JP2003126479A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2003126479A JP2002315322A JP2002315322A JP2003126479A JP 2003126479 A JP2003126479 A JP 2003126479A JP 2002315322 A JP2002315322 A JP 2002315322A JP 2002315322 A JP2002315322 A JP 2002315322A JP 2003126479 A JP2003126479 A JP 2003126479A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】検出手段の設置作業が容易で、かつ検出手段に
過負荷がかかりにくい遊技機を提供することにある。 【解決手段】外枠1に対して開閉可能に支持され遊技者
が対面して遊技を行う遊技面9を形成したパチンコ機本
体4を備えたパチンコ機において、パチンコ機本体4を
外枠1に対して閉塞した状態でパチンコ機本体4とパチ
ンコ機本体4の開閉支軸6a側端面4aが正対する外枠
1(左部枠板1d)の内面との間にパチンコ機本体4の
枠板1dに対する開閉状態を検出するリミットスイッチ
30を配設した。リミットスイッチ30はケース73に
収納されケース73を介して検出が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は遊技機に関し、特に
隣接する構成部材同士間の開閉あるいは脱着状態を検出
するための検出手段を備えた遊技機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】遊技機の一種である例えばパチンコ機に
おいては遊技機本体としてのパチンコ機本体と前面枠と
しての扉枠の間に、あるいはパチンコ機本体と支持枠体
としての外枠との間にセンサを配設する場合がある。扉
枠やパチンコ機本体の開放の有無は管理室において報知
されその時間が記録される。このようにセンサは機器の
保守・点検のためにホール側で開放した記録を残すとと
もに、遊技者側の不正を防止する観点から行われている
ものである。その他機種によってはパチンコ機本体に開
閉盤としてのセット盤が開閉可能に装着され、このセッ
ト盤の基盤ボックス内に制御機構が設けられているもの
がある。この場合にはパチンコ機本体とセット盤との間
に検出手段としてのセンサが配設される。センサには種
々の方式があるが、もっとも多用されているのは安価な
リミットスイッチである。リミットスイッチは検出部と
しての入力レバーの入切で開放状態を検出するものであ
る。例えばパチンコ機本体側にリミットスイッチを配設
しこれがはめ込まれる外枠側に入力レバーと当接する当
接プレートを配設し、外枠にパチンコ機本体を閉塞(装
着)した状態で入力レバーが押動され、開放状態で入力
レバーへの押圧が解消されることで開閉状態を検出す
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記例でい
えばリミットスイッチと当接プレートとの間隔が狭すぎ
るとパチンコ機本体を閉塞した際に入力レバーが当接プ
レートに強く押されて過負荷がかかり、甚だしい場合に
は壊れてしまうケースもあった。これはリミットスイッ
チと当接プレートとの間隔調整が不十分であることに起
因するものであるが、一方であまり間隔が広すぎるとわ
ずかな振動や若干の部材の寸法誤差によるがたつきの範
囲でリミットスイッチが入力されてしまうといった不具
合も生じてしまう。本発明は、このような従来の技術に
存在する問題点に着目してなされたものである。その目
的とするところは、検出手段の設置作業が容易で、かつ
検出手段に過負荷がかかりにくい遊技機を提供するもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明では、少なくとも支持枠体
と、同支持枠体を覆う遊技者が対面して遊技を行う遊技
面が形成された遊技台とを備え、同支持枠体及び遊技台
を含め複数の構成部材を開閉可能あるいは脱着可能に組
み合わせ同複数の構成部材間の開閉あるいは脱着に伴い
ON/OFFされる検出部を有する検出手段を設けた遊
技機において、前記各構成部材の開閉あるいは着脱に伴
い作用する緩衝部材を配設し、同緩衝部材を介在させた
状態で同検出部は揺動可能なケースを介して遊技台の端
面に装着されており、前記複数の構成部材の閉塞に伴っ
て同ケースが支持枠体と当接し同検出部がONされるよ
うに構成したことをその要旨とする。請求項2に記載の
発明では請求項1に記載の発明の構成に加え、前記取り
付けフレームが入出力基盤側方に形成されていることを
その要旨とする。このような構成では、構成部材の開閉
あるいは脱着に伴って検出手段の検出部はON/OFF
されるが、そのON/OFFは緩衝部材を介在させて行
われる。この時検出手段は揺動可能なケースを介して遊
技台の端面(入出力基盤側方)に装着されておりこのケ
ースが支持枠体と当接することで検出部がONされるこ
ととなる。
【0005】
【発明の効果】 請求項1に記載された発明では、緩衝
部材の緩衝作用によって検出手段に過負荷がかからな
い。また、緩衝作用を受ける領域において検出手段の配
置位置に裕度が生じるため厳密に位置合わせをする必要
がなく検出手段の装着作業の効率が向上する。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明をパチンコ機に応用
した各実施の形態について図面に基づいて説明する。ま
ず、主として図1及び図2に基づいてパチンコ機の概略
を説明し、その後各実施の形態それぞれの固有の構成に
ついて説明する。尚、以下の説明で前面側或いは表面側
とは遊技者が正対する側をいい、後面側或いは背面側と
はその反対側をいうものとする。また図2における説明
では裏面側からみた左右方向をそれぞれ左右とする。図
1に示すように、パチンコ遊技機の支持枠体としての外
枠1は上下左右の各枠板1a〜1dによって四角形に枠
組みされた木製の枠体とされている。下部枠板1b上面
には幕板2が配設されている。外枠1には遊技機本体と
してのパチンコ機本体4が装着されている。パチンコ機
本体4はヒンジ金具6の回動軸6aを中心に回動し外枠
1に対して開閉可能とされている。パチンコ機本体4の
上半身には遊技盤5が装着されている。遊技盤5の前面
にはほぼ垂直に配置された遊技面9が形成されている。
遊技面9上には内レール10、外レール11、入賞口1
2及び可変表示装置13等が所定位置に配置された遊技
領域14が形成されている。尚、釘については図示が省
略されている。遊技盤5の周囲は額縁状の扉枠支持フレ
ーム7にて包囲されている。扉枠支持フレーム7はパチ
ンコ機本体4と一体的に形成されている。扉枠支持フレ
ーム7の上部前面には水平方向に3つのランプ8が配設
されている。
【0007】図2に示すように、遊技盤5の背面側には
開閉可能に開閉盤としてのセット盤22がパチンコ機本
体4に対して開閉可能に装着されている。セット盤22
は上下に配設されたヒンジ部23によってパチンコ機本
体4に支持されており、盤面に散点的に配置された開閉
ピン26の引き出し及び押し込みによってパチンコ機本
体4に着脱される。セット盤22の中央付近には可変表
示装置13の制御を行う制御機構としての図柄表示装置
ユニット31が配設されている。同ユニット31に隣接
して賞球の排出等のパチンコ機の電子的制御を行う制御
機構としての制御装置ユニット32が配設されている。
同両ユニット31,32の上方には賞球タンク33が配
設されている。賞球タンク33の右方には入出力基盤3
4が配設されている。入出力基盤34の右側方には検出
手段としてのリミットスイッチ30が配設されている。
リミットスイッチ30については後述する。入出力基盤
34の下方には球払い出し機構Pが配設されている。球
払い出し機構Pの下方にはセーフ球処理機構Qが配設さ
れている。セット盤22の下方には遊技球発射機構Rが
配設されている。賞球タンク33、球払い出し機構P等
にてパチンコ機本体4の(背面から見て)右端面4aが
形成されることとなる。右端面4aの形状はパチンコ機
本体4の背面に配設された各種構成部材の形状、配置位
置によって一定ではないが、要はこれより側方には他の
部材が存せず外枠1にパチンコ機本体4を装着した際に
外枠1の左部(背面からでは右部となる)枠板1dの内
面に面する部分をいう。
【0008】図1に示すように、遊技盤5の前面には前
面枠としての扉枠15が配設されている。扉枠15はヒ
ンジ金具6の回動軸6aを中心に回動しパチンコ機本体
4に対して開閉可能とされている。扉枠15は閉じられ
た状態で前記扉枠支持フレーム7に当接する。扉枠15
はほぼ正方形の外形を有し、中央にほぼ正方形の大型の
窓穴16が形成されている。扉枠15上方の上梁19に
は水平方向に3つの透孔24が形成されている。透孔2
4は前記扉枠支持フレーム7のランプ8に対応してお
り、扉枠15を閉じた時に各ランプ8が対応する透孔2
4内に配置される。上梁19前面には半透明の装飾パネ
ル25が配設され、同透孔24を覆っている。ランプ8
の光は同透孔24を通して光透過性の装飾パネル25を
明るく照らし出す。左縦枠21には扉枠支持フレーム7
に設けられた鍵穴27を(図1参照)露出させるための
台形の大きな切り欠き28が形成されている。扉枠15
の背面側には同窓穴16の全周囲に渡って同窓穴16を
包囲する金属製の補強フレーム29が配設されている。
【0009】扉枠15の下方には上部カバープレート3
5が装着されている。上部カバープレート35はパチン
コ機本体4に対して図示しないヒンジ金具によって片持
ち支持され同パチンコ機本体4に対して開閉可能とされ
ている。上部カバープレート35は前方に突出形成さ
れ、上面に上受け皿36が載置されている。上部カバー
プレート35の下方には下部カバープレート37が配設
されている。下部カバープレート37はパチンコ機本体
4に対して固着されている。下部カバープレート37は
前方に突出形成され、上面に下受け皿38が載置されて
いる。下受け皿38は主として上受け皿36に貯留しき
れなかった遊技球を貯留するものである。下部カバープ
レート37には灰皿40が装着されている。下受け皿3
8の右側方には操作ハンドル39が取付けられている。
【0010】次にリミットスイッチ30及び同リミット
スイッチ30周辺の構成について各実施の形態毎に詳述
する。
【0011】(実施の形態1)図2及び図3に示すよう
に、右端面4aの一部を構成する前記入出力基盤34の
右側方には取り付けフレーム41が形成されている。取
り付けフレーム41には略台形に右方に突出する取り付
けプレート43が形成されている。図3及び図5に示す
ように、取り付けプレート43には固定ボルト44によ
ってリミットスイッチ30が固着されている。リミット
スイッチ30は本体30aと検出部としての入力レバー
30bと、同レバー30bに押動される入切ボタン30
cを備えている。レバー30bは本体30aの外方(図
3では右方)に向いて配置されている。取り付けプレー
ト43の同リミットスイッチ30の上方位置には中間レ
バー45が回動軸としての固定ボルト46によって回動
可能に軸支されている。緩衝部材としての中間レバー4
5は合成樹脂製よりなる部材であって、固定ボルト46
に支持された基部47から右外下方に膨出してくの字状
に屈曲形成されている。中間レバー45は屈曲部頂点4
5aにおいて左部枠板1dの内面と当接するように構成
されるとともに、先端45bが入力レバー30b表面に
当接されている。
【0012】次に実施の形態1の作用について説明す
る。図1のように扉枠15がパチンコ機本体4に対し開
放状態にあり、パチンコ機本体4は外枠1に対し開放状
態にあるとする。このときリミットスイッチ30は図7
(a)に示す状態とされる。ここでまず扉枠15を回動
させて遊技面9を覆うように遊技盤5に装着する。次い
でパチンコ機本体4をヒンジ金具6の回動軸6aを中心
に外枠1方向に回動させる。すなわち、パチンコ機本体
4の右端面4aが図1の状態から約90度回動して左部
枠板1dの内面に接近していくこととなる。パチンコ機
本体4が外枠1に接近すると、まず中間レバー45の屈
曲部頂点45aから左部枠板1dの内面に当接し、レバ
ー30bは中間レバー45の先端45bによって押動さ
れて本体30a方向に回動されこの作用によって入切ボ
タン30cも押動される(図7(b)の状態)。つい
で、再びパチンコ機本体4を開放させていくと上記とは
逆に図7(b)の状態から図7(a)の状態となる。
【0013】このように構成することにより本実施の形
態1は次のような効果を奏する。 (1)パチンコ機本体4が外枠1に対して開放されても
リミットスイッチ30の配設位置がパチンコ機本体4の
右端面4aの回動軸6a側にありパチンコ機本体4を開
放しても隙間はあまり大きくならないため不正遊技をた
くらむ者がこのリミットスイッチ30に非常に触りにく
くなる。また、パチンコ機本体4の開放に伴ってパチン
コ機本体4の切り欠き28側が前方に張り出すためこれ
が邪魔となるとともに右端面4aは逆に回動して背後に
隠れていくためますます不正が行いにくい。 (2)リミットスイッチ30のレバー30bはパチンコ
機本体4が外枠1に装着された状態で中間レバー45を
間に介して同中間レバー45の緩衝作用を受けながら入
切ボタン30cを押動している。そのため、レバー30
bには過負荷がかからず、リミットスイッチ30の過負
荷による故障が生じにくい。 (3)パチンコ機本体4と左部枠板1dの接近に伴って
中間レバー45が撓み、この撓む範囲においてリミット
スイッチ30の配置位置の調整に裕度ができるため、リ
ミットスイッチ30の配置作業にそれほどの技量を必要
としなくてよくなる。また、外枠1の経年使用による寸
法誤差にも対応することが容易である。 (4)中間レバー45は屈曲部頂点45aが直接左部枠
板1dの内面に当接するため特に中間レバー45を押動
するための当接プレートのような別部材は不要となりコ
ストの削減に寄与する。 (5)中間レバー45のサイズや形状を変更することで
リミットスイッチ30の取り付け位置を変えることなく
異なる仕様に変更したパチンコ機に対応することが可能
となる。 (6)取り付けフレーム41自体が若干左右に撓むとい
う可撓性を有しているため、中間レバー45が撓むこと
と併せてリミットスイッチ30に負荷がかかりにくくな
っている。 (7)リミットスイッチ30はパチンコ機本体4側にあ
るため、直接入出力基盤34から配線することができる
とともに、入出力基盤34に隣接して配設されているた
め、リミットスイッチ30への電源供給を簡単かつ安価
に実現することができる。
【0014】(実施の形態2)図2及び図4に示すよう
に、右端面4aの一部を構成する前記入出力基盤34の
右側方には取り付けフレーム41が形成されている。取
り付けフレーム41には略台形に右方に突出する取り付
けプレート43が形成されている。図4及び図6に示す
ように、取り付けプレート43には固定ボルト44によ
ってリミットスイッチ30が固着されている。リミット
スイッチ30は本体30a及び入切ボタン30cを備え
ているが入力レバー30bは備えず、その代わりに中間
レバー50がその入力レバー30bを兼ねている。入切
ボタン30cは本体30aの外方(図4では右方)に向
いて配置されている。中間レバー50は回動軸としての
固定ボルト46によって回動可能に軸支されている。中
間レバー50は合成樹脂製よりなる部材であって、固定
ボルト46に支持された基部51から下方に向かって二
股に分かれた短脚52と長脚53とを備えている。緩衝
部材としての外側の短脚52は湾曲して形成され、湾曲
部頂点52aにおいて左部枠板1dの内面と当接するよ
うに構成されている。内側の長脚53はリミットスイッ
チ30の入力レバーとして入切ボタン30cを押動す
る。
【0015】次に実施の形態2の作用について説明す
る。図1のように扉枠15がパチンコ機本体4に対し開
放状態にあり、パチンコ機本体4は外枠1に対し開放状
態にあるとする。このときリミットスイッチ30は図8
(a)に示す状態とされる。この状態では中間レバー4
5の短脚52の湾曲部頂点52aは入切ボタン30cに
当接しているものの、押動はしていない。ここでまず扉
枠15を回動させて遊技面9を覆うように遊技盤5に装
着する。次いでパチンコ機本体4をヒンジ金具6の回動
軸6aを中心に外枠1方向に回動させる。すなわち、パ
チンコ機本体4の右端面4aが図1の状態から約90度
回動して左部枠板1dの内面に接近していくこととな
る。パチンコ機本体4が外枠1に接近すると、まず中間
レバー45の短脚52の湾曲部頂点52aから左部枠板
1dの内面に当接し、短脚52は撓みながらも押圧力を
受け、長脚53も入切ボタン30cを押圧して入切ボタ
ン30cは押動される(図8(b)の状態)。ついで、
再びパチンコ機本体4を開放させていくと上記とは逆に
図8(b)の状態から図8(a)の状態となる。
【0016】このように構成することにより本実施の形
態2は次のような効果を奏する。 (1)パチンコ機本体4が外枠1に対して開放されても
リミットスイッチ30の配設位置がパチンコ機本体4の
右端面4aの回動軸6a側にありパチンコ機本体4を開
放しても隙間はあまり大きくならないため不正遊技をた
くらむ者がこのリミットスイッチ30に非常に触りにく
くなる。また、パチンコ機本体4の開放に伴ってパチン
コ機本体4の切り欠き28側が前方に張り出すためこれ
が邪魔となるとともに右端面4aは逆に回動して背後に
隠れていくためますます不正が行いにくい。 (2)中間レバー50はパチンコ機本体4が外枠1に装
着された状態で短脚52を間に介して同短脚52の緩衝
作用を受けながら長脚53によって入切ボタン30cを
押動している。そのため、レバー30bには過負荷がか
からず、リミットスイッチ30の過負荷による故障が生
じにくい。 (3)パチンコ機本体4と左部枠板1dの接近に伴って
中間レバー50の短脚52が撓み、この撓む範囲におい
てリミットスイッチ30の配置位置の調整に裕度ができ
るため、リミットスイッチ30の配置作業にそれほどの
技量を必要としなくてよくなる。また、外枠1の経年使
用による寸法誤差にも対応することが容易である。 (4)中間レバー50は同短脚52の屈曲部頂点52が
直接左部枠板1dの内面に当接するため特に中間レバー
50を押動するための当接プレートのような別部材は不
要となりコストの削減に寄与する。 (5)中間レバー50のサイズや形状を変更することで
リミットスイッチ30の取り付け位置を変えることなく
異なる仕様に変更したパチンコ機に対応することが可能
となる。 (6)取り付けフレーム41自体が若干左右に撓むとい
う可撓性を有しているため、短脚52が撓むことと併せ
てリミットスイッチ30に負荷がかかりにくくなってい
る。 (7)リミットスイッチ30はパチンコ機本体4側にあ
るため、直接入出力基盤34から配線することができる
とともに、入出力基盤34に隣接して配設されているた
め、リミットスイッチ30への電源供給を簡単かつ安価
に実現することができる。 (8)中間レバー50がリミットスイッチ30の入力レ
バー30bと緩衝部材を兼ねるため構成部品が減り、組
み立て工程が簡略化される。
【0017】(実施の形態3)図9(a)及び図9
(b)に示すように、リミットスイッチ30は本体30
a及び入切ボタン30cを備えているが入力レバー30
bは備えず、その代わりに中間レバー55がその入力レ
バー30bを兼ねている。中間レバー55は回動軸とし
ての固定ボルト46によって回動可能に軸支されてい
る。中間レバー55は先端が途中で屈曲されており、斜
め上方に延出する緩衝部材としての延出部55aが形成
されている。延出部55aに左部枠板1dの内面が当接
すると一体形成された中間レバー55が押動される。こ
のとき、延出部55aが屈曲しているため左部枠板1d
の内面と当接すると若干撓んでリミットスイッチ30に
かかる負荷を軽減する。この実施の形態でも上記実施の
形態1及び2の不正が行いにくいという効果に加え、次
のような効果が奏される。 (1)リミットスイッチ30の中間レバー55はパチン
コ機本体4が外枠1に装着された状態で延出部55aを
間に介して同延出部55aの緩衝作用を受けながら入切
ボタン30cを押動している。そのため、中間レバー5
5には過負荷がかからずリミットスイッチ30の過負荷
による故障が生じにくい。 (2)パチンコ機本体4と左部枠板1dの接近に伴って
延出部55aが撓み、この撓む範囲においてリミットス
イッチ30の配置位置の調整に裕度ができるため、リミ
ットスイッチ30の配置作業にそれほどの技量を必要と
しなくてよくなる。また、外枠1の経年使用による寸法
誤差にも対応することが容易である。 (3)中間レバー55がリミットスイッチ30の入力レ
バー30bと緩衝部材を兼ねるため構成部品が減り、組
み立て工程が簡略化される。 (4)中間レバー55のサイズや形状を変更することで
リミットスイッチ30の取り付け位置を変えることなく
異なる仕様に変更したパチンコ機に対応することが可能
となる。
【0018】(実施の形態4)図10(a)及び図10
(b)に示すように、リミットスイッチ30は支軸57
によって回動可能に吊り下げ支持されている。リミット
スイッチ30は取り付けプレート43から突設したピン
58に装着されたコイルばね59によって常時反時計回
り方向(外方向)に付勢され、パチンコ機本体4が開放
された状態で若干斜めに保持されている。リミットスイ
ッチ30のレバー30bと左部枠板1dの内面とが当接
してレバー30bが押動される。そしてレバー30bが
本体30a方向に押圧された状態で更に左部枠板1dの
内面がレバー30bを押圧するとリミットスイッチ30
自体がコイルばね59の付勢力に抗して時計回り方向
(内方向)に回動して移動する(図10(b)の状
態)。このように、左部枠板1dの内面が当接するとリ
ミットスイッチ30自体が揺動するためリミットスイッ
チ30にかかる負荷が軽減される。この実施の形態でも
上記実施の形態1の不正が行いにくいという効果に加
え、次のような効果が奏される。 (1)リミットスイッチ30はコイルばね59を自らと
パチンコ機本体4側の取り付けフレーム41との間に介
在させ外枠1とパチンコ機本体4との接近によるリミッ
トスイッチ30へかかる負荷を緩衝しているため、過負
荷がかからずリミットスイッチ30の過負荷による故障
が生じにくい。 (2)パチンコ機本体4と左部枠板1dの接近に伴って
コイルばね62の付勢力に抗しながらリミットスイッチ
30は時計回り方向(内方向)に回動する。この回動で
きる範囲においてリミットスイッチ30の配置位置の調
整に裕度ができるため、リミットスイッチ30の配置作
業にそれほどの技量を必要としなくてよくなる。また、
外枠1の経年使用による寸法誤差にも対応することが容
易である。
【0019】(実施の形態5)図11(a)及び図11
(b)に示すように、リミットスイッチ30は支軸57
によって回動可能に吊り下げ支持されている。支軸57
の位置は若干リミットスイッチ30の外方にずれている
ため、軸支された状態でリミットスイッチ30は傾斜し
ている。本実施の形態ではリミットスイッチ30の検出
部としてのレバー61は内側、すわなち取り付けフレー
ム41側に向いて配置されている。レバー61は先端が
途中で屈曲されており、斜め上方に延出する緩衝部材と
しての延出部61aが形成されている。リミットスイッ
チ30と左部枠板1dの内面とが当接するとリミットス
イッチ30自体が押動されて時計回り方向(内方向)に
回動していく。そしてレバー61の延出部61a先端が
取り付けフレーム41の当接プレート62に押し当てら
れていき、レバー61が左部枠板1dの内面と当接プレ
ート62に挟まれて圧縮されてリミットスイッチ30の
入切ボタン30cが押動される。更に、パチンコ機本体
4が外枠1に装着された状態においては図11(b)の
ようにリミットスイッチ30はほぼ垂直な状態となる。
このように、左部枠板1dの内面がリミットスイッチ3
0に当接してこれを押動するとリミットスイッチ30自
体が揺動してレバー61の延出部61aが当接プレート
62に当接し、延出部61aが屈曲しているためこの緩
衝作用を受けながらレバー66は入切ボタン30cを押
動する。この実施の形態でも上記実施の形態1の不正が
行いにくいという効果に加え、次のような効果が奏され
る。 (1)リミットスイッチ30のレバー61はパチンコ機
本体4が外枠1に装着された状態でレバー61の延出部
61aを間に介して同延出部61aの緩衝作用を受けな
がら入切ボタン30cを押動している。そのためレバー
61には過負荷がかからずリミットスイッチ30の過負
荷による故障が生じにくい。 (2)パチンコ機本体4と左部枠板1dの接近に伴って
レバー61の延出部61aが撓み、この撓む範囲におい
てリミットスイッチ30の配置位置の調整に裕度ができ
るため、リミットスイッチ30の配置作業にそれほどの
技量を必要としなくてよくなる。また、外枠1の経年使
用による寸法誤差にも対応することが容易である。 (3)レバー61がリミットスイッチ30の入力レバー
30bと緩衝部材を兼ねるため構成部品が減り、組み立
て工程が簡略化される。 (4)レバー61が内側を向いて配置されているため、
パチンコ機の運搬・設置作業時にレバー61がぶつかっ
て折れたり曲がったりするという不具合が生じにくい。
【0020】(実施の形態6)図2及び図12に示すよ
うに、右端面4aの一部を構成する前記入出力基盤34
の右側方には取り付けフレーム41が形成されている。
取り付けフレーム41には略台形に右方に突出する取り
付けプレート43が形成されている。取り付けプレート
43にはケース65とともにリミットスイッチ30が装
着されている。図13に示すように、ケース65は固定
ボルト66を下方位置に配設された取り付け孔65aか
ら通して取り付けプレート43に対して回動可能に装着
されている。固定ボルト66上方には長孔67が形成さ
れている。長孔67には取り付けプレート43より突設
された規制ねじ68が配置され、ケース65の回動が規
制されている。その結果、ケース65は固定ボルト66
を回動中心として揺動可能とされる。図14、図15
(a)〜図15(c)に示すように、固定ボルト66及
び長孔67間には左方に開放された第1の収納部69が
形成されている。第1の収納部69には緩衝部材として
の板バネ70が収納されている。第1の収納部69の右
方には第2の収納部71が形成されている。第2の収納
部71は右方に開放されており、同第2の収納部71内
にはリミットスイッチ30が収納されている。リミット
スイッチ30は第2の収納部71内に固定された本体3
0aと検出部としてのレバー30bとレバー30bの押
動によって入切される入切ボタン30cとを備えてい
る。レバー30bは第2の収納部71から若干右方に突
出されている。本実施の形態では入切ボタン30cが押
されていない状態で検出信号が出力されるようになって
いる。
【0021】図13に示すように、板バネ70は取り付
けプレート43の左方に突設された付勢プレート72に
対してケース65を時計回り方向(右方)に付勢してお
り、図15(a)及び図15(b)に示すように付勢状
態でケース65は若干右方に傾斜されている。一方、図
2のようにパチンコ機本体4が外枠1内に収納された状
態では、図15(c)に示すように左部枠板1dの上方
寄り内面によって押動された状態となり、レバー30b
が押圧状態とされるとともにリミットスイッチ30もろ
ともケース65が板バネ70の付勢力に抗して反時計回
り方向(左方)に回動する。
【0022】このような構成の実施の形態6のパチンコ
機の作用について説明する。図1のように扉枠15がパ
チンコ機本体4に対し開放状態にあり、パチンコ機本体
4は外枠1に対し開放状態にあるとする。このときリミ
ットスイッチ30は図15(a)に示す状態とされる。
ここでまず扉枠15を回動させて遊技面9を覆うように
遊技盤5に装着する。次いでパチンコ機本体4をヒンジ
金具6の回動軸6aを中心に外枠1方向に回動させる。
すなわち、パチンコ機本体4の右端面4aが図1の状態
から約90度回動して左部枠板1dの内面に接近してい
くこととなる。パチンコ機本体4が外枠1に接近する
と、まずリミットスイッチ30のレバー30bから左部
枠板1dの内面に当接し、レバー30bは押動されて本
体30a方向に回動され入切ボタン30cを押す(図1
5(b)の状態)。さらに、レバー30bが押動される
とリミットスイッチ30もろともケース65が板バネ7
0の付勢力に抗して反時計回り方向(左方)に回動さ
れ、パチンコ機本体4が外枠1に装着された状態でリミ
ットスイッチ30は図15(c)に示す状態となる。図
15(c)に示すようにパチンコ機本体4が外枠1に装
着された状態で規制ねじ68は長孔67内の中央付近に
位置しており、ケース65は左方向へ揺動することにつ
いて若干の余裕を持っている。ついで、再びパチンコ機
本体4を開放させていくと上記とは逆に図15(c)の
状態から図15(b)の状態となり図15(a)の状態
となる。尚、本実施の形態1では開放によってレバー3
0bへの押圧が解除されることで入力される。
【0023】このように構成することにより本実施の形
態6は次のような効果を奏する。 (1)パチンコ機本体4が外枠1に対して開放されても
リミットスイッチ30の配設位置がパチンコ機本体4の
右端面4aの回動軸6a側にありパチンコ機本体4を開
放しても隙間はあまり大きくならないため不正遊技をた
くらむ者がこのリミットスイッチ30に非常に触りにく
くなる。また、パチンコ機本体4の開放に伴ってパチン
コ機本体4の切り欠き28側が前方に張り出すためこれ
が邪魔となるとともに右端面4aは逆に回動して背後に
隠れていくためますます不正が行いにくい。 (2)図15(c)のようにパチンコ機本体4が外枠1
に装着された状態で規制ねじ68は長孔67内の中央付
近に位置しており、ケース65は左方向へ揺動すること
について若干の余裕を持っている。従って、リミットス
イッチ30には板バネ70の付勢力以上の過負荷がかか
らずリミットスイッチ30の過負荷による故障が生じに
くい。 (3)リミットスイッチ30が収納されているケース6
5は左部枠板1dの内面による押動と板バネ70の付勢
力によって長孔67の分だけ左右に揺動するようになっ
ている。すなわちケース65は固定されておらずリミッ
トスイッチ30の配置位置の調整に裕度があるため、リ
ミットスイッチ30の配置作業にそれほどの技量を必要
としなくてよくなる。また、外枠1の経年使用による寸
法誤差にも対応することが容易である。 (4)リミットスイッチ30のレバー30bは直接左部
枠板1dの内面に当接するため特にレバー30bを押動
するための当接プレートのような別部材は不要となりコ
ストの削減に寄与する。 (5)取り付けフレーム41自体が若干左右に撓むとい
う可撓性を有しているため、ケース65が揺動すること
と併せてリミットスイッチ30に負荷がかかりにくくな
っている。 (6)リミットスイッチ30はパチンコ機本体4側にあ
るため、直接入出力基盤34から配線することができる
とともに、入出力基盤34に隣接して配設されているた
め、リミットスイッチ30への電源供給を簡単かつ安価
に実現することができる。 (7)リミットスイッチ30がケース65に収納されて
いるため、パチンコ機の運搬・設置作業時にぶつかって
故障するという不具合が生じにくい。
【0024】(実施の形態7)図2及び図16に示すよ
うに、右端面4aの一部を構成する前記入出力基盤34
の右側方には取り付けフレーム41が形成されている。
取り付けフレーム41には略台形に右方に突出する取り
付けプレート43が形成されている。取り付けプレート
43にはケース73が装着されている。図16に示すよ
うに、ケース73は下方位置に配設された固定ネジ74
によって取り付けプレート43に対して回動可能に装着
されている。固定ねじ74上方には長孔75が形成され
ている。長孔75には取り付けプレート43より突設さ
れた規制ねじ76が配置され、ケース73の回動が規制
されている。その結果、ケース73は固定ネジ74を回
動中心として揺動可能とされる。図16、図17(a)
〜図17(c)に示すように、固定ねじ74及び長孔7
5間には左方に開放された収納部77が形成されてい
る。収納部77内にはリミットスイッチ30が収納され
ている。リミットスイッチ30は収納部69内に固定さ
れた本体30aと検出部としての入力レバー30bとを
備えており、入力レバー30bが押動されて入切ボタン
30cを押す。本実施の形態では入切ボタン30cが押
されていない状態で検出信号が出力されるようになって
いる。リミットスイッチ30は入力レバー30bが取り
付けフレーム41側を向くように配置されている。入力
レバー30bの内側(図16上で左方)には固定ピン7
9に固定されたコイルばね80が配設されている。コイ
ルばね80は取り付けフレーム41に形成された当接プ
レート81に対して入力レバー30bを介してリミット
スイッチ30(本体30a)を外方に付勢する。
【0025】このような構成の実施の形態7のパチンコ
機の作用について説明する。図1のように扉枠15がパ
チンコ機本体4に対し開放状態にあり、パチンコ機本体
4は外枠1に対し開放状態にあるとする。このときリミ
ットスイッチ30は図17(a)に示す状態とされる。
ここでまず扉枠15を回動させて遊技面9を覆うように
遊技盤5に装着する。次いでパチンコ機本体4をヒンジ
金具6の回動軸6aを中心に外枠1方向に回動させる。
すなわち、パチンコ機本体4の右端面4aが図1の状態
から約90度回動して左部枠板1dの内面に接近してい
くこととなる。パチンコ機本体4が外枠1に接近する
と、まずケース73の外方上角部分から左部枠板1dの
内面に当接し、リミットスイッチ30はケース73とと
もに押動されて反時計回り方向(内方向)に回動を始め
る。入力レバー30bはコイルばね80に当接させられ
て入切ボタン30cが押動される(図17(b)に示す
状態)。更に、コイルばね80の付勢力に抗してパチン
コ機本体4を閉塞方向に回動させていくと、パチンコ機
本体4が外枠1に完全装着された状態で本体30aは図
17(c)に示すようにほぼ垂直に配置される。つい
で、再びパチンコ機本体4を開放させていくと上記とは
逆に図17(c)の状態から図17(b)の状態とな
り、更に図17(a)の状態となる。
【0026】このように構成することにより本実施の形
態7は次のような効果を奏する。 (1)図17(c)のようにパチンコ機本体4が外枠1
に装着された状態で本体30aはコイルばね80の付勢
力によって保持されており左右に揺動することについて
若干の余裕を持っている。従って、リミットスイッチ3
0にはコイルばね80の弾性以上の過負荷がかからずリ
ミットスイッチ30の過負荷による故障が生じにくい。 (2)パチンコ機本体4と左部枠板1dの接近に伴って
コイルばね80の付勢力に抗しながらリミットスイッチ
30は時計回り方向(内方向)に回動する。この回動
(揺動)できる範囲においてリミットスイッチ30の配
置位置の調整に裕度ができるため、リミットスイッチ3
0の配置作業にそれほどの技量を必要としなくてよくな
る。また、外枠1の経年使用による寸法誤差にも対応す
ることが容易である。 (3)リミットスイッチ30が揺動するため入力レバー
30bを取り付けフレーム41側に向いて配置させるこ
とができ、例えばパチンコ機本体4の運搬中に入力レバ
ー30bに誤って接触してしまいリミットスイッチ30
が故障するという不具合が生じにくい。 (4)リミットスイッチ30が揺動することに加え、コ
イルばね80が弾性を持っているため左部枠板1dの経
年使用による寸法誤差にも対応することができる。 (5)リミットスイッチ30は直接左部枠板1dの内面
に当接するため特に入力レバー30bを押動して入切ボ
タン30cを入り切りするための当接プレートのような
別部材は不要となりコストの削減に寄与する。 (6)取り付けフレーム41自体が若干左右に撓むとい
う可撓性を有しているため、コイルばね80の弾性に加
えてさらにリミットスイッチ30に負荷がかかりにくく
なっている。 (7)リミットスイッチ30はパチンコ機本体4側にあ
るため、直接入出力基盤34から配線することができる
とともに、入出力基盤34に隣接して配設されているた
め、リミットスイッチ30への電源供給を簡単かつ安価
に実現することができる。 (8)パチンコ機本体4が外枠1に対して開放されても
リミットスイッチ30の配設位置がパチンコ機本体4の
右端面4aの回動軸6a側にありパチンコ機本体4を開
放しても隙間はあまり大きくならないため不正遊技をた
くらむ者がこのリミットスイッチ30に非常に触りにく
くなる。また、パチンコ機本体4の開放に伴ってパチン
コ機本体4の切り欠き28側が前方に張り出すためこれ
が邪魔となるとともに右端面4aは逆に回動して背後に
隠れていくためますます不正が行いにくい。
【0027】・リミットスイッチ30に位置はパチンコ
機本体4の右端面4aと外枠1の左部枠板1d間に限ら
ず、パチンコ機本体4と外枠1の他の位置でもよい。従
って、緩衝部材の配設場所もリミットスイッチ30の配
置位置の変更に伴って当然変更されうる。 ・上記各実施の形態ではリミットスイッチ30は入出力
基盤34の取り付けフレーム41に装着するようになっ
ていたが、右端面4aであれば上下方向にずれた位置に
配置することは自由である。 ・上記各実施の形態ではリミットスイッチ30側は左部
枠板1dの内面と直接当接するようになっていたが、左
部枠板1dの内面に当接プレートのような別部材を介し
ていてもよい。 ・図18に示すように、扉枠15、パチンコ機本体4、
セット盤22が前後方向に3層に配設されている。この
とき、中間のパチンコ機本体4に透孔83を形成し、同
透孔83内に緩衝部材としての板ばね84を配設し、扉
枠15あるいはセット盤22に(図18ではセット盤2
2)リミットスイッチ30を装着するようにしてもよ
い。すなわち、中間に構成部材を配してその前後の構成
部材間で検出するようにし中間の構成部材に緩衝部材を
配設することが可能である。 ・その他の位置、例えば扉枠15と遊技盤5の扉枠支持
フレーム7間やセット盤22とパチンコ機本体4との間
や上部カバープレート35とパチンコ機本体4の間など
開放されたり脱着されたりする部材間に必要に応じて上
記のような緩衝部材を介在させたリミットスイッチ30
を配置することは自由である。。 ・左部枠板1dの内面側にリミットスイッチ30を配置
しても構わない。 ・上記各実施の形態では押圧により入り切りされるリミ
ットスイッチ30であったが、これ以外の他の検出手
段、例えば光電センサ、近接センサ、マイクロスイッチ
等であってもよい。
【0028】(実施の形態8)図19及び図20に示す
ように、本発明をスロットマシンに適用してもよい。本
実施の形態のスロットマシン85は遊技台としての前扉
86の裏面にリール装置87が装着された機種である。
前扉86は支持枠体としての外枠88に対して回動軸8
9を回動中心として回動する。前扉86の前面には遊技
面90が形成されている。端面となるリール装置87の
側方には例えば上記図10に示すセンサ30が配設され
ている。前扉86が外枠88前面を封塞した状態におい
て、外枠88の回動軸89側内面88aがセンサ30の
図示しない入力レバーと当接する。前扉86が開放され
ると外枠88の内面88aのセンサ30に対する押圧は
解除される。このように構成すると、 (1)リミットスイッチ30の配設位置が回動軸89側
にあるため外枠88を開放しても隙間はあまり大きくな
らないため上記と同様不正遊技をたくらむ者がこのリミ
ットスイッチ30に非常に触りにくくなる。また、外枠
88の開放に伴って前扉86が前方に張り出すためこれ
が邪魔となるとともにリミットスイッチ30側(右端
面)は逆に回動して背後に隠れていくためますます不正
が行いにくい。 (2)リミットスイッチ30のレバーは直接回動軸75
が外枠88の内面88aに当接するため特にレバー入り
切りのための当接プレートのような別部材は不要となり
コストの削減に寄与する。 (3)上記同様リミットスイッチ30自体が揺動するた
めリミットスイッチ30にかかる負荷が軽減される。 その他、スロットマシン85には図6〜図11の各リミ
ットスイッチ30が応用できる。緩衝部材としての板バ
ネ70やコイルばね62の他に復帰力の強いスポンジの
ようなものを使用してもよい。また、内面88aに当接
プレートのような別部材を介していてもよい。 ・上記スロットマシン85ではリミットスイッチ30は
リール装置87の側面(端面)に装着されていた。しか
し、リール装置87が外枠88側にあるタイプのスロッ
トマシン85では取り付けプレートを前扉86の裏面に
固着し、この取り付けプレートを前扉86の端面として
にリミットスイッチ30を装着することでリミットスイ
ッチ30のレバーを外枠88の内面88aに当接させる
ようにしてもよい。 ・本発明はパチンコ機以外にもアレパチ、アレンジボー
ル等の遊技機にも応用可能である等その他、本発明の趣
旨を逸脱しない態様で実施することは自由である。
【0029】上記実施の形態から把握できる本発明のそ
の他の技術的思想について下記に付記として説明する。 (1) 少なくとも支持枠体と、同支持枠体前面を覆う
遊技盤を備えた遊技機本体とを備え、同支持枠体及び遊
技機本体を含め複数の構成部材を開閉可能あるいは脱着
可能に組み合わせ同複数の構成部材間の開閉あるいは脱
着に伴いON/OFFされる検出部を有する検出手段を
設けた遊技機において、前記各構成部材の開閉あるいは
着脱に伴い作用する緩衝部材を配設し、同緩衝部材を介
在させた状態で同検出部がON/OFFされるように構
成したことを特徴とする遊技機。 (2)支持枠体と、同支持枠体に対して開閉可能に支持
され遊技面が形成された前扉と、同支持枠体あるいは前
扉のいずれかに配設されたリール装置とを備え、同支持
枠体及び前扉を含め複数の構成部材を開閉可能あるいは
脱着可能に組み合わせ同複数の構成部材間に開閉あるい
は脱着状態を検出する検出手段を配設するようにした遊
技機において、前記各構成部材の開閉あるいは着脱に伴
い作用する緩衝部材を配設し、同緩衝部材を介在させた
状態で同検出部がON/OFFされるように構成したこ
とを特徴とする遊技機。 (3)前記検出部は同支持枠体内面と同検出部との間に
介在された緩衝部材によって入切されることを特徴とす
る請求項1若しくは付記1又は2のいずれかに記載の遊
技機。 (4)前記検出手段と前記遊技機本体(又は前扉)の開
閉支軸側端面との間には緩衝部材が配設されていること
を特徴とする付記3に記載の遊技機。 (5)前記緩衝部材は前記検出手段又は検出手段と前記
遊技機本体(又は前扉)のいずれかに配設されているこ
とを特徴とする請求項1若しくは付記1〜4のいずれか
に記載の遊技機。 (6)前記緩衝部材は3層に配置された構成部材のいず
れかに配設されていることを特徴とする請求項1若しく
は付記1〜4のいずれかに記載の遊技機。 (7)前記検出手段は揺動可能に支持され同端面と支持
枠体内面との接近に伴って同支持枠体内面によって揺動
され前記検出部が同端面又は支持枠体内面に当接するこ
とを特徴とする請求項1若しくは付記1〜6のいずれか
に記載の遊技機。 (8)検出手段は回動軸を中心に回動するとともに、規
制ピンが長孔内を往復動することによって揺動すること
を特徴とする付記7に記載の遊技機。 (9)前記検出手段はケースに収納され、同ケースとと
もに揺動することを特徴とする付記7又は8に記載の遊
技機。 (10)ケースは回動軸を中心に回動するとともに、規
制ピンが長孔内を往復動することによって揺動すること
を特徴とする付記9に記載の遊技機。 (11)前記緩衝部材は前記検出部と一体に構成された
ことを特徴とする請求項1若しくは付記1〜10のいず
れかに記載の遊技機。 (12)前記検出部は前記遊技機本体(又は前扉)の開
閉支軸側端面側に配置されていることを特徴とする請求
項1若しくは付記1〜11のいずれかに記載の遊技機。
【0030】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態のパチンコ機の扉枠及び
パチンコ機本体を開放した状態の斜視図。
【図2】 本各実施の形態の背面図。
【図3】 実施の形態1においてパチンコ機本体を開放
した状態を説明する部分拡大背面図。
【図4】 実施の形態2においてパチンコ機本体を開放
した状態を説明する部分拡大背面図。
【図5】 実施の形態1のリミットスイッチの装着状態
を説明する分解斜視図。
【図6】 実施の形態2にリミットスイッチの装着状態
を説明する分解斜視図。
【図7】 実施の形態1のリミットスイッチの状態を説
明する説明図であって(a)はパチンコ機本体開放状
態、(b)はパチンコ機本体閉塞状態。
【図8】 実施の形態2のリミットスイッチの状態を説
明する説明図であって(a)はパチンコ機本体開放状
態、(b)はパチンコ機本体閉塞状態。
【図9】 実施の形態3のリミットスイッチの状態を説
明する説明図であって(a)はパチンコ機本体開放状
態、(b)はパチンコ機本体閉塞状態。
【図10】 実施の形態4のリミットスイッチの状態を
説明する説明図であって(a)はパチンコ機本体開放状
態、(b)はパチンコ機本体閉塞状態。
【図11】 実施の形態5のリミットスイッチの状態を
説明する説明図であって(a)はパチンコ機本体開放状
態、(b)はパチンコ機本体閉塞状態。
【図12】 実施の形態6においてパチンコ機本体を開
放した状態を説明する部分拡大背面図。
【図13】 実施の形態6にリミットスイッチの装着状
態を説明する分解斜視図。
【図14】 実施の形態6のケースを説明する断面図。
【図15】 実施の形態6のリミットスイッチの状態を
説明する説明図であって(a)はパチンコ機本体開放状
態、(b)はリミットスイッチの入力レバーのみが押動
された状態(c)はパチンコ機本体閉塞状態。
【図16】 実施の形態7においてパチンコ機本体を開
放した状態を説明する部分拡大背面図。
【図17】 実施の形態7のリミットスイッチの状態を
説明する説明図であって(a)はパチンコ機本体開放状
態、(b)はリミットスイッチの入力レバーのみが押動
された状態(c)はパチンコ機本体閉塞状態。
【図18】 扉枠、パチンコ機本体及びセット盤の3層
構造において中間のパチンコ機本体に板ばねを配設状態
の説明図。
【図19】 スロットマシンに応用した実施の形態8の
斜視図。
【図20】 同じスロットマシンを開放した状態の斜視
図。
【符号の説明】
1…支持枠体としての外枠、1d…左部枠板、4…遊技
台としてのパチンコ機本体、4a…開閉支軸側端面とし
ての右端面、5…遊技盤、9…遊技面、30…検出手段
としてのリミットスイッチ、30b…検出部としての入
力レバー、45,50…緩衝部材としての中間レバー、
59…緩衝部材としてコイルばね、55a…緩衝部材と
しての延出部、61a…緩衝部材としての延出部、70
…緩衝部材としての板バネ、80…緩衝部材としての板
バネ、84…緩衝部材としての板バネ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも支持枠体と、同支持枠体を覆う
    遊技者が対面して遊技を行う遊技面が形成された遊技台
    とを備え、同支持枠体及び遊技台を含め複数の構成部材
    を開閉可能あるいは脱着可能に組み合わせ同複数の構成
    部材間の開閉あるいは脱着に伴いON/OFFされる検
    出部を有する検出手段を設けた遊技機において、 前記各構成部材の開閉あるいは着脱に伴い作用する緩衝
    部材を配設し、同緩衝部材を介在させた状態で同検出部
    は揺動可能なケースを介して遊技台の端面に装着されて
    おり、前記複数の構成部材の閉塞に伴って同ケースが支
    持枠体と当接し同検出部がONされるように構成したこ
    とを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】前記取り付けフレームは入出力基盤側方に
    形成されていることを特徴とする請求項1に記載の遊技
    機。
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