼,▲3▼この位置関係を維持したままキャリッジ11、内側ガイド25及び外側ガイド33は移動し、▲4▼外側ガイド33は、そのガイド片33aがフレーム13の端面13aに当接したところで停止し、ここでキャリッジ11と外側ガイド33との追従関係が解かれる。▲5▼これにより印字ヘッド9は内側ガイド25のみと一体となって移動して、内側ガイド25のガイド片25aと外側ガイド33のガイド片33aとの間隔がW1からW1’へ、ガイド片25bとガイド片33bとの間隔がW2からW2’へと変化し、▲6▼更に移動して退避位置にて停止する。この退避位置は、ここでは内側ガイド25のガイド片25aが外側ガイド33のガイド片33aから距離W1”に位置する地点の場合を例示しているが、この退避位置は、図示しない制御手段により任意に変更可能であり、この退避位置を変えて距離W1”を可変とすることにより、媒体S上に位置する内側ガイド25のガイド片25bと外側ガイド33のガイド片33bとの間隔W2”を変更することができ、これにより、多種の媒体幅に対応可能とすることができる。なお、以上には印字ヘッド9が矢印A方向に移動する場合を説明したが、矢印D方向に移動する場合においてもほぼ同様な動作を行うため説明は省略する。
【0038】
このように、実施の形態1のキャリッジ11と内側ガイド25間、内側ガイド25と外側ガイド33間にそれぞれ摩擦部材49を設けると共に、図示しない制御手段により印字ヘッド9の退避位置を可変とし、搬送ガイド(内側ガイド25、外側ガイド33)の停止位置を任意に変更可能としたことにより、搬送ガイド(内側ガイド25、外側ガイド33)を増やすことなく最低限の数(即ち2つ)で多種媒体Sに対応することが可能となる。
【0039】
また、摩擦部材49を設けたことによって内側ガイド25及び外側ガイド33のそれぞれの位置を安定した状態で維持することができる。これにより、例えば媒体Sを印字部に挿入する前に媒体Sを左右方向に移動させる動作を行う装置、具体的には例えば一般的に通帳などを取り扱う装置等があるが、このような動作を行う装置に非常に効果的である。
【0040】
また、図7及び図8の▲1▼及び▲6▼に示す退避位置においては、上述の実施の形態1と同様に媒体Sの両端部にガイド片が位置する状態となっており、実施の形態1とほぼ同じ作用および効果が得られている。
【0041】
また、本実施の形態2と同様な効果が得られる方法として、以下のように構成しても良い。
図9はその一例を示す図で、特に媒体搬送時の媒体のガイド状態が示されている。図1と同一部分には同一符号を付し、説明を省略する。
図において51a、51b、51c、51dは下面が媒体走行面となるガイド片で、支持シャフト15及び補助シャフト17に媒体Sの左右方向に摺動可能に支持されている。フレーム13の端面13aとガイド片51a間、ガイド片51aと51b間、51cと51d間、51dとフレーム13の端面13b間には、それぞれ補助シャフト17に外挿された圧縮スプリング53a、53b、53c、53dが設けられている。これら圧縮スプリング53a、53b、53c、53dは、その自然長においてガイド片51a、51bの組み合わせ、又はガイド片51c、51dの組み合わせで、媒体Sの端辺Sa、Sbを押さえることが可能なものが使用される。
【0042】
図9は、媒体搬送時に印字ヘッド9が矢印D方向に退避した場合を示したものであり、キャリッジ11が圧縮スプリング53a、53bの付勢力に抗してガイド片51a、51bをフレーム13の端面13a側に押しつけた状態から始まり、印字ヘッド9が矢印D方向へと移動すると、圧縮スプリング53a、53bの付勢力によりキャリッジ11とガイド片51bが当接し、ガイド片51bとガイド片51aが近接した状態で媒体Sの端辺Sa上を通過する。これにより、媒体Sの端辺Saの傷つきを防ぐことができる。
【0043】
その後、圧縮スプリング53aが自然長になったところでガイド片51aが停止する。このときのガイド片51aは、図9に示すように媒体Sの端辺Saを押さえる位置にある。その後、更に印字ヘッド9が矢印D方向へと移動すると、今度はガイド片51bが圧縮スプリング53bが自然長になることにより停止する。このときのガイド片51bは、媒体Sの端辺Sbを押さえる位置にある。このように、媒体搬送時に印字ヘッド9が退避位置に移動することでガイド片51a、51bが媒体Sの両端部に位置し、良好な搬送を得ることができる。なお、印字ヘッド9が矢印A方向に移動する場合においてもほぼ同様な動作を行うため説明は省略する。
【0044】
実施の形態3.
図10は本発明の実施の形態3に係る媒体処理装置を示す概略図である。なお、図において図1と同一部分には同一符号を付し説明を省略する。
本実施の形態3は、図1に示した印字部内の印字部上部を構成する各構成部が配置される上側筐体55を、印字部下部を内装する装置本体に相当する下側筐体56に設けた媒体搬送方向と直交する軸57により回動可能に軸支するようにして、上側筐体55を軸57を支点に回動させて上方に開くように構成したものである。また、図10において59は複数の板状ガイドで、図1の内側ガイド25の垂直部27b及び外側ガイド33の垂直部35bの高さを低くしてそれぞれ補助シャフト17にのみ軸支するようにし、軸方向に摺動可能且つ上下方向に回動可能に構成したものである。
【0045】
本実施の形態3においては、印字部内の搬送路内に残留した媒体Sを除去する場合、軸57を中心に上側筐体55を矢印E方向に回転させることにより印字部上部を開放する。これにより、媒体Sの上面を覆う複数の板状ガイド59、及びアッパガイドF39、アッパガイドR40等(図1参照)が媒体S上から取り去られ、容易に媒体Sを取り除くことができる。また、媒体除去後は、軸57を支点に上側筐体55を矢印G方向に回転させて印字部上部を閉じることで再び複数の板状ガイド59とアッパガイドF39、アッパガイドR40(図1参照)により媒体搬送ガイドを形成できる。また、インクリボンカセット10の交換の際には、印字部上部を解放後、板状ガイド59を矢印F方向に回転させることによりインクリボンカセット10に対する規制がなくなりオペレータが交換可能な状態となる。ここで、インクリボンカセット10を矢印H方向に引き出すことにより簡単に取り外すことが可能となる。
【0046】
以上のように、印字部上部を構成する各構成部を、上下方向に回動可能な筐体57内に設けるようにしたので、上側筐体55を上方に回転させるだけで、媒体S上面を覆う部材を媒体S上面から取り除くことができる。これにより媒体除去のために例えば手動による媒体搬送用ノブを回す等の操作を行うことなく、単に上側筐体55を上方に回転させて開いた状態で上方から手を差し入れて媒体Sを引っ張ることで簡単に搬送路内の媒体除去が容易で、扱い易い装置を安価に提供することができる。
【0047】
また、図1に示した実施の形態1の構造に加えて、印字部上部全体を上方に開放可能とし、印字部下部に媒体Sの上面を押さえる搬送ガイド(内側ガイド25及び外側ガイド33)を残さないようにしたので、従来のように印字部上部を閉じる際に媒体Sの上面を押さえる搬送ガイド(内側ガイド25及び外側ガイド33)と印字ヘッド9とが干渉するのを回避するための機構を印字部下部に設ける必要が無くなり、装置のコストダウン、ダウンサイジング化が期待できる。
【0048】
更に、板状ガイド59を補助シャフト17に対して回動可能に装着したので、インクリボンカセット10の着脱が容易に行え、安価な方法で操作性の向上に寄与することができる。
【0049】
本実施の形態3においては、板状ガイド59を印字部に設けていたが、インクリボンカセット10自身に設けてもよい。図11はその一例を示した図で、インクリボンカセット10において媒体Sの左右方向に軸61a、61bを設け、その軸61a、61bによって板状ガイド59を軸支するようにしている。この場合においても、印字部上部を開放可能とすることにより、上記と同様の効果を得ることができる。
【0050】
また、上記実施の形態1〜実施の形態3においては、媒体処理装置における印字装置の適用例を説明したが、媒体Sの幅方向に往復動作し、媒体Sに所定の処理を行う装置全般に適用可能である。例えば、印字ヘッド9をCCD等の光学装置に置き換えれば光学読み取り装置にも適用でき、他にも磁気装置、契印装置(例えば公的機関で発行される証明書のような書類の不正利用防止のために利用される装置であって、媒体Sに「印」をスタンプしたり、パンチなどにより穴を空けたりする装置)、印刷装置等にも適用できる。
【0051】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明によれば、媒体の上面を案内するための搬送ガイドを処理手段の移動による力を受けて移動するようにし、媒体搬送時に処理手段が退避位置に移動して停止した位置においてガイド片を媒体上に位置させて媒体の上面を案内するようにしたので、簡単な構成で媒体の良好な搬送を得ることができる。また、搬送ガイドを複数設けたので、多様な媒体幅に柔軟に対応することが可能となる。
【0052】
また、複数の搬送ガイド及び処理手段を内装する上側筐体を、搬送手段を内装する下側筐体に対し上下方向に回動自在に連結し、上側筐体を上方に回動することにより、下部筐体において搬送手段によって搬送される媒体の上面を開放可能としたので、媒体の上面を覆う部材をまとめて媒体上面から取り除くことができるので、媒体の除去作業が簡単となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係る媒体処理装置の要部概略斜視図である。
【図2】媒体搬送時における媒体のガイド状態を示す図(その1)である。
【図3】媒体搬送時における媒体のガイド状態を示す図(その2)である。
【図4】本発明の実施の形態1の動作説明図である。
【図5】本発明の実施の形態2に係る媒体処理装置の要部平面図である。
【図6】図5の一部断面で示した概略正面図である。
【図7】本発明の実施の形態2の動作説明図(その1)である。
【図8】本発明の実施の形態2の動作説明図(その2)である。
【図9】実施の形態2の変形例を示す図である。
【図10】本発明の実施の形態3に係る媒体処理装置を示す概略図である。
【図11】インクリボンカセットに板状ガイドを設けた場合の一例を示す図である。
【図12】従来の媒体処理装置の一例を示す図である。
【図13】図12の媒体搬送装置における開口用搬送ガイドの説明図である。
【符号の説明】
1 モータ(駆動手段)
9 印字ヘッド(処理手段)
25 内側ガイド(搬送ガイド)
25a、25b ガイド片
33 外側ガイド(搬送ガイド)
33a、33b ガイド片
41a 上側ローラ(搬送手段)
45a 下側ローラ(搬送手段)
49 摩擦部材
Claims (10)
- 媒体を搬送する搬送手段と、該搬送手段による搬送方向に向かって左右方向に移動して媒体に所定の処理を施し、媒体搬送時には退避位置へと移動して停止する処理手段と、該処理手段を移動させる駆動手段とを備えた媒体処理装置において、
前記媒体の上面を案内するための前記左右方向に一対のガイド片が前記処理装置を挟んで対向配置されて構成された搬送ガイドを有し、該搬送ガイドを構成するガイド片は、前記処理手段の移動による力を受けて該処理手段と同一方向に移動するように構成され、前記ガイド片は、媒体搬送時に前記処理手段が退避位置に移動して停止した際に、前記処理手段と共に移動して停止し、その停止位置において前記一対のガイド片のうち、前記処理手段の移動方向とは反対側のガイド片が媒体上に位置するように構成されていることを特徴とする媒体処理装置。 - 媒体を搬送する搬送手段と、該搬送手段による搬送方向に向かって左右方向に移動して媒体に所定の処理を施し、媒体搬送時には退避位置へと移動して停止する処理手段と、該処理手段を移動させる駆動手段とを備えた媒体処理装置において、
前記媒体の上面を案内するための前記左右方向に一対のガイド片が前記処理装置を挟んで対向配置されて構成された搬送ガイドを複数有し、該搬送ガイドを構成するガイド片は、前記処理手段の移動による力を受けて該処理手段と同一方向に移動するように構成され、前記ガイド片は、媒体搬送時に前記処理手段が退避位置に移動して停止した際に、前記処理手段と共に移動して停止し、その停止位置において前記複数のガイド片のうち、前記処理手段の移動方向とは反対側のガイド片の少なくとも2つが媒体上に位置するように構成されていることを特徴とする媒体処理装置。 - 媒体を搬送する搬送手段と、該搬送手段による搬送方向に向かって左右方向に移動して媒体に所定の処理を施し、媒体搬送時には退避位置へと移動して停止する処理手段と、該処理手段を移動させる駆動手段とを備えた媒体処理装置において、
前記媒体上面を案内するための前記左右方向に一対の前記搬送方向に延びるガイド片が互いの位置関係を保つように連結して構成された搬送ガイドを複数有し、前記複数の搬送ガイドは、前記一対のガイド片によって前記処理装置を挟むように順次外側に配置され、前記処理手段の移動による力を受けて該処理手段と同一方向に移動するように構成され、媒体搬送時に前記処理手段が退避位置に移動して停止した際に、前記処理手段と共に移動して停止し、その停止位置において前記複数の搬送ガイドの前記処理手段の移動方向とは反対側のガイド片のうち、少なくとも2つが媒体上に位置するように構成したことを特徴とする媒体処理装置。 - 媒体搬送時に前記処理手段が退避位置に移動して停止した際に、前記複数の搬送ガイドの前記処理手段の移動方向とは反対側のガイド片のうち、少なくとも2つが媒体の左右端部上に位置するように構成したことを特徴とする請求項2又は請求項3記載の媒体処理装置。
- 前記処理手段の移動時に、該処理手段及び前記複数の搬送ガイドのそれぞれの位置関係を維持したまま前記複数の搬送ガイドを連動させる維持手段を設けたことを特徴とする請求項2乃至請求項4の何れかに記載の媒体処理装置。
- 前記処理手段が媒体上へ移動する際に、該処理手段と、前記複数の搬送ガイドの前記処理手段の移動方向と反対側のガイド片とを前記維持手段によって互いに近接又は当接した状態に維持したまま、前記媒体の端辺上を通過するようにしたことを特徴とする請求項5記載の媒体処理装置。
- 前記処理手段が退避位置へ移動して停止するまでの間に、前記複数の搬送ガイドが移動の規制を受けて停止するようにし、前記維持手段は、その移動の規制を受けた搬送ガイドとの位置関係の維持は解除するよう構成され、前記制御手段によって前記処理手段の退避位置を変更することで移動の規制により停止した搬送ガイドのガイド片と、移動の規制を受けずに前記処理手段との連動を続けた搬送ガイドのガイド片との間隔を可変とし、媒体搬送時に媒体上に位置するガイド片の間隔を任意に変更可能としたとしたことを特徴とする請求項5又は請求項6記載の媒体処理装置。
- 前記複数の搬送ガイド及び前記処理手段を内装する上側筐体を、前記搬送手段を内装する下側筐体に対し上下方向に回動自在に連結し、前記上側筐体を上方に回動することにより、前記下部筐体において前記搬送手段によって搬送される媒体の上面を開放可能としたことを特徴とする請求項2乃至請求項7の何れかに記載の媒体処理装置。
- 前記維持手段は、前記処理手段が取り付けられ、前記駆動手段により前記左右方向に移動して前記処理手段を移動させるキャリッジと前記複数の搬送ガイドのうち前記処理手段に最も近い搬送ガイドとの間、また、互いに隣接する搬送ガイド同士の間の前記搬送方向の相対移動を制限するように配置された摩擦部材であることを特徴とする請求項5乃至請求項8の何れかに記載の媒体処理装置。
- 前記請求項1乃至請求項9の何れかに記載の媒体処理装置の処理手段を、前記媒体に印字処理を施す印字手段としたことを特徴とする印字装置。
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