JP4628536B2 - 球制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ球を制御する球払出装置等の球制御装置に関するものであり、特に複列で流下するパチンコ球を単列で排出する球制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のパチンコ機においては、球タンクの貯留球を球誘導樋等で整列する整流装置や、該整流装置で整列したパチンコ球を1個ずつ払出す球払出装置、さらには入賞球を1個ずつ排出する入賞球処理装置等の多くの球制御装置が使用されている。
【0003】
上記した球制御装置は、例えば、二列の球通路の各列のパチンコ球を1個単位で制御して送り出す機構として、外周に数個の円弧面とパチンコ球が嵌入し得る凹窪を等間隔で形成した円盤状になる回転体を前記二列の各列の球通路ごとに臨ませて設置し、各列の回転体は互いの円弧面の1個分に対する半ピッチを回転方向へ変位させて並列に設置し、一方の回転体の円弧面が一方の球通路に臨んでいるとき、他方の回転体の凹窪が他方の球通路に臨んで互いの回転体の円弧面と凹窪が各列の球通路に食い違い状に臨ませることにより、各列のパチンコ球を1個ずつ所定のタイミング差をもって交互に取り込んで単列で送出すようにして、パチンコ球を1個単位で払出すものがある。(特公平5−5515号公報参照)
【0004】
また、球払出装置においては払出されたパチンコ球を1個の検出スイッチで計数するように排出通路を絞り込んで払出されたパチンコ球を一列に整列するようにした球払出装置が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記球制御装置は、排出通路を絞り込むことによって1列に整列するため、払出されたパチンコ球同士が接触し球詰りを起したり、球払出装置においては、払出してから検出されるまでのタイムラグのために高速で払出すことができなかった。
【0006】
また、球通路がパチンコ球のほぼ直径に等しい12mmであるため、連続するパチンコ球の球心が流下方向に常に一定な状態にあり、回転体に支持される最先のパチンコ球にかかる球圧がすべて回転体にかかり、大きな負担となり円滑なパチンコ球の払出しができなくなるという問題があった。
【0007】
そこで本発明は、従来技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、球通路のパチンコ球を制御する回転体に負担をかけることなく1個ずつ確実にスムーズに排出することができるパチンコ機の球制御装置を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、発明は、パチンコ球が複列で流下する球通路と、該球通路に臨み最先のパチンコ球を支持する制御体とを備えたパチンコ機の球制御装置において、前記制御体は、周面に同時に2個のパチンコ球を受け入れない球受部を設けると共に、制御体の端部に該球受部に向って傾斜するガイド面を設け、該制御体の可動によりパチンコ球を単列で流出するようにしたことを特徴とする。
【0009】
また、パチンコ球が連続して流下する球通路と、該球通路に臨み最先のパチンコ球を支持する制御体とを備えた球制御装置において、前記球通路の通路幅をパチンコ球がランダムに流下する幅広とすると共に、前記制御体は周面に同時に2個のパチンコ球を受け入れない球受部を設けると共に、制御体の端部に該球受部に向って傾斜するガイド面を設け、該制御体の可動によりパチンコ球を単列で流出するようにしたことを特徴とする。
【0010】
また、請求項1および請求項3記載発明は、前記ガイド面を制御体の両端に設けると共に、該ガイド面の傾斜角度を異ならせたことを特徴とする。
【0011】
また、請求項2および請求項4記載発明は、前記ガイド面に凹凸を設けたことを特徴とする。
【0012】
また、本発明は、前記制御体を電気的駆動源により可動するようにしている
【0013】
また、本発明は、前記単列で流出したパチンコ球を検知する検出手段を設けている
【0014】
また、前記幅広の球通路の内壁に突起を設けるのが好ましく、該突起によりパチンコ球の流下速度を減少させると共に、パチンコ球の動きがよりランダムとなり供給通路13での球詰りを起さないようにするのがよい。また、供給通路13の終端をパチンコ球が平行に並んで球詰まりしないように前後方向にずらして、球心位置を変位するのが好ましい。
【0015】
なお、本発明の球制御装置は、貸球または賞球用の球払出装置に限られることなく、パチンコ機間に設けられる球貸し機、さらには球タンクへの補給機にも適用することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係る球制御装置を球払出装置として図面を参照して説明する。図1は本発明の球払出装置が適用されるパチンコ機1の裏面図である。パチンコ機1の裏側には遊技盤の裏面全体を覆うように機構板2が配設されており、該機構板2の後面側にはパチンコ球を貯留する球タンク5が設けられ、該球タンク5の下方にパチンコ球を整列して流下させる球誘導樋6が設けられている。また、球誘導樋6の下流側に屈曲誘導樋7を介して本発明の球制御装置としての球払出装置9が接続される。さらに該球払出装置9の下方には、払出されたパチンコ球を機前の球受皿(図示せず)に導く排出樋10が設けられている。
【0017】
また、機構板2の下方には入賞球集合部3に集められた入賞球を1個ずつ排出処理する入賞球処理装置4が設けられている。
【0018】
次に、図2ないし図5を参照して球制御装置としての球払出装置9の構成について説明する。球払出装置9は箱枠状のケース12に前記屈曲誘導樋7の球通路7aと連通する供給通路13と、該供給通路13に臨み最先のパチンコ球を支持する制御体としての回転体14と、該回転体14の回転により供給通路13のパチンコ球が移動する屈曲通路15と、回転体14の支持から外れ払出されるパチンコ球ほぼ1個分の通路幅を有する排出通路16とを備え、ケース12のカバー体17に前記回転体14を回転駆動する電気的駆動源としてのモータ18が取付けられている。前記供給通路13は仕切壁8により複列で供給する複数の供給通路13a,13bが形成されており、終端部は供給通路13a,13bの最先のパチンコ球が移動自在となっている。なお、モータ18は回転制御が容易なステッピングモータが望ましいが通常のモータであってもよい。
【0019】
19は排出通路16に払出された直後のパチンコ球を検出する検出手段としてのセンサであり、該センサ19は発光部19aと受光部19bとからなる光学式センサで、しかも排出通路16の中心線からずれた位置でその光軸が交差するように配置され、回転体14による制止が開放されたパチンコ球が光軸を遮ることで該パチンコ球を検知し得るように配置される。なお、検出手段は複数の光軸がパチンコ球の通過方向と直交する面内にて交差する光学式センサとしてもよく、該光学式センサを用いることにより、例えば貸球および賞球として払出されたパチンコ球をそれぞれ別々に計数することができる。また、検出手段として近接スイッチを上下に複数設けるようにしてもよい。
【0020】
しかして、前記回転体14は、図3および図5に示すように、円柱状をした周面に軸方向と平行な溝状の球受部20を複数(本実施の形態では3条)形成しており、その両端部に該球受部20に向って下傾する傾斜角度の異なる円錐台形のガイド面21a,21bを設けて、合成樹脂により供給通路13の通路幅Wとほぼ等しい寸法に成形される。そして、球受部20は前記供給通路13a,13bに並んだパチンコ球が同時に2個受け入れない形状幅が選ばれ、回転体14の中心をモータ軸18aに直結してモータ18の回転により回動するようにしている。なお、球受部20の数を本実施の形態では3条としたがこの数に限定されることはない。また、前記ガイド面21a,21bは必ずしも傾斜角度を異ならせることはなく、しかも回転体14の両端に設けることはなく球受部20にパチンコ球が同時に2個受け入れないように少なくとも一端に設けるようにすればよい。また、回転体14はアルミ合金のダイカスト成形等の金属により成形してもよく、当然のことながら強度に優れしかもパチンコ球に帯電した静電気を放電し、静電気による障害を未然に防止することができる。
【0021】
次に、上記構成からなる球払出装置9の払出し動作について図4および図5を参照して説明する。前記屈曲誘導樋7の球通路7aから供給通路13a,13bにパチンコ球が供給され、図4および図5に示すように供給通路13aの最先のパチンコ球B1が傾斜の急なガイド面21aに案内されて回転体14の球受部20に支持されて並ぶ。この状態でモータ18を駆動し、回転体14を図4において矢印で示す反時計回り方向に回転させると、パチンコ球B1は図4鎖線に示すように球受部20で支持されつつ屈曲通路15を移動し、後続のパチンコ球B2がガイド面21bに案内されて球受部20に支持される。そして、さらに回転体14が回動するとパチンコ球B1が球受部20の支持から外れて排出通路16に落下しセンサ19で検出され、図5実線に示す最先のパチンコ球が球受部20に支持される状態となる。そして、さらに回転体14が回転するとパチンコ球B2が球受部20の支持から外れて排出通路16に落下することになる。
【0022】
このようにして、回転体14の回転によって排出通路16に落下する供給通路13a,13bのパチンコ球B1,B2…は、排出通路16でセンサ19の光軸を遮りながら1個ずつ落下し、排出樋10に排出されることになる。そして、所定個数の払出しが行われ、センサ19によりパチンコ球が検知されるとモータ18が停止する。なお、本実施の形態において球受部20の支持から外れて排出通路16に落下直後のパチンコ球を検出するようにしたが、落下前のパチンコ球を検出してその検出信号によって回転体14をそのパチンコ球が落下するまで回転するようにしてもよい。
【0023】
以上のように、本実施の形態に係る球払出装置9は、供給通路13a,13bに並ぶパチンコ球を回転するガイド面21a,21bにより球受部20に誘導するようにしたので、回転体14およびモータ18に負荷を掛けることなく無理なく単列に整列でき、回転体14の回転がスムーズに行われパチンコ球を1個ずつ確実に払出すことができる。
【0024】
図6は、前記供給通路13をパチンコ球がランダムに並列する幅広に形成した実施の形態を示し、本実施の形態において供給通路13の通路幅Wを供給通路13内にパチンコ球が複列でランダムに並列可能な24mmとしている。そして、供給通路13の内面に複数の突起22がランダムに設けられ、該突起22によりパチンコ球の流下速度を減少させると共に、パチンコ球の動きがよりランダムとなり供給通路13で球詰りを起すことがない。
【0025】
上記構成からなる球払出装置9の払出し動作は、前記屈曲誘導樋7の球通路7aから供給通路13にパチンコ球が供給され、図6に示すように最先のパチンコ球B1がガイド面21に誘導されて回転体14の球受部20に支持され供給通路13内にランダムに並ぶ。この状態でモータ18を駆動し回転体14を回転させると、ガイド面21に誘導されながら前記実施の形態と同様に1個ずつ球受部20の支持から外れてセンサ19で検知されながら排出通路16に落下する。このとき、供給通路13のパチンコ球は同図鎖線に示すように、上下方向だけでなく左右方向にランダムに動くため球圧が四方に分散すると共に、パチンコ球同士の接点がずれパチンコ球の配列が変化することによりバランスが崩れ球詰りすることなくパチンコ球が流下する。
【0026】
以上のように、本実施の形態に係る球払出装置9は、供給通路13にパチンコ球がランダムに並ぶことにより、球圧が回転体14に直下的に掛かることなく供給通路13側壁に分散するので、回転体14に掛かる球圧が減少されモータ18への負荷を軽減させることができる。また、例え少数の払出しでもパチンコ球が払出されるたびに通路内のパチンコ球が動き並び方が変化して適度な振動が発生し、それがバイブ効果となり屈曲誘導樋7は勿論のこと上流の球誘導樋6および球タンク5の球詰りを防止する効果を生ずる。
【0027】
また、供給通路13の仕切壁8をなくして通路幅Wをパチンコ球がランダムに並ぶ幅広とすることで、装置全体を縮小して小型化することができると共に、例え球払出装置9の取付時に多少の位置ずれや成形時のヒケがあったとしても、屈曲誘導樋7のパチンコ球を球払出装置9に確実に供給することができる。また、球誘導樋6および屈曲誘導樋7でパチンコ球を整列する必要がないので、球誘導樋6および屈曲誘導樋7を供給通路13と同様にパチンコ球がランダムに並ぶ幅広としてもよく、さらには例えば球タンク5の球導出口に直接球払出装置9設けることも可能となる。
【0028】
また、図7および図8に示すように供給通路13の終端部を段違いに屈曲膨出13cして前後方向にずらすようにしてもよく、このようにすることで、供給通路13内でパチンコ球が平行に並んで球詰まりしそうになるのを図7および図8鎖線に示すようにパチンコ球が移動方向(前後方向)にずれて球心位置が変化して球詰まりを未然に防ぐことができる。このとき、前後方向にずれたパチンコ球の球心が回転体14の回転軸18aよりも回動方向に位置するようにするのが好ましい。
【0029】
また、回転体14のガイド面21a,21bに凹凸を設けるようにしてもよく、図9に示すように球受部20の一側に対応してガイド面21a,21bに凹部24を交互に設け、球受部20に受入れやすくするのが好ましい。このとき、球受部20は例えば4条のように偶数設けるのがよい。また、ガイド面21a,21bに凹部24を設けてガイド面21a,21bを凹凸とすることでパチンコ球に適度な振動を与えることも可能となり、供給通路13での球詰りを未然に防ぐことができる。なお、凹部24を回転方向側に広くすることにより、さらに早く球受部20に受入れられるようになる。
【0030】
なお、電気的駆動源をモータ18としたがソレノイドを用いてパチンコ球の自重により回転する回転体14の回転を制御するようにしてもよい。さらに、制御体は回転体に限られることなく球通路に進退してパチンコ球を制御する揺動体としてもよい。また、本発明の実施の形態の球払出装置9は、貸球または賞球用の球払出装置に限られることなく、パチンコ機間に設けられる球貸し機、さらには球タンクへの補給機としても使用することができる。また、球制御装置として球払出装置について詳述したが、上記した球制御装置の電気的駆動源を用いることなく制御体としての回転体をパチンコ球の自重により回転させ、複列またはランダムに流下するパチンコ球を単列で整列排出するようにして整流装置として使用するようにしてもよく、例えばパチンコ機から排出されるアウト球を貯留して1個ずつ放出するアウト球タンクに設けることも可能である。さらには、球詰りすることなくパチンコ球とパチンコ球の間隔を離して1個ずつ排出することができるため、高速で計数するパチンコ球の計数機にも充分適応できる。
【0031】
また、本発明の球制御装置は入賞球を排出制御する入賞球処理装置等にも適用することができ、図10および図11を参照して入賞球処理装置について説明する。
【0032】
入賞球処理装置4は、前記入賞球集合部3の出口と連通状に形成された入賞球通路の終端部分を垂直状通路部26として形成し、該垂直状通路部26の下方に箱状の通路枠27を設け、該通路枠27の内部に制御体としてのフリッカー部材28を設け、その側方に位置して電気的駆動源としてのソレノイド29を設けている。このフリッカー部材28は、上下ほぼ中間が軸30によって上下方向に回動自在に支持されると共に、下方に回動されたとき垂直通路部26の真下に位置して最先端部の入賞球Bを上面で受け止める球止部31と上方に回動されたとき球止部31から落下する入賞球を受け入れて保持し、かつ下方に回動されたときその入賞球を球排出通路32に落下させる球受部33とを一体に有し、側面には通路枠27の外方へ突出する係合ピン34を設けている。35はフリッカー部材28上面で受け止める最先端部の入賞球を検知する検知手段としての検出器である。
【0033】
しかして、球通路としての垂直通路部26は入賞球がランダムに並ぶ幅広として、前記フリッカー部材28の球止部31および球受部33の側端に該球止部31および球受部33に向う傾斜を異ならせたガイド面36,36を設けている。
【0034】
次に上記した構成からなる入賞球処理装置の作動について説明する。ソレノイド29が消磁してフリッカー部材28が図10および図11実線のように下方に回動されているとき、入賞球集合部3にランダムに集められた入賞球はその終端から垂直通路部26に導かれ、ガイド面36,36によりその最先端部の入賞球Bがフリッカー部材28の球止部31上面で受け止められて待機する。そして、ソレノイド29が励磁するとこれのプランジャ37がコイルばね38の付勢に抗して上方に吸引され揺動し、これによってフリッカー部材28の係合ピン34が連結部材39によって上動し、該フリッカー部材28が軸30を支点として図11鎖線のように上方に回動して球止部31上面で受け止められていた最先端部の入賞球Bを球受部33に受け入れる。そして、ソレノイド29が消磁するとプランジャ37がコイルばね38の付勢によって元の状態に復帰し、これによってフリッカー部材28も図11実線のように軸30を支点に下方に回動して球受部33に受け入れた入賞球Bを球排出通路32に落下させる。
【0035】
このように上記入賞球処理装置4は、入賞球集合部3にランダムに集められた入賞球を球通路としての垂直通路部26に導き、フリッカー部材28のガイド面36,36により確実に入賞球を単列に整列し、フリッカー部材28の揺動により1個ずつ球排出通路32に排出するようになっている。
【0036】
また、球通路としての垂直通路部26を入賞球がランダムに並ぶ幅広とすることで、従来のように入賞球集合部3に集められた入賞球を単列に整列して入賞球処理装置4に導く必要がないので、入賞球集合部3自体も幅広にでき、例え「大当り」となって一気に多量の入賞球が入賞球集合部3に集められても入賞球が溢れて大入賞口の開閉を阻止するようなトラブルを起すことなく入賞球集合部3に集めることができる。
【0037】
【発明の効果】
以上に述べたように本発明に係るパチンコ球の球制御装置は、複列またはランダムに流下する球通路の最先のパチンコ球を制御する制御体の周面に同時に2個のパチンコ球を受け入れない球受部を設けると共に、端部に該球受部に向って傾斜するガイド面を設けるようにしたので、確実に単列で排出可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるパチンコ機の裏面図である。
【図2】本発明に係る球払出装置の斜視図である。
【図3】図2の分解斜視図である。
【図4】球払出装置の正断面図である。
【図5】球払出装置の側断面図である。
【図6】他の実施の形態の球払出装置の側断面図である。
【図7】他の実施の形態の球払出装置の正断面図である。
【図8】図7の平断面図である。
【図9】他の実施の形態の制御体の斜視図である。
【図10】入賞球処理装置の正断面図である。
【図11】入賞球処理装置の側断面図である。
【符号の説明】
4 入賞球処理装置(球制御装置)
9 球払出装置(球制御装置)
13 供給通路(球通路)
13a,13b 供給通路(球通路)
14 回転体(制御体)
16 排出通路
18 モータ(電気的駆動源)
19 センサ(検出手段)
20 球受部
21 ガイド面
21a,21b ガイド面
26 垂直通路部(球通路)
28 フリッカー部材(制御体)
29 ソレノイド(電気的駆動源)
31 球止部
33 球受部
35 検出器(検出手段)
36 ガイド面
W 通路幅

Claims (4)

  1. パチンコ球が複列で流下する球通路と、前記球通路に臨み最先のパチンコ球を支持する制御体とを備えたパチンコ機の球制御装置において、
    前記制御体は、周面に同時に2個のパチンコ球を受け入れない球受部と、該球受部の両端部に設けられ該球受部に向って傾斜するガイド面とからなり、
    さらに、前記一方のガイド面と前記他方のガイド面は傾斜角度が異なるように形成されていて、
    前記制御体可動すると、前記球通路を流下してきたパチンコ球単列で流出するようにしたことを特徴とする球制御装置。
  2. パチンコ球が複列で流下する球通路と、前記球通路に臨み最先のパチンコ球を支持する制御体とを備えたパチンコ機の球制御装置において、
    前記制御体は、周面に同時に2個のパチンコ球を受け入れない球受部と、該球受部の端部に設けられ該球受部に向って傾斜するガイド面とからなり、
    さらに、前記ガイド面には凹凸が設けられていて、
    前記制御体可動すると、前記球通路を流下してきたパチンコ球単列で流出するようにしたことを特徴とする球制御装置。
  3. パチンコ球が連続して流下する球通路と、該球通路に臨み最先のパチンコ球を支持する制御体とを備えた球制御装置において、
    前記球通路の通路幅をパチンコ球がランダムに流下する幅広に形成し、
    前記制御体は、周面に同時に2個のパチンコ球を受け入れない球受部と、該球受部の両端部に設けられ該球受部に向って傾斜するガイド面とからなり、
    さらに、前記一方のガイド面と前記他方のガイド面は傾斜角度が異なるように形成されていて、
    前記制御体可動すると、前記球通路を流下してきたパチンコ球単列で流出するようにしたことを特徴とする球制御装置。
  4. パチンコ球が連続して流下する球通路と、該球通路に臨み最先のパチンコ球を支持する制御体とを備えた球制御装置において、
    前記球通路の通路幅をパチンコ球がランダムに流下する幅広に形成し、
    前記制御体は、周面に同時に2個のパチンコ球を受け入れない球受部と、該球受部の端部に設けられ該球受部に向って傾斜するガイド面とからなり、
    さらに、前記ガイド面には凹凸が設けられていて、
    前記制御体可動すると、前記球通路を流下してきたパチンコ球単列で流出するようにしたことを特徴とする球制御装置。
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