JP2001347011A - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JP2001347011A
JP2001347011A JP2000169698A JP2000169698A JP2001347011A JP 2001347011 A JP2001347011 A JP 2001347011A JP 2000169698 A JP2000169698 A JP 2000169698A JP 2000169698 A JP2000169698 A JP 2000169698A JP 2001347011 A JP2001347011 A JP 2001347011A
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ball
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pachinko
pachinko machine
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JP2000169698A
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English (en)
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Hisayoshi Sato
久芳 佐藤
Seiichi Ishihara
誠一 石原
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Adachi Light Inc
Original Assignee
Adachi Light Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 球払出装置等の球通路を有する構成体が正規
な状態で取付けられているかが確認できるようにする。 【解決手段】 機構板8に球通路24を有する構成体1
2を着脱自在に装着したパチンコ機において、前記構成
体12を機構板8に取付ける取付手段93に該構成体1
2が正規な状態に取付けられているかが確認できる確認
手段93を備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機構板に球払出装
置等の球通路を有する構成体が着脱自在に装着されるパ
チンコ機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のパチンコ機は、周知のように合成
樹脂製の機構板が装着されており、該機構板にはパチン
コ球を球受皿に払出す球払出装置および該球払出装置に
球タンクのパチンコ球を導く球誘導樋等の球通路を有す
る構成体が係止片および止着具により着脱自在に装着さ
れている。また、上記構成体に球抜き手段または通路の
切替手段を備えたものは知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
パチンコ機にあっては、球払出装置等の球通路を有する
構成体が正規な状態で取付けられていなくても、とりあ
えずパチンコ球が流下したり払出されたりするが、遊技
中に振動等により位置がずれてパチンコ球が流下しなく
なったり外れてパチンコ球が零れ落ちるという問題があ
った。
【0004】本発明は上記した問題に鑑みてなされたも
ので、その目的とするところは、球払出装置等の球通路
を有する構成体が正規な状態で取付けられているかがわ
かる確認手段を備えたパチンコ機を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、機構板に球通路を有する構
成体を着脱自在に装着したパチンコ機において、前記構
成体を機構板に取付ける取付手段に該構成体が正規な状
態に取付けられているかが確認できる確認手段を備えた
ことを特徴とする。
【0006】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明において、前記球通路の一部を可動自在に設け
ると共に、該球通路の一部を取付手段の一部としたこと
を特徴とする。
【0007】また、請求項3記載の発明は、請求項1ま
たは2記載の発明において、前記構成体は、球払出装置
から払出したパチンコ球を打球供給皿に導く排出球通路
と機外に排出する球抜通路と切替る切替手段を備えたこ
とを特徴とする。
【0008】また、請求項4記載の発明は、請求項1な
いし3のいずれかに記載の発明において、前記構成体
は、球通路の最先のパチンコ球の流下を制止し得る球停
留手段を備えた球払出装置であることを特徴とする。
【0009】また、請求項5記載の発明は、請求項3ま
たは5記載の発明において、前記切替手段に取付手段を
備えたことを特徴とする。
【0010】また、請求項6記載の発明は、請求項1な
いし5のいずれかに記載の発明において、前記構成体は
球抜手段を備え、確認手段は該球抜手段が正常に作用し
ないようにしたことを特徴とする。
【0011】また、請求項7記載の発明は、請求項1な
いし6のいずれかに記載の発明において、前記確認手段
は、前記球通路のパチンコ球の流下を阻止するようにし
たことを特徴とし、球払出装置への供給を阻止したり払
出されたパチンコ球の流下を阻止するようにすればよ
い。
【0012】また、請求項8記載の発明は、請求項6記
載の発明において、前記確認手段は、前記球停留手段が
作用しないようにしたことを特徴とする。
【0013】また、請求項9記載の発明は、請求項1な
いし6のいずれかに記載の発明において、前記球通路に
球切れ検出手段を設けると共に、確認手段は、該球切れ
検出手段が作用しないようにしたことを特徴とする。
【0014】また、前記切替手段を第1位置から第2位
置に移動させることにより球払出装置が機構板に装着さ
れ、第2位置から第3位置に移動させることにより球抜
通路部を開放するようにするのが好ましい。
【0015】また、前記切替手段は前記球停留手段が操
作できないようにする不正防止手段を備えるのが好まし
く、遊技者がパチンコ機の前面側の打球供給皿や下部球
受皿から余剰球排出樋,球排出樋を介して球払出装置部
分に針金等を差込もうとしても、不正防止部材により針
金の侵入が阻止され、故意にパチンコ球を払出す不正行
為を防止するのがよい。
【0016】また、前記切替手段を切替操作することに
より、球停留手段を作動して上方に位置するパチンコ球
を前記球抜通路部に導くようにするのが好ましい。
【0017】また、前記不正防止手段は常にはパチンコ
球の荷重により傾動するように揺動自在に設けるように
するのが好ましく、前記切替操作部材により上動規制す
るのがよい。
【0018】また、前記球停留手段は、最先のパチンコ
球を支持する作動体と該作動体を作動する電気的駆動源
とを備えるのが好ましい。
【0019】また、前記不正防止部材の切替によって前
記作動体をパチンコ球の流下を制止する位置から開放す
る位置に変換するのが好ましい。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明が適用されるパチン
コ機の正面図、図2はその裏面図である。図1におい
て、1はパチンコ機の前面枠、2は前面枠1の裏面に着
脱自在に取付けられる遊技盤である。前記前面枠1に
は、遊技盤2の前面および下部を覆うガラス扉枠3およ
び前面板4が開閉自在に装着される。そして、前面板4
の前面に打球を供給する打球供給皿5が装着され、前面
枠1の下部には打球供給皿5の余剰球を貯留する下部球
受皿6と操作ハンドル7が装着されている。
【0021】前記遊技盤2の裏面には合成樹脂製の機構
板8が装着されており、該機構板8の裏面上部には球タ
ンク9が固着されている。また、球タンク9の下方には
パチンコ球を整列して導き出す球通路を有する構成体と
してのタンクレール10およびカーブレール11が装着
され、その下流端に球通路を有する構成体としての球払
出装置12が接続される。
【0022】前記球払出装置12の下方には、該球払出
装置12から払出されたパチンコ球を球導出路13を介
して前記上部球受皿5に導く球排出樋14と上部球受皿
5の余剰球を流下樋15を介して下部球受皿6に導く余
剰球排出樋16が後面開放した樋状に形成され、開放側
を裏カバー17で閉塞している。18は、カーブレール
11および球排出樋14と連通する球抜樋である。ま
た、球払出装置12の下方には払出されるパチンコ球を
貸球および賞球である遊技球と球抜球を振り分ける切替
手段としての振分装置19が設けられ、該振分装置19
は、球払出装置12から払出されたパチンコ球を球排出
樋14と球抜樋18に振り分ける分岐部に支軸20を支
点として切替レバー21を設けている。19a,19b
は切替レバー21の先端が軽く係止する係止部であり、
21aは裏カバー17から突出する操作ピンである。そ
して、通常振り分けられた賞球または貸球は球排出樋1
4を介してパチンコ機前面の上部球受皿5に導かれるよ
うに切替レバー21の先端が係止部19aに係止して球
抜樋18を閉塞した状態になっている。
【0023】前記カーブレール11は、供給球通路11
0に、図24に示すように、この供給球通路110の屈
曲部を切欠いた開口111を塞ぐ位置に、供給球通路1
10内に進退動自在となるように球切れ検知手段として
機能する可動片112および光電式スイッチ114が組
み込み設置される。そして可動片112の背面に球切れ
時に前記光電式スイッチ114の光軸を遮る遮蔽板11
3を設けており、常には自重により光軸を遮り供給球通
路110に貯留されるパチンコ球により揺動するように
なっている。また、供給球通路110には球抜き手段1
15が設けられ、球抜口116の下方に球抜通路117
が設けられている。また、球抜き手段115は球抜口1
16を常には閉塞する球抜弁118、係合レバー119
及びレバー部材120からなり、レバー部材120を前
面枠1の前面側から押圧するとレバー部材120と連繋
する係合レバー119と球抜弁118の係合が解除され
パチンコ球の重量により球抜弁118が傾動するように
なっている。なお、球抜き手段115を球抜弁118、
係合レバー119及びレバー部材120の三部材からな
るものとしたが、球抜弁118のみでも球抜き手段11
5が何部材で構成されたものでもよい。また、球抜き手
段115は前面側から操作するのではなく、機構板8側
から操作するようにしてもよい。
【0024】前記球払出装置12は、図3および図4に
示すように、ケース体22と最先のパチンコ球を停留す
る球停留装置23とからなり、ケース体22は前記カー
ブレール11と連通する球通路24を有するケース枠体
22aとその前面を覆うカバー体22bとで構成され、
前記球通路24は緩やかな下傾状に形成された供給通路
部24aと鉛直な払出通路部24bとで構成される。ま
た、前記球停留装置23は、作動体25と電気的駆動源
としてのソレノイド26とからなり、作動体25はリン
ク部材27を介してソレノイド26と連繋している。前
記ケース枠体22aの上部には取付片29が設けられて
いる。
【0025】前記作動体25は、払出通路部24bの内
周側に支軸30により揺動自在に軸支され、球通路24
に進退する支持部31が嘴状に尖っており、該支持部3
1の上面が支軸30を中心とする円弧面状に形成され、
支持部31下面は、下方に向って先細テーパ状に形成さ
れている。そして該作動体25の基部に長孔32を設
け、該長孔32をリンク部材27の係合ピン34に係合
させている。リンク部材27は、全体形状をく字状に形
成し、作動体25の下方に位置して軸35により回動自
在に軸着され、後端に二股状の係合部36が形成されて
おり、ソレノイド26のプランジャー37に固着された
操作体38の突片39を係合させている。そして、ソレ
ノイド26が励磁作動するとリンク部材27を介して作
動体25が支軸30を支点として反復回転し、先端支持
部31が球通路24の内周壁に開設された窓孔40より
球通路24に出没動することで、供給通路部24aの最
先パチンコ球の流下を制止し得るように構成している。
なお、作動体25が臨む球通路24は、垂直状通路に限
られることなく、球圧を球通路24で受ける斜状通路に
設けるようにしてもよい。
【0026】また、41は球計数用センサで、該球計数
用センサ41は投光器41aと受光器41bとからなる
光学式センサとのコ字状取付枠42で構成され、該球計
数用センサ41は支持部31で支持されるパチンコ球の
僅かに下流位置で、しかも球通路24の中心線からずれ
た位置でその光軸が交差するように配置される。そして
該支持部31による制止が開放された直後のパチンコ球
が光軸を遮ることで該パチンコ球を検知し得るように配
置される。言い換えれば、支持部31により制止されて
いるパチンコ球は光軸を遮断することなく未だ検知され
ない状態にある。43は球計数用センサ41を囲う遮蔽
板であり、断面コ字型で平行な二片の両先端縁に係止孔
44,44が設けられており、前記ケース体22に設け
られた爪部45,45に遮蔽板43の弾性を利用して係
合することにより取付けることができる。なお、この
際、遮蔽板43がケース枠体22aとカバー体22bと
に跨って取付けられることにより、ビスを用いることな
く同時に球払出装置12の組立が可能となる。
【0027】また、前記リンク部材27およびソレノイ
ド26のプランジャー37に固着された操作体38に作
動体25を球通路24側から操作できないように不正防
止用のロック手段46を設けている。該ロック手段46
は、リンク部材27の下方に設けられる突部47と操作
体38に設けられる衝止部48とで構成される。該突部
47および衝止部48は、図5に示すように常に対峙状
態にあり、前記リンク部材27の支軸35の下方に位置
している。
【0028】しかして、前記球払出装置12が正規に取
付けられていないと、パチンコ球が払出されないように
する確認手段として、球通路24の払出通路部24bの
側壁の一部を側壁部材93として可動自在に設けてい
る。該側壁部材93は、板状部93aの下方を軸支部9
3bとし上端に該軸支部93bを中心とする円弧壁93
cを設けると共に端部を係合しやすい傾斜面とした係合
片93dを設け、板状部93aの端部にカバー体22b
の円弧長孔94から突出する操作ピン93eが突設され
ている。そして、ケース体22に軸ピン97を介して揺
動自在に取付けられる。98は後述する係合部64が臨
む開口である。なお、この実施の形態において、側壁部
材93は取付手段の役割をなす。
【0029】一方、機構板8のカーブレール11の下方
に位置した板状部8aには図3に示すように球払出装置
12を所定位置に正確に位置づけるためにケース体22
の前面より左右方向にやや大きい面積を有する取付部位
61が形成され、その上部位置に前記取付片29に係合
し得る係止部62が設けられ、周囲にリブ状に形成した
規制部63が設けられている。そして、前記係合片93
dが係合し得る係合部64が突設されている。
【0030】そして、上記構成の球払出装置12を取付
部位61に取付けるには、図5実線に示す側壁部材93
の係合片93dが開口98を塞がない第1位置にある状
態で、前記取付片29を係止部62に差込み、球払出装
置12を板状部8aに当接して前記リブ状に形成した規
制部63で支持させ、開口98から係合部64をケース
体22内に臨ませる。この状態で操作ピン93eを操作
して図5鎖線および図6に示すように側壁部材93を係
合片93dが係合部64に係合する第2位置に回動させ
ると、球払出装置12が、図7に示すように規制部63
および取付片29,係合片93dの係合により、前後左
右上下にいかに衝撃を受けても係合が外れることがない
状態に強固に固定されることとなる。このとき、正規の
取付位置が認識できるように係合片93dおよび係合部
64に互いに係合する凹凸部99a,99bを設けるよ
うにするのがよい。
【0031】上記のように構成されるパチンコ機は、球
払出制御装置からの指令により球払出装置12のソレノ
イド26が励磁され、リンク部材27が回動し係合ピン
34が長孔32を移動して衝止部48と突部47の対峙
位置がずれて、作動体25が図7鎖線に示したように回
動して支持部31が窓孔40から没し、支持部31に支
持されていたパチンコ球が制止されなくなることで、自
重により該パチンコ球が払出通路部24bを介して球排
出樋14に払出される。そして、球計数用センサ41が
所定数のパチンコ球を検出したところで該球払出制御装
置から再び指令が出て支持部31が球通路24に突出す
ることでパチンコ球の払出しが停止する。そして、球排
出樋14に払出されたパチンコ球は、球導出路13を介
して上部球受皿5に導かれる。
【0032】しかしながら、図7鎖線に示すように万一
側壁部材93の回動があまく、正規の回動位置でない取
付状態にあると、球払出制御装置からの指令により球払
出装置12のソレノイド26が励磁してパチンコ球が払
出されても払出通路部24bに側壁部材93が臨んで、
払出されたパチンコ球を円弧壁93cで止めて上部球受
皿5に払出されないので、球払出装置12が正規な取付
がされていないことが確認でき、振動によって外れる等
のトラブルを未然に防ぐことができる。
【0033】また、遊技者がパチンコ機の前面側の上部
球受皿5の球導出路13または下部球受皿6の流下樋1
5からピアノ線等の不正具Wを差込み、余剰球排出樋1
6,球排出樋14を介して球払出装置12を作動させよ
うとしても、突部47が衝止部48に衝止して操作体3
8を横方向に押すため、プランジャー37を上動させる
作用力が働かず、作動体25を作動させることができな
いので、故意に球停留手段23を作動させてパチンコ球
を払出すという不正行為を未然に防止することができ
る。さらに、支持部31下面を下方に向って先細テーパ
状に形成していることから、作動体25を上方に押し上
げようとしても、不正具が該テーパーにより滑り、作動
体25を作用させ難くなる。
【0034】また、球払出装置12が正規な作動をして
パチンコ球を払出しているときに、不正具を挿入して、
払出終了後も作動体25を退動している状態に維持して
不正にパチンコ球を払出そうとしても、支持部31の先
端が先細テーパ状に形成されているために、該テーパー
により不正具が滑り、作動体25の支持部31が球通路
24に臨むので、パチンコ球の流下が阻止され不正にパ
チンコ球を払出すことはない。
【0035】図8は、取付手段としての扇形の可動体5
0aによって球払出装置12を取付ける実施の形態を示
し、前記実施の形態と同じ構成要素には同一符号を付し
て説明する。前記可動体50aは、球払出装置12の上
方であり、カーブレール11の下流端側部に支軸52に
より板状部8aに回動自在に配置されている。球払出装
置12の取付けは、取付片29を係止部62に差込み、
球払出装置12を板状部8aに当接してリブ状に形成し
た規制部63で支持させ、可動体50aを衝止壁101
に衝止するまで回動して押え片100を押さえ込むこと
で確固として取付けられ、パチンコ球が供給通路部24
aに供給される。このとき可動体50aの回動があまく
正規の取付回動位置でない状態にあると、図8鎖線に示
すように可動体50aの一部がカーブレール11の開口
11aから球通路内に入り込んだ状態となり、該可動体
50aによりパチンコ球の供給が阻止されるので、供給
通路部24aにパチンコ球が供給されないため球払出装
置12が正規な状態に取付がされていないことが確認で
きる。
【0036】図9ないし図15は他の実施の形態を示
し、前記実施の形態と同じ構成要素には同一符号を付し
て説明する。この実施の形態において、ソレノイド26
の下方に位置して取付手段としての可動体50をケース
体22に突設した支軸51に回動自在に設けている。可
動体50は、板状部の上下に前記支軸51に嵌合する軸
筒部52とカバー体22bの開口53から上面に突出す
る操作部54が形成され、板状部の側面に係合部として
の係合突片55が突設され、板状部の下面に球抜操作片
56を形成している。また、板状部の上面に凹溝57が
周設され、カバー体22bには前記凹溝57が嵌る環状
リブ58が形成され、該環状リブ58が前記凹溝57に
嵌ることにより針金等を差し込んで作動体25を作動し
て不正にパチンコ球を払出すことを防止するようになっ
ている。また、可動体50をカバー体22b側から前記
支軸51に回動可能な状態にビス着するようにして、可
動体50を装着すると共に球払出装置12の組付けを行
うようにしてもよい。
【0037】なお、機構板8には前記実施の形態と位置
を違えて係合突片55が係合し得る係合部64が突設さ
れている。59,59a,59bは可動体50の側壁お
よび係合部64下面に設けられた位置決め用の小凸部で
あり、ケース枠体22a内側および係合突片55上面に
形成された位置決め用の凹部60a,60b,60c,
60dに嵌まり可動体50を位置決めする。また、係合
部64の小凸部59a,59b上面に位置して「LOC
K」「OUT」の表示Hを設け、係合突片55に表示さ
れた黒三角印Sにより可動体50の凹部60dに小凸部
59a,59bに嵌る正規な停止位置状態を視認できる
ようにしている。
【0038】しかして、前記操作体38および可動体5
0に球払出装置12が正規に取付けられていないと、パ
チンコ球が払出されないようにする確認手段としての規
制ピン95および規制部96を設けている。該規制ピン
95は操作体38の下方に垂下したL状の支持片の端部
に設けられ、前記規制部96は可動体50の周縁にリブ
壁96aにより規制ピン95が遊動する空間部96bを
形成している。
【0039】そして、上記構成の球払出装置12を取付
部位61に取付けるには、図11鎖線に示す可動体50
の小凸部59が位置決め用の凹部60aに嵌った第1位
置にある状態で、前記取付片29を係止部62に差込
み、球払出装置12を板状部8aに当接して前記リブ状
に形成した規制部63で支持させる。そして、この状態
で可動体50を小凸部59が位置決め用の凹部60bに
嵌る第2位置に回動させると、図11ないし図13に示
すように係合突片55が係合部64に係合し、凹部60
dが小凸部59aに嵌り球払出装置12が機構板8に取
付けられる。
【0040】上記の球払出装置12は、正規の状態で取
付けられていると、規制ピン95は規制部96の空間部
96bを作動体25が図13鎖線に示すように回動して
払出通路部24bにパチンコ球を払出可能な状態まで移
動でき、確実に所定個数のパチンコ球を払出す。このと
き、図14に示すように万一可動体50の回動があま
く、正規の回動取付位置でない状態にあると、球払出制
御装置からの指令により球払出装置12のソレノイド2
6が励磁されても図14鎖線に示すように操作体38に
設けた規制ピン95がリブ壁96aに衝止して、操作体
38の動きを規制し作動体25を作動しないので、パチ
ンコ球が払出されず球払出装置12が正規な取付がされ
ていないことが確認でき、未然にトラブルを解決するこ
とができる。また、球払出装置12が振動等により外れ
そうになってもパチンコ球が払出されなくなり、球払出
装置12が外れかけていることがすぐにわかる。
【0041】次に、球払出装置12内のパチンコ球を球
抜きするには、まず振分装置19の操作ピン21aを操
作して切替レバー21を回動させ、切替レバー21の先
端を係止部19bに係止して球排出樋14側を閉塞し、
球抜樋18側を開放させた状態で、小凸部59が位置決
め用の凹部60bに嵌った第2位置にある状態の可動体
50を、小凸部59が位置決め用の凹部60cに嵌る第
3位置に回動すると、係合突片55が係合部64に係合
した状態で球抜操作片56が図15に示すように操作体
38を強制的に上動した状態となり、リンク部材27を
介して作動体25が回動して支持部31が窓孔40から
没し、支持部31に支持されていたパチンコ球が払出通
路部24bを介して球抜樋14に排出される。そして、
球抜き終了後、可動体50を図13および図15鎖線に
示すように小凸部59が凹部60bに嵌った第2位置に
回動すると、球抜操作片56と操作体38の接触が解除
され支持部31が窓孔40から臨んでパチンコ球の流下
が阻止される状態になる。なお、本実施の形態は操作体
38を操作して球抜作用するようにしたが、リンク部材
27または直接作動体25を作用するようにしてもよ
い。また、例えば球抜検出手段としての検出スイッチを
設け、可動体50を操作することにより該検出スイッチ
をONし、振分装置19の切替レバー21をソレノイド
等の電気的駆動源により回動させるようにしても、操作
リンクを介して操作ピン21aを操作して切替レバー2
1を回動させるようにしてもよい。
【0042】一方、球払出装置12を取付部位61から
外すときは、前記可動体44を小凸部59が位置決め用
の凹部60bまたは凹部60cに嵌った第2,3位置に
ある状態から凹部60aに嵌る第1位置の状態に回動し
て係合突片55を係合部64の規制を解き、係止部62
から取付片29を外すことで、簡単に取り外すことがで
きる。このように球払出装置12に確認手段を備えた取
付手段をユニット化することで組立ておよび作業効率を
高めることができ、確実な取付けが可能となる。
【0043】なお、可動体50は、必ずしも回動式に限
ることなくスライド式でもよく、さらに押圧式としても
よく、押圧式の場合にはテーパ面を有する弾性係止体を
押圧することで球払出装置の取付けおよび球抜きをする
ことも可能である。また、可動体50を球払出装置12
に設けることなく機構板8側に設けるようにしてもよ
く、可動体50を回動またはスライド,押圧して球払出
装置12の装着および球抜きを行うことができる。
【0044】なお、上記実施の形態において球停留装置
23を球通路24に揺動自在に進退する作動体25と電
気的駆動源としてのソレノイド26とからなるようにし
たが、図16に示すように常に球通路24に臨むスプロ
ケットタイプの作動体25と電気的駆動源としてのモー
タMとからなる球停留装置23としてもよく、この実施
の形態において取付手段としての扇形の可動体50bに
よって球払出装置12が正規の状態に取付けられていな
いと直接作動体25の回動を阻止してパチンコ球を払出
さないようにしている。球払出装置12の取付に際し、
可動体50bが図16実線に示すようにケース体22に
臨んで作動体25のパチンコ球を1個ずつ球切する凹部
31aに入り込んだ状態で、取付片29を係止部62に
差込み、球払出装置12を板状部8aに当接してリブ状
に形成した規制部63で支持させ、同図鎖線に示すよう
に可動体50bが係合部64下面に入り込むように回動
して係合させて取付ける。このとき球払出装置12が同
図細鎖線に示すように可動体50bを確実に回動して取
付けられていないと、可動体50bが作動体25の凹部
31aに入り込んだ状態のままとなり、作動体25の回
動を阻止してパチンコ球が払出されないため、正常な状
態に取付けられていないことが確認できる。また、球払
出装置12の球停留装置23は、必ずしも電気的駆動源
を備えたものに限定されることなく、複数個のパチンコ
球をケース体または回転体等の球切部材に貯めて払出す
ものでもよく、該球払出装置の場合には正常に取付けら
れていないときに複数個のパチンコ球を支持する球切部
材の移動範囲内に取付手段が存在したり、球切部材を作
用させるリンク等の連繋部材を作動しないようにしてパ
チンコ球を払出さないようにすればよい。
【0045】図17ないし図22は、他の実施の形態の
球払出装置12Aを示す。なお、前記実施の形態と同じ
構成要素には同一符号を付して説明する。球払出装置1
2Aは、図18に示すようにケース体22と最先のパチ
ンコ球を停留する球停留装置23とからなり、ケース体
22は前記カーブレール11と連通する球通路24を有
するケース枠体22aとその前面を覆うカバー体22b
とで構成され、前記球通路24は垂直状に形成された供
給通路部24aと二股状に分岐する払出通路部24bと
球抜通路部24cとでほぼh字状に形成される。
【0046】該球払出装置12Aの球停留手段23は作
動体25と電気的駆動源としてのソレノイド26からな
り、該作動体25は球通路24の内周側に支軸30によ
り鉛直面内で回転自在に軸支され、先端に嘴状に尖った
支持部31が該支軸30を中心とする円弧面状に形成さ
れ、基部背面に二股状の係合部65を設けると共に、ソ
レノイド26のプランジャー37に固着された操作体3
8の突片39を該係合部65間に遊嵌し、該ソレノイド
26が励磁作動すると作動体25が支軸30を支点とし
て反復回転して、支持部31が窓孔40より出没動する
ことで供給通路部24aの最先のパチンコ球の流下を制
止し得るように構成している。
【0047】また、図16に示すように払出通路部24
bと球抜き通路24cの分岐点に位置して切替手段とし
ての通路弁部材66および不正防止部材としての閉鎖部
材67が軸筒68に揺動自在に軸支されている。通路弁
部材66は閉鎖部材67の筒状軸支部69の開口70に
軸支部71を臨ませて軸筒68に軸支して、閉鎖部材6
7が回動規制部72a,72bの範囲内で揺動自在に軸
支されている。また、通路弁部材66および閉鎖部材6
7を操作する切替操作部材73がカバー体22bを介し
て装着され、該切替操作部材73は、表面に操作摘み7
4が設けられ、裏面に連繋ピン75が垂設されると共
に、周縁リブ壁によって形成された空間部Kに係止突起
76が設けられている。そして、カバー体22bには前
記連繋ピン75が臨む円弧状のガイド長孔78および前
記空間部Kに位置して三角形状のガイド凸部79および
衝止片80とで係止凹部81a,81b,81cが形成
されている。
【0048】前記閉鎖部材67は、軸支部69を介して
球通路24に臨む板状部67aと操作部67bとで略ヘ
字状に形成され、重錘83により常に板状部67aがパ
チンコ球の流下方向に下傾した状態で球通路24を閉塞
しており、重錘83はパチンコ球が閉鎖部材67に載る
と揺動する重さが選ばれる。また、板状部67aの先端
には操作片84が一体に突出形成されており、前記作動
体25の下方に設けられる係止ピン85と連繋するよう
になっている。なお、切替操作部材73は通路弁部66
を一体に形成するようにしてもよい。
【0049】しかして、通路弁部材66には前記切替操
作部材73の連繋ピン75が嵌挿される係合筒部82お
よびL型の係止片86が設けられ、ケース枠体22aの
機構板8側の側壁に凸形の透溝88が穿設される。
【0050】上記ユニット構成の球払出装置は12A
は、ケース枠体22aにソレノイド26および作動体2
5を装着後、通路弁部材66を閉鎖部材67の筒状軸支
部69の開口70に軸支部71を臨ませて、透溝88に
係止片86を挿通して該係止片86をケース枠体22a
の裏面側に突出した状態で軸筒68に軸支し、前記切替
操作部材73の連繋ピン75をガイド長孔78から球通
路24に臨ませて前記通路弁部材66に設けられた係合
筒部82に嵌挿させ、軸筒68にビス89着することに
より球払出装置12Aが組立てられ、切替操作部材73
と通路弁部材66とが一体となって回動する。また、通
常切替操作部材73は係止突起76が係止凹部81aに
係止して、図19鎖線に示す第1位置にある。
【0051】一方、機構板8の取付部位61には図17
に示すように前記取付片29に係合し得る係止部62が
設けられ、周囲にリブ状に形成した規制部63が設けら
れ、前記透溝88に合致して前記係止片86が挿通し得
る切欠き90aを有する凸形の係止溝90が穿設されて
いる。上記のように構成される球払出装置12Aを機構
板8に取付けるには、取付片29を係止部62に差込
み、ケース枠体22aの裏面側に突出した係止片86を
切欠き90aに合致させて係止溝90に挿通し、切替操
作部材73を図19鎖線に示す第1位置から係止突起7
6が係止凹部81bに係止する図19実線に示す第2位
置に回動することにより、図21に示すように係止片8
6が係止溝90の裏面縁に係合して球払出装置12Aを
機構板8に取付設置することができる。該球払出装置1
2Aは、正規の状態で取付けられていると、図20に示
すように通路弁部材66は、球抜通路部24cを閉鎖
し、供給通路部24aの最先のパチンコ球は通路弁部材
66および作動体25の支持部31により支持された状
態にある。
【0052】上記のように取付けられた球払出装置12
Aは、球払出制御装置からの指令によりソレノイド26
が励磁されると、図20鎖線に示したように作動体25
が回動して支持部31が窓孔40から没し、支持部31
に支持されていたパチンコ球が制止されなくなること
で、自重により該パチンコ球が払出通路部24bに払出
され、閉鎖部材67を押し下げながら球排出樋14に払
出され、球導出路13を介して上部球受皿5に導かれ
る。そして、払出されたパチンコ球が、球計数用センサ
41によって所定数検出したところで球払出制御装置か
ら再び指令が出て、支持部31が球通路24に突出する
ことでパチンコ球の払出しが停止する。そして、閉鎖部
材67は自重により回動規制部72a,72bにより規
制され、自重により球通路24を閉塞する図14実線位
置に復帰する。このとき、閉鎖部材67の板状部67a
が流下方向に下傾しているため、閉鎖部材66は何の負
担もなく揺動することができる。
【0053】また、図22に示すように万一可動体50
の回動があまく、正規の回動取付位置でない状態にある
と、供給通路部24aのパチンコ球は通路弁部材66お
よび作動体25の支持部31により支持されることなく
上部球受皿5に放出されるので、球払出装置12Aが正
常な取付がされていないことが確認でき、トラブルを未
然に解決することができる。
【0054】また、本実施の形態において、遊技者がパ
チンコ機の前面側の上部球受皿5の球導出路13または
下部球受皿6の流下樋15からピアノ線等の不正具を差
込み、余剰球排出樋16,球排出樋14を介して球払出
装置12Aの球停留手段23を作動させようとしても、
球通路24が閉鎖部材67により塞がれ、しかも閉鎖部
材67と通路弁部材66とが回動規制部72a,72b
によって規制され上流側に揺動しないので、不正具の進
行は阻まれ、球払出装置12Aを故意に作動させてパチ
ンコ球を払出すという不正行為を未然に防止することが
できる。
【0055】次に、球抜き操作について説明する。図2
3に示すように切替操作部材73を同図鎖線に示す係止
突起76が係止凹部81bに係止する第2位置から実線
に示す第3位置に回動することにより、係止片86が係
止溝90の裏面縁に係合した状態で通路弁部材66が球
抜通路部24cを閉鎖する状態から開放する状態にする
と共に、係合筒部82が閉鎖部材67の操作部67bを
回動規制片91に当接するまで押圧して板状部67aを
上動させて球抜通路部24c側に傾動した状態とし、操
作片84が作動体25の係止ピン85に係止して作動体
25を上動させ支持部31を窓孔40から退動させる。
そして、切替操作部材73の係止突起76が係止凹部8
1cに係止され、閉鎖部材67を払出通路部24bを閉
鎖状態で固定し、板状部67aおよび通路弁部材66が
パチンコ球を球抜通路部24cへ導く通路の一部とな
り、支持部31で支持されていたパチンコ球を球抜き樋
18に球抜きすることができる。
【0056】また、本実施の形態では不正防止部材とし
ての閉鎖部材67によって作動体23を連動させて球抜
きをするようにしたが、切替操作部材73の回動によっ
て電気的信号を出して電気的駆動源を作動させて作動体
25を球通路24から退動させるようにしてもよい。ま
た、不正防止手段に取付手段の機能を備えるようにして
もよい。
【0057】なお、上記実施の形態において構成体とし
て球払出装置の着脱における確認手段について説明した
が、タンクレール10およびカーブレール11、また振
分装置19を備えた球通路を構成体としたものにも適用
可能であり、例えば図24を参照して構成体としてのカ
ーブレール11の取付けについて説明する。図24にお
いて取付手段としての扇形の可動体50cによってカー
ブレール11が正規の状態に取付けられていないと球切
れ検出手段としての可動片112が作用しないようにし
ている。該カーブレール11の取付に際し、可動体50
cが図24鎖線に示すように可動片112に接触して該
可動片112が供給球通路110に臨んでパチンコ球の
流下を阻止する状態で、取付片29を係止部62に差込
み、カーブレール11を板状部8aに当接してリブ状に
形成した規制部63で支持させ、同図実線に示すように
可動体50cが係合部64下面に入り込むように回動し
て係合させて取付ける。このとき可動体50cが確実に
回動して取付けられていないと、可動体50cが可動片
112に接触した状態のままとなり、可動片112の揺
動を阻止して該可動片112によりパチンコ球の供給が
阻止されると共に遮蔽板113によって光電式スイッチ
114の光軸を遮り球切れ状態を報知し、カーブレール
11が正常な状態に取付けられていないことが確認でき
る。なお、可動片112が複数設けられている場合に
は、少なくとも1つの可動片112が作用しないように
すればよい。また、検出手段として光電式スイッチ11
4に限定されることなく、磁気近接センサ、メカスイッ
チ方式等でもよい。また、タンクレール10に設けた球
切れ検出手段についても適用可能であり、正規な状態に
取付けられていないと球切れ検知板等が正常な作用しな
いようにすればよい。
【0058】また、球抜き手段(球抜弁118、係合レ
バー119及びレバー部材120)を取付手段により制
御して該取付手段により正常に取付けられていないと球
抜き手段が規定位置にロックされない状態になり、球抜
状態となり球抜通路にパチンコ球が流出し球払出装置1
2にパチンコ球が供給されないようにして、球抜き手段
自体を取付手段および確認手段としてもよい。さらに、
球通路の一部を可動式として該球通路の一部を取付手段
および確認手段としたり、切替レバーを取付手段および
確認手段として、取付手段により正常に取付けられてい
ないとそれぞれの機能が正常に働かないようにしてもよ
い。また、球タンク9、タンクレール10、カーブレー
ル11、球払出装置12等の構成体が取付手段により正
常な状態に取付けられていないと、前記構成体の接続関
係が上下前後左右にずれる等の支障が生じパチンコ球が
流下しないようにようにしてもよい。また、球タンク
9、タンクレール10、カーブレール11、球払出装置
12等の構成体が正常に取付けられていないとに球なら
し部材、球止め部材等が正常な動作をしないようにして
もよい。
【0059】また、本発明は球排出樋14をユニット化
したものにも適用でき、機構板8に取付ける際に、該球
排出樋14が正常な状態にないと球排出樋14に設けら
れる鈴を鳴らなくしたり、球導出樋13に設けられる補
強板によってパチンコ球が流下しないようにすればよ
い。当然のことながら、カーブレール11および球払出
装置12等複数の構成体をユニット化したものにも適用
可能である。
【0060】さらに、機構板8の後面を覆う鈴樋カバー
の取付位置が正規の位置にないと、供給通路や排出通路
でのパチンコ球の流下を妨げたり、鈴が正規な音を発し
ないようにしてもよい。また、球抜装置や球払出装置等
を正常に作動させないようにしてもよい
【0061】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、本発明に係るパチンコ機は、球通路を有する球払出
装置等の構成体の取付手段に該構成体が正常な状態で取
付けられているかが確認できる確認手段を備えるように
したものであるから、パチンコ球が流下しなかったり払
出し機能を作用しなくしたりして構成体の取付の不具合
がすぐにわかりトラブルを未然に防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるパチンコ機の正面図であ
る。
【図2】パチンコ機の裏面図である。
【図3】球払出装置を外した状態の斜視図である。
【図4】球払出装置の分解斜視図である。
【図5】球払出装置部分の正面図である。
【図6】球払出装置の取付を示す平面断面図である。
【図7】球払出装置の作用を示す正面断面図である。
【図8】他の実施の形態の球払出装置部分の正面図であ
る。
【図9】他の実施の形態の球払出装置を外した状態の斜
視図である。
【図10】図9の球払出装置の分解斜視図である。
【図11】図9の球払出装置部分の正面図である。
【図12】図9の球払出装置の取付を示す平面断面図で
ある。
【図13】図9の球払出装置の作用を示す正面断面図で
ある。
【図14】図9の確認手段の作用を示す正面断面図であ
る。
【図15】図9の球抜き作用を示す正面断面図である。
【図16】他の実施の形態の球払出装置の取付を示す正
面断面図である。
【図17】他の実施の形態の球払出装置を外した状態の
斜視図である。
【図18】図17の球払出装置の分解斜視図である。
【図19】図17の球払出装置部分の正面図である。
【図20】図17の球払出装置の取付を示す側面断面図
である。
【図21】図17の球払出装置の作用を示す正面断面図
である。
【図22】図17の確認手段の作用を示す正面断面図で
ある。
【図23】図17の球抜き作用を示す正面断面図であ
る。
【図24】カーブレール部分の正面図である。
【符号の説明】
5 打球供給皿 8 機構板 9 球タンク 10 タンクレール(構成体) 11 カーブレール(構成体) 12,12A 球払出装置(構成体) 14 球排出樋 19 振分装置(切替手段) 23 球停留手段 24 球通路 24a 供給通路部 24b 払出通路部 24c 球抜通路部 25 作動体(球停留手段) 26 ソレノイド(球停留手
段) 50 可動体(取付手段,球抜
手段) 50a,50b,50c 可動体(取付手段,確認
手段) 56 球抜操作片 66 通路弁部材(切替手段,
取付手段,確認手段) 64 係合部(取付手段) 67 閉鎖部材(不正防止手
段) 73 切替操作部材(切替手
段) 93 側壁部材(取付手段,確
認手段) 95 規制ピン(確認手段) 96 規制部(確認手段) 100 押え片(取付手段) 112 可動片(球切れ検出手
段) M モータ(球停留手段)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機構板に球通路を有する構成体を着脱自
    在に装着したパチンコ機において、 前記構成体を機構板に取付ける取付手段に該構成体が正
    規な状態に取付けられているかが確認できる確認手段を
    備えたことを特徴とするパチンコ機。
  2. 【請求項2】 前記球通路の一部を可動自在に設けると
    共に、該球通路の一部を取付手段の一部としたことを特
    徴とする請求項1記載のパチンコ機。
  3. 【請求項3】 前記構成体は、球払出装置から払出した
    パチンコ球を打球供給皿に導く排出球通路と機外に排出
    する球抜通路と切替る切替手段を備えたことを特徴とす
    る請求項1または2記載のパチンコ機。
  4. 【請求項4】 前記構成体は、球通路の最先のパチンコ
    球の流下を制止し得る球停留手段を備えた球払出装置で
    ある請求項1ないし3のいずれかに記載のパチンコ機。
  5. 【請求項5】 前記切替手段に取付手段を備えたことを
    特徴とする請求項3または4記載のパチンコ機。
  6. 【請求項6】 前記構成体は球抜手段を備え、確認手段
    は該球抜手段が正常に作用しないようにしたことを特徴
    とする請求項1ないし5のいずれかに記載のパチンコ
    機。
  7. 【請求項7】 前記確認手段は、前記球通路のパチンコ
    球の流下を阻止するようにしたことを特徴とする請求項
    1ないし6のいずれかに記載のパチンコ機。
  8. 【請求項8】 前記確認手段は、前記球停留手段が作用
    しないようにしたことを特徴とする請求項6記載のパチ
    ンコ機。
  9. 【請求項9】 前記球通路に球切れ検出手段を設けると
    共に、確認手段は、該球切れ検出手段が作用しないよう
    にしたことを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに
    記載のパチンコ機。
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