JP2002045552A - パチンコ遊技機 - Google Patents

パチンコ遊技機

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JP2002045552A JP2000237648A JP2000237648A JP2002045552A JP 2002045552 A JP2002045552 A JP 2002045552A JP 2000237648 A JP2000237648 A JP 2000237648A JP 2000237648 A JP2000237648 A JP 2000237648A JP 2002045552 A JP2002045552 A JP 2002045552A
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宣泰 纐纈
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 防犯用の検知スイッチの取付や配線作業が容
易にできるようなパチンコ遊技機を提供する。 【解決手段】 機枠1に開閉自在に設けられる前面枠2
の前面側にガラス扉枠5が開閉自在に装着され、裏面側
に機構板26が装着されたパチンコ遊技機において、前
記ガラス扉枠5の開閉を検知する検知スイッチ38を機
構板26に設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機に開閉
自在に装着される前面枠およびガラス扉枠が無用に開放
されるのを知らせる検知スイッチを備えたパチンコ機に
関するものある。
【0002】
【従来の技術】従来のパチンコ遊技機には、遊技客がガ
ラス扉枠または前面枠を無断で開放し、不正に賞球を獲
得する行為を防止するため、ガラス扉枠および前面枠の
開放を検知して報知する防犯用の検知スイッチが前面枠
および機枠に設けられていた。また、前記検知スイッチ
の多くがガラス扉枠および前面枠の開放側に位置して設
けられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
パチンコ遊技機にあっては、検知スイッチの配線基板は
機構板に設けられており、前面枠および機枠に設けられ
ていた検知スイッチの配線を機構板側に設けた配線基板
に接続しなければならず、配線作業に非常に手間が掛か
るという問題があった。
【0004】また、前面枠およびガラス扉枠と機構板の
軸着方向が同じで開放方向が同じであるため、機構板を
開放する際に前記検知スイッチの配線を一旦外さなけれ
ばならない等作業性に多くの問題があった。
【0005】本発明は、上記した問題点に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、防犯用の検知スイ
ッチの取付や配線作業が容易にできるようなパチンコ遊
技機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、機枠に開閉自在に設けられ
る前面枠の前面側にガラス扉枠が開閉自在に装着され、
裏面側に機構板が装着されたパチンコ遊技機において、
前記ガラス扉枠の開閉を検知する検知スイッチを機構板
に設けたことを特徴とする。
【0007】また、請求項2記載の発明は、機枠に開閉
自在に設けられる前面枠の前面側にガラス扉枠が開閉自
在に装着され、裏面側に機構板が装着されたパチンコ遊
技機において、前記前面枠の開閉を検知する検知スイッ
チを機構板に設けたことを特徴とする。
【0008】また、請求項3記載の発明は、請求項1ま
たは2記載の発明において、前記スイッチを前面枠に設
けた進退自在な触子を介して操作するようにしたことを
特徴とする。
【0009】また、請求項4記載の発明は、請求項3記
載の発明において、前記触子を機構板の位置決めとした
ことを特徴とする。
【0010】また、請求項5記載の発明は、請求項1な
いし4のいずれかに記載の発明において、前記スイッチ
を取付部材を介して装着したことを特徴とする。
【0011】また、請求項6記載の発明は、請求項5記
載の発明において、前記取付部材に弾性手段を備えたこ
とを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施の形態を図
面を参照して説明する。図1はパチンコ遊技機の正面
図、図2はパチンコ遊技機の裏面図、図3は機構板を開
放した状態のパチンコ遊技機の裏面斜視図である。図に
おいて、1はパチンコ遊技機の機枠であり、該機枠1の
前面に額縁状に形成された前面枠2が開閉自在に取付け
られている。該前面枠2の裏面側に該前面枠2と一体に
設けられた合成樹脂製の遊技盤取付枠3を介して遊技盤
4が取付けられており、その前面を覆うようにガラス扉
枠5および前面板6が着脱かつ開閉自在に装着され、該
前面板6の前面に打球を供給する上部球受皿7が装着さ
れている。また、前面枠2の下部には上部球受皿7の余
剰球を貯留する下部球受皿8と、打球の発射強さを加減
する操作ハンドル9が設けられる。なお、本実施の形態
では前面枠2と遊技盤取付枠3とを合成樹脂により一体
に形成したものとして例示しているが、前面枠2と遊技
盤取付枠3とをそれぞれ別体に成形したものであっても
よい。
【0013】前面枠2の左側縁部はヒンジ具88を介し
て機枠1の左端部に蝶着され、ガラス扉枠5の左側縁部
も前面枠2の左端部に蝶着されている。そして、自由端
を施錠装置89によって機枠1および前面枠2に閉止状
態で施錠しており、前面枠2の前面に設けられたシリン
ダー錠Sの操作によって前記施錠装置89を作用して前
面枠2およびガラス扉枠5を開閉するようになってい
る。
【0014】前記遊技盤取付枠3は、図3および図4に
示すように遊技盤4の下端を支持する下枠部3aとコ字
形の上枠部3bとからなり、下枠部3aの前面側に発射
レール18が取着され、該発射レール18と前記ガイド
レール10との間に開設されるファール球口19から落
下するファール球および前面板6の開放時に、上部誘導
路20から落下する零れ球を受けて下部球受皿8に導く
ファール球樋21が形成される。該ファール球樋21は
前面枠2に形成された球導出樋22を介して下部球受皿
8と連通しており、ファール球樋21に受けられたパチ
ンコ球は、前面枠2の後方に迂回することなく下部球受
皿8に導かれる。23は上部球受皿7に貯留されたパチ
ンコ球が球抜きされる球抜き樋である。
【0015】前記ガラス扉枠5は、前面枠2の上半部分
を全幅にわたって覆う大きさに形成され、その中央部に
遊技盤4の遊技領域4aが視認可能な方形状の開口が形
成される合成樹脂製の本体枠5aと、該本体枠5aの裏
面側に装着される金属製の補強板5bとから構成されて
いる。
【0016】前記遊技盤4の前面に遊技球を案内するガ
イドレール10が設けられ、このガイドレール10によ
って囲まれる遊技領域4aに一般入賞口11や可変表示
装置12の図柄を変動させる始動入賞口13、また可変
表示装置12の予め設定された図柄の組合せにより開放
する大入賞口14等が設けられ、遊技部4aの最下端に
アウト口15が設けられている。なお、大入賞口14
は、取付板16に形成した横長の開口に開閉扉17を前
後方向に開閉自在に設け、電気的駆動源により開閉扉1
7を開閉する周知のものである。
【0017】また、遊技盤4の裏面には入賞球集合カバ
ー25および機構板26が配設されており、入賞球集合
カバー25の裏面に遊技内容を制御する回路基板が収納
される基板ボックス27が装着されている。一方前記機
構板26は、ヒンジ具28によって開閉自在に装着さ
れ、図2および図3に示すように機構板の開放側および
上下に位置して遊技盤取付枠3に設けられた機構板固定
手段としての複数の係止具29と、機構板4に設けられ
た係止孔30とにより、機構板26を遊技盤4の裏面に
密着させた状態に圧接して固定するようにしている。
【0018】前記係止具29は、軸部31と該軸部31
から両側に突出する摘みを兼ねる係止部32,32を備
え、該係止部32下面には押圧突起33を設けており、
遊技盤取付枠3の軸34に木ネジ35によりに回動自在
に螺締めされている。そして、図5鎖線に示すように係
止部32が係止孔30に嵌る位置と同図実線に示す係止
部32が係止孔30に嵌合した状態とに規制突起36,
37により回動規制されている。また、係止部32が係
止孔30に嵌る位置に規制する規制突起36は、前記係
止孔30に臨んで機構板26の位置決めとなると共に荷
重を支持するようにしている。
【0019】また、前記機構板26は、合成樹脂により
方形状に形成されており、ほぼ中央に前記可変表示装置
12の後部が臨む窓部42が開設されており、該窓部4
2の上方にパチンコ球を貯留する球タンク43が取付け
られる。また、球タンク43の下方にはパチンコ球を整
列して導き出す球誘導樋44が設けられ、その下流端
は、屈曲誘導樋45を介して所定数のパチンコ球を払出
す球払出装置46が接続されている。
【0020】前記球払出装置46の下方には、該球払出
装置46から払出されたパチンコ球を球導出路47,上
部誘導路20を介して上部球受皿7に導く球排出樋48
および球抜き樋49が並設されている。そして、前記開
口窓42より下方の機構板26部分は、パチンコ球の直
径よりも僅かに大きい程度の前後幅寸法とした薄幅に形
成され、かつ前面部が開口された凹室状の同一内側空間
部として構成されている。そして、その同一内側空間部
に前面が開口された樋状の入賞球集合通路50と入賞球
と共にアウト球を合流して機外に排出する排出通路51
と、余剰球通路52と、球抜き通路53が集約して形成
されており、前記球排出樋48および球抜き樋49が開
口54,55を介して余剰球通路52と球抜き通路53
の上流部分に連通されるようになっている。
【0021】前記余剰球通路52の下流側には球量検出
機構56が設けられている。この球量検出機構56は、
下端が軸57により揺動自在に軸支された板状の検知部
材58とマイクロスイッチ59とを有し、余剰球通路5
2に賞球が充満するとその余剰球によって検知部材58
が押されて揺動し、マイクロスイッチ59を作動するも
ので、該マイクロスイッチ59の作動によりその信号が
制御回路に送られてパチンコ球の払出動作を停止したり
打球の発射動作を不能にする等して遊技を不能動化する
ようになっている。また、余剰球通路52の終端に下部
球受皿8の球出口60後面に設けられた下部誘導路61
が位置している。
【0022】また、図3および図5に示すように遊技盤
4および遊技盤取付枠3の下枠部3aの一部を前記入賞
球集合通路50と入賞球と共にアウト球を排出する排出
通路51と、余剰球通路52と、球抜き通路53の通路
壁62としており、機構板26を前記固定手段としての
複数の係止具29により遊技盤4に密着固定することに
より、前記入賞球集合通路50および排出通路51,余
剰球通路52,球抜き通路53にパチンコ球が流下可能
な状態となるように構成している。特に上記通路部50
〜53の近傍に機構板26の固定手段29,30を設け
ることで、より密着が確実なものとなる。
【0023】また、該余剰球通路52と球抜き通路53
の通路壁62部分を導電性を有する金属製のカバー板6
2aとしてビス着等の適宜手段により取付けており、さ
らに該金属製のカバー板62aの上縁を屈曲して不正防
止用リブ63を形成して、球出口60から侵入するピア
ノ線等の不正具の侵入を防ぐようにしている。なお、金
属板62aに替えて導電性素材を混合した合成樹脂によ
り成形してもよい。また、前記不正防止リブ63を余剰
球通路52および球抜き通路53に沿うように設けるこ
とで不正防止と共に通路部の撓み防止の効果も生ずる。
さらに、遊技盤取付枠3および遊技盤4の裏面を通路部
の側壁とするだけでなく、機構板26を側壁として遊技
盤取付枠3および遊技盤4に通路部の一部を設けるよう
にして、機構板26を遊技盤4裏面に装着することによ
って通路部としての機能をなすようにしてもよい。この
とき、通路壁62を下枠部3aと別体に形成することで
成形しやすくなる。
【0024】しかして、機構板26の開放側および軸支
側に、ガラス扉枠5および前面枠2の開放を検知する検
知スイッチ38,39が設けられている。前記ガラス扉
枠5用の検知スイッチ38は、図8および図13に示す
前面枠2に設けた触子40を介して検知するようにして
いる。該触子40は、ほぼ前面枠2および遊技盤取付枠
3の厚さ分の長さを有した棒状に形成され、途中に抜け
止め鍔部40aを設けている。そして、図12および図
13に示すように遊技盤取付枠3の上枠部3bに貫通し
て設けられた収納部64に付勢部材のスプリング65と
共に収納され、支持蓋66をビス着67することで、付
勢部材のスプリング65によって常に先端が前面枠2の
前面に突出し、後端が支持蓋66から臨むように設けら
れる。なお、付勢部材により付勢された触子40によ
り、シリンダー錠Sの操作によって前記施錠装置89を
解錠操作することによりガラス扉枠5を自動的に開かせ
ることができる。
【0025】前記検知スイッチ38は、本実施の形態に
おいて常閉接点を有するマイクロスイッチであり、取付
部材69を介して機構板26に取付けられる。該取付部
材69は、図10に示すように検知スイッチ38の装着
板部69aと機構板26への取付板部69bとで断面T
型をしており、検知スイッチ38を装着板部69aの位
置決めピン70で位置決めしてビス71により組付け
る。そして、検知スイッチ38を組付けた取付部材69
は、図11および図12に示すように機構板26の開放
側上部隅角に前後に貫通して設けられた取付凹部72に
後方から嵌め込み、弾性係止片73とビス74により、
前記触子40の後端と検知スイッチ38の検知部38a
と対向位置するように取付けられる。そして、検知スイ
ッチ38の配線Hは、図8に示すように機構板26前面
側に設けた配線収納溝75を介して中継基板41に接続
される。
【0026】上記構成の検知スイッチ38は、図12に
示すようにガラス扉枠5が前面枠2に対して閉じられる
と、スプリング64の付勢によって前面枠2の前面に突
出した触子40がガラス扉枠5の補強板5b裏面に当た
ることで触子40の後端で検知部38aを押圧して検知
スイッチ38をオフ状態とし、ガラス扉枠5が閉じてい
ることが検出される。一方、図12鎖線に示すようにガ
ラス扉枠5が開けられると逆に触子40がスプリング6
4の付勢によって前面枠2の前面に突出し、検知部38
aの押圧を解除し検知スイッチ38はオン状態となり、
ガラス扉枠5が開放されたことを直ちに知らせるように
している。
【0027】なお、取付凹部72の前面開口部を例えば
図14に示すように前記触子部の支持蓋66と同形状と
して機構板26を閉じる際の位置決めとしてもよい。こ
のとき支持蓋66の上面をテーパー面とすることで、図
14鎖線に示すように球タンク43のパチンコ球等の重
量により自由端側が下降しても、テーパー面により正規
な位置にガイドするガイド機能を備えることができる。
また、本実施の形態は棒状の触子40を介して検知スイ
ッチ38を作用するようにしたが、本体枠5aまたは透
光性のランプ用レンズ,基板保護カバー,音源手段の保
護カバー等のガラス扉枠5に設けられた部材を後方に突
出して触子5cを形成して検知部38aを押圧するよう
にしてもよく、例えば図15に示すように、ガラス扉枠
5の補強板5bを後方に突出して触子5cを形成して直
接検知部38aを押圧するようにすればよい。このよう
に、一体的に触子5cを延出しても受ける場合、触子5
cが長くなるため、強度的に強いのが望ましく、リブで
補強したり補強板5b等の金属製の部材とすることが望
ましい。また同様に、機構板26の前面側に検知スイッ
チ38の取付部を膨出してガラス扉枠5で直接検知スイ
ッチ38を作用させると共に、該膨出部を機構板26を
閉じる際の位置決めとしてもよい。
【0028】次に、前面枠2用の検知スイッチ39につ
いて説明する。検知スイッチ39は、常閉接点を有する
マイクロスイッチであり、取付部材76を介して機構板
26に取付けられる。該取付部材76は、図17に示す
ようにL型の板状部76aに位置決めピン77が突設さ
れ、検知スイッチ39を該位置決めピン77で位置決め
してビス90により組付ける。そして、図16および図
18に示すように機構板26の軸支側側縁に設けた取付
部78のボス78a,78aにビス着79することで取
付けられ、検知スイッチ38の配線Hは中継基板41に
接続される。なお、検知スイッチ39は、前面枠2を閉
じた状態で作動片39aが直接機枠1に接触する位置関
係が設定される。
【0029】このように取付けられた検知スイッチ39
は、図19に示すように前面枠2が機枠2に対して閉め
られ、前面枠2が機枠1と係止する位置に至ると、作動
片39aが機枠1に直接当たることにより、検知スイッ
チ39はオフし前面枠2が閉じていることが検出され
る。一方、図19鎖線に示すように、前面枠2が開けら
れると検知スイッチ39の作動片39aが機枠1から離
れることになり、該検知スイッチ39はオンし前面枠2
が開いていることが検出される。なお、機枠1の検知ス
イッチ39との接触部に摩耗防止等のために別部材を設
けるようにしてもよい。
【0030】上記したように、ガラス扉枠5および前面
枠2の開閉を検知する検知スイッチ38,39を機構板
26に設けることで中継基板41への配線の簡略化を図
ることができ、取付部材69,76を介して取付けるこ
とで検知スイッチ38,39を保護すると共に故障によ
る検知スイッチ38,39の交換も簡単に行うことがで
きる。また、当然のことながら、機構板26に設ける検
知スイッチ38,39は機構板26本体に限られること
なく、機構板26に設けられる球タンク43,球誘導樋
44,屈曲誘導樋45,球払出装置46等に設けてもよ
く、これらの部品を機構板26に取付ける際に共締めす
るか、あらかじめこれらの部品と検知スイッチ38,3
9とをユニット化しておけば、組付け作業を容易にする
ことができる。また、これらの部品の近傍に設けられた
配線基板に配線を接続すれば配線の取付作業性も向上す
る。
【0031】また、図20ないし図22は検知スイッチ
38,39の取付の他の実施の形態を示し、検知スイッ
チ38,39は取付部材としてのケース体80を介して
取付けるようにしている。ケース体80は、図20に示
すように側面が開放した検知スイッチ38,39が収納
可能な箱状本体80aと開口を閉塞する蓋体80bとか
らなり、箱状本体80aに検知スイッチ38,39の位
置決め突起84が設けられ、側壁には透孔87が形成さ
れると共に、該透孔87から臨んで検知部材83が設け
られる。該検知部材83の側面はスムーズに作用するよ
うにテーパー面83aとしている。85はケース体80
の一端に形成された軸筒部であり、ケース体80が揺動
自在に取付けるようにしている。86は軸筒部85の対
角位置に設けられた弾性手段としての弾性片であり、確
実に検知スイッチ38,39が作用するようにしてい
る。
【0032】上記構成のケース体80は、箱状本体80
aに検知スイッチ38,39を位置決め突起84により
位置決めして収納し、該蓋体80bに設けた係止孔81
を箱状本体80aの係止爪82に係止することによりビ
スを使用することなく組立てられる。このとき検知部3
8a,39aと検知部材83は対向位置にある。
【0033】上記ケース体80を使用した実施の形態を
前面枠2用の検知スイッチ39において説明する。検知
スイッチ39を備えたケース体80は、軸筒部85を取
付部78のボス78aに嵌挿しビス着79することで揺
動自在に取付け、前記弾性片86を機構板26の側壁に
当接させる。そして、このように取付けられた検知スイ
ッチ39は、図22に示すように検知部材83が機枠1
に直接当たることで検知スイッチ39はオフし、同図鎖
線に示すように前面枠2が開けられることで機枠1から
外れ該検知スイッチ39はオンする。このとき、機枠1
の側板が内方に撓んだり変形したりして検知スイッチ3
9との位置関係がずれていても、弾性片86の弾性によ
りケース体80が軸筒部85を軸として内方に揺動して
確実に検知スイッチ39が作用することができる。
【0034】このように、検知スイッチ38,39がケ
ース体80に保護されているので破損し難く、衝撃によ
る支障も起こり難い。また、ケース体80に弾性片86
を設けることで衝撃を吸収すると共に位置関係がずれて
も弾性片86の弾性によりずれ分を吸収することができ
る。なお、弾性片86はケース体80に設けることな
く、機構板26側に設けるようにしても同様の効果を得
ることができる。また、弾性手段として弾性片を使用し
て説明したが、スプリング,板ばね等にしてもよく弾性
機能により衝撃等を吸収するようにすればよく、例えば
検知スイッチ38,39自体を揺動自在に装着し、機構
板26側に設けた弾性部材により衝撃等を吸収したり、
枠体に検知スイッチ39全体をスプリングによって可動
自在に設けたりするようにすればよい。上記実施の形態
の内容は当然のことながらガラス扉枠5用の検知スイッ
チ38にも適用可能である。
【0035】上記したように、ガラス扉枠5および前面
枠2の開閉を検知する検知スイッチ38,39をそれぞ
れ別々に設けるようにしたが、一つの検知スイッチでガ
ラス扉枠5および前面枠2の開閉を検知することも可能
である。例えば機構板26を機枠1に固定して、検知ス
イッチ38を使用することによりガラス扉枠5の開閉は
上記実施の形態のように検知し、前面枠2の開閉は前面
枠2を開放することにより図14に示すように機構板2
6と前面枠2が離れた状態となり、触子40が検知部3
8aの押圧を解除し検知スイッチ38はオン状態とな
り、前面枠2が開放されたことを検知することができ
る。また、検知スイッチ38を揺動自在に設け、前面枠
2およびガラス扉枠5を閉じた状態で機枠1と触子とで
検知スイッチ38を挟んでオフ状態とし、ガラス扉枠5
を開放すると触子40が検知部38aの押圧を解除し検
知スイッチ38はオン状態となってガラス扉枠5の開放
を検知し、前面枠2を開放すると機枠1との接触が解除
されて検知スイッチ38が自重で揺動することにより触
子40の押圧を解除し検知スイッチ38はオン状態とな
り前面枠2の開放を検知することができる。
【0036】なお、本実施の形態において検知スイッチ
38,39を常閉接点を有するマイクロスイッチとした
が、発光部と受光部とからなる光学式センサとしてもよ
く、ガラス扉枠5および前面枠2の閉鎖時に発光部と受
光部間に検知片等が臨むことによってガラス扉枠5およ
び前面枠2が閉じていることを検知するようにしてもよ
い。
【0037】また、ガラス扉枠5の開閉検知スイッチ3
8を機構板26に設けることで、ガラス扉枠5の開閉を
検知できるのはもちろんのこと、逆に機構板26が確実
に固定されているかどうかを確認することも可能であ
る。本実施の形態の開閉式の機構板26であれば、運搬
時におけるセットずれの確認やホールにおける球詰りの
解除や出荷前の点検後の閉鎖確認としても有効である。
なお、機構板26は開閉式のものに限られることなく、
引掛け式や固着式のものであっても機構板26のセット
確認を識別するものとして使用することができる。
【0038】
【発明の効果】以上に述べたように本発明に係わるパチ
ンコ遊技機は、前面枠およびガラス扉枠の開閉を検知す
る検出スイッチを機構板に設けるようにしたので、機構
板以外に配線する必要がなく配線作業を極めて容易にす
ることができる。また、検出スイッチが簡単に取外せる
ため交換が容易にできる。
【0039】また、検出スイッチに弾性機能を付与する
ことにより、衝撃が吸収され破損することがなくなり経
済的に長く使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるパチンコ遊技機の正面図であ
る。
【図2】パチンコ遊技機の裏面図である。
【図3】機構板を開放した状態のパチンコ遊技機の裏面
斜視図である。
【図4】ガラス扉枠および前面板を開放して示すパチン
コ遊技機の下部部分の斜視図である。
【図5】機構板の一部を断面にして示す要部正面図であ
る。
【図6】機構板の要部裏面斜視図である。
【図7】図5の側断面図である。
【図8】ガラス扉枠の検知スイッチの関係を示すの要部
分解斜視図である。
【図9】前面枠の要部斜視図である。
【図10】検知スイッチの分解斜視図である。
【図11】検知スイッチの取付を示す分解斜視図であ
る。
【図12】ガラス扉枠と検知スイッチの関係を示す要部
側断面図である。
【図13】触子部の要部分解斜視図である。
【図14】触子部を位置決めとした実施の形態の要部側
断面図である。
【図15】他の実施の形態のスイッチの関係を示す要部
側断面図である。
【図16】前面枠の検知スイッチ部分の斜視図である。
【図17】検知スイッチの分解斜視図である。
【図18】検知スイッチの取付を示す分解斜視図であ
る。
【図19】機枠と検知スイッチの関係を示す要部正面図
である。
【図20】検知スイッチのケース体の分解斜視図であ
る。
【図21】図20の検知スイッチ部分の斜視図である。
【図22】機枠と検知スイッチの関係を示す要部正面図
である。
【符号の説明】
1 機枠 2 前面枠 3 遊技盤取付枠 5 ガラス扉枠 5c 触子 26 機構板 38 検知スイッチ 39 検知スイッチ 40 触子 69 取付部材 76 取付部材 80 ケース体(取付部材) 86 弾性片(弾性手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機枠に開閉自在に設けられる前面枠の前
    面側にガラス扉枠が開閉自在に装着され、裏面側に機構
    板が装着されたパチンコ遊技機において、 前記ガラス扉枠の開閉を検知する検知スイッチを機構板
    に設けたことを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 【請求項2】 機枠に開閉自在に設けられる前面枠の前
    面側にガラス扉枠が開閉自在に装着され、裏面側に機構
    板が装着されたパチンコ遊技機において、 前記前面枠の開閉を検知する検知スイッチを機構板に設
    けたことを特徴とするパチンコ遊技機。
  3. 【請求項3】 前記スイッチを前面枠に設けた進退自在
    な触子を介して操作するようにしたことを特徴とする請
    求項1または2記載のパチンコ遊技機。
  4. 【請求項4】 前記触子を機構板の位置決めとしたこと
    を特徴とする請求項3記載のパチンコ遊技機。
  5. 【請求項5】 前記スイッチを取付部材を介して装着し
    たことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載
    のパチンコ遊技機。
  6. 【請求項6】 前記取付部材に弾性手段を備えたことを
    特徴とする請求項5記載のパチンコ遊技機。
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