JP2008005902A - 玉通過制限機構、玉払出し装置および遊技機 - Google Patents

玉通過制限機構、玉払出し装置および遊技機 Download PDF

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Abstract

【課題】貯留タンクから玉払出し装置までの通路の長さが短い場合等においても、玉を1個ずつ円滑に玉詰まりなく流下させる玉通過制限機構を提供する。
【解決手段】整列通路21上を積層状態で流下してきた遊技球PB1,PB2の重なりを回転する玉崩しローラ23により崩して1個分に制限して通過させる玉通過制限機構であって、前記玉崩しローラの近傍において、前記整列通路上を流下する遊技球の流れ方向に対してほぼ直交する横方向に膨らみ部分EAを設けるように構成する。
【選択図】図14

Description

本発明は、玉通過制限機構、玉払出し装置および遊技機に関し、特に、弾球遊技機の入賞玉の払い出しや貸玉装置の貸玉の払い出し等に使用される玉払出し装置において積層状態の多数個の遊技球を短い距離で崩して円滑に流下させる玉通過制限機構に関する。
一般に、弾球遊技機(パチンコ遊技機)は、遊技球(パチンコ玉)をパチンコ遊技機の背面側から前面側に賞玉または貸玉として払い出している。この賞玉や貸玉の払い出しのために、パチンコ遊技機は、その背面に設置された玉払出し装置を備え、貯留タンクに貯留された多数個の玉を下方に払い出すように構成されている。そして、玉の払い出し時には、貯留タンクから流下する玉を整列する玉整列部を介して玉払出し装置へ導き、玉払い出し指令された所定数の玉を玉払出し装置で計数し、その所定数の玉をパチンコ遊技機の前面下部に位置する上皿または下皿に払い出すようになっている。
すなわち、パチンコ遊技機の裏側には、貯留タンク、その貯留タンクから流下してくる玉を1列または複数列に整列して玉払出し機構まで流下させる整列通路、並びに、貯留タンクから整列通路を介して流下された玉を遊技者に1個ずつ払い出す玉払出し装置が設けられている。
ところで、従来、整列通路の上部に貯留タンクから流下してくる複数段に山積みされた玉を1段1列または1段複数列に整列させるために、揺動自在に取り付けられた玉ならし部材を配設したものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1に示された玉ならし部材は、揺動させるタイミングが玉の流下に依存するため、玉ならし部材が上方へ揺動してから下方へ戻ってきたとき、その戻ってきた力と貯留タンクより流下してきた玉の流下力が釣り合ってしまう場合には、玉ならし部材が有効に機能せずに玉が詰まってしまうという問題があった。さらに、この玉ならし部材は、上方へ揺動してから下方へ戻ってくる力で山積みされた玉を崩して整列させるため、玉の崩し方が一定ではなく、場合によっては山積みされた玉が崩されずにそのまま玉払出し機構へ流下してしまうという問題もあった。
一方、従来、揺動自在に取り付けられた玉ならし部材ではなく、偏心したローラや非真円形の回転軸などの玉崩し部材を整列通路の上部に固定して配設し、これらのローラや回転軸を回転させることによって複数段に山積みされた玉を強制的に1段に崩すようにした玉整列機構が提案されている(例えば、特許文献2および3参照)。
しかしながら、この種の機構は、通路面とローラ外周面あるいは回転軸外周面とにより通過可能な寸法が規制されるため、さらに、通路幅は玉1個分が通過する程度に通路壁によってその寸法が規制されるため、玉が通路の側方に移動することもできず、通路面とローラとの間に噛み込んだ状態となって玉詰まりが発生するといった問題があった。
実開平2−130683号公報 実公平5−10847号公報 実公平7−42466号公報
図1は本発明が適用される玉払出し装置を備えたパチンコ遊技機の一例の遊技台盤面を裏側から見た図であり、また、図2は図1に示すパチンコ遊技機を側面から見た断面図である。図1および図2において、参照符号100は玉払出し装置、110は切り欠き部、200はパチンコ遊技機、210は遊技台盤面、220は基板部、そして、230は玉降下通路を示している。
図1に示されるように、玉払出し装置100は、遊技台盤面210の裏側の上部に配設され、その下側中央部に大型の表示装置や制御部等を備えた基板部220が配設されている。
玉払出し装置100の貯留タンク10の上面開口部と対向する上方には、図示しない補給シュートが設けられ、この補給シュートを介して玉払出し装置に上方から玉が補給されるように構成されている。また、玉払出し装置100の下方には、玉降下通路230が接続され、この玉降下通路230を通じて玉は遊技台の前面下部に位置する受皿(上皿または下皿)へと払い出される。
図2に示されるように、玉払出し装置100には、玉降下通路230との接続部近傍において、遊技台盤面210との接触面に切り欠き部110が形成されており、大型の表示装置等の基板部220が遊技台盤面210の裏面に配設されていても、干渉することなく玉払出し装置100を配設可能としている。
図3は図1に示すパチンコ遊技機における玉払出し装置100を概略的に示す斜視図であり、図4は図3に示す玉払出し装置100の分解斜視図であり、図5は図3に示す玉払出し装置100を遊技台盤面210の裏側から見た断面図であり、そして、図6は図3に示す玉払出し装置100を上面から見た概略図である。
図3〜図6に示されるように、玉払出し装置100は、図示しない補給シュートから補給された玉を貯留する貯留タンク10、貯留タンク10から流下する玉を一列に整列する整列部20、整列された玉を所定個数払い出す玉払出し部30、および、玉払い出し時に玉が流下する玉払出し通路37と玉抜き時に玉が流下する玉抜き通路38を切り替えるための通路切替部40を備え、パチンコ遊技機の遊技台盤面への取り付け面の反対側の側壁を構成する側面カバー1とその他の外壁部を構成するケーシング2で一体的に構成されている。さらに、パチンコ遊技機の制御基板の信号線等が接続される外部端子基板50がケーシング2に取り付けられている。なお、貯留タンク10から整列部20を介して、玉払出し通路37と玉抜き通路38に分岐するまでの玉通路を玉供給通路と呼ぶ。また、整列部20は、玉通過制限機構として機能する。
また、側面カバー1は透明な部材、例えば、アクリル等の透明プラスチック樹脂で形成され、玉払出し装置100内にある玉の貯留状態、払い出し時または玉抜き時の玉の流下の様子を観察可能として構成されている。
図3および図6に示されるように、貯留タンク10は、上面が開放された箱型の形状を有する。また、貯留タンク10に対して、この上面開放部分を通じて図示しない上方の補給シュートから玉が補給され、貯留タンク10は内部に多数個の玉を貯留することが可能となっている。さらに、貯留タンク10内部の側壁の一部には、静電気除去用の金属製静電気除去板11が設けられている。
貯留タンク10は、タンク内に貯蔵された玉を自重により転動させて下流側の整列部20へと導くように構成されている。そのため、上流側の貯留タンク10内のタンク底部から下流側の玉払出し部30へと通じ、玉の通路となる底面は、同一方向に緩やかに傾斜する長い同一傾斜通路を形成している。この同一傾斜通路は、貯留タンク10、整列通路21、および、玉払出し部30の順に玉を転動させて通過させる各通路の底面を、同一傾斜方向に緩やかな傾斜角度、例えば、水平面に対して3°〜20°といった傾斜角に設定して接続した通路である。このため、玉が自重により上流側から下流側へと緩やかに転動する。
また、図6に示されるように、貯留タンク10の整列部20側の先端部では、整列部20の整列通路21に近づくにつれて、玉の流路となる部分の側壁間の間隔が徐々に狭くなるように構成され、貯留タンク10内に貯留されている玉を一列に整列させて流下するようになっている。ここで、側面カバー1は玉の流路の側壁の一方を構成し、反対側の遊技台盤面の裏面側に近接した側壁が、下流側へ向かうにつれて側面カバー1に近づくように構成され、整列通路21に接続される。
このように構成することで、貯留タンク10の容積を確保しつつ、貯留タンク10の遊技台盤面裏面に近接する側の容積を減ずることが可能となり、玉払出し装置100を小型化することができる。また、側面カバー1を通じて玉の流路を観察することが可能となり、玉詰まりといった異常が発生した場合にその原因を確認することが容易となる。
整列部20は、整列通路21、天板22、および、玉崩しローラ23を備える。整列通路21は、玉を上流側から下流側に円滑に通過させるために、貯留タンク10と玉払出し部30の中間に位置する。この整列通路21は、玉が1列となって流下する通路であり、貯留タンク10の先端部を延設したものである。
図6に示されるように、整列通路21の遊技台盤面側の側壁には、貯留された玉による圧力(玉圧)を上流側(貯留タンク10側)で受け止めて減圧させるために、整列通路21での玉の流路方向に対してなす角を大きくとった急絞り傾斜面26が貯留タンク10と整列部20との連結部近傍に形成される。この急絞り傾斜面26は、整列通路21での玉の流路方向となす角の最大値が約30°〜約60°程度であり、貯留タンク10の内壁と連続的に形成される。
側面カバー1側の側壁には、整列通路21での玉の流路方向に対してなす角度を小さくした緩絞り傾斜面27が貯留タンク10と整列部20の連結部近傍に形成される。この緩絞り傾斜面27は、整列通路21での玉の流路方向となす角の最大値が約2°〜約20°程度であり、貯留タンク10の側壁と連続的に形成される。これらの両傾斜面26および27の傾斜方向を異ならせることによって、貯留タンク10内での玉の流下方向を集中させず、分散させながら下流側に流下させることができる。これによって、整列通路21に玉圧が直接加わることを防止している。
図3および図5に示されるように、整列部20は、整列通路21の上方に天板22を有する。天板22は、貯留タンク10の下流側上部に位置し、貯留タンク10の下流側部分において整列通路21の上面を覆うように構成されている。この天板22の上流側端部に、貯留タンク10の上部開口面とほぼ直交する部材である受け止め片24を備える。
受け止め片24は、貯留タンク10内の玉が整列部に極度に集中することを防止するため、貯留タンク10の側壁間の距離がその最大値の約7割〜3割程度となる位置に設けられる。また、受け止め片24は、その受け止め片24の位置での貯留タンク10の側壁間とほぼ同程度の水平方向長さを有し、また高さ方向に玉2〜3個分の長さを有し、貯留タンク10の上部開口面近傍に受け止め片24の上端が位置するように設置される。
天板22および受け止め片24は、貯留タンク10から重なって移動する玉の上層部を受け止め、山積み状態にある玉の上層部の移動を阻止する。このため、下層部の玉だけを流下させることが可能となり、玉数を十分に減らして下流側に少量ずつ供給することができる。したがって、下流側への玉圧を一層軽減できることになり、貯留タンク10から1列の通路に絞り込まれる整列通路21への玉の供給に適した円滑な流れを確保している。
整列部20(玉通過制限機構)は、整列通路21の下流端近傍、整列通路21の上方に玉崩しローラ23を備えている。図4および図5に示されるように、玉崩しローラ23は、円形のような中心からの外縁部までの距離が等しいほぼ円柱状の形状を有し、その中心で、玉が流下する方向とほぼ直交する方向を向いた回転軸によって軸支されている。なお、玉崩しローラ23は、円形以外に、例えば、正多角形として構成することもできる。
玉崩しローラ23は、図示しない駆動モータからギアを通じて動力の供給を受け、玉の流下方向(図4および図5においては、反時計周り)に回転することによって、玉が貯留タンク10から下流側の整列通路21を通じて玉払出し部30へと流下する際の玉の重なりを崩し、玉圧によって玉払出し部30に過負荷が生じないようにしている。
玉払出し部30は、待機状態の玉の有無を検出する玉有無検知センサ31と、待機された玉を1個ずつ送出する回転部材であるスプロケット32と、払出し信号に基づいてスプロケット32を駆動する駆動モータ33と、送出された玉を計数する玉計数センサ34と、図示しない回転位置検知センサとを備え、これらを内蔵する側面カバー1およびケーシング2により構成される。
また、玉払出し部30には、整列通路21より流下した玉をほぼ垂直に落下させる玉流下通路36、パチンコ台前面の受皿に玉を供給するための玉払出し通路37、および玉抜き操作時に玉払出し装置100内に貯留されている玉を取り出すための玉抜き通路38を備え、これらの通路もまた上述した側面カバー1およびケーシング2によって構成されている。
図5に示されるように、上述のスプロケット32は、筒状体を有し、玉の流路と直交する方向に設けられた回転軸によって回転可能なように支えられる。この筒状体の外周面には、玉を1個ずつ区切って回転送りするための送り爪が周方向に等分して形成され、玉流下通路36の下流側に配設されている。
玉流下通路36は、玉が流下可能なように、貯留タンク10、整列通路21と、その底面が滑らかに連続するように配設される。また、玉流下通路36は、ほぼ垂直方向に玉3個分の長さを有している。このように、ほぼ垂直な流路を設けることにより、スプロケット32に到達する前に、玉が自重によって垂直落下することで速度が増し、スプロケット32の回転速度に玉の流下速度が追いつかず、玉噛みして詰まる危険性を減少させることが可能である。そのため、玉流下通路36の長さは、これに限られるものではなく、もっと長くても良い。ただし、玉流下通路36をあまりに長くすると、スプロケット32や通路切替部40が、貯留タンク10や整列部20と離れるために、側面カバー1やケーシング2が大きくなってしまう。そこで、玉流下通路36は、ほぼ垂直方向に玉2個〜10個分程度の長さとなっている。
玉払出し通路37および玉抜き通路38は、玉流下通路36の下方に位置し、ケーシング2の一部によって構成される隔壁39を挟んで並列に配設される。そして、玉払出し通路37の下端開口部を玉払出し口、玉抜き通路38の下端開口部を玉抜き口としている。
ところで、前述したように、玉崩し用のローラを整列通路の上部に配設し、そのローラを回転させることによって山積みされた玉を崩すようにした玉払出し装置が提案されている。
図7は図5に示す玉払出し装置100に玉が補給された状態を示す図であり、図8は関連技術のパチンコ遊技機の玉払出し装置の一例における玉通過制限機構を遊技台盤面の裏側から見た図であり、そして、図9は図8に示す玉通過制限機構を側面から見た断面図である。ここで、図9に示す断面図は、図7における直線L1−L1に沿って切断したものである。また、参照符号PB1は1段目の玉(遊技球)、PB2は2段目の玉、SB1は玉崩しローラ23が設けられた個所の一方の側壁、そして、SB2は玉崩しローラ23が設けられた個所の他方の側壁を示している。なお、玉通過制限機構は、前述した整列部20に対応している。
図8および図9に示されるように、前述した特許文献2および3で提案されている関連技術のパチンコ遊技機の玉払出し装置における玉通過制限機構は、玉崩しローラ23を整列通路21の上部に配設し、その玉崩しローラ23を回転させることによって山積みされた玉(PB1,PB2)を崩すようになっている。
すなわち、玉崩しローラ23は、積層状態で流下してきた玉を受け止めるが、この玉崩しローラ23による玉の積層崩し位置は、整列通路21の上面から2個目の高さに位置する玉(2段目の玉PB2)と対応し、この高さ位置よりも高く積層された玉の通過を制限する。このため、積層状態の玉は玉崩しローラ23の回転力を受けて個別に玉が崩され、1段に整列されて流下する。ここで、玉崩しローラ23が設けられている整列通路21の両側面(側壁)SB1およびSB2は、平面形状とされ、これら側壁SB1およびSB2により1列の玉を流下させるようになっている。
その後、玉は下流側の玉払出し部30へと導かれ、玉払出し部30において、供給された玉をスプロケットの正転送り動作により、玉払出し通路へ回転送りされ、その玉は玉払出し口より連続的に降下して定められた玉数が払い出される。そして、玉は遊技台前面側の受皿へと払い出されることになる。
図10は関連技術のパチンコ遊技機の玉払出し装置の一例において玉を流下させた場合の玉の動きを模式的に示す図であり、同図(a)は玉通過制限機構を遊技台盤面の裏側から見た図であり、同図(b)は玉通過制限機構を側面から見た断面図である。
図10(a)に示されるように、整列通路21を上流から下流に流れる玉の内、例えば、1段目の玉PB1が遅れて2段目の玉PB2が先行して流下した場合(斜めの位置関係になった場合)、2段目の玉PB2は玉崩しローラ23に当接し、且つ、1段目の玉PB1は2段目の玉PB2を上流側(貯留タンク10側)から当接するために、2段目の玉PB2は1段目の玉PB1および玉崩しローラ23で挟まれたことになる。そして、この状態でお互いの力が均衡してしまうと、玉崩しローラ23が空転してしまい、玉詰まりが生じることになる。
すなわち、図10(a)および図(b)から明らかなように、玉崩しローラ23の直下では、玉2個分の高さがないため重なり部分OPが存在することになり、玉詰まりが生じることが分かる。
図11および図12は関連技術のパチンコ遊技機の玉払出し装置の一例における玉の動きを説明するための図である。図11(a)は2層(2段)の玉が流下している状態を示し、図11(b)は玉詰まりが生じ得る1段目の玉の中心が最上流側の位置(A)の場合を示し、図11(c)は玉詰まりが生じ得る1段目の玉の中心が最下流側の位置(B)の場合を示している。また、図12(a)は図11(b)および図11(c)を重ね合わせた図を示し、図12(b)は1段目の玉の中心が位置Aよりも上流にある場合を示し、図11(c)は1段目の玉の中心が位置Bよりも下流にある場合を示している。
図11(a)に示されるように、玉崩しローラ23は、貯留タンク(10)より積層状態で流下してきた上層部(2段目)の玉PB2と回転接触する位置(整列通路21の上面を基準にして玉崩しローラ23の下面が玉1個分より高く玉2個分より低い位置)に配設されている。そして、整列通路21を流下する1段目の玉PB1および2段目の玉PB2は、様々な角度で玉崩しローラ23の位置まで流下する。
そして、図11(b)に示されるように、貯留タンクから整列通路21へ流下してきた1段目の玉PB1の中心と、2段目の玉PB2の中心と、玉崩しローラ23の中心とが一直線上に並び、且つ、2段目の玉PB2が玉崩しローラ23に接している状態における1段目の玉PB1の中心位置をAとすると、このAは玉詰まりが生じ得る1段目の玉PB1の最上流側の位置を示すことになる。
また、図11(c)に示されるように、貯留タンクから整列通路21へ流下してきた玉が整列通路21の上面に対して垂直に積まれ、且つ、2段目の玉PB2が玉崩しローラ23に接している状態における1段目の玉PB1の中心位置をBとすると、このBは玉詰まりが生じ得る1段目の玉PB1の最下流側の位置を示すことになる。
従って、1段目の玉PB1の中心位置が上記A−B間にある玉配置においては、1段目の玉PB1と玉崩しローラ23との間隙が玉1個分以下となり、2段目の玉PB2が通過できずに玉詰まりが生じる恐れがある。
これに対して、図12(b)に示されるように、例えば、1段目の玉PB1の中心が位置Aよりも上流にある場合、2段目の玉PB2は1段目の玉PB1よりも下流側に位置することになり、1段目の玉PB1と玉崩しローラ23の間隔は玉1個分より大きくなるため詰まること無く流下する。
また、図12(c)に示されるように、例えば、1段目の玉PB1の中心が位置Bよりも下流にある場合、1段目の玉PB1は2段目の玉PB2よりも先に流下した状態で貯留タンク10からの玉圧を受けるので1段目の玉PB1が先に流下し、2段目の玉PB2と均衡することが無いために玉詰まりは生じない。
しかしながら、図12(a)において、1段目の玉PB1の中心が位置A−B間に存在すると、図10および図11を参照して説明したように、玉詰まりが生じる恐れがある。
本発明は、上述した玉払出し装置における玉通過制限機構が有する課題に鑑み、貯留タンクから玉払出し装置までの通路の長さが短い場合等においても、玉を1個ずつ円滑に玉詰まりなく流下させることができる玉通過制限機構、玉払出し装置および遊技機の提供を目的とする。
本発明の第1の形態によれば、整列通路上を積層状態で流下してきた遊技球の重なりを回転する玉崩しローラにより崩して1個分に制限して通過させる玉通過制限機構であって、前記玉崩しローラの近傍において、前記整列通路上を流下する遊技球の流れ方向に対してほぼ直交する横方向に膨らみ部分を設けたことを特徴とする玉通過制限機構が提供される。
本発明の第2の形態によれば、遊技球を貯留する貯留タンクと、所定数の遊技球を払い出す玉払出し部と、前記貯留タンクと前記玉払出し部との間に設けられ、整列通路上を積層状態で流下してきた遊技球の重なりを回転する玉崩しローラにより崩して1個分に制限して通過させる玉通過制限機構であって、前記玉崩しローラの近傍において、前記整列通路上を流下する遊技球の流れ方向に対してほぼ直交する横方向に膨らみ部分を設けた玉通過制限機構と、を具備することを特徴とする玉払出し装置が提供される。
本発明の第3の形態によれば、遊技球を貯留する貯留タンクと、所定数の遊技球を払い出す玉払出し部と、前記貯留タンクと前記玉払出し部との間に設けられ、整列通路上を積層状態で流下してきた遊技球の重なりを回転する玉崩しローラにより崩して1個分に制限して通過させる玉通過制限機構であって、前記玉崩しローラの近傍において、前記整列通路上を流下する遊技球の流れ方向に対してほぼ直交する横方向に膨らみ部分を設けた玉通過制限機構と、を具備する玉払出し装置を備えることを特徴とする遊技機が提供される。
膨らみ部分は、玉崩しローラの近傍個所における一方の側壁に突出部が設けられた他方の側壁の拡張部として形成することができる。この一方の側壁に設けられた突出部および他方の側壁に設けられた拡張部は、整列通路に接した1段目の遊技球に対応する位置に設けられ、その1段目の遊技球の経路をその流れ方向に対してほぼ直交する横方向に移動させるようにするのが好ましい。
玉崩しローラと整列通路との間隙は、遊技球の直径よりも大きく且つ該遊技球の直径の2倍よりも小さく設定され、膨らみ部分は、玉崩しローラと整列通路との間隙が狭くなるに従って大きく設定することができる。また、膨らみ部分は、玉崩しローラの直径が大きくなるに従って大きく設定することもできる。
本発明によれば、たとえ貯留タンクから玉払出し装置までの通路の長さが短い場合等においても、玉を1個ずつ円滑に玉詰まりなく流下させることができる玉通過制限機構、玉払出し装置および遊技機を提供することができる。
本発明に係る玉通過制限機構は、1列の整列通路を形成している側壁(側面カバー)の一部を膨らませることにより、1段目の玉と2段目の玉が斜めの直線的な位置関係になった場合に玉が流下する方向とほぼ直交する横方向に移動可能とすることで、力の均衡を崩して玉詰まりの発生を回避して、玉(遊技球)を円滑に玉詰まりなく流下させる。
側面カバーにおいて膨らませる位置は、例えば、玉崩しローラと1段目の玉および2段目の玉の中心が一直線上に並ぶように配置し(このとき、1段目の玉は整列通路の上面に接している)、このときの1段目の玉の中心位置をAとする。
さらに、整列通路の上面を基準にして、例えば、玉1.5個分だけ上方にオフセットした平面上に中心を持ち、且つ、玉崩しローラと接する位置に2段目の玉を配置し、この玉と整列通路の上面に接する位置に1段目の玉を配置し、この1段目の玉の中心位置をBとする。
そして、上記AとBとを結ぶ線分上に1段目の玉の中心が配置される位置において、この1段目の玉が横方向、すなわち、玉が流下する方向とほぼ直交する方向に移動できるように通路幅を、通常の玉1個分程度よりも大きくなるように膨らませる。
以下、本発明に係る玉通過制限機構、玉払出し装置および遊技機の実施例を、添付図面を参照して詳述する。
図13は本発明に係るパチンコ遊技機の玉払出し装置の一実施例における玉通過制限機構を遊技台盤面の裏側から見た図であり、図14は図13に示す玉通過制限機構を側面から見た断面図である。ここで、図14に示す断面図は、前述した図7における直線L1−L1に沿って切断した図9に対応するものである。また、参照符号PB1は1段目の玉(遊技球)、PB2は2段目の玉、SB1は玉崩しローラ23が設けられた個所の一方の側壁、そして、SB2は玉崩しローラ23が設けられた個所の他方の側壁を示している。なお、玉通過制限機構は、前述した整列部20に対応している。
図13および図14に示されるように、本実施例に係る玉通過制限機構は、図8および図9を参照して説明した関連技術のものと同様に、玉崩しローラ23を整列通路21の上部に配設し、その玉崩しローラ23を回転させることによって山積みされた玉(PB1,PB2)を崩すようになっている。ここで、玉崩しローラ23は、円形もしくは正多角形のように中心から外縁部までの距離がほぼ等しいほぼ円柱状とされ、その中心で、玉が流下する方向とほぼ直交する方向を向いた回転軸によって軸支されている。
そして、本実施例に係る玉通過制限機構では、玉崩しローラ23が設けられている整列通路21の一方の側壁SB1に突起部PPが設けられ、さらに、他方の側壁SB2は、外側に膨らませた形状(拡張部EAを設けた形状)とされ、これにより1段目の玉PB1と2段目の玉PB2を、玉が流下する方向と垂直な面で斜めの位置関係になるように(1段目の玉PB1の中心と2段目の玉PB2の中心が鉛直方向にならないように)して、玉詰まりの発生を回避するようになっている。
なお、玉崩しローラ23は、前述した関連技術のものと同様に、駆動モータからギアを通じて動力の供給を受け、玉の流下方向(図13においては、反時計周り)に回転することによって、玉が貯留タンク(10)から下流側の整列通路21を通じて玉払出し部(30)へと流下する際の玉の重なりを崩し、玉圧によって玉払出し部に過負荷が生じないようになっている。
すなわち、本実施例の玉通過制限機構において、1段目の玉PB1は、一方の側壁SB1に設けられた突起部PPにより、他方の側壁SB2の拡張部EAへ膨らむような経路を通るようにされている。
これにより、例えば、貯留タンクから玉払出し装置までの通路の長さが短い場合等においても、玉を1個ずつ円滑に玉詰まりなく流下させることが可能になる。
図15および図16は本発明に係るパチンコ遊技機の玉払出し装置の一実施例における玉の動きを説明するための図である。
ここで、図15は、図14における要部(突起部PPおよび拡張部EAが設けられた部分)の拡大図であり、また、図16(a)は要部を上方から見て1段目の玉(整列通路21に接する下側の玉)PB1および2段目の玉(玉崩しローラ23に接する上側の玉)PB2の流れの様子を模式的に示す図であり、図16(b)は要部を上方から見て1段目の玉PB1の流れの様子を模式的に示す図である。
図11および図12を参照して説明したように、例えば、整列通路21に接する1段目の玉PB1の中心が前述した位置A−B間にある場合には、玉詰まりが生じる恐れがあった。図15に示されるように、本実施例は、この対策として、1段目の玉PB1が流下する方向とほぼ直交する横方向に移動できるようにその通路幅を外側に膨らませた拡張部(通路拡張部)EAを形成する。
この拡張部EAにより、図15中の矢印で示されるように、1段目の玉PB1が外側(図中、右側)に移動すると、2段目の玉PB2は下側に移動することが可能になり、結果として、1段目の玉PB1と玉崩しローラ23との隙間が玉1個分以上となって2段目の玉PB2は1段目の玉PB1と玉崩しローラの間23との間を容易に通過することができる。
ここで、拡張部EAの大きさ(膨らませ量)は、少なくとも1段目の玉PB1と玉崩しローラ23との隙間が玉1個分以上となるように1段目の玉PB1が移動できる量とするのが好ましい。
これにより、1段目の玉PB1の中心が位置A−B間にある場合でも、拡張部EAにより2段目の玉PB2は容易に玉崩しローラ23によって崩されて、玉崩しローラ23を通過することができるようになる。
なお、図16(a)および図16(b)に示されるように、上流から流下してきた1段目の玉PB1を拡張部EAへ案内するように、整列通路21の側壁の一方には突起部PPが設けられている。また、1段目の玉PB1の経路を膨らませる領域は前述した1段目の玉PB1の中心が位置A−B間のみで良いことになるが、実際には、位置Aと位置B以外の通路間以外、特に、位置Bよりも下流では、拡張部WAを位置Bから急激に1列幅の通路に切り替えるように形成すると、その形成された壁に玉が衝突して不具合が生じる恐れがあるため、玉の流れに支障を来たさない程度の勾配で形成することが好ましい。
そして、図16(a)および図16(b)に示されるように、1段目の玉PB1は、一方の側壁SB1に設けられた突起部PPにより、他方の側壁SB2の拡張部EAへ膨らむような経路を通るように流下し、2段目の玉PB2は、1段目の玉PB1が拡張部EAを通る流下方向にほぼ直交する横方向にずれた経路を通ることにより、1段目の玉PB1の中心と2段目の玉PB2の中心が鉛直方向にならないようにして流下することになる。これは、1段目の玉PB1および2段目の玉PB2がどのような角度で玉崩しローラ23の位置まで流下しても、1段目の玉PB1は必ず拡張部EAにより拡張部EAを通る流下方向にほぼ直交する横方向にずれた経路を通ることにより、玉詰まりを生じる位置関係になることはない。
図17は本発明に係るパチンコ遊技機の玉通過制限機構の第1の変形例を説明するための図である。
図17(a)は玉崩しローラ23の径が相対的に小さい場合の位置AおよびBの例を示し、また、図17(b)は玉崩しローラ23の径が相対的に大きい場合の位置AおよびBの例を示している。
すなわち、図17(a)と図17(b)との比較から明らかなように、玉崩しローラ23の径が大きい場の位置Aと位置Bとの距離d12は、玉崩しローラ23の径が小さい場の位置Aと位置Bとの距離d11よりも大きいため、それに伴って、一方の側壁SB1に設けた突起部PPの突出長さおよび他方の側壁SB2に設けた拡張部EAの膨らみも流下方向に沿って大きくする必要がある。
図18および図19は本発明に係るパチンコ遊技機の玉通過制限機構の第2の変形例を説明するための図である。
図18(a)は玉崩しローラ23と整列通路21との距離が相対的に短い場合の例を示し、また、図19(a)はそのときの突起部PPおよび拡張部EAの形状を模式的に示すものである。さらに、図18(b)は玉崩しローラ23と整列通路21との距離が相対的に長い場合を示し、また、図19(b)はそのときの突起部PPおよび拡張部EAの形状を模式的に示すものである。玉崩しローラ23と整列通路21との距離(玉崩しローラ23の下面と整列通路21の上面との距離)は、玉1個分よりも長く、且つ、玉2個分よりも短く設定されるが、この玉崩しローラ23と整列通路21との距離に応じて一方の側壁SB1に設けた突起部PPの突出長さおよび他方の側壁SB2に設けた拡張部EAの膨らみも変化させる必要がある。
すなわち、図18(a)および図19(a)と図18(b)および図19(b)との比較から明らかなように、玉崩しローラ23と整列通路21との距離が短い(d21)場合は、突起部PPの突出長さおよび拡張部EAの膨らみを大きく(d31)する必要があり、逆に、玉崩しローラ23と整列通路21との距離が長い(d22)場合は、突起部PPの突出長さおよび拡張部EAの膨らみを小さく(d32)しても良いことが分かる。
このように、突起部PPおよび拡張部EAの形状は、玉崩しローラ23の径や玉崩しローラ23と整列通路21との距離あるいは他の条件に応じて様々に変化させることができる。すなわち、本発明に係る玉通過制限機構(玉払出し装置)は、様々な変形が可能である。
本発明は、パチンコ遊技機の玉払出し装置における玉通過制限機構を始めとする玉通過制限機構に適用することができる。なお、玉通過制限機構における突起部および拡張部の形状は、例えば、適用されるパチンコ遊技機の構成に合わせて様々に変化させることができる。
本発明が適用される玉払出し装置を備えたパチンコ遊技機の一例の遊技台盤面を裏側から見た図である。 図1に示すパチンコ遊技機を側面から見た断面図である。 図1に示すパチンコ遊技機における玉払出し装置を概略的に示す斜視図である。 図3に示す玉払出し装置の分解斜視図である。 図3に示す玉払出し装置を遊技台盤面の裏側から見た断面図である。 図3に示す玉払出し装置を上面から見た概略図である。 図5に示す玉払出し装置に玉が補給された状態を示す図である。 関連技術のパチンコ遊技機の玉払出し装置の一例における玉通過制限機構を遊技台盤面の裏側から見た図である。 図8に示す玉通過制限機構を側面から見た断面図である。 関連技術のパチンコ遊技機の玉払出し装置の一例において玉を流下させた場合の玉の動きを模式的に示す図である。 関連技術のパチンコ遊技機の玉払出し装置の一例における玉の動きを説明するための図(その1)である。 関連技術のパチンコ遊技機の玉払出し装置の一例における玉の動きを説明するための図(その2)である。 本発明に係るパチンコ遊技機の玉払出し装置の一実施例における玉通過制限機構を遊技台盤面の裏側から見た図である。 図13に示す玉通過制限機構を側面から見た断面図断面図である。 本発明に係るパチンコ遊技機の玉払出し装置の一実施例における玉の動きを説明するための図(その1)である。 本発明に係るパチンコ遊技機の玉払出し装置の一実施例における玉の動きを説明するための図(その2)である。 本発明に係るパチンコ遊技機の玉通過制限機構の第1の変形例を説明するための図である。 本発明に係るパチンコ遊技機の玉通過制限機構の第2の変形例を説明するための図(その1)である。 本発明に係るパチンコ遊技機の玉通過制限機構の第2の変形例を説明するための図(その2)である。
符号の説明
1 玉払出し装置の側面カバー
2 玉払出し装置のケーシング
10 貯留タンク
11 金属製静電気除去板
20 整列部
21 整列通路
22 天板
23 玉崩しローラ
24 受け止め片
26 急絞り傾斜面
27 緩絞り傾斜面
30 玉払出し部
31 玉有無検知センサ
32 スプロケット
33 駆動モータ
34 玉計数センサ
36 玉流下通路
37 玉払出し通路
38 玉抜き通路
39 隔壁
40 通路切替部
41 通路切替ブロック
42 通路切替レバー
50 外部端子基板
100 玉払出し装置
110 切り欠き部
200 パチンコ遊技機
210 遊技台盤面
220 基板部
230 玉降下通路
EA 拡張部
PB1 1段目の遊技球(玉)
PB2 2段目の玉
PP 突起部
SB1 一方の側壁
SB2 他方の側壁

Claims (7)

  1. 整列通路上を積層状態で流下してきた遊技球の重なりを回転する玉崩しローラにより崩して1個分に制限して通過させる玉通過制限機構であって、
    前記玉崩しローラの近傍において、前記整列通路上を流下する遊技球の流れ方向に対してほぼ直交する横方向に膨らみ部分を設けたことを特徴とする玉通過制限機構。
  2. 請求項1に記載の玉通過制限機構において、
    前記膨らみ部分は、前記玉崩しローラの近傍個所における一方の側壁に突出部が設けられた他方の側壁の拡張部として形成されることを特徴とする玉通過制限機構。
  3. 請求項2に記載の玉通過制限機構において、
    前記一方の側壁に設けられた突出部および前記他方の側壁に設けられた拡張部は、前記整列通路に接した1段目の遊技球に対応する位置に設けられ、該1段目の遊技球の経路をその流れ方向に対してほぼ直交する横方向に移動させるようにしたことを特徴とする玉通過制限機構。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の玉通過制限機構において、
    前記玉崩しローラと前記整列通路との間隙は、前記遊技球の直径よりも大きく且つ該遊技球の直径の2倍よりも小さく設定され、前記膨らみ部分は、前記玉崩しローラと前記整列通路との間隙が狭くなるに従って大きく設定することを特徴とする玉通過制限機構。
  5. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の玉通過制限機構において、
    前記膨らみ部分は、前記玉崩しローラの直径が大きくなるに従って大きく設定することを特徴とする玉通過制限機構。
  6. 遊技球を貯留する貯留タンクと、
    所定数の遊技球を払い出す玉払出し部と、
    前記貯留タンクと前記玉払出し部との間に設けられた請求項1〜5のいずれか1項に記載の玉通過制限機構と、を具備することを特徴とする玉払出し装置。
  7. 請求項6に記載の玉払出し装置を備えることを特徴とする遊技機。
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