JP4206224B2 - 球払出装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ球を制御して払出する球払出装置に関するものであり、特に高速回転の払出しに対応する球払出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の球払出装置は、パチンコ球が一列に整列して導かれる供給通路に複数の歯列(凹凸部)が所定間隔に並設されるスプロケットを臨ませて、モータ等の電気的駆動源により1個単位でパチンコ球を払出すようにした球払出装置が知られている。この装置によれば1個単位の払出しは可能であるものの、インターバルを含めて1分間に1,000個以上の高速の払出しになると凹部への咥え込みが間に合わなくなり球噛みして払出しができなくなり、咥え込みを早くしようと凹部を浅くすると咥え込みがあまくなって咥え込みきれずにパチンコ球が弾んで踊り、余計に高速での払出しができなくなるという問題がある。
【0003】
また、賞球等の払出しに時間がかかると、特に大量の入賞球が発生する大当り時には払出しが追いつかず入賞球が溢れ、大入賞口の開閉に支障をきたす等の不具合を起す問題があり、高速の払出しが望まれている。
【0004】
そこで、凸部から凹部にかけて緩やかに下傾して半三日月形に形成して、早く凹部に咥え込ませるようにして高速の払出しを可能とする球払出装置が開示されている。(特開平5−3345069号公報参照)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記球払出装置は、凸部から凹部にかけて緩やかに下傾しているために高速の払出しは可能となるものの、回転体に球圧が掛かると球圧により回転体が回転していまい不用意にパチンコ球を払出してしまうという問題があった。
【0006】
さらに、パチンコ球を検知する通過スイッチの他に回転体を所定位置に必ず停止させるために回転を制御する検出器を設ける等、別途制御手段が必要となりコスト的に高くなるという問題があった。
【0007】
そこで本発明は、従来技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、球圧による誤動作がなくしかも高速の払出しに対応できる球払出装置を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、外周に定ピッチで爪部が突設された回転体をパチンコ球が流下する球供給路に臨ませ、前記回転体が回転することで前記爪部間に拘束されたパチンコ球を排出通路に払出させる球払出装置において、前記回転体の各爪部の後側に該回転体の回転中心を曲率中心とする円弧面部を形成し該円弧面部にパチンコ球が払出停止時に支持されるようにするとともに、前記円弧面部の後側にパチンコ球の半球分以下が嵌入し得る深さの凹窪部を形成してなることを特徴とする。払出停止時に前記円弧面部にパチンコ球が支持されるようにすることにより、前記回転体に球圧による回転モーメントを生じさせることがなく過回動を防止することができ、円弧面部に支持されたパチンコ球をすぐに凹窪部に受入れると共に、前記回転体を高速回転させても前記爪部により確実に凹窪部にパチンコ球を咥え込ませて送り出すことができる。なお、ここでいう「パチンコ球の半球分以下が嵌入し得る深さ」とは凹窪部に受入れられたパチンコ球の下端から前記円弧面部の高さ位置までを意味し、凹窪部に受入れられたパチンコ球の下端が必ずしも凹窪部の底部に接触している必要はない。また、前記円弧面部はほぼ回転体の回転中心を曲率中心とする円弧面部であれば必ずしも真円である必要はなく、真円に近い巴であってもよい。
【0009】
なお、前記爪部は凹窪部に嵌入したパチンコ球のほぼ球心を支持する高さとするのが好ましい。また、前記爪部の回転方向の前側はパチンコ球の曲率と等しくするのが好ましい。
【0010】
また、前記爪部と円弧面部とをパチンコ球の球径より大径の緩やかな円弧面により連繋して、パチンコ球の払出し時にスムーズに凹窪部に導かれるようにするのが好ましい。
【0011】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記球供給路は、始端部をパチンコ球が複数列または半複数列に並列し得る幅広の通路幅に形成すると共に、前記回転体が臨む終端部をほぼパチンコ球1個分に縮幅したことを特徴とする。球供給路をパチンコ球が複数列または半複数列に並列し得る幅広の通路幅に形成することで、ランダムに連続するパチンコ球の球心間の距離がパチンコ球径より小さくなるので、パチンコ球が途切れることがなくより高速の払出しにも対応することができる。
【0012】
前記球供給路の縮幅方向は限定されるものではなく、前記回転体の回転方向と平行面内であっても回転方向と直交する回転軸方向であってもよい。また、前記球供給路は、前記回転体の回転を促す方向に通路幅を狭めるようにするのが好ましい。
【0013】
パチンコ球が連続して供給される球供給路と、前記球供給路に臨み最先のパチンコ球を拘束する回転体と、前記回転体を駆動するモータと、前記回転体の拘束から解放されたパチンコ球を検知する検出センサを備え、前記検出センサで所定個数の払出しを検知後前記モータへの電源供給を停止するようにした球払出装置であって、前記回転体は周面に、パチンコ球を受入れる凹窪状の球受部と、少なくとも一部に回転軸を中心としたほぼ真円状の円弧面を有する球支持部とを複数等間隔に設け、前記モータへの電源供給停止後にモータの惰性により回転し得るオーバーゾーンと球圧により回転し得るスリップゾーンを加味して前記回転体および検出センサを配設するのが好ましい。このため、所定個数のパチンコ球を払出してモータをオフした後、惰性および球圧により回転体が過回動した場合でも球支持部の真円状の円弧面でパチンコ球が支持され、回転モーメントを生じさせることがないためモータの駆動以外ではそれ以上回動することはなく無用の払出しをすることがない。ここでいう「スリップゾーン」とはモータの駆動に関係なく球供給路のパチンコ球の球圧により回転体に回転モーメントを生じさせ、回転体が回転し得る範囲を意味する。当然のことながら前記モータへの電源供給停止後モータの惰性により回転し得るオーバーゾーンの範囲内で真円状の球支持部に支持するようにしてもよい。なお、モータの種類によってはオーバーゾーンがスリップゾーンともなりうる。
【0014】
また、本発明の球払出装置は、貸球または賞球の払出しは勿論のこと、パチンコ遊技機間に設けられる球貸し機、あるいは球タンクへの補給機,ジェットカウンター等の球計数機にも適用することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に本発明を図面を参照して説明する。図1は本発明に係る球払出装置が装着された遊技機としてのパチンコ遊技機の裏面図である。図において、1はパチンコ遊技機の機枠、2は前記機枠に開閉自在に装着される前面枠、3は前面枠2の後面に着脱自在に取付けられる遊技盤であって、該遊技盤3の裏面には入賞球集合カバー4が配設されており、該入賞球集合カバー4の裏面に基板ボックス5が装着されている。該基板ボックス5にはパチンコ遊技機の遊技内容を制御するための回路基板が収納されている。
【0016】
6は遊技盤3の裏面に装着される機構板であり、合成樹脂によりほぼ方形状に形成されている。この機構板6のほぼ中央には、窓部7が開設されており、前記基板ボックス5および遊技盤3に設けられる可変表示装置等の中央役物13の後部を臨ませている。前記窓部7の上方にパチンコ球を貯留する球タンク8が取付けられ、該球タンク8の下方にはパチンコ球を整列して導き出す球誘導樋9が設けられている。そして、該球誘導樋9の下流端は、屈曲誘導樋10を介して所定数のパチンコ球を払出す球払出装置11に接続されており、該球払出装置11の下方には、払出されたパチンコ球を前面枠1の前面側に設けられる打球供給皿(図示せず)へ導くための排出樋12が形成される。13は球払出装置11の制御回路である。
【0017】
前記球タンク8は、側壁14および底壁15により上面が開口する平面略長方形の箱状に形成され、底壁15の下流端部であり、かつ前後幅のほぼ中央に球誘導樋9の上流端部分に対応して、長方形状の球導出口16が開設される。そして、底壁15はほぼ平坦面であり、図13に示すように球導出口16に向って約3°の緩やかな下り傾斜としている。
【0018】
前記球誘導樋9は、図13および図14に示すように、機構板6に接する後面壁19と、該後面壁19に対向する前面壁18および底壁20とにより、パチンコ球を整列して導く主流路21が断面凹溝状に形成されており、前記主流路21の両側に前後面壁18,19を湾曲状に膨出して下流側で前記主流路21に合流する副流路22a,22bが段差を介して該主流路21の底壁20より高い位置が支持面となるように拡幅状に並設されている。また、主流路21の下流側に複数段で流下するパチンコ球を一段に球均しすると共に前面壁18側からの球零れを防止する蓋部材23が緩やかな下傾状に設けられている。なお、該蓋部材23は固定式であっても所定範囲で可動する可動式であってもよい。
【0019】
前記主流路21の通路幅はパチンコ球が半複数列で流下し幅方向に平行に2個並ばない約21mmの幅広の幅員としている。これは、主流路21が通常の12mmの幅員であると連続するパチンコ球の球心距離が球径の11mmとなるが、21mmの幅員とすることによりパチンコ球が接触した状態でジグザグ状に並び後続のパチンコ球との球心距離が球径の約半分の5.5mmとなる。すると、球払出装置11が高速で払出しを行ってもパチンコ球間に隙間が空くことがなく接触状に連続して流下し、この間隙によるトラブルを未然に防いで確実に供給し続けることができる。
【0020】
また、前記副流路22a,22bは、後面側に位置する一方の副流路22bをパチンコ球よりやや幅広の14mmの通路幅をとして下流側を次第に狭くなる約320Rの円弧状に形成し、他方の前面側の副流路22aをパチンコ球が複数列または半複数列にランダムに流下し得る36mmの通路幅として球誘導樋9全体のパチンコ球貯留量が多くなるようにしている。そして、それぞれの副流路22a,22bは主流路21の4°傾斜より緩やかな2°および3°の下り傾斜として、主流路21に比べて流速を抑えている。また、前記副流路22a,22bの主流路21との合流地点17a,17bは主流路21の後半部に位置しており、前面側の副流路22aが後面側の副流路22bより下流側で前記主流路21と合流するように合流地点17aを流下方向にパチンコ球約2個分ずらしており、合流地点17a,17bで双方の球圧が一気に掛からないように分散している。ここでいう「合流地点」とは副流路22a,22bのパチンコ球が膨出した湾曲状の前後面壁18,19により誘導され副流路22a,22bの支持面から強制的に外れ主流路21側に流落し得る部位を意味し、この実施の形態においてそれぞれ副流路22a,22bの終端からパチンコ球2〜3個分の範囲である。
【0021】
さらに、後面側の副流路22bと前面側の副流路22aとの支持面の高さを異ならしており、前面側の副流路22aを後面側の副流路22bより低く設定して、前面側の副流路22aを流下するパチンコ球が後面側の副流路22bを流下するパチンコ球より低い位置で主流路21に合流するようにしている。これは高さ方向に球圧をずらすだけではなく、前面側の副流路22aの方が後面側の副流路22b側に比べ流下するパチンコ球の数量および傾斜角度の差により球圧が大きいため合流しやすいからである。具体的には後面側の副流路22bの合流地点17bの主流路21との段差は、パチンコ球1個分以上の12.5mmであり、前面側の副流路22aの合流地点17aの主流路21との段差は、パチンコ球の半球以上1個未満であり、この実施の形態において後面側の副流路22bの合流地点17bと3mm程度の高低差がある約9.5mmとしている。この高さは接触状態のパチンコ球とパチンコ球の間に同一面内で載ったパチンコ球の下端高さに匹敵し、主流路21を流下する最下段のパチンコ球とパチンコ球の間にスムーズに入り得る高さである。この実施の形態において前記後面側の副流路22bと前面側の副流路22aの高低差は、夫々の始端部を同一高さとして傾斜角の相違によって生じるようにしている。なお、副流路22a,22bの幅員および傾斜角度は前後異ならせることなく同一幅,同一傾斜としてもよいのはいうまでもない。
【0022】
前記屈曲誘導樋10は、前記球誘導樋9の主流路21と同じ21mmの通路幅を有しており、球誘導樋9との接続部の球通路24を球誘導樋9の主流路21の傾斜より急な約10°として、多段に積み重なったパチンコ球を該傾斜差により下段のパチンコ球の流速を速くして、上段のパチンコ球を下段のパチンコ球間に入り込ませて整流するようにしている。
【0023】
次に、図2乃至図8を参照して本発明に係る球払出装置11の構成について説明する。球払出装置11は箱枠状のケース25に前記屈曲誘導樋10の球通路24と連通する球供給路26と、該球供給路26に臨みパチンコ球を拘束する回転体27と、該回転体27に支持されてパチンコ球が移送される移送路28と、前記回転体27の拘束から解放されたパチンコ球が払出される排出通路29とを備えている。そして、前記ケース25に前記回転体27を駆動する電気的駆動源としてのモータ30が取付けられ、該モータ30のモータ軸30aに前記回転体27を装着して回転するようにしている。なお、前記モータ30はこの実施の形態において48の対極数(p)を有するステッピングモータが使用される。
【0024】
31は前記排出通路29に払出されたパチンコ球を検出するセンサであり、該センサ31は発光部と受光部とからなる光学式センサで、しかも排出通路29の中心線からずれた位置でその光軸が交差するように配置される。そして前記回転体27による拘束から解放されたパチンコ球が光軸を遮ることで該パチンコ球を検知し得るように配置される。なお、前記検出センサ31は近接スイッチであってもよい。
【0025】
前記球供給路26は、前記屈曲誘導樋10の球通路24に接続する始端部をパチンコ球が半複数列でランダムに流下し得る21mmの幅広の内幅とし、前記回転体27が臨む終端部は一側を緩やかな傾斜側壁26aにより徐々にパチンコ球ほぼ1個分の12mmに漏斗状に絞り込んで縮幅して、終端を前記回転体27の回転方向に僅かに屈曲させて、球圧が回転方向に向うようにしている。
【0026】
前記回転体27は略パチンコ球1個を支持する厚み(この実施の形態において8mm)を有する円盤状であり、外周に定ピッチで爪部が突設され、前記各爪部の後側に該回転体27の回転中心30aを曲率中心とする円弧面部を形成し該円弧面部にパチンコ球が払出停止時に支持されるようにするとともに、前記円弧面部の後側にパチンコ球の半球分以下(好ましくは2.5〜3.5mm程度)が嵌入し得る深さの凹窪部を形成している。つまり、周面にパチンコ球を受入れる凹窪状の球受部33と、前記球受部33の後端に突出して設けられパチンコ球を移送路28に送り出す爪部としての球送り部34と、前記球送り部34より小径でありかつ前記球受部33の底部より大径に設定され回転体27の回転軸30aを中心としたほぼ真円の円弧状に形成された球支持部35とを連続的に複数定ピッチ(この実施の形態において5箇所)で設けている。そして、前記回転体27の中心をモータ軸30aに固着し前記モータ30の回転により球供給路26の幅方向に回動するようにしている。
【0027】
前記球受部33は、図6に示すようにほぼパチンコ球径に等しい円弧凹部としてその深さDはパチンコ球の球心を支持しない約2.5mmとしている。また、前記球送り部34はパチンコ球の径より小さく設定され上面を前記球支持部35に向う傾斜面とし、回転方向の内面は前記球受部33に連通しパチンコ球の曲率に等しい円弧側面としてパチンコ球のほぼ球心を支持するようにしており、前記球受部33の底部より約5.5mmの高さHに設定している。また、前記球支持部35は前記球送り部34より約3mm低く前記球受部33の底部より約2.5mm高く回転体27の回転中心を曲率中心とした真円弧面としており、1箇所の球支持部35の距離は約20°の円弧面で約4.9mmである。そして、パチンコ球を確実に球受部33に受入れて送り出すようにしており、従来のスプロケットタイプでは払出しができなかったインターバルを含めて1分間に1,000個以上の高速の払出しに対応できるようにしている。なお、「パチンコ球の半球分以下が嵌入し得る深さ」とは凹窪部に受入れられたパチンコ球の下端から前記円弧面部の高さ位置までを意味し、凹窪部に受入れられたパチンコ球の下端が必ずしも凹窪部の底部に接触している必要はなく、パチンコ球の半球分以下が嵌入しパチンコ球を支持するV溝状であってもよい。また、回転体27はアルミ合金等によりダイカスト成形してもよく、当然のことながら強度に優れしかもパチンコ球に帯電した静電気を放電し、静電気による障害を未然に防止することができる。
【0028】
なお、前記回転体27の制御は制御回路13を介して行われ、前記検出センサ31により所定の個数のパチンコ球が検知されると、この検知信号によりステッピングモータ30への電源供給を停止して回転体27の回転駆動を停止する。しかし、このとき払出し個数(特に高速の払出し時)によっては停止信号を受けてからもモータの回転惰性により余分に回転することがある。本実施の形態において惰性により余分に回転し得る角度は7.5°、これはステッピングモータ30の360°/48対極数(p)から求められる。さらに、前記球支持部35以外でパチンコ球を支持すると球圧により回転体27に回転モーメントが働き回転する恐れがある。
【0029】
そこで上記構成の球払出装置11は、ステッピングモータ30への電源供給を停止してから回転体27が回転し得る範囲(ストップゾーン)を加味して、前記回転体27および検出センサ31が配設される。前記ストップゾーンはオーバーゾーンO(モータの惰性により回転体27が回転し得る範囲)とスリップゾーンS(パチンコ球の球圧により回転体27が回転し得る範囲)とにより構成される。なお、当然のことながらストップゾーンの構成角は回転体27のピッチ角Pより小である(O+S<P)ように設定される。というのは、ピッチ角Pよりストップゾーンの構成角が大(O+S>P)となると余分なパチンコ球が払出されることになるからである。
【0030】
そして、図5に示すように前記球供給路26の下方に位置して回転体27が設けられると共に検出センサ31が配設され、前記検出センサ31により所定の個数のパチンコ球が検知されてから前記ストップゾーンの構成角分回転体27が回転したとしても、最先のパチンコ球が回転体27の前記真円弧状の球支持部35に支持されて待機するように設定配設している。具体的には図8(a)に示すようにパチンコ球が払出され検出センサ31で検出された状態でパチンコ球が球送り部34の上面で支持されている。そして、図8(b)にモータの惰性により回転した状態を示しそのオーバーゾーンOが前記した7.5°でありパチンコ球は球送り部34の上面で支持されている。次に、図8(c)は球送り部34の上面で支持されたパチンコ球に球荷重および球圧が掛かることにより回転体27が回転し真円状の球支持部35に支持された状態を示しそのスリップゾーンSが17.5°である。そして、ピッチ角Pが72°(360°/5)であるから7.5°(O)+17.5°(S)<72°(P)となり前記条件を満たしている。なお、ステッピングモータ30が惰性回転することなく図8(a)の状態で停止することもあるため、オーバーゾーンOがなくスリップゾーンSが25°となることもある。また、検出センサ31の配設位置および通路形状によってはオーバーゾーンOのみの構成角ですぐに真円状の球支持部35に支持されるようにすることも可能である。上記実施の形態の回転体27のように球支持部35の距離に余裕がある場合には特に制御がしやすい。
【0031】
本実施の形態において、駆動源のモータ30をステッピングモータとしていることから、ステッピングモータの性質上オーバーゾーンOが7.5°と小さい角度となっているが、ステッピングモータ以外のモータであると惰性回転はもっと大きいものとなり得る。このため、払出しにステッピングモータ以外のモータを使用する場合には惰性回転し得る回動範囲を想定して、真円状の球支持部35にパチンコ球が支持されるまでのオーバーゾーンOを設定して検出センサ31を設けるようにすればよい。また従来の球払出装置は、停止位置をポイント(点)として停止するようにしていたためにセンサ等別途制御手段が必要となって構造が複雑でコスト高となっていたが、本実施の形態における球払出装置11は回転体27の停止位置をゾーン(範囲)として幅を持たせているので、モータ30への電源供給を停止しても最終的にパチンコ球を真円状の球支持部35で支持し余分なパチンコ球を払出すことなく停止させることができる。
【0032】
また、前記移送路28と回転体27との関係は、球支持部35に支持されたパチンコ球は移送路28に流入し得ず、前記球受部33にパチンコ球が咥えられた時にのみ回転し得る間隔となっており、本実施の形態において球受部33の底部と移送路28の側壁との距離を12mm〜12.5mmとしている。しかも、球圧がほぼ軸上30aで受けられると共に球支持部35が真円弧であることから、球圧が軸心に向い回転体27を回転させる方向に働かず停止状態を保つことができる。なお、好ましくは移送路28での幅員の遊びを少なくして、低速回転においてもパチンコ球が前記球受部33に咥えられた状態で移送されるのがよい。
【0033】
次に、前記球払出装置11の払出し動作について図5および図6を参照して説明する。前記屈曲誘導樋10の球通路24から球供給路26にパチンコ球が供給され、図7(a)に示すように最先のパチンコ球B1が回転体27の球支持部35に支持されてランダムに並ぶ。この状態で制御回路13を介して貸球または賞球の払出し信号は発せられるとモータ30に電源が供給され、回転体27を図5において矢印で示す反時計回り方向に回転駆動させる。このときパチンコ球が真円状の球支持部35に支持されているので始動時にも無理なく可動することができる。すると、球供給路26の最先のパチンコ球B1は図7(b)に示すように球支持部35からすぐに球受部33に受入れられ前記球送り部34により押されて移送路28を移動し、後続のパチンコ球B2が図7(c)に示すように球支持部35に支持される。そして、さらに回転体27が回動すると図7(d)に示すようにパチンコ球B1が球受部33の拘束から解放されて排出通路29に落下しセンサ31で検出され、排出樋12に排出されることになる。このとき低速で払出しが行われると球受部33で受けられたパチンコ球は移送路28の幅員に余裕があるためにパチンコ球の自重により球受部33に支えられながら下動するが、パチンコ球の自重落下より高速で払出しが行われると球受部33で確実にパチンコ球を咥えた状態で球噛みすることなく球送り部34により送り出すことができる。そして、所定個数の払出しが行われ、センサ31によりパチンコ球が検知されると停止信号により電源供給を停止してモータ30の駆動がオフする。
【0034】
しかし、モータ30への電源供給を停止してオフしても惰性により回転することがあり、しかもパチンコ球が真円弧状の球支持部35で支持されないと回転体27に回転モーメントが働き球圧によりさらに回転する可能性があるが、最終的には図7(a)に示す球供給路26のパチンコ球が真円弧面の球支持部35で支持されるので、回転体27に球圧が掛かっても球圧が軸心30aに向って作用し回転モーメントが働かず、モータ30の駆動以外で無用に回転体27が回転することがないのでパチンコ球が誤って払出されることがない。したがって、モータ30への電源供給を停止しても球支持部35で支持される状態を維持する。当然払出し個数等の条件によりオーバーゾーンOまたはスリップゾーンSで静止することもあるが、払出し動作には何等問題はない。
【0035】
このように、上記球払出装置11は、インターバル(0.4秒)を含めて1分間に1,000個以上の高速の払出しを可能とすると共に所定個数のパチンコ球が払出されてもなお回転体27が回転する可能性を加味して回転体27および検出センサ31を配設し、真円弧面の球支持部35を設けるようにしたので、パチンコ球が球支持部35で支持された状態からそれ以上回動することはなく余分なパチンコ球を払出すことはない。また、モータ30への電源供給を停止してもパチンコ球が真円弧面の球支持部35で支持される限り回転体27が回転することがなく、モータの発熱等による効率低下を防ぐことができ長期間の耐用が可能となる。なお、上記実施の形態において最先のパチンコ球を球受部33に受入れて2番目のパチンコ球を真円弧面の球支持部35で支持するようにしたが、最先のパチンコ球を球支持部35で支持するようにしてもよい。
【0036】
また、球供給路26の通路幅をパチンコ球が複数列または半複数列にランダムに並ぶ幅広にすることにより、該球供給路26に位置するパチンコ球の球心がずれて連続する球間隔が球径より小さくなり、高速で払出しが行われてもパチンコ球間に隙間ができず連続して供給でき、いわゆる「大当り」になって短時間に大量の賞球が払出される際にも空出しすることなく確実にパチンコ球を咥えて払出しを行うことができる。
【0037】
このとき球供給路26内のパチンコ球は、例え少数の払出しでも図7(a)〜(d)に示すように上下方向だけでなく左右方向にもランダムに動き得るため球圧が四方に分散すると共に、パチンコ球どうしの接点がずれてパチンコ球の配列が変化することにより球詰まりが発生することはない。そして、パチンコ球が払出されるたびに通路内のパチンコ球がランダムに動き並び方が変化して適度な振動が発生し、それがバイブ効果となり屈曲誘導樋10は勿論のこと上流の球誘導樋9および球タンク8の球詰りを防止または解消することができる。さらに、前記回転体27の球送り部34の上面と球支持部35とに段差があるため、上記払出し動作時に前記球送り部34の上面から球支持部35に支持される際に衝撃があり、その衝撃が連続的な払出しによって適度な振動となる。このため、前記幅方向に移動し得る幅員とした球供給路26と同様にバイブ効果を奏し球詰りを解消することができる。
【0038】
また、球供給路26をパチンコ球が複数並列する幅広とすると、球誘導樋9でパチンコ球を整列する必要がないので、例えば球タンク8の球導出口16に直接設けることも可能となる。このとき球払出装置11の球供給路26を図示したように垂直状の球供給路26に限らず球圧を減少させるために傾斜状に設けるようにするのが好ましい。
【0039】
また、前記球受部33,球送り部34および球支持部35の設置数は、本発明の構成を逸脱しない範囲で複数等間隔に設けるようにすれば上記実施の形態に限定されるものではなく、例えば図9に示すように4箇所としてもよい。なお、前記球受部33,球送り部34および球支持部35の設置数は限定されないものの、回転体27を所定の大きさ内で設置数を多くするとの真円弧面の球支持部35が設け難くなって狭くなり、真円弧面の球支持部35を確保するために回転体27の径を大きくするとモータ30のトルクを大きくしなければならずコスト高となる。このため、前記球受部33,球送り部34および球支持部35の設置数は4〜6箇所が好ましい。また、球支持部35が狭いと従来の球払出装置のようにポイント(点)として停止制御する際には制御手段を設けるようにするのが好ましいが、停止位置をゾーン(範囲)として幅を持たせて制御すればその必要はない。
【0040】
また、通路形状においても限定されるものではなく、図9に示したように球供給路26および移送路28,排出通路29を直線状に設けるようにしてもよく、回転体27に荷重が掛かるものの球支持部35で支持することから球圧による過回動がなく、パチンコ球が直線的に移動するため回転体27による球移動が少なく高速の払出しが行いやすくなる。このとき球送り部34は、パチンコ球間の隙間に入り込む形状および高さが選ばれる。さらに図10に示すように移送路28を僅かに外方に湾曲させるのが好ましく、これは同図鎖線に示すように球受部33にパチンコ球を受入れて移送路28を移動する際に、湾曲した側壁で受入れられたパチンコ球の球心より上方を支持するようにすることで、払出しによる側壁への衝撃を緩和して回転体27の回転に従ってより速くパチンコ球の拘束を解くことができる。さらに、球支持部35と球受部33とを緩やかな円弧面または傾斜面で連繋することで、球受部33からパチンコ球をより速く解放させることができる。
【0041】
なお、本来は球圧による不都合をなくすために球供給路26を屈曲したりして球圧を減少させるが、上記球払出装置11は球圧により余分に回転するスリップゾーンSを加味しているため、敢えて減圧することはなく、却って球圧により回転体27を回転させて真円弧面の球支持部35で支持するようにしてもよい。但し、高速の払出しの際に球送り部34による咥え込みが強くなり、回転体27の回転方向にパチンコ球を運ぶ作用が生じるため、排出通路29を回転体27に沿って周回するように設けるのが好ましく、さらに払出されたパチンコ球の流勢を減衰させるように緩やかな円弧面部を介して排出樋12に排出するのがよい。なお、前記緩やかな円弧面部は排出樋12に設けるようにしてもよい。
【0042】
また、上記実施の形態で前記球送り部34と球支持部35とを段差が生ずるようにして、それが起因となってバイブ効果をもたらすようにしたが、図11に示すように前記球送り部34の高さHを球心を支持する約5.5mmとすると共に球受部33の深さDを2.5mmとし、前記球送り部34と球支持部35とを球径以上(図上6R)の緩やかな円弧面で連繋してもよい。このようにすることで、パチンコ球を球支持部35で支持する際に、前記球送り部34上面からその円弧面に沿ってスムーズに球支持部35で支持されるようにして、衝撃が発生しないようにすることも可能である。さらに好ましくは、球支持部35と球受部33とを緩やかな円弧面または傾斜面で連繋するのがよく、よりスムーズにパチンコ球が球受部33に受入れられる。
【0043】
また、前記球送り部34の高さHを前記球受部33の底部より約5.5mmの高さとしたが、図12に示すように球受部33の深さDを2.5mmとし球送り部34の高さHを球心下方を支持する4mm程度としても充分効果を成し得る。当然前記球送り部34と球支持部35との段差が1.5mmと低くなって衝撃も小さくすることができる。なお、球送り部34と球支持部35の連繋部を図上凹弧面状としたが、緩やかな凸弧面としても衝撃を発生することなく球支持部35に支持させるという同様の効果を奏する。
【0044】
また、上記実施の形態において球供給路26を単列としたが、複列で供給するようにしてもよい。このとき回転体27をそれぞれの球供給路26にそれぞれをピッチをずらすことなく臨ませるようにしても、回転体27を複列分のパチンコ球を支持し得る幅を有するようにしてもよく、パチンコ球を球支持部35で支持させるようにすればよい。但し1個単位の払出しとする際には、移送路28および排出通路29をそれぞれ異ならせて排出のタイミングをずらすようにして、複列で供給されるパチンコ球を1個ずつ交互に払出すようにすればよい。
【0045】
なお、前記球供給路26の縮幅方向は限定されるものではなく、上記実施の形態に示した前記回転体27の回転方向であっても回転方向と直交する回転軸30a方向であってもよい。さらに上記した球供給路26は一側壁を狭めるようにして12mmの通路幅に縮幅したが両側壁を狭めるように縮幅するようにしてもよい。また、球供給路26の始端部の幅員を21mmの幅広としたが、この通路幅に限定されることなく、より幅員を幅広としても球供給路26全体を終端と同じ12mmの通路幅としてもよい。なお、始端部を12mmの幅員としたときには、少なくとも屈曲誘導樋10の球通路24の終端の幅員をパチンコ球ほぼ1個分の12mmの通路幅とするのが好ましい。
【0046】
なお、本発明の球払出装置11は、実施の形態で示した貸球および賞球を払出すパチンコ遊技機の球払出装置に限定されるものではなく、例えばパチンコ遊技機間に設けられる球貸し機、あるいは球タンクへの補給機、ジェットカウンター等の球計数機にも適用することができる。
【0047】
また、実施の形態において遊技機をパチンコ遊技機として説明したが、本発明の球払出装置は、雀球遊技機,アレンジボール式遊技機,パチンコ球を使用した回胴式遊技機(パチロット)等の他の遊技機にも適用できることは言うまでもなく、特に1ゲーム毎に精算して遊技する回胴式遊技機(パチロット)においては、賞球の精算後しか次のゲームが開始できないようになっているために、本発明のように過払い等の誤動作がなくしかも高速での払出しが可能な球払出装置は最適である。
【0048】
【発明の効果】
以上に述べたように本発明に係る球払出装置は、回転体の外周に定ピッチで突設された爪部の各後側に該回転体の回転中心を曲率中心とする円弧面部を形成し該円弧面部にパチンコ球が払出停止時に支持されるようにするとともに、前記円弧面部の後側にパチンコ球の半球分以下が嵌入し得る深さの凹窪部を形成したことにより、球圧による誤動作をなくし高速の払出しに対応することができる。また、別途回転制御手段を設ける必要がないので、コストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるパチンコ遊技機の裏面図である。
【図2】本発明に係る球払出装置の斜視図である。
【図3】図2の分解斜視図である。
【図4】球払出装置部分の正断面図である。
【図5】球払出装置の側断面図である。
【図6】他の実施の形態の回転体の正面図である。
【図7】(a)〜(d)はパチンコ球の払出しの作用説明図である。
【図8】(a)〜(c)は電源停止後の回転体の回転を示す作用説明図である。
【図9】他の実施の形態の回転体を備えた球払出装置の側断面図である。
【図10】通路形状の他の実施の形態を示す正面図である。
【図11】他の実施の形態の回転体の正面図である。
【図12】さらに他の実施の形態の回転体の正面図である。
【図13】球誘導樋部分の正断面図である。
【図14】球誘導樋の平面図である。
【符号の説明】
11 球払出装置
26 球供給路
27 回転体
28 移送路
29 排出通路
30 モータ(電気的駆動源)
30a 回転軸
31 検出センサ
33 球受部(凹窪部)
34 球送り部(爪部)
35 球支持部(円弧面部)
D 深さ
Claims (1)
- 外周に定ピッチで爪部が突設された回転体をパチンコ球が流下する球供給路に臨ませ、前記回転体が回転することで前記爪部間に拘束されたパチンコ球を排出通路に払い出させる球払出装置において、
前記回転体の各爪部の後側に該各爪部と段差をもって設けられ且つ該回転体の回転中心を曲率中心とする真円の円弧面部を形成し該円弧面部にパチンコ球が払出停止時に支持されるようにするとともに、前記円弧面部の後側に凹窪部を形成してなり、
前記回転体の軸心を中心として爪部の頂点を通る円弧から前記凹窪部の最下点までの距離がパチンコ球の半径より小さくなるように設定されていることを特徴とした球払出装置。
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