JP2006280989A - 弾球遊技機 - Google Patents

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【課題】入賞球を案内する案内部材を、その上下の各入賞手段の間に十分なスペースがなくても装着でき、その着脱も容易な弾球遊技機を提供する。
【解決手段】遊技盤13上に、入賞した遊技球を遊技盤13の裏側に案内するように構成された第1入賞手段24と第2入賞手段25とを上下に隣接して設けた弾球遊技機で、第1入賞手段24に入賞して遊技盤13の裏側に案内された遊技球を第2入賞手段25を避けて遊技盤13の下部側に案内する案内部材71を第2入賞手段25に着脱自在に装着し、第2入賞手段25を遊技盤13に前側から装着し、案内部材71を、その第2入賞手段25に対して遊技盤13の裏側から前向きに装着するように構成し、案内部材71の前端側に、第2入賞手段25に装着した状態で遊技盤13の裏面に略当接する当接部75を設けた。
【選択図】図4

Description

本発明は、パチンコ機、アレンジボール機、雀球遊技機等の弾球遊技機に関するものである。
例えばパチンコ機では、現在、遊技盤の遊技領域の略中央に液晶表示手段等よりなる特別図柄表示手段を、遊技領域の下部近傍に大入賞手段を、それら特別図柄表示手段と大入賞手段との間に特別図柄始動手段を夫々配置し、特別図柄始動手段へ遊技球が入賞することを条件に特別図柄表示手段の3つの特別図柄を所定時間変動表示すると共に、その変動後の停止図柄が予め定められた大当たり図柄となった場合に、大入賞手段を開放して遊技者に有利な利益状態を発生させるようにしたものが一般的となっている。
また、特別図柄始動手段や大入賞手段等の入賞手段は、遊技盤の前側で入賞した遊技球を遊技盤の裏側に案内するように構成されており、遊技盤の裏側に案内された遊技球は、遊技盤の下方で集められ、所定の排出口から島側に回収されるようになっている。また、入賞手段に入賞して遊技盤の裏側に案内された遊技球は、例えば樋状の案内部材によって他の入賞手段を避けてスムーズに下方に案内されるようになっている。
例えば、大入賞手段は、その構造上、遊技盤の裏側で後向きに大きく突出しているため、従来のパチンコ機では、後方に大きく突出する案内部材を、特別図柄始動手段と大入賞手段との間の遊技盤裏面側に例えばネジ止めにより装着し、特別図柄始動手段に入賞した遊技球をこの案内部材を介して大入賞手段の後方に案内し、ここから遊技盤の下方に落下させるようになっていた。
従来のパチンコ機では、入賞した遊技球を案内する案内部材を遊技盤に対して例えばネジ止め等により装着していたため、組み立てや分解等の作業時に、案内部材の着脱に手間がかかる問題があった。また、特別図柄表示手段を構成する液晶表示手段は、図柄の変動表示だけでなくその他の遊技情報や遊技を盛り上げるための各種映像を効果的に表示するために大型化する傾向にあり、これに伴ってその下方に設けられる特別図柄始動手段と大入賞手段との間も狭くなっており、遊技盤側に、案内部材をネジ止め装着するためのスペースが確保し難いという問題もあった。
本発明は、このような問題点に鑑み、入賞球を案内する案内部材を、上下の入賞手段の間に十分なスペースがなくても装着することができ、その着脱も容易な弾球遊技機を提供することを目的とする。
本発明は、遊技盤13上に、入賞した遊技球を遊技盤13の裏側に案内するように構成された第1入賞手段24と第2入賞手段25とを上下に隣接して設けた弾球遊技機において、前記第1入賞手段24に入賞して前記遊技盤13の裏側に案内された遊技球を前記第2入賞手段25を避けて前記遊技盤13の下部側に案内する案内部材71を、前記第1入賞手段24、又は前記第2入賞手段25に着脱自在に装着し、前記第1入賞手段24、又は前記第2入賞手段25は、前記遊技盤13に対して前側から装着し、前記案内部材71は、前記遊技盤13に装着された前記第1入賞手段24、又は前記第2入賞手段25に対して前記遊技盤13の裏側から前向きに装着するように構成し、前記案内部材71の前端側に、前記第1入賞手段24又は前記第2入賞手段25に装着した状態で前記遊技盤13の裏面に略当接する当接部75を設けたものである。
本発明によれば、遊技盤13上に、入賞した遊技球を遊技盤13の裏側に案内するように構成された第1入賞手段24と第2入賞手段25とを上下に隣接して設けた弾球遊技機において、第1入賞手段24に入賞して遊技盤13の裏側に案内された遊技球を第2入賞手段25を避けて遊技盤13の下部側に案内する案内部材71を、第1入賞手段24、又は第2入賞手段25に着脱自在に装着し、第1入賞手段24、又は第2入賞手段25は、遊技盤13に対して前側から装着し、案内部材71は、遊技盤13に装着された第1入賞手段24、又は第2入賞手段25に対して遊技盤13の裏側から前向きに装着するように構成し、案内部材71の前端側に、第1入賞手段24又は第2入賞手段25に装着した状態で遊技盤13の裏面に略当接する当接部75を設けているため、上下の入賞手段の間に十分なスペースがなくても装着することができ、その着脱も容易に行うことができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳述する。図1〜図9は本発明をパチンコ機として具現化した第1の実施形態を例示している。1は遊技機本体で、矩形状の外枠2の前側に、上下一対のヒンジ4,4を介して前枠3が開閉自在に枢着されている。5はガラス扉、6は前面開閉板で、これらは前枠3の窓孔7に対応して上下に配置され、前枠3に開閉自在に枢支されている。
8は発射用の遊技球を貯留する上皿で、前面開閉板6の前側に装着され、上皿カバー9により覆われている。また、10は余剰球等を貯留する下皿、11は灰皿で、これらは前面開閉板6の下側で前枠3の前側に左右に配置され、下皿カバー12により覆われている。13は遊技盤で、前枠3の窓孔7に対応するように、前枠3の裏側に設けられる図外の遊技盤装着枠に裏側から着脱自在に装着され、窓孔7の下部側で前枠3の裏側に装着された図外の支持板により下側から支持されている。
16は発射手段で、下皿10の一側で前枠3の前側に装着された発射ハンドル17と、支持板の前側に装着された発射レール18と、前枠3の裏側に配置された図外の発射モータ及び打撃槌20等を備え、発射ハンドル17を操作したときに、発射モータにより打撃槌20が作動して、前面開閉板6の裏側に装着された図外の球送り手段により発射レール18上に1個ずつ供給される遊技球を遊技盤13側に発射させるようになっている。
遊技盤13の前側には、図2に示すように、発射手段16により発射された遊技球を案内するガイドレール21が環状に装着されると共に、そのガイドレール21の内側の遊技領域22に、液晶表示手段23、特別図柄始動手段(第1入賞手段)24、大入賞手段(第2入賞手段)25、普通図柄始動手段26、普通入賞手段27等の各種遊技部品が配置されている。液晶表示手段23は、遊技領域22の略中央に配置され、その下側に特別図柄始動手段24と大入賞手段25とが上下に配置されている。また、遊技領域22の最下部には、アウト口28が設けられている。
液晶表示手段23は、特別図柄表示手段(図柄表示手段)29を構成するもので、更にその上部に普通図柄表示手段30が設けられている。特別図柄表示手段29は、特別図柄始動手段24に遊技球が入賞することを条件に、例えば3つの特別図柄が所定時間変動して停止するようになっている。また、普通図柄表示手段30は、普通図柄始動手段26に遊技球が入賞することを条件に、例えば1つの普通図柄が所定時間変動して停止するようになっている。
特別図柄始動手段24は、例えば図4に示すように、本体ケース31の前側に、左右に開閉する一対の開閉羽根32を備えており、更にその開閉羽根32の下側から前側を覆う前カバー33が本体ケース31の前側に装着されている。本体ケース31の裏側には、ソレノイド34が装着され、その駆動軸34aと開閉羽根32とが揺動部材35を介して接続されており、ソレノイド34の駆動により揺動部材35を介して開閉羽根32が開閉するようになっている。
前カバー33の底壁上面側からその後方の本体ケース31にかけては後下がりの傾斜状に形成されており、遊技球を後方に案内する案内傾斜部36を形成している。更に案内傾斜部36の後端部の下側には、案内傾斜部36によって案内された遊技球を検出する検出スイッチ37が、本体ケース31の裏側から後方に突出するように設けられている。遊技盤13の前側で開閉羽根32の間に入賞した遊技球は、案内傾斜部36によって遊技盤13の裏側に案内され、検出スイッチ37で検出された後、遊技盤13の裏面側に沿ってそのまま下方に落下するようになっている。
なお、特別図柄始動手段24は、予め本体ケース31に開閉羽根32、ソレノイド34、検出スイッチ37等の構成部品を装着した状態で、遊技盤13に形成された取り付け孔13aに前側から嵌め込まれ、ネジ止め等により遊技盤13に着脱自在に固定されている。もちろん、例えば本体ケース31に形成された係合爪を遊技盤13側に引っ掛けて固定するようにしてもよい。
大入賞手段25は、図4に示すように、本体ケース41と、該本体ケース41の前側に着脱自在に装着された装飾ケース42とを備えている。装飾ケース42は、遊技盤13に形成された取り付け孔13bの内面側に沿って形成された矩形枠43と、その矩形枠43の前側を覆う前カバー44とを備えている。
前カバー44には、矩形枠43に対応する横長矩形状の入賞口45が形成されており、その入賞口45を塞ぐように開閉板(開閉部材)46が装着されている。開閉板46は、その下縁に沿った左右方向の回転軸46aにより揺動自在に枢支されており、後述するソレノイド49(図3)の駆動により前側に開いて、遊技盤13側の遊技球を入賞口45内に案内するようになっている。なお、前カバー44には、入賞口45の左右両側に、前向きに突出する装飾障害部47が一体に設けられている。
装飾ケース42の後側下部には、開閉板46によって入賞口45内に案内された遊技球を遊技盤13の裏側に案内する案内部材48が後側から装着されている。案内部材48は、装飾ケース42と本体ケース41とで前後から挟まれて固定されている。
本体ケース41は、その外形が略直方体状に形成されており、その内部には、開閉板46を開閉駆動するソレノイド49、案内部材48によって案内された遊技球を下向きに案内する案内通路50、この案内通路50によって下向きに案内される遊技球を検出する検出スイッチ51、ソレノイド49や検出スイッチ51と制御基板との間の配線を中継する中継基盤52等が設けられている。
本体ケース41の左右両側部には、図5、図8等に示すように、本体ケース41の側方に張り出す張り出し部53が一体形成され、この各張り出し部53に夫々係止部材54が装着されている。張り出し部53は、その上下幅が本体ケース41の上下幅よりも小さく形成され、本体ケース41の側面の上下方向中央に設けられている。係止部材54は、への字型に屈曲形成された上下一対の係止爪55と、この各係止爪55の長辺側端部同士を一体に連結する連結部56とで略コの字型に形成されており、上下の係止爪55、55は互いに近づく方向に弾性変形可能となっている。
係止部材54は、連結部56を張り出し部53の上面側から下面側に貫通させた状態で張り出し部53に装着され、通常時には上下の係止爪55の屈曲部55aが本体ケース41の上下に夫々突出しており、上下の係止爪55をその先端部55bが張り出し部53の上下面に夫々当接するまで弾性変形させたとき、各係止爪55の屈曲部55aが本体ケース41の上下面と略一致するようになっている。また、各係止爪55の屈曲部55aよりも先端側は、大入賞手段25を遊技盤13の取り付け孔13bに前側から装着したとき、遊技盤13の取り付け孔13bの後端側縁部に後側から当接するように設けられている。
本体ケース41の上面には、図8に示すように、その左右方向中央に、レール溝部57が前後方向に形成されている。このレール溝部57は、本体ケース41の上面側から下向きに略垂直に形成された左右一対の側面部58と、各側面部58の下縁部を左右に接続する底面部59とで形成されており、その後端部側は本体ケース41の背面側から後側に突設されている。底面部59は、図4等に示すように、その後端側から緩やかな前上がりに傾斜し、その前端部近傍のみが水平となるように形成されている。
レール溝部57の後端側の下側には、底面部59の下側に所定の空間をおいて係合部(第1係合部)60が形成されている。係合部60は、図4に示すように、レール溝部57の底面部59と平行な平面状の案内部61と、この案内部61の前縁側から下向きに延設された係合面62とで断面略L型に形成されており、本体ケース41に一体に設けられている。
本体ケース41の上部には、レール溝部57に沿って案内部材71が装着される。この案内部材71は、例えば図8に示すように、遊技球を後向きに案内する案内通路部72と、この案内通路部72をレール溝部57の底面部59の上方所定位置に支持する左右一対の支持板部73と、当該案内部材71を本体ケース41に装着した状態で本体ケース41の係合部60に係合する係合片74と、案内通路部72の前側に設けられた当接部75と、案内通路部72の左右両側方に張り出す張り出し部76とを一体に備えている。
案内通路部72は、レール溝部57の底面部59と略平行な後下がりの斜面状に形成された底面板77と、この底面板77の左右両側部から垂直に立設された側板78とを備えており、その前後方向の長さは本体ケース41のレール溝部57と同程度若しくはそれよりも長く形成されている。左右一対の支持板部73は、ぞれぞれ案内通路部72の底面板77の下面側から下向きで且つ前後方向に設けられており、その両外面側がレール溝部57の側面部58に略内接する幅に配置されている。また、支持板部73の下縁側は、レール溝部57の底面部59の上面形状と一致する形状に形成されている。
係合片74は、例えば図4に示すように、案内通路部72の底面板77の後端側から下向きのU字状に屈曲して更に前向きに延設されて形成されると共に、その屈曲部74aよりも先端側は略水平に形成され、その先端には本体ケース41側の係合部60に係合する係合爪(第2係合部)79が設けられている。なお、案内部材71を本体ケース41に装着したとき、係合片74の屈曲部74aは、本体ケース41のレール溝部57の後端の後側を回りこむように配置されるようになっている。
当接部75は、遊技盤13に平行な板状に形成され、案内通路部72の前端部に一体に設けられており、遊技盤13に装着した大入賞手段25に当該案内部材71を装着したとき、その前面側が遊技盤13の裏面側に略当接するようになっている。なお、当接部75と案内通路部72の底面板77との接続部分の隅部には、遊技球を後向きに案内する三角形の案内片80が、左右に2つ設けられている。
張り出し部76は、水平な板状に形成され、案内通路部72の側板78の下部から左右に張り出すように一体に設けられており、案内部材71を本体ケース41に装着した状態で本体ケース41の上面側に略当接するようになっている。また、張り出し部76の後端側には、断面コの字型に屈曲する屈曲部81が一体に形成されており、案内部材71を本体ケース41に装着した状態で、この屈曲部81が本体ケース41の上面側の後端部に後側から嵌合するようになっている。
大入賞手段25を遊技盤13に装着する際には、装飾ケース42と本体ケース41とを前後に結合した状態で、本体ケース41側から遊技盤13の取り付け孔13bに前側から嵌め込んで行く。このとき、本体ケース41の左右の係止部材54の係止爪55が取り付け孔13bの上下面で押圧されて弾性変形し、係止爪55の屈曲部55aの外側が取り付け穴13bの内面側に摺動しつつ後方に移動する。そして、装飾ケース42の前カバー44の裏面側が遊技盤13の前面側に当接する直前で、係止爪55の屈曲部55aが取り付け孔13bの後端側から外れ、係止爪55は押圧力から解放されて上下に開く方向に移動(変形)する。このとき、図5に示すように、係止爪55の屈曲部55aよりも先端側の前側斜面が取り付け孔13bの後端側縁部を略前向きに押圧するため、大入賞手段25は装飾ケース42の前カバー44と係止部材54の係止爪55とで遊技盤13を前後から狭持した状態で遊技盤13に支持される。
その後、案内部材71を、本体ケース41のレール溝部57に沿って後側から装着する。即ち、案内部材71の支持板部73を本体ケース41の後側からレール溝部57に沿って略水平に前向きに摺動させ、当接部75の前面側が遊技盤13の裏面側に略当接するまで移動させる。このとき、係合片74の先端の係合爪79は、係合部60の案内部61の上面側を摺動しつつ前向きに移動した後、係合面62の上縁側に係合する。これにより、案内部材71は、本体ケース41に対する前後方向の移動を規制された状態となる。このように、案内部材71は、大入賞手段25に対して略水平にスライドさせつつ装着するようになっているため、上側の特別図柄始動手段24と大入賞手段25との間に十分なスペースがなくても案内部材71の装着作業を容易に行うことができる。
また、張り出し部76は本体ケース41の上面側を摺動しつつ前向きに移動した後、その後端側の屈曲部81が本体ケース41の上面側の後端部に後側から嵌合する。これにより、案内部材71は本体ケース41に対する上下方向の移動を規制された状態となる。また、案内部材71を遊技盤13の裏面側から大入賞手段25に装着した状態では、案内部材71の当接部75が遊技盤13の裏面側に略当接するため、遊技盤13に対する大入賞手段25の前側への移動が規制され、大入賞手段25の装着状態がより安定する。
更に、案内部材71を大入賞手段25に装着した状態では、図7に示すように、案内通路部72の底面板77とレース溝部57の底面部59との間に空間部82が形成されるため、案内部材71上に落下した遊技球の衝撃が緩和される。なお、案内部材71を大入賞手段25に装着したとき、案内部材71は特別図柄始動手段24の検出スイッチ37の直下に位置するように配置されており、特別図柄始動手段24に入賞して遊技盤13の裏側に案内された遊技球は、検出スイッチ37で検出された後、案内部材71の案内通路部72上に落下するようになっている。
案内部材71や大入賞手段25を遊技盤13から取り外す際には、上述した取り付け手順の逆の手順で行えばよい。即ち、案内部材71は、係合爪79を押し上げて係合部60との係合を解除した後、後向きに引き抜くだけで容易に取り外すことができる。また、大入賞手段25は、案内部材71を取り外した後、係止部材54を係止爪55の上下から押圧して弾性変形させつつ、前向きに押し出して取り外すことができる。
遊技盤13の裏側には、液晶表示手段23、特別図柄始動手段24、大入賞手段25、アウト口28等を裏側から覆う裏カバー91が装着されている。裏カバー91の下部には、遊技盤13の裏面側に案内された入賞球やアウト球を集めて排出口91aから島側へ排出するための集球カバー91bが一体に設けられている。
上記構成のパチンコ機において、遊技者が遊技球を上皿8に投入した上で発射ハンドル17を操作すると、発射モータにより打撃槌20が作動すると共に、これと連動して図外の球送り手段により上皿8内の遊技球が発射レール18上に1個ずつ供給され、これによって遊技球が遊技盤13側に順次発射される。
発射された遊技球は、発射レール18、ガイドレール21を経て遊技領域22の上部に導かれた後、遊技釘等に衝突しながら遊技盤13の盤面に沿って落下する。
遊技盤13に沿って遊技領域22内を落下する間に、遊技球が普通入賞手段27等の入賞手段に入賞すると、その入賞に応じた所定個数の遊技球が図外の払い出し手段によって上皿8に払い出される。
遊技球が普通図柄始動手段26に入賞すると、普通図柄表示手段30の普通図柄が所定時間変動し、その停止図柄が所定の当たり図柄となった場合には、特別図柄始動手段24の開閉羽根32が所定時間開放する。特別図柄始動手段24に遊技球が入賞すると、特別図柄表示手段29の3つの特別図柄が所定時間変動し、その停止図柄が所定の大当たり図柄となった場合には、大入賞手段25の開閉板46が開放し、遊技球が容易に入賞可能となって遊技者に多大な利益が還元される。
ここで、特別図柄始動手段24に入賞した遊技球は、図4に示すように、案内傾斜部36によって遊技盤13の裏側に案内され、検出スイッチ37で検出された後、大入賞手段25の上側に装着された案内部材71の案内通路部72上に落下する。このとき、案内通路部72の底面板77とレース溝部57の底面部59との間には空間部82が形成されているため、案内部材71上に落下した遊技球の衝撃が緩和され、衝撃による大入賞手段25側への悪影響を防止できる。
案内部材71上に落下した遊技球は、案内通路部72によって後方に案内された後、案内通路部72の後端側から係合片74のU字状の屈曲部74aに沿って下向きに案内され、大入賞手段25の後側を通って集球カバー91b上に落下する。集球カバー91b上に落下した遊技球は、排出口91aを介して島側に回収される。
以上説明したように、本実施形態では、特別図柄始動手段24に入賞して遊技盤13の裏側に案内された遊技球を大入賞手段25を避けて遊技盤13の下部側に案内する案内部材71を、大入賞手段25に着脱自在に装着しているため、案内部材71を、上下の入賞手段24,25の間に十分なスペースがなくても装着することができる。
また、大入賞手段25に係合部60を、案内部材71に係合爪79を設け、係合部60と係合爪79とを係合させるように構成しているため、案内部材71の着脱を容易に行うことができる。
更に、大入賞手段25を遊技盤13の前側から装着し、案内部材71を、遊技盤13に装着された大入賞手段25に対して遊技盤13の裏側から装着するように構成すると共に、案内部材71に、大入賞手段25に装着した状態で遊技盤13の裏面に略当接する当接部75を設けているため、遊技盤13に対する大入賞手段25の前側への移動が規制され、大入賞手段25の装着状態がより安定する。
また、案内部材71を大入賞手段25に装着した状態では、案内通路部72の底面板77とレース溝部57の底面部59との間に空間部82が形成されるため、案内部材71上に落下した遊技球の衝撃が緩和される。
図10〜図12は本発明の第2の実施形態を例示し、特別図柄始動手段24に入賞して遊技盤13の裏側に案内された遊技球を大入賞手段25を避けて遊技盤13の下部側に案内する案内部材71を、特別図柄始動手段24側に装着するようにした例を示している。
本実施形態では、特別図柄始動手段24は、図10に示すように、本体ケース31の前側に、左右に開閉する一対の開閉羽根32を備えており、更にその開閉羽根32の下側から前側を覆う前カバー33が本体ケース31の前側に装着され、前カバー33内に検出スイッチ37が配置されている。本体ケース31の裏側には、ソレノイド34が装着され、その駆動軸34aと開閉羽根32とが揺動部材35を介して接続されており、ソレノイド34の駆動により揺動部材35を介して開閉羽根32が開閉するようになっている。
前カバー33の底壁上面側は後下がりの傾斜状に形成されており、入賞して検出スイッチ37によって検出された遊技球を後方に案内する案内傾斜部36を形成している。また、案内傾斜部36の後方側には、案内部材71を保持する左右一対の保持レール部101が、本体ケース31に一体に設けられている。各保持レール部101は、夫々遊技盤13に垂直で且つ鉛直な板状に形成され、互いに対向する内面側には、レール溝102が前後方向に設けられている。また、各保持レール部101の後端側には、先端に内向きの係合爪(第1係合部)103を備えた係合片104が、後向きに突設されている。
なお、特別図柄始動手段24は、予め本体ケース31に開閉羽根32、ソレノイド34、検出スイッチ37等の構成部品を装着した状態で、遊技盤13に形成された取り付け孔13aに前側から嵌め込まれ、図示しない係合爪を遊技盤13側に引っ掛けて固定するようになっている。
案内部材71は、図10〜図12に示すように、遊技球を後向きに案内する案内通路部72と、この案内部材71を特別図柄始動手段24に装着した状態で遊技盤13の裏面側に略当接する当接部75とを一体に備えている。
案内通路部72は、後下がりの斜面状に形成された底面板77と、この底面板77の左右両側部から垂直に立設された側板78とを備えている。側板78の外面側には、特別図柄始動手段24側のレール溝102に対応する突条部111と、特別図柄始動手段24側の係合爪103に対応する係合凹部(第2係合部)112が形成されている。なお、案内通路部72は、案内部材71を特別図柄始動手段24に装着した状態で、遊技盤13の裏面側からの後方への突出長さが大入賞手段25の突出長さよりも大となるように形成されている。
当接部75は、案内部材71を特別図柄始動手段24に装着した状態で、その前面側が遊技盤13の裏面側に略当接するように、案内通路部72の底面板77の下面側に一体に設けられている。
案内部材71を特別図柄始動手段24に装着する場合には、案内部材71の突条部111を特別図柄始動手段24のレール溝102に沿わせた状態で、当接部75の前面側が遊技盤13の裏面側に略当接するまで移動させる。このとき、係合片104の先端の係合爪103が、係合凹部112に前側から係合し、これによって案内部材71の後方側への移動が規制され、案内部材71の特別図柄始動手段24への装着が完了する。このとき、案内部材71の当接部75が遊技盤13の裏面側に略当接するため、遊技盤13に対する特別図柄始動手段24の前側への移動が規制され、特別図柄始動手段24の装着状態がより安定する。
以上のように、案内部材71を特別図柄始動手段24側に装着するように構成した場合も、第1の実施形態と同様、案内部材71を、上下の入賞手段24,25の間に十分なスペースがなくても装着することができる。
また、特別図柄始動手段24に係合爪103を、案内部材71に係合凹部112を設け、係合爪103と係合凹部112とを係合させるように構成しているため、案内部材71の着脱を容易に行うことができる。
更に、特別図柄始動手段24を遊技盤13の前側から装着し、案内部材71を、遊技盤13に装着された特別図柄始動手段24に対して遊技盤13の裏側から装着するように構成すると共に、案内部材71に、特別図柄始動手段24に装着した状態で遊技盤13の裏面に略当接する当接部75を設けているため、遊技盤13に対する特別図柄始動手段24の前側への移動が規制され、特別図柄始動手段24の装着状態がより安定する。
以上、本発明の各実施形態について詳述したが、本発明はこれら各実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更が可能である。例えば、案内部材71は、大入賞手段25等の第2の入賞手段の横側を経由して遊技盤13の下方に案内するものであってもよい。
上下に隣接して設けられ、間に案内部材71を設ける第1入賞手段と第2入賞手段の組み合わせは、特別図柄表示手段24と大入賞手段25とに限られるものではない。例えば、普通図柄始動手段と特別図柄始動手段、普通入賞手段と大入賞手段等の組み合わせであってもよい。
案内部材71は、第2入賞手段、例えば大入賞手段25の裏面側等に装着してもよい。また、案内部材71は、前後方向にスライドしつつ着脱するものに限らず、例えば左右方向等、略水平なその他の方向にスライドさせつつ着脱するようにしてもよい。また、必ずしも略水平にスライドさせつつ着脱するものに限られるものではなく、上下に着脱するようにしてもよい。
更に、実施形態ではパチンコ機を例に挙げて説明したが、アレンジボール機、雀球遊技機等のその他の弾球遊技機であっても同様に実施可能であることは言うまでもない。
本発明の第1の実施形態を示すパチンコ機の正面図である。 本発明の第1の実施形態を示すパチンコ機の遊技盤の正面図である。 本発明の第1の実施形態を示すパチンコ機の遊技盤下部の背面図である。 本発明の第1の実施形態を示すパチンコ機の縦断面図である。 本発明の第1の実施形態を示す案内部材を装着した状態での大入賞手段近傍の側面図である。 本発明の第1の実施形態を示す案内部材を装着した状態での大入賞手段の平面図である。 本発明の第1の実施形態を示す案内部材を装着した状態での大入賞手段の部分縦断面図である。 本発明の第1の実施形態を示す案内部材と大入賞手段の斜視図である。 本発明の第1の実施形態を示す案内部材を装着した状態での大入賞手段の斜視図である。 本発明の第2の実施形態を示すパチンコ機の縦断面図である。 本発明の第2の実施形態を示す案内部材を装着した状態での特別図柄始動手段の部分縦断面図である。 本発明の第2の実施形態を示す案内部材を装着した状態での特別図柄始動手段の部分横断面図である。
符号の説明
13 遊技盤
24 特別図柄始動手段(第1入賞手段)
25 大入賞手段(第2入賞手段)
29 特別図柄表示手段(図柄表示手段)
46 開閉板(開閉部材)
60 係合部(第1係合部)
71 案内部材
75 当接部
79 係合爪(第2係合部)
82 空間部
103 係合爪(第1係合部)
112 係合凹部(第2係合部)

Claims (3)

  1. 遊技盤(13)上に、入賞した遊技球を遊技盤(13)の裏側に案内するように構成された第1入賞手段(24)と第2入賞手段(25)とを上下に隣接して設けた弾球遊技機において、前記第1入賞手段(24)に入賞して前記遊技盤(13)の裏側に案内された遊技球を前記第2入賞手段(25)を避けて前記遊技盤(13)の下部側に案内する案内部材(71)を、前記第1入賞手段(24)、又は前記第2入賞手段(25)に着脱自在に装着し、前記第1入賞手段(24)、又は前記第2入賞手段(25)は、前記遊技盤(13)に対して前側から装着し、前記案内部材(71)は、前記遊技盤(13)に装着された前記第1入賞手段(24)、又は前記第2入賞手段(25)に対して前記遊技盤(13)の裏側から前向きに装着するように構成し、前記案内部材(71)の前端側に、前記第1入賞手段(24)又は前記第2入賞手段(25)に装着した状態で前記遊技盤(13)の裏面に略当接する当接部(75)を設けたことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記第1入賞手段(24)、又は前記第2入賞手段(25)に第1係合部(60)(103) を、前記案内部材(71)に第2係合部(79)(112) を設け、前記第1係合部(60)(103) と前記第2係合部(79)(112) とを係合させるように構成したことを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 前記案内部材(71)は前記第2入賞手段(25)の上面側に装着され、前記案内部材(71)の底面側と前記第2入賞手段(25)の上面側との間に所定の空間部(82)を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の弾球遊技機。
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