JP2999456B1 - パチンコ遊技機の入賞球処理装置 - Google Patents

パチンコ遊技機の入賞球処理装置

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JP2999456B1 JP21982098A JP21982098A JP2999456B1 JP 2999456 B1 JP2999456 B1 JP 2999456B1 JP 21982098 A JP21982098 A JP 21982098A JP 21982098 A JP21982098 A JP 21982098A JP 2999456 B1 JP2999456 B1 JP 2999456B1
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宏 榎本
勝彦 鈴木
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株式会社内藤商会
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Abstract

【要約】 【課題】 入賞球を1個ずつ確実に排出処理すると共
に、余剰球通路に賞球が充満したとき賞球払出装置の賞
球払出動作を電気的でなく機械的に停止させる。 【解決手段】 入賞球通路37に突入して先頭に位置す
る入賞球を受け止める球受部49を有し、かつ回動自在
に設けられる第1球止部材39と、入賞球通路37に突
入して後続する入賞球が第1球止部材39の球受部49
上に落下するのを阻止する球止部53を有し、かつ第1
球止部材39と一体又は別々に回動可能なように設けた
第2球止部材40と、入賞球検出器41と、球量検知板
42とを備え、電気的駆動源38の作動により前記第1
球止部材39と第2球止部材40とを一体に回動してそ
れぞれの球受部49と球止部53とを入賞球通路37に
交互に出入するようにすると共に、球量検知板42の揺
動により第2球止部材40のみを回動させてその球止部
53を入賞球通路37に突入させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入賞球通路の入賞
球を電気的に検出して所定数の賞球を払い出すと共に、
賞球払出終了後に電気的駆動源を作動して入賞球通路の
入賞球を1個ずつ球切りしながら排出処理する入賞球処
理装置において、賞球が多量に払い出されて球皿が満杯
になったときに賞球払出装置の動作を機械的に停止させ
ることができるようにしたパチンコ遊技機の入賞球処理
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来パチンコ遊技機は、周知のように、
入賞球通路の入賞球を電気的に検出して1個ずつ排出処
理する入賞球処理装置と、電気的な賞球払出装置とを備
え、入賞球処理装置からの入賞球検出信号に基づいて所
定数の賞球が打球供給用の上球皿に払い出されるように
なっている。しかし、払い出された賞球が上球皿に充満
し、さらに余剰球貯留用の下球皿及び上球皿と下球皿と
を連通する余剰球通路に充満すると賞球払出装置の正常
な動作が行なわれなくなるという恐れがあった。
【0003】そこで、従来は打球供給用の上球皿と該上
球皿の余剰球を貯留する下球皿とを連通する余剰球通路
に所定量の賞球が充満したことを検出する余剰球検出器
と、入賞球検出信号に基づいて所定量の賞球を払い出す
ことができる電気的な賞球払出装置とを備え、前記余剰
球検出器からの検出信号に基づいて賞球払出装置の動作
を停止させるようにしたパチンコ遊技機が知られている
(例えば特公平5−6471号公報参照)。
【0004】このような構成からなるパチンコ遊技機
は、入賞球検出信号を遊技機全体の遊技動作を制御する
制御回路基板の記憶回路で計数記憶すると共に、制御回
路基板から賞球払出装置に駆動信号を送って所定数の賞
球を払い出すようになっている。一方、余剰球通路に球
量検知板と余剰球検出器とを設け、余剰球通路に所定量
の賞球が充満して球量検知板が回動すると余剰球検出器
が作動して余剰球信号を出力するようになっており、そ
の余剰球検出信号が制御回路基板に送られると該制御回
路基板から賞球払出用の駆動信号を出力しないようにし
て賞球払出装置の賞球払出動作を停止させるようになっ
ていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のパチン
コ遊技機は、余剰球通路に賞球が充満したとき、上述の
ような電気的制御手段により賞球払出装置の賞球払出動
作を停止させるようにしているので、余剰球検出器を必
要とし、しかも該余剰球検出器と制御回路基板との配線
作業や複雑な制御回路が必要とされてパチンコ遊技機の
価格が高いものとなっていた。
【0006】また、余剰球検出器と制御回路基板とを電
気信号を用いて接続しているために、現在社会問題にな
っている裏ROM等を使用した不正遊技を誘発させてい
る大きな要因の1つとなっていた。
【0007】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、入賞球を確実に1個ずつ排出処理することができる
と共に、余剰球通路に賞球が充満したとき、賞球払出装
置の賞球払出動作を電気的でなく機械的に停止させる機
能を備えさせることにより、余剰球検出器を不要とした
り、該余剰球検出器と制御回路基板との面倒な配線作業
を無くして大幅なコストダウンが可能な新規なパチンコ
遊技機の入賞球処理装置を提供しようとするものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明は、入賞球通路に突入して先頭に位置す
る入賞球を受け止める球受部を有し、かつ回動自在に設
けられる第1球止部材と、前記第1球止部材と同軸上に
設けられ、入賞球通路に突入して後続する入賞球が第1
球止部材の球受部上に落下するのを阻止する球止部を有
し、かつコイルばねの付勢により第1球止部材と一体に
回動し又はコイルばねの付勢に抗して第1球止部材と
々に回動可能なように設けられる第2球止部材と、前記
第1球止部材の球受部に受け止められた入賞球を検出す
る入賞球検出器と、上球皿と下球皿とを連通する余剰球
通路に所定量の賞球が充満すると揺動する球量検知板と
を備え、電気的駆動源の作動により前記第1球止部材と
第2球止部材とを一体に回動してそれぞれの球受部と球
止部とを入賞球通路に交互に出入するようにすると共
に、球量検知板の揺動により第2球止部材のみを回動さ
せてその球止部を入賞球通路に突入させるようにしたも
のである。
【0009】前記電気的駆動源は、電磁石又はソレノイ
ドであることが好ましい。
【0010】また、遊技制御回路に記憶される入賞球信
号に基づいた賞球払出動作があったか否かの判別を行な
い、その判別結果に基づいて満杯出力信号を出力し、ラ
ンプの点灯又はスピーカーによる音声で遊技者に満杯状
態を報知するようにするのが好ましい。
【0011】上記のように構成された本発明は、電気的
駆動源の作動によって第1球止部材と第2球止部材とを
一体に回動させて球受部と球止部を入賞球通路に交互に
出入させることにより、入賞球通路の入賞球を1個ずつ
確実に排出処理することができると共に、球量検知板の
揺動によって第2球止部材のみを回動させることにより
賞球払出装置の賞球払出動作を電気的でなく機械的に停
止させることが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に図面を参照して本発明の一実
施の形態について説明する。図1はパチンコ遊技機の正
面図、図2はその裏面図である。パチンコ遊技機1は、
縦長の方形状に枠組された外枠2を有し、該外枠2の前
面一側に上下のヒンジを介して前面枠3が開閉自在に設
けられている。前面枠3は、ほぼ中央に窓孔を有する額
縁状に形成されており、該窓孔の後部に遊技盤取付枠4
を介して遊技盤5が着脱自在に取り付けられている。ま
た、窓孔の周縁に設けられた縁金枠6の上部に遊技盤5
の遊技領域を覆うガラスが装着されたガラス扉枠7が、
その下部に開閉板8がそれぞれ開閉自在に設けられてい
る。
【0013】前記開閉板8の前面には購入した遊技球や
後述する賞球払出装置から払い出される賞球を貯留する
上球皿9が設けられている。また、前面枠3の下方の板
状部には上球皿9から溢れた余剰球を貯留する下球皿1
0と、打球を発射する操作ハンドル11が設けられてい
る。
【0014】一方、図2に示すようにパチンコ遊技機1
の裏面であり、遊技盤取付枠4の一側には合成樹脂製の
機構板12が開閉自在に取り付けられている。この機構
板12は、遊技盤5の裏面に相対する板状部12(12
a)を有し、該板状部12(12a)の裏面上部に球タ
ンク13が固着されている。また、球タンク13の下方
にはパチンコ球を整列して導き出すタンクレール14が
設けられており、該タンクレール14の下流端はカーブ
レール15を介して電気的に賞球を払い出し可能な賞球
払出装置16に接続されている。
【0015】前記賞球払出装置16の下方には払い出さ
れた賞球を前面枠3の前面の上球皿9に導く排出通路1
7と、該上球皿9に賞球が充満したとき、その余剰の賞
球を下球皿10に導く余剰球通路18が形成されてい
る。19は球抜き通路であり、これら排出通路17、余
剰球通路18及び球抜き通路19は後面が開口した樋状
として機構板12の右側部分に一体に形成されており、
その後面開口が蓋板35によって覆われている。
【0016】また、機構板12の板状部12(12a)
の前面と遊技盤5の裏面との間には入賞球を集合する入
賞球集合空間が形成されており、その下方部に樋状の入
賞球受皿20が設けられている。また、板状部12(1
2a)の裏面下方には入賞球受皿20に集められた入賞
球を1個ずつ排出処理する入賞球処理装置21が設けら
れている。なお、入賞球集合空間を形成する板状部12
(12a)部分には大きな開口窓22が開設されてお
り、該開口窓22を塞ぐように遊技盤5の裏面にカバー
板23が装着されている。そして、カバー板23の裏面
にはパチンコ遊技機1全体の動作を電気的に制御する制
御回路基板を収納した基板ボックス24が取り付けられ
ており、該基板ボックス24が開口窓22から後方へ突
出されている。
【0017】前記賞球払出装置16は、図3に示すよう
にカーブレール15の終端に連通する供給通路25と、
外周にパチンコ球が嵌入し得る複数の凹部が形成された
スプロケット26と、該スプロケット26を回転制御す
る球払出用のソレノイド27と、該ソレノイド27の非
作動時にスプロケット26に係合して該スプロケット2
6の回転を阻止し、ソレノイド27の作動によってスプ
ロケット26から外れて該スプロケット26をフリー回
転させるストッパー部材28と、賞球検出器29とから
構成されており、ソレノイド27の作動によってスプロ
ケット26が回転して供給通路25のパチンコ球を賞球
bとして排出通路17に払い出すと共に、その払い出さ
れた賞球bの個数を賞球検出器29によりカウントする
ようになっている。
【0018】また、賞球払出装置16の下方の排出通路
17と球抜き通路19の分岐個所には、切替レバー30
が軸31により左右に傾動し得るように設けられてお
り、該切替レバー30に連杆32及びリンク32aを介
して球抜き用ソレノイド33のプランジャ上端が連結さ
れている。そして、切替レバー30はソレノイド33の
非作動時に図3実線で示す球抜き通路19を閉鎖する位
置に回動されており、ソレノイド33の作動によって同
図鎖線で示すように排出通路17を閉鎖する位置に回動
するようになっている。
【0019】しかして、前記入賞球処理装置21は、図
4及び図5に示すように方形状をなすケース体34を有
する。ケース体34は、余剰球通路18の後面開口を覆
う蓋板35に取り付けるボックス状の本体34(34
a)と該本体34(34a)の一側面を覆うカバー体3
4(34b)とに二分割して形成されており、その内部
に入賞球受皿20の入賞球を一列で導き出す誘導通路部
36に連通する入賞球通路37が形成されている。ま
た、ケース体34の内部空間に電気的駆動源としての電
磁石38と、第1球止部材39及び第2球止部材40が
収納され、さらに入賞球検出器41と球量検知板42と
を収納するように構成されている。
【0020】前記電磁石38は、ほぼL字形に折曲され
た板状の支持枠43に固着されており、該支持枠43の
折曲端に磁性体からなる可動板44の一側が前後方向へ
回動可能なように支持されている。可動板44は、これ
の一側と支持枠43のばね掛け部45とに張設されたコ
イルばね46によって前向き(図6において時計廻り方
向)に回動付勢されている。そして、支持枠43をカバ
ー体34(34b)の内側に当接させてねじ47,47
によりカバー体34(34b)に固定されている。
【0021】前記第1球止部材39は、中心に軸挿通孔
48が形成された円柱状の立体形として形成され、下端
に板状の球受部49を有し、側部には電磁石38の可動
板44先端が臨む係合凹溝部66を有し、さらに上端に
係合突部50を有する。
【0022】前記第2球止部材40は、中心に軸挿通孔
51が形成された筒部52を有し、その下端に板状の球
止部53を有し、さらに筒部52のほぼ中間位置に第1
球止部材39の係合突部50に係合可能な突条54が形
成された係合腕55とを有する。
【0023】前記第1球止部材39と第2球止部材40
は、支軸ピン56をそれぞれの軸挿通孔48及び51に
挿通し、該支軸ピン56の両端をカバー体34(34
b)の端面に形成された半円状の凹溝57,57に嵌合
させることにより互いに同軸上で回動自在なように支持
されている。そして、第1球止部材39は、図8に示す
ように電磁石38の可動板44先端を係合凹溝66に臨
ませることにより可動板44と連動可能とされている。
また、第1球止部材39と第2球止部材40とは、図6
及び図8に示すように第2球止部材40をコイルばね5
8による弱い弾発力で回動付勢(図6において反時計廻
り方向)して突条54を第1球止部材39の係合突部5
0に接触係合させることにより一体となって回動し得る
ようにされている。なお、第1球止部材39と第2球止
部材40の一体回動により、第1球止部材39の球受片
49と第2球止部材40の球止片53とが入賞球通路3
7内に交互に突入位置するようになっている。また、球
受片49と球止片53との間の間隔はほぼ入賞球1個分
に設定されている。
【0024】前記入賞球検出器41は、第1球止部材3
9の球受片49と第2球止部材40の球止片53との間
に位置しており、カバー体34(34b)に形成された
弾性爪片59に後端を係合させて該カバー体34(34
b)に固定されている。そして、第1球止部材39の球
受片49に受け止められた入賞球を検出し、その検出信
号を制御回路基板を介して賞球払出装置16に送るよう
になっている。
【0025】前記球量検知板42は、本体34(34
a)の切欠部61から余剰球通路18の蓋板35に開設
された開口60に臨むように設けられており、その下端
両側に突軸62,62を有し、上端にストッパー用の折
曲部63を有する。そして、球量検知板42は、突軸6
2,62をカバー体34(34b)に形成された半円状
の凹溝部64,64に嵌合させることにより前後方向に
揺動自在に支持されている。また、コイルばね65によ
って常には図11に示すように時計廻り方向に回動付勢
されており、このとき、折曲部63が第2球止部材40
の係合腕55に側方から接触状に位置するように構成さ
れている。
【0026】上記のように構成される入賞球処理装置2
1は、図6に示すように電磁石38が消磁された非作動
時のとき、これの可動板44がコイルばね46により時
計廻り方向に回動付勢されている。そして、第1球止部
材39は可動板44と係合凹溝66との係合により反時
計廻り方向に回動付勢されており、その球受部49を入
賞球通路37内に突入させて先頭に位置する入賞球の落
下を阻止する(図9参照)ようになっている。また、第
2球止部材40は、第1球止部材39と一体に回動して
その球止部53を入賞球通路37から後退させた位置と
なされている。
【0027】一方、この状態で電磁石38が励磁される
と、図7に示すようにこれの可動板44がコイルばね4
6の付勢に抗して吸引される。これによって、第1球止
部材39と第2球止部材40とが一体となって時計廻り
方向に回動し、第1球止部材39の球受部49が入賞球
通路37から後退してその上面で受け止めていた先頭の
入賞球Bを下方に通過させると同時に、第2球止部材4
0の球止部53が入賞球通路37に突入して上流側に並
ぶ後続の入賞球B1,B2…の流下を阻止する(図10
参照)もので、この動作を繰り返すことによって入賞球
通路37の入賞球を1個ずつ確実に排出処理する。そし
て、第1球止部材39の球受部49で受け止められた入
賞球Bを入賞球検出器41で検出し、その検出信号を制
御回路基板に送って賞球払出装置16のソレノイド27
を作動させて所定数の賞球を排出通路17に排出するも
のである。
【0028】また、前記球量検知板42は、図6及び図
11に示すように余剰球通路18内に賞球が存在しない
とき、コイルばね65により折曲部63が第2球止部材
40の係合腕55を押圧しない位置に回動付勢されてお
り、したがって第1球止部材39と第2球止部材40に
よる入賞球の排出処理動作が何ら支障なく行われる。一
方、この状態で余剰球通路18内に賞球bが充満してく
ると図12に示すようにその賞球によって球量検知板4
2が押されて反時計廻り方向に回動し、図13に示すよ
うにこれの折曲部63で第2球止部材40の係合腕55
を押圧する。このため、第2球止部材40のみがコイル
ばね58の付勢に抗して時計廻り方向に回動し、これの
球止部53を入賞球通路37に突入させて後続の入賞球
の流下を阻止する。これによって、入賞球通路37に並
ぶ後続の入賞球があっても入賞球検出器41で検出され
なくなるため、賞球払出装置16のソレノイド27は作
動せず、賞球払出動作が停止されたままとなる。
【0029】そして、余剰球通路18内の賞球bが減少
して球量検知板42がコイルばね65の付勢で図6及び
図11に示す元の位置に回動すると、第2球止部材40
も球量検知板42の折曲部63による押圧から解放され
てコイルばね58の付勢により元の位置に回動復帰し、
これによって球止部53が入賞球通路37から後退し、
再び賞球払出動作を可能とする。
【0030】なお、制御回路基板には入賞球検出信号が
送られて記憶回路で計数記憶されているため、この記憶
に基づいた賞球払出動作があったか否かの判別を行な
い、その判別結果に基づいて制御回路基板から満杯出力
信号を出力し、ランプの点灯又はスピーカーによる音声
で遊技者に満杯状態を報知することができる。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明は、入賞球通路の入
賞球を電気的に検出して所定数の賞球を払い出すと共
に、賞球払出終了後に電気的駆動源を作動して入賞球通
路の入賞球を1個ずつ球切りしながら排出処理する入賞
球処理装置において、入賞球の排出処理を確実に行うこ
とができると共に、余剰球通路に賞球が充満したとき賞
球払出装置の賞球払出動作を電気的でなく機械的に停止
させることができるものであるから、余剰球検出器が不
要となり、かつ余剰球検出器と制御回路基板との配線も
必要なくなるため、パチンコ遊技機の製造コストを大幅
に安くすることができると共に、裏ROMを使用した不
正遊技を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ遊技機の正面図である。
【図2】図1のパチンコ遊技機の裏面図である。
【図3】賞球払出装置部分の正面断面図である。
【図4】入賞球処理装置部分を一部断面にして示す斜視
図である。
【図5】入賞球処理装置の分解斜視図である。
【図6】入賞球処理装置部分の要部平面断面図である。
【図7】図6の作用状態図である。
【図8】第1球止部材と第2球止部材との関連構成を示
す要部斜視図である。
【図9】入賞球の排出処理動作を説明する正面断面図で
ある。
【図10】図9の作用状態図である。
【図11】球量検知板部分の要部側面断面図である。
【図12】図11の作用状態図である。
【図13】球量検知板の作用を説明する要部平面断面図
である。
【符号の説明】
1 パチンコ遊技機 9 上球皿 10 下球皿 16 賞球払出装置 18 余剰球通路 21 入賞球処理装置 37 入賞球通路 38 電磁石(電気的駆動源) 39 第1球止部材 40 第2球止部材 41 入賞球検出器 42 球量検知板 49 球受部 53 球止部65 コイルばね
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 勝彦 愛知県名古屋市熱田区二番二丁目25番10 号 株式会社内藤商会内 (56)参考文献 特開 平5−309172(JP,A) 実開 昭64−46082(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63F 7/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入賞球通路に突入して先頭に位置する入
    賞球を受け止める球受部を有し、かつ回動自在に設けら
    れる第1球止部材と、前記第1球止部材と同軸上に設けられ、 入賞球通路に突
    入して後続する入賞球が第1球止部材の球受部上に落下
    するのを阻止する球止部を有し、かつコイルばねの付勢
    により第1球止部材と一体に回動し又はコイルばねの付
    勢に抗して第1球止部材と別々に回動可能なように設け
    られる第2球止部材と、 前記第1球止部材の球受部に受け止められた入賞球を検
    出する入賞球検出器と、 上球皿と下球皿とを連通する
    余剰球通路に所定量の賞球が充満すると揺動する球量検
    知板とを備え、 電気的駆動源の作動により前記第1球止部材と第2球止
    部材とを一体に回動してそれぞれの球受部と球止部とを
    入賞球通路に交互に出入するようにすると共に、球量検
    知板の揺動により第2球止部材のみを回動させてその球
    止部を入賞球通路に突入させるようにしたことを特徴と
    するパチンコ遊技機の入賞球処理装置。
JP21982098A 1998-07-17 1998-07-17 パチンコ遊技機の入賞球処理装置 Expired - Fee Related JP2999456B1 (ja)

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