JP2003019306A - パチンコ機の球制御装置 - Google Patents

パチンコ機の球制御装置

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JP2003019306A JP2001170058A JP2001170058A JP2003019306A JP 2003019306 A JP2003019306 A JP 2003019306A JP 2001170058 A JP2001170058 A JP 2001170058A JP 2001170058 A JP2001170058 A JP 2001170058A JP 2003019306 A JP2003019306 A JP 2003019306A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通路部のパチンコ球を支持する制御体および
電気的駆動源に負担をかけることなくスムーズに排出す
ることができるようにしたパチンコ機の球制御装置を提
供する。 【解決手段】 パチンコ球が連続して流下する通路部1
3と、該通路部13に臨み最先のパチンコ球を支持する
制御体14と、該制御体14を可動する電気的駆動源1
8を備え、制御体14の可動により通路部13のパチン
コ球を排出通路16に払出するようにしたパチンコ機の
球制御装置9において、前記通路部13の少なくとも最
先のパチンコ球が位置する通路幅Wを、パチンコ球がラ
ンダムに位置する幅広としたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ球を制御
して排出するパチンコ機の球制御装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ機の前面枠の前面には周
知のように打球供給皿と下部貯留皿が設けられ、前面枠
の裏面には遊技盤取付枠を介して遊技盤が着脱可能に取
付けられ、該遊技盤の裏面には合成樹脂製の機構板が設
けられている。そして、機構板の後面側には、パチンコ
球を制御して払出す球払出装置が設けられ、球タンクの
パチンコ球をタンクレールおよびカーブレール等の球誘
導樋で一列に整列して導いていた。さらに機構板の下方
には入賞球集合樋に集められたパチンコ球を制御しなが
ら排出する入賞球処理装置が設けられている。
【0003】ところで、パチンコ機には一般に普通機と
称されているパチンコ機と所謂CR機と称されるカード
対応型のパチンコ機があり、普通機の場合、入賞球検出
信号に基づいて所定個数の賞球を打球供給皿に払い出す
球払出装置が設けられ、CR機は、その一側部にカード
装置が隣接されており、予め金額情報が記録されたプリ
ペイドカードまたは現金を投入口に挿入して球貸スイッ
チボタンを操作することにより所定個数の貸球が打球供
給皿に払い出す球払出装置を上記賞球の球払出装置と別
途に設けている。
【0004】また、従来の球払出装置は、前記球誘導樋
に連続する供給通路と、該供給通路に臨んでパチンコ球
を支持する回転体と、該回転体の回転により供給通路の
パチンコ球が払出される排出通路とを備えてなるものが
知られている。このような構成からなる球払出装置は、
供給通路が前記一列に整列して導く球誘導樋の通路幅と
等しく形成されていた。また、球誘導樋が仕切壁により
複数の供給通路で供給すると、球払出装置も当然のこと
ながら仕切壁により区画された複数の供給通路を備えて
いた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の球制
御装置である球払出装置および入賞球処理装置は、通路
部がパチンコ球のほぼ直径に等しい12mmであるた
め、連続するパチンコ球の球心が流下方向に常に一定な
状態にあり、回転体に支持される最先のパチンコ球にか
かる球圧がすべて回転体にかかり電気的駆動源に大きな
負担となり円滑なパチンコ球の払出しができなくなると
いう問題があった。
【0006】また、複数条でパチンコ球を供給する球払
出装置においては、複数条で球払出装置に供給するに際
し、球タンクのパチンコ球を球詰りすることなく整列す
るのに苦労し、しかも仕切壁により最低の装置幅が限ら
れ装置全体の小型化に限度があった。
【0007】また、一気に入賞球が発生し入賞球集合樋
に集合すると通路幅が狭いため許容量が少なく該入賞球
集合樋から溢れ大入賞口の開閉に支障をきたすことがあ
った。
【0008】そこで本発明は、従来技術の有するこのよ
うな問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とす
るところは、供給通路のパチンコ球を制御する回転体お
よびその電気的駆動源に負担をかけることなくスムーズ
に排出することができ、しかも装置全体の小型化を可能
とすることができる画期的なパチンコ機の球制御装置を
提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、パチンコ球が連続して流下
する通路部と、該通路部に臨み最先のパチンコ球を支持
する制御体と、該制御体を可動する電気的駆動源を備
え、制御体の可動により通路部のパチンコ球を排出通路
に払出するようにしたパチンコ機の球制御装置におい
て、前記通路部の少なくとも最先のパチンコ球が位置す
る通路幅を、パチンコ球がランダムに位置する幅広とし
たことを特徴とする。
【0010】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明において、前記通路部を13mmからパチンコ
球が2個並ばない通路幅としたことを特徴とする。
【0011】さらに、請求項3記載の発明は、請求項1
または2記載の発明において、前記制御体は回転体であ
ることを特徴とする。
【0012】また、請求項4記載の発明は、請求項3記
載の発明において、前記回転体は通路部の側壁に向かう
傾斜面を有することを特徴とする。
【0013】請求項5記載の発明は、請求項3または4
記載の発明において、前記通路部は、パチンコ球が複数
個並ぶ幅広の通路幅であり、回転体の周面には同時に2
個のパチンコ球を受け入れない球受部を設けたことを特
徴とする。
【0014】また、請求項6記載の発明は、請求項1記
載の発明において、前記回転体に異なる個数のパチンコ
球を受け入れる球受部を設けたことを特徴とする。
【0015】また、請求項7記載の発明は、請求項1な
いし6のいずれかに記載の発明において、前記排出通路
をパチンコ球がランダムに流下する幅広に形成すると共
に、該排出通路を流下するパチンコ球を光学式センサに
より検出するようにしたことを特徴とする。
【0016】また、本発明の球制御装置は、貸球または
賞球用の球払出装置である。なお、パチンコ機間に設け
られる球貸し機、あるいは球タンクへの補給機,ジェッ
トカウンター等の球計数機にも適用することができる。
さらには入賞球を機外に排出する入賞球排出処理装置に
も適用することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明のパチンコ機の球制
御装置を図面を参照して説明する。図1は本発明が適用
されるパチンコ機1の裏面図である。パチンコ機1の裏
側には遊技盤の裏面全体を覆うように機構板2が配設さ
れており、該機構板2の後面側にはパチンコ球を貯留す
る球タンク5が設けられ、該球タンク5の下方にパチン
コ球を整列して流下させる球誘導樋6が設けられてい
る。また、球誘導樋6は直線的なタンクレール7とその
下流側に接続する屈曲したカーブレール8で構成され
る。そして、このカーブレール8の下流端に本発明の球
制御装置としての球払出装置9が接続される。さらに球
払出装置9の下方には、払出されたパチンコ球を機前の
球受皿(図示せず)に導く排出樋10が設けられてい
る。また、機構板2の下方には、入賞球を集合する入賞
球集合樋23が形成され、該入賞球集合樋23に集めら
れた入賞球を機外に排出する球制御装置としての入賞球
排出装置24が通路部25を介して配設されている。
【0018】次に、図2ないし図6を参照して本実施の
形態に係るパチンコ機の球払出装置9の構成について説
明する。球払出装置9は箱枠状のケース12に前記カー
ブレール8の球通路8aと連通する通路部としての供給
通路13と、該供給通路13に臨み最先のパチンコ球を
支持する制御体としての回転体14と、該回転体14の
回転により供給通路13のパチンコ球が移動する屈曲通
路15と、回転体14の支持から外れ払出される排出通
路16とを備え、ケース12のカバー体17に前記回転
体14を回転する電気的駆動源としてのモータ18が取
付けられている。
【0019】しかして、前記供給通路13は少なくとも
最先のパチンコ球が回転体14に支持される通路幅W
(回転体の幅方向)をパチンコ球が回転体14上をラン
ダムに位置する幅広に形成され、本実施の形態において
供給通路13の通路幅Wを供給通路13内にパチンコ球
がランダムに並列可能な18mmとしている。19は排
出通路16に払出されたパチンコ球を検出するセンサで
あり、該センサ19は発光部19aと受光部19bとか
らなる光学式センサで、しかも排出通路16の中心線か
らずれた位置でその光軸が交差するように配置される。
そして回転体14による制止が開放されたパチンコ球が
光軸を遮ることで該パチンコ球を検知し得るように配置
される。
【0020】前記回転体14は、合成樹脂により成形さ
れ図3および図5に示すように通路幅Wとほぼ等しい寸
法を有する円柱状をしており、その周面に軸方向と平行
な溝状の球受部20を複数(本実施の形態では4条)形
成し、その中心をモータ軸18aに取付けモータ18の
回転により幅方向と直交する方向に回動するようにして
いる。そして、球受部20は前記供給通路13にランダ
ムに並んだパチンコ球が同時に2個受け入れない形状が
選ばれる。なお、回転体14の幅寸法はランダムに並ん
だパチンコ球の球心を支持する寸法があればよく、本実
施の形態では供給通路13の中心に位置して8mmの寸
法があればよい。また、回転体14はアルミ合金等によ
りダイカスト成形してもよく、当然のことながら強度に
優れしかもパチンコ球に帯電した静電気を放電し、静電
気による障害を未然に防止することができる。
【0021】次に、上記構成からなる球払出装置9の払
出し動作について図5および図6を参照して説明する。
前記カーブレール8の球通路8aから供給通路13にパ
チンコ球が供給され、図5および図6(a)に示すよう
に最先のパチンコ球B1が回転体14の球受部20に支
持されてランダムに並ぶ。この状態でモータ18を駆動
し、回転体14を図4において矢印で示す時計回り方向
に回転させると、供給通路13のパチンコ球B1は図6
(b)に示すように球受部20で支持されつつ屈曲通路
15を移動し、後続のパチンコ球B2が図6(c)に示
すように球受部20に支持される。そして、さらに回転
体14が回動すると図6(d)に示すようにパチンコ球
B1が球受部20の支持から外れて排出通路16に落下
しセンサ19で検出され、図6(a)に示す最先のパチ
ンコ球が球受部20に支持される状態となる。そして、
さらに回転体14が回転するとパチンコ球B2が球受部
20の支持から外れて排出通路16に落下することにな
る。
【0022】このようにして、回転体14の回転によっ
て排出通路16に1個ずつ落下する供給通路13のパチ
ンコ球B1,B2…は、排出通路16でセンサ19の光
軸を遮りながら落下し、排出樋10に排出されることに
なる。そして、所定個数の払出しが行われ、センサ19
によりパチンコ球が検知されるとモータ18が停止す
る。また、排出通路16が幅広であっても光学式センサ
19により確実に通過するパチンコ球を検出することが
できる。なお、センサ19は払出されたパチンコ球を検
出するのではなく払出される直前のパチンコ球を検出す
るようにしてもよい。
【0023】以上のように、本実施の形態に係る球払出
装置9は、図5実線および鎖線に示すように供給通路1
3にパチンコ球がランダムに並ぶことにより、球圧が回
転体14に直下的に掛かることなく供給通路13側壁に
分散するようにしたので、回転体14に掛かる球圧が減
少されモータ18への負荷を軽減させることができ、回
転体14の回転がスムーズに行われパチンコ球を1個ず
つ確実に払出すことができる。また、供給通路13の側
壁に球圧がかかるので、該側壁に摩耗を防ぐ補強用の鉄
板を備えたり、少なくとも供給通路13部分をアルミ合
金等によりダイカスト成形したりしてもよい。
【0024】また、カーブレール8の球通路8aをパチ
ンコ球の径とほぼ等しい12mmとし、供給通路13の
通路幅Wをパチンコ球がランダムに並ぶ幅広とすること
で、従来のタンクレール7およびカーブレール8がその
まま使用でき、例え球払出装置9の取付時に多少の位置
ずれがあったり成形時にヒケがあったとしても、パチン
コ球を球払出装置9に確実に供給することができる。さ
らに、12mmの球通路8aから幅広の供給通路13に
パチンコ球が供給されることでパチンコ球の動きがラン
ダムとなり適度な振動が発生し、それがバイブ効果とな
り球詰りを防止する効果を生ずる。なお、タンクレール
7およびカーブレール8の球通路8aを供給通路13と
同様にパチンコ球がランダムに並ぶ幅広としてもよい。
【0025】また、供給通路13の通路幅Wをパチンコ
球がランダムに並ぶ幅広にすることにより、該供給通路
に位置するパチンコ球の球心Oがずれて球間隔Dが球径
より短くなり、高速で払出しが行われてもパチンコ球間
に隙間ができず、いわゆる「大当り」になって短時間に
大量の賞球が払出される際にも空出しすることなく確実
にパチンコ球の払出しが行われる。
【0026】また、図7は球受部20と球支持部21を
交互に設けた回転体14を示し、該球支持面21は軸心
からの真円とせず回転方向端部から球受部20に向かい
徐々に軸心に近づくように下傾して他方の端部は球受部
20と円弧面でつながっている。そして、図8に示すよ
うに球支持部21で支持されたパチンコ球は回転体14
の回転に伴い同図鎖線に示すように、徐々に下降して球
受部20にスムーズに受け入れられるようになる。
【0027】また、図9および図10に示すように、回
転体14の端部に内方に向って傾斜する円錐台形のガイ
ド部26を形成してもよく、該ガイド部26により供給
通路13のパチンコ球を中央に集束して排出通路16に
払出すことができ、センサ19の検知ずれを防止する。
なお、ガイド部26は幅方向のいずれか一方に設けても
よく、さらには両端のガイド部26,26の傾斜角度を
それぞれ異ならせるようにして供給通路13内のパチン
コ球の位置関係をずらすようにしてもよい。また、ガイ
ド部26に僅かな凹凸を設けて回転体14の回転によっ
てパチンコ球に微振動を発生して球詰りを防止するよう
にしてもよい。
【0028】上記実施の形態において制御体をスプロケ
ット型の回転体としたが、スプロケットを捻った形状で
あっても螺旋状のスクリュータイプとしてもよい。さら
に、制御体は供給通路に進退してパチンコ球を制御する
揺動体としてもよい。また、電気的駆動源にソレノイド
を用いてパチンコ球の自重により回転または揺動する制
御体を可動するようにしてもよい。なお、本実施の形態
において供給通路を1条として説明したが複数の供給通
路としてもよいのはいうまでもない。
【0029】図11および図12に供給通路13の通路
幅Wをパチンコ球の径の2倍以上とした実施の形態を示
し、具体的には24mmの通路幅としている。そして、
屈曲通路15において通路幅Wを回転体14の中心側に
絞り込み排出通路16でパチンコ球のほぼ1個程度と
し、該排出通路16に検出センサ19として近接スイッ
チを設けて払出されたパチンコ球を1個ずつ検出するよ
うにしている。また、制御体としての回転体14は、周
面外側にパチンコ球を支持する球支持面21を側壁側に
交互に形成したV溝状の球受部20を複数(本実施の形
態では6条)設けており、該球受部20は同時に2個の
パチンコ球を受け入れない幅として、1個は球支持部2
1で支持するようにしている。このように、球受部20
をV溝状にすることでパチンコ球が常に二点支持され、
一点で支持されるのに比べ安定した状態で支持される。
さらに、埃やゴミが球受部20内に入ってもV溝状にな
っていることでパチンコ球が直接埃やゴミに接触するこ
とがなく、埃やゴミにより払出しに支障をきたすことは
ない。なお、この実施の形態において、カーブレール8
の球通路8aを前記実施の形態の12mmと異なり、該
実施の形態の供給通路13の通路幅と同様に球通路8a
にパチンコ球がジグザグ状にランダムに並列可能な24
mmの幅広としている。
【0030】上記構成の球払出装置9は、供給通路13
に球通路8aからパチンコ球が供給されると図11
(a)および図12(a)に示すように、最先のパチン
コ球B1が球受部20に受け入れられて後続のパチンコ
球が球支持部21で支持されたりして供給通路13で連
続してランダムに連なって待機している。この状態で払
出し信号によりモータ18が駆動し、回転体14が回転
すると、供給通路13のパチンコ球B1は図11(b)
および図12(b)に示すように球受部20で支持され
つつ屈曲通路15の傾斜面で中央に移動しながら下降
し、一旦後続のパチンコ球B2…が回転体14の球受部
20と球受部20との間の周面に支持される。このと
き、供給通路13内のパチンコ球がバランスがとれて球
詰りのようになるものの、図11(c)および図12
(c)に示すように回転体14が回転しパチンコ球B2
が球受部20に受け入れられることによりバランスが崩
れパチンコ球が流下する。そして、さらに回転体14が
回転すると、図11(d)および図12(d)に示すよ
うにパチンコ球B1が球受部20の支持から外れて排出
通路16に落下し、検出センサ19によって検知されて
排出樋17に排出され、後続のパチンコ球B2…も同様
に検出センサ19によって検知されて排出されることに
なる。
【0031】このとき供給通路13内のパチンコ球は、
例え少数の払出しでも図12(a)〜(d)に示すよう
に上下方向だけでなく左右方向にもランダムに動くため
球圧が四方に分散すると共に、パチンコ球どうしの接点
がずれてパチンコ球の配列が変化することにより球詰ま
りが発生することはない。そして、パチンコ球が払出さ
れるたびに通路内のパチンコ球がランダムに動き並び方
が変化して振動が発生し、それがバイブ効果となりカー
ブレール8は勿論のこと上流のタンクレール7および球
タンク5の球詰りを解消することができる。さらに、カ
ーブレール8の球通路8aを供給通路13と同様に通路
幅をパチンコ球がランダムに並ぶ幅広とすることで、通
常のタンクレール7およびカーブレール8に比べ成形も
簡単になる。
【0032】図13ないし図17は屈曲通路15に球抜
手段27を設けた実施の形態を示し、他に前記球払出装
置9と異なる点は供給通路13および屈曲通路15,排
出通路16が別部材により形成されている点であるため
同じ構成要素には同一符号を付して説明する。前記球抜
手段27は屈曲通路15に開口28を開設すると共に該
開口28に球抜弁29を支軸30により揺動自在に配設
し、常には図15ないし図17に示すように該球抜弁2
9が開口28を閉塞する状態におり、カバー体17に設
けたロック部材31がスプリング32の付勢により上動
して、長孔33から臨んだ弁部材29に突設した係合ピ
ン34に係止することに閉塞状態を保持している。前記
開口28に臨み屈曲通路15の一部をなす球抜弁29の
内面は、図16および図17に示すように供給通路13
の最先のパチンコ球を回転体14の球受部20とともに
支持する支持面29aと、回転体14の回転にともない
球受部20に受け入れられたパチンコ球を排出通路16
に誘導する回転体14の支軸を中心とする円弧状のガイ
ド面29bを有する。
【0033】上記球払出装置9の検出センサ19は、排
出通路16の外周を囲うように設けられ、略正方形状の
プリント基板35のそれぞれ相対する2辺に発光部19
aと受光部19bとが実装され、該検出センサ19のそ
れぞれの光軸がパチンコ球の通過方向と直交する一平面
内で排出通路10の中心にて交差するように配置してい
る。そして、払出し信号によりモータ18が駆動して回
転体14が回転すると球受部20に受け入れられたパチ
ンコ球が排出通路16に排出され、検出センサ19のそ
れぞれの光軸を略同時に遮ることにより球検出信号を発
信させることができる。このため例えば遊技者が不正の
目的をもって針金のようなものを進入させこの光軸を遮
ることにより球検出信号を発信させようとしても、両光
軸を同時に遮ることは極めて困難であるので、そのよう
な不正行為をほぼ完全に防ぐことが可能となる。
【0034】次に上記球払出装置9の球抜きは、供給通
路13内にパチンコ球がある状態で図15鎖線に示すよ
うにロック部材31をスプリング32の付勢に抗して下
動すると、弁部材29に支持されたパチンコ球の荷重に
より弁部材29が図17に示すように揺動し球払出装置
9内のパチンコ球が球抜通路36に球抜きされる。そし
て、すべてのパチンコ球が球抜きされると弁部材29が
自重により開口28を閉塞するように揺動するので、再
度ロック部材31をスプリング32の付勢に抗して下動
してから手を放すとロック部材31が係合ピン34に係
止し弁部材29を開口28を閉塞した払出し可能状態で
固定保持される。
【0035】なお、回転体14は図18に示すように球
受部20を周面に連続的に設けるようにしてもよいのは
いうまでもない。
【0036】また、回転体14の球受部20は図19に
示すように、球受部20の中央部を外側部より回転体1
4の回転方向(図19矢印方向)側に位置するように傾
斜させるようにしてもよく、このようにすることで回転
体14が回転するにともないパチンコ球が球受部20の
傾斜により自然と中央側に寄せられるため、屈曲通路1
5を傾斜して中央側に寄せる必要がなくなる。
【0037】さらに、制御体としての回転体14は供給
通路13の側壁に向かう傾斜面を有する円錐体としても
よく、図20に示す紡錘形としてもよい。また、紡錘形
とすることで球受部20および球支持部21で受入れま
たは支持されたパチンコ球は回転体14の側壁側に下傾
する傾斜面により必ず供給通路13の側壁で支持される
ようになり、確実に球圧を分散させることができる。
【0038】また、図21に示す回転体14は、球支持
部21を交互に逆傾斜にすることにより球支持部21間
に球受部20を形成し、球支持部21のパチンコ球が自
然に球受部20に導かれるように形成している。該回転
体14は特に、球支持部21を球受部20に向かう傾斜
とすることで回転体14をパチンコ球の自重により回転
させて払出す球払出装置9においては効果が著しい。
【0039】そこで上記自重により回転させる回転体1
4を備えた球払出装置9について説明する。該球払出装
置9は、回転体14の軸心46位置を供給通路13の最
先のパチンコ球の球心位置より反屈曲通路15側に僅か
に位置をずらしてパチンコ球の自重により回転体14を
回動するようにしている。また、図22ないし図24に
示すように回転体14の停止機構37として、該回転体
14の同軸46に設けられた側板38の周縁部に60゜
間隔で球受部20と同数の6箇所に切欠形成されている
爪部39,39…と、該爪部39,39…に当接離脱可
能な突起40を有する略く字状の停止部材41とで構成
され、該停止部材41はスプリング42を介してソレノ
イド43のプランジャ44に連結されている。なお、該
停止部材41は軸45を介して爪部39に対して側方か
ら作用するように設置されていて、爪部39の回転作用
力が停止部材41の軸45方向に向かうようになってお
り爪部39と突起40との係合が確実になされる。そし
て、ソレノイド43が消磁されている常態のとき、スプ
リング42の弾発力によって突起40が爪部39に当接
するように付勢されて回転体14の回転を阻止する。こ
の状態で、ソレノイド43を励磁すると図22鎖線に示
すようにスプリング42の付勢に抗してプランジャ44
が吸引され、停止部材41が回動し突起40が爪部39
から離脱し、回転体14は図24鎖線に示すように球受
部20に受け入れられたパチンコ球の自重によって回転
し払出される。そして、検出センサ19により所定個数
のパチンコ球が検出されるとソレノイド43を消磁し
て、前記と同様の作用によって、突起40が爪部39に
当接して回転体14の回転を阻止する。
【0040】このように球受部20受け入れられたパチ
ンコ球の自重によって回転する回転体14にあっては、
例えば供給通路13が球抜後の空の状態の時に誤ってパ
チンコ球が1個供給通路13に入り込んで球支持部21
で支持された場合、この実施の形態のように球支持部2
1が球受部20側に傾斜していないと、いくらソレノイ
ド43を励磁しても該パチンコ球により回転体14に回
転力が与えられないが、この実施の形態のように球支持
部21が球受部20側に傾斜していることにより球支持
部21で支持されたパチンコ球は図23に示すように確
実に球受部20に導かれ回転体14に回転力を与えるこ
とができるので最後の1個まで払出しが可能となる。ま
た、供給通路13の最先のパチンコ球の球心位置を回転
体14の軸心46位置より反屈曲通路15側に僅かに位
置をずらした軸心46近くであっても確実に払出しが可
能となる。
【0041】図25に示す実施の形態は、回転体14の
妄動防止手段を設けた実施の形態を示し、妄動防止手段
として上記パチンコ球の自重により回転する回転体14
の同軸46状に10葉ロータ47を設けると共に、該1
0葉ロータ47に噛合する10葉ロータ49を軸48に
設けるようにして、パチンコ球の自重により該10葉ロ
ータ49を回転させる負荷を与えることにより、回転体
14の暴走を抑制し1個単位の確実な払出しを行うよう
にした。なお、葉ロータ47,49の葉数は任意に変更
可能であり、該葉ロータ47,49に替えて普通のギア
としてもよい。また、葉ロータ47,49の大きさおよ
び材質または重錘を設けることで重さを変更して回転体
14を回転させる負荷を調整することができる。
【0042】また、上記してきた供給通路13を図26
に示すように屈曲させるようにしてもよく、屈曲させる
ことにより球圧を弱めると共に、払出しに伴ってパチン
コ球の配列が変化する際に、屈曲した傾斜面にパチンコ
球が落下して振動が発生し適度なバイブ効果をもたらす
ことができる。さらに、供給通路13内面に突部を形成
したり段状にしたりしてパチンコ球の流下を変更したり
球圧を変化させたりするようにしてもよい。また、前記
屈曲した傾斜面に摩耗を防ぐ補強用の鉄板を備えたり、
少なくとも屈曲部分をアルミ合金等によりダイカスト成
形したりするようにしてもよい。また、供給通路13の
パチンコ球が崩れるように供給流下するため、回転体1
4も同様にアルミ合金等によりダイカスト成形するのが
好ましい。
【0043】なお、当然のことながらパチンコ球が2個
並ぶ幅広でありながら従来と異なり仕切壁がない本実施
の形態の球払出装置9においては、少なくともその仕切
壁分球払出装置9を薄くコンパクトにすることが可能と
なり、貸球用および賞球用等複数の球払出装置を上下位
置に設けても嵩張ることなく重ねて設けることも可能と
なる。
【0044】また、供給通路をパチンコ球が2個並ぶ幅
広とした実施の形態において、屈曲通路15を中心側に
絞り込み排出通路16でパチンコ球のほぼ1個程度とし
て、該排出通路16に検出センサ19として近接スイッ
チを設けるようにしたが、幅広の近接スイッチとしても
よく、当然のことながら幅広の前記実施の形態に示した
ように屈曲通路15および排出通路16を供給通路13
と同じ幅広とし、該排出通路16に光学式センサを設け
るようにして払出されたパチンコ球を検出するようにし
てもよい。
【0045】また、図27に示すように供給通路13の
始端と少なくとも最先のパチンコ球が位置する通路幅を
異ならして球圧を緩和するようにしてもよく、同図のよ
うに供給通路13の供給口が回転体14の中心位置から
ずれている場合には回転体14を円錐台形として供給口
と反対側に位置する球受部20に確実にパチンコ球が受
け入れられるようにするのが好ましい。
【0046】なお、上記した実施の形態では、通路幅W
をパチンコ球が2個並ぶ24mmとしたが、図28に示
すように3個並ぶ通路幅Wとしてもよく、該回転体14
は供給通路13の最先に位置するパチンコ球が1個ずつ
嵌るように位置をずらして球受部20を設けている。な
お、本発明は同時に2個のパチンコ球が球受部20に受
け入れない限り、通路幅Wに限定されることなく3個以
上並ぶ通路幅Wでもパチンコ球を1個ずつ払出すことは
可能である。また、供給通路13の通路幅Wを広げるこ
とによりパチンコ球の接点位置が多くなり、移動範囲が
広くなるために配列が複雑となり空間部ができ、パチン
コ球を払出す度に空間部に落下する球崩れ現象により常
にパチンコ球が動くため球詰りが起こることはない。
【0047】また、上述した球払出装置9は1個ずつの
払出しを可能なものとしたが、本発明はそれに限ること
なく、回転体14に同時に複数個のパチンコ球を受け入
れる球受部20を設け複数のパチンコ球を同時に払出す
ようにしてもよく、好ましくは図19に示したように球
受部20を回転軸に対して傾斜状に設け、球受部20に
受入れられた複数のパチンコ球が球受部20の支持から
時間差をもって開放されて払出されるようにするのが好
ましい。このように供給通路13をパチンコ球が複数並
列する幅広として同時に複数個のパチンコ球を受け入れ
ることで回転体14の1回転で多数のパチンコ球の払出
しができるので、コストの安い低トルクのモータ18を
使用することができる。
【0048】さらに、回転体14の周面に異なる数のパ
チンコ球を受け入れる球受部20を設けてもよく、図2
9に示すように例えば3個のパチンコ球が並ぶ供給通路
13の通路幅であって、同時に1個ずつ2個のパチンコ
球を受け入れる球受部20aと同時に3個のパチンコ球
を受け入れる球受部20bを交互に設けて、5個単位の
パチンコ球を払出すようにしてもよい。このとき球受部
20aのパチンコ球は球受部20bのパチンコ球の移動
軌跡を通るようにするのが好ましく、同図鎖線に示すセ
ンサ19により検出しやすくするのがよい。なお、上記
球受部20aは同時に2個のパチンコ球を受入れるよう
にしてもよく、さらに球受部20は上記した実施の形態
の二種類に限定されることなく例えば1〜3個のパチン
コ球を受け入れるように多種類の球受部20を順次また
は任意に設けるようにしてもよい。
【0049】また、本発明の球払出装置9は、供給通路
13をパチンコ球が複数並列する幅広とすることで、球
誘導樋6でパチンコ球を整列する必要がないので、例え
ば球タンク5の球導出口に直接設けることも可能とな
る。このとき球払出装置9の供給通路13を図示したよ
うに垂直状の供給通路13に限らず球圧を減少させるた
めに傾斜状に設けるようにするのが好ましい。
【0050】また、例えば機構板2をアルミ合金等のダ
イカストまたはマグネシウムをチクソーモールディング
で成形し、供給通路13の一部として該機構板2を利用
してもよく、さらに供給通路13の側壁を機構板2と一
体に形成してもよい。このようにすることで樹脂により
幅広の通路部分を成形する際のヒケや金型のコアの破損
等の問題を解決することができる。
【0051】なお、上記した供給通路13を24mmの
幅広とした実施の形態においてカーブレール8の球通路
8aを該球通路8aにパチンコ球がジグザグ状にランダ
ムに並ぶ24mmの幅広としたが、図30に示すように
従来のカーブレールのように12mmの通路幅であって
複数の球通路8a,8bによって幅広の供給通路13に
供給するようにしても何等問題はない。
【0052】このように、複数の球通路8a,8bによ
って球払出装置に供給するパチンコ機にあっては、それ
ぞれの球通路8a,8bに対応して貸球用および賞球用
の球払出装置を個々に設けたCR機を、球払出装置の取
付部に互換性を持たせるようにして本発明の球払出装置
9に交換するだけで機構板2および球誘導樋6(タンク
レール7およびカーブレール8)をそのまま使用して普
通機としてのパチンコ機に容易に変更使用することがで
きるので普通機とカード対応型のパチンコ機の機構板と
をそれぞれ別々に形成することがなく金型等の製造コス
トを大幅に下げることができると共に在庫管理を容易に
することができる。また、3条の球通路でパチンコ球を
導き1条および2条の球払出装置を設けたCR機であっ
ても、図28に示した球払出装置9に交換することで球
誘導樋6の球通路を閉鎖することなく普通機としてのパ
チンコ機に変更使用することができる。
【0053】なお、上記球払出装置は、パチンコ機間に
設けられる球貸し機、あるいは球タンクへの補給機、ジ
ェットカウンター等の球計数機にも適用することができ
る。さらには本発明の球制御装置として入賞球を機外に
排出する入賞球排出処理装置24にも適用することがで
き、入賞球集合樋23で球詰りを起すことなく入賞球を
排出処理することができ、しかも通路部を幅広に形成す
るのに伴って入賞球集合樋23を幅広にすることにより
入賞球の貯留量を増やすことができ従来のように溢れ出
た入賞球による不具合を解消することができる。
【0054】
【発明の効果】以上に述べたように本発明に係るパチン
コ球の球制御装置は、通路部の少なくとも最先のパチン
コ球が位置する通路幅を、パチンコ球がランダムに位置
する幅広とすることにより、回転体および電気的駆動源
への負荷を軽減することができ、回転体の回転がスムー
ズとなる。
【0055】また、通路部をパチンコ球がランダムに並
ぶ幅広にすることにより、該通路部に位置するパチンコ
球の球心がずれて球間隔が短くなり、高速で払出しが行
われてもパチンコ球間に隙間ができず、球払出装置にお
いていわゆる「大当り」になって短時間に大量の賞球が
払出される際にも確実に払出しが行われる。
【0056】また、通路部をパチンコ球が2個以上並ぶ
幅広とすることで、通路部にパチンコ球がよりランダム
に並び、通路部を流下するパチンコ球の振動によってバ
イブ効果が発生し、球詰りを解消することができる。ま
た、球払出装置において仕切壁を設けないため装置全体
を小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるパチンコ機の裏面図であ
る。
【図2】本発明に係る球制御装置としての球払出装置の
斜視図である。
【図3】図2の分解斜視図である。
【図4】球払出装置部分の正断面図である。
【図5】球払出装置の側断面図である。
【図6】(a)〜(d)はパチンコ球の払出作用を説明
するための正断面図である。
【図7】他の実施の形態の回転体の斜視図である。
【図8】図7の回転体を備えた球払出装置の側断面図で
ある。
【図9】他の実施の形態の回転体の斜視図である。
【図10】図9の回転体を備えた球払出装置の側断面図
である。
【図11】(a)〜(d)は他の実施の形態の球払出装
置の作用を説明する正断面図である。
【図12】(a)〜(d)は図11の球払出装置の側断
面図である。
【図13】球抜手段を備えた球払出装置の斜視図であ
る。
【図14】図13の分解斜視図である。
【図15】図13の球払出装置の正面図である。
【図16】図15の正断面図である。
【図17】球抜きの作用を示す正断面図である。
【図18】他の実施の形態の回転体の斜視図である。
【図19】他の実施の形態の回転体の斜視図である。
【図20】他の実施の形態の回転体の斜視図である。
【図21】他の実施の形態の回転体の斜視図である。
【図22】図21の回転体を備えた球払出装置の正面図
である。
【図23】図22の側断面図である。
【図24】図22の正断面図である。
【図25】回転体の妄動防止手段を設けた実施の形態を
示す側面図である。
【図26】供給通路を屈曲させた球払出装置の側断面図
である。
【図27】他の実施の形態の球払出装置の側断面図であ
る。
【図28】他の実施の形態の球払出装置の平断面図であ
る。
【図29】他の実施の形態の球払出装置の側断面図であ
る。
【図30】他の実施の形態の球払出装置の側断面図であ
る。
【符号の説明】
9 球払出装置(球制御装置) 13 供給通路(通路部) 14 回転体(制御体) 16 排出通路 18 モータ(電気的駆動源) 19 センサ 20 球受部 20a,20b 球受部 24 入賞球排出装置(球制御装置) 25 通路部 43 ソレノイド(電気的駆動源) W 通路幅

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パチンコ球が連続して流下する通路部
    と、該通路部に臨み最先のパチンコ球を支持する制御体
    と、該制御体を可動する電気的駆動源を備え、制御体の
    可動により通路部のパチンコ球を排出通路に払出するよ
    うにしたパチンコ機の球制御装置において、 前記通路部の少なくとも最先のパチンコ球が位置する通
    路幅を、パチンコ球がランダムに位置する幅広としたこ
    とを特徴とするパチンコ機の球制御装置。
  2. 【請求項2】 前記通路部を13mmからパチンコ球が
    2個並ばない通路幅としたことを特徴とする請求項1記
    載のパチンコ機の球制御装置。
  3. 【請求項3】 前記制御体は回転体であることを特徴と
    する請求項1または2記載のパチンコ機の球制御装置。
  4. 【請求項4】 前記回転体は通路部の側壁に向かう傾斜
    面を有することを特徴とする請求項3記載のパチンコ機
    の球制御装置。
  5. 【請求項5】 前記通路部は、パチンコ球が複数個並ぶ
    幅広の通路幅であり、回転体の周面には同時に2個のパ
    チンコ球を受け入れない球受部を設けたことを特徴とす
    る請求項3または4記載のパチンコ機の球制御装置。
  6. 【請求項6】 前記回転体に異なる個数のパチンコ球を
    受け入れる球受部を設けたことを特徴とする請求項1記
    載のパチンコ機の球制御装置。
  7. 【請求項7】 前記排出通路をパチンコ球がランダムに
    流下する幅広に形成すると共に、該排出通路を流下する
    パチンコ球を光学式センサにより検出するようにしたこ
    とを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載のパ
    チンコ機の球制御装置。
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