JP4215120B2 - パチンコ機の玉計数払出装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、玉を円滑に払い出すためのパチンコ機の玉計数払出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
貸玉や賞玉などの玉を払い出すためのパチンコ機の玉計数払出装置として、駆動装置の回転作用により玉導入路より受け入れた玉を玉払出路へ払い出す回転体と、払い出された玉を計数する玉計数装置とを備えたものがある。この玉計数払出装置は高速で玉の払出しを行うために、回転体を高速で回転して円滑に玉を払い出すとともに、払い出された玉を正確に計数することが必要である。
【0003】
しかしながら、従来の玉計数払出装置においては、回転体の凹部に玉が流入する時に玉の落下の衝撃により玉が跳ね上がって、玉が回転体と玉払出路の側壁との間に鋏まれるトラブルが発生することがあった。玉が鋏まれると回転体の回転が停止されて玉の払い出しが不能となって遊技に支障を来すこととなる。また、従来の回転体は凹部が単に湾曲状に凹んだものであって、遊技者がパチンコ機を叩いたりした場合に衝撃によって玉が回転体から飛び出して払い出されてしまうことがあって、玉の払出しを必ずしも正確に行うことができるものではなかった。また、玉が凹部内でぐらついて動くので払出しの時間間隔にバラツキが生じてその結果玉の計数が不正確になってしまうという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記した従来の問題点を解決し、玉を所定の間隔でもって正確に払い出すことができ、且つ、払い出された玉を正確に計数することのできるパチンコ機の玉計数払出装置を提供するためになされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するためになされた本発明のパチンコ機の球計数払出装置は、玉導入路から受け入れた玉を回転作用により玉払出路に払い出す回転体と、払い出された玉を計数する玉計数装置とを備えた玉計数装置において、前記回転体を、外周円弧部を有する回転歯と、回転歯の回転方向後側に設けられた円弧状の玉仮受け部と、この玉仮受け部に連設された凹状の玉保持部とを備えたものとし、外周円弧部と玉仮受け部との間に、徐々に傾斜の緩くなる緩斜面、または平板状の緩斜面を設けたうえに、この回転体を玉払出路の入口に、玉仮受け部にある玉が通過不可能な隙間を形成して配設するとともに、2個の回転体が、同心でそれぞれの回転体の回転歯を1/2ピッチずらして交互に玉を払い出すように一体に組み合わされ、且つ、一方の回転体の玉仮受け部と他方の回転体の外周円弧部の位置が半径方向に同位置として組み合わされており、さらに、一方の回転体の玉保持部にある玉と、この玉に後続し他方の回転体の玉保持部にある玉との間に、周方向の隙間が形成されており、回転体が配設された玉払出路の入口上方に、回転体の中心と同心の円弧面を有し、玉保持部にある玉が玉払出し位置に至るまで玉を挟持する玉送りガイドを配設し、前記玉払出し位置より下流には玉が楽に通過できる玉送りガイドを配設するとともに、玉送りガイドには玉が払出し位置に来た時に玉の計数を行う光センサーを配設しており、玉送りガイドの光センサーを配設した位置に、光センサーのビームが通過する小孔を設け、この小孔の下側の側面を斜めに面取りしたことを特徴とするものである。
【0006】
上記した発明において、凹状の玉保持部の側面を玉の外周面に接触させて玉をがたつくことなく静止して保持するようにすることができ、玉保持部を円弧面により凹状に形成し、この円弧面を玉の外周面に接触させて玉をがたつくことなく静止して保持するようにすることができる。
【0007】
また、玉保持部と外周円弧部との境界に面取り部を設けることができ、また、2個の回転体が一体成形により一体に組み合わされて成形されたものとすることができる。
【0008】
本発明のパチンコ機の玉計数払出装置は、玉導入路から受け入れた玉を回転作用により玉払出路に払い出す回転体と、払い出された玉を計数する玉計数装置とを備えた玉計数払出装置において、前記回転体を、外周円弧部を有する回転歯と、回転歯の回転方向後方に設けられた円弧状の玉仮受け部と、この玉仮受け部に連設された凹状の玉保持部とを備えたものとし、外周円弧部と玉仮受け部との間に、徐々に傾斜の緩くなる緩斜面、または平板状の緩斜面を設けたので、外周円弧部で受け止めた玉を滑らかに玉仮受け部に流入させることができ、玉の跳ね上がりを防止することができるので、玉が玉払出路の入口に挟まれたりして玉の払出しが不可能となったりすることがない。また、回転体を玉払出路の入口に、玉仮受け部にある玉が通過不可能な隙間を形成して配設したので、玉が玉仮受け部にある時にパチンコ機に大きな衝撃が加えられても玉が誤って払い出されることがない。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照しつつ本発明の好ましい実施形態を示す。
図1、2は、本発明の第1の実施形態であるパチンコ機の玉計数払出装置を示す図であって、この玉計数払出装置は筐体100に一個の回転体1と1個の玉計数装置2とが配設されたものであって、回転体1は、玉導入路3から連なって送り込まれた玉を1球づつ玉払出路4に払い出すことができる。この回転体1は円形の側面11の裏側にギア12を有し、回転軸5に軸着されていて、モーター6によりギア61、ギア12を介して半時計回りに回転する。
【0010】
回転体1は図3にも示すように、外周円弧部13を有する3枚の回転歯14と、回転歯14の回転方向後側に設けられた円弧状の玉仮受け部15と、玉仮受け部15に連設された凹状の玉保持部16とを備えている。そして、外周円弧部13と玉仮受け部15の間には徐々に傾斜の緩くなる緩斜面17が形成されており、この緩斜面17は玉仮受け部15と接線状につながっている。なお、玉仮受け部15の円弧は回転体1の中心と同心の円弧としてもよいし、円弧の回転方向後側を回転体1の中心と同心の円弧に対して0.05〜0.5mm低く傾斜させたものとしてもよい。本発明の玉計数払出装置においては、玉保持部16に流入する玉を一旦玉仮受け部15にて受け止めるので玉保持部16に流入する玉の速度を大幅に減速して衝撃を和らげることができる。また、凹状の玉保持部16の側面は玉の外周面に接するように形成されているので回転体1の回転中に玉がぐらついて移動したりすることはない。さらに、玉保持部16と外周円弧部13との境界には面取り部18が形成してあるので、玉が外部衝撃などで跳ね上がった時にも玉の刻印などに回転歯14の先が引っかかることがない。したがって、玉払出路4の入口にて玉が噛み込まれたりすることがない。なお、面取り部18は丸みを付けて形成するのが望ましい。
【0011】
図1に示した状態では、回転体1は玉払出路4の入口に配設されており、玉は玉仮受け部15に載っているが、玉払出路4を形成する玉送りガイド41が玉仮受け部15との間に玉の直径より小さい隙間を形成しているので、玉仮受け部15にある玉は玉払出路4に流入することがない。玉送りガイド41には回転体1の中心と同心の円弧面42が形成されていて、円弧面42と玉保持部16との間には玉の直径より僅かに(0.5mm程度)大きい隙間が形成されているので、玉保持部16にある玉は玉払出路4に入り込むことができ、入り込んだ玉は円弧面42を通過して玉払出し位置に至るまで下流に放出されることなく挟持される。円弧面42より下側には玉が十分な余裕を持って通過できるように球送りガイド41aが配設されている。
【0012】
図4〜11は回転体1が玉を払い出す一連の動作を説明する図であって、回転体1が半時計回りに回転して玉仮受け部15にあった玉が玉保持部16に流入する(図4、5)。さらに回転が進むと玉は玉払出路4に入り込む(図6)。玉は円弧面42でガイドされながら移動するが、玉保持部16の湾曲面が玉の外周面に接触しているので移動中は玉をがたつくことなく保持することができる(図7、8)。そして、図9の状態で玉は玉保持部16から脱出し始めるが、この状態では玉仮受け部15と玉保持部16の境界のコーナーと玉送りガイド41により玉は流下することなく挟持されている。玉送りガイド41には挟持された玉がビームの遮断を開始するように光センサーである玉計数装置2が設けられているが、玉ががたつくことなく送られてくるために玉の計数が開始される回転体1の位置を正確なものとすることができる。また、回転体1は所定の払出数の玉がビームに検出された時停止して図10に示すような停止状態となり、玉は回転体1の玉保持部16と玉払出路4の円弧面42とによる挟持から開放されて自重により落下して払い出される (図11)。なお、図12に示すように、玉送りガイド41aの玉計数装置2を設けた部位にはビームの発光部21と受光部21aを相対して設置し、玉径よりも小さくビーム通過のための小孔22、22aが設けてある。そして、この小孔22、22aの側壁で玉進入側はビームに近づけ、玉流下側はビームから離したうえに、玉流下側の側壁のコーナーを斜めに面取りして斜面23、23aを設けることによって微小なごみ、埃による誤作動、計数不良などの機能障害を最小に抑えることができる。
【0013】
なお、図7に示した状態では、玉払出路4に入り込んだ玉の後続玉が外周円弧部13に載っている。この外周円弧部13に載った玉は回転体の回転とともに緩斜面17を玉仮受け部15の方向に下るが(図8〜10)、この緩斜面17は徐々に傾斜の緩くなるように形成されて接線状に玉仮受け部15と連通しているので、玉は玉仮受け部15に滑らかに移動することができる。
【0014】
図13は、玉が回転体1の外周円弧部13から玉保持部16に流入する軌跡を描いた図であるが、位置0点の外周円弧部13から位置4、5の玉仮受け部15まで緩やかに減速されて玉が流下している。また、図14は緩斜面17aを平板状(図では直線状)に形成した回転体10における玉の軌跡を描いたものであるが、図12の軌跡よりも緩やかに玉を玉仮受け部15aに流下させることができる。この回転体10の玉保持部16aは玉の外周面に接触する円弧面により凹状に形成されているので、保持された玉はがたつくことはない。なお、図15は比較例としての回転体30における玉の軌跡を描いたものであるが、この回転体30の円弧状の玉仮受け部15bは位置2〜5にかけて長く形成されており、したがって、斜面17bはやや急に傾斜していて斜面17bと玉仮受け部15bとの間に明瞭な境界が存在している。このため、斜面17bを流下する玉は急激に減速することとなって玉仮受け部15bに衝突して、発生する衝撃により玉がリバウンドしやすい。
【0015】
第2の実施形態の玉計数払出装置を図16〜19に示す。この玉計数払出装置は二つの回転体10、20と一つの玉計数装置2とからなるものであって、図14に示した緩斜面17aが平板状である二つの回転体10、20が回転軸5に軸着されていて、モーター6により一体に回転される。ここで2本の玉導入路3及び玉払出路4の間は中央隔壁7によって隔てられている。
【0016】
二つの回転体10、20は回転歯14a、14a’が1/2ピッチずらされて交互に玉を払い出すようになっている。また、図17に示すとおり、一方の回転体10の外周円弧部13aと他方の回転体20の玉仮受け部15a’とは半径方向の位置が同一になるように組み合わされており、玉を同時に外周円弧部13aと玉仮受け部15a’とで受けるようになっていて、玉圧を回転軸5に向けて玉を受けることができる。したがって、玉圧が回転体10、20の回転方向に作用しないので玉を誤って払い出すことがない。
【0017】
回転体10、20が回転して二つの回転体10、20の玉保持部16a、16a’に玉が入り込んだ図18に示す状態においては、回転体10の玉保持部16aにある玉の中心と、回転体20の玉保持部16a’にある玉の中心との周方向の距離を玉の直径よりも大きくしてあるので、二つの玉の間に隙間Sを形成することができる。さらに回転が進んで、図19に示す位置にて一方の回転体10から玉が払い出され、引き続いて他方の回転体20から玉が払い出されるが、玉を高速で払い出した場合においても、二つの玉間に隙間Sを形成してあるので、二つの玉が玉計数装置のビームの前をつながって通過することがなく、よって、玉を確実に識別して正確に計数することができる。なお、二つの回転体10、20は一体成形により上記したような構成に一体に組み合わせて成形することができる。
【0018】
以上に説明した第1、第2の実施形態の玉計数払出装置においては、何れも3枚の回転歯14、14a(14a’)を有する回転体1、10(20)を用いているが、図20、21に示すような2枚の回転歯14c(14c’)を有する回転体40(41)、あるいは4枚の回転歯14d(14d’)を有する回転体50(51)を用いても玉を円滑に払い出して正確に計数することができる。
【0019】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明のパチンコ機の玉計数払出装置は、玉導入路から受け入れた玉を回転作用により玉払出路に払い出す回転体と、払い出された玉を計数する玉計数装置とを備えた玉計数払出装置において、前記回転体を、外周円弧部を有する回転歯と、回転歯の回転方向後方に設けられた円弧状の玉仮受け部と、この玉仮受け部に連設された凹状の玉保持部とを備えたものとし、外周円弧部と玉仮受け部との間に、徐々に傾斜の緩くなる緩斜面、または平板状の緩斜面を設けたので、外周円弧部で受け止めた玉を滑らかに玉仮受け部に流入させることができ、玉の跳ね上がりを防止することができるので、玉が玉払出路の入口に挟まれたりして玉の払出しが不可能となるトラブルが発生することがない。また、回転体を玉払出路の入口に、玉仮受け部にある玉が通過不可能な隙間を形成して配設したので、玉が玉仮受け部にある時にパチンコ機に大きな衝撃が加えられた場合にも玉が誤って払い出されることがない。また、凹状の玉保持部の側面を玉の外周面に接触するようにしたので、玉をがたつくことなく静止して保持することができるし、玉保持部を円弧面により凹状に形成し、この円弧面を玉の外周面に接触させることによっても玉を静止して保持することができ、球の払出し位置を常に一定の位置として球を正確に計数することができる。さらに、玉保持部と外周円弧部との境界に面取り部を形成したので、回転歯の刃先が球の刻印などに引っかかることがない。
【0020】
また、本発明のパチンコ機の玉計数払出装置は、2個の回転体が、同心でそれぞれの回転体の回転歯を1/2ピッチずらして交互に玉を払い出すように組み合わされ、且つ、一方の回転体の玉仮受け部と他方の外周円弧部位置を半径方向に同位置として組み合わせたので、玉圧を回転軸に向けて受けることができて、玉を誤って払い出すことがない。また、一方の回転体の玉保持部にある玉と、この玉に後続し他方の回転体の玉保持部にある玉との間に、周方向の隙間を形成したので、二つの玉が玉計数装置のビームの前をつながって通過することがなく、玉を確実に識別することができる。また、2個の回転体が一体成形により一体に組み合わされて成形されているものとすることにより、二つの回転体をいちいち組み合わせる必要がない。また、回転体が配設された玉払出路の入口上方に、回転体の中心と同心の円弧面を有し、玉保持部にある玉が玉払出し位置に至るまで玉を挟持する玉送りガイドを配設したうえに、前記玉払出し位置より下流には玉が楽に通過できる玉送りガイドを配設するとともに、玉送りガイドには玉が払出し位置に来た時に玉の計数を行う光センサーを配設したので、玉を確実に認識して正確に計数することができる。さらに、玉送りガイドの光センサーを配設した位置に、光センサーのビームが通過する小孔を設け、この小孔の下側の側面を斜めに面取りしたので、微小なごみなどによる玉係数装置の誤作動などの機能障害を大幅に低減することができる。
したがって、本発明は玉を所定の間隔でもって正確に払い出すことができ、且つ、払い出された玉を正確に計数することができるという大きな利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施形態の玉計数払出装置を示す正面の断面図である。
【図2】 第1の実施形態の玉計数払出装置を示す側面の断面図である。
【図3】 回転体の正面図である。
【図4】 玉が玉保持部に流入途中である玉計数払出装置の正面断面図である。
【図5】 玉が玉保持部に流入した状態の玉計数払出装置の正面断面図である。
【図6】 玉が玉払出路の入口にある玉計数払出装置の正面の断面図である。
【図7】 玉が玉払出路を移動中である玉計数払出装置の正面の断面図である。
【図8】 図7に引き続く玉計数払出装置の正面の断面図である。
【図9】 玉がビームを遮断する直前の状態にある玉計数払出装置の正面の断面図である。
【図10】 玉がビームを遮断した状態にある玉計数払出装置の正面の断面図である。
【図11】 玉が払い出された直後の玉計数払出装置の正面の断面図である。
【図12】 玉計数装置の周辺の詳細を示す断面図である。
【図13】 回転体上を転がる玉の軌跡の説明図である。
【図14】 図13とは別の形態の回転体上を転がる玉の軌跡の説明図である。
【図15】 比較例の回転体上を転がる玉の軌跡の説明図である。
【図16】 二つの回転体が配設された玉計数払出装置の側面の断面図である。
【図17】 図16に示す玉計数払出装置の正面の断面図である。
【図18】 図17に引き続く玉計数払出装置の正面の断面図である。
【図19】 玉が払出し直前にある玉計数払出装置の正面の断面図である。
【図20】 2枚の回転歯を有する回転体を備えた玉計数払出装置の正面の断面図である。
【図21】 4枚の回転歯を有する回転体を備えた玉計数払出装置の正面の断面図である。
【符号の説明】
1 回転体
2 玉計数装置
3 玉導入路
4 玉払出路
13 外周円弧部
14 回転歯
15 玉仮受け部
16 玉保持部
17、17a 緩斜面
Claims (5)
- 玉導入路から受け入れた玉を回転作用により玉払出路に払い出す回転体と、払い出された玉を計数する玉計数装置とを備えた玉計数装置において、前記回転体を、外周円弧部を有する回転歯と、回転歯の回転方向後側に設けられた円弧状の玉仮受け部と、この玉仮受け部に連設された凹状の玉保持部とを備えたものとし、外周円弧部と玉仮受け部との間に、徐々に傾斜の緩くなる緩斜面、または平板状の緩斜面を設けたうえに、この回転体を玉払出路の入口に、玉仮受け部にある玉が通過不可能な隙間を形成して配設するとともに、
2個の回転体が、同心でそれぞれの回転体の回転歯を1/2ピッチずらして交互に玉を払い出すように一体に組み合わされ、且つ、一方の回転体の玉仮受け部と他方の回転体の外周円弧部の位置が半径方向に同位置として組み合わされており、さらに、一方の回転体の玉保持部にある玉と、この玉に後続し他方の回転体の玉保持部にある玉との間に、周方向の隙間が形成されており、
回転体が配設された玉払出路の入口上方に、回転体の中心と同心の円弧面を有し、玉保持部にある玉が玉払出し位置に至るまで玉を挟持する玉送りガイドを配設し、前記玉払出し位置より下流には玉が楽に通過できる玉送りガイドを配設するとともに、玉送りガイドには玉が払出し位置に来た時に玉の計数を行う光センサーを配設しており、
玉送りガイドの光センサーを配設した位置に、光センサーのビームが通過する小孔を設け、この小孔の下側の側面を斜めに面取りしたことを特徴とするパチンコ機の玉計数払出装置。 - 凹状の玉保持部の側面を玉の外周面に接触させて玉をがたつくことなく静止して保持するようにした請求項1に記載のパチンコ機の玉計数払出装置。
- 玉保持部を円弧面により凹状に形成し、この円弧面を玉の外周面に接触させて玉をがたつくことなく静止して保持するようにした請求項1又は2に記載のパチンコ機の玉計数払出装置。
- 玉保持部と外周円弧部との境界に面取り部を設けた請求項1〜3の何れかに記載のパチンコ機の玉計数払出装置。
- 2個の回転体が一体成形により一体に組み合わされて成形されている請求項1に記載のパチンコ機の玉計数払出装置。
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