JP2003047703A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JP2003047703A JP2001236717A JP2001236717A JP2003047703A JP 2003047703 A JP2003047703 A JP 2003047703A JP 2001236717 A JP2001236717 A JP 2001236717A JP 2001236717 A JP2001236717 A JP 2001236717A JP 2003047703 A JP2003047703 A JP 2003047703A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入賞手段をその裏側の案内通路と共に遊技盤
に対して容易且つ確実に着脱することが可能な弾球遊技
機を提供する。 【解決手段】 入賞した遊技球を遊技盤13の裏側に案
内する入賞手段24と、入賞手段24により遊技盤13
の裏側に案内された遊技球を所定方向に案内する案内通
路64とを備え、案内通路64を、入賞手段24の裏側
に回動自在に設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機、アレ
ンジボール機、雀球遊技機等の弾球遊技機に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】例えばパチンコ機では、遊技盤の遊技領
域の略中央に液晶表示手段等よりなる特別図柄表示手段
を、遊技領域の下部近傍に大入賞手段を、それら特別図
柄表示手段と大入賞手段との間に特別図柄始動手段を夫
々配置し、特別図柄始動手段へ遊技球が入賞することを
条件に特別図柄表示手段の3つの特別図柄を所定時間変
動表示すると共に、その変動後の停止図柄が予め定めら
れた大当たり態様となった場合に、大入賞手段を開放し
て遊技者に有利な利益状態を発生させるようにしたもの
が一般的となっている。
【0003】特別図柄始動手段や大入賞手段等の入賞手
段は、遊技盤の前側で入賞した遊技球を遊技盤の裏側に
案内するように構成されており、遊技盤の裏側に案内さ
れた遊技球は、遊技盤の下方で集められ、所定の排出口
から島側に回収されるようになっている。また、入賞手
段に入賞して遊技盤の裏側に案内された遊技球は、樋状
の案内通路によって他の入賞手段を避けてスムーズに下
方に案内されるようになっている。
【0004】例えば、特別図柄表示手段と大入賞手段の
中間に配置される特別図柄始動手段の裏側には、入賞し
て遊技盤の裏側に案内された遊技球を下向きに案内する
案内通路が配置され、例えば大入賞手段の上面側に形成
された前後方向の案内樋に遊技球を受け渡して大入賞手
段の後側を経て遊技盤の下方に案内するようになってい
る。
【0005】この種のパチンコ機では、特別図柄始動手
段は、遊技盤に対して前側から着脱可能に形成され、案
内通路は、特別図柄始動手段を遊技盤に前側から装着し
た後、遊技盤の裏側から特別図柄始動手段或いは遊技盤
裏面側に固定するものが一般的である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のパチンコ機で
は、例えば特別図柄始動手段の裏側に設けられる案内通
路が特別図柄始動手段とは別体となっており、特別図柄
始動手段を遊技盤の前側から装着した後、案内通路を遊
技盤の裏側から装着するようになっているため、特別図
柄始動手段の遊技盤への着脱作業が繁雑で手間がかかる
問題があった。
【0007】本発明は、このような問題点に鑑み、入賞
手段をその裏側の案内通路と共に遊技盤に対して容易且
つ確実に着脱することが可能な弾球遊技機を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、入賞した遊技
球を遊技盤13の裏側に案内する入賞手段24と、該入
賞手段24により前記遊技盤13の裏側に案内された遊
技球を所定方向に案内する案内通路64とを備えた弾球
遊技機において、前記案内通路64を、前記入賞手段2
4の裏側に回動自在に設けたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳述する。図1〜図9は本発明をパチンコ機と
して具現化した第1の実施形態を例示している。1は遊
技機本体で、矩形状の外枠2の前側に、上下一対のヒン
ジ4を介して前枠3が開閉自在に枢着されている。5は
ガラス扉、6は前面開閉板で、これらは前枠3の窓孔7
に対応して上下に配置され、前枠3に開閉自在に枢支さ
れている。
【0010】8は発射用の遊技球を貯留する上皿で、前
面開閉板6の前側に装着され、上皿カバー9により覆わ
れている。また、10は余剰球等を貯留する下皿、11
は灰皿で、これらは前面開閉板6の下側で前枠3の前側
に左右に配置され、下皿カバー12により覆われてい
る。13は遊技盤で、前枠3の窓孔7に対応するよう
に、前枠3の裏側に設けられる図外の遊技盤装着枠に裏
側から着脱自在に装着され、窓孔7の下部側で前枠3の
裏側に装着された図外の支持板により下側から支持され
ている。
【0011】16は発射手段で、下皿10の一側で前枠
3の前側に装着された発射ハンドル17と、支持板の前
側に装着された発射レール18と、前枠3の裏側に配置
された発射モータ19及び打撃槌20等を備え、発射ハ
ンドル17を操作したときに、発射モータ19により打
撃槌20が作動して、前面開閉板6の裏側に装着された
図外の球送り手段により発射レール18上に1個ずつ供
給される遊技球を遊技盤13側に発射させるようになっ
ている。
【0012】遊技盤13の前側には、図2に示すよう
に、発射手段16により発射された遊技球を案内するガ
イドレール21が環状に装着されると共に、そのガイド
レール21の内側の遊技領域22に、液晶表示手段2
3、特別図柄始動手段(入賞手段)24、大入賞手段2
5、普通図柄始動手段26、普通入賞手段27等の各種
遊技部品が配置されている。液晶表示手段23は、遊技
領域22の略中央に配置され、その下側に特別図柄始動
手段24と大入賞手段25とが上下に配置されている。
また、遊技領域22の最下部には、アウト口28が設け
られている。
【0013】液晶表示手段23は、特別図柄表示手段2
9を構成するもので、更にその上部に普通図柄表示手段
30が設けられている。普通図柄表示手段30は、1個
又は複数個、例えば1個の普通図柄を表示可能な例えば
7セグメント等の表示手段により構成され、普通図柄始
動手段26に遊技球が入賞することを条件に、例えば1
つの普通図柄が所定時間変動して停止するようになって
いる。
【0014】特別図柄表示手段29は、1個又は複数
個、例えば左右方向に3個の特別図柄を液晶表示手段2
3の例えば上下方向略中央部分に表示し、特別図柄始動
手段24が遊技球を検出することを条件に、各特別図柄
が上下方向又は左右方向にスクロールする等、所定の変
動パターンで所定時間変動して停止するようになってい
る。
【0015】特別図柄始動手段24は、例えば左右一対
の開閉爪31を備えた電動チューリップ等の開閉入賞手
段により構成されており、普通図柄表示手段30の変動
後の停止図柄が予め定められた当たり態様となったとき
に、開閉爪31を所定時間開放するようになっている。
【0016】大入賞手段25は、いわゆるアタッカーを
構成するもので、例えば下部側の横軸廻りに開閉可能な
開閉板32を備え、特別図柄表示手段29の変動後の停
止図柄が予め定められた所定の大当たり態様となったと
きに、開閉板32が前側に開放するようになっている。
【0017】遊技盤13の裏側には、図3及び図4に示
すように、液晶表示手段23、特別図柄始動手段24、
大入賞手段25、アウト口28等を裏側から覆う裏カバ
ー33が装着されている。裏カバー33の下部には、遊
技盤13の裏面側に案内された入賞球やアウト球を集め
て排出口34から島側へ排出するための集球カバー35
が一体に設けられている。
【0018】続いて、大入賞手段25及び特別図柄始動
手段24の構成について更に詳しく説明する。大入賞手
段25は、図4に示すように、本体ケース41と、該本
体ケース41の前側に着脱自在に装着された装飾ケース
42とを備えている。装飾ケース42は、遊技盤13に
形成された取り付け孔13bの内面側に沿って形成され
た矩形枠43と、その矩形枠43の前側を覆う前カバー
44とを一体に備えている。
【0019】前カバー44は板状で、その周縁部が矩形
枠43の外側に張り出すように設けられており、その張
り出し部の裏面側を遊技盤13の前面側に当接させるよ
うになっている。前カバー44には、矩形枠43に対応
する横長矩形状の入賞口45が形成されており、その入
賞口45を前側から塞ぐように開閉板32が装着されて
いる。開閉板32は、その下縁に沿った左右方向の回転
軸32aにより揺動自在に枢支されており、後述するソ
レノイド49(図3)の駆動により前側に開いて、遊技
盤13側の遊技球を入賞口45内に案内するようになっ
ている。なお、前カバー44には、入賞口45の左右両
側に、前向きに突出する装飾障害部47が一体に設けら
れている。
【0020】装飾ケース42の後側下部には、後下がり
の傾斜状に形成された案内ステージ48が例えば一体に
設けられており、開閉板32によって入賞口45内に案
内された遊技球を遊技盤13の裏側に案内するようにな
っている。
【0021】本体ケース41は、その外形が略直方体状
に形成されており、その内部には、開閉板32を開閉駆
動するソレノイド49、案内ステージ48によって案内
された遊技球を集球カバー35に向けて下向きに排出す
る排出通路50、この排出通路50によって下向きに排
出される遊技球を検出する検出スイッチ51等が設けら
れている。
【0022】本体ケース41の左右両側部には、図8、
図9に示すように、本体ケース41の側方に張り出す張
り出し部53が一体形成され、この各張り出し部53に
夫々係止部材54が装着されている。係止部材54は、
大入賞手段25を遊技盤13に圧入固定するためのもの
で、係止片55aと案内片55bとでへの字型に屈曲形
成された上下一対の係止爪55を張り出し部53の上下
に弾性変形可能に備えている。
【0023】大入賞手段25を遊技盤13の取り付け孔
13bに前側から装着する際には、係止部材54は、係
止爪55の案内片55bが取り付け孔13bの上下面間
で摺動しつつ上下に圧縮されて弾性変形した後、前カバ
ー44の裏面側が遊技盤13の前面に当接したとき、係
止片55aが遊技盤13の裏面側に後側から係合して遊
技盤13を前向きに押圧し、大入賞手段25を遊技盤1
3に固定するようになっている。
【0024】本体ケース41の上面には、図4、図8、
図9等に示すように、その左右方向中央に、溝状の案内
樋57が前後方向に形成されている。この案内樋57
は、その底面58が後ろ向きに傾斜しており、上側の特
別図柄始動手段24側から落下してきた遊技球を後方に
流下させ、本体ケース41の後側を介して下方の集球カ
バー35側に案内するようになっている。
【0025】特別図柄始動手段24は、図4〜図6に示
すように、本体部61、開閉爪31、前カバー62、案
内樋63、案内通路64等を備えている。本体部61
は、例えば板状で、遊技盤13の取り付け孔13aに対
応してその周縁部に前側から当接するようになってお
り、その前面側に左右一対の開閉爪31が開閉自在に装
着されている。
【0026】本体部61の裏側にはソレノイド65が装
着され、その駆動軸65aと開閉爪31とが、左右方向
の回転軸66a廻りに揺動自在の揺動部材66を介して
接続されており、ソレノイド65の駆動により揺動部材
66を介して開閉爪31が開閉するようになっている。
また、本体部61は、ネジ等の固定手段により遊技盤1
3の前側に着脱自在に固定されるようになっている。
【0027】前カバー62は、開閉爪31を前側から覆
って入賞口67を形成するもので、開閉爪31間に入賞
した遊技球を、本体部61の下部に形成された開口68
を介して後向きに案内するようになっている。本体部6
1と前カバー62との間には、開閉爪31の下側に、入
賞口67に入賞した遊技球を検出する検出スイッチ69
が装着されている。
【0028】案内樋63は、入賞口67に入賞した遊技
球を遊技盤13の裏面側に案内するためのもので、開口
68に対応して本体部61の裏面側から遊技盤13の裏
面側よりも更に後方まで突設されており、左右一対の側
壁70と、それら側壁70の下縁部側を左右に接続する
底壁71と、それらの後端側を塞ぐ後壁72とを一体に
備えている。底壁71は後下がりの傾斜状に形成され、
その遊技盤13よりも後方の部分には、遊技球が通過可
能な開口部73が形成されており、入賞口67に入賞し
た遊技球を開口68から後ろ向きに案内した後、開口部
73から遊技盤13の裏面側に沿って下向きに流下させ
るようになっている。
【0029】案内樋63の遊技盤13よりも後側の側壁
70上には、その外面側に、案内通路64を回動自在に
支持する回動軸74と、案内通路64の回動を所定範囲
内に規制するための回動規制ピン75とが、例えば前後
に配置されている。
【0030】案内通路64は、案内樋63により遊技盤
13の裏面側に案内された遊技球を下向きに案内するた
めのもので、左右一対の側板81と、それら側板81を
左右に接続する背面板82とを例えば一体に備えてお
り、側板81が案内樋63の側壁68の外側で回動軸7
4により回動自在に支持されている。
【0031】側板81には、案内樋63側の回動軸74
が嵌合する軸受け孔83と、回動規制ピン75が嵌合す
る案内孔84とが設けられている。案内孔84は、案内
通路64を後ろ向き略水平な位置(図5に2点鎖線で示
す。以下、着脱位置という)と下向き略鉛直な位置(図
5に実線で示す。以下、案内位置という)との間で回動
させたときの回動規制ピン75の軌跡に対応する1/4
円弧状の長孔に形成されている。これにより、案内通路
64は、その回動範囲が着脱位置と案内位置との間の略
90度の範囲内に規制されている。
【0032】更に、案内孔84内には、その両端部近傍
に、その孔幅を回動規制ピン75の直径よりも若干狭く
するように突起部85a(着脱位置保持手段),85b
(案内位置保持手段)が設けられている。案内通路64
の回動時には、回動規制ピン75は突起部85a,85
bを外側に押し広げつつ案内孔84の両端部に到達する
と共に、突起部85a,85bによりその案内孔84の
両端部位置に保持される。即ち、突起部85a,85b
は、回動規制ピン75を案内孔84の両端部で保持する
ことにより、案内通路64を着脱位置と案内位置とで夫
々保持するようになっている。
【0033】案内通路64は、案内位置では案内樋63
と略直角となってその前側(側板81の前縁部81a)
が遊技盤13の裏面側に略当接し、着脱位置では案内樋
63と略平行となってその下側(側板81の前縁部81
a)が案内樋63の底壁71の下面側と略一致するか若
干上方に位置するようになっている。
【0034】背面板82は、側板81の後縁部81bを
左右に接続するように例えば一体に設けられており、案
内位置にある案内通路64の後側を覆うようになってい
る。背面板82は、案内通路64が着脱位置にあるとき
に案内樋63の後端側と干渉しないように、案内通路6
4の下流端側から上流側に向けて所定幅の範囲に設けら
れている。
【0035】なお、案内通路64は、着脱位置において
背面板82の下流端側と大入賞手段25の案内樋57と
の間に少なくとも遊技球1個分の隙間ができる長さに形
成する必要がある。背面板82の下流端側と案内樋57
との間の隙間が確保されていれば、側板81の下流端側
を延設して大入賞手段25の上面側に近接若しくは当接
させてもよい。
【0036】特別図柄始動手段24を遊技盤13に取り
付ける際には、図7に示すように、まず案内通路64を
着脱位置まで回動させた状態で、案内通路64を遊技盤
13の取り付け孔13aに対して前側から挿入する(図
7(A))。案内通路64は、着脱位置では案内樋63
と前後に略一直線状となるため、取り付け孔13aの縁
部等に干渉することなく容易に挿入できる。またこのと
き、案内孔84内の突起部85aが回動規制ピン75の
移動を規制して案内通路64が着脱位置に保持されるた
め、案内通路64のふらつきがなく、作業をより容易に
行うことができる。
【0037】案内通路64を取り付け孔13aに挿入し
つつソレノイド65、案内樋63等を取り付け孔13a
内に格納し、本体部61の裏面側を遊技盤13の前面に
当接させると(図7(B))、続いて案内通路64を着
脱位置から案内位置まで略90度回転させる(図7
(C),(D))。これにより、案内通路64の側板8
1の前縁部81aが遊技盤13の裏面側に当接した状態
となる。最後に、ネジ等の固定手段を用いて本体部61
を遊技盤13に固定すればよい。案内通路64は、案内
孔84内の突起部85bが回動規制ピン75の移動を規
制することにより案内位置に保持される。
【0038】普通図柄表示手段30の変動後の停止図柄
が予め定められた当たり態様となって特別図柄始動手段
24の開閉爪31が開放し、入賞口67内に遊技球が入
賞すると、その遊技球は検出スイッチ69で検出された
後、開口68を経て案内樋63により遊技盤13の裏側
に案内される。そして、案内樋63の後端側において開
口部73から下向きに流下し、案内通路64により遊技
盤13の裏面側に沿って下方に案内される。このとき、
案内通路64は、案内孔84内の突起部85bが回動規
制ピン75の移動を規制することにより案内位置に保持
されているため、例えば遊技球が背面板82等に衝突し
たとしても揺動することなく遊技球を確実に案内でき
る。
【0039】案内通路64により遊技盤13の裏面側に
沿って下向きに案内された遊技球は、大入賞手段25の
案内樋57上に落下し、後ろ向きに案内された後、大入
賞手段25の後側から下方の集球カバー35側に落下す
る。
【0040】以上説明したように、本実施形態では、案
内通路64を、特別図柄始動手段24の裏側に回動自在
に設けているため、特別図柄始動手段24をその裏側の
案内通路64と共に遊技盤13に対して容易且つ確実に
着脱することが可能である。
【0041】特別図柄始動手段24は、遊技盤13に対
して前側から着脱可能であり、案内通路64は、案内位
置と着脱位置との間で回動自在であるため、遊技盤13
に対して着脱する際には案内通路64を着脱位置まで回
動させて着脱作業を容易に行うことができ、また遊技盤
13に装着した状態では案内通路64を案内位置まで回
動させて遊技球を確実に所定方向(下向き)に案内させ
ることができる。
【0042】案内孔84内に突起部85bを設け、その
突起部85bで回動規制ピン75の移動を規制すること
により案内通路64を案内位置に保持するようになって
いるため、例えば遊技球が壁面に衝突したとしても揺動
することなく、遊技球を確実に案内できる。
【0043】案内孔84内に突起部85aを設け、その
突起部85aで回動規制ピン75の移動を規制すること
により案内通路64を着脱位置に保持するようになって
いるため、特別図柄始動手段24を遊技盤13に対して
着脱する際に案内通路64がふらつくことがなく、作業
をより容易に行うことができる。
【0044】図10及び図11は本発明の第2の実施形
態を例示し、固定レバー91(着脱位置保持手段、案内
位置保持手段)により案内通路64を着脱位置及び案内
位置で第1の実施形態よりも更に確実に保持できるよう
にした例を示している。
【0045】図10及び図11に示すように、案内樋6
3の後壁72の裏側には、固定レバー91が、後壁72
の下部側に設けられた前後方向の回転軸92廻りに回動
自在に装着されている。固定レバー91は、回転軸92
に回動自在に支持される支持部93と、この支持部93
から後壁72に沿って突出するレバー部94とを一体に
備えており、このレバー部94は、上向きにしたときに
その端面94aが着脱位置にある案内通路64の背面板
82の前面82aに略当接し、下向きにしたときにその
前面94bが案内位置にある案内通路64の背面板82
の裏面82bに略当接する長さに形成されている。
【0046】更に、固定レバー部91は、例えばレバー
部94を略水平にした状態で案内通路64を案内位置と
着脱位置との間で回動させた場合に背面板82と干渉し
ない程度の前後方向厚さに形成されている。
【0047】以上のような構成により、案内通路64が
着脱位置にあるときに固定レバー91のレバー部94を
上向きにすれば、レバー部94の端面94aが案内通路
64の背面板82の前面82aを下側から支持して案内
通路64が着脱位置に固定され、案内通路64が案内位
置にあるときに固定レバー91のレバー部94を下向き
にすれば、レバー部94の前面94bが背面板82の裏
面82bを後側から支持して案内通路64が案内位置に
固定される。また、案内通路64を回動させる際には、
固定レバー91のレバー部94を略水平にすればよい。
【0048】このように、本実施形態では、固定レバー
91により、案内通路64を着脱位置と案内位置とに確
実に固定することが可能となる。また、案内通路64を
遊技盤13の裏面側を押さえた状態で固定できるため、
例えば特別図柄始動手段24を圧入ピン等により遊技盤
13に固定する場合には、その固定状態をより安定させ
ることができる。
【0049】図12は本発明の第3の実施形態を例示
し、固定レバー91等の別部材を用いることなく、第1
の実施形態で示した回動軸74、回動規制ピン75、軸
受け孔83、案内孔84の配置や形状を若干変更して案
内位置保持手段95を構成し、この案内位置保持手段9
5により案内通路64を案内位置で容易且つ確実に固定
できるようにした例を示している。
【0050】図12に示すように、本実施形態では、回
動規制ピン75と回動軸74とが案内樋63の側壁70
に上下に配置されている。案内通路64の側板81に設
けられる軸受け孔83は、案内通路64の長手方向に沿
った長孔状に形成されている。また、同じく側板81に
設けられる案内孔84は、回動軸74を軸受け孔83の
下流側端部83aにおいて案内通路64を着脱位置と案
内位置との間で回動させたときの回動規制ピン75の軌
跡に対応する1/4円弧状長孔部84a−84bと、案
内通路64を案内位置まで回動させた状態で回動軸74
を軸受け孔83の上流側端部83bまで相対移動させた
ときの回動規制ピン75の軌跡に対応する長手方向長孔
部84b−84cとで構成されている。
【0051】更に、案内孔84内には、その着脱位置側
端部84aの近傍に、回動規制ピン75を案内孔84の
着脱位置側端部84aで保持することにより、案内通路
64を着脱位置で保持するための突起部85aが設けら
れている。
【0052】特別図柄始動手段24を遊技盤13に取り
付ける際には、図12に示すように、まず案内通路64
を着脱位置まで回動させた状態で、案内通路64を遊技
盤13の取り付け孔13aに対して前側から挿入しつつ
ソレノイド65、案内樋63等を取り付け孔13a内に
格納し、本体部61の裏面側を遊技盤13の前面に当接
させる(図12(A))。案内通路64は、着脱位置で
は案内樋63と前後に略一直線状となるため、取り付け
孔13aの縁部に干渉することなく容易に挿入できる。
またこのとき、案内孔84内の突起部85aが回動規制
ピン75の移動を規制して案内通路64が着脱位置に保
持されるため、案内通路64のふらつきがなく作業をよ
り容易に行うことができる。
【0053】続いて、案内通路64を着脱位置から案内
位置まで略90度回転させ(図12(B))、案内通路
64の側板81の前縁部81aが遊技盤13の裏面側に
当接した状態で、案内通路64を遊技盤13の裏面側に
沿って下向きにスライドさせる(図12(C),
(D))。これにより、回動規制ピン75の前後方向へ
の移動が規制され、案内通路64が案内位置で固定され
た状態となるため、遊技球を案内する際の案内通路64
の揺動が防止できる。また、案内通路64を遊技盤13
の裏面側を押さえた状態で固定できるため、例えば特別
図柄始動手段24を圧入ピン等により遊技盤13に固定
する場合には、その固定状態をより安定させることがで
きる。
【0054】また、本実施の形態の案内位置保持手段9
5は、固定レバー91等の別部材を用いることなく、第
1の実施形態で示した回動軸74、回動規制ピン75、
軸受け孔83、案内孔84の配置や形状を若干変更して
構成しているため、コストを低く抑えることができる。
【0055】以上、本発明の各実施形態について詳述し
たが、本発明はこれら各実施形態に限定されるものでは
なく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更が
可能である。例えば、回動軸74や回動規制ピン75を
案内通路64側に、軸受け孔83や案内孔84を案内樋
63側に設けてもよい。
【0056】第1,第2の実施形態においては、回動規
制ピン75や案内孔84を省略してもよい。また、スト
ッパーなどの別の手段を設けて案内通路64の回動範囲
を規制するようにしてもよい。
【0057】第2の実施形態においては、案内通路64
を着脱位置で固定する固定レバーと案内位置で固定する
固定レバーとを別々に設けてもよい。固定レバー91
は、案内通路64を着脱位置と案内位置の何れか一方、
例えば案内位置でのみ固定するものであってもよい。
【0058】突起部85a,85b、固定レバー91等
は必須の構成ではなく、省略することも可能である。
【0059】案内通路64は、遊技球を遊技盤13の裏
面側に沿って鉛直下向きに案内するものである必要はな
い。例えば、案内通路64を左右方向に屈曲させて遊技
球を左右方向斜め下向きに案内するようにしてもよい
し、案内通路64を後ろ向きに屈曲させたり或いは後斜
め下向きの位置で固定するなどして、遊技球を遊技盤1
3の裏面側から離れた位置で下向きに落下させるように
してもよい。
【0060】実施形態では、案内通路64を回動可能と
した構成を特別図柄始動手段24に適用した例を示した
が、普通図柄始動手段26、普通入賞手段27等の他の
入賞手段に同様の構成を適用することも可能である。
【0061】更に、実施形態ではパチンコ機を例に挙げ
て説明したが、アレンジボール機、雀球遊技機等のその
他の弾球遊技機であっても同様に実施可能であることは
言うまでもない。
【0062】
【発明の効果】本発明によれば、入賞した遊技球を遊技
盤13の裏側に案内する入賞手段24と、該入賞手段2
4により遊技盤13の裏側に案内された遊技球を所定方
向に案内する案内通路64とを備えた弾球遊技機におい
て、案内通路64を、入賞手段24の裏側に回動自在に
設けているため、入賞手段24をその裏側の案内通路6
4と共に遊技盤13に対して容易且つ確実に着脱するこ
とが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すパチンコ機の正
面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態を示すパチンコ機の遊
技盤の正面図である。
【図3】本発明の第1の実施形態を示すパチンコ機の遊
技盤下部の背面図である。
【図4】本発明の第1の実施形態を示すパチンコ機の縦
断面図である。
【図5】本発明の第1の実施形態を示す特別図柄始動手
段の側面図である。
【図6】本発明の第1の実施形態を示す特別図柄始動手
段の部分斜視図である。
【図7】本発明の第1の実施形態を示す特別図柄始動手
段の遊技盤への取り付け手順の説明図である。
【図8】本発明の第1の実施形態を示す大入賞手段の平
面図である。
【図9】本発明の第1の実施形態を示す大入賞手段の斜
視図である。
【図10】本発明の第2の実施形態を示す特別図柄始動
手段の部分斜視図である。
【図11】本発明の第2の実施形態を示す特別図柄始動
手段の側面図である。
【図12】本発明の第3の実施形態を示す特別図柄始動
手段の遊技盤への取り付け手順の説明図である。
【符号の説明】
13 遊技盤 24 特別図柄始動手段(入賞手段) 64 案内通路 85a 突起部(着脱位置保持手段) 85b 突起部(案内位置保持手段) 91 固定レバー(案内位置保持手段、着脱位置保持
手段) 95 案内位置保持手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入賞した遊技球を遊技盤(13)の裏側
    に案内する入賞手段(24)と、該入賞手段(24)に
    より前記遊技盤(13)の裏側に案内された遊技球を所
    定方向に案内する案内通路(64)とを備えた弾球遊技
    機において、前記案内通路(64)を、前記入賞手段
    (24)の裏側に回動自在に設けたことを特徴とする弾
    球遊技機。
  2. 【請求項2】 前記入賞手段(24)は、前記遊技盤
    (13)に対して前側から着脱可能であり、前記案内通
    路(64)は、前記遊技盤(13)の裏側に案内された
    遊技球を所定方向に案内する案内位置と、前記入賞手段
    (24)の前記遊技盤(13)への着脱が可能な着脱位
    置との間で回動自在であることを特徴とする請求項1に
    記載の弾球遊技機。
  3. 【請求項3】 前記案内通路(64)を前記案内位置に
    保持する案内位置保持手段(85b)(91)(95)
    を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の弾球
    遊技機。
  4. 【請求項4】 前記案内通路(64)は、前記案内位置
    において前記遊技盤(13)の裏面側に略当接するよう
    に構成したことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記
    載の弾球遊技機。
  5. 【請求項5】 前記案内通路(64)を前記着脱位置に
    保持する着脱位置保持手段(85a)(91)を備えた
    ことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の弾球遊
    技機。
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