JP4886618B2 - 印字装置 - Google Patents

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Description

本発明は、小切手等の裏書き用の印字装置に関する。
小切手リーダは、小切手に記載又は印字された文字情報や画像情報(以下、文字情報等という。)を読み取る装置である。こうした小切手リーダに裏書き用のプリンタを加えた例はあまり知られていないが、例えばオプション扱いのプリンタを小切手リーダに付加する場合には、プリンタに対し、小切手リーダの本体部とは別個に媒体搬送用の駆動源を持たせる必要があり、コストアップの要因となるとともに、装置全体の小型化を妨げる要因となる。
また、小切手は異なる幅のものが多いことから、小切手リーダには幅寄せ機構が組み込まれており、装置自体が大きい傾向にある。そのため、こうした小切手リーダにプリンタをさらに付加する場合には、装置がさらに大型化しないような工夫が要求される。
なお、下記特許文献1に記載のプリンタは、本願発明のような発行後の小切手の文字情報等を読み取る装置ではなく、小切手を発行する際の印字プリンタに関するものである。
特開2003−266822号公報
本発明は、上記課題を解決したものであって、その目的は、小切手等の裏書き用に用いるコンパクトな印字装置を提供することにある。
上記の課題を解決するための本発明の印字装置は、被印字媒体の読み取り装置に取り付けられる印字装置であって、前記被印字媒体が搬送される搬送路と、前記被印字媒体を搬送する搬送ローラを有し、前記搬送路の上側に開閉可能に設けられた上搬送ブロックと、前記搬送路の下側に設けられた下搬送ステージと、前記搬送路の媒体搬送方向の手前側に設けられ、前記上搬送ブロックを開閉可能に支持する支持軸と、前記支持軸に連結して設けられ、前記読み取り装置が備える駆動源からの駆動力を前記搬送ローラの搬送駆動力として伝達する伝達手段と、前記媒体搬送方向の奥側に前記搬送路に臨んで設けられ、前記被印字媒体に対して所定の印字を行う印字手段と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、支持軸に連結して設けられた伝達手段を、読み取り装置が備える駆動源からの駆動力を搬送ローラの搬送駆動力として伝達するように構成したので、読み取り装置とは別個に媒体搬送用の駆動源を持たせる必要がなく、コストアップと装置全体の大型化を防ぐことができる。また、支持軸によって搬送ブロックが開閉可能であり、搬送路と印字手段を露出可能とするので、それらの保守作業を容易に行うことができる。
本発明の印字装置の好ましい態様として、前記印字手段は、前記下搬送ステージに設けられたインパクトドット方式の印字ヘッドと、前記上搬送ブロックに設けられて前記搬送路に臨む印字プラテンと、前記上搬送ブロックに設けられ、前記印字ヘッドを押圧する押圧位置と前記印字ヘッドへの押圧を解除する解除位置との間で前記印字プラテンを揺動支持するプラテンレバーとを備え、さらに、前記下搬送ステージに設けられて前記印字プラテンを揺動駆動させるプラテン駆動源と、前記プラテン駆動源の駆動力を前記プラテンレバーに伝達するリンク機構と、を備える。
この発明によれば、インパクトドット方式の印字ヘッドを備えるので、印字装置の休止期間が長くなっても、インクジェット方式のプリンタのようなインク乾きの問題が生じにくく、文字欠けや文字かすれ等がない良好な印字品質を保つことができる。また、リンク機構によるコンパクトな構成で、下搬送ステージに設けたプラテン駆動源の駆動力を良好に上搬送ブロックの印字プラテンへ伝達することができ、ひいては良好な印字品質を保つことができる。
本発明の印字装置の好ましい態様として、前記リンク機構は、前記支持軸を支点として回動可能に設けられた伝達レバーを含む。この構成によれば、リンク機構の上搬送ブロック側と下搬送ステージ側とが支点軸を中心に分割されるので、リンク機構が上搬送ブロックの開閉の障害となることがない。
また、本発明の印字装置の好ましい態様として、前記印字プラテンはジンバル構造を有する。
また、本発明の印字装置の好ましい態様として、前記伝達レバーは、前記プラテン駆動源の動作によって回動するピンレバーに押されて回動し、当該ピンレバーは前記印字プラテンが前記押圧位置にあるか前記解除位置にあるかを検知するセンサ機構を備える。

また、本発明の印字装置の好ましい態様として、前記搬送ローラは、前記搬送路の手前側に設けられた第1搬送ローラと、前記搬送路の奥側に設けられて前記第1搬送ローラと連動する第2搬送ローラとからなり、前記伝達手段は、ベルト、プーリ及び/又はギアを用いた伝達部材が連結して設けられ、当該伝達部材により前記搬送駆動力を伝達する第1回転軸及び第2回転軸を備え、当該第1回転軸は前記第1搬送ローラを有し、前記第2回転軸は前記第2搬送ローラを有する。
また、本発明の印字装置の好ましい態様として、前記伝達手段は、前記支持軸に設けられた伝達ギアと、前記伝達ギアと同軸に設けられた第1プーリと、前記第1搬送ローラを同軸上に有する第2プーリと、前記第1プーリと前記2プーリと間に掛け渡された第1ベルトと、前記第2プーリと同軸に設けられた第3プーリと、前記第2搬送ローラを同軸上に有する第4プーリと、前記第3プーリと前記第プーリとの間に掛け渡された第2ベルトと、を備える。

また、本発明の印字装置の好ましい態様として、前記上搬送ブロックを前記開位置に保持する保持手段をさらに備える。この保持手段としては、2つの長穴が長手方向に形成された開位置保持レバーと、それぞれの長穴に係合するとともに、一方が前記支持軸に設けられ、他方が上搬送ブロックに設けられたピンと、前記上搬送ブロックが開位置に至ったとき前記開位置保持レバーの前記フレーム側の端部を係止して当該上搬送ブロックを開位置に保持する係止部材とを備えるように構成できる。
本発明の印字装置によれば、読み取り装置とは別個に媒体搬送用の駆動源を持たせる必要がなく、コストアップと装置全体の大型化を防ぐことができる。また、搬送ブロックが開閉可能であり、搬送路と印字手段を露出可能とするので、それらの保守作業を容易に行うことができる。さらに、本発明の印字装置によれば、インパクトドット方式の印字ヘッドを備えるので、印字装置の休止期間が長くなっても、インクジェット方式のプリンタのようなインク乾きの問題が生じにくく、文字欠けや文字かすれ等がない良好な印字品質を保つことができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づき説明する。本発明の印字装置はその技術的特徴を有する範囲において、以下の説明及び図面に限定されない。なお、本発明の印字装置の印字対象となる被印字媒体は、小切手、手形等、特に限定されないが、以下においては、被印字媒体として「小切手」を例とし、印字装置を備える小切手読み取り装置を「小切手リーダ」と呼んで説明する。
(小切手リーダ)
図1は、本発明の印字装置を備える小切手リーダの一例を示す斜視図である。図2は、図1の小切手リーダに取り付けられた印字装置の一例を示す斜視図であり、図3は、その印字装置を他の角度から見たときの斜視図であり、図4は、その印字装置をさらに他の角度から見たときの斜視図である。また、図5は、印字装置を構成する上搬送ブロックを開けたときの状態図であり、図6〜図12は、本発明に係る印字装置の各構成の説明図である。
図1に示す小切手リーダ1は、発行済みの小切手の文字情報等を読み取る本体リーダ2と、その小切手に裏書き印字を行うことができる印字装置10とを備えた装置である。印字装置10は、本体リーダ2に着脱可能に取り付けられ、その取り付けは、本体リーダ2と印字装置10とがそれぞれ備える接続フランジ9A,9B,9C,9D等をボルト・ナット等の締結部材で接続して行うことができる。
本体リーダ2は、媒体搬入口3から投入された小切手を本体リーダ2内の搬送路(図示しない)に導き、その搬送路内に設けられた読み取り用スキャナ(図示しない)によって小切手に記載又は印字された文字情報等を読み取った後、搬送路内の搬送ローラ(図示しない)によって印字装置10方向に向かって搬送する装置である。本体リーダ2内の搬送ローラは、本体リーダ2内に設けられた駆動モータ(図示しない)を駆動源として回転して小切手を搬送するが、その駆動モータの駆動力は、駆動モータからベルトを介してプーリ5Cに伝達され、さらにそのプーリ5Cと同軸に設けられたプーリ5Aからベルト6を介してプーリ4に伝達され、さらにそのプーリ4と同軸に設けられた搬送ローラに伝達される。一方、本体リーダ2は、プーリ5Cと同軸に設けられた伝達ギア5Bを備えており、その伝達ギア5Bには、印字装置10の伝達ギア7が係合している。こうした構成により、本体リーダ2が有する搬送ローラ駆動用の駆動力は、印字装置10の伝達ギア7に伝達する。この伝達ギア7には、図3等に示すように、プーリ等の伝達手段11〜16が連設され、本体リーダ2内の駆動モータの駆動力を印字装置10の搬送ローラ18,20,21の駆動力とすることができる。
(印字装置)
印字装置10は、図2〜図5に示すように、小切手が搬送される搬送路30と、搬送路30の上側に開閉可能に設けられた上搬送ブロック31と、搬送路3の下側に設けられた下搬送ステージ32と、搬送路3の媒体搬送方向の手前側に設けられて上搬送ブロック31を開閉可能に支持する支持軸8と、その支持軸8に連結して設けられて、本体リーダ2が備える駆動源(図示しない)からの駆動力を伝達して搬送ローラ18,20,21を駆動する伝達手段11〜16と、媒体搬送方向の奥側に設けられて小切手に所定の印字を行う印字手段とを備えている。なお、本願でいう「手前側」とは印字装置10の本体リーダ2側のことをいい、「奥側」とはその反対側である最後方のことをいう。
搬送路30は、小切手の走路であり、上下に対向して設けられた上搬送ブロック31と下搬送ステージ32とで構成されている。搬送路30の幅は、幅の異なる各種の小切手に対応可能なように、流通している小切手の幅を考慮して設定され、例えば65mm〜110mmの範囲で構成されている。また、小切手は搬送ローラ18,20,21によって媒体搬送方向に搬送されるので、搬送路30の高さ(隙間)は特に限定されないが、使用によってシワ(皺)が生じたもの等も容易に搬送可能な隙間であることが好ましく、通常、1mm〜3mm程度である。なお、図5に示すように、上搬送ブロック31と下搬送ステージ32の搬送路30側の面には、媒体搬送方向に沿って設けられたスリットガイド33,34が複数設けられている。このスリットガイド33,34は、小切手が媒体搬送方向に沿って搬送するのを助けるように作用し、平坦面上に任意の間隔で突出する所定高さの台形突起で構成され、その台形突起が搬送方向に延びる態様となるように、通常、樹脂成形によって形成される。
上搬送ブロック31の第1搬送ローラ18の近くには、小切手の搬送位置を検出する第1センサ18Aが設けられている。この第1センサ18Aは、例えばカードリーダ等に一般的に設けられるものを同様に適用でき、発光素子と受光素子が搬送路30を挟んで対向配置され、小切手が通過する際の遮光を受光素子が検出することによって小切手の有無や位置を判定するもので、フォトインタラプタを好ましく挙げることができる。本実施例では、第1搬送ローラ18を回転する第1回転軸17の位置に設けられている。なお、第2搬送ローラ20,21の近く(第2回転軸19の位置)にも同様の第2センサ(図示しない)が設けられている。
なお、本体リーダ2と印字装置10との接続は、このスリットガイドを利用して行うことができる。例えば図3に示すように、印字装置10の手前側(すなわち本体リーダ2側)には、長めに延びた上スリットガイド27Aと下スリットガイド27Bとがあるが、そのスリットガイド27A,27Bとを、本体リーダ2に設けられたスリットガイド受け(図示しない)にはめ込むことにより、印字装置10を本体リーダ2に精度よくはめ込むことができる。
上搬送ブロック31は、搬送路30の上側に開閉可能に設けられ、その上搬送ブロック31の開閉は、本体リーダ2側(すなわち印字装置10の手前側)に設けられた支持軸8を支点とし、図示の例では手動で行われる。上搬送ブロック31を開いたときの位置を開位置(図5参照)といい、閉じたときの位置を閉位置(図2及び図3参照)というが、この印字装置10には、上搬送ブロック31を開位置に保持する保持手段が設けられ、上搬送ブロック31を閉位置に保持するロック手段が設けられている。
保持手段は特に限定されないが、図2及び図5に示す例では、長穴36A,36Bが長手方向に形成された長細い板部材からなる開位置保持レバー35と、それぞれの長穴36A,36Bに係合するとともに、一方が前記支持軸8に設けられ、他方が上搬送ブロック31に設けられたピン37A,37Bと、上搬送ブロック31が開位置に至ったとき開位置保持レバー35のフレーム50A側の端部を係止して上搬送ブロック31を開位置に保持する係止部材とで構成される。この係止部材は、図5に示す例では、印字装置10に固定された接続フランジ9Bである。
図2に示すように上搬送ブロック31が閉位置にあるときは、開位置保持レバー35は上搬送ブロック31に沿って横方向に倒れた態様を示しており、開位置保持レバー35に設けられた長穴36A,36Bの手前側にピン37A,37Bが当接するように係合している。このとき、開位置保持レバー35の手前側の端部は、半円形状になっており、接続フランジ9Bに接触又は近接するように配置されている。一方、図5に示すように上搬送ブロック31が開位置にあるときは、開位置保持レバー35は上搬送ブロック31に沿って縦方向に起き上がった態様を示しており、開位置保持レバー35に設けられた長穴36A,36Bの奥側にピン37A,37Bが当接するように係合している。このとき、開位置保持レバー35の手前側の端部の側面は、接続フランジ9Bに接触するように配置されている。
上搬送ブロック31を閉位置から開位置にするには、上搬送ブロック31の奥側を持って起こす。このとき、上搬送ブロック31が開位置に起き上がるまでの間、開位置保持レバー35は支持軸8を回動中心として起き上がり、開位置保持レバー35の手前側の半円形状の端部は接続フランジ9Bに接触し、長穴36A,36Bに係合するピン37A,37Bは長穴36A,36Bの手前側に当接した状態が維持される。次に、上搬送ブロック31が開位置に起き上がると、開位置保持レバー35の手前側の半円形状の端部は接続フランジ9Bから離れ、開位置保持レバー35はその端部の側面が接続フランジ9Bに接触又は近接しながら自重によって下方に降下する。このとき、長穴36A,36Bに係合するピン37A,37Bは長穴36A,36Bの奥側に当接した状態となる。開位置保持レバー35は長穴36Aの奥側に当接したピン37A(支持軸8)を回転中心としているが、この状態では、開位置保持レバー35の手前側の端部の側面が接続フランジ9Bに接触しているので開位置保持レバー35は回転できない。これにより、上搬送ブロック31を開位置に保持することができる。
一方、上搬送ブロック31を開位置から閉位置にするには、開位置保持レバー35の手前側の端部を上方に手動により押し上げてピン37Aを長穴36Aの手前側に当接させた状態を維持したまま、上搬送ブロック31を倒す。開位置保持レバー35は、長穴36Aの手前側に当接したピン37A(支持軸8)を回転中心とするが、この状態では、開位置保持レバー35の手前側の端部の側面は接続フランジ9Bに接触せず、半円形状の端部が接続フランジ9Bに接触又は近接した状態となるので、開位置保持レバー35はピン37A(支持軸8)を回転中心として回転できる。これにより、上搬送ブロック31を閉位置に戻すことができる。なお、ここで説明した保持手段は一例であって、上搬送ブロック31を開位置に保持することができる構成であれば、他の手段、例えばカムとレバーないしはピン等を用いて行っても構わない。
ロック手段も特に限定されないが、図3〜図5の例では、上搬送ブロック31を閉位置に保持するロック手段が設けられている。ロック手段としては、図3〜図5及び図10に示すように、上搬送ブロック31に固定されたロックレバー104と、そのロックレバー104が係合するロックピン101とで構成することができる。詳しくは、ロックレバー104の一端は、上搬送ブロック31が備えるプラテンレバー41の軸92Aにバネ機構(図示しない)を有して取り付けられており、一方、ロックレバー104の他端は、ロックピン101に係合する切り込み(図5参照)を有する形状で構成されている。上搬送ブロック31が閉位置にある場合は、ロックレバー104はロックピン101に係合してロックしている。閉位置から開位置に上搬送ブロック31を開く際には、ロックレバー104が備えるバネ機構に抗した力を手動により与え、ロックピン101に係合しているロックレバー104をロックピン101から外す。こうして、上搬送ブロック31のロックを解除して開位置に移動させることができる。なお、こうしたロック手段は一方のフレーム50Aに設けられていればよく、図4に示すように、他方のフレーム50Bではロックピン101の位置にセンサ102を設けることができる。
保守レバー92は、保守時に操作者が手動で上搬送ブロック31を開閉する際のツマミとなる板状のレバー部材であって、上搬送ブロック31が閉位置にあるときに、操作者が保守レバー92の一方側をつまんで開位置方向へ向けて引き上げると、軸92Aを回転中心として保守レバー92の他方側が閉位置方向へ回動して移動するとともに、軸92Aに固定されたプラテンレバー41が回動する。そうして、ロック手段によるロックが解除されて、上搬送ブロック31を開位置に移動させることができる。このように、保守レバー92は、ロック手段のロック解除及び、上搬送ブロック31の開閉を容易にすることができ、ひいては印字装置10のメンテナンス性を向上させることができる。
上搬送ブロック31は、さらに、搬送ローラ18,20,21と、その搬送ローラに駆動力を伝達する伝達手段11〜16と、下搬送ステージ32に設けられた印字ヘッド51に対向する印字プラテン40と、その印字プラテン40を支持するプラテンレバー41とを備えている。
搬送ローラ18,20,21は、図5に示すように、それぞれの搬送ローラに対向するパッドローラ28,22,23と協働して小切手を搬送するように作用する。パッドローラ28,22,23はそれ自身の駆動力を有さず、搬送ローラ18,20,21に小切手を介して接触し、搬送ローラ18,20,21の駆動力に追従して回転する。搬送ローラのうち、搬送路30の手前側に設けられた搬送ローラ18(第1搬送ローラともいう)は、下搬送ステージ32が備えるパッドローラ28に対向する位置に設けられているが、他の二つの搬送ローラ20,21(第2搬送ローラともいう)は、媒体搬送方向の奥側に並んで設けられている。この搬送ローラ20,21に対向するパッドローラ22,23は、上搬送ブロック31にフランジ接続されたブロック24(以下、先端ブロック24ともいう。)に設けられている。フランジ接続は、上搬送ブロック31が有するフランジ25と先端ブロック24が有するフランジ26とをボルト・ナット等の締結部材で接続して行うことができる。
搬送ローラ18,20,21には駆動力が伝達されるが、その駆動力は、前記のように、本体リーダ2内に設けられた駆動モータの駆動力を伝達したものである。具体的には、本体リーダ2の伝達ギア5Bに印字装置10の伝達ギア7が係合しているので、本体リーダ2が有する搬送ローラ駆動用の駆動力は、印字装置10の伝達ギア7に伝達する。この伝達ギア7には、図6及び図7に示すように、伝達手段11〜16が連設され、本体リーダ2内の駆動モータの駆動力を印字装置10の搬送ローラ18,20,21の駆動力としている。詳しくは、伝達ギア7と同軸に設けられたプーリ11(第1プーリともいう)と、搬送ローラ18(第1搬送ローラともいう)を同軸上に有するプーリ12(第2プーリともいう)と、両プーリ12,13間に掛け渡されたベルト13(第1ベルトともいう)と、プーリ12と同軸に設けられたプーリ14(第3プーリともいう)と、搬送ローラ20,21(第2搬送ローラともいう)を同軸上に有するプーリ15(第4プーリともいう)と、両プーリ14,15間に掛け渡されたベルト16(第2ベルトともいう)とからなる伝達手段を例示することができる。各プーリ及び各搬送ローラを同径とすることによって、搬送ローラ18,20,21の周速を同じにすることができる。
なお、図6に示すように、伝達ギア7とプーリ11は支持軸8に設けられ、プーリ12とプーリ14と搬送ローラ18は第1回転軸17に設けられ、プーリ15と搬送ローラ20,21は第2回転軸19に設けられる。このとき、第2プーリ12と第3プーリ14とは一つのプーリであってもよいし、二つのプーリであってもよい。
印字プラテン40は、図2、図5及び図8に示すように、上搬送ブロック31に設けられるが、その位置としては、下搬送ステージ32が備える印字ヘッド51の対向する位置に設けられる。この印字プラテン40については印字手段の欄で詳しく説明するが、搬送路30に臨むように設けられるとともに、ジンバル構造により上下方向に揺動するように構成されている。上搬送ブロック31には、前記の印字プラテン40を支持するプラテンレバー41が設けられている。
なお、図5に示すように、上搬送ブロック31の搬送路30側の面には、媒体搬送方向に沿って設けられたスリットガイド33が複数設けられている。
次に、印字手段について詳しく説明する。
図8は、本発明の印字装置の透視側面図であり、図9は、印字プラテンの揺動機構の説明図であり、図10は、印字プラテンを備えたプラテンレバーの平面図であり、図11は、印字プラテンの拡大断面図であり、図12は、印字プラテンの断面図である。本発明の印字装置1は、図8〜図12に示すように、印字手段として、インパクトドット型の印字ヘッド51により小切手に所定の印字を行う印字ユニット52を有する。
印字ユニット52は、図8及び図9に示すように、インパクトドット方式の印字ヘッド51を備え、下搬送ステージ32の奥側に設けられている。印字ヘッド51は搬送路30に臨むように設けられ、その印字ヘッド51に対して搬送路30を挟んで対向する上搬送ブロック31には、印字プラテン40が搬送路30を臨むように設けられている。
印字ユニット52は、図2及び図5に示すように、インクリボンカセット54を備えている。インクリボンカセット54から供給されるインクリボンは、図5に示すインクリボンガイド29でガイドされて印字ヘッド51上を所定の送り速度で移動する。インクリボンカセットは、例えば単色リボンであっても2色以上の多色リボンであってもよい。また、インクリボンガイド29は、インクリボンが所定の走路を通るようにガイドする部材であり、下搬送ステージ32の媒体搬送方向に直交する方向に渡されている。
小切手は印字ユニット52により印字されるが、印字の際には、印字ヘッド51に対向して設けられた印字プラテン40が印字ヘッド51の側(下方向)に動き、小切手は、印字ヘッド51と印字プラテン40とで挟まれた状態で印字される。一方、印字されない時は、印字プラテン40は印字ヘッド51から離れた方向(上方向)で待機する。こうした印字プラテン40の上下方向の揺動動作を以下に説明する。
印字プラテン40の上下方向の揺動動作は、図9に示すように、印字プラテン40を、印字時における押圧位置P1と待機時における解除位置P2との間で揺動させる動作である。押圧位置P1とは、印字時における印字プラテン40の位置であり、下搬送ステージ32に固定された印字ヘッド51との間の隙間を印字可能な隙間になるように構造設計される位置である。一方、解除位置P2とは、非印字時における印字プラテン40の位置である。
印字プラテン40の押圧位置P1と解除位置P2との間の揺動は、各種の方法で対向可能であるが、本実施例では、図9に示すリンク機構により行っている。印字プラテン40を揺動させるリンク機構は、下搬送ステージ32に設けられたプラテン駆動源(本願ではソレノイド80を用いている。)と、ソレノイド80の動作によって回動するピンレバー72と、ピンレバー72が備えるピン72Aに押されて回動する伝達レバー(最終ピンレバー73という。)と、最終ピンレバー73が備えるピン87に押されて上下に揺動するプラテンレバー41とで構成されている。そして、プラテンレバー41の奥側には、プラテンレバー35の揺動に追従して動作する印字プラテン40が設けられている。
リンク機構の動作について詳しく説明する。図9に示すように、ソレノイド80の軸82には接続レバー83が回動可能に接続されている。その接続レバー83は、その中央付近に支点軸83Aを有し、一端がソレノイド80の軸83に回動可能に接続され、他端がバネ部材84に接続されている。したがって、ソレノイド80が駆動して図9中の矢印の方向に軸82を引き込むように駆動すると、接続レバー83はバネ部材84の付勢力に抗して支点軸83Aを中心に矢印方向に回動する。ピンレバー72の一端は、こうした接続レバー83の支点軸83Aに自在回転不能に固定されており、その結果、ソレノイド80の動作によって回動した接続レバー83とともに支点軸83Aを中心に矢印の方向に回動する。
図10は印字装置10の概略構成を示す平面図であるが、図示のように、印字プラテン40はプラテンレバー35の奥側(支持軸8とは反対側)に設けられて、上記のリンク機構により、上搬送ブロック31に設けられたプラテンレバー41の動作によって揺動する。
ピンレバー72の他端にはピン72Aが設けられており、そのピン72Aがピンレバー72の回動によって最終ピンレバー73を押し上げる。最終ピンレバー73は、上述した支持軸8に取り付けられており、その支持軸8を回動中心とし、ガイドピン85が係合するガイド穴86に沿って上方向に押し上げられる。押し上げられる距離は、そのガイド穴86の長さによって規制されている。最終ピンレバー73の上部には、ピン87が設けられており、そのピン87が最終ピンレバー73の回動によってプラテンレバー35を上方向に押し上げる。プラテンレバー35は、図9及び図10に示すように、ほぼ中央付近に対向して設けられた軸92Aを支点として回動し、図9中の波線で示すように、軸92Aよりも手前側のプラテンレバー35は上方に押し上げられ、軸92Aよりも奥側のプラテンレバー35は下方に押し下げられる。その結果、プラテンレバー35の奥側に設けられた印字プラテン40は、押し下げられる前の解除位置P2から下方に移動して押圧位置P1に至る。
なお、ピンレバー72と最終ピンレバー73との間、すなわち、ピンレバー72が備えるピン72Aと、そのピン72Aがソレノイド80の駆動によって接触する最終ピンレバー73とは、ある程度の隙間がある方が好ましい。こうした隙間は、ソレノイド80の初動時の力が小さい小型のソレノイドを用いる場合に有効であるとともに、フレーム50A,50Bにそれぞれ設けられた各レバー間のガタの差(ばらつき)を吸収し、両フレーム50A,50B間のガタばらつきを防ぐことができる。その結果、ソレノイド80の駆動によって動作するリンク機構の動作を、両サイドのフレーム50A,50Bそれぞれで同時に行わせることができる。
印字プラテン40は、図9、図11及び図12に示すように、搬送ガイド48,48を搬送方向の前後に有するプラテン板43と、そのプラテン板43に設けられたジンバル板44と、プラテン板43とジンバル板44との間に位置するように配した上搬送ブロック31と、プラテン板43とジンバル板44とを固定する螺合部材46とで構成されている。なお、言うまでもないが、ジンバル構造とは、上下・左右・前後のそれぞれの回転軸である螺合部材46がプラテン板43の重心と一致するように構成した構造である。
ジンバル板44は、図12(C)(D)に示すように、螺合部材46で固定する部分から八の字状に延びる足45A,45Bが開く形態からなる板バネで構成されている。ジンバル板44は、上搬送ブロック31にネジ47A,47Bで固定され、その上搬送ブロック31に上方から押圧する付勢力を与えている。したがって、そのジンバル板44に固定されているプラテン板43は、ジンバル板44の付勢力によって上方に引き上げられている。さらに、ジンバル板44を固定する螺合部材46は、そのジンバル板44のバネ作用により上方に押し上げられる。その結果、ソレノイド80が動作しないときは、プラテンレバー41は常時上方に押し上げられた状態となり、通常は解除位置P2に保持されている。一方、ソレノイド80の動作によってプラテンレバー41が軸92Aを中心に回動した場合には、プラテンレバー41に設けられた連動ピン90が螺合部材46を下方に押し下げて、プラテン板43を搬送路30に臨ませる。
プラテンレバー41に設けられた連動ピン90には圧縮コイルバネ91が設けられている。この圧縮コイルバネ91は、連動ピン90が螺合部材46を下方に押し下げる際に、ソレノイド80からの駆動力を直接プラテン板43に伝達しない緩衝部材として作用する。
なお、ピンレバー7は、印字プラテン40が押圧位置P1にあるか解除位置P2にあるかを検知するセンサ機構を備えている。具体的には、センサ機構は、図4に示すように、板状部材78とセンサ部材79とで構成されている。板状部材78はピンレバー72に所定の角度で固定され、ソレノイド80が動作しない平常時(非印字時)には、そのピンレバー72がセンサ79を横切って、印字プラテン40が解除位置P2にあることを出力するが、他方、ソレノイド80が動作する印字時には、そのピンレバー72がセンサ79から離れて、印字プラテン40が押圧位置P1にあることを出力する。
本発明の印字装置10による小切手の印字動作は、先ず、小切手が搬送路30を手前側から奥側に向かって搬送されると、小切手の先端が第1センサ18Aで検知され、その後に所定の送り量で搬送され、小切手が印字位置に到達したらそこで停止する。このとき、ソレノイド80の引き込み駆動し、その駆動力がリンク機構によってプラテンレバー41に伝道し、印字プラテン40を押圧位置に押し下げる。このとき、印字ヘッド51が上位の装置からの指令で小切手の幅方向に印字スキャンして小切手に印字する。次いで、小切手を所定量送り、インクリボンが巻かれて新しいインクリボンを引き出し、再び印字ヘッド51が上位の装置からの指令で小切手の幅方向に印字スキャンして小切手に印字する。こうした動作を繰り返して、小切手に所望の印字を行う。
以上説明したように、本発明の印字装置10によれば、上搬送ブロック31を開閉可能に支持する支持軸8に連結して設けられた伝達ギア7を、読み取り装置が備える駆動源からの駆動力を搬送ローラ18,20,21の搬送駆動力として伝達するように構成したので、読み取り装置とは別個に媒体搬送用の駆動源を持たせる必要がなく、コストアップと装置全体の大型化を防ぐことができる。また、上搬送ブロック31が開閉可能であり、搬送路30と印字手段を露出可能とするので、それらの保守作業を容易に行うことができる。
また、印字装置10が備える本体リーダ2側の伝達ギア7と、本体リーダ2が備える印字装置10側の伝動ギア5Bとを接続したので、両者の接続が容易である。また、印字装置10が備える伝達ギア7を支持する支持軸8を上搬送ブロック31を開閉する支持軸としても用いたので、上搬送ブロック31を開閉しやすく、開閉後の印字プラテン40や印字ヘッド51等の構成部材の保守が容易である。また、印字ヘッド51としてインパクトドット方式のドットプリンターを用いた場合には、印字装置10の休止期間が長くなっても、インクジェット方式のプリンタのようなインク乾きの問題が生じにくく、文字欠けや文字かすれ等がない良好な印字品質を保つことができる。
また、印字装置10を本体リーダ2の奥側(媒体搬送口の反対側)に設けたので、搬送された小切手は、印字が最後の処理となる。その結果、不具合のない状態で印字工程に至った小切手に印字処理することができる。
また、プラテンレバー41の中心部に圧縮コイルバネ91を介した連動ピン90で印字プラテン40を押し下げるように構成したので、プラテンレバー41のオーバーストロークにも対応でき、ひいては、印字プラテン40を精度よく押し下げることができる。
以上、本発明の印字装置10の好適な一例を挙げたが、本発明は上記形態に限定されるものではなく本発明の要旨を変更しない範囲において種々変形実施が可能である。
例えば、プラテン駆動源として、上記のようなソレノイド80の代わりにモータを用いて同様の駆動をさせたものであってもよい。また、印字プラテン40の駆動機構として、上記のような複数のピンレバーを用いたリンク機構の代わりに、ギア列を連結させた機構やベルト伝動を用いた駆動機構であってもよいし、ソレノイドやモータを直結した駆動機構であってもよい。
また、上記の例では、搬送ローラ18,20,21lを上搬送ブロック31に設け、対向するパッドローラ28,22,23を下搬送ステージ32に設けているが、その逆に、下搬送ステージ32に搬送ローラ18,20,21lを設け、上搬送ブロック31にパッドローラ28,22,23を設けたものであってもよい。さらに、印字装置10の奥側には、2つの搬送ローラ20,21とそれに対向する2つのパッドローラ22,23を設けているが、それぞれ1つであってもよい。ただし、本実施例のように奥側の第2搬送ローラ20,21を2つにすれば、小切手を奥側のぎりぎりまで搬送して印字する場合にも、2つの搬送ローラでしっかりと噛むことができるので、印字ズレ等を防ぐことができる。
本発明の印字装置を備える小切手リーダの一例を示す斜視図である。 図1の小切手リーダに取り付けられた印字装置の一例を示す斜視図である。 図1の小切手リーダに取り付けられた印字装置を他の角度から見たときの斜視図である。 図1の小切手リーダに取り付けられた印字装置をさらに他の角度から見たときの斜視図である。また 図1の小切手リーダに取り付けられた印字装置を構成する上搬送ブロックを開けたときの状態図である。 印字装置が備える伝達手段の具体例を示す平面構成図である。 図6の正面図である。 本発明の印字装置の透視側面図である。 印字プラテンの揺動機構の説明図である。 印字プラテンを備えたプラテンレバーの平面図である。 印字プラテンの拡大断面図である。 印字プラテンの断面図である。
符号の説明
1 小切手リーダ
2 本体リーダ
3 媒体搬入口
7 伝達ギア
8 支持軸
10 印字装置
11〜16 伝達手段
11 第1プーリ
12 第2プーリ
13 第1ベルト
14 第3プーリ
15 第4プーリ
16 第2ベルト
18,20,21 搬送ローラ
28,22,23パッドローラ
30 搬送路
31 上搬送ブロック
32 下搬送ステージ
33,34 スリットガイド
35 開位置保持レバー
36A,36B 長穴
37A,37B ピン
40 印字プラテン
41 プラテンレバー
43 プラテン板
44 ジンバル板
46 螺合部材
48 搬送ガイド
51 印字ヘッド
52 印字ユニット
54 インクリボンカセット
72 ピンレバー
73 最終ピンレバー
80 ソレノイド
83 接続レバー
84 バネ部材
90 連動ピン
91 圧縮コイルバネ

Claims (9)

  1. 被印字媒体の読み取り装置に取り付けられる印字装置であって、
    前記被印字媒体が搬送される搬送路と、
    前記被印字媒体を搬送する搬送ローラを有し、前記搬送路の上側に開閉可能に設けられた上搬送ブロックと、
    前記搬送路の下側に設けられた下搬送ステージと、
    前記搬送路の媒体搬送方向の手前側に設けられ、前記上搬送ブロックを開閉可能に支持する支持軸と、
    前記支持軸に連結して設けられ、前記読み取り装置が備える駆動源からの駆動力を前記搬送ローラの搬送駆動力として伝達する伝達手段と、
    前記媒体搬送方向の奥側に前記搬送路に臨んで設けられ、前記被印字媒体に対して所定の印字を行う印字手段と、を備えることを特徴とする印字装置。
  2. 前記印字手段は、
    前記下搬送ステージに設けられたインパクトドット方式の印字ヘッドと、
    前記上搬送ブロックに設けられて前記搬送路に臨む印字プラテンと、
    前記上搬送ブロックに設けられ、前記印字ヘッドを押圧する押圧位置と前記印字ヘッドへの押圧を解除する解除位置との間で前記印字プラテンを揺動支持するプラテンレバーとを備え、さらに、
    前記下搬送ステージに設けられて前記印字プラテンを揺動駆動させるプラテン駆動源と、
    前記プラテン駆動源の駆動力を前記プラテンレバーに伝達するリンク機構と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の印字装置。
  3. 前記リンク機構は、前記支持軸を支点として回動可能に設けられた伝達レバーを含むことを特徴とする請求項2に記載の印字装置。
  4. 前記印字プラテンはジンバル構造を有する、請求項2又は3に記載の印字装置。
  5. 前記伝達レバーは、前記プラテン駆動源の動作によって回動するピンレバーに押されて回動し、当該ピンレバーは前記印字プラテンが前記押圧位置にあるか前記解除位置にあるかを検知するセンサ機構を備える、請求項に記載の印字装置。
  6. 前記搬送ローラは、前記搬送路の手前側に設けられた第1搬送ローラと、前記搬送路の奥側に設けられて前記第1搬送ローラと連動する第2搬送ローラとからなり、
    前記伝達手段は、ベルト、プーリ及び/又はギアを用いた伝達部材が連結して設けられ、当該伝達部材により前記搬送駆動力を伝達する第1回転軸及び第2回転軸を備え、当該第1回転軸は前記第1搬送ローラを有し、当該第2回転軸は前記第2搬送ローラを有する、請求項1〜5のいずれかに記載の印字装置。
  7. 前記伝達手段は、
    前記支持軸に設けられた伝達ギアと、
    前記伝達ギアと同軸に設けられた第1プーリと、
    前記第1搬送ローラを同軸上に有する第2プーリと、
    前記第1プーリと前記2プーリと間に掛け渡された第1ベルトと、
    前記第2プーリと同軸に設けられた第3プーリと、
    前記第2搬送ローラを同軸上に有する第4プーリと、
    前記第3プーリと前記第プーリとの間に掛け渡された第2ベルトと、を備える、請求項6に記載の印字装置。
  8. 前記上搬送ブロックを前記開位置に保持する保持手段をさらに備える、請求項1〜7のいずれかに記載の印字装置。
  9. 前記保持手段が、2つの長穴が長手方向に形成された開位置保持レバーと、
    それぞれの前記長穴に係合するとともに、一方が前記支持軸に設けられ、他方が前記上搬送ブロックに設けられたピンと、
    前記上搬送ブロックが開位置に至ったとき前記開位置保持レバーのフレーム側の端部を係止して当該上搬送ブロックを開位置に保持する係止部材とを備える、請求項8に記載の印字装置。

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