JP3833374B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ガラス板などの透明部材を備えた前面カバー部材を前面枠に開閉可能に取り付けたパチンコ遊技機などの遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の遊技機、例えばパチンコ遊技機においては、遊技盤の遊技領域内に遊技球が引っ掛かることがあり、この場合には係員がガラス枠を開放して前方から遊技球を手で取り除くことによりトラブルを解決する。このため、遊技盤を設けた前面枠の開口部には、ガラス枠を開閉可能な状態で取り付けていた。そして、営業中はガラス枠がしっかり閉じていないと隙間から不正な行為がなされてしまうので、ガラス枠の開閉状態を検出するスイッチを設けることが必要である。
【0003】
従来のパチンコ遊技機は、ガラス枠の下方に開閉可能に設けた開閉パネル側に上記スイッチを取り付けていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、開閉パネル側にスイッチを設けると、開閉パネルとガラス枠が同時に開放した状態ではガラス枠の開放を検出することができない。
【0005】
また、前面枠にスイッチを設けることも考えられるが、この場合には、遊技盤の交換に邪魔になる位置に設けることはできないし、スイッチの取付位置に制限が多い。このため、前面枠の開口部から遠く離れたヒンジ軸寄りに取り付けなければならない。しかし、これではスイッチの応答性が不充分である。即ち、ヒンジ軸寄りに取り付けると、ガラス枠が僅かに開いただけではスイッチのアクチュエータのストロークが不充分であって検出できない。また、スイッチを前面枠に設けると、係員がガラス枠を開いて作業を行なう時に、誤ってスイッチを押してしまう不都合がある。
【0006】
一方、ガラス枠の自由端側(施錠金具側)にスイッチを設けると、ガラス枠を閉じた際の衝撃がそのままスイッチに作用してしまうので、耐久性に問題を生じる。
【0007】
本発明は上記した事情に鑑み提案されたもので、その目的は、前面カバー部材の開放を検出するスイッチの応答性に優れ、係員が作業を行なうときにも誤ってスイッチを押してしまうことのない遊技機を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために提案されたもので、請求項1に記載のものは、遊技盤表面の遊技領域を前面枠の開口部に臨ませ、この前面枠を機枠に対して開閉可能に取り付けた遊技機において、
前記前面枠は、開口部の外側の表面一側に前面枠側軸支部材を設け、この前面枠側軸支部材と前面カバー部材側軸支部材とにより、前面枠の前面を覆う前面カバー部材を開閉可能に取り付け、
前面カバー部材の裏面側に、前面カバー部材の開口部を裏側から塞いで遊技盤の遊技領域の前方を覆う透明部材を配置するとともに、該透明部材を保持する透明部材保持枠を設け、
前面カバー部材の軸着側の裏面であって上記透明部材保持枠の外側に、前面枠側に対する開閉状態を電気的に検出する前面カバー部材開閉スイッチを設け、
前記前面枠側軸支部材は、
前面枠の表面に止着される上下方向に長尺なベース板と、このベース板の上部と下部に配設されて前面カバー部材側軸支部材と接続するヒンジ部と、ベース板から前方に向けて起立した不正防止壁部とにより構成され、
前面カバー部材を閉じた状態で前記不正防止壁部の内側に位置するように前面 カバー部材開閉スイッチを前面カバー部材の裏面側に配設するとともに、前面カバー部材開閉スイッチへの配線が、前面カバー部材を閉じた状態で前記不正防止壁部の内側に配置するようにしたことを特徴とする遊技機である。
【0009】
請求項2に記載のものは、前面カバー部材裏面の取付部にスイッチ取付ベースを取り付け、このスイッチ取付ベースに前面カバー部材開閉スイッチを取り付けて該前面カバー部材開閉スイッチのアクチュエータを前面枠側軸支部材のベース板の表面に当接可能としたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機である。
【0010】
請求項3に記載のものは、前面カバー部材の裏側に、前面カバー部材裏面との間に配線通過空部を空けた状態で配線処理板材を取り付け、
前記前面カバー部材開閉スイッチへの配線は、配線の先端にコネクタを設け、このコネクタを前面カバー部材開閉スイッチの端子に差し込むことにより接続し、前記配線通過空部内を通し、前期配線処理板材に形成された切欠部から前面枠の開口部内を通すようにしたことを特徴とする請求項1または2に記載の遊技機である。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は代表的な遊技機であるパチンコ遊技機1の正面図、図2は前面枠2と前面カバー部材3と開閉パネル4を開いた状態におけるパチンコ遊技機1の斜視図である。
【0012】
パチンコ遊技機1は、パチンコ機本体5と、遊技カードに記憶された情報の読み書き等を行うカードユニット6とから概略構成されている。
【0013】
パチンコ機本体5は、機枠7により囲われ、この機枠7に、大きな開口部を有する額縁状の前面枠2を開閉可能に取り付け、前面枠2の背面には、開口部を後方から塞ぐ様にして遊技盤収納フレーム10を後方から止着するとともに、この遊技盤収納フレーム10の下部にフレームボード11を設け、フレームボード11の上面に形成した遊技盤載置部12上に遊技盤13を載せた状態で遊技盤収納フレーム10内に遊技盤13を収納してある。なお、遊技盤13の表面には、ガイドレール等の区画部材によりほぼ円形の遊技領域14を形成し、この遊技領域14内に可変表示装置15や大入賞口16などの入賞具を配設するとともに障害釘を植設する。また、フレームボード11の前面には、発射レール17やファール球回収路18などを形成する。
【0014】
また、前面枠2の前面には、開口部を前方から塞ぐようにして前面カバー部材3と開閉パネル4を開閉可能に取り付けるとともに、開閉パネル4の下方に下皿19を、その左側に灰皿20を、右側に発射操作部21をそれぞれ設け、開閉パネル4の前面には上皿22を設け、裏面には上皿22から導入した遊技球を1個ずつ発射レール17上に供給する球供給機構23を設ける。
【0015】
前面カバー部材3は、大きな開口部を透明部材で塞いだ額縁状の部材であり、透明部材により遊技盤13の遊技領域14を前方から覆って、遊技者が透明部材を通して遊技領域14を見えるようにしたものである。
【0016】
具体的な構成を説明すると、図3に示すように、開口部の周りが前方に向かって緩やかな曲線で膨出した形状を有するプラスチック製の枠体24と、この枠体24の開口部を後方から塞ぐ2枚の前面ガラス25と、枠体24の裏面で透明部材としての前面ガラス25を保持するガラス保持枠26とが主要な構成部材であり、図1に示すように、枠体24の開口部の開口内縁にはプラスチック製装飾板27を取り付けるとともに上部には装飾ランプのレンズ部材28を一体的に設けてある。また、図3に示すように、枠体24の裏面には、断面略W字状の溝を有する金属製の下枠材29と左右の縦枠材30を取り付けるとともに、左右の縦枠材30の上端同士を棒状の上横材31で接続することにより口字状のガラス保持枠26を構成し、このガラス保持枠26のW字状溝内に前面ガラス25を上方から嵌合して保持する。
【0017】
そして、この前面カバー部材3を前面枠2に対して開閉可能な状態で取り付けるために、枠体24の裏面の一側上下に前面カバー部材側軸支部材33を設ける。上部に設ける前面カバー部材側軸支部材33aは、枠体24の裏面に固定したベース板34に、軸35を上下動可能な状態で上向きに設け、この軸35を上端が突出する方向に付勢するスプリング36を設けた金具である。一方、下部に設ける前面カバー部材側軸支部材33bは、枠体24の裏面に固定したベース板37の下端をほぼ水平に屈曲し、この水平部分に軸受孔38を開設した金具である。
【0018】
この様な構成からなる前面カバー部材側軸支部材33と接続してヒンジ機構を構成する前面枠側軸支部材40は、前面枠2の開口部の外側の表面一側に設けられ、前面枠2の表面に止着される上下方向に長尺な金属板製のベース板41と、このベース板41の上部に配設されて前面カバー部材側軸支部材33aと接続するヒンジ部42と、ベース板41から前方に向けてほぼ全長に亘って起立した不正防止壁部43とからなる。そして、ベース板41の上部に設けるヒンジ部42aは、ベース板41の一部をほぼ水平に屈曲し、この水平部分に軸孔44を開設して構成されている。一方、ベース板41の下部に設けるヒンジ部42bは、ベース板41の一部をほぼ水平に屈曲し、この水平部分に軸45を上向きに突設してなる。
【0019】
前面カバー部材3を前面枠2に開閉可能な状態で取り付けるには、先ず前面カバー部材3の上端を手前に傾けた状態で前面カバー部材側軸支部材33の下部の軸受孔38内に、前面枠側軸支部材40の軸45を嵌合し、この状態で前面カバー部材3をほぼ垂直に起こして、前面カバー部材側軸支部材33aの軸35をスプリング36の付勢に抗して手で一旦下降してから該軸35の上端を前面枠側軸支部材40の軸孔44内に嵌合する。この様にして前面カバー部材側軸支部材33を前面枠側軸支部材40に軸着すると、両軸支部材33,40がヒンジ機構を構成し、軸35,45を中心にして前面カバー部材3を回動自在な状態、即ち前面枠2に対して開閉自在な状態で取り付けることができる。
【0020】
そして、前面カバー部材3の自由端側の背面には前面枠2側に設けてある施錠機構の係合部46が設けてあるので、前面カバー部材3を閉めて前面カバー部材3の自由端側を前面枠2側に押圧すると、係合部46が施錠機構に係合して施錠することができる。なお、施錠機構の鍵穴47を前面枠2の右側に設けてあるので、この鍵穴47に鍵を挿入して一方に回動すると施錠機構を解錠することができ、前面カバー部材3の自由端側を手前に回動することにより開放することができる。
【0021】
次に、前面カバー部材開閉スイッチの取付構造について説明する。本実施形態では、前面カバー部材開閉スイッチとしてマイクロスイッチ50を使用する。このマイクロスイッチ50を前面カバー部材3の裏側に取り付けるには、図5に示すように、前面カバー部材3の裏面であって、前面カバー部材3を閉じた状態で前面枠2表面に起立した不正防止壁部43よりも内側(パチンコ機本体5の中央寄り)となる部分に柱状の取付部51を一体成型し、この取付部51の先端にスイッチ取付ベース52をネジ53により固定する。スイッチ取付ベース52は金属板を断面略L字状に屈曲した板材であり、一方の片を取付部51の先端に当ててネジにより固定し、他方の片にマイクロスイッチ50をネジ54によって取り付ける。この場合、マイクロスイッチ50のアクチュエータ55を前面枠2側に向けた状態で取り付け、前面枠2を閉じた状態でアクチュエータ55が前面枠2のベース板41の表面に当接可能とする。
【0022】
また、図4に示すように、前面カバー部材3の裏側の軸着側には、前面カバー部材3の裏面との間に配線通過空部を空けた状態で配線処理板材56を取り付けてある。そして、マイクロスイッチ50への配線57は、配線57の先端に設けたコネクタ58をマイクロスイッチ50の端子に差し込むことにより接続し、このマイクロスイッチ50への配線57は、前面枠2のランプ表示器等の配線と共に上記配線通過空部内を通し、配線処理板材56の上下方向のほぼ中央に形成した略円弧状切欠部59から前面枠2の開口部内を通し、遊技盤収納フレーム10の側面を一部切り起こして開設した貫通開口60内を通して裏機構盤の役物制御装置などに接続する。
【0023】
上記した構成からなる前面カバー部材3においては、開いた状態ではマイクロスイッチ50のアクチュエータ55が内部のスプリングの付勢力により突出されており、この状態ではマイクロスイッチ50からは開信号、例えば「H」信号が送出される。そして、マイクロスイッチ50から開信号が送出されると、この開信号に基づいて、制御装置がパチンコ遊技機1前面の表示ランプや呼出ランプを点滅したり、或はスピーカーから警報を鳴らすなどして、係員等にその旨を報知する。なお、報知の手段は、適宜設定することができる。
【0024】
一方、前面カバー部材3の自由端側を前面枠2側に回動し、背面の係合部46が施錠機構に係合して施錠されるまで十分に閉じると、マイクロスイッチ50のアクチュエータ55が前面枠2のベース板41の表面に当接して押圧される。アクチュエータ55への押圧力が十分であればマイクロスイッチ50が電気的に状態を変化させて閉信号、例えば「L」信号を送出する。
【0025】
なお、前面カバー部材3が十分に閉じられていない場合、例えば前面カバー部材3の前面枠2側への押圧力が不足して係合部46が施錠機構に係合しなかった場合、アクチュエータ55への押圧力が不充分なので、マイクロスイッチ50が電気的状態を変化させることなく開信号(「H」信号)を送出し続ける。
【0026】
この様に、前面カバー部材3が一見して閉じた状態であっても十分に閉じていない状態では、マイクロスイッチ50が前面カバー部材3の軸着基端(具体的には軸35,45)から十分に離隔して遊技盤13の近傍に配置されており、この軸着基端からの距離がマイクロスイッチ50の応答性を高めるので、前面カバー部材3が僅かに開いていてもマイクロスイッチ50のアクチュエータ55が十分に突出して感知できる。したがって、前面カバー部材3が僅かに開いた状態であってもマイクロスイッチ50から開信号が送出され、この開信号に基づいてパチンコ遊技機1のランプ表示器や呼出ランプなどが点滅するなどして、係員にその旨を報知することができる。このため、係員はこれら報知により前面カバー部材3が不完全な閉状態であることを認識でき、当該パチンコ遊技機1に赴いて前面カバー部材3を完全に閉じることができる。
【0027】
また、遊技者が不正に入手した鍵を使って解錠し、前面カバー部材3を少し開いて不正行為を行なおうとした場合も、前記と同様に、応答性に優れたマイクロスイッチ50から開信号が送出されるので、係員が前面カバー部材3の開状態を発見することができる。このため、前面カバー部材3を少し開いて行なう不正行為を確実に防止することができる。
【0028】
そして、前面カバー部材3が閉じられた状態で、前面カバー部材3と前面枠2との間に剃刀の刃などを挿入してマイクロスイッチ50の配線を切断しようとしても、挿入した刃の先端は不正防止壁部43に当たって侵入を阻止され、不正防止壁部43の内側に配置されたマイクロスイッチ50やその配線57に届かない。したがって、マイクロスイッチ50やその配線57に対する不正行為を確実に防止することができる。
【0029】
また、遊技領域14の障害釘に遊技球が引っ掛かるなどのトラブルが発生した場合、前面カバー部材3を開いてトラブルを解消することができる。そして、前面カバー部材3を開いて係員が修復作業を行なう場合、マイクロスイッチ50が前面カバー部材3側に設けられているので、遊技盤13側に対する修復作業を行なっている間に誤ってマイクロスイッチ50に触れることもない。
【0030】
そして、前面カバー部材3を開くとアクチュエータ55への押圧力がなくなってマイクロスイッチ50内部のスプリングの付勢力によりアクチュエータ55が無負荷状態での初期位置に復帰するので、マイクロスイッチ50は開信号(「H」信号)を送出する。
【0031】
トラブルが解決されて前面カバー部材3を勢い良く閉めても、衝撃が最も大きな前面カバー部材3の自由端から離れた位置にマイクロスイッチ50を配置してあるので、このマイクロスイッチ50に不都合な衝撃が伝わることがない。したがって、マイクロスイッチ50の耐久性を高めることができる。
【0032】
なお、前記した実施形態では前面カバー部材開閉スイッチとしてマイクロスイッチ50を用いたが、本発明はこれに限定されるものではなく、どのような構成のスイッチでもよい。例えば、フォトセンサを用いてもよく、この場合は前面枠2側に設けた遮光部材がアクチュエータ55として機能する。
【0033】
また、本発明は、前記したパチンコ遊技機1に限定されるものではなく、雀球遊技機やアレンジボール遊技機などでもよい。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、以下の効果を奏する。
請求項1の発明によれば、前面カバー部材の軸着側の裏面であって透明部材保持枠の外側に、前面枠側に対する開閉状態を電気的に検出する前面カバー部材開閉スイッチを設けたので、この前面カバー部材開閉スイッチの位置を、従来に比較して、軸着基端からの距離を大きく採ることができ、これにより開閉検出の応答性を高めることができる。したがって、前面カバー部材が僅かに開いた状態まで確実に検出することができる。そして、前面カバー部材開閉スイッチを前面カバー部材の軸着側に配置したので、前面カバー部材を勢い良く閉じても大きな衝撃が伝わることがなく、耐久性に優れる。
また、係員が前面カバー部材を開いて作業を行なう時に、誤って前面カバー部材開閉スイッチを押してしまう不都合を解消することができる。
【0035】
また、前面枠側軸支部材は、前面枠の表面に止着される上下方向に長尺なベース板と、このベース板の上部と下部に配設されて前面カバー部材側軸支部材と接 続するヒンジ部と、ベース板から前方に向けて起立した不正防止壁部とにより構成され、前面カバー部材を閉じた状態で前記不正防止壁部の内側に位置するように前面カバー部材開閉スイッチを前面カバー部材の裏面側に配設するとともに、前面カバー部材開閉スイッチへの配線が、前面カバー部材を閉じた状態で前記不正防止壁部の内側に配置したので、前面カバー部材が閉じられた状態で、前面カバー部材と前面枠2との間に剃刀の刃などを挿入して前面カバー部材開閉スイッチの配線を切断しようとしても、挿入した刃の先端は不正防止壁部に当たって侵入を阻止され、不正防止壁部の内側に配置された前面カバー部材開閉スイッチやその配線に届かない。したがって、前面カバー部材開閉スイッチやその配線に対する不正行為を確実に防止することができる。
【0036】
請求項2の発明によれば、前面カバー部材裏面の取付部にスイッチ取付ベースを取り付け、このスイッチ取付ベースに前面カバー部材開閉スイッチを取り付けて該前面カバー部材開閉スイッチのアクチュエータを前面枠側軸支部材のベース板の表面に当接可能とすると、前面カバー部材開閉スイッチの取付作業が容易であり、また、この前面カバー部材の開閉動作に伴ってアクチュエータが確実に開閉動作を伝達することができる。
【0037】
請求項3の発明によれば、前面カバー部材の裏側に、前面カバー部材裏面との間に配線通過空部を空けた状態で配線処理板材を取り付け、前記前面カバー部材開閉スイッチへの配線は、配線の先端にコネクタを設け、このコネクタを前面カバー部材開閉スイッチの端子に差し込むことにより接続し、前記配線通過空部内を通し、前期配線処理板材に形成された切欠部から前面枠の開口部内を通すようにしたので、前面カバー部材開閉スイッチに対する配線作業を容易に行なうことができるとともに、この配線を整然と処理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ遊技機の正面図である。
【図2】前面枠と前面カバー部材と開閉パネルを開放した状態におけるパチンコ機本体の斜視図である。
【図3】前面カバー部材の背面図である。
【図4】前面枠に対する前面カバー部材の取付状態を示す斜視図である。
【図5】前面カバー部材開閉スイッチの取付状態を示す前面枠及びカバー部材の断面図である。
【図6】前面カバー部材開閉スイッチの斜視図である。
【符号の説明】
1 パチンコ遊技機
2 前面枠
3 前面カバー部材
4 開閉パネル
5 パチンコ機本体
6 カードユニット
7 機枠
10 遊技盤収納フレーム
11 フレームボード
12 遊技盤載置部
13 遊技盤
14 遊技領域
15 可変表示装置
16 大入賞口
17 発射レール
18 ファール球回収路
19 下皿
20 灰皿
21 発射操作部
22 上皿
23 球供給機構
24 枠体
25 前面ガラス
26 ガラス保持枠
27 装飾板
28 レンズ部材
29 下枠材
30 縦枠材
31 上枠材
33 前面カバー部材側軸支部材
34 ベース板
35 軸
36 スプリング
37 ベース板
38 軸受孔
40 前面枠側軸支部材
41 ベース部材
42 ヒンジ部
43 不正防止壁部
44 軸孔
45 軸
46 施錠機構の係合部
47 鍵穴
50 前面カバー部材開閉スイッチとしてのマイクロスイッチ
51 取付部
52 スイッチ取付ベース
53,54 ネジ
55 アクチュエータ
56 配線処理板材
57 配線
58 コネクタ
59 切欠部
60 貫通開口

Claims (3)

  1. 遊技盤表面の遊技領域を前面枠の開口部に臨ませ、この前面枠を機枠に対して開閉可能に取り付けた遊技機において、
    前記前面枠は、開口部の外側の表面一側に前面枠側軸支部材を設け、この前面枠側軸支部材と前面カバー部材側軸支部材とにより、前面枠の前面を覆う前面カバー部材を開閉可能に取り付け、
    前面カバー部材の裏面側に、前面カバー部材の開口部を裏側から塞いで遊技盤の遊技領域の前方を覆う透明部材を配置するとともに、該透明部材を保持する透明部材保持枠を設け、
    前面カバー部材の軸着側の裏面であって上記透明部材保持枠の外側に、前面枠側に対する開閉状態を電気的に検出する前面カバー部材開閉スイッチを設け、
    前記前面枠側軸支部材は、
    前面枠の表面に止着される上下方向に長尺なベース板と、このベース板の上部と下部に配設されて前面カバー部材側軸支部材と接続するヒンジ部と、ベース板から前方に向けて起立した不正防止壁部とにより構成され、
    前面カバー部材を閉じた状態で前記不正防止壁部の内側に位置するように前面カバー部材開閉スイッチを前面カバー部材の裏面側に配設するとともに、前面カバー部材開閉スイッチへの配線が、前面カバー部材を閉じた状態で前記不正防止壁部の内側に配置するようにしたことを特徴とする遊技機。
  2. 前面カバー部材裏面の取付部にスイッチ取付ベースを取り付け、このスイッチ取付ベースに前面カバー部材開閉スイッチを取り付け、該前面カバー部材開閉スイッチのアクチュエータを前面枠側軸支部材のベース板の表面に当接可能としたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前面カバー部材の裏側に、前面カバー部材裏面との間に配線通過空部を空けた状態で配線処理板材を取り付け、
    前記前面カバー部材開閉スイッチへの配線は、配線の先端にコネクタを設け、このコネクタを前面カバー部材開閉スイッチの端子に差し込むことにより接続し 、前記配線通過空部内を通し、前期配線処理板材に形成された切欠部から前面枠の開口部内を通すようにしたことを特徴とする請求項1または2に記載の遊技機。
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