JP2002166002A - 球払出装置 - Google Patents

球払出装置

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JP2002166002A
JP2002166002A JP2001123527A JP2001123527A JP2002166002A JP 2002166002 A JP2002166002 A JP 2002166002A JP 2001123527 A JP2001123527 A JP 2001123527A JP 2001123527 A JP2001123527 A JP 2001123527A JP 2002166002 A JP2002166002 A JP 2002166002A
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JP2001123527A
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Hisayoshi Sato
久芳 佐藤
Wakichi Yamaoka
和吉 山岡
Seiichi Ishihara
誠一 石原
Yoshinori Suehiro
義典 末廣
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Adachi Light Inc
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Adachi Light Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 供給通路のパチンコ球を支持する制御体およ
び電気的駆動源に負担をかけることなくスムーズに排出
することができるようにしたパチンコ機の球払出装置を
提供する。 【解決手段】 パチンコ球が連続して流下する供給通路
15と、該供給通路15の最先のパチンコ球を支持する
制御体13と、該制御体13を駆動する電気的駆動源1
4を備え、制御体13の回転駆動により供給通路15の
パチンコ球を排出通路17に払出すようにしたパチンコ
機の球払出装置9において、前記供給通路15の通路幅
Wを、パチンコ球がランダムに並列する幅広とすると共
に制御体13の外周に沿う複数の移送路16a,16b
を設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機の球払
出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ機は球タンクのパチンコ
球をタンクレールおよびカーブレール等の球誘導樋で一
列に整列して球払出装置に導いていた。そして、球払出
装置は、前記球誘導樋に連続する供給通路と、該供給通
路に臨んでパチンコ球を支持する制御体と、該制御体の
回転により供給通路のパチンコ球が払出される排出通路
とを備えてなるものが知られている。このような構成か
らなる球払出装置は、供給通路が前記一列に整列して導
く球誘導樋の通路幅と等しく形成されていた。また、球
誘導樋が仕切壁により複数の供給通路で供給すると、球
払出装置も当然のことながら仕切壁により区画された複
数の供給通路を備えていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の球払
出装置は、供給通路がパチンコ球のほぼ直径に等しい1
2mmであるため、連続するパチンコ球の球心が流下方
向に常に一定な状態にあり、制御体に支持される最先の
パチンコ球にかかる球圧がすべて制御体にかかり電気的
駆動源に大きな負担となり円滑なパチンコ球の払出しが
できなくなるという問題があった。
【0004】また、複数条でパチンコ球を供給する球払
出装置においては、複数条で球払出装置に供給するに際
し、球タンクのパチンコ球を球詰りすることなく整列す
るのに苦労し、しかも仕切壁により最低の装置幅が限ら
れてしまい装置全体の小型化に限度があった。
【0005】そこで本発明は、従来技術の有するこのよ
うな問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とす
るところは、供給通路のパチンコ球を制御する制御体お
よびその電気的駆動源に負担をかけることなくスムーズ
に排出することができる画期的なパチンコ機の球払出装
置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、パチンコ球が連続して流下
する供給通路と、該供給通路の最先のパチンコ球を支持
する制御体と、該制御体を駆動する電気的駆動源を備
え、制御体の回転駆動により供給通路のパチンコ球を排
出通路に払出すようにしたパチンコ機の球払出装置にお
いて、前記供給通路の通路幅を、パチンコ球がランダム
に並列する幅広とすると共に制御体の外周に沿う複数の
移送路を設けたことを特徴とする。
【0007】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明において、前記供給通路を平面略く字状とした
ことを特徴とする。
【0008】また、請求項3記載の発明は、請求項1記
載の発明において、前記供給通路を傾斜状に設けると共
に、該供給通路の底壁を山型状としたことを特徴とす
る。
【0009】また、請求項4記載の発明は、請求項1記
載の発明において、前記供給通路の終端に振分け突起を
設けたことを特徴とする。
【0010】また、請求項5記載の発明は、請求項1記
載の発明において、前記供給通路にリブ壁を設けると共
に該リブ壁を越えてパチンコ球が移動可能としたことを
特徴とする。
【0011】また、請求項6記載の発明は、請求項1な
いし3のいずれかに記載の発明において、前記制御体の
軸心を供給通路の中心から回転方向にずらしたことを特
徴とする。
【0012】また、請求項7記載の発明は、請求項1な
いし6のいずれかに記載の発明において、前記供給通路
のパチンコ球が接触する制御体の軸状部を軸心からある
外郭線までの距離と他の一点までの距離とが相違する断
面形状としたことを特徴とし、軸心から外郭線までの距
離が一定でないため制御体の軸状部に接触したパチンコ
球が軸心から外郭線までの距離の差により動き供給通路
で攪拌作用を起し球詰りを防止する。
【0013】また、請求項8記載の発明は、請求項1な
いし7のいずれかに記載の発明において、前記制御体を
螺旋状の回転体としたことを特徴とする。
【0014】なお、本発明の球払出装置は、貸球または
賞球用の球払出装置に限られることなく、パチンコ機間
に設けられる球貸し機、さらには球タンクへの補給機に
も適用することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明のパチンコ機の球払
出装置を図面を参照して説明する。図1は本発明の球払
出装置が適用されるパチンコ機1の裏面図である。パチ
ンコ機1の裏側には遊技盤の裏面全体を覆うように機構
板2が配設されており、該機構板2の後面側にはパチン
コ球を貯留する球タンク5が設けられ、該球タンク5の
下方にパチンコ球を整列して流下させる球誘導樋6が設
けられている。また、球誘導樋6は直線的なタンクレー
ル7とその下流側に接続する屈曲したカーブレール8で
構成される。そして、このカーブレール8の下流端に本
発明の球払出装置9が接続される。さらに球払出装置9
の下方には、払出されたパチンコ球を機前の球受皿(図
示せず)に導く排出樋10が設けられている。なお、後
で詳述するが球払出装置9はビス11により不安定な状
態で装着されている。
【0016】次に、図2ないし図6を参照して本実施の
形態に係るパチンコ機の球払出装置9の構成について説
明する。球払出装置9は箱枠状の本体ベース12と螺旋
状の制御体13と該制御体13を回転駆動する電気的駆
動源としてのモータ14とによって大略構成されてい
る。本体ベース12は前記カーブレール8の球通路8a
と連通する垂直通路15aと傾斜通路15bからなる供
給通路15と、前記制御体13の外周に沿い軸方向に流
下する複数の移送路16a,16bと、排出通路17と
を備え、本体ベース12にモータ14が取付けられる。
前記制御体13は、供給通路15の最先端部のパチンコ
球を支持して移送する移送部としての突条18を螺旋状
に設けて構成されており、該突条18は、本実施の形態
の場合、制御体13が1回転することによって供給通路
15の最先端部のパチンコ球を回転軸方向に移送して排
出通路17に払出すようにその螺旋形状が選ばれてい
る。そして、制御体13は、モータ14の出力軸19に
軸部20が固着され、該軸部20は図5に示すように傾
斜通路15bのほぼ中心に位置している。
【0017】21は制御体13の回転によって払出され
るパチンコ球を検出する球計数用センサであり、該セン
サ21は発光部と受光部とからなる光学式センサで、し
かも排出通路17の中心線からずれた位置でその光軸が
交差するように配置される。そして、制御体13による
制止が開放されたパチンコ球が光軸を遮ることで該パチ
ンコ球を検知し得るように配置される。なお、センサ2
1は近接スイッチとしてもよい。
【0018】しかして、前記供給通路15はパチンコ球
が一方向だけでなくランダムに流下可能な幅広に形成さ
れ、本実施の形態において供給通路15の通路幅Wを供
給通路15内をパチンコ球がランダムに流下し、平行に
並列可能な23mmとしている。なお、通路幅Wはパチ
ンコ球が平行に並列可能な23mmに限定されることな
くそれ以上もしくは供給通路15内をジグザグ状に並列
可能な13mm〜20mmの通路幅としてもよい。
【0019】次に、上記構成からなる球払出装置9の払
出し動作について図3ないし図6を参照して説明する。
前記カーブレール8の球通路8aから供給通路15の垂
直通路15aにパチンコ球が供給されると、先頭のパチ
ンコ球B1,B2が図4および図5に示すように制御体
13の軸部20によって左右の移送路16a,16bに
振分けられ、制御体13の突条18に支持されて供給通
路15にパチンコ球がランダムに並列する。この状態で
モータ14を駆動し、制御体13を図5において矢印で
示す時計回り方向に回転させると、パチンコ球B1,B
2は図4に示すように突条18で支持されつつ移送路1
6a,16bを移動し、さらに制御体13が回動すると
パチンコ球B1が突条18の支持から外れて排出通路1
7に落下しセンサ21で検出され、後続のパチンコ球が
突条18に支持される状態となる。そして、さらに制御
体13が回転すると移送路16bのパチンコ球B2が突
条18の支持から外れて排出通路17に落下する。この
とき供給通路15のパチンコ球は一方向だけでなく左右
に移動しながらランダムに流下する。
【0020】このようにして、制御体13の回転によっ
て排出通路17に1個ずつ落下する供給通路15のパチ
ンコ球B1,B2…は、排出通路17でセンサ21の光
軸を遮りながら落下し、排出樋10に排出されることに
なる。そして、所定個数の払出しが行われ、センサ21
によりパチンコ球が検知されるとモータ14が停止す
る。
【0021】以上のように、本実施の形態に係る球払出
装置9は、図5および図6に示すように供給通路15に
パチンコ球がランダムに並ぶことにより、球圧が制御体
13に直下的に掛かることなく供給通路15側壁に分散
するようになるので、制御体13に掛かる球圧が減少さ
れモータ14への負荷を軽減させることができ、制御体
13の回転がスムーズに行われパチンコ球を1個ずつ確
実に払出すことができる。また、供給通路15内のパチ
ンコ球の接点位置が多くなり、パチンコ球が上下方向だ
けでなく左右方向にもランダムに動くため球圧が四方に
分散すると共に、パチンコ球同士の接点がずれる球崩れ
現象によりパチンコ球が動き配列が変化することにより
球詰まりが発生することはない。
【0022】なお、タンクレール7およびカーブレール
8の球通路8aを供給通路15と同様にパチンコ球がラ
ンダムに並ぶ幅広としてもよく、球通路8aを仕切壁に
より仕切ることなく通路幅をパチンコ球がランダムに並
ぶ幅広とすることで、従来仕切壁があることにより離型
が難しく冷却時に撓みが発生していたタンクレール7お
よびカーブレール8の成形も簡単となり、運搬時等の外
圧によりに変形してパチンコ球の流下に支障をきたして
いた問題点も解消でき、成形品に要求される精度にも余
裕を持たせることができる。また、金属板のプレス加工
による成形も可能となる。
【0023】また、例え球払出装置9の成形時にヒケが
発生したり取付時に多少の位置ずれがあったりしたとし
ても、パチンコ球を球払出装置9に確実に供給すること
ができる。また、幅広の供給通路15にパチンコ球が供
給されることでパチンコ球の動きがランダムとなり適度
な振動が発生し、それがバイブ効果となり球詰りを防止
する効果を生ずる。さらに、球払出装置9自体がビス1
1により不安定な状態で取付けられているので、モータ
14の回転により球払出装置9全体が振動し、パチンコ
球に振動を与え球詰りの発生を未然に防ぐことができ
る。このとき、振動により球通路8aと供給通路15が
多少ずれたとしても供給通路15がパチンコ球がランダ
ムに並ぶ幅広とすることで支障なく供給することができ
る。
【0024】また、供給通路15の通路幅Wをパチンコ
球がランダムに並ぶ幅広にすることにより、該供給通路
15に位置するパチンコ球の球心Oがずれて球間隔Dが
球径より短くなり、高速で払出しが行われてもパチンコ
球間に隙間ができず、いわゆる「大当り」になって短時
間に大量の賞球が払出される際にも確実に払出しを行う
ことができる。
【0025】また、図7に示すように傾斜通路15bの
終端に三角形状の振分け突起23を設けることで、ラン
ダムに流下したパチンコ球を制御体13の軸部20に当
接させることなく移送路16a,16bに振分ることが
できる。
【0026】図8は供給通路15の垂直通路15aを略
平面く字状に形成した実施の形態を示し、く字状および
湾曲させることによりある程度供給通路15内のパチン
コ球の動きが規制して整列されると共に、パチンコ球が
側壁方向に誘導され供給通路15の側壁で支持されるよ
うになり、確実に球圧を分散することができる。また、
例え供給通路15に球圧が掛かってもパチンコ球が供給
通路15内を同図鎖線のように幅方向に自在に動けるた
め球詰りすることがない。なお、供給通路15の垂直通
路15aを平面緩やかな円弧状に湾曲させるようにして
もよく、同様の効果が得られる。
【0027】図9は傾斜通路15bの底壁を山型状にし
た実施の形態を示し、傾斜通路15bの底壁を緩やかな
山型状にすることにより傾斜通路15bの幅方向にある
程度パチンコ球の動きを規制し、パチンコ球が図9
(イ)に示すように側壁側に導かれて整列する。そし
て、稜線がほぼ軸部20の中心に位置することからパチ
ンコ球が制御体13の軸部20に当ることなく移送路1
6a,16bに導きやすくなる。なお、傾斜通路15b
は当然のことながら図9(ロ)鎖線に示すようにパチン
コ球が傾斜通路15bの幅方向に移動可能な高さを有す
る。なお、図上稜線を有する山型としたが、稜線のない
緩やかな山型としてもよいのはいうまでもない。
【0028】また、図10に示すように傾斜通路15b
の底壁にリブ壁24を設けたり、図11に示すように傾
斜通路15bに段部25を設けたりしてパチンコ球の動
きを規制するようにしてもよい。また、前記段部25は
移送路16a,16bに対応して傾斜通路15bの流下
傾斜を異ならせて形成するようにしてもよい。なお、前
記リブ壁24および段部25は供給通路15をパチンコ
球が幅方向に移動可能な高さ程度が好ましい。また、図
12に示すように移送路16a,16bに対応して溝部
26,26を設けて流下方向を規制するようにしてもよ
い。なお、溝部26,26は図上パチンコ球の球面に沿
った浅い円弧状としているが凹状としてもよく、該溝部
26,26を貫通してゴミ落しとしてもよい。
【0029】図13は制御体13の軸心位置を供給通路
15(傾斜通路15b)の中心よりずらして設けた実施
の形態を示し、制御体13の軸部20を傾斜通路15b
の通路幅Wに対し制御体13の回動方向側に寄せてずら
している。このようにすることで、制御体13の軸部2
0部分のパチンコ球を制御体13の回動を利用すること
によって回動方向(図13矢印方向)に誘導し移送路1
6bに導くことができる。
【0030】また、図14に示すように移送路16a,
16bを供給通路15の幅方向ではなくパチンコ球の流
下方向に設けるようにしてもよい。このとき、移送路1
6bに向かう誘導路15cを周壁に向って(同図矢印方
向)傾斜するようにして制御体13に接触しないように
するのが好ましい。さらに、図15および図16は移送
路16aの上方に位置して制御突起27を設け、移送路
16aに位置するパチンコ球が制御体13の回転によっ
て誘導路15cに誘導されないようにしている。該制御
突起27は、図16に示すように移送路16a側下面を
緩やかな傾斜面として、制御体13の回転によって一旦
移送路16aに位置したパチンコ球が誘導路15cに誘
導されそうになるのを移送路16a側に押さえ込むよう
にしており、例え移送路16aに位置したパチンコ球が
制御体13の回転によって誘導路15cに誘導されそう
になっても、確実に移送路16a側に押さえ込んで移送
路16aで球切れを起さないようにしている。
【0031】また、図17に示すように山型状に形成し
た傾斜通路15bの頂部を制御体13の軸部20より該
制御体13の反回転方向にずらして設けて、移送路16
a側の供給通路15を流下するパチンコ球が軸部20に
接触しないようにして移送路16aに供給するようにし
てもよい。なおこのとき、少なくとも移送路16a側の
供給通路15を側壁側に下傾するようにして、移送路1
6b側の供給通路15を幅方向にフラットとしてもよ
い。
【0032】図18は供給通路15のパチンコ球が接触
する軸部20の形状を軸部20の軸心からある外郭線ま
での距離と他の一点までの距離とが相違する断面形状と
した実施の形態を示し、長径部と短径部を有する楕円の
ような非真円とすることで軸心から外郭線までの距離が
一定でないため制御体13が回転する度に軸部20に接
触したパチンコ球が軸心から外郭線までの距離(長短)
の差動くことにより供給通路15で攪拌作用が働き、供
給通路15内での球詰りを防止すると共にパチンコ球を
回動方向(図18矢印方向)に誘導することができる。
なお、軸部20の形状を軸部20の軸心からある外郭線
までの距離と他の一点までの距離とが相違する断面形状
である多角形または凹凸面としてもよく、さらに回転軸
を偏心軸とした真円であっても軸心から外郭線までの距
離が一定でないため同様の効果を得ることができる。ま
た、図19に示すように軸部20をパチンコ球の球面に
沿った円弧面として、パチンコ球との接触を点接触でな
く線接触とすることにより接触部を多くしてパチンコ球
を回動方向に誘導しやすくすると共にパチンコ球の上動
を規制するようにしてもよい。
【0033】なお、上記した実施の形態において図3お
よび図4に示すように、突条18が供給通路15に臨ま
ないようにしたが、供給通路15に臨ませて該突条18
にパチンコ球が接触することにより供給通路15内のパ
チンコ球を攪拌し、球詰りを防止するようにしてもよ
い。
【0034】また、本発明の球払出装置9は、供給通路
15をパチンコ球が複数並列可能な幅広とすることで、
球誘導樋6でパチンコ球を整列する必要がないので、例
えば球タンク5の球導出口に直接設けることも可能とな
る。また、本実施の形態において制御体13および移送
路16a,16bを垂直状に設けるようにしたが、制御
体13および移送路16a,16bを傾斜または水平状
に設けるようにして、突条18に支持するようにしても
突条18によって軸方向に移送するようにしても本発明
は適用可能である。このときパチンコ球を支持する移送
路16a,16bの底壁は制御体13に対してハ字状と
し、移送されるパチンコ球が制御体13側に向かわない
ようにするのが好ましい。
【0035】また、制御体13は本実施の形態の螺旋体
に限定されることなく、回転軸に複数の偏心円盤が互い
に逆方向に偏心した位置に固着されたもの、スプロケッ
トを捻ったような複数の螺旋条を備えたものでもよい。
さらにはスプロケットを用いて制御体13の回転方向に
移送路16a,16bを設けるようにしてもよく、該ス
プロケットの回動軸は供給通路に対して直交状または平
行状に設けるようにしてもよい。また、それに伴い電気
的駆動源もソレノイドとしてもよい。
【0036】なお、本発明の球払出装置はパチンコ機に
設けられる賞球および貸球の払出しに限られることな
く、パチンコ機間に設けられる球貸し機、さらには、球
タンクへの補給機としても利用することができる。
【0037】
【発明の効果】以上に述べたように本発明に係るパチン
コ球の球払出装置は、供給通路の通路幅を、パチンコ球
がランダムに位置する幅広とすることにより、制御体お
よび電気的駆動源への負荷を軽減することができ、制御
体の回転がスムーズとなる。
【0038】また、供給通路をパチンコ球がランダムに
並ぶ幅広にすることにより、該供給通路に位置するパチ
ンコ球の球心がずれて球間隔が短くなり、高速で払出し
が行われてもパチンコ球間に隙間ができず、いわゆる
「大当り」になって短時間に大量の賞球が払出される際
にも確実に払出しが行われる。
【0039】また、供給通路をパチンコ球がランダムに
並ぶ幅広とすることで、供給通路を流下するパチンコ球
の振動によってバイブ効果が発生し、球詰りを解消する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるパチンコ機の裏面図であ
る。
【図2】本発明に係る球払出装置の斜視図である。
【図3】球払出装置部分の正断面図である。
【図4】球払出装置の側断面図である。
【図5】球払出装置部分の平断面図である。
【図6】球払出装置の供給通路部分の側断面図である。
【図7】他の実施の形態の球払出装置部分の平断面図で
ある。
【図8】他の実施の形態の球払出装置部分の平断面図で
ある。
【図9】(イ)(ロ)は他の実施の形態の球払出装置の
断面図である。
【図10】他の実施の形態の球払出装置の断面図であ
る。
【図11】(イ)(ロ)は他の実施の形態の球払出装置
の断面図である。
【図12】(イ)(ロ)は他の実施の形態の球払出装置
の断面図である。
【図13】他の実施の形態の球払出装置の平断面図であ
る。
【図14】図13の正断面図である。
【図15】図13の側断面図である。
【図16】他の実施の形態の球払出装置の平断面図であ
る。
【図17】(イ)(ロ)は他の実施の形態の球払出装置
の断面図である。
【図18】他の実施の形態の軸部の形状を示す断面図で
ある。
【図19】他の実施の形態の軸部の形状を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
9 球払出装置 13 制御体 14 モータ(電気的駆動源) 15 供給通路 15a 垂直通路 15b 傾斜通路 16a,16b 移送路 17 排出通路 20 軸部(軸状部) 21 センサ 23 振分け突起 24 リブ壁 25 段部 W 通路幅
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 末廣 義典 愛知県小牧市大字岩崎字四反田1100フォレ ストコート▲2▼203号 Fターム(参考) 2C088 BA32 BA65

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パチンコ球が連続して流下する供給通路
    と、該供給通路の最先のパチンコ球を支持する制御体
    と、該制御体を駆動する電気的駆動源を備え、制御体の
    回転駆動により供給通路のパチンコ球を排出通路に払出
    すようにしたパチンコ機の球払出装置において、 前記供給通路の通路幅を、パチンコ球がランダムに並列
    する幅広とすると共に制御体の外周に沿う複数の移送路
    を設けたことを特徴とするパチンコ機の球払出装置。
  2. 【請求項2】 前記供給通路を平面略く字状としたこと
    を特徴とする請求項1記載のパチンコ機の球払出装置。
  3. 【請求項3】 前記供給通路を傾斜状に設けると共に、
    該供給通路の底壁を山型状としたことを特徴とする請求
    項1記載のパチンコ機の球払出装置。
  4. 【請求項4】 前記供給通路の終端に振分け突起を設け
    たことを特徴とする請求項1記載のパチンコ機の球払出
    装置。
  5. 【請求項5】 前記供給通路にリブ壁を設けると共に該
    リブ壁を越えてパチンコ球が移動可能としたことを特徴
    とする請求項1記載のパチンコ機の球払出装置。
  6. 【請求項6】 前記制御体の軸心を供給通路の中心から
    回転方向にずらしたことを特徴とする請求項1ないし3
    のいずれかに記載のパチンコ機の球払出装置。
  7. 【請求項7】 前記供給通路のパチンコ球が接触する制
    御体の軸状部を軸心からある外郭線までの距離と他の一
    点までの距離とが相違する断面形状としたことを特徴と
    する請求項1ないし6のいずれかに記載のパチンコ機の
    球払出装置。
  8. 【請求項8】 前記制御体を螺旋状の回転体としたこと
    を特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載のパチ
    ンコ機の球払出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009284921A (ja) * 2008-05-27 2009-12-10 Sophia Co Ltd 遊技機
JP2011024940A (ja) * 2009-07-29 2011-02-10 Sansei R&D:Kk 遊技機

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