JP4448606B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、遊技盤を着脱自在に装着し得る前面枠の前面側に、遊技盤の前面を覆う透明部材を保持する前面カバー部材を開閉自在に備えた遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の遊技機、例えばパチンコ遊技機においては、遊技盤上に設けられた障害釘や風車並びに電動入賞装置などに遊技球が引っ掛かることがあり、このような場合には、係員が前面カバー部材としてのガラス枠を開いて遊技盤を露出させ、手作業で遊技球を取り除くなどしてトラブルを解消している。そのため、ガラス枠は前面枠に対して開閉可能な構造とされていた。
【0003】
また、ガラス枠を前面枠に開閉可能な状態で取り付けた場合、施錠を忘れるなどしてガラス枠が開放可能な状態になっていると、遊技者によってガラス枠が開けられて不正な行為がされてしまうことも考えられるので、従来からパチンコ遊技機にはガラス枠の開閉状態を検出する開閉スイッチを設けるのが一般的であった。従来、開閉スイッチは、例えば、ガラス枠が取り付けられる前面枠において遊技盤を収容する部分の下端などに設けられていた。
【0004】
しかしながら、遊技盤を収容する前面枠に開閉スイッチを設ける場合には、遊技盤を交換する際に開閉スイッチが邪魔になっては困るので、例えば、遊技盤より下側で且つガラス枠と重なる範囲に開閉スイッチを設けなければならないなど、開閉スイッチの取付位置に制限が多いという課題があった。そのため、開閉スイッチは、遊技盤を収容する前面枠側ではなく、ガラス板を収容するガラス枠に設けるといった提案もなされている(特願平9−330927号)。
【0005】
ガラス枠に開閉スイッチを設ける場合、一般に、開閉スイッチはガラス枠の軸支側に設けるのが好ましい。なぜなら、軸支側ではガラス枠のぐらつきも小さいので、安定してガラス枠の開閉を検出することが出来る。また、ガラス枠の開閉により開閉スイッチに掛かる衝撃が減少し、また、開閉スイッチまでの配線長も短くて済む。
【0006】
これは、ガラス枠に開閉スイッチを設ける場合、開閉スイッチはガラス枠の軸支部側から前面枠側に配設された配線により制御装置(例えば遊技制御装置)に接続されるためである。開閉スイッチは、ガラス枠が閉じられた状態で、スイッチの可動片が押圧されて、結果として接点が閉じ電流が流れるためそれが検出されて制御装置に伝えられる。一方、ガラス枠が開かれた状態では、スイッチの可動片の押圧が解かれて、結果として接点が離れ、電流遮断状態が検出されて制御装置に伝えられる。ガラス枠の開放状態が検出されると、制御装置により報知等(例えば遊技機のランプ表示や、遊技機から離れて設置された管理装置への信号出力など)の制御が行われる。
【0007】
ところで、従来、前面枠においてガラス枠の軸支側には、ガラス枠を支持する軸受け部とガラス枠と前面枠との隙間を遮断する不正防止用の防犯手段(進入防止壁)とが一体的に構成された支持兼防犯部材としての前面枠側軸支部材と呼ばれるユニットが取り付けられていた。このユニットは重量のあるガラス枠を軸支する必要があるため、金属など高強度な部材で構成されるのが一般的であった。さらに、この前面枠側軸支部材ユニットは、遊技機に設けられるその他の金属部品(例えば施錠ユニットなど)と共に、遊技盤を収容する金属製の遊技盤収納フレームと導通状態にされ、このグランド面積を増加したグランド電位に制御基板のGND等を接続するのが一般的であった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のように開閉スイッチの可動片が前面枠側軸支部材ユニットに当接するように配設されると、次のような問題が発生した。
【0009】
すなわち、前面枠側軸支部材ユニットは遊技機の様々な金属製部品に導通されているため、遊技機の色々な箇所で比較的に大きなノイズが発生した場合に、該ノイズが前面枠側軸支部材を介して開閉スイッチに伝わり、ガラス枠が開いてないのに間違って開放の検出がなされると云った問題を発生させる場合があった。また、開閉スイッチの可動片が該スイッチにおいて独立した部材であっても、高電圧のノイズが伝わると空中放電等でスイッチ本体に伝わってしまう恐れがあった。
【0010】
また、この開閉スイッチが接続される制御基板等に開閉スイッチがひろったノイズが伝わって影響を与えてしまうおそれがあった。
【0011】
また、上記の問題を回避するため、開閉スイッチを例えばガラス枠の上辺側の縁部など、ガラス枠の軸支側より離れた位置に設けることも考えられるが、このような場合には、ガラス枠の開放状態をより良く検出するために、可動片を長くして、少しでも開放状態になったらこの状態を検出するように構成する必要がある。しかしながら、可動片を長くすると、ガラス枠の裏側に可動片が大きく突出してしまい、遊技盤の交換やメンテナンスの際に邪魔になるという問題があった。
【0012】
さらに、ガラス枠ではガラス板の着脱をガラス面に沿って該ガラス板を上下方向にスライドさせて行うように構成されているのが通常であるが、開閉スイッチがガラス枠の上辺側の縁部に設けられていると、着脱の際にガラス板が開閉スイッチに引っ掛かってその着脱作業に支障をきたすという問題もあった。
【0013】
その他、ガラス枠と上皿ユニットとの重なり部分に開閉スイッチを設けることも考えられるが、この場合、ガラス枠と上皿ユニットとが同時に開かれたような場合に、ガラス枠の開放が検出できないといった問題があるし、また、上皿ユニットとガラス枠との重なり部分には、上皿ユニットへの不正を防止するための金属製の不正防止機構が設けられるのが通常であるため、該金属製の不正防止機構に開閉スイッチの可動片が当接することになり、上記前面枠側軸支部材の箇所に設けた場合と同様に、電気ノイズに基づく誤検出といった問題が発生しかねない。
【0014】
この発明は、上記実状に鑑みてなされたもので、ガラス板等の透明部材を備えた前面カバー部材の開閉を正確に検出でき、更には、遊技盤の交換やメンテナンス、ガラス板等の透明部材の出し入れの際に作業の邪魔にならない開閉スイッチの取付け構造を提供することを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、遊技盤を着脱自在に装着し得る前面枠の前面側に、遊技盤の前面を覆う透明部材(ガラス板やクリア樹脂など)を保持する前面カバー部材を開閉自在に備えた遊技機において、前記前面枠は、前記前面カバー部材の一側方を回動可能に支持する支持部と、不正防止用に当該前面枠と前記前面カバー部材との隙間を遮る防犯手段と、を一体的に形成してなる金属製の支持兼防犯部材を一方側に設け、前記前面カバー部材は、中央を開口し、裏側に前記透明部材を配置する開口部と、該開口部の裏側上辺部に沿って、前記前面枠に形成される凸部と嵌合することで、前記前面枠との隙間を遮る凹部と、前記透明部材を上下方向にスライドさせることで着脱可能な透明部材保持枠と、該前面カバー部材の開閉を検出して検出信号を出力する開閉スイッチと、を有し、前記開閉スイッチは、支点を中心に回動可能に設けられた可動片の変位を検出して前記検出信号を出力するスイッチ本体と、前記スイッチ本体を前記前面カバー部材に取り付けるための取付ベース部材と、からなり、前記可動片が前記前面枠の凸部に押されることにより該前面カバー部材の閉状態を検出するように前記凹部内に取り付けられ、前記可動片は、検出とは無関係な遊び部分の可動範囲と、検出信号がオンからオフ又はその逆に切り換わるしきい点が間に含まれる検出時可動範囲と、の間で回動可能に構成されてなり、前記取付ベース部材は、前記可動片に当接して当該可動片が前記検出時可動範囲から前記可動範囲へ回動することを規制する範囲規制部を備え、前記範囲規制部によって前記可動片が前記凹部の窪んだ領域より外側に飛び出さず且つ前記透明部材のスライドされる領域に突出しない構成とした。
【0016】
このような手段によれば、支持兼防犯部材によって前面枠の一側方に取り付けられる部材を1ユニット化できるので、遊技機の組み立て時に作業性が向上するという従来の効果をそのまま維持できるとともに、前面カバー部材の開閉スイッチが支持兼防犯部材を避けた位置に設けられるので、金属製の支持兼防犯部材から電気的なノイズが開閉スイッチに伝わって誤検出してしまうと云った不具合を回避することが出来る。
【0017】
また、開閉スイッチは前面カバー部材の中央より軸支側に設けられるので、前面カバー部材の開閉による衝撃がさほど加わらず、開閉スイッチの耐久性の向上が図れるし、また、前面カバー部材のぐらつき量もさほどないので、前面カバー部材が前面枠から僅かに浮いた程度で開閉スイッチが反応してしまうなどの誤検出を回避することが出来る。
【0018】
ここで、遊技機は、パチンコ遊技機やアレンジボール遊技機などの弾球遊技機など、遊技盤と透明部材との間の遊技領域に遊技球を送り込んで遊技を行う遊技機を全て含む
【0020】
また、上記の手段によれば、開閉スイッチが開口部の上側上辺部に設けられているので、開閉スイッチの取付けスペースを確保しやすいし、また、ノイズなどの影響を受け難く、確実な検出が可能な最適な位置となる。
【0021】
すなわち、透明部材が配設される部分すなわち遊技領域が視認できるエリアに開閉スイッチを設けた場合、該スイッチが透明部材越しに露出した状態で遊技者に見えてしまい美観を損ねるし、また、前面カバー部材の軸支側においては、支持兼防犯部材が設けられ、この支持兼防犯部材は防犯の目的から必然的にガラス枠の高さと略同じ高さのユニットにされることから、この軸支側にスイッチを設けることは支持兼防犯部材に当接してしまう恐れがある。さらに、透明部材の下側は、例えば上皿ユニット等の開閉パネルが通常存在するので取付け箇所がなく、あったとしても開閉スイッチは開閉パネルに当接して前面カバー部材の開閉を検出するような構成となってしまい、上記開閉パネルと前面カバー部材が一緒に開放している場合には開閉の検出が出来ないといった不具合も生じかねない。また、軸支側と反対の側では、前面カバー部材を閉じた際に強い衝撃が加わる箇所であり開閉スイッチの耐久性を損ね、前面カバー部材の開閉の確実な検出も危うくなる。
【0024】
また、上記の手段によれば、上記開閉スイッチは上記凹部の窪んだ領域より外側に飛び出さないように取り付けられているので、遊技盤の交換やメンテナンス時に開閉スイッチが邪魔にならず、誤って何かに引っ掛けて開閉スイッチを壊してしまうと言ったような不具合も回避できる。
【0028】
また、上記の手段によれば、前記開閉スイッチの可動部が透明部材のスライドされる領域に突出しないように取り付けられているので、透明部材の取り外しや取り付け時に透明部材が開閉スイッチに引っ掛からないので、その作業性か向上される。
【0029】
また、上記の手段によれば、前記開閉スイッチはスイッチ用取付ベースを介して前記前面カバー部材に取り付けられると共に、前記スイッチ用取付ベースは、前記開閉スイッチの可動部に当接して該可動部の可動範囲を規制する範囲規制部を備えているので、開閉スイッチの可動部の可動範囲を簡単に規制することが出来て、それにより例えば凹部から可動部を突出させないなど、可動部の規制を容易にできる
【0031】
具体的には、前記範囲規制部は、先端部が前記開閉スイッチの可動部の可動範囲に張り出すように、プレート状のベース板部から延出され且つ「コ」の字状に曲げられて形成され、前記前面枠の凸部は、前記範囲規制部に対応する位置に窪みが設けられていると良い。
【0035】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0036】
図1は、本発明の実施の形態であるパチンコ遊技機の全体像を示す斜視図を示す。
【0037】
この実施の形態のパチンコ遊技機1は、前面側に配設された透明部材としてのガラス板5と、その内側に収容された遊技盤(図示略)との間に形成される遊技領域内に発射された遊技球により遊技を行う装置である。遊技盤の前面側には、遊技球の進行方向を無作為に変化させる障害釘や、遊技球の流下速度や方向を制御する風車、並びに、遊技球が流入可能に設けられた入賞口、遊技球が流入可能な入賞口を有すると共に該入賞口を遊技者に有利な状態にしたり不利な状態にしたり可能な変動入賞装置、特定の入賞口へ遊技球が入賞したことに基づき特別遊技が行われる役物装置、何れの入賞口へも入賞しなかった遊技球を遊技領域の下端で回収するアウト口などが設けられている。また、遊技盤の裏側には、各入賞口に遊技球が入賞したことを検出する入賞センサーや、入賞口に流入された遊技球を下部の回収樋まで導く集合樋などが設けられている。
【0038】
遊技盤より下側の部分には、払出し口42を有し該払出し口42から貸球や賞球が払い出される上皿41、灰皿ユニット16、上皿41が一杯になったときに上皿41の払出し口42と内部でつながっている払出し口14からオーバーフローした遊技球が排出される下皿13、および、球発射装置の始動や停止ならびに球の発射強度の調整を行う操作レバー12などが設けられている。図1中、15は下皿13の底面部に設けられた流下孔を開いて下皿13に溜まった遊技球を該流下孔を介して排出するレバーである。
【0039】
また、パチンコ遊技機1の左側には、プリペイドカードなど遊技カードに記録された有価情報の読み書きを行って遊技球の貸出しを行うCRユニット50が設けられている。図中、51は遊技カードが挿入されるカード挿入口、52,52はCRユニットの稼動や遊技カードの挿入の有る無しを示す表示灯である。
【0040】
また、パチンコ遊技機1の裏側には、図示は省略するが、貸し球や賞球を貯留しておくタンク71や貸し球や賞球を上皿41へ排出する球排出装置、上皿から溢れた賞球を下皿13へ誘導するオーバーフロー樋、タンク71から球を整列させて球排出装置まで導くシュート、球排出装置の制御を行う排出制御装置、遊技盤上の特に役物装置において行われる遊技の制御を行う遊技制御装置、CRユニット50で読み出された有価情報などを上皿41の前面側に設けられた表示部44a,44aに表示させるためCRユニット50からのデータ入力を行うCRユニット用中継基板、並びに、操作レバー12の操作に応じて遊技球を遊技領域内に打ちこむ球発射装置などが設けられている。
【0041】
図2には、前面カバー部材と上皿ユニットを開いた状態を遊技機本体の側方から眺めた側面図を、図3には前面カバー部材と遊技盤とを取り外した状態の正面図を示す。
【0042】
上記のようなパチンコ遊技機1において基本的な構造枠となるのは、パチンコ遊技機1の上下左右を囲むように設けられたベースフレーム10である。そして、このベースフレーム10の前面側に前面枠(前面構成部材)20が取り付けられている。前面枠20は、遊技盤が臨む部分が大きく開口された木製のフレームであり、この前面枠20に遊技盤が着脱可能に収容される金属製の遊技盤収容部材60(図3)が取り付けられる。そして、該遊技盤収容部材60に遊技盤が収容されるようになっている。上記前面枠20は、ベースフレーム10に対してヒンジ20aを介して取り付けられており、該ヒンジ部を中心に回動してベースフレーム10に対し開閉可能になっている。上記の灰皿ユニット16、下皿13、操作レバー12や球発射装置は、この前面枠20の下部前面に直接配設されている。
【0043】
また、この前面枠20の中央から上部にかけては、透明部材としてのガラス板5を収容する前面カバー部材としてのガラス枠30が設けられている。ガラス枠30は、図2に示すように、片側が前面枠20に対して軸支され、該軸支部分を中心に回動して前面枠20に対して開閉可能に取り付けられている。ガラス枠30はその中央が開口され、該開口部31にガラス板5が配設されている一方、装飾性を向上するためにガラス板を囲む部分、主に上側の部分が前面側に膨出した形状となるように構成された膨出部32が設けられている。
【0044】
さらに、この膨出部32の内部には、遊技状態を報知するLED33a,33b,33cを備えた報知手段としての警報ランプ33Aや、遊技内容に従って点灯や点滅をして装飾を行う装飾ランプ33B、並びに、本発明に係る開閉スイッチ100が設けられている。
【0045】
ガラス枠30や前面枠20は、前面枠20に設けられた施錠ユニット21により、通常の遊技状態では閉じられた状態にあるが、遊技領域内で遊技球が詰まってしまったような場合には、店員によりガラス枠30が開けられて手作業で遊技盤上の遊技球が取り除かれる。また、遊技盤上に配設された電気的遊技装置で異常が発生したような場合には、遊技盤が収容された前面枠20がベースフレーム10に対して開かれて修理等の作業が行われることもある。
【0046】
また、ガラス枠30の下側で上皿41が設けられている部分も、図2に示すように、前面枠20に対して開閉可能に設けられている。すなわち、上皿41が設けられている中段の部分は、前面枠20に対して開閉可能な開閉パネルとなっており、これら開閉パネルと上皿41とが一体的にされて上皿ユニット40が構成されている。この上皿ユニット40は、ガラス枠30と同様に、その片側が前面枠20に軸支されて開閉可能になっている。上皿ユニット40の裏側には、球排出装置から排出された遊技球を上皿41に導く払出し口42や、上皿41に溜まっている遊技球を操作部45の操作により下皿13へと通じる球流路に送る球抜き部43などが設けられている。また、上皿ユニット40にはCRユニット用中継基板から上皿41の表示部44a,44aに表示信号を送る信号線L2が配設されている。
【0047】
次に、ガラス枠30と前面枠20との重なり部分について説明する。
【0048】
一般に、ガラス枠30と前面枠20との間に隙間があると、該隙間は遊技盤とガラス板との間の遊技領域に繋がっているため、該隙間を介して遊技領域にピアノ線等を挿入されて不正が行われる恐れがある。そのため、ガラス枠30と前面枠20との間には、その隙間を遮るような不正防止の手段が設けられている。
【0049】
この実施の形態のパチンコ遊技機1では、この不正防止の手段として、ガラス枠30側には、図2に示すようにその裏側の上辺部に、該上辺に沿って凹形状に設けられた凹部34が設けられる一方、前面枠20側には上記凹部34に対応した位置に該凹部34にやや遊びを有した状態で嵌合するように突出して設けられた凸部としての不正防止部材23が設けられている。この不正防止部材23は例えば合成樹脂などにより形成される。
【0050】
また、上記の不正防止の手段として、前面枠20においてガラス枠30が重なる部分の右側には、左の縁部を断面で「L」字状に起立させて形成した防犯プレート24が配設されている。該防犯プレート24は、前面枠20の開口部の右側の辺の全域に渡って設けられ、上記不正防止用起立壁24aも前面枠20の開口部の右側の辺の全域に渡って設けられている。そして、上記の不正防止用起立壁24aは、ガラス枠30の裏側に設けられた溝部に収容されて、ガラス枠30と前面枠20との間の隙間を遮るようになっている。この防犯プレート24は、パチンコ遊技機のグランド電位に接続されて、グランド面積を増やす役割も担っているため導電性の部材で形成されている。なお、グランド面積の増加を担う必要がなければ合成樹脂等の部材で形成しても良い。
【0051】
また、前面枠20においてガラス枠30が重なる部分の左側にも、同様の防犯プレートの機能を兼ね備えた支持兼防犯部材としての前面枠側軸支部材22が設けられている。この前面枠側軸支部材22には、左の縁部が「L」字状に起立されて防犯手段並びに起立部としての不正防止用起立壁22cが設けられている。この不正防止用起立壁22cはガラス枠30の裏側に設けられた溝部に収容されて、ガラス枠30と前面枠20との隙間を遮るようになっている。
【0052】
また、この前面枠側軸支部材22は、防犯プレートの機能の他、ガラス枠30を軸支する支持部としての機能も一体的に兼ね備えた構成となっている。すなわち、この前面枠側軸支部材22の上部には、ガラス枠30に設けられた軸部35aを回動可能に支持する支持部材としての軸受部22aが設けられる。一方、前面枠側軸支部材22の下部には、ガラス枠30に設けられた軸部36aを回動可能に支持する軸受部22bが設けられている。これらの軸受部22a,22bは不正防止用起立部22cと共に一体的に形成されている。軸受部22a,22bは重いガラス枠30を支持しなくてはならないので、強度を高くする必要があり、この実施の形態では鋼板等の金属により形成されている。この前面枠側軸支部材22はパチンコ遊技機1のグランド電位に接続されて、グランド面積を増やす役割も担っているため導電性の部材で形成されている。
【0053】
また、ガラス枠30の開口部31の下側には、若干のスペースをおいて上皿ユニット40が配設されるようになっている。
【0054】
その他、ガラス枠30の裏側には、図2に示すように、ガラス枠30を前面枠20に軸支させるための軸部35a,36aがそれぞれ一体形成され、前面枠20と軸部35a,36aとを高い剛性で取り付けるための軸部取付ベース35,36や、ガラス板5を保持する透明部材保持枠としての保持枠38A,38B、並びに、これら保持枠38A,38Bを補強する保持枠補強部材38Cや、上記保持枠38A,38Bをガラス枠30に固定する固定部39…などが設けられている。保持枠38A,38Bは、図7に示すように2枚のガラス板5,5の縁部を収容して保持する構成となっており、更に、2枚のガラス板5,5は左右一対の保持枠38A,38Aに沿って上方や下方にスライドさせることで該保持枠38A,38Bに着脱自在なように構成されている。
【0055】
また、ガラス枠30には、その前面側の膨出部32に設けられた警報ランプ33Aや装飾ランプ33B(図1)および開閉スイッチ100に接続されるリード線L1(図2)が膨出部32の内部を通って遊技機本体側に配設されている。
【0056】
次に、ガラス枠30の凹部34に設けられた開閉スイッチ100について詳細に説明する。
【0057】
図4は、実施形態のパチンコ遊技機に取り付けられている開閉スイッチの一例を示すもので、(a)はその側面図、(b)は平面図である。図5は、開閉スイッチのスイッチ本体を示す側面図、図6は取付ベースを示すもので、(a)はその側面図、(b)は平面図である。
【0058】
開閉スイッチ100は、図4,図5に示すように、可動片111の変位を検出して検出信号を出力するスイッチ本体110(図5)と、該スイッチ本体をガラス枠30の膨出部32に設置するためのスイッチ用取付ベースとしてのベース部材120(図6)とから構成され、可動片111に対象物に当接することで可動片111を支点111aを中心に回動させ、スイッチ本体の内部に配設されている検出子112を動かすことで、対象物の当接を検出するマイクロスイッチであり、その検出信号をリード線L10を介してパチンコ遊技機の本体側に送るようになっている。
【0059】
スイッチ本体110には、支点111aを中心に回動可能に設けられた可動部としての可動片111と、可動片111に押されて変位する検出子112と、該検出子112の変位を例えば2値レベルで検出して該レベルを示す検出信号を出力する検出部110Aなどが設けられている。また、スイッチ本体110の側面には該本体110をベース部材120に取り付けるためのネジ挿通孔113a,113aが設けられている。なお、この実施の形態では開閉スイッチ100はマイクロスイッチとしているが、マグネットに感知してオン、オフするリードスイッチなどの近接スイッチを用いても良い。
【0060】
ベース部材120は、プレート状のベース板部120Aに、スイッチ本体110の土台となる凸状の底面土台124,124や、スイッチ本体110を該取付ベースに取り付けるためのネジ孔123a,123aを有するボス123,123、並びに、該ベース部材120をガラス枠30に取り付けるためのネジ挿通孔122a,122aおよびボス122,122、スイッチ本体110の可動片111の可動範囲を規制する範囲規制部121とを設けて構成される。範囲規制部121は、先端部121aが可動片111の可動範囲に張り出すように、ベース板部120Aから延出され且つ「コ」の字状に曲げられて形成されている。
【0061】
図5に示すように、スイッチ本体110がベース部材120に取り付けられていない状態では、可動片111は、検出信号がオンからオフ又はその逆に切り換わるしきい点が間に含まれる検出時可動範囲f2と、検出とは無関係な遊び部分の可動範囲f1と、を含んだ広い範囲で回動可能になっている。
【0062】
そして、スイッチ本体110をベース部材120に取り付けることで、図4に示すように、可動片111の可動範囲に範囲規制部121が張り出して、可動片111が所定の範囲まで回動した場合に範囲規制部121の先端部121aが可動片111に当接し、その可動範囲が規制されるようになっている。規制される可動範囲は、図4(a)と図5に示すように、遊び部分の可動範囲f1である。
【0063】
図7は、実施形態のパチンコ遊技機において開閉スイッチの取付け状態を示す図2の矢印A−A線に沿った断面図、図8は、前面カバー部材が閉じられたときの断面図である。
【0064】
図7に示すように、開閉スイッチ100はそのベース部材120が、膨出部32の内部に設けられたボスD1にネジ止着されることで取り付けられる。そして、開閉スイッチ100の検出部110Aやベース板部120Aが膨出部32の内部に収容され、可動片111や範囲規制部121の上部だけがガラス枠30の膨出部32の裏面側に設けられた開閉スイッチ用開口部34aを介して裏面側に飛び出した状態に固定される。
【0065】
ガラス枠30が開いている状態において、開閉スイッチ100の可動片111は、範囲規制部121の規制によりガラス枠30の裏面側の上辺部分に設けられた凹部34の窪んだ領域内に収まり、該領域外に飛び出さないようになっている。なお、図7において符号gは図2の凹部34の下側にある凹部34の側壁である。
【0066】
また、前述したように、ガラス枠30の保持枠38A,38Aに保持された2枚のガラス板5,5は、保持枠38A,38Aに沿って上下にスライドさせることで保持枠38A,38Aからガラス板5,5を着脱できるようになっているが、開閉スイッチ100の可動片111は、範囲規制部121の規制により、このガラス板5,5がスライドされる領域(図7においてガラス板5,5が描かれている領域)にも突出しないようになっている。
【0067】
そして、ガラス枠30が閉じられると、図8に示すように、開閉スイッチ100が臨む凹部34に、前面枠20に設けられた凸形状の不正防止部材23が嵌入され、該不正防止部材23に可動片111が押されてガラス枠30が閉まっていることが開閉スイッチ100により検出される。なお、不正防止部材23には、開閉スイッチ100の範囲規制部121の頭部に対応する部分に窪みが設けられており、範囲規制部121が不正防止部材23に当接して変形されたりしないようになっている。
【0068】
以上のように、この実施の形態のパチンコ遊技機1によれば、前面枠側軸支部材22によって、前面枠20の左側に取り付ける不正防止用の部材と軸支用の部材とが合わさって1ユニット化されるので、遊技機の組み立て時等に作業製が向上されることに加え、重いガラス枠30を支持するため前面枠側軸支部材22は必然的に高強度の金属製の部材になるが、ガラス枠30の開閉を検出する開閉スイッチ100がこの前面枠側軸支部材22に当接しない箇所に設けられているので、パチンコ遊技機1で発生された電気ノイズが前面枠側軸支部材22を介して開閉スイッチ100に伝わり誤検出してしまうといった不具合を回避することが出来る。
【0069】
また、開閉スイッチ100は、ガラス枠30の開口部31より上側で、ガラス枠30の中央より支持部側に取り付けられているので、開閉スイッチ100のスペースの確保が容易で、電気的なノイズの影響を受けることがなく、確実なガラス枠30の開閉の検出を行うことが出来る。すなわち、遊技領域が視認できるガラス板5が設置されている部分に開閉スイッチを設けた場合、該スイッチがガラス板5越しに露出して遊技者に見えてしまい美観を損ねたり、ガラス枠30の軸支側においては前面枠側軸支部材22に接触する恐れがあり、また、ガラス枠30の軸支側の反対の側では、ガラス枠30を閉じた場合に、開閉スイッチ100に強い衝撃が加わるため、その耐久性に問題がある。また、ガラス枠30の開口部31より下側の部分は、すぐ下に上皿ユニット40があり、開閉スイッチ100の配設スペースの確保が難しい。更に、上皿ユニット40とガラス枠30とは少し重なった状態に設けられ、開閉スイッチ100が前面枠20ではなく上皿ユニット40の重なった部分に当接してガラス枠30の開閉を検出するように形成されている場合、ガラス枠30と上皿ユニット40とを両方同時に開いたときに、ガラス枠30の開閉の検出ができないという問題がある。
【0070】
また、開閉スイッチ100をガラス枠30の裏面側に設けられた凹部34の箇所に設け、更に、開閉スイッチ100の可動片111などが凹部34の窪んだ領域から外側に飛び出さないように配設されているので、例えば遊技盤の交換やメンテナンス時などに開閉スイッチが邪魔にならず、誤って開閉スイッチを何かに引っ掛けて開閉スイッチを壊してしまうと言った不具合も回避できる。
【0071】
また、開閉スイッチ100は、ガラス板5,5の着脱時に該ガラス板5,5がスライドする領域に張り出すことがないので、ガラス板5,5の取り外しや取り付け時にガラス板5が開閉スイッチ100に引っ掛かったりしない。
【0072】
また、開閉スイッチ100はベース部材120を介してガラス枠30に取り付けられるとともに、該ベース部材120に可動片111の可動範囲を規制する範囲規制部121が設けられているので、上述のような可動片111の規制を容易に行うことが出来る。
【0073】
また、開閉スイッチ100がガラス枠30に設けられた膨出部32の内部に収容され、開閉スイッチ用開口部34aを介して可動片111が外部に突出された構成となっているので、大きめのスイッチや可動部の可動範囲が大きなスイッチでも、邪魔になることなく設置することが可能で、それによりコストの低減と開閉スイッチの信頼性の向上を図ることが出来る。
【0074】
また、開閉スイッチ100は、元々警報ランプ33Aや装飾ランプ33Bなどの報知手段を内包していた従来からの膨出部32に設けることが出来るので、開閉スイッチ100用に新たな膨出部を設ける必要がなく、従来のガラス枠30をそのまま利用することが可能なので、パチンコ遊技機1の開発コストの低減を図ることが出来る。
【0075】
なお、本発明の遊技機は、この実施の形態のパチンコ遊技機1に限られるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。例えば、本発明が適用される遊技機はパチンコ遊技機に限られず、例えば、アレンジボール遊技機を含めた弾球遊技機など、遊技盤と透明部材(例えばガラス板)との間の遊技領域に遊技球を発射して遊技を行うものなら、どのような遊技機に対しても本発明を適用することができる。
【0076】
また、透明部材として2枚のガラス板5,5を用いた例を示したが、その枚数は1枚の場合もあるし、また、その材質はアクリル板など透明樹脂を用いる場合もある。
【0077】
また、実施の形態では開閉スイッチ100に当接される不正防止部材23が非導電性の樹脂からなる構成としたが、不正防止部材23を例えば金属など導電性の部材で構成し、開閉スイッチ100が当接する部分を非導電性の部材(例えば合成樹脂等のカバー)で覆うようにしても良い。
【0078】
その他、開閉スイッチの形状や構成、スイッチの取付ベースの形状や構成、支持兼防犯部材としての前面枠側軸支部材の形状など、この実施の形態で具体的に示した細部構成は適宜変更可能である。
【0079】
【発明の効果】
以上、本発明によれば、支持兼防犯部材によって前面枠の一側方に取り付けられる部材を1ユニット化できるので、遊技機の組み立て時に作業性が向上するという従来の効果をそのまま維持できるとともに、前面カバー部材の開閉スイッチが支持兼防犯部材を避けた位置に設けられるので、金属製の支持兼防犯部材から電気的なノイズが開閉スイッチに伝わって誤検出してしまうと云った不具合を回避することが出来るという効果がある。
【0080】
また、本発明によれば、開閉スイッチを前面カバー部材の開口部より上側に位置する凹部内に設けているので、開閉スイッチの取付けスペースを確保しやすいし、また、電気ノイズや衝撃などの影響を受け難く、確実な検出が実現できるという効果がある。
【0081】
さらに、前面カバー部材を開けた状態で何らかの作業をする場合に、開閉スイッチが邪魔にならず、何かを引っ掛けて開閉スイッチを壊してしまうと云った不具合も回避できるという効果がある。また、本発明によれば、開閉スイッチの可動片が範囲規制部の規制のより前面カバー部材の凹部の窪んだ領域に収まり、該領域外に飛び出さないようになるとともに、透明部材のスライドされる領域にも突出しないようにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のパチンコ遊技機の全体像を示す斜視図である。
【図2】同、パチンコ遊技機において前面カバー部材と上皿ユニットを開いた状態を遊技機本体の側方から眺めた側面図である。
【図3】同、パチンコ遊技機において前面カバー部材を取り外した状態を示す正面図である。
【図4】実施形態のパチンコ遊技機に取り付けられている開閉スイッチを示すもので、(a)はその側面図、(b)は平面図である。
【図5】同、開閉スイッチのスイッチ本体を示す側面図である。
【図6】同、開閉スイッチの取付ベースを示すもので、(a)はその側面図、(b)は平面図である。
【図7】実施形態のパチンコ遊技機において開閉スイッチの取付け状態を示す図2の矢印A−A線断面図である。
【図8】前面カバー部材が閉じられたときの開閉スイッチの状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 パチンコ遊技機
5 ガラス板
10 ベースフレーム
20 前面枠
21 施錠ユニット
22 前面枠側軸支部材(支持兼防犯部材)
23 不正防止部材(凸部)
22a,22b 軸受部
22c 不正防止用起立壁(起立部)
30 ガラス枠(前面カバー部材)
31 開口部
32 膨出部
33A 警報ランプ(報知手段)
34 凹部
34a 開閉スイッチ用開口部
35a,36a 軸部
38A,38B ガラス板の保持枠
40 上皿ユニット
60 遊技盤収容部材
100 開閉スイッチ
110 スイッチ本体
110A 検出部
111 可動片
111a 支点
112 検出子
120 ベース部材
120A ベース板部
121 範囲規制部
124,124 底面土台

Claims (2)

  1. 遊技盤を着脱自在に装着し得る前面枠の前面側に、遊技盤の前面を覆う透明部材を保持する前面カバー部材を開閉自在に備えた遊技機において、
    前記前面枠は、
    前記前面カバー部材の一側方を回動可能に支持する支持部と、不正防止用に当該前面枠と前記前面カバー部材との隙間を遮る防犯手段と、を一体的に形成してなる金属製の支持兼防犯部材を一方側に設け、
    前記前面カバー部材は、
    中央を開口し、裏側に前記透明部材を配置する開口部と、
    該開口部の裏側上辺部に沿って、前記前面枠に形成される凸部と嵌合することで、前記前面枠との隙間を遮る凹部と、
    前記透明部材を上下方向にスライドさせることで着脱可能な透明部材保持枠と、
    該前面カバー部材の開閉を検出して検出信号を出力する開閉スイッチと、を有し、
    前記開閉スイッチは、
    支点を中心に回動可能に設けられた可動片の変位を検出して前記検出信号を出力するスイッチ本体と、
    前記スイッチ本体を前記前面カバー部材に取り付けるための取付ベース部材と、からなり、
    前記可動片が前記前面枠の凸部に押されることにより該前面カバー部材の閉状態を検出するように前記凹部内に取り付けられ、
    前記可動片は、
    検出とは無関係な遊び部分の可動範囲と、検出信号がオンからオフ又はその逆に切り換わるしきい点が間に含まれる検出時可動範囲と、の間で回動可能に構成されてなり、
    前記取付ベース部材は、
    前記可動片に当接して当該可動片が前記検出時可動範囲から前記可動範囲へ回動することを規制する範囲規制部を備え、
    前記範囲規制部によって前記可動片が前記凹部の窪んだ領域より外側に飛び出さず且つ前記透明部材のスライドされる領域に突出しないようにしたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記範囲規制部は、
    先端部が前記開閉スイッチの可動片の可動範囲に張り出すように、プレート状のベース板部から延出され且つ「コ」の字状に曲げられて形成され、
    前記前面枠の凸部は、
    前記範囲規制部に対応する位置に窪みが設けられていることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
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