JP2549083B2 - 弾球遊技機の入賞球回収装置 - Google Patents

弾球遊技機の入賞球回収装置

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JP2549083B2
JP2549083B2 JP4353291A JP35329192A JP2549083B2 JP 2549083 B2 JP2549083 B2 JP 2549083B2 JP 4353291 A JP4353291 A JP 4353291A JP 35329192 A JP35329192 A JP 35329192A JP 2549083 B2 JP2549083 B2 JP 2549083B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ機等の弾球遊
技機の入賞球回収装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機等の遊技機では、遊技盤の上
部に遊技球を発射させて、遊技盤に沿って落下する遊技
球が遊技盤の前面側の入賞領域に入れば、その入賞球の
個数に応じて、予め設定された所定数の賞球を賞球払出
し手段により払出し、遊技者に入賞利益として還元す
る。
【0003】この場合、従来のパチンコ機は、入賞領域
に入った入賞球を遊技盤の入賞口から裏側に案内し、こ
の遊技盤に装着した通路を経て直ちに球排出部に流す一
方、その入賞球を検出して電気的に記憶するようにして
いる。そして、多数の入賞球が連続的に入った時には、
その球数を記憶しておき、その球数を読み出しながら賞
球払出し手段を作動させ、球数分の賞球を順次払い出す
方法を採っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来の形式では、
変動入賞装置が開いて多数の入賞球が連続的に入った時
に、停電等によって電源が落ちれば、入賞球の球数の記
憶が消えて終い、球数が判らなくなる欠点がある。
【0005】また正常な遊技状態においても、入賞球を
検出してその球数を電気的に記憶するだけであって、入
賞球を直ちに球排出部に流しているため、遊技者から遊
技球が入賞領域に入る割合に比べて賞球の払出し回数が
少ない等の申し出があった場合、遊技盤の裏側を開けて
も証拠となる入賞球が残っていないので、遊技者の間で
トラブルを発生するという問題がある。
【0006】そこで、遊技盤の裏面側に、入賞球を貯め
る入賞球タンクを設け、入賞口に多数の入賞球が連続的
に入った時に、その入賞球を一旦入賞球タンクに貯めて
おき、この入賞球タンクから1個づつ排出しながら、そ
の入賞球を排出する都度、所定の賞球を排出する方法を
採ることが考えられている。
【0007】しかし、入賞球タンクに入賞球を貯める場
合、入賞球タンク内の入賞球を如何にして回収して行く
かが問題になると共に、入賞球の球数が増えれば、入賞
球タンクが満杯状態になって入賞口に入賞球が詰まり、
変動入賞装置等の入賞装置が開いたままで動作不能に陥
ると言うような問題が発生する。
【0008】本発明は、かかる従来の課題に鑑み、入賞
球が遊技盤の入賞領域に入賞した時に、その入賞球の個
数を停電等に関係なく容易且つ確実に確認することがで
き、また多数の入賞球が連続して入賞した時でも遊技盤
の入賞口への入賞球の詰まりを防止でき、入賞球の詰ま
りによって入賞装置が開いたままで動作不能に陥る等の
問題を未然に防止できる弾球遊技機の入賞球回収装置を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、遊技盤5 の前面側の入賞領域7,8 に遊技球が入賞し
た時に、その入賞球Aを遊技盤5 の入賞口41から該遊技
盤5 の裏側に案内して回収するようにした弾球遊技機に
おいて、遊技盤5 の裏面側に、入賞口41から遊技盤5 の
裏側に案内された入賞球Aを貯留する入賞球タンク39を
設け、この入賞球タンク39に、該入賞球タンク39内の入
賞球Aを検出して1個づつ落とす入賞球落とし手段43
と、入賞球タンク39内の入賞球Aが満杯状態となった時
に、これを検出して遊技動作を停止させるための入賞球
満杯スイッチ48とを備え、入賞球タンク39内の入賞球A
が左右方向の一端側から順次貯まり且つその入賞球Aを
入賞球落とし手段43側に案内するように、該入賞球タン
ク39の底壁49を左右方向に傾斜状に設け、この底壁49の
下側に、該底壁49の傾斜方向に沿って入賞球満杯スイッ
チ48を位置変更可能に装着したものである。
【0010】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の発明において、入賞球タンク39内の底壁49を一方向
に傾斜させ、この底壁49の下側に、該底壁49と反対方向
に傾斜し且つ入賞球タンク39内の入賞球Aを入賞球落と
し手段43側に案内する入賞球タンクレール42を設けたも
のである。請求項3に記載の本発明は、請求項1又は2
に記載の発明において、入賞球満杯スイッチ48を着脱自
在に取り付けるスイッチ取付部70を入賞球タンク39の底
壁49の下側に設けたものである。
【0011】
【作用】遊技盤5 の入賞領域7,8 に入った遊技球は、入
賞口41を経て遊技盤5 の裏側に入賞球Aとして案内され
た後、遊技盤5 の裏面側の入賞球タンク39に貯留され
る。そして、この入賞球タンク39内に入賞球Aが貯留さ
れると、入賞球落とし手段43がその入賞球Aを検出して
1個づつ落として回収する。このため、入賞球タンク内
の入賞球Aを見れば、遊技盤5 の入賞領域7,8 に入賞し
た入賞球Aの個数を電源の停電等に関係なく容易且つ確
実に確認できる。入賞球Aは入賞球タンク39の底壁49上
にその一端側から貯まり、入賞球Aが満杯になれば、そ
れを入賞球満杯スイッチ48が検出し、遊技動作を直ちに
停止させる。従って、多数の入賞球Aが連続して入賞し
た時でも、遊技盤5 の入賞口41への入賞球Aの詰まりを
防止でき、入賞球Aの詰まりによって入賞装置が開いた
ままで動作不能に陥る等の問題を未然に防止できる。
【0012】この時の入賞球Aの貯溜状態は、入賞口41
の高低によって異なる。そこで、入賞球満杯スイッチ48
を取り付ける場合には、入賞口41の高低を考慮して、入
賞球満杯スイッチ48の取り付け位置を変更すれば、入賞
口41の高低に応じた満杯量で入賞球満杯スイッチ48が満
杯状態を検出する。このため入賞口41の高さが異なる機
種相互間で入賞球タンク39を共用する場合にも、その機
種に応じた満杯量で入賞球満杯スイッチ48が働くことに
なり、効率的な稼動・遊技が可能であり、部品の共用化
を一層促進できる。
【0013】また入賞球タンク39の底壁49を左右方向に
傾斜させ、この底壁49に沿って入賞球満杯スイッチ48を
位置変更可能に設けているので、単にスイッチ取付部70
を上下方向に並べる場合に比べて、満杯量の違いを確実
に区別できる。更に底壁49の下側にスイッチ取付部70が
あり、これに入賞球満杯スイッチ48を取り付けているた
め、入賞球タンク39の後壁50側に入賞球満杯スイッチ48
を取付ける場合のように、入賞球満杯スイッチ48が邪魔
になることがない。このため入賞球タンク39の後壁50の
後方への張出し量を大にすることができ、入賞球タンク
39の内部容積を十分に確保できる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述
する。図8はカード式パチンコ機の正面図である。図8
において、1 は機枠、2 は機枠1 の前面に開閉自在に枢
着された前面枠である。前面枠2 にはガラス扉枠3 及び
前面板4 が装着され、またその後側に遊技盤5 が着脱自
在に装着されている。遊技盤5 の前面には、遊技球を案
内するガイドレール6 が設けられる他、入賞領域を構成
する入賞ポケット7 や変動入賞装置8 及び可変表示装置
9 、或いはアウト口10等が夫々配置されている。
【0015】前面板4 には上皿11が装着され、この上皿
11の前縁部に、カード残金表示部12と球貸スイッチ13と
返却スイッチ14とが設けられている。前面枠2 の下部に
は下皿15と発射用の操作ハンドル16とが設けられ、操作
ハンドル16を操作すれば、上皿11から遊技球が1個づつ
発射部に供給され、その遊技球を後述の発射モータの作
動によりガイドレール6 に沿って発射するようになって
いる。
【0016】17は自動球貸機で、機枠1 の一側で固定枠
に縦長状に取り付けられている。自動球貸機17はカード
挿入口18と表示ランプ19とを有し、カード挿入口18にカ
ードを挿入すれば、表示ランプ19が点灯すると共に、上
皿11の前縁部のカード残金表示部12に残金が表示され、
またカードの挿入後に球貸スイッチ13を押せば、上皿11
に所定数の貸球が払い出され、更に遊技終了後に返却ス
イッチ14を押せば、残金を記録済みのカードがカード挿
入口18から返却されるようになっている。
【0017】図9はパチンコ機の背面図である。図9に
おいて、20は裏セット板で、遊技盤5 の裏面側から押さ
えるように前面枠2 に装着されている。21は遊技盤5 の
裏側取付けられた制御基板で、パチンコ機全体の遊技動
作を制御するマイクロコンピュータその他の電気部品等
が装着されている。22は前面枠2 の裏側の下部に装着さ
れた発射モータで、操作ハンドル16を操作すれば、この
発射モータ22が作動し、打撃槌23により発射レール24上
の遊技球を打撃して発射するようになっている。なお、
発射モータ22にはステッピングモータが用いられてい
る。
【0018】25は賞球を貯留する賞球タンクで、裏セッ
ト板20の裏側の上部に装着されている。26は賞球タンク
25に連通する賞球タンクレールで、賞球タンク25の下側
で裏セット板20の上部に取付けられている。27は賞球の
球切れを検出する球切れスイッチで、賞球タンクレール
26の下部にピンにより回動自在に枢支された作動片28に
より繰り出される。作動片28はウェイト29を有し、球切
れ時に上昇して球切れスイッチ27がオフするようになっ
ている。
【0019】30は賞球を所要数づつ払い出す賞球払出し
手段で、制御基板21の側方で裏セット板20に装着されて
いる。賞球払出し手段30は、賞球通路31とこの賞球通路
31内に回転自在に設けられた払出し用の回転体32とを備
え、この回転体32を払出しモータ33により回転駆動する
ようになっている。賞球通路31は上側の賞球タンクレー
ル26に連通し、且つ下側の賞球案内通路34を経て前側の
上皿11内に連通されている。
【0020】35は賞球通路31の賞球切れを確認する球切
れ確認スイッチで、賞球通路31の上端部に設けられ、賞
球が切れた時にオフするようになっている。36は賞球払
出し手段30からの賞球の払い出しを検出する払出し検出
スイッチで、賞球通路31の下端部に設けられている。37
は満杯検出スイッチで、下皿15の遊技球が満杯状態とな
った時に、作動片38を介してオンするようになってい
る。
【0021】39は入賞ポケット7 、変動入賞装置8 等の
入賞領域に入った入賞球を貯留する入賞球タンクで、制
御基板21の下側で裏セット板20に装着されており、遊技
盤5の入賞口40,41 から出て来る入賞球を夫々受け取る
ようになっている。入賞球タンク39は下部側に入賞球タ
ンクレール42を一体に備えている。43は入賞球タンク39
内の入賞球を1個づつ落とす入賞球落とし手段で、揺動
自在に枢支された球落としアーム52、この球落としア
ーム52揺動させるための球落としソレノイド53を備
えている。
【0022】46は入賞球落とし手段43により落とされる
入賞球を検出する入賞球検出スイッチで、入賞球落とし
手段43と共に入賞球タンクレール42の先端部に設けられ
ている。47は球排出通路で、アウト口10からのアウト
球、及び入賞球落とし手段43からの入賞球を図外の球排
出部へと排出するためのものである。48は近接スイッチ
から成る入賞球満杯スイッチで、入賞球タンク39の入賞
球が満杯になった時に、これを検出してオンし発射モー
タ22を停止させるようになっている。
【0023】入賞球タンク39、入賞球落とし手段43等
は、図1乃至図5に示すように構成されている。即ち、
入賞球タンク39は左右方向の一端側が低くなるように傾
斜する底壁49を有し、その底壁49の一端側で入賞球タン
ク39内と連通するように入賞球タンクレール42が他端側
に傾斜して設けられている。入賞球タンク39の後壁50
は、内部容積を十分確保するために後方に大きく張り出
して形成されている。 入賞球タンクレール42は底壁49
と反対方向に傾斜しており、その底壁49の下方側に球落
とし口51が下向きに形成されている。
【0024】入賞球落とし手段43は、入賞球タンクレー
ル42の球落とし口51の外方近傍に配置された球落としア
ーム52と、入賞球検出スイッチ46が落とされるべき入賞
球Aを検出した時に、球落としアーム52を開方向に揺動
させる球落としソレノイド53とを備えている。球落とし
アーム52は球落とし口51の上壁部に沿って上部側が彎曲
し、その上端のボス部54に挿通された枢支ピン55によ
り、球落とし口51に対して出退するように揺動自在に枢
支されている。枢支ピン55は入賞球タンクレール42等と
一体に形成された後カバー部56と、その前面側の前カバ
ー57との間に架設されている。
【0025】球落としアーム52の下端には、その幅方向
の一端から入賞球タンクレール42の球落とし口51側に突
出する支持部58と、この支持部58の先端から球落としア
ーム52の幅方向に突出して入賞球Aを下側から受け止め
る球受け部59とが一体に設けられ、これら球落としアー
ム52、支持部58及び球受け部59との間に、入賞球Aが下
方に落下し得るように切欠部60が形成されている。球落
としアーム52には、球受け部59の上方側に、球落とし口
51を開閉し、閉時に後続の入賞球Aの落下を阻止する板
状の球阻止部61が一体に設けられている。
【0026】球落としソレノイド53は、裏セット板20に
固定されたU字状の取付ブラケット62内に上下方向に取
付けられ、通常時に可動鉄片63を吸着して球落としアー
ム52を落とし方向に揺動させるようになっている。可動
鉄片63は取付ブラケット62の一方の上端を支点として揺
動自在に支持されると共に、一端が球落としアーム52の
係合部に挿入され、他端に引張バネ64が連結されてい
る。引張バネ64は可動鉄片63を介して球落としアーム52
を阻止方向に付勢するためのものである。
【0027】入賞球検出スイッチ46は、入賞球Aが通る
孔65を備えたホルダー内に、その孔65を取り囲むように
近接スイッチを埋め込んで成り、孔65が球落とし口51と
一致し、且つ球落としアーム52の球阻止部61と球受け部
59との間に入るように配置されている。そして、この入
賞球検出スイッチ46は、後カバー部56と前カバー57とに
形成された溝に嵌合した状態で固定されている。
【0028】前カバー57は入賞球タンク39の底壁49より
も下側で後カバー56と対応し、且つ入賞球タンクレール
42及び入賞球落とし手段43等を前面側から覆うようにネ
ジ等で着脱自在に固定されている。前カバー57には、入
賞球タンク39の底壁49の前端と裏セット板20との間で入
賞球通路を形成するレール部66が底壁49と平行に設けら
れると共に、このレール部66の一端から落下する入賞球
Aを入賞球タンクレール42側に案内する案内部67が設け
られている。
【0029】後カバー56の上端縁には、入賞球タンク39
の底壁49と平行にスイッチ嵌合凹部68が溝状に形成さ
れ、そのスイッチ嵌合凹部68に等間隔をおいて位置決め
突部69が傾斜方向に5個形成されている。そして、スイ
ッチ嵌合凹部68と隣合う一対の位置決め突部69間がスイ
ッチ取付部70となり、このスイッチ取付部70の何れかに
入賞球満杯スイッチ48が前面側から着脱自在に挿入して
取り付けられている。
【0030】入賞球満杯スイッチ48は各スイッチ取付部
70に対して着脱自在であって、取付状態では入賞球タン
ク39の底壁49の下面に接触した状態で、一対の位置決め
突部69間のスイッチ嵌合凹部68に挿入され、且つ前カバ
ー57と後カバー部56とにより前後から挟持されており、
スイッチ取付部70の個数分だけ、底壁49に沿って取付位
置を変更できるようになっている。
【0031】次に上記構成における動作を説明する。遊
技に際して自動球貸機17のカード挿入口18にカードを挿
入すると、カード残金表示部12に残金がディジタル表示
される。次に球貸スイッチ13を押すと、自動球貸機17か
ら所定数の遊技球が上皿11に払い出される。
【0032】そこで、遊技者が操作ハンドル16を回動操
作すると、発射モータ22が作動し、打撃槌23が上皿11か
ら発射位置に1個づつ供給される遊技球を打撃してガイ
ドレ−ル6 に沿って発射する。発射された遊技球は、遊
技盤5 の上部側から下方に落下し、その殆どはアウト口
10に入り、球排出通路47を経て球排出部へと流されて行
き、一部の遊技球が入賞ポケット7 、変動入賞装置8 等
の入賞領域に入る。そして、変動入賞装置8 が開いて多
数の入賞球Aが連続的に入った時には、その入賞球Aは
遊技盤5 の入賞口41から入賞球タンク39に集められ、下
側の入賞球タンクレール42側から入賞球タンク39へと順
次貯留される。
【0033】入賞球落とし手段43の球落としアーム52
は、引張バネ64により付勢されて、図1に実線で示す状
態にある。即ち、球落としアーム52の球受け部59が入賞
球検出スイッチ46の孔65の下方中央に位置し、球阻止部
61が球落とし口51から後退した状態にある。この状態で
入賞球Aが入賞球タンク39内へと案内され、入賞球タン
クレール42を経て球落とし口51まで転がってくると、そ
の入賞球Aは球落とし口51から入賞球検出スイッチ46の
孔65に入り、その下側の球受け部59により受け止められ
る。
【0034】そして、入賞球検出スイッチ46がその入賞
球Aを検出してオンするので、球落としソレノイド53が
ワンショットされて励磁し、可動鉄片63を引張バネ64に
抗して吸着する。このため、球落としアーム52が枢支ピ
ン55廻りに図1の時計方向に仮想線の如く回動し、その
球受け部59が孔65の下方から外れ、切欠部58が孔65に対
応するので、球受け部59上に保持されていた入賞球A
は、球排出通路47を経て下方へと落下する。この時、球
落としアーム52の球阻止部61が球落とし口51側に進入
し、落とすべき入賞球Aの上側にある後続の入賞球Aの
下側に入り、球落とし口51を閉じるので、後続の入賞球
Aが続いて排出されることはない。
【0035】入賞球Aが1個落とされると、球落としソ
レノイド53が消磁し、引張バネ64により可動鉄片63を介
して球落としアーム52が枢支ピン55廻りに反時計方向に
回動し、実線で示す状態に戻る。従って、球阻止部61に
より阻止されていた入賞球Aが球落とし口51から入賞球
検出スイッチ46の孔65へと落下し、その下側の球受け部
59により受け止められる。そして、入賞球タンク39、入
賞球タンクレール42に入賞球Aがある限り、同様の動作
を繰り返し、入賞球Aを1個づつ落として行く。
【0036】入賞球検出スイッチ46が落とされる入賞球
Aを検出すると、賞球払出し手段30の払出しモータ33が
所定角度だけ回転し、その出力軸に固定された回転体32
を払出し方向に回転させる。そして、賞球タンク25から
賞球タンクレール26を経て賞球通路31に供給されてスト
ックされている賞球を回転体32の回転によって所要数づ
つ繰り出して払い出す。
【0037】回転体32の回転により払い出された賞球
は、賞球案内通路34を経て上皿11へと供給されている。
以下、入賞球検出スイッチ46が入賞球Aを検出する毎
に、賞球払出し手段30の払出しモータ33が作動し、回転
体32を回転させて賞球を順次払い出して行く。遊技中に
停電等によって電源が落ちれば、その時点で入賞球落と
し手段43の球落としソレノイド53が消磁し、球落としア
ーム52が引張バネ64の付勢によって実線状態に戻り、入
賞球落とし手段43が球落とし動作を停止する。従って、
入賞球タンクレール42等に貯留された入賞球Aが証拠球
として残るので、それを見れば、入賞球タンク39内の入
賞球Aの個数を容易且つ確実に確認することができ、停
電等に関係なく容易に判断できる。
【0038】変動入賞装置8 が開いた場合には、入賞口
41から多数の入賞球Aが連続的に入賞球タンク39に入
る。この入賞球Aは、底壁49、レール部66を経て入賞球
タンクレール42側へと送られる。そして、入賞球タンク
レール42側が満杯になれば、入賞球タンク39の底壁49上
にその一端側から貯まるので、この入賞球タンク39内の
入賞球Aが入賞口41の下縁近傍まで貯まる満杯状態にな
れば、それを入賞球満杯スイッチ48が検出し、遊技動
作、即ち発射モータ22の動作を直ちに停止させる。従っ
て、それ以上、入賞球Aが連続して入ることはなく、入
賞球Aが入賞口41に詰まって変動入賞装置8が閉じなく
なる等、作動不能に陥ることはない。
【0039】入賞球満杯スイッチ48が満杯を検出すれ
ば、変動入賞装置8 が開いていても、発射モータ22の動
作を直ちに停止させるが、その時に変動入賞装置8 の開
放時間残っている場合には、入賞球満杯スイッチ48がオ
フになり遊技動作を再開した後、残りの時間だけ変動入
賞装置8が開放する。
【0040】入賞球満杯スイッチ48が満杯を検出する時
の入賞球Aの貯溜状態は、入賞口41の高低によって異な
る。即ち、入賞口41が高い場合には、図6に示すよう
に、入賞球Aは山状になり、底壁49の上手側へと延びな
がら入賞口41の下縁の近傍まで盛り上がって行く。また
逆に入賞口41が低い場合には、図7に示すように、底壁
49の下手側に貯まり始めると、入賞口41の下縁近傍に接
近する。
【0041】そこで、入賞球満杯スイッチ48を取り付け
る場合には、入賞口41の高低を考慮して、入賞口41が高
ければ図6のように右端のスイッチ取付部70に、入賞口
41が低ければ図7のように左端のスイッチ取付部70に、
またその中間高さであれば中間のスイッチ取付部70の何
れかに取り付けておく。
【0042】このようにすれば、入賞口41の高低に応じ
た満杯量で確実に入賞球満杯スイッチ48が満杯状態を検
出することができる。従って、入賞口41の高さが異なる
機種相互間で入賞球タンク39を共用する場合にも、その
機種に応じた満杯量で入賞球満杯スイッチ48が働くの
で、効率的な稼動・遊技が可能であり、部品の共用化を
一層促進できる。
【0043】また底壁49を傾斜させ、各スイッチ取付部
70をその底壁49の傾斜に沿って配置しているので、単に
スイッチ取付部70を上下方向に並べる場合に比べて、満
杯量の違いを確実に区別できる。更に底壁49の下側にス
イッチ取付部70があり、これに入賞球満杯スイッチ48を
着脱自在に取り付けるようにしているため、入賞球タン
ク39の後壁50側に入賞球満杯スイッチ48を取り付ける場
合のように、入賞球満杯スイッチ48が邪魔になることが
ない。従って、入賞球タンク39の後壁50の後方への張出
し量を大にすることができ、入賞球タンク39を内部容積
を十分に確保できる。
【0044】なお、実施例では、スイッチ取付部70を底
壁49の下側に4個設け、入賞球満杯スイッチ48を4位置
に変更できるようにしているが、位置決め突部69を省い
て入賞球満杯スイッチ48の取付位置を無段階に変更でき
るようにしても良い。また実施例のパチンコ機の他に、
アレンジ機等の弾球遊技機においても同様に実施可能で
あることは言うまでもない。
【0045】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明によれば、遊技
盤5 の前面側の入賞領域7,8 に遊技球が入賞した時に、
その入賞球Aを遊技盤5 の入賞口41から該遊技盤5 の裏
側に案内して回収するようにした弾球遊技機において、
遊技盤5 の裏面側に、入賞口41から遊技盤5 の裏側に案
内された入賞球Aを貯留する入賞球タンク39を設け、こ
の入賞球タンク39に、該入賞球タンク39内の入賞球Aを
検出して1個づつ落とす入賞球落とし手段43と、入賞球
タンク39内の入賞球Aが満杯状態となった時に、これを
検出して遊技動作を停止させるための入賞球満杯スイッ
チ48とを備え、入賞球タンク39内の入賞球Aが左右方向
の一端側から順次貯まり且つその入賞球Aを入賞球落と
し手段43側に案内するように、該入賞球タンク39の底壁
49を左右方向に傾斜状に設け、この底壁49の下側に、該
底壁49の傾斜方向に沿って入賞球満杯スイッチ48を位置
変更可能に装着しているので、次のような顕著な効果を
奏する。 入賞球Aを入賞球タンク39に貯めた後、この入賞球
タンク39内の入賞球Aを検出して入賞球落とし手段43で
1個づつ落とすようにしているので、遊技中に停電等が
あった場合にも、入賞球タンク39内の入賞球Aを見れ
ば、その個数を確認することができる。従って、停電等
に関係なく容易且つ確実に入賞球Aの個数を確認するこ
とが可能である。 入賞球タンク39内の入賞球Aが満杯状態となった時
に、これを入賞球満杯スイッチ48で検出して遊技動作を
停止させるようにしているので、多数の入賞球Aが連続
して入賞した時でも、遊技盤5 の入賞口41への入賞球A
の詰まりを防止できる。このため、入賞口41への入賞球
Aの詰まりによって遊技盤5 の入賞装置が開いたままで
動作不能に陥る等の問題を未然に防止できる。 入賞球タンク39の底壁49を左右方向に傾斜状に設
け、この底壁49の傾斜方向に沿って入賞球満杯スイッチ
48を位置変更可能に装着しているので、入賞球満杯スイ
ッチ48を取り付ける場合に、入賞口41の高低を考慮して
取り付けることによって、入賞口41の高低に応じた満杯
量で入賞球満杯スイッチ48により満杯状態を検出するこ
とができる。従って、入賞口41の高さが異なる機種相互
間で入賞球タンク39を共用する場合にも、その機種に応
じた満杯量で入賞球満杯スイッチ48が働くため、効率的
な稼動・遊技が可能であり、部品の共用化を一層促進で
きる。 入賞球タンク39の底壁49は、入賞球Aが左右方向の
一端側から順次貯まり且つその入賞球Aを入賞球落とし
手段43側に案内するように左右方向に傾斜しており、こ
の底壁49の傾斜方向に沿って入賞球満杯スイッチ48を位
置変更可能に装着しているので、入賞球タンク39内の入
賞球Aが貯まる時には、底壁49の一旦側から山状に盛り
上がりながら貯まることから、単に入賞球満杯スイッチ
48を上下方向に位置変更可能に設ける場合に比べて、入
賞球満杯スイッチ48の僅かな位置の変化によって満杯量
の違いを確実に区別できる。 入賞球満杯スイッチ48を底壁49の下側に設けている
ので、入賞球満杯スイッチ48が底壁49上を移動する入賞
球Aの邪魔にならず、また入賞球満杯スイッチ48の位置
変更を入賞球タンク39の外側から容易に行うことが可能
である。
【0046】また請求項2に記載の本発明によれば、請
求項1に記載の本発明において、入賞球タンク39内の底
壁49を一方向に傾斜させ、この底壁49の下側に、該底壁
49と反対方向に傾斜し且つ入賞球タンク39内の入賞球A
を入賞球落とし手段43側に案内する入賞球タンクレール
42を設けているので、次のような顕著な効果を奏する。 底壁49と入賞球タンクレール42とが逆方向に傾斜し
ているので、入賞球タンク39から入賞球落とし手段43ま
での上下方向の寸法を小さくできる。 入賞球タンク39内の入賞球Aの重量が直接入賞球落
とし手段43にかかることがなく、入賞球落とし手段43の
損傷を少なくできる。
【0047】更に請求項3に記載の本発明によれば、請
求項1又は2に記載の本発明において、入賞球満杯スイ
ッチ48を着脱自在に取り付けるスイッチ取付部70を入賞
球タンク39の底壁49の下側に設けているので、次のよう
な顕著な効果を奏する。 入賞球満杯スイッチ48の取り付け位置を容易に変更
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す入賞球タンク及び入賞
球落とし手段の部分の背面断面図である。
【図2】図1のa−a線断面図である。
【図3】図1のb−b線断面図である。
【図4】図1のc−c線断面図である。
【図5】図1のd−d線断面図である。
【図6】本発明の一実施例を示す作用説明図である。
【図7】本発明の一実施例を示す作用説明図である。
【図8】本発明の一実施例を示すカード式パチンコ機の
正面図である。
【図9】本発明の一実施例を示すカード式パチンコ機の
背面図である。
【符合の説明】
5 遊技盤 30 賞球払出し手段 39 入賞球タンク 43 入賞球落とし手段 46 入賞球検出スイッチ 48 入賞球満杯スイッチ 49 底壁 70 スイッチ取付部 A 入賞球

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤(5) の前面側の入賞領域(7)(8)に
    遊技球が入賞した時に、その入賞球 (A) を遊技盤(5)
    の入賞口(41)から該遊技盤(5)の裏側に案内して回収す
    るようにした弾球遊技機において、遊技盤(5) の裏面側
    に、入賞口(41)から遊技盤(5) の裏側に案内された入賞
    球 (A) を貯留する入賞球タンク(39)を設け、この入賞
    球タンク(39)に、該入賞球タンク(39)内の入賞球(A)
    を検出して1個づつ落とす入賞球落とし手段(43)と、入
    賞球タンク(39)内の入賞球 (A) が満杯状態となった時
    に、これを検出して遊技動作を停止させるための入賞球
    満杯スイッチ(48)とを備え、入賞球タンク(39)内の入賞
    球 (A) が左右方向の一端側から順次貯まり且つその入
    賞球 (A) を入賞球落とし手段(43)側に案内するよう
    に、該入賞球タンク(39)の底壁(49)を左右方向に傾斜状
    に設け、この底壁(49)の下側に、該底壁(49)の傾斜方向
    に沿って入賞球満杯スイッチ(48)を位置変更可能に装着
    したことを特徴とする弾球遊技機の入賞球回収装置。
  2. 【請求項2】 入賞球タンク(39)内の底壁(49)を一方向
    に傾斜させ、この底壁(49)の下側に、該底壁(49)と反対
    方向に傾斜し且つ入賞球タンク(39)内の入賞球 (A) を
    入賞球落とし手段(43)側に案内する入賞球タンクレール
    (42)を設けたことを特徴とする請求項1に記載の弾球遊
    技機の入賞球回収装置。
  3. 【請求項3】 入賞球満杯スイッチ(48)を着脱自在に取
    り付けるスイッチ取付部(70)を入賞球タンク(39)の底壁
    (49)の下側に設けたことを特徴とする請求項1又は2に
    記載の弾球遊技機の入賞球回収装置。
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JP3167436B2 (ja) * 1992-07-06 2001-05-21 株式会社ソフィア 遊技機

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