JP2002102495A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

Info

Publication number
JP2002102495A
JP2002102495A JP2000293352A JP2000293352A JP2002102495A JP 2002102495 A JP2002102495 A JP 2002102495A JP 2000293352 A JP2000293352 A JP 2000293352A JP 2000293352 A JP2000293352 A JP 2000293352A JP 2002102495 A JP2002102495 A JP 2002102495A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
limit switch
pachinko machine
frame
game
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000293352A
Other languages
English (en)
Inventor
Wataru Oshimi
渉 押見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Bussan Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Bussan Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Bussan Co Ltd filed Critical Sanyo Bussan Co Ltd
Priority to JP2000293352A priority Critical patent/JP2002102495A/ja
Publication of JP2002102495A publication Critical patent/JP2002102495A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】遊技台と支持枠体間に配設したセンサの不正操
作を行いにくくした遊技機を提供することにある。 【解決手段】外枠1に対して開閉可能に支持され遊技者
が対面して遊技を行う遊技面9を形成したパチンコ機本
体4を備えたパチンコ機において、パチンコ機本体4を
外枠1に対して閉塞した状態でパチンコ機本体4とパチ
ンコ機本体4の開閉支軸6a側端面4aが正対する外枠
1(左部枠板1d)の内面との間にパチンコ機本体4の
枠板1dに対する開閉状態を検出するリミットスイッチ
30を配設した。これによって、リミットスイッチ30
を操作して行う遊技の不正が困難となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は遊技機に関し、特に
支持枠体に対して遊技台を開閉する際に開閉状態を検出
できる検出手段を備えた遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】遊技機の一種である例えばパチンコ機に
おいては遊技台としてのパチンコ機本体を開放した場合
には管理室において開放の有無を報知とその時間を記録
するようになっている。これは機器の保守・点検のため
にホール側で開放する場合もあるが、主として遊技者側
の不正を防止する観点から行われているものである。遊
技者の中には不正を行う者があり。例えば釘を入りやす
く調整したり、不正にセーフ球とするために扉枠等を開
放する不正を行う。しかし、もっと大がかりな場合には
制御機構内のROMを入れ替え(いわゆる裏ROMの不
正使用)るためにパチンコ機本体を開放することがあ
る。そのため支持枠体としての外枠とパチンコ機本体と
の間にパチンコ機本体の開放を検出するリミットスイッ
チ等の検出手段を配設するわけである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般にパチンコ機本体
は外枠に対して回動支軸により片持ち支持されて開閉可
能とされ、閉塞状態で外枠の内周面にすり合うように装
着される。そのため、パチンコ機本体の開放を検出する
ためこのパチンコ機本体と外枠のすり合う隣接部分おい
て例えば検出手段としてリミットスイッチをパチンコ機
本体側に装着し、入力レバーが当接するための当接プレ
ートなどを外枠に装着するようにしている。不正を行う
者はパチンコ機本体を開放する際に若干開いた段階で隙
間から指などでリミットスイッチのレバーを押さえ、リ
ミットスイッチが入力されないように不正操作する可能
性がある。特に、リミットスイッチが遊技者の正面に近
い位置や回動支軸から離れたパチンコ機本体の開放によ
って前方に張り出してくるような位置に配設されていれ
ばこのような不正も行い易かった。本発明は、このよう
な従来の技術に存在する問題点に着目してなされたもの
である。その目的とするところは、遊技台と支持枠体間
に配設した検出手段の不正操作を行いにくくした遊技機
を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明では、少なくとも支持枠体
と、同支持枠体に対して開閉可能に支持され遊技者が対
面して遊技を行う遊技面が形成された遊技台とを備えた
遊技機において、前記遊技台を前記支持枠体に対して閉
塞した状態で同遊技台と同遊技台の開閉支軸側端面が正
対する同支持枠体の内面との間に同遊技台の同支持枠体
に対する開閉状態を検出する検出手段を配設したことを
その要旨とする。このような構成では、支持枠体に対し
て遊技台が閉塞状態から徐々に開放されていく際に遊技
台と支持枠体との間に隙間ができていくが、開閉支軸側
端面とこれが正対する支持枠体内面側は回動中心側であ
るため遊技台が開放されていっても支持枠体と遊技台と
の間の隙間は回動中心から離間した位置のようには大き
くならない。更に遊技台が開放されるに従って遊技台が
徐々に遊技者側に張り出してくるが、開閉支軸側端面寄
りは相対的に遊技者側から見て奧側に配置されることと
なる。
【0005】
【発明の効果】 請求項1に記載された発明では、開閉
支軸側端面と同端面が正対する支持枠体内面側は遊技台
が開放されても隙間が大きくなることがないのでこの隙
間から指などで検出手段を操作する不正操作が行いにく
くなる。また、遊技台が開放されるに従って遊技台は徐
々に遊技者側に張り出してくるためこの遊技台が邪魔に
なって回動中心側の端面及び支持枠体内面側の不正操作
が行いにくくなる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明をパチンコ機に応用
した実施の形態について図面に基づいて説明する。尚、
以下の説明で前面側或いは表面側とは遊技者が正対する
側をいい、後面側或いは背面側とはその反対側をいうも
のとする。また図2及び図3における説明では背面側か
らみた左右方向をそれぞれ左右とする。図1に示すよう
に、パチンコ遊技機の支持枠体としての外枠1は上下左
右の各枠板1a〜1dによって四角形に枠組みされた木
製の枠体とされている。下部枠板1b上面には幕板2が
配設されている。外枠1には遊技台としてのパチンコ機
本体4が装着されている。パチンコ機本体4はヒンジ金
具6の回動軸6aを中心に回動し外枠1に対して開閉可
能とされている。パチンコ機本体4の上半身には遊技盤
5が装着されている。遊技盤5の前面にはほぼ垂直に配
置された遊技面9が形成されている。遊技面9上には内
レール10、外レール11、入賞口12及び可変表示装
置13等が所定位置に配置された遊技領域14が形成さ
れている。尚、釘については図示が省略されている。遊
技盤5の周囲は額縁状の扉枠支持フレーム7にて包囲さ
れている。扉枠支持フレーム7はパチンコ機本体4と一
体的に形成されている。扉枠支持フレーム7の上部前面
には水平方向に3つのランプ8が配設されている。
【0007】図2に示すように、遊技盤5の背面側には
開閉可能に開閉盤としてのセット盤22がパチンコ機本
体4に対して開閉可能に装着されている。セット盤22
は上下に配設されたヒンジ部23によってパチンコ機本
体4に支持されており、盤面に散点的に配置された開閉
ピン26の引き出し及び押し込みによってパチンコ機本
体4に着脱される。セット盤22の中央付近には可変表
示装置13の制御を行う制御機構としての図柄表示装置
ユニット31が配設されている。同ユニット31に隣接
して賞球の排出等のパチンコ機の電子的制御を行う制御
機構としての制御装置ユニット32が配設されている。
同両ユニット31,32の上方には賞球タンク33が配
設されている。賞球タンク33の右方には入出力基盤3
4が配設されている。入出力基盤34の右側方には検出
手段のセンサとしてのリミットスイッチ30が配設され
ている。リミットスイッチ30については後述する。入
出力基盤34の下方には球払い出し機構Pが配設されて
いる。球払い出し機構Pの下方にはセーフ球処理機構Q
が配設されている。セット盤22の下方には遊技球発射
機構Rが配設されている。賞球タンク33、球払い出し
機構P等にてパチンコ機本体4の(背面から見て)右端
面4aが形成されることとなる。右端面4aの形状はパ
チンコ機本体4の背面に配設された各種構成部材の形
状、配置位置によって一定ではないが、要はこれより側
方には他の部材が存せず外枠1にパチンコ機本体4を装
着した際に外枠1の左部(背面からでは右部となる)枠
板1dの内面と正対する部分をいう。
【0008】図1に示すように、遊技盤5の前面には前
面枠としての扉枠15が配設されている。扉枠15はヒ
ンジ金具6の回動軸6aを中心に回動しパチンコ機本体
4に対して開閉可能とされている。扉枠15は閉じられ
た状態で前記扉枠支持フレーム7に当接する。扉枠15
はほぼ正方形の外形を有し、中央にほぼ正方形の大型の
窓穴16が形成されている。扉枠15上方の上梁19に
は水平方向に3つの透孔24が形成されている。透孔2
4は前記扉枠支持フレーム7のランプ8に対応してお
り、扉枠15を閉じた時に各ランプ8が対応する透孔2
4内に配置される。上梁19前面には半透明の装飾パネ
ル25が配設され、同透孔24を覆っている。ランプ8
の光は同透孔24を通して光透過性の装飾パネル25を
明るく照らし出す。左縦枠21には扉枠支持フレーム7
に形成された鍵穴27を(図1参照)露出させるための
台形の大きな切り欠き28が形成されている。扉枠15
の背面側には同窓穴16の全周囲に渡って同窓穴16を
包囲する金属製の補強フレーム29が配設されている。
【0009】扉枠15の下方には上部カバープレート3
5が装着されている。上部カバープレート35はパチン
コ機本体4に対して図示しないヒンジ金具によって片持
ち支持され同パチンコ機本体4に対して開閉可能とされ
ている。上部カバープレート35は前方に突出形成さ
れ、上面に上受け皿36が載置されている。上部カバー
プレート35の下方には下部カバープレート37が配設
されている。下部カバープレート37はパチンコ機本体
4に対して固着されている。下部カバープレート37は
前方に突出形成され、上面に下受け皿38が載置されて
いる。下受け皿38は主として上受け皿36に貯留しき
れなかった遊技球を貯留するものである。下部カバープ
レート37には灰皿40が装着されている。下受け皿3
8の右側方には操作ハンドル39が取付けられている。
【0010】次にリミットスイッチ30及び同リミット
スイッチ30周辺の構成について詳述する。図2及び図
3に示すように、右端面4aの一部を構成する前記入出
力基盤34の右側方には取り付けフレーム41が形成さ
れている。取り付けフレーム41には略台形に右方に突
出する取り付けプレート43が形成されている。取り付
けプレート43にはケース45とともにリミットスイッ
チ30が装着されている。図4に示すように、ケース4
5は固定ネジ46を下方位置に配設された取り付け孔4
5aから通して取り付けプレート43に対して回動可能
に装着されている。固定ねじ46上方には長孔47が形
成されている。長孔47には取り付けプレート43より
突設された規制ねじ48が配置され、ケース45の回動
が規制されている。その結果、ケース45は固定ネジ4
6を回動中心として揺動可能とされる。図5、図6
(a)及び図6(b)に示すように、固定ねじ46及び
長孔47間には左方に開放された第1の収納部49が形
成されている。第1の収納部49には板バネ50が収納
されている。第1の収納部49の右方には第2の収納部
51が形成されている。第2の収納部51は右方に開放
されており、同第2の収納部51内にはリミットスイッ
チ30が収納されている。リミットスイッチ30は第2
の収納部51内に固定された本体30aと検出部として
のレバー30bとを備えている。レバー30bは第2の
収納部51から若干右方に突出されている。
【0011】図4に示すように、板バネ50は取り付け
プレート43の左方に突設された付勢プレート52に対
してケース45を時計回り方向(右方)に付勢してお
り、図6(b)に示すように付勢状態でケース45は若
干右方に傾斜されている。一方、図2のようにパチンコ
機本体4が外枠1内に収納された状態では、図6(a)
に示すように左部枠板1dの上方寄り内面によって押動
された状態となり、レバー30bが押圧状態とされると
ともにリミットスイッチ30もろともケース45が板バ
ネ50の付勢力に抗して反時計回り方向(左方)に回動
する。
【0012】このような構成の実施の形態1のパチンコ
機の作用について説明する。パチンコ機本体4を外枠に
装着した状態(閉塞した状態、つまり、通常の遊技可能
状態)においては図2及び図6(a)に示すように、リ
ミットスイッチ30もろともケース45が板バネ50の
付勢力に抗して反時計回り方向(左方)位置とされる。
このときレバー30bは本体30a方向に押し込まれた
状態とされている。本実施の形態ではこのレバー30b
が本体30a方向に押し込まれた状態はリミットスイッ
チ30が入力されていない非検出の状態とされる。ここ
で、パチンコ機本体4をヒンジ金具6の回動軸6aを中
心に開放させる(図1のように)と開放にともない左部
枠板1dの内面のケース45に対する押圧がなくなるた
めリミットスイッチ30はケース45もろとも板バネ5
0のケース45に対する付勢力によって時計回り方向
(右方)に回動され図6(b)に示す状態となる。同時
にレバー30bが起きあがりリミットスイッチ30が入
力されて扉枠15が開放されたことが検出される。パチ
ンコ機本体4を徐々に開放させていくと片持ち状態のパ
チンコ機本体4は切り欠き28側から遊技者側にせり出
していくが、リミットスイッチ30はパチンコ機本体4
の右端面4aに面していてヒンジ金具6の回動軸6a周
囲に配置されているためパチンコ機本体4開放によって
逆に後方に向くこととなり遊技者側からは極めて目視さ
れにくく、かつ不正が行いにくい位置に後退することと
なる。
【0013】このように構成することにより本実施の形
態1は次のような効果を奏する。 (1)パチンコ機本体4が外枠1に対して開放されても
リミットスイッチ30の配設位置がパチンコ機本体4の
右端面4aの回動軸6a側にありパチンコ機本体4を開
放しても隙間はあまり大きくならないため不正遊技をた
くらむ者がこのリミットスイッチ30非常に触りにくく
なる。また、パチンコ機本体4の開放に伴ってパチンコ
機本体4の切り欠き28側が前方に張り出すためこれが
邪魔となるとともに右端面4aは逆に回動して背後に隠
れていくためますます不正が行いにくい。 (2)リミットスイッチ30のレバー30bは直接左部
枠板1dの内面に当接するため特にレバー30bの入り
切りのための当接プレートのような別部材は不要となり
コストの削減に寄与する。 (3)リミットスイッチ30が収納されているケース4
5は左部枠板1dの内面による押動と板バネ50の付勢
力によって左右に揺動するようになっている。すなわち
ケース45は固定されておらずリミットスイッチ30の
配置位置の調整に裕度があるため、リミットスイッチ3
0の配置作業にそれほどの技量を必要としなくてよくな
る。 (4)取り付けフレーム41自体が若干左右に撓むとい
う可撓性を有しているため、ケース45が揺動すること
と併せてリミットスイッチ30に負荷がかかりにくくな
っている。 (5)リミットスイッチ30はパチンコ機本体4側にあ
るため、直接入出力基盤34から配線することができる
とともに、入出力基盤34に隣接して配設されているた
め、リミットスイッチ30への電源供給を簡単かつ安価
に実現することができる。 (6)図6(b)のようにパチンコ機本体4が外枠1に
装着された状態で規制ねじ48は長孔47内の中央付近
に位置しており、ケース45は左方向へ揺動することに
ついて若干の余裕を持っている。従って、リミットスイ
ッチ30には板バネ50の付勢力以上の過負荷がかから
ずリミットスイッチ30の過負荷による故障が生じにく
い。 (7)リミットスイッチ30がケース45に収納されて
いるため、パチンコ機の運搬・設置作業時にぶつかって
故障するという不具合が生じにくい。
【0014】尚、この発明は、次のように変更して具体
化することも可能である。 ・図7(a)及び図7(b)に示すように、取り付けフ
レーム41に形成された取り付けプレート43にケース
45を介さずに直接リミットスイッチ30を装着しても
よい。この実施の形態ではリミットスイッチ30のレバ
ー30bは直接左部枠板1dの内面に当接するのではな
く、中間レバー55によって押動されるようになってい
る。中間レバー55は合成樹脂製よりなる部材であっ
て、回動軸54によって回動可能に軸支されるとともに
レバー本体55aは右外方に膨出してくの字状に屈曲形
成されている。中間レバー55はレバー本体55aの屈
曲部頂点55bにおいて左部枠板1dの内面と当接する
ように構成されている。屈曲部頂点55bに左部枠板1
dの内面が当接するとレバー本体55a先端はリミット
スイッチ30のレバー30bを押動する。このとき、レ
バー本体55aは屈曲しているため左部枠板1dの内面
が当接することで若干撓んでリミットスイッチ30にか
かる負荷を軽減する。 ・図8(a)及び図8(b)に示すように、取り付けフ
レーム41に形成された取り付けプレート43にケース
45を介さずに直接リミットスイッチ30を装着しても
よい。この実施の形態ではリミットスイッチ30を入切
するレバーは省略されており、中間レバー57がそのレ
バーを兼ねている。中間レバー57は合成樹脂製よりな
る部材であって、回動軸54によって回動可能に軸支さ
れている。中間レバー57のレバー本体57aは二股に
分かれて構成され、外側の短脚58と内側の長脚59と
を備えている。短脚58は湾曲して形成され、湾曲部頂
点58aにおいて左部枠板1dの内面と当接するように
構成されている。長脚59はリミットスイッチ30の入
力レバーとして機能する。短脚58の湾曲部頂点58a
に左部枠板1dの内面が当接すると長脚59はリミット
スイッチ30の入切ボタン30cを押動する。このと
き、短脚58は湾曲しているため左部枠板1dの内面が
当接することで若干撓んでリミットスイッチ30にかか
る負荷を軽減する。 ・図9(a)及び図9(b)に示すように、取り付けフ
レーム41に形成された取り付けプレート43にケース
45を介さずに直接リミットスイッチ30を装着しても
よい。そしてこの実施の形態ではリミットスイッチ30
のレバー60は先端が途中で屈曲されており、斜め上方
に延出する延出部60aが形成されている。延出部60
aに左部枠板1dの内面が当接すると一体形成されたレ
バー59が押動される。このとき、レバー60の延出部
60aが屈曲しているため左部枠板1dの内面が当接す
ることで若干撓んでリミットスイッチ30にかかる負荷
を軽減する。
【0015】・図10(a)及び図10(b)に示すよ
うに、取り付けフレーム41に形成された取り付けプレ
ート43にケース45を介さずに直接リミットスイッチ
30を装着してもよい。この実施の形態ではリミットス
イッチ30は支軸61によって回動可能に吊り下げ支持
されている。リミットスイッチ30は取り付けプレート
43から突設したピン63に装着されたコイルばね62
によって常時反時計回り方向(外方向)に付勢され、パ
チンコ機本体4の開放状態で若干斜めに保持されてい
る。リミットスイッチ30のレバー30bに左部枠板1
dの内面が当接して押動する。レバー30bが本体30
a方向に押圧された状態で更に左部枠板1dの内面が押
圧するとリミットスイッチ30自体がコイルばね62の
付勢力に抗して時計回り方向(内方向)に回動して移動
する。このように、左部枠板1dの内面が当接するとリ
ミットスイッチ30自体が揺動するためリミットスイッ
チ30にかかる負荷が軽減される。 ・図11(a)及び図11(b)に示すように、取り付
けフレーム41に形成された取り付けプレート43にケ
ース45を介さずに直接リミットスイッチ30を装着し
てもよい。この実施の形態ではリミットスイッチ30は
支軸65によって回動可能に吊り下げ支持されている。
支軸65の位置は若干リミットスイッチ30の外方にず
れているため、軸支された状態でリミットスイッチ30
は傾斜している。本実施の形態ではリミットスイッチ3
0のレバー66は内側、すわなち取り付けフレーム41
側に向いて配置されている。レバー66は先端が途中で
屈曲されており、斜め上方に延出する延出部66aが形
成されている。リミットスイッチ30に左部枠板1dの
内面が当接すると一体形成されたレバー66の延出部6
6a先端が取り付けフレーム41に徐々に押し当てられ
ていき、パチンコ機本体4が外枠1に装着された状態に
おいてはレバー66はリミットスイッチ30に押圧され
る。このように、左部枠板1dの内面が当接するとリミ
ットスイッチ30自体が揺動するためリミットスイッチ
30にかかる負荷が軽減される。 ・上記各実施の形態ではリミットスイッチ30側は左部
枠板1dの内面と直接当接するようになっていたが、左
部枠板1dの内面に当接プレートのような別部材を介し
ていてもよい。 ・上記各実施の形態ではリミットスイッチ30は入出力
基盤34の取り付けフレーム41に装着するようになっ
ていたが、右端面4aであれば上下方向にずれた位置に
配置することは自由である。 ・左部枠板1dの内面側にリミットスイッチ30を配置
しても構わない。 ・リミットスイッチ30以外の検出手段であっても構わ
ない。
【0016】図12及び図13に示すように、本発明を
スロットマシンに適用してもよい。本実施の形態のスロ
ットマシン71は遊技台としての前扉72の裏面にリー
ル装置73が装着された機種である。前扉72は支持枠
体としての外枠74に対して回動軸75を回動中心とし
て回動する。前扉72の前面には遊技面76が形成され
ている。端面となるリール装置73の側方には例えば上
記図10に示すリミットスイッチ30が配設されてい
る。前扉72が外枠74前面を封塞した状態において、
外枠74の回動軸75側内面74aがリミットスイッチ
30の図示しない入力レバーと当接する。前扉72が開
放されると外枠74の内面74aのリミットスイッチ3
0に対する押圧は解除される。このように構成すると、 (1)リミットスイッチ30の配設位置が回動軸75側
にあるため外枠74を開放しても隙間はあまり大きくな
らないため上記と同様不正遊技をたくらむ者がこのリミ
ットスイッチ30に非常に触りにくくなる。また、外枠
74の開放に伴って前扉72が前方に張り出すためこれ
が邪魔となるとともにリミットスイッチ30側(右端
面)は逆に回動して背後に隠れていくためますます不正
が行いにくい。 (2)リミットスイッチ30のレバーは直接回動軸75
が外枠74の内面74aに当接するため特にレバー入り
切りのための当接プレートのような別部材は不要となり
コストの削減に寄与する。 (3)上記同様リミットスイッチ30自体が揺動するた
めリミットスイッチ30にかかる負荷が軽減される。そ
の他、スロットマシン71には図6〜図11の各リミッ
トスイッチ30が応用できる。緩衝部材としての板バネ
50やコイルばね62の他に復帰力の強いスポンジのよ
うなものを使用してもよい。また、内面74aに当接プ
レートのような別部材を介していてもよい。 ・上記スロットマシン71ではリミットスイッチ30は
リール装置73の側面(端面)に装着されていた。しか
し、リール装置73が外枠74側にあるタイプのスロッ
トマシン71では取り付けプレートを前扉72の裏面に
固着し、この取り付けプレートを前扉72の端面として
にリミットスイッチ30を装着することでリミットスイ
ッチ30のレバーを外枠74の内面74aに当接させる
ようにしてもよい。 ・本発明はパチンコ機以外にもアレパチ、アレンジボー
ル等の遊技機にも応用可能である等その他、本発明の趣
旨を逸脱しない態様で実施することは自由である。
【0017】上記実施の形態から把握できる本発明のそ
の他の技術的思想について下記に付記として説明する。 (1)支持枠体と、同支持枠体に対して開閉可能に支持
された遊技機本体とを備えた遊技機において、前記遊技
機本体を前記支持枠体に対して閉塞した状態で同遊技機
本体と同遊技機本体の開閉支軸側端面が正対する同支持
枠体の内面との間に同遊技機本体の同支持枠体に対する
開閉状態を検出する検出手段を配設したことを特徴とす
る遊技機。 (2)支持枠体と、同支持枠体に対して開閉可能に支持
され遊技面が形成された遊技盤と遊技球発射機構とを備
えた遊技機本体と、同遊技盤の前面に配置され同遊技機
本体に対して開閉可能に装着された前面枠とを備えた遊
技機において、前記遊技機本体を前記支持枠体に対して
閉塞した状態で同遊技機本体と同遊技機本体の開閉支軸
側端面が正対する同支持枠体の内面との間に同遊技機本
体の同支持枠体に対する開閉状態を検出する検出手段を
配設したことを特徴とする遊技機。 (3)支持枠体と、同支持枠体に対して開閉可能に支持
され遊技面が形成された前扉と、同支持枠体あるいは前
扉のいずれかに配設されたリール装置とを備えた遊技機
において、前記前扉を前記支持枠体に対して閉塞した状
態で同前扉と同前扉の開閉支軸側端面が正対する同支持
枠体の内面との間に同前扉の同支持枠体に対する開閉状
態を検出する検出手段を配設したことを特徴とする遊技
機。 (4)前記検出手段は前記遊技機本体(又は前扉)の開
閉支軸側端面側に装着したことを特徴とする請求項1若
しくは付記1〜3のいずれかに記載の遊技機。 (5)前記検出手段は前記遊技機本体(又は前扉)の開
閉支軸側端面と支持枠体内面との接離により入力レバー
が押動されるリミットスイッチより構成され、入力レバ
ーは支持枠体内面と当接して入切されることを特徴とす
る請求項1若しくは付記1〜4のいずれかに記載の遊技
機。 (6)前記検出手段は入力レバーを備え、同入力レバー
への押圧によって開閉あるいは脱着状態を検出するよう
にするとともに、構成部材間に緩衝部材を介して配置さ
れ、両構成部材の接近によって緩衝部材の緩衝作用を受
けながら同入力レバーが押圧されることを特徴とする請
求項1若しくは付記1〜5のいずれかに記載の遊技機。 (7)前記検出手段は前記遊技機本体(又は前扉)の開
閉支軸側端面と支持枠体内面との接離により入力レバー
が押動されるリミットスイッチより構成され、同入力レ
バーは同支持枠体内面と同入力レバーとの間に介在され
た緩衝部材によって入切されることを特徴とする請求項
6に記載の遊技機。 (8)前記検出手段は前記遊技機本体(又は前扉)の開
閉支軸側端面と支持枠体内面との接離により入力レバー
が押動されるリミットスイッチより構成され、同リミッ
トスイッチは吊支され同端面と支持枠体内面との接近に
伴って同支持枠体内面によって揺動され同入力レバーが
同端面又は支持枠体内面に当接することを特徴とする請
求項1若しくは付記1〜6のいずれかに記載の遊技機。 (9)前記リミットスイッチと前記遊技機本体(又は前
扉)の開閉支軸側端面との間には緩衝部材が配設されて
いることを特徴とする付記8に記載の遊技機。 (10)前記入力レバーは前記遊技機本体(又は前扉)
の開閉支軸側端面側に配置されていることを特徴とする
付記5〜9のいずれかに記載の遊技機。
【0018】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態のパチンコ機の扉枠及び
パチンコ機本体を開放した状態の斜視図。
【図2】 本実施の形態の背面図。
【図3】 本実施の形態においてパチンコ機本体を開放
した状態を説明する部分拡大背面図。
【図4】 本実施の形態のリミットスイッチの装着状態
を説明する分解斜視図。
【図5】 本実施の形態のケースの断面図。
【図6】 本実施の形態のリミットスイッチの状態を説
明する説明図であって(a)はパチンコ機本体閉塞状
態、(b)はパチンコ機本体開放状態。
【図7】 他の実施の形態のリミットスイッチの状態を
説明する説明図であって(a)はパチンコ機本体閉塞状
態、(b)はパチンコ機本体開放状態。
【図8】 他の実施の形態のリミットスイッチの状態を
説明する説明図であって(a)はパチンコ機本体閉塞状
態、(b)はパチンコ機本体開放状態。
【図9】 他の実施の形態のリミットスイッチの状態を
説明する説明図であって(a)はパチンコ機本体閉塞状
態、(b)はパチンコ機本体開放状態。
【図10】 他の実施の形態のリミットスイッチの状態
を説明する説明図であって(a)はパチンコ機本体閉塞
状態、(b)はパチンコ機本体開放状態。
【図11】 他の実施の形態のリミットスイッチの状態
を説明する説明図であって(a)はパチンコ機本体閉塞
状態、(b)はパチンコ機本体開放状態。
【図12】 スロットマシンに応用した実施の形態の斜
視図。
【図13】 同じスロットマシンを開放した状態の斜視
図。
【符号の説明】
1…支持枠体としての外枠、1d…左部枠板、4…遊技
台としてのパチンコ機本体、4a…開閉支軸側端面とし
ての右端面、5…遊技盤、9…遊技面、30…検出手段
としてのリミットスイッチ、55,57…中間レバー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも支持枠体と、同支持枠体に対し
    て開閉可能に支持され遊技者が対面して遊技を行う遊技
    面が形成された遊技台とを備えた遊技機において、 前記遊技台を前記支持枠体に対して閉塞した状態で同遊
    技台と同遊技台の開閉支軸側端面が正対する同支持枠体
    の内面との間に同遊技台の同支持枠体に対する開閉状態
    を検出する検出手段を配設したことを特徴とする遊技
    機。
JP2000293352A 2000-09-27 2000-09-27 遊技機 Withdrawn JP2002102495A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000293352A JP2002102495A (ja) 2000-09-27 2000-09-27 遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000293352A JP2002102495A (ja) 2000-09-27 2000-09-27 遊技機

Related Child Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002315323A Division JP3982383B2 (ja) 2002-10-30 2002-10-30 遊技機
JP2010249475A Division JP2011025076A (ja) 2010-11-08 2010-11-08 遊技機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002102495A true JP2002102495A (ja) 2002-04-09

Family

ID=18776160

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000293352A Withdrawn JP2002102495A (ja) 2000-09-27 2000-09-27 遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002102495A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008125774A (ja) * 2006-11-20 2008-06-05 Samii Kk 開閉検出ユニット及び遊技機
JP2008295953A (ja) * 2007-06-04 2008-12-11 Olympia:Kk パチンコ機

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4723024Y1 (ja) * 1969-08-01 1972-07-25
JPS559031A (en) * 1978-07-06 1980-01-22 Nippon Soda Co Ltd Pyrrole-type agricultural and horticultural fungicide
JPS6267433A (ja) * 1985-09-20 1987-03-27 Yokogawa Electric Corp Nmrイメ−ジング装置
JPS63182430A (ja) * 1987-01-16 1988-07-27 カネボウ株式会社 複合加工糸の製造方法
JPH0299975A (ja) * 1988-10-07 1990-04-11 Hitachi Ltd 電子写真装置
JPH06162874A (ja) * 1992-11-19 1994-06-10 Nec Eng Ltd マイクロスイッチ保護機構
JPH07974B2 (ja) * 1989-03-01 1995-01-11 株式会社日立製作所 扉開閉状態識別機構
JPH07213721A (ja) * 1994-01-31 1995-08-15 Sankyo Kk 弾球遊技機
JPH10216322A (ja) * 1997-02-04 1998-08-18 Sankyo Kk 弾球遊技機
JPH1157180A (ja) * 1997-08-26 1999-03-02 Kyoraku Sangyo Kk パチンコ遊技機
JP2002045552A (ja) * 2000-08-04 2002-02-12 Adachi Light Co Ltd パチンコ遊技機

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4723024Y1 (ja) * 1969-08-01 1972-07-25
JPS559031A (en) * 1978-07-06 1980-01-22 Nippon Soda Co Ltd Pyrrole-type agricultural and horticultural fungicide
JPS6267433A (ja) * 1985-09-20 1987-03-27 Yokogawa Electric Corp Nmrイメ−ジング装置
JPS63182430A (ja) * 1987-01-16 1988-07-27 カネボウ株式会社 複合加工糸の製造方法
JPH0299975A (ja) * 1988-10-07 1990-04-11 Hitachi Ltd 電子写真装置
JPH07974B2 (ja) * 1989-03-01 1995-01-11 株式会社日立製作所 扉開閉状態識別機構
JPH06162874A (ja) * 1992-11-19 1994-06-10 Nec Eng Ltd マイクロスイッチ保護機構
JPH07213721A (ja) * 1994-01-31 1995-08-15 Sankyo Kk 弾球遊技機
JPH10216322A (ja) * 1997-02-04 1998-08-18 Sankyo Kk 弾球遊技機
JPH1157180A (ja) * 1997-08-26 1999-03-02 Kyoraku Sangyo Kk パチンコ遊技機
JP2002045552A (ja) * 2000-08-04 2002-02-12 Adachi Light Co Ltd パチンコ遊技機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008125774A (ja) * 2006-11-20 2008-06-05 Samii Kk 開閉検出ユニット及び遊技機
JP2008295953A (ja) * 2007-06-04 2008-12-11 Olympia:Kk パチンコ機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4444895B2 (ja) 遊技機
JP3801556B2 (ja) 遊技機
JP2009018019A (ja) 遊技機
JP4591639B2 (ja) 遊技機
JP4797234B2 (ja) 遊技機
JP2003325899A (ja) 遊技機
JP3960199B2 (ja) 遊技機
JP2002102495A (ja) 遊技機
JP3982383B2 (ja) 遊技機
JP2002102488A (ja) 遊技機
JP4220706B2 (ja) 遊技機
JP2007244520A (ja) 遊技機
JP3915657B2 (ja) 遊技機
JP2011025076A (ja) 遊技機
JP5077721B2 (ja) 遊技機
JP3936207B2 (ja) 遊技機の扉構造
JP5499291B2 (ja) 遊技機用電源装置及び遊技機
JP4781311B2 (ja) 遊技機
JP4417311B2 (ja) 遊技機
JP5429318B2 (ja) 遊技機
JP2003175263A (ja) 遊技機
JP5842878B2 (ja) 遊技機
JP3611567B1 (ja) 弾球遊技機
JP2004154246A (ja) 操作スイッチユニットおよびこれを備えたスロットマシン
JP3849622B2 (ja) 遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070921

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100902

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100908

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101108

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110329

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20110524