JP2005152091A - 遊技機用球払出装置 - Google Patents

遊技機用球払出装置

Info

Publication number
JP2005152091A
JP2005152091A JP2003392120A JP2003392120A JP2005152091A JP 2005152091 A JP2005152091 A JP 2005152091A JP 2003392120 A JP2003392120 A JP 2003392120A JP 2003392120 A JP2003392120 A JP 2003392120A JP 2005152091 A JP2005152091 A JP 2005152091A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ball
case body
count switch
balls
housing case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003392120A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4506942B2 (ja
Inventor
Tsunekichi Oyama
恒吉 大山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sammy Corp
Samy KK
Original Assignee
Sammy Corp
Samy KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sammy Corp, Samy KK filed Critical Sammy Corp
Priority to JP2003392120A priority Critical patent/JP4506942B2/ja
Publication of JP2005152091A publication Critical patent/JP2005152091A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4506942B2 publication Critical patent/JP4506942B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

【課題】 球払出機構とカウントスイッチの組み付け作業を容易に精度良く行うことができ、カウントスイッチのメンテナンス作業を容易且つ経済的に行う。
【解決手段】 本発明は、遊技盤5が装着された前枠2の背面側に取付けられた裏セット盤20に対して着脱可能に設けられ、所定の払い出し条件に基づいて遊技者に球を払い出す遊技機用球払出装置45であって、球を1球単位で払い出し可能な球払出機構部61と、球払出機構部61から払い出された球を計数可能なカウントスイッチ62a,62bと、球払出機構部61及びカウントスイッチ62a,62bを着脱自在に収容可能な収容ケース体63と、該収容ケース体63及び収容ケース体63に収容されたカウントスイッチ62a,62bを保持可能な保持レバー64とを備えていることを特徴とする。
【選択図】 図4

Description

本発明は、パチンコ遊技機等の遊技機に関し、特に、所定の払い出し条件に基づいて遊技者に球を払い出す球払出装置に関する。
従来、パチンコ遊技機等、球を遊技媒体として使用する弾球遊技機には、遊技盤を着脱自在に装着した前枠が設けられており、その前枠の背面側に裏セット盤が取付けられている。そして、この裏セット盤には、球払出機構として、入賞口への入賞等の所定の払い出し条件に基づいて遊技者に所定量の球を払い出す球払出装置が設けられている。
最近の球払出装置には、所望の球払い出し数を設定可能なように1球単位で球を払い出す球払出機構が設けられており、この球払出機構は、モータの駆動により爪車を所要個数分の角度だけ回転させて球を払い出す構造を有しており、ユニット化された形態が主流となっている。また、前記球払出機構の直下には、該球払出機構から払い出された球を計数するカウントスイッチが設けられており、実際に払い出された球を正確に計数することができるようになっている。
そして、この種の球払出装置には、球払出機構(ユニット)とカウントスイッチを別体に形成させたものと(例えば、特許文献1参照)、球払出機構とカウントスイッチを一体に形成させたものが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2003−164626号公報 特開2003−135777号公報
しかしながら、上記した前者の遊技機用球払出装置では、球払出機構とカウントスイッチが別体で形成されているため、両者の位置合せを精度良く行う必要があり、組み付け作業に手間が掛かるといった問題があった。
また、上記した後者の遊技機用球払出装置では、カウントスイッチの故障時には球払出装置全体を交換する必要があるため、カウントスイッチの保守点検作業に手間が掛かり、不経済であるといった問題があった。
本発明は、上記した課題を解決すべくなされたものであり、球払出機構とカウントスイッチの組み付け作業を容易に精度良く行うことができ、カウントスイッチのメンテナンス作業を容易且つ経済的に行うことのできる遊技機用球払出装置を提供するものである。
本発明は、遊技盤5が装着された前枠2の背面側に取付けられた裏セット盤20に対して着脱可能に設けられ、所定の払い出し条件に基づいて遊技者に球を払い出す遊技機用球払出装置45であって、球を1球単位で払い出し可能な球払出機構部61と、球払出機構部61から払い出された球を計数可能なカウントスイッチ62a,62bと、球払出機構部61及びカウントスイッチ62a,62bを着脱自在に収容可能な収容ケース体63と、該収容ケース体63及び収容ケース体63に収容されたカウントスイッチ62a,62bを保持可能な保持レバー64とを備えていることを特徴とする。
また、好ましくは、収容ケース体63には、収容ケース体63の前後左右及び上方への動きを規制した状態で裏セット盤20に収容ケース体63を仮止めするための係止部78と、カウントスイッチ62a,62bの上下左右及び前方への動きを規制した状態で収容ケース体63にカウントスイッチ62a,62bを収容するためのカウントスイッチ収容部75a,75bとが設けられ、保持レバー64は、上下方向に回転可能なように収容ケース体63の下方の部材に枢支され、収容ケース体63の下方への動き及びカウントスイッチ62a,62bの後方への動きをそれぞれ規制可能に設けられていてもよい。
本発明によれば、球払出機構部とカウントスイッチの両方を収容可能な収容ケース体が一体で設けられていると共に、収容ケース体とカウントスイッチの両方の保持を保持レバー一部材だけで行うことができるため、球払出機構とカウントスイッチの組み付け作業を容易に精度良く行うことができ、また、球払出装置全体の交換作業を簡素化することができる。さらに、カウントスイッチは収容ケース体に着脱可能に収容されているため、カウントスイッチ単独の交換作業も容易に行うことができる。さらにまた、部品点数や製造工数が削減でき、球払出機構部とカウントスイッチの位置合せに手間が掛からないため、製造コストの低減化を図ることができる等、種々の優れた効果を得ることができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。なお、以下の説明では、本発明をパチンコ遊技機に適用した場合について説明する。
先ず、図1及び図2を参照しつつ、パチンコ遊技機の概略構成について説明する。ここで、図1はパチンコ遊技機の正面図、図2はパチンコ遊技機の背面図を示している。このパチンコ遊技機は、方形枠状の外枠1と、外枠1の前面に設けられた前枠2とを備えており、前枠2は、外枠1の正面左側上下に設けられたヒンジ金具3a,3bにより開閉可能に設けられ、外枠1の正面右側に設けられた施錠具4により閉鎖状態に保持されるようになっている。また、前枠2内には、遊技盤5が収容され、遊技盤5の前面側に、図柄表示装置6、中央飾り7、始動入賞口8、大入賞口9、入賞口10等の各種遊技部品がそれぞれ配設され、遊技領域11が形成されている。さらに、遊技領域11の最下部には、上記各入賞口8,9,10に入賞せずに落下したアウト球を排出させるアウト口12が設けられており、アウト口12に集められたアウト球は遊技盤5の裏面側を通って機外に排出されるようになっている。
前枠2の正面側には、前枠2に対して開閉且つ着脱可能にガラス扉13が設けられ、ガラス扉13により遊技領域11の前面側が閉鎖された状態で保持されるようになっている。また、前枠2のガラス扉13の下方には上球皿14が、さらにその上球皿14の下方には下球皿15がそれぞれ前方に突出して設けられ、上球皿14には上球皿14内の遊技球を下球皿15に排出させるための球抜きレバー16が設けられている。また、下球皿15の正面右側には発射ハンドル17が前方に突出して設けられ、発射ハンドル17を時計回り方向に回動させると、上球皿14から供給された遊技球が遊技領域11に送出されるようになっている。さらにまた、遊技盤5上部の正面左側には球抜き操作孔18が穿設されている。
前枠2の背面側には裏セット盤20が設けられ、その裏セット盤20は、背面側から見て右側(以降、左右方向はすべて背面側から見た方向を言うものとする。)の上下に設置されたヒンジ21a,21bにより開閉可能に設けられ、さらに、閉鎖レバー22a,22b,22cにより遊技盤5の裏面を覆うように閉鎖状態に保持されるようになっている。また、裏セット盤20は外枠1より一回り小さい方形の枠体23をベースにして構成され、枠体23の中央部には矩形の開口部24が形成されている。
裏セット盤20には、開口部24の上方に配設され、予備賞球25(図3参照)の貯留及び供給処理を行う球貯留供給機構26と、開口部24の右方に配設され、球の案内及び払い出し処理を行う球案内払出機構27と、球案内払出機構27の下方に配設され、球案内払出機構27から払い出された球を上球皿14又は下球皿15に排出するための球払出経路28と、各種回路基板29〜34等が取付けられている。
球貯留供給機構26は、予備賞球25を貯留するタンク部材35と、タンク部材35内に貯留された予備賞球25を整列させて流下させる整列樋部材36とを有して構成されている。タンク部材35は、上面が開放された箱状を成しており、底面の左側前方には球口(図示せず)が開口されており、底面は球出口に向かって緩く左傾及び前傾されている。整列樋部材36は左右方向に長い樋形状を成しており、その内側には右方向に約4度の下り勾配で傾斜する前後2列の流路(図示せず)が形成されている。そして、整列樋部材36は、左側端部においてタンク部材35の球出口と連通し、右側端部には下方に折曲された偏向出口37が形成され、偏向出口37は下方に向かって開口されている。
また、整列樋部材36の右端部近傍には、その先端部が前記カバー部材を挿通して整列樋部材36の内部に突出し、整列樋部材36内において予備賞球25の流れを停止させることができるように、球止め機構38が設けられている。
球案内払出機構27は、整列樋部材36の偏向出口37の下方に擬似球有り状態創出機構41及び球切れ検出スイッチ42を介して配設されたカーブレール部材43及び球抜き機構44(図3参照)と、カーブレール部材43の下方に設けられた球払出装置45とを有して構成され、カーブレール部材43及び球抜き機構44の予備賞球25が通過する部分の背面側は裏蓋46により閉鎖されている。
図3は、球案内払出機構27のうち、カーブレール部材43、球払出装置45、及び球抜き機構44の一部分を拡大して示している。カーブレール部材43は、枠体23に突設されたボス47に円筒支持部48を嵌脱させることにより、枠体23に対して後方から着脱自在に取付けられており、カーブレール部材43には、通過する予備賞球25の圧力を減少させるために蛇行して形成された各一列の賞球待機通路49a,49b(49aは図7(b)に図示)が前後に設けられている。また、各賞球待機通路49a,49bの上部には右方湾曲部50が形成されており、その右方湾曲部50の右側壁部は切欠されている。
球抜き機構44は、枠体23に揺動可能に枢支される流路切替部材51と、流路切替部材51の上方に位置し、その揺動操作を行う操作部材52(図2参照)と、流路切替部材51の下方に形成された球抜き通路53とを有して構成されている。また、流路切替部材51には、枠体23に突設された支軸54に枢支される支軸孔部55と、支軸孔部55の下方に位置し、各賞球待機通路49a,49bの切欠された右側壁部に合致する形状を成す経路切替部56とが設けられ、流路切替部材51は、その自重により支軸54を支点にして時計回り方向に回転可能となっている。
再度、図2を参照すると、操作部材52には前後方向に揺動自在に枢着されたレバー部材57が設けられており、レバー部材57の上端部にはレバー58が右方に延出して形成されている。レバー58は、前面側から球抜き操作孔18に挿入される針金状の操作ピン(ハートキーとも言う)によって後方に押圧可能な位置に配設され、例えばこの操作ピンを使用して、レバー58に対して後方に力を加えると、経路切替部56が支軸54を支点に反時計回りに回転し、賞球待機通路49a,49bの右方湾曲部50の右側壁部分が開放され、この部分より上方に貯留又は待機していた予備賞球25が球抜き通路53を通って遊技機外に排出されるようになっている。
次に、図3及び図4〜図9を参照しつつ、球払出装置45の構成及びその取り付け機構について説明する。ここで、図4は球払出装置45の分解斜視図、図5は球払出装置45を裏セット盤20から取り外した状態を示す背面図、図6は球払出装置45の下部を一部破断して示す斜視図、図7は(a)が球払出装置45を取り付ける直前の状態を示す側面図、(b)が球払出装置45を取り付けた状態を示す側断面図、図8は図3のA−A矢視図であって、(a)がカウントスイッチ62a,62bを取り付ける直前の状態を示し、(b)がカウントスイッチ62a,62bを取り付けた状態を示し、また、図9は球払出装置45の保持レバー64の作用を示し、(a)が保持する直前の状態を示し、(b)は保持した状態を示している。
球払出装置45は、球を1球単位で払い出し可能な球払出機構部61と、球払出機構部61から払い出された球を計数可能な一対のカウントスイッチ62a,62bと、球払出機構部61及びカウントスイッチ62a,62bを着脱自在に収容可能な収容ケース体63と、収容ケース体63及びカウントスイッチ62a,62bを保持可能な保持レバー64とから構成されている。
球払出機構部61には、収容ケース63内の上部中央に流路形成部材65が設けられ、流路形成部材65には互いに左右反対側に屈曲する前方流路66a及び後方流路66bが収容ケース63と共に形成され、前方流路66a及び後方流路66bはそれぞれ各賞球待機通路49a,49bに連通するようになっている。また、流路形成部材65の下方には、前後2段の爪車67a,67bと、爪車67a,67bを回動させるためのステッピングモータ68と、ステッピングモータ68を支持するモータベース69とが設けられており、モータベース69には、爪車67a,67bの位置を検出するためのセンサ基板60が固定されている。
また、前後の爪車67a,67bにはそれぞれ120度間隔で3個の球受け凹部70a,70bが形成されており、球受け凹部70a,70bは前後の爪車67a,67bにおいて60度オフセットするように回転軸71に取付けられている。これにより、流路形成部材65に流入した予備賞球25は、前後の爪車67a,67bの各球受け凹部70a,70bに交互に受け入れられ、爪車67a,67bの回動に従って左右いずれかの方向に振り分けられるようになっている。また、図示しないが、回転軸71にはセンサ被検出部が設けられ、該センサ検出部を介して爪車67a,67bの回動動作がセンサ基板60により検出されるようになっている。
収容ケース体63は前後2分割されており、後面側が開放された箱状のベース体72と、ベース体72の後面側を閉塞するようにベース体72に取付けられる蓋体73とから構成されている。ベース体72には、上部に流路形成部材65、下部には球払出機構61の爪車67a,67bがそれぞれ着脱自在に収容可能となっており、上面には流路形成部材65の前方及び後方流路66a,66bに対応する位置に受入口74が穿設されている。また、ベース体72の左右下部にはそれぞれ後方からカウントスイッチ62a,62bを挿脱可能なカウントスイッチ収容部75a,75bが形成されており、カウントスイッチ62a,62bは上下左右及び前方への動きを規制された状態でカウントスイッチ収容部75a,75bに収容されるようになっている。そして、カウントスイッチ収容部75a,75bの下面にはカウントスイッチ収容部75a,75bに収容されたカウントスイッチ62a,62bの検出孔76a,76bに対応する位置にそれぞれ払出口77a,77bが形成されている。これにより、受入口74から流路形成部材65の前方及び後方流路66a,66bに流入した球は爪車67a,67bにより左右に振分けられ、カウントスイッチ62a,62bを通過後、左右いずれかの払出口77a,77bから払い出されるようになっている。また、ベース体72の前面には、所要数、例えば、3個の係止片78が形成されており、ベース体72を枠体23に沿って上方にスライドさせることにより、枠体23に形成された仮止め爪79に係止片78が係止し、ベース体72が前後左右及び上方への動きを規制された状態で枠体23に仮止めされるようになっている。さらに、ベース体72の下面後部中央には位置決め用欠切部80が形成されている。
蓋体73には、ステッピングモータ68とセンサ基板60がモータベース69に固定された状態で着脱自在に収容可能となっており、下面にはレバー固定用突起部81が下方に突出して形成されている。また、蓋体73には、両側に取付孔82が形成され、後方から取付孔82にビスを挿入することにより蓋体73がベース体72に固定されるようになっている。さらに、蓋体73には、ベース体72の位置決め用欠切部80に対応する位置に位置決め用突部83が形成されており、位置決め用突部83が位置決め用欠切部80に係合することにより、蓋体73のベース体72に対する位置決めが行われるようになっている。
保持レバー64は、球排出経路28の蓋部材84の上端部に突設された支軸受け部85に枢支可能な枢軸部86と、収容ケース体63の下方への動きを規制可能な収容ケース体保持部87と、カウントスイッチ62a,62bの後方への動きを規制可能なカウントスイッチ保持部88と、保持レバー64の操作用把持部89とから構成されている。
枢軸部86は、保持レバー64の基端部に形成された支軸挿通部90と、支軸挿通部90及び球排出経路28側の支軸受け部85を挿通し、水平姿勢に支持される支軸ピン91とから構成され、保持レバー64は支軸ピン91を支点に上下方向に回転可能となっている。
収容ケース体保持部87は、保持レバー64の先端面中央部から先端方向に突出した形状を成しており、蓋体73の下面に当接可能且つレバー固定用突起部81に係止可能に形成されている。これにより、保持レバー64を上方に回転させ、起立姿勢にすると、図7(b)に示すように、収容ケース体保持部87は、蓋体73の下面に当接し、収容ケース63の下方への動きを規制すると共に、レバー固定用突起部81に係止し、保持レバー64の起立姿勢を保持するようになっている。
カウントスイッチ保持部88は、先端部に形成された後方規制部92a,92bと、後方規制部92a,92bに対して直角に形成された側方規制部93a,93bとから構成されている。後方規制部92a,92bはカウントスイッチ収容部75a,75bに収容されたカウントスイッチ62a,62bのコネクタ部94a,94bより中央寄りの後面に近接して対峙可能なように形成され、コネクタ部94a,94bと干渉しないようになっている。また、側方規制部93a,93bはカウントスイッチ収容部75a,75bに収容されたカウントスイッチ62a,62bの中央寄りの側面に近接して対峙可能なように形成されている。これにより、保持レバー64を上方に回転させ、起立姿勢にすると、図7(b)及び図8(b)に示すように、後方規制部92a,92bがカウントスイッチ62a,62bの後面に近接して対峙し、カウントスイッチ62a,62bの後方への動きを規制すると共に、側方規制部93a,93bがカウントスイッチ62a,62bの側面に近接して対峙し、カウントスイッチ62a,62bの側方への動きを補助的に規制し、さらに、カウントスイッチ62a,62bの後面及び側面が露出しないように保護するようになっている。
操作把持部89は、保持レバー64の後面側(保持レバー64が水平姿勢の場合には保持レバーの下面側)に後方に突出して形成され、把持しやすい形状、例えば、背鰭状を成している。また、操作把持部89は、保持レバー64を下方に回転させると、球排出経路28の蓋部材84に形成された後方突出部95の上面96に当接し、保持レバー64の開放角度を所定角度、例えば、90度(水平姿勢)に規制するようになっている。これにより、球払出装置45の点検等で球払出装置45を取り外した時に、例え、球案内払出機構27内等に球が残留していたとしても、水平姿勢の保持レバー64によって落下する球を受けることができるので、球の散乱を防止することができる。
以下、主に、図2及び図3を参照しつつ、前記パチンコ遊技機における通常の遊技状態の時の球の流れについて説明する。
所定の条件の下、具体的には、各入賞口8,9,10等への遊技球の入賞により、或いは、CR機による球貸し操作により、球払出装置45は、回路基板30からの払出指令信号に基づいてステッピングモータ68を作動させる。そして、各入賞口8,9,10等へ遊技球が入賞した場合には、爪車67a,67bを時計回りに回転駆動させ、また、CR機において球貸し操作をした場合には、反時計回りに爪車67a,67bを回転駆動させる。
そうすると、所定個数の予備賞球25は、爪車67a,67bの前後の球受け凹部70a,70bに交互に受け入れられた後、爪車67a,67bの回動により、左右いずれかの払出口77a,77bに振分けられ、カウントスイッチ62a,62bを通って球払出経路28に払い出され、上球皿14又は下球皿15へと流下する。
この時、球払出装置45は、球切れ検出スイッチ42が予備賞球25により押圧されてる間は作動可能な状態となり、また、予備賞球25がなくなり、球切れ検出スイッチ42が押圧されなくなった時には、賞球の球払出し動作が停止される。
次に、図2〜図9により、球貯留供給機構26及び球案内払出機構27から予備賞球25を排出させ、球払出装置45又はカウントスイッチ62a,62bの交換作業を行う手順について説明する。
先ず、球貯留供給機構26から予備賞球25を排出させる手順を説明する。前記パチンコ遊技機の前面側から球抜き操作孔18に前記操作ピンを挿入し、操作部材52のレバー58の上端部を後方に押圧する操作、或いは、裏セット盤20の背面側からレバー58の上端部を手前に引き込む操作をし、レバー部材57を揺動変位させ、流路切替部材51のロック状態を解除させる。すると、経路切替部56が賞球待機通路49a,49bに待機している予備賞球25からの押圧力を受け、流路切替部材51は支軸54を支点に反時計回りに揺動する。
そうすると、賞球待機通路49a,49bの右方湾曲部50の右側壁部分が開放され、この部分より上方に貯留又は待機していた予備賞球25は球抜き通路53を通って遊技機外に排出される。
なお、この場合、球貯留供給機構26の予備賞球25は必ずしも排出させずに、球止め機構38の先端部を整列樋部材36の内部に突出させ、整列樋部材36内における予備賞球25の流れを停止させてもよい。
次に、球案内払出機構27から予備賞球25を排出させる手順を説明する。擬似球有り状態創出機構41により、球切れ検出スイッチ42を押圧し、あたかも予備賞球25が存在しているかのような状態を創出させる。この状態において、入賞口10等に遊技球を投入し、球払出装置45を作動させ、球案内払出機構27の下部及び球払出装置45に貯留又は待機していた予備賞球25を、球払出経路28経由で、上球皿14又は下球皿15へと流下させ、排出させる。
次に、球払出装置45又はカウントスイッチ62a,62bの交換作業の手順を説明する。球払出装置45を交換する場合、支軸ピン91を支点として保持レバー64を下方に回転させる。そうすると、収容ケース体保持部87がレバー固体用突起部81に当接し、蓋体73の下面が上方に弾性変形し、収容ケース体保持部87とレバー固体用突起部81との係止状態が解除される。そして、図7(a)によく示されているように、操作把持部89は蓋部材84の後方突出部95の上面96に当接し、保持レバー64は水平姿勢に保持される。この状態で、収容ケース体63を枠体23に沿って下方にスライドさせると、係止片78と仮止め爪79との係止状態が解除され、収容ケース体63を取り外すことができる。
また、球払出装置45を取付ける場合には、上記した手順と反対に、収容ケース体63を枠体23に沿って上方にスライドさせると、係止片78と仮止め爪79とが係止し、収容ケース体63は枠体23に仮止めされた状態となる。そして、この状態で、支軸ピン91を支点に保持レバー64を上方に回転させると、収容ケース体保持部87が、レバー固体用突起部81と当接し、蓋体73の下面が上方に弾性変形し、やがて、収容ケース体保持部87は、レバー固体突起部81を乗り越え、蓋体73の下面に当接し、収容ケース63の下方への動きを規制する。さらに、この時、後方規制部92a,92bはカウントスイッチ62a,62bの後面に近接して対峙し、カウントスイッチ62a,62bの後方への動きを規制すると共に、側方規制部93a,93bはカウントスイッチ62a,62bの側面に近接して対峙し、カウントスイッチ62a,62bの側方への動きを補助的に規制する。そして、図7(b)及び図9(b)によく示されているように、この収容ケース体保持部87が蓋体73の下面に当接した状態、及び後方規制部92a,92bがカウントスイッチ62a,62bの後面に近接して対峙すると共に側方規制部93a,93bがカウントスイッチ62a,62bの側面に近接して対峙した状態はいずれも、収容ケース体保持部87がレバー固定用突起部81に係止することにより保持される。
一方、カウントスイッチ62a,62bを交換する場合には、球払出装置45を交換する場合と同様に、保持レバー64を下方に回転させ、水平姿勢に開放させた状態で、カウントスイッチ62a,62bを後方に引き抜く。そして、別のカウントスイッチ62a,62bをカウントスイッチ収容部75a,75bに挿入し、保持レバー64を上方に回転させ、後方規制部92a,92bによりカウントスイッチ62a,62bを保持させると共に、側方規制部93a,93bによりカウントスイッチ62a,62bを補助的に保持させる。
最後に、球払出装置45又はカウントスイッチ62a,62bの交換作業が完了した後、再び、上記したいずれかの方法でレバー58の上端部に対して後方に力を加える。流路切替部材51は、その自重により支軸54を支点に時計回り方向に回動し、経路切替部56が賞球待機通路49a,49b上部の右側壁切欠位置に復帰し、この状態でレバー58を離すと、流路切替部材51は元の状態に保持される。そして、球貯留供給機構26及び球案内払出機構27に遊技島から予備賞球25を補給し、元の状態に復旧する。
なお、上記した実施の形態では、保持レバー64は上下方向に回転可能なように収容ケース体63の下方の球払出経路28の蓋部材84に枢支されているが、左右方向に回転可能なように収容ケース体63の左右の部材に枢支させる等、保持レバー64の取付け箇所、回転方向等については各種変更が可能である。
また、上記実施の形態では、左右2方向に払出す方式の球払出装置45について説明したが、これは単なる例示であり、本発明は、爪車67を一方向に回転させ、球を一方向に払出す方式の球払出装置にも適用可能である。
さらに、本発明は、タンク部材35から直接、球払出装置45に予備賞球25が流下するように構成されたパチンコ遊技機にも適用可能である。
さらにまた、本発明は、アレンジボール遊技機や雀球遊技機等、パチンコ遊技機以外の遊技機にも適用可能であることは言う迄もない。
本発明の実施の形態に係るパチンコ遊技機を示す正面図である。 本発明の実施の形態に係るパチンコ遊技機を示す背面図である。 本発明の実施の形態における球案内払出機構の要部の拡大図である。 本発明の実施の形態における球払出装置の分解斜視図である。 本発明の実施の形態における球払出装置を裏セット盤から取り外した状態を示す背面図である。 本発明の実施の形態における球払出装置の下部を一部破断して示す斜視図である。 (a)は本発明の実施の形態における球払出装置を取り付ける直前の状態を示す側面図であり、(b)はその球払出装置を取り付けた状態を示す側断面図である。 (a)は本発明の実施の形態におけるカウントスイッチを取り付ける直前の状態を示すA−A矢視図であり、(b)がそのカウントスイッチを取り付けた状態を示すA−A矢視図である。 (a)は本発明の実施の形態における保持レバーが球払出装置を保持する直前の状態を部分的に示す側断面図であり、(b)はその保持レバーが球払出装置を保持した状態を部分的に示す側断面図である。
符号の説明
2 前枠
5 遊技盤
20 裏セット盤
45 球払出装置
61 球払出機構部
62a カウントスイッチ(左側)
62b カウントスイッチ(右側)
63 収容ケース体
64 保持レバー
75a カウントスイッチ収容部(左側)
75b カウントスイッチ収容部(右側)
78 係止片

Claims (2)

  1. 遊技盤が装着された前枠の背面側に取付けられた裏セット盤に対して着脱可能に設けられ、所定の払い出し条件に基づいて遊技者に球を払い出す遊技機用球払出装置であって、
    球を1球単位で払い出し可能な球払出機構部と、
    該球払出機構部から払い出された球を計数可能なカウントスイッチと、
    前記球払出機構部及び前記カウントスイッチを着脱自在に収容可能な収容ケース体と、
    該収容ケース体及び該収容ケース体に収容された前記カウントスイッチを保持可能な保持レバーと、
    を備えていることを特徴とする遊技機用球払出装置。
  2. 前記収容ケース体には、該収容ケース体の前後左右及び上方への動きを規制した状態で前記裏セット盤に前記収容ケース体を仮止めするための係止部と、前記カウントスイッチの上下左右及び前方への動きを規制した状態で前記収容ケース体に前記カウントスイッチを収容するためのカウントスイッチ収容部とが設けられ、前記保持レバーは、上下方向に回転可能なように前記収容ケース体の下方の部材に枢支され、前記収容ケース体の下方への動き及び前記カウントスイッチの後方への動きをそれぞれ規制可能に設けられている請求項1に記載の遊技機用球払出装置。
JP2003392120A 2003-11-21 2003-11-21 遊技機用球払出装置 Expired - Fee Related JP4506942B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003392120A JP4506942B2 (ja) 2003-11-21 2003-11-21 遊技機用球払出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003392120A JP4506942B2 (ja) 2003-11-21 2003-11-21 遊技機用球払出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005152091A true JP2005152091A (ja) 2005-06-16
JP4506942B2 JP4506942B2 (ja) 2010-07-21

Family

ID=34718924

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003392120A Expired - Fee Related JP4506942B2 (ja) 2003-11-21 2003-11-21 遊技機用球払出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4506942B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009131528A (ja) * 2007-11-30 2009-06-18 Takeya Co Ltd 球払出システム及び遊技機
JP2018122135A (ja) * 2018-04-09 2018-08-09 株式会社大一商会 遊技機

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0776100A (ja) * 1993-09-08 1995-03-20 Canon Inc 液体噴射プリント装置
JP2000135354A (ja) * 1998-10-30 2000-05-16 Mashiro:Kk パチンコ遊技機におけるパチンコ球払出装置の取付構造
JP2001017701A (ja) * 1999-07-08 2001-01-23 Mashiro:Kk パチンコ遊技機
JP2001347011A (ja) * 2000-06-06 2001-12-18 Adachi Light Co Ltd パチンコ機
JP2003071063A (ja) * 2001-09-06 2003-03-11 Maruhon Ind Co Ltd 遊技機の遊技媒体供出装置
JP2003230663A (ja) * 2002-02-12 2003-08-19 Samii Kk 弾球遊技機の球検出装置
JP2003236079A (ja) * 2002-02-19 2003-08-26 Samii Kk 弾球遊技機の球検出装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0776100A (ja) * 1993-09-08 1995-03-20 Canon Inc 液体噴射プリント装置
JP2000135354A (ja) * 1998-10-30 2000-05-16 Mashiro:Kk パチンコ遊技機におけるパチンコ球払出装置の取付構造
JP2001017701A (ja) * 1999-07-08 2001-01-23 Mashiro:Kk パチンコ遊技機
JP2001347011A (ja) * 2000-06-06 2001-12-18 Adachi Light Co Ltd パチンコ機
JP2003071063A (ja) * 2001-09-06 2003-03-11 Maruhon Ind Co Ltd 遊技機の遊技媒体供出装置
JP2003230663A (ja) * 2002-02-12 2003-08-19 Samii Kk 弾球遊技機の球検出装置
JP2003236079A (ja) * 2002-02-19 2003-08-26 Samii Kk 弾球遊技機の球検出装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009131528A (ja) * 2007-11-30 2009-06-18 Takeya Co Ltd 球払出システム及び遊技機
JP2018122135A (ja) * 2018-04-09 2018-08-09 株式会社大一商会 遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
JP4506942B2 (ja) 2010-07-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4910424B2 (ja) 遊技機
JP2000070435A (ja) スロットマシン
JP6826299B2 (ja) 遊技機
JP4506942B2 (ja) 遊技機用球払出装置
JP4699397B2 (ja) 遊技機
JP2003047703A (ja) 弾球遊技機
JP2017144095A (ja) 弾球遊技機
JP4723619B2 (ja) 遊技機
JP6249264B2 (ja) 遊技機
JP2012235896A (ja) 弾球遊技機
JP6343867B2 (ja) 遊技機
JP4497277B2 (ja) 弾球遊技機の球払出制御機構
JP6826303B2 (ja) 遊技機
JP4027301B2 (ja) 弾球遊技機の球払出制御機構
JP4024743B2 (ja) 弾球遊技機の球払出制御機構
JP2005143872A (ja) 遊技機用の球補給規制装置
JP3831196B2 (ja) 遊技機
JP2002028292A (ja) 弾球遊技機及び弾球遊技機における遊技盤取付方法
JP4310067B2 (ja) 弾球遊技機の球抜き装置
JP4562067B2 (ja) 弾球遊技機における球排出経路機構
JP2006346019A (ja) 作動確認用球供給装置
JP4274990B2 (ja) 弾球遊技機の球抜き装置
JP2014121465A (ja) 遊技機
JP4497278B2 (ja) 弾球遊技機の球払出制御機構
JP4497280B2 (ja) 弾球遊技機の球払出制御機構

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061106

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090819

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100126

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100309

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100414

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100420

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130514

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130514

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130514

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130514

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140514

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees