JP3335722B2 - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP3335722B2
JP3335722B2 JP20956393A JP20956393A JP3335722B2 JP 3335722 B2 JP3335722 B2 JP 3335722B2 JP 20956393 A JP20956393 A JP 20956393A JP 20956393 A JP20956393 A JP 20956393A JP 3335722 B2 JP3335722 B2 JP 3335722B2
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高明 市原
篤 斉藤
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Daiichi Shokai Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は払い出し制御装置を備
えたパチンコ機のような遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術としては例えば特開平4−1
97373号公報がある。この公報には賞品球ケース内
に貯留されたパチンコ球および賞品球ケースの下方設置
されて球止め片がそれぞれ取付けられた1対の昇降板に
よって受止められたパチンコ球を両昇降板若しくは一方
の昇降板の昇降動作によって下方へ放出するようにした
賞品球排出装置が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は球払い出し動
作を円滑化して球払い出し機構を駆動する駆動手段(モ
ータ)に加わる負担を軽減させることを課題とするもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る遊技機は、並列状をなす複数条の補給流路の下方に払
い出し制御装置を備えた遊技機であって、前記払い出し
制御装置は、前記複数条の補給流路に臨ませて回転可能
に配置されかつ前記各条の補給流路内の各球を逐一、係
合部に係合した後、その係合部から放出する球送り部材
を備え、前記各条の補給流路に対応する前記係合部が、
その回転方向において互いに同位置に配置される一方、
前記各条の補給流路に対応する前記係合部の各球受取リ
位置が、その回転方向に所定角度だけ変位した角度位置
になるように設定されていることを特徴とする。また、
請求項2に係る遊技機は、請求項1に記載の遊技機であ
って、各条の補給流路に対応する球送り部材の係合部の
各球受取リ位置に対し、球放出位置が所定回転方向にそ
れぞれほぼ同じ角度だけ変位した位置に設定されている
ことを特徴とする。また、請求項3に係る遊技機は、請
求項1又は2に記載の遊技機であって、球送り部材の回
転中心を基準として、その球送り部材の左右片側に各球
受取り位置がそれぞれ設定され、反対側に各球放出位置
がそれぞれ設定されていることを特徴とする。
【0005】
【作用】この発明の請求項1に係る遊技機において、複
数条の補給流路の球送出口からそれぞれ送出される球
が、球送り部材の係合部に対し同時に受け取られること
なく、回転方向に所定角度だけ変位した角度位置でそれ
ぞれ受け取られる。このため、複数条の補給流路の球送
出口からそれぞれ送出される球を受け取る際に球送り部
材に作用する荷重が軽減される。また、請求項2に係る
遊技機において、複数条の補給流路の球に対する球送り
部材の球受取り位置と各球放出位置との間における係合
部に受けられた球の個数がほぼ同数となる。このため、
球送り部材の係合部に対し、球の荷重が片寄って作用す
ることが防止される。言い換えると、球送り部材の回転
バランスが悪くなる不具合を防止することができる。ひ
いては、駆動手段に加わる負担を軽減させることができ
る。さらに、各補給流路における球の放出位置を変位さ
せることにより、各条毎にずらして球を放出することが
できる。また、請求項3に係る遊技機において、球送り
部材の左右両側に球の荷重をそれぞれ作用させることが
できる。このため、球送り部材の左右片側に片寄って球
の荷重が作用して回転バランスが悪くなる不具合を防止
することができ、駆動手段に加わる負担をより一層軽減
させることができる。
【0006】
【発明の効果】この発明によれば、球送り部材を小さな
駆動力で起動および回転駆動することができるので、
動手段が作動時に受ける負荷を低減させて駆動手段に加
わる負担を軽減させることができる。
【0007】
【実施例】次に、本発明の1実施例を図面にしたがって
説明する。但し、パチンコ機を正面から見たときの前後
方向を前後方向とし、左右方向を内外方向として以下説
明する。パチンコ機の本体枠Hの片側の縦枠部の裏側に
取外し可能に組付けられてタンクレールの先端部付近の
下方に設置される払い出し制御装置Aにおいて、透明合
成樹脂材によって成形された収納ケース1は縦長状で後
方開放の方形箱形状に形成され、この収納ケース1に結
合された部材および各ユニットとともに図1、図20に
示す本体枠Hに着脱可能に装着される。
【0008】収納ケース1には内外1対の側壁板1a
と、水平な上壁板1bおよび下壁板1bと、各壁板1
a,1bの前端縁に連接された垂直な前壁板1cとが形
成されている。
【0009】収納ケース1の内側の側壁板1aの上端に
は図3に示すように球タンク内から送り出されてタンク
レール上を前後2列となって払い出し制御装置A側へ流
下したパチンコ球が導入される球入口2が開口され、内
側の側壁板1aの上下方向中央部の若干下方には賞品球
若しくは貸し球を上皿へ向けて誘導する賞品球流路に連
通された球出口3が開口され、内側の側壁板1aの下部
にはパチンコ球をパチンコ機外へ排出する球排出流路に
連通された球抜き口4が開口されている。
【0010】収納ケース1の前壁板1cの内壁面の上部
にはタンクレールから前後2列で送られるパチンコ球の
うち、前列のパチンコ球を導く通路を形成する壁が設け
られ、前壁板1cには上端縁が球入口2の上側開口縁に
連接されて上端部付近が外方へ先下り状に傾斜し、中央
部付近が内方へ若干凸曲して下部が垂直状に形成された
第1前側通路壁1dと、内端縁が球入口2の下側開口縁
に連接され、外方へ先下り状に傾斜した状態で第1前側
通路壁1dの上端部付近の下方に形成された第2前側通
路壁1eと、この第2前側通路壁1eの外端縁の下方に
間隙を隔ててほぼ垂直状に形成された第3前側通路壁1
fの各前端縁がそれぞれ連接されている。
【0011】各通路壁1d,1e,1fは前列のパチン
コ球の誘導が可能な奥行で後方へ突出され、第1前側通
路壁1aと、第2、第3前側通路壁1e,1fとの間に
は前後2列となって球入口2へ導入されたパチンコ球の
うちの前列のパチンコ球をタンクレールの延長方向へ誘
導してから下方へ誘導する前補給流路5が形成されてい
る。
【0012】収納ケース1の前壁板1cの内壁面の中央
部付近には両側壁板1a間に水平状に設置されて収納ケ
ース1内を上下2室に区画する仕切り壁1gの前端縁が
連接され、この仕切り壁1gの内方には前後2列のパチ
ンコ球の通過が可能な球通し口8が開設されている。
【0013】収納ケース1の前壁板1cの内壁面の中央
部付近および下部には上端縁が仕切り壁1gの内端縁付
近の下方に隣接されて下端縁が球抜き口4の下側開口縁
の前部に連接され、外方へ凸円弧状に湾曲した湾曲部
と、垂直部と、傾斜部と、垂直部と、傾斜部とが上から
順に形成された第4前側通路壁1iの前端縁と、上端縁
が球通し口8の下方に配設されて下端縁が球出口3の下
側開口縁の前部に連接され、垂直部と傾斜部とが形成さ
れた第5前側通路壁1jの前端縁とが連接されている。
【0014】両前側通路壁1i,1jは前列のパチンコ
球の誘導が可能な奥行で後方へ突出され、収納ケース1
の内側の側壁板1aと第5前側通路壁1jとの間には球
通し口8の前部を通り抜けたパチンコ球を球出口3へ誘
導する前払い出し流路6が形成され、第4前側通路壁1
iと第5前側通路壁1jとの間には球通し口8の前部を
通り抜けたパチンコ球を球抜き口4へ誘導する前球抜き
流路7が形成されている。
【0015】前壁板1cの下端には遊技盤面の各入賞口
に入賞したセーフ球が導入される導入口と、収納ケース
1内へ1時的に導入されたセーフ球をパチンコ機外へ排
出する排出口とを兼ねたセーフ球出入口9が傾斜状に開
口されている。このセーフ球出入口9は払い出し制御装
置A外に設置された図示しない通路壁によって上下に仕
切られて上部が入口部で下部が出口部となるように形成
されている。
【0016】収納ケース1の上部には図2に示すように
タンクレールからパチンコ球を受入れて下方へ誘導しか
つ遊技者に払い出されるパチンコ球を貯留する球補給ユ
ニット10が着脱可能に結合されて収納されている。
【0017】球補給ユニット10のユニットベース11
は透明合成樹脂材で成形され、このユニットベース11
の後端には図1、図2に示すように収納ケース1の開口
部の上部を覆蓋する蓋板11aが垂直状に形成されてい
る。
【0018】ユニットベース11の蓋板11aの前面に
は図4、図5に示すように収納ケース1の第1前側通路
壁1dの後方に隣設されて第1前側通路壁1dに突合わ
せ状に対置された第1後側通路壁11bと、第2前側通
路壁1eの後方に隣設されて第2前側通路壁1eに突合
わせ状に対置された第2後側通路壁11cと、第3前側
通路壁1fの後方に隣設されて第3前側通路壁1fに突
合わせ状に対置された第3後側通路壁11dとの各後端
縁がそれぞれ連接されるとともに、蓋板11aの前面に
は第1後側通路壁11bと第2、第3後側通路壁11
c,11dとの中間部に配設されて奥行が各後側通路壁
11b,11c,11dの奥行より短縮されたガイド壁
11gが連接されている。
【0019】第1後側通路壁11bと、第2、第3後側
通路壁11c,11dとの間にはタンクレール上から球
入口2内へ導入された前後2列のパチンコ球のうちの後
列の各パチンコ球をタンクレールの延長方向へ誘導して
から下方へ誘導する後補給流路13が前補給流路5の後
側に隣接して形成されている。
【0020】前補給流路5と後補給流路13とは収納ケ
ース1の各前通路壁1d,1e,1fと、ユニットベー
ス11の各後通路壁11b,11c,11dとの間に挟
み込まれた状態で垂立され、ステンレス製で導電性を有
し、前後補給流路5,13内を帯電状態で流下するパチ
ンコ球の静電気を除去する機能を有する帯電防止用の除
電板15によって仕切られている。この除電板15はリ
ード線19およびこのリード線19に接続されたコネク
タ端子を通じてアースされ、後記払い出し制御基板79
を静電気から防護する目的で設置されている。
【0021】除電板15の下端の左右方向中央部には正
面形状がほぼ逆V形状で深さが上方へ漸減する誘導のV
カット部16が後補給流路13内へ若干突入された状態
で曲げ起し状に形成されている。
【0022】蓋板11aの前側には蓋板11aの上部に
挿着されて前方へ水平状に延出された支軸18によって
それぞれ内外方向への搖動可能に支持されて前後補給流
路5,13内の球切れを検出する前後1対の球切れ検出
片14が設置されている。
【0023】両球切れ検出片14の下端には内方へ突出
された押圧部14aが形成されている。球切れ検出片1
4が搖動すると、その下端縁がそれぞれ前後補給流路
5,13の内外へ出没する。
【0024】両補給流路5,13内に所定数以上のパチ
ンコ球が貯留されている場合には両球切れ検出片14が
パチンコ球によって押動されてそれぞれ内方へ搖動し、
両補給流路5,13内の一方若しくは両方に貯留された
パチンコ球数が不足している場合には一方の球切れ検出
片14若しくは両球切れ検出片14が後記球切れ検出ス
イッチ17の触動片17aによって押圧されて外方へ搖
動する。
【0025】ユニットベース11の蓋板11aの前面の
内端部には図6に示すように両球切れ検出片14の内方
で前方へ水平状に突出された上下1対の挟持片11e
と、この両挟持片11e間に設置された上下1対のスイ
ッチ支持片11fとが連接され、両スイッチ支持片11
fの前端面には前方へ若干突出されたピン状の突起61
がそれぞれ形成されている。
【0026】蓋板11aの前側には後記スイッチホルダ
60を介して前後に離隔して並行状態で両挟持片11e
間に挟み込まれた前後1対の球切れ検出スイッチ17が
両球切れ検出片14にそれぞれ対向して設置されてい
る。
【0027】両球切れ検出スイッチ17間にはこの両球
切れ検出スイッチ17間の間隙の中央部に垂立された方
形板状の仕切り板60aと、この仕切り板60aの両側
面の上下部にそれぞれ突設された左右各1対の突片60
bと、この突片60bの外端面にそれぞれ突設されたピ
ン状の突起60cとを有する合成樹脂製のスイッチホル
ダ60が挟み込まれている。
【0028】両球切れ検出スイッチ17の本体部には上
下1対の貫通孔17bがそれぞれ貫設され、両球切れ検
出スイッチ17は、両スイッチ支持片11fの突起61
が前側の球切れ検出スイッチ17の両貫通孔17b内に
それぞれ挿入され、スイッチホルダ60の各突起60c
が両球切れ検出スイッチ17の各貫通孔17b内にそれ
ぞれ挿入された状態でユニットベース11に取付けられ
ている。
【0029】前側の球切れ検出スイッチ17は収納ケー
ス1の前壁板1cとスイッチホルダ60との間に挟持さ
れ、後側の球切れ検出スイッチ17はスイッチホルダ6
0と蓋板11aとの間に挟持され、両球切れ検出スイッ
チ17はビスを使用せずに組付けられているので、両球
切れ検出スイッチ17の組付け手数を軽減することがで
きる。
【0030】ユニットベース11の蓋板11aには球切
れ検出片14の押圧部14aと球切れ検出スイッチ17
の触動片17aとの作動状態を球補給ユニット10の外
部から透視するための覗き窓62が丸孔状に開口されて
いる。この覗き窓62によって球切れ検出スイッチ17
の作動状態が正常か異常かを明確に視認することができ
る。
【0031】両補給流路5,13のうちの一方でパチン
コ球が欠乏して一方の球切れ検出片14が外方へ搖動す
ると、その球切れ検出片14に対向する球切れ検出スイ
ッチ17の触動片17aが解放されてその球切れ検出ス
イッチ17がONとなり、球切れ検出信号が発信され
る。
【0032】両補給流路5,13内にそれぞれパチンコ
球が補給されて充満すると、両球切れ検出片14が共に
内方へ搖動して両球切れ検出スイッチ17の触動片17
aを押圧し、両球切れ検出スイッチ17がOFFとな
る。球切れ検出スイッチ17は後記払い出しモータ25
や払い出し起動モータ55を電源断状態にする信号を発
信したり、貸し球禁止、球抜き禁止を含む払い出し禁止
信号を発信する。
【0033】収納ケース1内の中央部付近には図2に示
すように収納ケース1に仕切り壁1g上で分離可能に結
合されて球補給ユニット10の下側に隣接して設置され
た球払い出しユニット20が収納されている。
【0034】球払い出しユニット20のユニットベース
21は透明合成樹脂材で形成され、このユニットベース
21は図8に示すように収納ケース1の前壁板1cに沿
って垂直状に設置されたセット板22と、このセット板
22の後側に垂直状に設置されたカバー板23と、セッ
ト板22とカバー板23との間に挟み込まれた中板24
とが分離可能に結合されて形成されている。
【0035】ユニットベース21のセット板22の前端
には図9〜図14に示すように収納ケース1の前壁板1
cに密接された前通路壁22aが垂直状に形成され、セ
ット板22の上端には前補給流路5から送り込まれたパ
チンコ球を受入れる前導入口22bが開設されている。
【0036】セット板22の上部で前導入口22bの下
方にはパチンコ球の落下衝撃が吸収されるようにほぼ円
弧状に湾曲されて前導入口22bに落入したパチンコ球
を一旦下外方へ誘導してから下内方へ誘導する前誘導流
路22cが形成されている。
【0037】セット板22の中央部付近には円弧状に湾
曲した路壁面を有し、前誘導流路22cの出口部63を
通り抜けたパチンコ球が送り込まれる前凹陥部22dが
凹設され、セット板22の下端には前凹陥部22dを通
り抜けたパチンコ球をセット板22内からその下方へ送
り出す前送り出し口22eが収納ケース1の球通し口8
に対向して開設されている。
【0038】カバー板23の後端には中板24の後方に
パチンコ球約1個分の間隙を隔てて垂立された後側通路
壁23aが形成され、カバー板23の上端には前導入口
22aの後側に隣設されて後補給流路13から送り込ま
れたパチンコ球を受入れる後導入口23bが開設されて
いる。
【0039】カバー板23の上部で後導入口23bの下
方には前誘導流路22cの後側に隣設されてパチンコ球
の落下衝撃が吸収されるように曲折され、後導入口23
bに落入したパチンコ球を一旦若干下方へ誘導してから
下内方へ誘導する後誘導流路23cが形成され、この後
誘導流路23cの出口部64は前誘導流路22cの出口
部63よりパチンコ球約1個分下位に配置されている。
前後誘導流路22c,23cの出口部63,64付近は
内方に向って先下り状に傾斜した形状に形成されてい
る。
【0040】カバー板23の中央部付近には前凹陥部2
2dの後側に隣設されて後誘導流路23cの出口部64
を通り抜けたパチンコ球が送り込まれる後凹陥部23d
が凹設され、カバー板23の下端には前送出し口22e
の後側に隣設されて後凹陥部23dを通り抜けたパチン
コ球をカバー板23内からその下方へ送り出す後送り出
し口23eが収納ケース1の球通し口8に対向して開設
されている。前後導入口22b,23bおよび前後誘導
路22c,23cおよび前後送り出し口22e,23e
はそれぞれ中板24によってそれぞれ仕切られている。
【0041】前後導入口22b,23bの壁面、すなわ
ち、セット板22の前通路壁22aの上端部の後面と、
カバー板23の後通路壁23aの上端部の前面と、中板
24の上端部の後面とにはそれぞれ厚さが上方へ漸減す
るように面取りされた上面取り部65がそれぞれ形成さ
れている。前後導入口22b,23bを通り抜けるパチ
ンコ球は上面取り部65によって前後方向へ若干逃避挙
動しながら流下し、前後導入口22b,23bでのパチ
ンコ球の球噛みが防止される。
【0042】前後球送り出し口22e,23eの壁面、
すなわち、セット板22の前通路壁22aの下端部の後
面と、カバー板23の後通路壁23aの下端部の前面
と、中板24の下端部の後面とにはそれぞれ厚さが下方
へ漸減するように面取りされた下面取り部66がそれぞ
れ形成されている。前後送り出し口22e,23eを通
り抜けるパチンコ球は下面取り部66によって前後方向
へ逃避挙動しながら流下してパチンコ球の球噛みが防止
される。
【0043】前後壁体22,23の前後通路壁22a,
23aには前後誘導流路22c,23c内および前後凹
陥部22d,23d内に侵入したゴミ等の異物を外部へ
取出す目的で図9、図12に示す取出し窓67がスリッ
ト状に開設されている。
【0044】セット板22の前凹陥部22dの中心部に
はその後方へ横出された支軸26の前端部が挿着されて
いる。
【0045】カバー板23の後面には支軸26の後方に
突合わせ状に隣設された出力軸25aを有するステッピ
ングモータ型の払い出しモータ25(この発明の駆動手
段に相当する)が、この払い出しモータ25とカバー板
23との間に金属製の放熱板68が挟み込まれた状態で
放熱板68とともに取付けられ、放熱板68は本例では
アルミニルム板をほぼL形状に曲折した形状に形成され
ている。
【0046】払い出しモータ25はこの払い出しモータ
25と後記払い出し制御基板79とを接続するリード線
束のコネクタが脱着されるコネクタ25bを備え、放熱
板68にはそのリード線束を挿通保持するリード線保持
部68aが切欠き形成され、このリード線保持部68a
はリード線束の脱出が阻止されるように入口部の挿通幅
を狭くした形状に形成されている。
【0047】払い出しモータ25が球噛み等の原因によ
って過熱したときには払い出しモータ25の熱が放熱板
68を通じて放散されてユニットベース21への熱の伝
導が防止される。また、球払い出しユニット20の組付
け等に際し、球払い出しユニット20が誤って落下した
ときなどに放熱板68によって落下衝撃を受止めてユニ
ットベース21および払い出しモータ25を落下衝撃か
ら防護することができる。
【0048】払い出しモータ25の出力軸25aには支
軸26によって回転可能に支持されて前後凹陥部22
d,23d内に装入され、払い出しモータ25によって
前後方向に沿う水平な軸を回転中心として回転駆動され
る不透明合成樹脂製の球送り部材27が結合されてい
る。
【0049】球送り部材27の前後方向中央部には円盤
状で払い出し球数の教示および仕切り壁兼用の回転盤2
8が形成され、この回転盤28の前面および後面には球
送り部材27の回転軸の回りに60°の回転対称状態で
配列された各6個の歯部29aと、隣り合う歯部29a
間にそれぞれ凹曲面状に凹設されて旋回しながらパチン
コ球を逐一受取って旋回移送してから放出する各6個の
球受部29b(この発明の係合部に相当する)とをそれ
ぞれ有し、前後対称状に形成された前後1対の球切り歯
29A,29Bが同心状で一体状に連接されている。
【0050】回転盤28の周縁部には両球切り歯29
A,29Bの各歯部29aの各外方と、隣合う歯部29
a間の中間部の各外方とにそれぞれ配設されて球送り部
材27の回転中心の回りに30°の回転対称状態で配列
され、球受部29bの個数と同数個(12個)のフォト
センサ用の被検出部70が凹設されている。
【0051】球送り部材27の回転盤28は両球切り歯
29A,29B間に挟まれて前後の球受部29bを遮断
して仕切る機能と、払い出し球数を教示する機能とを兼
有しているので、球送り部材27をコンパクト化するこ
とができる。
【0052】回転盤28の各被検出部70は、各被検出
部70内でのゴミ詰まりを防止してフォトセンサの検出
時間を長くする目的で、切込み幅が外方へ漸次増大して
両側縁が半径方向外側に向けて漸次拡開し、かつ、内端
付近に円弧状の丸味が付与されてほぼU形状で角部がな
い形状にそれぞれ形成されている。
【0053】球送り部材27の両球切り歯29A,29
Bの各球受部29bはパチンコ球を受止め易くかつ放出
し易いように球切り歯29A,29Bの回転中心と球受
部29bの中心とを結ぶ線分に対して非対称状に形成さ
れ、各球受部29bはパチンコ球を放出する側の曲面の
曲率がパチンコ球を受取る側の曲面の曲率より緩やかと
なるように形成され、各パチンコ球は各球受部29によ
って的確に受止められて定位置で放出され、ユニットベ
ース21内での球噛みを無くして円滑に旋回移送され
る。
【0054】球送り部材27が回転駆動されると、両球
切り歯29A,29Bの各球受部29bはユニットベー
ス21の前後誘導流路22C,23C内およびその上方
で待機している前後2列のパチンコ球を球受部29bの
旋回軌跡の上死点の手前で逐一受取ってから受取ったパ
チンコ球を前記旋回軌跡のうちのほぼ上半分の範囲内で
旋回移送して前記上死点の先方で逐一放出する。
【0055】各球受部27bがパチンコ球を受取る位置
と、球受部29bが受取ったパチンコ球を放出する位置
とは球送り部材27の回転中心を通る垂直面に対してほ
ぼ対称状に配設されるとともに、両側の球受部29bが
パチンコ球を受取ってから放出するまでにその両側の球
受部29bが旋回する旋回角度はほぼ等しくなるように
設定され、両側の球受部29bはパチンコ球を受取って
からそれぞれ約180°旋回した時点でパチンコ球を放
出する。放出されたパチンコ球は前後送り出し口22
e,23eを通じて下方へ順次送り出されて収納ケース
の球通し口8内に前後2列となって導入される。
【0056】球送り部材27の前側の球切り歯29Aの
各球受部29bが前誘導流路22c内のパチンコ球を受
取る位置は後側の球切り歯29Bの各球受部29bが後
誘導流路23c内のパチンコ球を受取る位置より約球1
個分高くなり、また、前側の球切り歯29Aの球受部2
9bがパチンコ球を放出する位置は後側の球切り歯29
Bの各球受部29bがパチンコ球を放出する位置より約
球1個分低くなるように設定され、前後の球切り歯29
A,29Bは受取ったパチンコ球を交互に放出する。
【0057】前後誘導流路22c,23cの下部ではパ
チンコ球が下方へ移動してから内方へ若干先下り状に移
動して曲進し、出口部63,64のパチンコ球にはその
上方のパチンコ球の重量が殆ど加えられないので、球送
り部材27に加えられるパチンコ球群の重量を可及的に
減少することができる。
【0058】球送り部材27の前後の球切り歯29A,
29Bは各3個のパチンコ球が両球切り歯29A,29
Bの各6個の球受部29bのうちの上半分の各3個の球
受部29b内に常に保持された状態で回転し、前後列の
各パチンコ球は前後両側の球受部29bによって受止め
られた位置から球受部29bとともに凹陥部22d,2
3d内の上半部で約180°旋回移送されてから交互に
放出される。
【0059】球払い出し時には前後2列のパチンコ球が
それぞれ両球切り歯29A,29Bのほぼ上半分によっ
て受止められて旋回移送され、球送り部材27にはほぼ
各3個のパチンコ球の重量が球送り部材27の回転中心
を通る垂直面に対して左右対称状に加えられて球払い出
し時に球送り部材27に加わるパチンコ球の重量は球送
り部材27の左右部においてバランスされる。従って、
払い出しモータ25に対してパチンコ球の重量によって
加わる負荷を低減させることができ、払い出し動作を休
止したときに払い出しモータ25の出力軸25aおよび
球送り部材27の回転トルクを小さくすることができる
ので、払い出しモータ25の回転休止時にその出力軸2
5aを静止状態で保持するための保持電力を少くするこ
とができる。
【0060】ユニットベース21のセット板22の内壁
面の下端には回転盤28の各被検出部70の通過を検出
して被検出部70の通過毎にパルス信号を発信する球送
り数センサ(フォトセンサ)71が取付けられ、この球
送り数センサ71にはその投光部と受光部との間に形成
されて回転盤28の周縁部が挿入された検出溝71aが
凹設されている。
【0061】球送り部材27がパチンコ球を1個送り出
す毎に回転盤28の被検出部70が球送り数センサ71
の検出溝71a内を通過して払い出し球数がカウントさ
れ、球送り数センサ71がカウントしたカウント数と同
数個のパチンコ球が球払い出しユニット20から払い出
される。
【0062】後記賞品球払い出し検出スイッチ55がセ
ーフ球を検出すると、払い出しモータ25が起動されて
球送り部材27が回転駆動され、パチンコ球が前後球切
り歯29A,29Bによって球払い出しユニット20か
ら下方へ遂次送り出され、回転盤28の被検出部70が
球送り数センサ71の検出溝71a内を通過する毎に払
い出し球数が1カウントされ、セーフ球の種別に対応す
る払い出し球数と同数個の被検出部70が球送りセンサ
71によってカウントされた時点で払い出しモータ25
が停止する。また、遊技盤面の各入賞口により異なる個
数の賞品数が払い出されるタイプのパチンコ機では払い
出し球数は遊技盤面の入賞口若しくは入賞球が通過する
セーフ球通路に設けられたセーフ球検出スイッチの出力
信号に基づいて指定される。
【0063】払い出し制御装置Aがカード式パチンコ機
に装着されている場合には、カードに記録されたデータ
や貸し球操作部への操作信号がカード球貸し情報処理部
(カード情報処理部、貸し球情報処理部)によって処理
制御された後、予め定められた球貸し球数分だけ払い出
しモータ25が回転駆動されて球貸し球数に相当する回
転角度だけ球送り部材27が回転し、所要個数の貸し球
が球払い出しユニット20から送り出される。
【0064】例えば、25個がパチンコ球の購入単位で
ある場合には100円で25個のパチンコ球を購入する
ことができ、貸し球スイッチへの操作回数により購入単
位が指定される場合には「1」球貸し操作すると(球貸
しスイッチを1回押した場合)、パチンコ球25個分を
球送り数センサ71と回転盤28の被検出部70とによ
って検出してカウントし、25個のパチンコ球の球貸し
動作が完了するようにカード球貸し情報処理部が球貸し
要求信号に基づいて払い出しモータ25の回転量を制御
する。操作回数が5回であれば回転盤28が25個単位
で5回連続して回転し、計125個のパチンコ球が貸し
球として払い出される。
【0065】収納ケース1内の中央部付近および下部に
は図2に示すように球払い出しユニット20の下方に隣
接して設置され、収納ケース1に分離可能に結合された
球払い出し起動ユニット30が収納されている。
【0066】球払い出し起動ユニット30の合成樹脂製
のユニットベース31は図15〜図18に示すように上
部が収納ケース1の第4前側通路壁1iの後端縁および
第5前側通路壁1jの後端縁に当接した状態で前壁部1
cの中央部および下部の後側に垂直状に設置されたセッ
ト板32と、このセット板32の後側に垂直状に設置さ
れたカバー板33とが分離可能に結合されて形成され、
ユニットベース31の上端には球払い出しユニット20
から送り込まれた前後列のパチンコ球を受入れる流路入
口87,88が球通し口8の下方に隣接して開口されて
いる。
【0067】カバー板33にはセット板32の後方にパ
チンコ球約1個分の間隙を隔てて垂立された後側通路壁
33aが形成され、この後側通路壁33aの前面には収
納ケース1の第4前側通路壁1iの後側にセット板32
を挟んで突合わせ状に隣設された第4後側通路壁33b
と、第5前側通路壁1jの後側にセット板32を挟んで
突合わせ状に隣設された第5後側通路壁33cとが連接
されている。
【0068】第4後側通路壁33bの下端縁は収納ケー
ス1の球出口2の下側開口縁の後部に連接され、第5後
側通路壁33cの下端縁は収納ケース1の球抜き口4の
下側開口縁の後部に連接されている。
【0069】カバー板33の第4後側通路壁33bと収
納ケース1の内側の側壁板1aとの間には前払い出し流
路6の後側にセット板32を隔てて並行状態で隣設され
た後払い出し流路35が形成され、第5後側通路壁33
cと、第4後側通路壁33bおよび収納ケース1の内側
の側壁板1aとの間には前球抜き流路7の後側にセット
板32を隔てて並行状態で隣設された後球抜き流路36
が形成されている。
【0070】カバー板33の後側通路壁33aの上部に
はセット板32とカバー板33との間に侵入したゴミ等
の異物を取出すための取出し窓33c(図2参照)がス
リット状に開設されるとともに、セット板32の上端お
よびカバー板33の後側通路壁33aの上端には収納ケ
ース1の球通し口8内の中央部および後端に設置され、
前面が傾斜状で厚さが上方へ漸減して上端縁が尖鋭状と
なるようにそれぞれ面取りされた前後1対の面取り部3
7が並行状に形成され、この両面取り部37には正面形
状がV形状となるように切込まれて前後払い出し流路
6,35の入口部の中央部に配置されたVカット部38
がそれぞれ形成されている。
【0071】パチンコ球が球払い出しユニット21から
前後2列となって送り出されて球通し口8を通り抜ける
ときに、前列および後列のパチンコ球が両面取り部37
によって若干前方へ誘導されるとともに、両Vカット部
38によって球通し口8の左右方向の中間部側へ誘導さ
れ、球通し口8を通過する前後列のパチンコ球の相互干
渉や球噛みが防止される。また、球払い出しユニット2
0の中板24の下端縁とセット板32の上端縁との間、
およびカバー板23の下端縁とカバー板33の上端縁と
の間に前後方向の段差があっても、Vカット部38に係
合したパチンコ球をその前下方へ誘導して球払い出しユ
ニット20内から球払い出し起動ユニット30内へ円滑
に導入することができる。
【0072】ユニットベース31内の上端付近で球通し
口8の下方にはユニットベース31と収納ケース1の前
壁部1cとによって左右方向への搖動可能に支持され
て、球通し口8を通り抜けた前後列のパチンコ球を前後
払い出し流路6,35若しくは前後球抜き流路7,36
へ振り分ける振り分け弁40が設置されている。
【0073】振り分け弁40には、図17に示すように
セット板32と収納ケース1の前壁板1cとの間、およ
びセット板32とカバー板33の後側通路壁33aとの
間にそれぞれ装入され、先細状に形成された前後1対の
弁体40aと、この両弁体40a間に挟み込まれた状態
で両弁体40aの中央部に結合された連結部40bと、
両弁体40aの下端に連接された軸部40cとが形成さ
れている。
【0074】振り分け弁40の姿勢は常には両弁体40
aが外方へ搖動して前後払い出し流路6,35が開通状
態となって前後球抜き流路7,36の入口部が閉塞状態
となる払い出し姿勢で保持されている。この状態では球
払い出しユニット20によって送り出された賞品球は前
後払い出し流路6,35および球出口3を通り抜けて収
納ケース1外へ排出され、収納ケース1外の賞品球流路
によって誘導されて上皿口に導入され、上皿上へ送り込
まれる。上皿上からオーバフローした賞品球は図22に
示す誘導樋82によって誘導されて下皿口を通じて下皿
上へ送り込まれ、下皿上および下皿口に連通された賞品
球貯留部81(図22参照)に貯留される。
【0075】振り分け弁40の両弁体40aが内方へ搖
動したときには振り分け弁40の姿勢が前後払い出し流
路6,35の入口部が閉塞状態となって前後球抜き流路
7,36が開通状態となる球抜き姿勢に変換され、球払
い出しユニット20によって送り出されたパチンコ球は
前後球抜き流路7,36および球抜き口4を通り抜けて
収納ケース1外へ排出され、収納ケース1外の球排出流
路によって誘導されてパチンコ機外へ送り出される。
【0076】ユニットベース31の下部には図18に示
すように上下方向へ進退動するプランジャ50aと、こ
のプランジャ50aを下方へ付勢するスプリング50b
とを有し、セット板32に結合された球抜きソレノイド
50が設置され、プランジャ50aの上端には上方へ突
出された上突片42aおよび前方へ突出された前突片4
2bを有する伝動片42が分離可能に結合されている。
【0077】伝動片42と振り分け弁40とは上端が振
り分け弁40の前側の弁体40aの下端付近に係止され
て下端が伝動片42の上突片42aに係止された連動杆
48によって連動可能に連繋されている。
【0078】ユニットベース31のセット板32の中央
部付近には振り分け弁40に連動可能に連繋されかつ球
抜きソレノイド50のプランジャ50aに伝動片42を
介して連動可能に連繋されて軸46によって上下方向へ
の搖動可能に支持された切換え部材43が設置され、こ
の切換え部材43の先端には伝動片42の前突片42b
が挿入されて伝動片42と切換え部材43とを連動可能
に連繋する円筒状の係合部43aが形成されている。切
換え部材43の基端付近に貫設された丸孔状の係止孔4
3bにはパチンコ機外で引上げ操作される操作杆に連繋
されて収納ケース1内の外端に装入された連継杆44の
下端が遊挿されている。連継杆44の下端は切換え部材
43が連継杆44によって引き上げられて上方へ搖動し
てから連継杆44が引下げられたときに連継杆44の下
端が係止孔43内で下降に連継杆44が切換え部材43
を押下げずに下動するように係止孔43bの上端縁に掛
止されている。
【0079】切換え部材43が下方へ揺動した状態では
振り分け弁40は伝動片42および連動杆48を介して
両弁体40aを外方へ付勢する球抜きソレノイド50の
スプリング50bの付勢力によって前後払い出し流路
5,36を開通して球通し口8と両払い出し流路5,3
6とを連通させた払い出し姿勢で保持される。
【0080】ユニットベース31の中央部付近にはセッ
ト板32とカバー板33の後側通路壁33aとの間に挟
持されて球抜きソレノイド50を励磁する信号を発信す
る球抜き検出スイッチ49が伝動片42に対向して設置
されている。
【0081】故障等に際し、連継杆44が球抜きのため
に引上げ操作されると、切換え部材43が上方へ搖動し
て伝動片42が上動し、振り分け弁40の両弁体40a
が球通し口8と両球抜き流路7,36とが連通される方
向へ搖動して振り分け弁40の姿勢が球抜き姿勢に変換
されるとともに、球抜きソレノイド50のプランジャ5
0aが引上げられて上方へ進動し、また、球抜き検出ス
イッチ49の触動片49aが伝動片42の上突片42a
によって押上げられてソレノイド作動スイッチ49がO
Nとなり、払い出しモータ25が起動されかつ球抜きソ
レノイド50が励磁されてプランジャ50aが進動状態
で保持され、振り分け弁40の両弁体40aが両球抜き
流路7,36を開通した球抜き姿勢で保持される。
【0082】従って、プランジャ50aを引上げるため
の励磁電力が不要となってプランジャ50aを上動位置
に保持する保持電力のみで済むので、球抜きソレノイド
50の耐久性を向上させることができる。
【0083】この状態で、連継杆44が下降しても、連
継杆44の下端が係止孔43内の下端へ移動して切換え
部材43が上搖動端で保持され、かつ振り分け弁40の
姿勢が球抜き姿勢で保持されて球抜きソレノイド50が
励磁状態で保持され、収納ケース1内のパチンコ球が前
後球抜き流路7,36を通って収納ケース1外へ送り出
されてパチンコ機外へ抜き取られる。タイマ等によって
設定した球抜き時間、すなわち、球タンク内、タンクレ
ール上、球補給ユニット10内、球払い出しユニット2
0内に貯留されたパチンコ球が全て両球抜き流路7,3
6内へ流入するまでに必要な時間が経過すると、払い出
しモータ25が停止しかつ球抜きソレノイド50が消磁
されて元の状態に復元する。
【0084】ユニットベース31のセット板32の下端
部には周縁部に仕切り壁が突設されたセーフ球用の球切
り部52がケース体1のセーフ球出入口9に対向して形
成され、この球切り部52の後面には常時一定方向へ回
転駆動される払い出し起動モータ54が前向き状に取付
けられている。
【0085】払い出し起動モータ54の出力軸には図1
9に示すように180°の回転対称状に形成されてパチ
ンコ球の受止めが可能な1対の球受部56aを有し、セ
ーフ球出入口9を通って球切り部52内へ導入されたセ
ーフ球を受渡しする球切りカム56が固定されている。
【0086】ユニットベース31の球切り部52には球
切りカム56の斜め上方に配設されて球切り部52内へ
導入されたセーフ球を検出する賞品球払い出し検出スイ
ッチ55が球切りカム56に対向して取付けられ、球切
り部52の上部にはセーフ球出入口9の上部を通じて球
切り部52内へ導入されたセーフ球を後下方の球切りカ
ム56上へ誘導する上ガイド部52aが後下りの傾斜状
に形成され、球切り部52の下部には球切りカム56の
球受部56aから放出されたセーフ球をその前下方のセ
ーフ球出入口9の下部へ誘導する下ガイド部52bが前
下りの傾斜状に形成されている。
【0087】セーフ球がセーフ球出入口9の上部を通じ
て球切り部52内へ導入されると、そのセーフ球は上ガ
イド部52aによって後下方へ誘導されて回転中の球切
りカム56の両球受部56aのうち、上方へ旋回した球
受部56aによって受止められ、その球受部56aによ
って賞品球払い出し検出スイッチ55側へ旋回移送され
て旋回途中で賞品球払い出し検出スイッチ55の触動片
54aを押圧し、賞品球払い出し検出スイッチ55がO
Nとなり、賞品球払い出し起動信号が発信されて払い出
しモータ25が起動され、球送り部材27が所定数の賞
品球の送り出しに必要な時間だけ回転駆動される。
【0088】セーフ球を受止めた球切りカム56の球受
部56aが上方の受止め位置から約90°旋回してセー
フ球が賞品球払い出し検出スイッチ55の下方へ移送さ
れると、そのセーフ球が球受部56aから放出されて下
ガイド部52cによって前下方へ誘導され、セーフ球出
入口9の下部から転がり出て収納ケース1外へ排出され
る。
【0089】セーフ球が連続的に発生して1群のセーフ
球がセーフ球出入口9の上部前側で本体枠H側の通路壁
によって受止められ、セーフ球出入口9の上部前側に集
合して待機している状態では先づ、セーフ球出入口9の
上部を通り抜けた最先端のセーフ球が球切りカム56の
一方の球受部56a上へ転落してその球受部56aによ
って移送され、最先端のセーフ球がセーフ球出入口9の
下部を通じて排出されてから、他方の球受部56aが上
方へ旋回して次続するセーフ球が他方の球受部56a上
へ転落し、その球受部56aによって移送されて賞品球
払い出し検出スイッチ55の触動片55aを押圧後、セ
ーフ球出入口9を通じて排出され、同様にして各セーフ
球が1個づつ順次球切りカム56によって球切りされて
セーフ球出入口9の下部を通じて収納ケース1外へ排出
され、各セーフ球の移送毎に賞品球払い出し起動信号が
発信されて記憶される。
【0090】ユニットベース31のセット板33の前面
には球払い出しユニット20によって送り出された賞品
球が賞品球流路等の賞品球貯留部81(図22参照)に
一定量以上充満して賞品球が球貯留部に過剰貯留された
ときに満タン検出信号を発信して賞品球の払い出し禁止
状態を出現させる球払い出し禁止スイッチ58が、カバ
ー板33の前面に凸設されて球払い出し禁止スイッチ5
8の貫通孔内に圧挿された1対の突起を介して取付けら
れている。
【0091】カバー板33の中央部付近には図22に示
すように賞品球払い出し禁止スイッチ58の内方に隣設
されて内外方向への水平移動可能で上下方向への移動不
能に支持された係動部材59が水平姿勢で設置されてい
る。
【0092】係動部材59の外端には前方へ突出されて
球払い出し禁止スイッチ58の押ボタン58aの押圧が
可能な押圧片59aが形成され、係動部材59の内端に
は前方へ突出された受動片59bが形成されている。
【0093】パチンコ機の本体枠Hの裏側下部に配設さ
れて球払い出しユニット20によって送り出されて誘導
樋82によって誘導された賞品球が貯留される賞品球貯
留部81の近傍には上端部に嵌挿された支軸72aによ
って収納ケース1側およびその反対側への傾動可能に支
持された満タン検知部材72が設置されている。
【0094】満タン検知部材72は一定量以上の賞品球
が賞品球貯留部81に貯留されて過剰貯留状態となった
ときに過剰貯留された賞品球によって押動されて収納ケ
ース1側へ傾動し、前記賞品球貯留部に貯留された賞品
球が一定量以下に減少して満タン検知部材72に対する
押動作用が除去されたときに復帰傾動して垂直姿勢に変
換される。
【0095】満タン検知部材72と係動部材59との間
には本体枠Hの裏側下部に設置されたガイド部材74に
よって内外方向へのスライド可能で上下方向への移動不
能に支持され、満タン検知部材72の動きを係動部材5
9に伝達する連繋部材75が設置されている。この連繋
部材75は満タン検知部材72によって押動されて外方
へ移動した後で、球払い出し禁止スイッチ58の押ボタ
ン58aの付勢力によって内方へ復帰移動するが、押ボ
タン58aの付勢力が不足する場合には連繋部材75を
内方へ付勢するスプリング等の付勢部材を設けてもよ
い。
【0096】連繋部材75には内端が満タン検知部材7
2の下端に対置された水平な水平部75aと、この水平
部75aの外端に連接された垂立部75bと、この垂立
部75bの上端に連接されて係動部材59側へ突出され
た押圧部75cとが形成されている。
【0097】球払い出し禁止スイッチ58は払い出し制
御装置Aを本体枠Hに組付けることによって満タン検知
部材72に係動部材59および連繋部材75を介して連
繋され、払い出し制御装置Aを本体枠Hから取外すこと
によって満タン検知部材72から分離される。
【0098】賞品球が賞品球貯留部81に過剰貯留され
て満タン検知部材72が収納ケース1側へ傾動すると、
連繋部材75が満タン検知部材72によって収納ケース
1側へ押動されかつ係動部材59が連繋部材75によっ
て球払い出し禁止スイッチ58側へ押動され、球払い出
し禁止スイッチ58の押ボタン58aが係動部材59に
よって押圧されて球払い出し禁止スイッチ58がONと
なる。
【0099】球払い出し禁止スイッチ58がONとなっ
て賞品球の過剰貯留が検出されると、払い出し起動モー
タ54が電源断状態となって払い出し起動モータ54が
駆動を停止し、球払い出しユニット20の球送り部材2
7による払い出し動作が禁止されて球払い出し禁止状態
が出現する。
【0100】賞品球の過剰貯留状態が解消されると、満
タン検知部材72が反収納ケース側へ復帰傾動し、連繋
部材75および係動部材59が内方へ復帰移動して球払
い出し禁止スイッチ58の押ボタン58aが解放され、
球払い出し禁止スイッチ58がOFFとなって球払い出
し禁止状態が解消される。
【0101】また、球払い出し禁止スイッチ58がON
となって賞品球の過剰貯留が検出されたときに賞品球払
い出し検出スイッチ54を電源断状態にしてセーフ球の
検出を不能にし、球払い出し禁止状態を出現させるよう
にしてもよい。
【0102】なお、図26に示すように、球払い出し禁
止スイッチ58Aを払い出し制御装置Aの外部、例えば
本体枠Hの図示しない賞品球の通過経路、若しくは賞品
球の貯留部に設置し、その通過経路や貯留部において所
定量以上に充満した賞品球の重量により前記球払い出し
禁止スイッチ58Aの作動片が押動されるようにしてこ
の払い出し禁止スイッチ58Aに電気的に接続された賞
品球払い出し検出スイッチ54の電源を断つ構成にして
もよい。この場合には図22に開示された一連の連繋機
構は不必要となる。
【0103】収納ケース1の開口部の中央部付近および
下部には図1、図17に示すように球払い出し起動ユニ
ット30の後側に隣設された制御基板ユニット77が設
置されている。
【0104】制御基板ユニット77の基板ケース78は
透明合成樹脂材で浅箱状に成形されて収納ケース1の下
部の後側に重ね合わされ、この基板ケース78の底板7
8aの外端縁の前面には図20、図21に示すように底
板78aの上部から下部にわたって開口された縦長状の
開口部78dを全長にわたってカバーした状態で突設さ
れて断面形状がほぼL形状に形成され、リード線束を保
持するリード線保持部78cが連接され、基板ケース7
8の下板78bの下面には下部が内方へ湾曲した形状を
有し、リード線を挿通保持するリード線挿通部78e
と、基板ケース78を収納ケース1に締結するねじが挿
通される1対のねじ挿通部78fと、収納ケース1の下
壁板1bの前端縁に突設された掛止縁に掛脱可能に掛止
された掛合部78gとが連接されている。
【0105】基板ケース78の開口部には球払い出しに
関連する諸動作をコントロールする制御回路を備え、縦
長の方形板状に形成されて基板収納ケース71にねじ止
めされた払い出し制御基板79が設置され、この払い出
し制御基板79の制御回路には払い出し制御装置A内の
各電気部品および払い出し制御装置A外の回路基板に接
続されたリード線がコネクタを介して接続される。
【0106】基板ケース78内には両側縁および下端縁
が払い出し制御基板71の前面に当接された状態で払い
出し制御基板79の前側に間隙を隔てて重ね合わされて
払い出し制御基板79とともに基板ケース78にねじ止
めされ、払い出し制御基板79の制御回路を静電気ノイ
ズおよび電磁ノイズから防護する金属製のシールド板8
0が密嵌状に装入されている。
【0107】収納ケース1には透明合成樹脂材によっ
て、上板76aと下板76bと左右の側板76cと後板
76dとを有する箱形状に成形され、球払い出しユニッ
ト20、球払い出し起動ユニット30および制御基板ユ
ニット77を覆蓋した状態で収納ケース1の中央部から
下端にわたって収納ケース1の後側に設置されたユニッ
トカバー76が分離可能に結合されている。
【0108】ユニットカバー76の上板76aの前端縁
には図24に示すように球補給ユニット10のユニット
ベース11の蓋板11aの前側に重ね合わされて蓋板1
1aによって係止された係止縁76eと、ユニットベー
ス11のガイド壁11gの下端部の両側で蓋板11aの
前側に重ね合わされて球払い出しユニット20の後導入
口23bの後側開口縁付近に設置された1対のガイド縁
76fとが突出形成されている。
【0109】ユニットカバー76の後板76dの上下部
にはそれぞれ横1列に配列されてユニットカバー76内
の熱をユニットカバー76外へ放散させる複数個の放熱
孔76gが払い出しモータ25および払い出し起動モー
タ54に対向してそれぞれ貫設されている。
【0110】続いて、上記した構成をもつ実施例の作用
と効果を説明する。本例では前後補給流路5,13の下
方に設置され、払い出しモータ25によって水平な軸を
回転中心として回転駆動される球送り部材27には前記
回転中心の回りに等間隔で配列されて旋回しながら周縁
部に被検出部70パチンコ球を逐一受取って放出する複
数個の球受部29bをそれぞれ有する1対の球切り歯2
9A,29Bと、球受部29bの個数と同数個の被検出
部70を有し、両球切り歯29A,29B間に設置され
た回転盤28とを形成し、球受部がパチンコ球を受取る
位置と、球受部29bがパチンコ球を放出する位置とを
ほぼ対称状に配設して各球受部29bがその旋回軌跡の
うちのほぼ上半分の範囲内でパチンコ球を旋回移送する
ように構成してある。
【0111】このため、パチンコ球の払い出し中に球送
り部材27に加わるパチンコ球の重量を球送り部材27
の回転中心を通る垂直面の両側でバランスさせて相殺す
ることができ、球送り部材27を小さな駆動力で起動お
よび回転駆動することができるので、払い出しモータ2
5が回転中に受ける負荷を低減させて払い出しモータ2
5に加わる負担を軽減させることができる。また、パチ
ンコ球の払い出し休止時に払い出しモータ25の出力軸
25aおよび球送り部材27を制止状態で保持するため
に必要な制止力を低減させ、球送り部材27を僅少な制
止力によって制止することができる。
【0112】また、球払い出しユニット20によって払
い出される払い出し球数を球送り部材27の回転盤28
の被検出部70および球送り数センサ71によって電気
信号に変換して的確に検出して計数させることができ、
払い出し球数の設定および変更を制御回路若しくはプロ
グラムにおけるカウントアップ値の設定、変更により簡
易化することができる。
【0113】さらに、球送り部材27が1対の球切り歯
29A,29Bと、この両球切り歯29A,29B間に
挟まれた回転盤28とによって形成され、両球切り歯2
9A,29Bが回転動作によって狭いスペース内でパチ
ンコ球の受け渡しを行い、回転盤28が前後球受部29
bを仕切る機能と、回転盤28の回転動作を検出して払
い出し球数を教示する機能とを兼有しているので、球払
い出し機構をコンパクト化してその設置スペースを縮小
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示す払い出し制御装置の側
面図である。
【図2】球補給ユニットと球払い出しユニットと球払い
出し起動ユニットとの収納状態を示す背面図である。
【図3】収納ケースの背面図である。
【図4】球補給ユニットの正面図である。
【図5】図4のX1−X1線断面図である。
【図6】図4のX2−X2線断面図である。
【図7】球払い出しユニットの背面図である。
【図8】図7のX3−X3線断面図である。
【図9】球払い出しユニットのユニットベースの背面図
である。
【図10】図9のX4−X4線断面図である。
【図11】図9のX5−X5線断面図である。
【図12】球払い出しユニットのセット板の背面図であ
る。
【図13】同じく、中板の背面図である。
【図14】球送り部材による球受渡し動作を説明する説
明図である。
【図15】球払い出し起動ユニットの一部破断背面図で
ある。
【図16】球払い出し起動ユニットの正面図である。
【図17】球払い出し起動ユニットおよび制御基板ユニ
ットの縦断面図である。
【図18】振り分け弁駆動機構の正面図である。
【図19】球払い出し起動機構の正面図である。
【図20】制御基板ユニットの横断面図である。
【図21】制御基板ユニットの分解斜視図である。
【図22】球払い出し禁止スイッチ作動機構の正面図で
ある。
【図23】図22のX6−X6線断面図である。
【図24】カバー体の背面図である。
【図25】図24のX7−X7線断面図である。
【図26】球払い出し禁止スイッチの設置態様の他例を
示す本体枠の要部の背面図である。
【符号の説明】
5,13 補給流路 25 払い出しモータ(駆動手段) 27 球送り部材 29A,29B 球切り歯 29b 球受部(係合部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平3−80777(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63F 7/02 324 A63F 7/02 352

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 並列状をなす複数条の補給流路の下方に
    払い出し制御装置を備えた遊技機であって、 前記払い出し制御装置は、前記複数条の補給流路に臨ま
    せて回転可能に配置されかつ前記各条の補給流路内の各
    球を逐一、係合部に係合した後、その係合部から放出す
    る球送り部材を備え、 前記各条の補給流路に対応する前記係合部が、その回転
    方向において互いに同位置に配置される一方、 前記各条の補給流路に対応する前記係合部の各球受取リ
    位置が、その回転方向に所定角度だけ変位した角度位置
    になるように設定されていることを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の遊技機であって、 各条の補給流路に対応する球送り部材の係合部の各球受
    取リ位置に対し、球放出位置が所定回転方向にそれぞれ
    ほぼ同じ角度だけ変位した位置に設定されていることを
    特徴とする遊技機。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の遊技機であっ
    て、 球送り部材の回転中心を基準として、その球送り部材の
    左右片側に各球受取り位置がそれぞれ設定され、反対側
    に各球放出位置がそれぞれ設定されていることを特徴と
    する遊技機。
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