JP4562067B2 - 弾球遊技機における球排出経路機構 - Google Patents

弾球遊技機における球排出経路機構 Download PDF

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Description

本発明は、パチンコ遊技機等の弾球遊技機に関し、特に、球払出装置から払い出された球を上球皿又は下球皿に排出させるための球排出経路機構に関する。
従来、パチンコ遊技機等、球を遊技媒体として使用する弾球遊技機には、裏セット盤に球払出装置が設けられており、球払出装置は、遊技盤前面側に設けられた入賞装置への遊技球の入賞を条件に所定数量の賞球を払い出したり、或いは、CR機においてCR操作パネルの球貸しボタンを押すことにより所定の金額分の貸し球を払い出したりするようになっている。
そして、裏セット盤には、球払出装置の下方に上球皿排出経路及び下球皿排出経路が形成されており、球払出装置から払い出された球は、前記上球皿排出経路を介して遊技盤前面側に設けられた上球皿に排出され、又は、その上球皿が満杯状態で上球皿排出経路の上流側の球受け止め部まで球で充満されている時にさらに球払出装置から球が払い出された場合には、前記球受け止め部から溢れ出た余剰球が前記下球皿排出経路を介して前記上球皿の下方に設けられた下球皿に排出されるようになっている。
(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−164626号公報
しかしながら、上記した従来の弾球遊技機における球排出経路機構では、球受け止め部と下球皿排出経路との間の仕切りが不十分であったため、球受け止め部が球で充満されていない時でも、球払出装置から払い出された球が下球皿排出経路に零れ落ち、下球皿に球が流下してしまうことがあった。この場合、遊技者は下球皿に流下した球をその都度、手で上球皿に移動させなければならず、この移動作業は遊技者にとって非常に煩わしく、遊技者が遊技に集中できなくなるといった問題があった。
本発明は、上記した課題を解決すべくなされたものであり、球払出装置から払い出された球が不必要に下球皿に流下するのを防止することができ、遊技者に煩わしさを感じさせることなく、遊技に集中させることが可能な弾球遊技機における球排出経路機構を提供するものである。
本発明は、遊技盤5の下方に設けられた上球皿14及び下球皿16と、遊技盤5の背面側の裏セット盤20に設けられた球払出装置45と、球払出装置45から払い出された上球皿14及び下球皿16に排出させるための球排出経路機構28とを有する弾球遊技機であって、球排出経路機構28は裏セット盤20と蓋部材66とから成り、球払出装置45から払い出された球を受け止める球受け止め部81と、球受け止め部81により受け止めた球を上球皿14に排出させるための上球皿排出経路63と、球受け止め部81から溢れ出た余剰球をバイパス経路65を介して下球皿16に排出するための下球皿排出経路64とから構成され、球受け止め部81と下球皿排出経路64の間には仕切壁67が設けられ、バイパス経路65は、仕切壁67の前方をバイパス可能な前方バイパス路73と、仕切壁67の後方をバイパス可能な後方バイパス路74とから構成され、前方バイパス路73は裏セット盤20において前方に突出して形成され、後方バイパス路74は蓋部材66において後方に突出して形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、球受け止め部と下球皿排出経路の間に仕切壁が設けられているため、球払出装置から払い出された球が不必要に下球皿排出経路側に零れ落ち、下球皿に流下するのを防止することができる。したがって、遊技者は、下球皿に零れ落ちた球を上球皿に移動させる煩わしい作業をする必要がなくなり、遊技に集中することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。なお、以下の説明では、本発明をパチンコ遊技機に適用した場合について説明する。
先ず、図1〜図3を参照しつつ、パチンコ遊技機の概略構成について説明する。ここで、図1はパチンコ遊技機を示す正面図、図2はパチンコ遊技機の裏セット盤から回路基板を取り外した状態を示す背面図、図3はその裏セット盤における球貯留供給機構の右端部、球案内払出機構及び球排出経路機構を示す拡大背面図である。なお、図1及び図2において、実際のガラス扉及び上球皿の最大開放角度は100度程度であるが、便宜上ガラス扉及び上球皿を180度開放させて示している。
このパチンコ遊技機は、方形枠状の外枠1と、外枠1の前面に設けられた前枠2とを備えており、前枠2は、外枠1の正面左側上下に設けられたヒンジ金具3a,3bにより開閉可能に設けられ、外枠1の正面右側に設けられた施錠具4により閉鎖状態に保持されるようになっている。また、前枠2内には、遊技盤5が収容され、遊技盤5の前面側に、図柄表示装置6、中央飾り7、始動入賞口8、大入賞口9、入賞口10等の各種遊技部品がそれぞれ配設され、遊技領域11が形成されている。さらに、遊技領域11の最下部には、上記各入賞口8,9,10に入賞せずに落下したアウト球を排出させるアウト口12が設けられており、アウト口12に集められたアウト球は遊技盤5の裏面側を通って機外に排出されるようになっている。
前枠2の正面側には、前枠2に対して開閉且つ着脱可能にガラス扉13が設けられ、ガラス扉13により遊技領域11の前面側が閉鎖された状態で保持されるようになっている。前枠2のガラス扉13の下方には上球皿14が前方に突出して設けられ、上球皿14の正面左側上部には上球皿14に球を排出するための排出口15が設けられている。また、上球皿14の下方には下球皿16が前方に突出して設けられ、下球皿16の中央部には下球皿14に球を排出するための排出口25が設けられている。さらに、下球皿16には正面右側に発射ハンドル17が前方に突出して設けられ、発射ハンドル17を時計回り方向に回動させると、上球皿14から供給された遊技球が遊技領域11に送出されるようになっている。さらにまた、遊技盤5上部の正面左側には球抜き操作孔(図示せず)が穿設されている。
前枠2の背面側には裏セット盤20が設けられ、その裏セット盤20は、背面側から見て右側(以降、左右方向はすべて背面側から見た方向を言うものとする。)の上下に設置されたヒンジ21a,21bにより開閉可能に設けられ、さらに、閉鎖レバー22a,22b,22cにより遊技盤5の裏面を覆うように閉鎖状態に保持されるようになっている。また、裏セット盤20は外枠1より一回り小さい方形の枠体23をベースにして構成され、枠体23の中央部には矩形の開口部24が形成されている。
裏セット盤20には、開口部24の上方に配設され、予備賞球の貯留及び供給処理を行う球貯留供給機構26と、開口部24の右方に配設され、球の案内及び払い出し処理を行う球案内払出機構27と、球案内払出機構27の下方に配設され、球案内払出機構27から払い出された球を上球皿14又は下球皿16に排出するための球排出経路機構28とが取付けられている。
球貯留供給機構26は、予備賞球を貯留するタンク部材35と、タンク部材35内に貯留された予備賞球を整列させて球案内払出機構27へと流下させる整列樋部材36とを有して構成されている。タンク部材35は、上面が開放された箱状を成しており、底面の左側前方には球出口(図示せず)が開口されており、底面は球出口に向かって緩く左傾及び前傾されている。整列樋部材36は左右方向に長い樋形状を成しており、その内側には右方向に約4度の下り勾配で傾斜する前後2列の流路(図示せず)が形成されている。そして、整列樋部材36は、左側端部においてタンク部材35の球出口と連通し、右側端部には下方に折曲された偏向出口37が形成され、偏向出口37は下方に向かって開口されている。
また、整列樋部材36の右端部近傍には、球止め機構38が設けられ、球止め機構38は、整列樋部材36の右側端部近傍の上方を覆うカバー部材(図示せず)と、該カバー部材に対して支軸39を支点として回動可能に取付けられた球止め部材40とから構成されている。そして、球止め部材40を支軸39を支点に反時計回りに回転させると、その先端部が前記カバー部材を挿通して整列樋部材36の内部に突出し、整列樋部材36内における予備賞球の流れを停止させることができるようになっている。
球案内払出機構27は、整列樋部材36の偏向出口37の下方に配設された擬似球有り状態創出機構41及び球切れ検出スイッチ42と、球切れ検出スイッチ42の下流側に設けられたカーブレール部材43及び球抜き機構44と、カーブレール部材43の下方に設けられた球払出装置45とを有して構成され、カーブレール部材43及び球抜き機構44の予備賞球が通過する部分の背面側は裏蓋46により閉鎖されている。擬似球有り状態創出機構41は、押圧部材61により球切れ検出スイッチ42を押圧し、球案内払出機構27内にあたかも予備賞球が存在しているかのような状態を創出させ、球払出装置45を作動可能な状態にするための機構であり、球払出装置45のメンテナンス時等に使用される。また、カーブレール部材43には、前後2列で賞球待機通路47が蛇行して形成されており、賞球待機通路47の上部には右方湾曲部48が形成されており、その右方湾曲部48の右側壁部は切欠されている。
球抜き機構44は、枠体23に揺動可能に枢支される流路切替部材49と、流路切替部材49の上方に位置し、その揺動操作を行う操作部材50と、流路切替部材49の下方に形成された球抜き通路(図示せず)とを有して構成され、該球抜き通路は、裏セット盤20(枠体23)の前面の遊技盤5側に形成された球通路(図示せず)と連通しており、前記球抜き通路に流下した球はこの球通路を流下して遊技機外に排出されるようになっている。流路切替部材49は、賞球待機通路47の切欠された右側壁に合致する形状を成す経路切替部(図示せず)と、後述する操作部材50の係合突起部51に係合する閉止保持係合孔52とを有して構成され、流路切替部材49には、その自重により時計回りの回転モーメントが作用するようになっている。
操作部材50には前後方向に揺動自在に枢着されたレバー部材53が設けられており、レバー部材53の下端部には円筒形状の係合突起部51が後方に突出して形成されている。また、レバー部材53の上端部54は右方に延出して形成されており、その上端部54は前記球抜き操作孔から挿入される針金状の操作ピン(図示せず)によって後方に押圧可能な位置に配設されている。そして、例えば、この操作ピンを前記球抜き操作孔に挿入して、レバー部材53の上端部54を押圧し、レバー部材53に対して後方に力を加えると、係合突起部51が前方へ揺動変位し、係合突起部51と閉止保持係合孔52との係合状態が解除され、流路切替部材49が反時計回りに回転し、賞球待機通路47の右方湾曲部48の右側壁部分が開放され、この部分より上方に貯留又は待機していた予備賞球が前記球抜き通路を通って遊技機外に排出されるようになっている。
球払出装置45は、カーブレール部43の下方に設けられる賞球カセット55と、賞球カセット55の下方に設けられ賞球検出センサ56a,56bとから構成されている。賞球カセット55の上部中央には球受容部材57が設けられ、球受容部材57は賞球待機通路47に連通するように形成されている。また、球受容部材57の下方には、前後2段のインペラ58b(後方のインペラのみ図示)と、インペラを回動させるためのステッピングモータ(図示せず)とが設けられており、球払出装置45の下部には左右に賞球を払い出す左側払出口59a、右側払出口59b(図5参照)がそれぞれ形成されている。
前後のインペラ58bにはそれぞれ120度ピッチで3個の球受け凹部60b(後方の球受け凹部のみ図示)が形成されており、前後のインペラ58bは球受け凹部60bの位置が60度オフセットするように設けられている。これにより、球受容部材57に流入した予備賞球は、前後のインペラ58bの球受け凹部60bに交互に受け入れられ、インペラ58bの回動に従って左右いずれかの払出口59a,59bから払い出されるようになっている。
賞球検出センサ56a,56bは、賞球カセット55の左右の払出口59a,59bの下方にそれぞれ着脱自在に取付けられ、各払出口59a,59bから払い出された賞球が通過可能に構成されている。
次に、図3及び図4〜図8を参照しつつ、球排出経路機構28について説明する。ここで、図4は球排出経路機構28の要部を示す斜視図であり、便宜上、蓋部材66を左右に開いた状態で示している。また、図5は球排出経路機構26の上部を示す背面図であり、図6は図5のA−A矢視図、図7は図5のB−B矢視図、図8は図5のC−C矢視図をそれぞれ示している。
球排出経路機構28は、球払出装置45から払い出された球を受け止める球受け止め部81と、球受け止め部81により受け止めた球を上球皿14の排出口15に導く上球皿排出経路63と、下球皿16の排出口25に通じる下球皿排出経路64と、球受け止め部81から下球皿排出経路64に通じるバイパス経路65と、球排出経路機構28の背面側を閉塞する蓋部材66とから構成されている。球受け止め部81と下球皿排出経路64の間の上下方向は仕切壁67により完全に仕切られており、仕切壁67はバイパス経路65以外の経路を通って球受け止め部81から下球皿排出経路64へ球が流下するのを防止できるようになっている。また、球排出経路機構28には、球払出装置45の左側払出口59aの下方において左下に傾斜した左側球受け案内部82aが設けられ、球払出装置45の右側払出口59bの下方において右下に傾斜した右側球受け案内部82bが設けられており、球払出装置45から払い出された球を球受け止め部81に案内するようになっている。
球受け止め部81は、左側球受け案内部82aの下方の蓋部材66側に固定された左球受部71と、右側球受け案内部82bの下方の裏セット盤20側に固定された右球受部70とから構成されており、左球受部71及び右球受部70はいずれも弾性材料製であり、球の跳ね返りを抑止できるようになっている。左球受部71は右球受部70から流下した球を受けることが可能なように右方に向かって左傾して設けられ、その上端部には右方に延出する庇部72が形成され、左球受部71の上方に球が乗り上がるのを防止できるようになっている。また、右球受部70は受けた球を左側に流下可能なように左傾して形成されている。
上球皿排出経路63は、球受け止め部81から流下した球を前枠2側に流下可能なように裏セット盤20側に形成された賞球出口(セット盤側経路)68と、賞球出口68から流下したきた球を上球皿14側に流下可能なように前枠2側に形成された連通孔(前枠側経路)69と、上球皿14側への排出口15とから構成されている。
バイパス経路65は、仕切壁67の前方をバイパス可能な前方バイパス路73と、仕切壁67の後方をバイパス可能な後方バイパス路74とから構成されている。前方バイパス路73は、裏セット盤20において前方に突出して設けられ、賞球出口68の上方から緩く左方に傾斜して形成されている。また、後方バイパス路74は、蓋部材66において後方に突出して設けられ、前方バイパス路73に対向するように緩く左方に傾斜して形成されている。さらに、図8に良く示されているように、前方バイパス路73及び後方バイパス路74の終端部にはそれぞれ、下球皿排出経路64に向かって傾斜部83a,83bが形成され、バイパス経路65の終端部まで流下してきた球が停留することなく下球皿排出経路64へ流下できるようになっている。
下球皿排出経路64は、仕切壁67から左方に緩く傾斜した後、裏セット盤20の下端中央部に設けられた賞球バケット75に向かって下方に形成されている。賞球バケット75は上面が開放された箱状をなし、その底面は下球皿16の排出口25に向かって前傾して形成されている。また、下球皿排出経路64の下部には、満杯検出レバー76がねじりバネ77によって内方に付勢され、満杯検出レバー76の外方には満杯検出レバー76が当接可能な位置に満杯検出スイッチ78が取り付けられている。これにより、下球皿16が賞球で一杯となり、さらに賞球バケット75及び下球皿排出経路64の下部まで賞球が充満した場合、満杯検出レバー76が賞球により外方に押圧されて揺動し、満杯検出スイッチ78に当接し、賞球の満杯状態が検出されるようになっている。
以下、主に、図2〜図8を参照しつつ、前記パチンコ遊技機における球の流れについて説明する。
所定の条件の下、具体的には、各入賞口8,9,10等への遊技球の入賞により、或いは、CR機による球貸し操作により、球払出装置45は、回路基板(図示せず)からの払出指令信号に基づいて前記ステッピングモータを作動させる。そして、各入賞口8,9,10等へ遊技球が入賞した場合には、前後のインペラ58b(後側のみ図示)を時計回りに回転駆動させ、また、CR機において球貸し操作をした場合には、反時計回りにインペラ58bを回転駆動させる。
そうすると、所定個数の予備賞球が、前後の球受け凹部60b(後側のみ図示)に交互に受け入れられた後、各インペラ58bの回動により、左右いずれかの払出口59a,59bに振分けられ、賞球検出センサ56a,56bを通って球排出経路機構28に払い出される。この時、球払出装置45は、球切れ検出スイッチ42が予備賞球により押圧されている間は作動可能な状態となり、また、予備賞球がなくなり、球切れ検出スイッチ42が押圧されなくなった時には、賞球の球払出し動作が停止される。
賞球カセット55から払い出された賞球は、左側球受け案内部82a若しくは右側球受け案内部82bによって右球受部70に落下する。右球受部70は左傾して形成されているため、受け止めた球を、左球受部71に向けて流下させる。左球受部71は賞球出口68に球を案内するように傾斜して形成されており、また、左球受部71には上方に球が乗り上げないように庇部72が形成されており、さらに、球受け止め部81と下球皿排出経路64との間には仕切壁67が形成されているため、賞球カセット55から払い出された賞球は、下球皿排出経路64側に零れ落ちることはなく、賞球出口68に円滑且つ確実に導かれる。
一方、上球皿14が賞球で一杯になり、さらに連通孔69及び賞球出口68の上端まで賞球が充満した状態で、賞球カセット55からさらに賞球が払い出された場合には、その賞球は余剰球として前方バイパス路73、後方バイパス路74を通って下球皿排出経路64側に溢れ出る。この時、球受け止め部81と下球皿排出経路64との間に仕切壁67が形成されているため、余剰球は、容易且つ円滑に、前方バイパス路73、後方バイパス路74に流入し、球受け止め部81から下球皿排出経路64に移動するようになる。
そして、下球皿排出経路64に溢れ出た余剰球は賞球バケット75に流下し、排出口25を通って下球皿16に排出される。このように、球受け止め部81及び上皿球排出経路63が賞球で満杯となった時に、賞球カセット55からさらに賞球が払い出されたとしても、その賞球はバイパス経路65を通り、下球皿排出経路64を流下し、下球皿16に排出されるため、遊技が中断されることはない。
なお、上記した実施の形態では、仕切壁67により球受け止め部81と下球皿排出経路64の間の上下方向が完全に仕切られている場合について説明したが、上下方向は必ずしも完全に仕切られていなくてもよく、例えば、仕切壁67の上方に球の直径と同程度又はそれ以下の僅かな隙間が形成されていてもよい。
また、上記実施の形態では、左右2方向に払出す方式の球払出装置45について説明したが、これは単なる例示であり、本発明は、インペラを一方向に回転させ、球を一方向に払出す方式の球払出装置にも適用可能である。
さらに、本発明は、タンク部材35から直接、球払出装置45に予備賞球が流下するように構成されたパチンコ遊技機にも適用可能である。
さらにまた、本発明は、アレンジボール遊技機や雀球遊技機等、パチンコ遊技機以外の遊技機にも適用可能であることは言う迄もない。
本発明の実施の形態に係るパチンコ遊技機を示す正面図である。 本発明の実施の形態に係るパチンコ遊技機を示す背面図である。 本発明の実施の形態における裏セット盤の要部を示す拡大背面図である。 本発明の実施の形態に係る球排出経路機構を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る球排出経路機構を示す拡大背面図である。 図5のA−A矢視図である。 図5のB−B矢視図である。 図5のC−C矢視図である。
符号の説明
5 遊技盤
14 上球皿
16 下球皿
20 裏セット盤
45 球払出装置
63 上球皿排出経路
64 下球皿排出経路
65 バイパス経路
66 蓋部材
67 仕切壁
73 前方バイパス路
74 後方バイパス路
81 球受け止め部

Claims (1)

  1. 遊技盤の下方に設けられた上球皿及び下球皿と、前記遊技盤の背面側の裏セット盤に設けられた球払出装置と、該球払出装置から払い出された球を前記上球皿及び前記下球皿に排出させるための球排出経路機構とを有する弾球遊技機であって、
    前記球排出経路機構は裏セット盤と蓋部材とから成り、
    前記球払出装置から払い出された球を受け止める球受け止め部と、
    該球受け止め部により受け止めた球を上球皿に排出させるための上球皿排出経路と、
    前記球受け止め部から溢れ出た余剰球をバイパス経路を介して前記下球皿に排出するための下球皿排出経路とから構成され、
    前記球受け止め部と前記下球皿排出経路の間の上下方向を仕切り、前記バイパス経路以外の経路を通って前記球受け止め部から前記下球皿排出経路へ球が流下するのを防止する仕切壁が設けられ、
    前記バイパス経路は、前記仕切壁の前方をバイパス可能な前方バイパス路と、前記仕切壁の後方をバイパス可能な後方バイパス路とから構成され、前記前方バイパス路は前記裏セット盤において前方に突出して形成され、前記後方バイパス路は前記蓋部材において後方に突出して形成されており、
    前記球受け止め部は、前記裏セット盤側に固定された右球受部と、該右球受部から流下した球を受けることが可能なように前記蓋部材側に固定された左球受部とから構成され、該左球受部の上端部には上方に球が乗り上げないように庇部が形成され、前記仕切壁は前記左球受部より前記下球皿排出経路側に設けられ、前記上球皿排出経路は前記裏セット盤側に形成された賞球出口を備え、該賞球出口は前記庇部より下方に設けられ、該庇部は前記バイパス経路より下方に設けられていることを特徴とする弾球遊技機における球排出経路機構。
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