JP2001017701A - パチンコ遊技機 - Google Patents

パチンコ遊技機

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JP2001017701A
JP2001017701A JP11195110A JP19511099A JP2001017701A JP 2001017701 A JP2001017701 A JP 2001017701A JP 11195110 A JP11195110 A JP 11195110A JP 19511099 A JP19511099 A JP 19511099A JP 2001017701 A JP2001017701 A JP 2001017701A
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Shigenori Nakajima
茂典 中島
Shinji Mukai
伸二 向井
Megumi Okumura
恵 奥村
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Mashiro Co Ltd
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Mashiro Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 球払出装置を取り外した際のパチンコ球の検
出ミスを無くすことができるようなパチンコ遊技機を提
供する。 【解決手段】 遊技球を適宜払い出すことのできる球払
出装置24と、該球払出装置24から払い出された球を
検出する球検出手段39をそれぞれ個別にユニット化し
て裏機構板16の取付部38に着脱自在に装着すると共
に、前記球払出装置24と球検出手段39が裏機構板1
6に装着された状態において球払出装置24が球検出手
段39によって取り外しできないように構成されている
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ遊技機に
関し、特に球払出装置と球検出手段をそれぞれ個別にユ
ニット化して裏機構板に装着するようにしたパチンコ遊
技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ遊技機の遊技盤裏面には
周知のように合成樹脂製の裏機構板が装着されており、
該裏機構板に入賞球検出信号に基づいて所定個数の賞球
を払い出す電気的な球払出装置が設けられている。この
球払出装置は、何らかの要因で故障したときに修理又は
交換ができるように裏機構板に対して着脱可能に取り付
けられており、該球払出装置を取り外したときに上方の
球誘導通路を自動的に閉鎖して球が零れ落ちないように
するためのストッパー機構が設けられていた。
【0003】一方、最近では各パチンコ遊技機に対応し
てカード挿入口及びカードを受け入れて貸球払出信号を
発信する機能部を収容した球貸機を設け、カードをカー
ド挿入口に挿入して球貸出操作部を操作することにより
球払出装置を駆動して賞球と貸球の両方を払い出すよう
にした所謂CR機と称されるカード対応型のパチンコ遊
技機が主流となりつつある。
【0004】ところで、上記したカード対応型のパチン
コ遊技機では、入賞球検出信号又は貸球払出信号があっ
たときに、球払出装置を駆動して賞球や貸球を払い出す
と共に、その払い出された球を同じ球検出器で計数する
ように構成されていた。このため、入賞信号と貸球信号
とがあい前後して導出されたときには、賞球と貸球とが
連続して排出されるため、入賞に基づく賞球が正確に払
いだされたのか、或いは貸球払出信号によって払いださ
れた貸球が正確に払い出されたのか確認することができ
ないという問題点があった。このような問題点を解決す
るために、最近では球払出装置の下方に賞球用検出器を
備えた賞球通路と貸球用検出器を備えた貸球通路とを別
々に設けた球振分機構を配設し、賞球の払出の確認と貸
球の払出の確認を正確に行うことができるようにされて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなカ
ード対応型のパチンコ遊技機にあっては、上述したよう
に球払出装置の下方に球振分機構が配設されているた
め、球払出装置を取り外したときに上方の球誘導通路か
ら球が零れ落ちないようにするストッパー機構を設ける
ための設置スペースを作ることが困難であった。このた
め、例えば球噛み等の発生により球払出装置を裏機構板
から取り外したりすると上方の球誘導通路からパチンコ
球が垂れ流し状態となってその下方に置かれている賞球
用検出器或るいは貸球用検出器で無用に検出されてしま
うことになり、エラー又はエラー時の無用な解除の原因
になってしまうという問題点があった。
【0006】本発明は、従来技術の有するこのような問
題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするとこ
ろは、球払出装置を取り外した際のパチンコ球の検出ミ
スを無くすことが出来るようなパチンコ遊技機を提供し
ようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、パチンコ球を適宜払い出す
ことのできる球払出装置と、該球払出装置から払い出さ
れた球を検出する球検出手段をそれぞれ個別にユニット
化して所定の取付個所に装着すると共に、前記球払出装
置と球検出手段が裏機構板に装着された状態において球
払出装置が球検出手段によって取り外しできないように
構成されていることを特徴としている。
【0008】また、請求項2記載の発明において、前記
球検出手段は、球検出器を保持体に着脱可能に取り付け
てユニット化すると共に、該保持体を裏機構板の取付部
の奥行方向に水平移動可能に取り付け、固定手段により
前記保持体を取付部に固定保持するように構成されてい
ることを特徴としている。
【0009】さらに、請求項3記載の発明において、前
記球検出手段は、球検出器を保持体に着脱可能に取り付
けてユニット化すると共に、該保持体のー側部を裏機構
板の取付部に前後方向に回動自在に軸支し、保持体の他
側部には取付部の係合部に係合し得る被係合部を設け、
係合部と被係合部とを係合させることにより保持体を取
付部に固定保持するように構成されていることを特徴と
している。
【0010】また、請求項4記載の発明において、前記
球検出手段は、球検出器を保持体に着脱可能に取り付け
てユニット化すると共に、該保持体を球払出装置の底面
であり、かつ球払出装置の固定位置又は固定解除位置に
スライド可能に装着したことを特徴としている。
【0011】そして、請求項1記載の発明は、球検出手
段を外さないと球払出装置を裏機構板から取り外すこと
ができないようにされているため、該球払出装置を取り
外した際のパチンコ球のミスカウントを確実に無くすこ
とが可能となる。
【0012】また、請求項2記載の発明乃至請求項4記
載の発明は、球払出装置を裏機構板に容易に取り付ける
ことができると共に、球検出手段の固定作業を簡単に行
うことが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。なお、本発明にあってはカ
ード対応型のパチンコ遊技機について説明するが、それ
以外の一般的なパチンコ遊技機についても適用可能であ
ること勿論である。
【0014】図1は本発明が適用されるカード対応型の
パチンコ遊技機の正面図、図2はその裏面図である。図
において、aはパチンコ遊技機、bはパチンコ遊技機a
に隣接するように設けられた薄型のカード式球貸機であ
る。パチンコ遊技機aは、機枠1の前面に前面枠2を開
閉自在に装着している。前面枠2の後前側には、取付枠
を介して遊技盤3が着脱自在に装着される。遊技盤3の
表面には、発射位置を有するガイドレール4が設けら
れ、そのガイドレール4で囲まれる遊技部に複数の入賞
口5、可変表示器6、大入賞口7等が設けられている。
また、前面枠2の前面下方部には打球供給皿8、下部貯
留皿9、操作ハンドル10等が設けられている。また、
カード式球貸機bの前面には、カード挿入口11、球貸
スイッチ12、カード返却スイッチ13等が設けられて
いる。
【0015】一方、前記遊技盤3の裏面には、入賞球集
合カバー14が取り付けられており、該入賞球集合カバ
ー14の後面に遊技盤3の前面の可変表示器6や大入賞
口7等の電気的駆動源を囲う箱状カバー15が設けられ
ている。また、遊技盤3の取付枠一側には合成樹脂製の
裏機構板16が上下のヒンジ17,17を介して着脱及
び開閉自在に装着されている。
【0016】前記裏機構板16は、遊技盤3の裏面と相
対する前面側にパチンコ球の直径よりもやや大きい奥行
幅を有する入賞球集合空間が形成され、そのほぼ中央部
に前記箱状カバー15を突出させるための開口窓18が
形成されている。また、開口窓18の下方には入賞球集
合空間から落下する入賞球を集合する入賞球集合通路1
9が形成されており、該入賞球集合通路19の流下端に
入賞球を1個ずつ電気的に検出しながら排出処理する入
賞球排出処理装置20が設けられている。そして、その
検出信号が後述する球払出装置24に送られるようにな
っている。
【0017】一方、前記裏機構板16の後面側上部には
パチンコ遊技機aの上方の補給樋から補給されるパチン
コ球を貯留する球タンク21が固着される。球タンク2
1の下方には該球タンク21内のパチンコ球を整列して
導き出す誘導レール22が設けられ、該誘導レール22
の下流端に球振分機構23を備えた球払出装置24がカ
ーブレール25を介して着脱自在に装着されている。
【0018】前記球払出装置24は、図5及び図6に示
すようにカーブレール25に連通する球通路26が形成
されたケース体27と、球通路26を一列になって流下
するパチンコ球の1個ずつと係合する突起部28が外周
に形成されたスプロケット29と、該スプロケット29
を回転させる駆動モーター30とから構成されている。
この球払出装置24は、前記入賞球排出処理装置20か
らの入賞球検出信号又はカード式球貸機bからの貸球払
出信号に基づいて駆動モーター30が駆動し、スプロケ
ット29の所定角度の回転によって突起部28と突起部
28との間に受けられているパチンコ球を1個ずつ下方
に排出するようになっている。なお、前記ケース体27
の前面四隅には取着用の係合突部27aが形成されてい
る。
【0019】前記球振分機構23は、球払出装置24の
球通路26と連通状に形成された賞球排出通路31と貸
球排出通路32との分岐部に通路切替レバー33が軸3
4により回動自在に支持されており、この通路切替レバ
ー33の軸支部より下方に形成された係合部35に電磁
石36の作動板37が係合されている。そして、電磁石
36が消滋している通常状態のとき図5実線に示すよう
に通路切替レバー33が貸球排出通路32を閉じるほぼ
起立した位置に回動付勢されており、電磁石36が励磁
されると通路切替レバー33がその付勢に抗して図5鎖
線のように時計廻り方向に回動して賞球排出通路31を
閉じ、球通路26と貸球排出通路32とを連通させるよ
うになっている。
【0020】しかして、前記カーブレール25の下方に
位置した裏機構板16には、図4に示すように球払出装
置24を所定位置に正確に位置づけて取り付けるために
凹窪状の取付部38が形成されている。該取付部38
は、球払出装置24と後述する球検出手段39とを上下
に並設可能な大きさ形状に形成されており、その奥壁3
8aの上下四隅部にケース体27の係合突部27aを係
合し得る係合規制部40が形成されている。
【0021】前記球検出手段39は、図4に示すように
球振分機構23の賞球排出通路31及び貸球排出通路3
2を通過するパチンコ球をそれぞれカウントする賞球用
の球検出器41及び貸球用の球検出器42を備え、該球
検出器41,42を長方形状の保持体43に形成された
収納筒部44,44に嵌挿して爪状の弾性係合片45,
45により着脱可能に係止保持することによりユニット
化されているもので、前記保持体43の左右の側面には
取付部38の下部両側であり、かつ奥行方向に水平状に
形成された凹溝46,46に篏挿し得るガイド突条4
7,47が突設されている。
【0022】また、前記取付部38の下方に位置した裏
機構板16の前面には、球検出手段39を取付部38に
固定するための固定部材48が軸49により回動自在に
設けられている。この固定部材48は、球検出手段39
の保持体43の前面を押圧係止する係止部50と操作部
51とを有し、回動により保持体43を取付部38の下
部に固定させることができる。
【0023】上記のように構成された本発明において、
球払出装置24と球検出手段39を裏機構板16に取り
付けるには、先ず図7実線に示すように球払出装置24
のケース体27前面を取付部38の奥壁38aに当てが
って係合突部27aを係合規制部40の下方に位置さ
せ、この状態のまま同図鎖線のようにケース体27を上
方に引き上げることにより係合突部27aを係合規制部
40に係合させて球払出装置24を取付部38に取り付
ける。次に、図8に示すように球払出装置24の下方に
球検出手段39の保持体43を臨ませると共に、該保持
体43のガイド突条47,47を取付部38の凹溝4
6,46に嵌め合わせて保持体43を取付部38の奥行
方向に押し込むことにより球検出手段39を取付部38
に取り付けた後、固定部材48を回動して係止部50を
球検出手段39の保持体43前面に圧接させることで球
払出装置24及び球検出手段39を取付部38に取り付
けることができる。このように、球払出装置24と球検
出手段39とが裏機構板16に取り付けられた状態のと
き球検出手段39によって球払出装置24を下方に押し
下げることができないため該球払出装置24を取り外す
ことができない。
【0024】そして、球払出装置24を裏機構板16か
ら取り外すときは、先ず固定部材48を回動して球検出
手段39の保持体43の固定を解除し、該保持体43を
取付部38から取り外す。次に、球払出装置24のケー
ス体27を下方に押し下げて係合突部27aと係合規制
部40との係合を解除することにより簡単に取り外すこ
とができる。
【0025】このように構成された本発明によれば、球
払出装置24と球検出手段39とをそれぞれ個別にユニ
ット化して裏機構板16の取付部38に取り付けるよう
にすると共に、球検出手段39を外さないと球払出装置
24を裏機構板16から取り外すことができないように
なっているため、球払出装置24を取り外したときに上
方の球誘導レール22から球が零れ落ちるようなことが
あっても既に球検出手段39が取り外されていて無用に
球を検出するようなことが無くなる。
【0026】また、球払出装置24を取り付けた後に球
検出手段39を取り付け、該球検出手段39により球払
出装置24が外れないように固定するものであるから、
従来球払出装置24を固定するために必要とされていた
ストッパー部材が球検出手段39で兼用することができ
るため余分な作業が不要になる。
【0027】図9及び図10は他の実施の形態に係わる
球検出手段39aを示すもので、この球検出手段39a
は、図10に示すように取付部38の下部一側に支持片
52,52が上下に対設されており、他側に係合部とし
ての爪状の弾性係合片53が設けられている。そして、
支持片52,52に球検出手段39aの保持体43の一
側が軸54により前後方向に回動自在に軸支されてい
る。また、保持体43の他側部には被係合部としての爪
状の弾性係止片55が設けられており、保持体43を回
動して弾性係止片55を弾性係合片53に係合させるこ
とにより図9に示すように球検出手段39aが取付部3
8に係止固定されるようになっている。この実施の形態
の場合、球検出手段39aの固定作業を簡単に行うこと
ができる。
【0028】図11乃至図13に示す実施の形態は、球
払出装置24の底面ほぼ中央に断面コ字形の溝枠部56
を形成し、球検出手段39bの保持体43の中央に形成
された嵌合部57を溝枠部56に嵌挿して球検出手段3
9bを球払出装置24の底面に前後方向へスライド自在
に取り付けたものである。前記保持体43の嵌合部57
は、溝枠部56の内側に沿わせて嵌挿させる形状に形成
されたリブ壁58と、溝枠部56の水平受面59の上面
に摺接する支持板部60とを有し、該支持板部60の前
後位置に前記溝枠部56の水平受面59に穿設された係
止孔61に係合させる前後の弾性係止片62,63が形
成されている。そして、後部の弾性係止片62を係止孔
61に係合させることにより球検出手段39bが球払出
装置24の底面から外れないように仮止めされるように
なっている。
【0029】上記のように構成された実施の形態におい
て、球払出装置24を裏機構板16に取り付けるには、
先ず図12実線に示すように球払出装置24のケース体
27前面を取付部38の奥壁38aに当てがって係合突
部27aを係合規制部40の下方に位置させ、この状態
のまま同図鎖線のようにケース体27を上方に引き上げ
ることにより係合突部27aを係合規制部40に係合さ
せて球払出装置24を取付部38に取り付ける。次に、
図13に示すように球検出手段39bの保持体43を取
付部38の奥行方向に押し込んでその先端部を球払出装
置24の底面と取付部38の奥壁38aに形成された受
突部64との間の隙間に臨ませる。これによって前部の
弾性係止片63と係止孔61との係合が外れ、同時的に
後部の弾性係止片62が係止孔61に係合して球検出手
段39bが球払出装置24から外れないようにロックさ
れた状態となる。このため、球検出手段39bによって
球払出装置24を下方に押し下げることができないため
該球払出装置24を取り外すことができなくなる。
【0030】そして、球払出装置24を裏機構板16か
ら取り外すときは、後部の弾性係止片62と係止孔61
との係合を外しながら球検出手段39bの保持体43を
後方向にスライドさせた後、球払出装置24のケース体
27を下方に押し下げて係合突部27aと係合規制部4
0との係合を解除することにより簡単に取り外すことが
できる。
【0031】図14及び図15に示す実施の形態は、前
記球検出手段39aの前面上縁にストッパー片65を突
設したもので、この実施の形態の場合には球払出装置2
4を取付部38に取り付けて球検出手段39aを係止固
定することにより、球払出装置24を取付部38から外
れないように固定することができる。このため、ケース
体27に係合突部27aを設けたり取付部38の奥壁3
8aに係合突部27aを係合するための係合規制部40
を設ける必要がなくなり、かつ球払出装置24の取付作
業がより一層容易となる。
【0032】図16及び図17は球払出装置24を横方
向にスライドさせることにより該球払出装置24を取付
部38に取り付けるようにした他の実施の形態を示すも
ので、その取付部38の奥壁38aの上下四隅部に球払
出装置24のケース体27に設けられた係合突部27a
を横方向から係合し得るように平面逆L型に形成された
係合規制部40aが形成されている。一方、球検出手段
39aの側部には球払出装置24のケース体27の側面
に当接するストッパーとしての凸部66が設けられてい
る。この実施の形態の場合、球払出装置24を取付部3
8に取り付けた状態で球検出手段39aを係止固定する
ことにより図14に示すように凸部66が球払出装置2
4の側面に当接して該球払出装置24の横方向への移動
を阻止することになるため、球払出装置24が外れるこ
となく確固と固定保持されることになる。そして、球払
出装置24を裏機構板16から取り外す場合には、先ず
保持体43の弾性係止片55と取付部38の弾性係合片
53との係合を外して球検出手段39aの固定を解除し
た後、球払出装置24のケース体27を横方向に移動さ
せて係合突部27aと係合規制部40aとの係合を解除
することにより簡単に取り外すことができる。
【0033】図18及び図19は球振分機構23と賞球
用の球検出器41及び貸球用の球検出器42とを保持体
43aに一体に収納してユニット化した他の実施の形態
の球検出手段39cを示すもので、裏機構板16の支持
片52a,52aに軸67により回動可能に取り付ける
と共に、弾性係止片55aと弾性係合片53aとを係合
させることにより図15に示すように取付部38に係止
固定するものとして示されている。その他の構成は前述
した実施の形態のそれぞれを適用可能である。
【0034】
【発明の効果】以上説明したところから明らかなよう
に、本発明に係るパチンコ遊技機によれば、球払出装置
と球検出手段とをそれぞれ個別にユニット化して裏機構
板に取り付けるようにすると共に、球検出手段を外さな
いと球払出装置を取り外すことができないようにしたも
のであるから、球払出装置を取り外したときに上方の球
誘導レールから球が零れ落ちるようなことがあっても無
用に球を検出するようなことがなくなり、球払出装置を
取り外した際のパチンコ球の検出ミスを確実に無くすこ
とができる。
【0035】また、球払出装置を取り付けた後に球検出
手段を取り付け、該球検出手段により球払出装置を外れ
ないように固定するものであるから、従来球払出装置を
固定するために必要とされていたストッパー部材が球検
出手段で兼用することができるため余分な作業が不要と
なり、作業コスト並びに製品コストを軽減することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパチンコ遊技機の正面図である。
【図2】図1のパチンコ遊技機の裏面図である。
【図3】球払出装置と球検出手段の取り付け部分の要部
斜視図である。
【図4】球払出装置と球検出手段を取り外した状態の要
部斜視図である。
【図5】球払出装置の正面断面図である。
【図6】球払出装置の側面断面図である。
【図7】球払出装置の取り付けを説明する要部正面図で
ある。
【図8】球払出装置を取り付けた状態の要部正面図であ
る。
【図9】他の実施の形態の球払出装置と球検出手段の取
り付け部分の要部斜視図である。
【図10】図9の球払出装置と球検出手段を取り外した
状態の要部斜視図である。
【図11】他の実施の形態の球払出装置と球検出手段の
取り付け部分の要部斜視図である。
【図12】図11の球払出装置と球検出手段の取り付け
状態を説明する側面断面図である。
【図13】図11の球払出装置と球検出手段の取り付け
状態を説明する側面断面図である。
【図14】図9の球検出手段にストッパー片を設けた実
施の形態の球払出装置と球検出手段の取り付け部分の要
部斜視図である。
【図15】図14の球払出装置と球検出手段を取り外し
た状態の要部斜視図である。
【図16】図9の球検出手段に凸部を設けた実施の形態
の球払出装置と球検出手段の取り付け部分の要部斜視図
である。
【図17】図16の正面図である。
【図18】球振分機構と球検出手段とをユニット化した
実施の形態の要部斜視図である。
【図19】図18の球検出手段を回動した状態の要部斜
視図である。
【符号の説明】 16 裏機構板 24 球払出装置 38 取付部 39 球検出手段 43 保持体 48 固定部材 49 軸 53 弾性係合片(係合部) 55 弾性係止片(被係合部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥村 恵 愛知県名古屋市東区東大曽根町13番13号 株式会社真城内 Fターム(参考) 2C088 BA13 BA32 DA10 EA25 EA26

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パチンコ球を適宜払い出すことのできる
    球払出装置と、該球払出装置から払い出された球を検出
    する球検出手段をそれぞれ個別にユニット化して所定の
    取付個所に装着すると共に、前記球払出装置と球検出手
    段が裏機構板に装着された状態において球払出装置が球
    検出手段によって取り外しできないように構成されてい
    ることを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 【請求項2】 前記球検出手段は、球検出器を保持体に
    着脱可能に取り付けてユニット化すると共に、該保持体
    を裏機構板の取付部の奥行方向に水平移動可能に取り付
    け、固定手段により前記保持体を取付部に固定保持する
    ように構成されていることを特徴とする請求項1記載の
    パチンコ遊技機。
  3. 【請求項3】 前記球検出手段は、球検出器を保持体に
    着脱可能に取り付けてユニット化すると共に、該保持体
    のー側部を裏機構板の取付部に前後方向に回動自在に軸
    支し、保持体の他側部には取付部の係合部に係合し得る
    被係合部を設け、係合部と被係合部とを係合させること
    により保持体を取付部に固定保持するように構成されて
    いることを特徴とする請求項1記載のパチンコ遊技機。
  4. 【請求項4】 前記球検出手段は、球検出器を保持体に
    着脱可能に取り付けてユニット化すると共に、該保持体
    を球払出装置の底面であり、かつ球払出装置の固定位置
    又は固定解除位置にスライド可能に装着したことを特徴
    とする請求項1記載のパチンコ遊技機。
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