JP4527704B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ機、アレンジボール機、雀球遊技機等の弾球遊技機に関するものである。
パチンコ機では、遊技盤の遊技領域の略中央に液晶表示手段等よりなる特別図柄表示手段を、遊技領域の下部近傍に大入賞手段を、それら特別図柄表示手段と大入賞手段との間に特別図柄始動手段を夫々配置し、特別図柄始動手段に遊技球が入賞することを条件に特別図柄表示手段の3つの特別図柄を所定時間変動表示すると共に、その変動後の停止図柄が予め定められた大当たり図柄となった場合に、大入賞手段を開放して遊技者に有利な利益状態を発生させるようにしている。
特別図柄始動手段や大入賞手段等の入賞手段は、遊技盤の前側で入賞した遊技球をその裏側に案内するように構成されており、遊技盤の裏側に案内された遊技球は、最終的には遊技盤の下方側で集めて所定の排出口から島側に回収するようになっている。
しかし、特別図柄始動手段と大入賞手段とを上下に近接して配置した場合には、特別図柄始動手段に入賞して遊技盤の裏側へと案内された遊技球の処理が問題となる。即ち、下側の大入賞手段に入賞した遊技球は、遊技盤の裏側でそのまま下方に落下させればよいが、特別図柄始動手段に入賞した遊技球は、その下側に大入賞手段があるため、そのままでは大入賞手段上に落下することになる。
そこで、従来は大入賞手段の上側に樋状の球案内部材を着脱自在に装着し、特別図柄始動手段からの遊技球を球案内部材を経て後方へと案内し、球案内部材の後端から大入賞手段の後方で遊技盤の下方へと落下させるようにしている(特許文献1)。
特開2002−282454号公報
従来の球案内部材を大入賞手段の上側に備えたものでは、次のような欠点がある。即ち、一般に大入賞手段は遊技盤の取り付け孔に前側から挿入して装着するようにしている。しかし、特別図柄始動手段と大入賞手段とが上下に近接している場合には、大入賞手段用の取り付け孔の大きさが小さくなるため、大入賞手段の上側に球案内部材を装着したままの状態で、その大入賞手段を遊技盤の取り付け孔に前側から挿入することはできない。
そこで、従来は大入賞手段のみを遊技盤の取り付け孔に前側から挿入して固定し、その後に遊技盤の裏側で大入賞手段の上側に球案内部材を取り付ける方法を採っている。そのため、遊技盤に各遊技部品を装着して組み立てる場合の組み立て工数が増加する欠点がある。また大入賞手段に球案内部材を着脱自在に取り付けているため、構造的に複雑になり部品点数が増加する欠点もある。
本発明は、このような問題点に鑑み、第1入賞手段からの遊技球を簡単な構造で第2入賞手段側を経て遊技盤の下部側へと落下させることができ、部品点数や組み立て工数を削減できる弾球遊技機を提供することを目的とする。
本発明は、遊技盤11の前側の入賞口48,57から入賞した遊技球を前記遊技盤11の裏側の落下口50,64から落下させるように夫々構成された第1入賞手段19と第2入賞手段20とを上下に隣接して設けた弾球遊技機において、前記第1入賞手段19は前記遊技盤11よりも後方で該遊技盤11の裏面近傍に下向きに設けられた前記落下口50を備え、前記第1入賞手段19の下側に配置された前記第2入賞手段20は前記遊技盤11から後方に突出する本体ケース59と、前記第1入賞手段19の前記落下口50から左右方向に離間して前記本体ケース59に設けられた前記落下口64とを有し、前記本体ケース59の前記第1入賞手段19の前記落下口50の下方に、前記本体ケース59の後端から前側に凹入し且つ前記第1入賞手段19の前記落下口50からの遊技球を下方へと案内する案内通路65を上下方向に形成し、該案内通路65の上部側は前記本体ケース59の後端から前記遊技盤11の裏面近傍に達する、遊技球の直径以上の凹入深さを有し、前記案内通路65の下部に、該案内通路65内を落下する遊技球を前記遊技盤11から離れる後下方へと案内する傾斜面67を有し、前記遊技盤11の裏側に装着された裏部材34に、前端が前記遊技盤11の裏面に当接し且つ前記第1入賞手段19の前記落下口50から落下する遊技球を前記案内通路65へと案内する左右一対の突起状の案内部材70、又は前端が前記遊技盤11の裏面に当接し且つ前記第1入賞手段19の前記落下口50から落下する遊技球が前記案内通路65以外へと移動しないように規制する左右一対の突起状の規制部材39を設け、前記案内部材70又は前記規制部材39は前記第1入賞手段19及び前記第2入賞手段20に対して上下方向の間隔をおいて配置したものである。
本発明では、第1入賞手段19からの遊技球を簡単な構造で第2入賞手段20側を経て遊技盤の下部側へと落下させることができ、部品点数や組み立て工数を削減できる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。図1〜図8は本発明をパチンコ機として具現化した第1の実施例を例示している。図1において、1は遊技機本体で、矩形状の外枠2の前側に、上下一対のヒンジ3を介して前枠4が開閉自在に枢着されている。5はガラス扉、6は前面開閉板で、これらは前枠4の前面に上下に配置され、前枠4に開閉自在に枢支されている。
7は発射用の遊技球を貯留する上皿で、前面開閉板6の前側に装着され、上皿カバー8により覆われている。また9は余剰球等を貯留する下皿、10は灰皿で、これらは前面開閉板6の下側で前枠4の前側に左右に配置されている。11は遊技盤で、ガラス扉5の裏側で前枠4に着脱自在に装着されている。
12は発射手段で、下皿9の一側で前枠4の前側に装着された発射ハンドル13と、支持板の前側に装着された発射レール14と、前枠4の裏側に配置された図外の発射モータ及び打撃槌15等を備え、発射ハンドル13を操作したときに、発射モータにより打撃槌15が作動して、前面開閉板6の裏側に装着された図外の球送り手段により発射レール14上に1個ずつ供給される遊技球を遊技盤11側に発射させるようになっている。
遊技盤11の前側には、図2に示すように、発射手段12により発射された遊技球を案内するガイドレール16が環状に装着されると共に、そのガイドレール16の内側の遊技領域17に液晶表示手段18、特別図柄始動手段(第1入賞手段)19、大入賞手段(第2入賞手段)20、普通図柄始動手段21、普通入賞手段22,23等の各種の遊技部品が配置されている。液晶表示手段18は遊技領域17の略中央に配置され、その下側に特別図柄始動手段19と大入賞手段20とが上下に配置されている。また遊技領域17の最下部には、アウト口24aが設けられている。
液晶表示手段18は特別図柄表示手段(図柄表示手段)を構成し、その特別図柄表示手段は特別図柄始動手段19に遊技球が入賞することを条件に、例えば3つの特別図柄が所定時間変動して停止するようになっている。
液晶表示手段18は、図2、図3に示すように、透明な表示窓24を有し且つ遊技盤11の前面に装着された表示ケース25と、表示窓24に対応して遊技盤11の裏面に装着された液晶表示パネル26とを有し、表示ケース25の下部に、特別図柄始動手段19、普通入賞手段22側へと遊技球を落下させる球案内機構27が設けられている。
液晶表示パネル26は遊技盤11の裏面に装着された保護カバー28により裏側から覆われている。保護カバー28は遊技盤11の裏面に当接して固定された周壁部29と、周壁部29の後端側の後壁部30とを有し、その後壁部30の前面に液晶表示パネル26用のドライブ基板31が装着されている。また保護カバー28の裏面には、演出制御基板等の制御基板32と、この制御基板32を覆う基板ケース33とが装着されている。
保護カバー28の下側には、図3、図5〜図7に示すように、後壁部30の下端から特別図柄始動手段19、普通入賞手段22及び大入賞手段20の後方側へと下向きに突出する基板取り付け台34が一体に形成されており、この基板取り付け台34の裏側に中継基板35が爪、ネジ等の固定手段36により着脱自在に取り付けられている。
中継基板35は、遊技盤11側の特別図柄始動手段19、大入賞手段20、普通入賞手段22等の遊技部品と、制御基板32、図外の主制御基板等の各種制御基板とを電気的に中継するためのものであって、その裏面側には周縁部その他の適当箇所に複数個のコネクタ37が設けられ、その各コネクタ37がハーネス38等を介して遊技部品、制御基板32等に電気的に接続されている。
基板取り付け台34は、その下部側等の適当箇所に突起状の規制部材39、当接脚部40が遊技盤11側へと突出して一体に形成されている。規制部材39は基板取り付け台34の左右方向の中央部に所定の間隔をおいて左右一対あり、その左右両側に所定の間隔をおいて左右一対の当接脚部40が配置されている。
また規制部材39、当接脚部40は基板取り付け台34の中継基板35に対応して左右方向に略一列に配置されると共に、前端が遊技盤11の裏面に当接又は近接しており、中継基板35のコネクタ37にハーネス38のコネクタ38aを挿入する際に基板取り付け台34に掛かる負荷を、規制部材39、当接脚部40を介して遊技盤11で受けるようになっている。なお、規制部材39は左右方向の外側が開放する断面コ字状であり、当接脚部40は断面角筒状である。
特別図柄始動手段19、普通入賞手段22は、図3、図5に示すように上側の普通入賞手段22と、その下側の特別図柄始動手段19とが上下に近接するように、遊技盤11の前面に当接する取り付け兼用の装飾板41に設けられている。普通入賞手段22は装飾板41に固定された本体ケース42を備えている。本体ケース42は、装飾板41よりも前側に設けられた遊技球の入賞口43と、遊技盤11から裏側に突出する後端部に設けられた遊技球の落下口44と、入賞口43に入賞した遊技球を落下口44へと案内する前後方向の樋状の傾斜案内部45とを有する。落下口44側には、この落下口44から落下する遊技球を検出する検出スイッチ46が設けられている。
そして、遊技盤11の前側で入賞口43に入賞した遊技球は、傾斜案内部45によって遊技盤11の裏側に案内された後、落下口44から落下する際に検出スイッチ46で検出され、特別図柄始動手段19、大入賞手段20の後方を経てそのまま下方に落下するようになっている。
特別図柄始動手段19は図3〜図7に示すように、装飾板41に固定された本体ケース47を備えている。本体ケース47は、装飾板41よりも前側に設けられた入賞口48と、この入賞口48を開閉する左右一対の開閉羽根49と、遊技盤11から裏側に突出する後端部に設けられた遊技球の落下口50と、入賞口48に入賞した遊技球を落下口50へと案内する前後方向の樋状の傾斜案内部51と、本体ケース47の後端に設けられ且つ開閉羽根49を開閉駆動するソレノイド52とを有する。落下口50側には、この落下口50から落下する遊技球を検出する検出スイッチ53が設けられている。
そして、特別図柄始動手段19は開閉羽根49が開放したときに、遊技盤11の前側にて入賞口48に遊技球が入賞可能になる。入賞口48に入賞した遊技球は、傾斜案内部51によって遊技盤11の裏側に案内された後、落下口50から落下する際に検出スイッチ53で検出され、そのまま下方に落下するようになっている。
なお、図8に示す検出スイッチ46,53の背面視の位置からも判るように、特別図柄始動手段19の落下口50は普通入賞手段22の落下口44よりも前側で遊技盤11の裏面近傍にある。またソレノイド52は普通入賞手段22の落下口44よりも左右方向の一方側にずれて配置されている。開閉羽根49は、下部側の前後方向の枢軸廻りに開閉揺動自在であり、閉状態では普通入賞手段22の入賞口43の下側に近接するように起立し、開状態では左右方向の外側に傾斜して入賞口48を開放する。
特別図柄始動手段19、普通入賞手段22は、図3〜図7に示すように、装飾板41が遊技盤11の前面に当接するように本体ケース42,47側が遊技盤11の取り付け孔55に前側から嵌め込まれており、遊技盤11の裏側で特別図柄始動手段19側の本体ケース47の左右両側に一体に形成され且つ取り付け孔55の孔縁に係合する左右一対の弾性係合爪56等により遊技盤11に着脱自在に固定されている。なお、装飾板41をネジ等で遊技盤11に着脱自在に固定してもよい。
大入賞手段20は、図3〜図7に示すように、大入賞口57が形成され且つ遊技盤11の前面に当接する取り付け兼用の装飾板58と、装飾板58の裏面に固定された本体ケース59と、下部の横軸廻りに大入賞口57を開閉する開閉板60と、本体ケース59の裏側に設けられ且つ開閉板60を開閉駆動するソレノイド61とを備えている。
また大入賞手段20は全体として上下幅が小さく左右幅が長い偏平な横長状であって、装飾板58が遊技盤11の前面に当接し且つ本体ケース59の後部が遊技盤11の裏側に突出するように、本体ケース59側が遊技盤11の取り付け孔62に前側から嵌め込まれており、その装飾板58がネジにより遊技盤11に固定されている。
本体ケース59内には、大入賞口57に入賞した遊技球を左右方向の一端側へと案内する左右方向の傾斜案内部63と、この傾斜案内部63の一端側の後方に設けられ且つ遊技盤11の裏側に遊技球を落下させる落下口64と、この落下口64から落下する遊技球を検出する検出スイッチ(図示省略)とが設けられている。落下口64とソレノイド61は左右方向の反対側に配置されている。
そして、大入賞手段20は、開閉板60が前側に開放したときに、その開閉板60を経て大入賞口57に遊技球が入賞する。大入賞口57に入賞した遊技球は、傾斜案内部63を経て左右方向の一端側へと案内された後、その一端側から遊技盤11の裏側へと案内されて落下口64から下方へと落下する。
本体ケース59の遊技盤11から裏側に突出する後部側には、ソレノイド61と落下口64との左右方向の中間部(略中央部)に特別図柄始動手段19の落下口50の下方に対応して上下方向の案内通路65が設けられ、特別図柄始動手段19に入賞して遊技盤11の裏側に案内された遊技球を遊技盤11の下部側へと案内するようになっている。案内通路65は本体ケース59の後端から遊技盤11の裏面近傍まで前側に凹入する凹入部66を有し、この凹入部66の下部には、落下する遊技球が遊技盤11から後方に離れるように後下側へと案内する傾斜面67が設けられている。
特別図柄始動手段19と大入賞手段20とは上下に接近した状態で隣接しており、その両者の本体ケース47,59間は、特別図柄始動手段19の落下口50からの遊技球が大入賞手段20の案内通路65へと落下する落下空間68となっている。
基板取り付け台34の左右一対の規制部材39は、特別図柄始動手段19と大入賞手段20との間で落下空間68の左右両側に配置されており、複数個の遊技球が連続して特別図柄始動手段19に入賞する等の何らかの原因によって、特別図柄始動手段19の落下口59から落下する遊技球が、特別図柄始動手段19と大入賞手段20との間で乱れた場合にも、遊技球が左右の何れかに移動して大入賞手段20上に載る等、その遊技球が大入賞手段20の案内通路65以外へと移動しないように左右両側から規制して案内通路65へと案内するようになっている。
なお、普通入賞手段22の落下口44は特別図柄始動手段19の落下口50よりも左右方向の一側にずれているが、この落下口44からの遊技球も一対の規制部材39間を経て下方に落下するようになっている。従って、一対の規制部材39の内、その一方の規制部材39は落下空間68に近接しているが、他方の規制部材39は普通入賞手段22の落下口44側へと落下空間68から離れている。規制部材39は落下中の遊技球と接触して、その遊技球を案内する機能を備えたものでもよいが、通常の落下時には遊技球と接触しない位置に配置されている。
基板取り付け台34には、その左右方向の中央部(又は中間部)に左右一対の規制部材39が設けられる他、この一対の規制部材39の左右両側に所定の間隔をおいて当接脚部40が設けられており、これらで基板取り付け台34側に掛かる負荷を支えるようになっている。なお、規制部材39、当接脚部40は中継基板35側のコネクタ37又はその近傍に対応して配置することが望ましい。基板取り付け台34の上部側の左右両側には、周壁部29の一部が設けられている。
この実施例では、特別図柄始動手段19の入賞口48に入賞した遊技球は、傾斜案内部51を経て遊技盤11の裏側へと案内された後、検出スイッチ53で検出されながら落下口50から下方へと落下し、落下空間68、大入賞手段20の案内通路65を経て遊技盤11の下部側へと案内されて行く。そして、案内通路65の下部の傾斜面67で後下側へと案内され、遊技盤11から後方に離れながら落下する。
通常、遊技球は特別図柄始動手段19の落下口50から大入賞手段20の案内通路65へと下方に落下するため、落下空間68の左右両側にある規制部材39とは接触しない。しかし、特別図柄始動手段19の落下口50から相前後して落下する遊技球の衝突又は干渉等により、その落下軌跡が乱れた場合であっても、落下空間68の左右両側に規制部材39があり、この規制部材39が遊技球の左右方向への移動を規制するため、遊技球を案内通路65へと確実に案内できる。
このように大入賞手段20の裏側に上下方向の案内通路65があり、左右一対の規制部材39を基板取り付け台34に設けることにより、従来の大入賞手段20上に球案内部材を着脱自在に設けるものに比較して構造を大幅に簡素化でき、部品点数を削減することができる。また組み立てに際しては、大入賞手段20を遊技盤11の取り付け孔62に前側から挿入し、遊技盤11の裏側に基板取り付け台34付きの保護カバー28を装着すればよいので、組み立て工数も削減することができる。
更に一対の規制部材39は遊技盤11の裏面に当接しているので、中継基板35のコネクタ37にハーネス38のコネクタ38aを接続する際にも、その中継基板35に掛かる負荷を規制部材39を介して遊技盤11側で受けることができ、基板取り付け台34側の損傷等を未然に防止できる。また規制部材39の左右両側にも当接脚部40があり、この当接脚部40が遊技盤11の裏面に当接又は近接しているため、規制部材39の左右両側でも、基板取り付け台34側の損傷等を未然に防止できる。
図9は本発明の第2の実施例を例示し、基板取り付け台34に、第1の実施例の左右一対の規制部材39に代替して左右一対の案内部材70を設けたものである。特別図始動手段19の落下口50と大入賞手段20の案内通路65は左右方向に若干ずれている。そして一対の案内部材70には、その相対向する側、即ち落下空間68に対向する側に傾斜案内面70aが形成され、その傾斜案内面70aにより、落下口50からの遊技球を案内通路65側へと案内するようになっている。このように基板取り付け台34に左右一対の案内部材70を設け、この案内部材70により遊技球を案内通路65へと案内するようにしてもよい。なお、他の構成は第1の実施例と同じである。
図10は本発明の第3の実施例を例示し、左右一対の案内部材70を略対称に設けたものである。特別図始動手段19の落下口50と大入賞手段20の案内通路65は上下に相対向しており、また一対の案内部材70にはその相対向する側に、遊技球を案内通路65の左右方向の中心側へと案内する傾斜案内面70aが形成されている。このようにすれば、案内部材70により遊技球の左右への分散を防止して案内通路65へと確実に案内できるので、案内通路65側の幅を狭くすることもできる。
なお、図9、図10の場合、普通入賞手段23の落下口44からの遊技球は、左右の案内部材70間を通って大入賞手段20の後方側で下方に落下するようにしてもよいし、左右の案内部材70の外側を通って落下するようにしてもよい。
以上説明したように各実施例では、大入賞手段20に上下方向の案内通路65を形成しているが、この案内通路65は本体ケース59に上下方向の貫通孔を形成して構成することも可能である。また本体ケース59から後方に突出する左右一対の案内板を設け、その一対の案内板間を案内通路65としてもよい。
基板取り付け台34に規制部材39又は案内部材70を設ける場合、前側が開放するU字状に構成してもよいし、前側に突出する突出部に上下に貫通する貫通孔を形成してもよい。また規制部材39又は案内部材70の前端は、遊技盤11の裏面に当接することが望ましいが、僅かの間隔を置いて近接するようにしてもよい。規制部材39又は案内部材70は他の断面形状、例えば丸棒状であってもよい。
実施例では基板取り付け台34に規制部材39又は案内部材70を設けているが、遊技盤11の裏側に装着される裏部材であれば、基板取り付け台34以外の部材でもよい。その場合、規制部材39又は案内部材70は、遊技盤11に当接又は近接しない長さでもよい。また基板取り付け台34の裏側に装着する基板は、中継基板35以外の制御基板でもよい。
第1入賞手段、第2入賞手段は特別図始動手段19、大入賞手段20以外のものでもよい。更にパチンコ機以外のアレンジボール機、雀球遊技機等でも同様に実施可能である。
本発明の第1の実施例を示すパチンコ機の正面図である。 本発明の第1の実施例を示す遊技盤の正面図である。 本発明の第1の実施例を示す遊技盤の縦断面図である。 本発明の第1の実施例を示す大入賞手段側の横断面である。 本発明の第1の実施例を示す要部の拡大断面図である。 本発明の第1の実施例を示す遊技盤等の分解斜視図である。 本発明の第1の実施例を示す特別図始動手段、大入賞手段、基板取り付け台の分解斜視図である。 本発明の第1の実施例を示す要部の背面断面図である。 本発明の第2の実施例を示す要部の背面断面図である。 本発明の第3の実施例を示す要部の背面断面図である。
符号の説明
11 遊技盤
19 特別図柄始動手段(第1入賞手段)
20 大入賞手段(第2入賞手段)
39 規制部材
34 基板取り付け台(裏部材)
40 当接脚部
65 案内通路
67 傾斜面
68 落下空間
70 案内部材

Claims (4)

  1. 遊技盤(11)の前側の入賞口(48,57)から入賞した遊技球を前記遊技盤(11)の裏側の落下口(50,64)から落下させるように夫々構成された第1入賞手段(19)と第2入賞手段(20)とを上下に隣接して設けた弾球遊技機において、前記第1入賞手段(19)は前記遊技盤(11)よりも後方で該遊技盤(11)の裏面近傍に下向きに設けられた前記落下口(50)を備え、前記第1入賞手段(19)の下側に配置された前記第2入賞手段(20)は前記遊技盤(11)から後方に突出する本体ケース(59)と、前記第1入賞手段(19)の前記落下口(50)から左右方向に離間して前記本体ケース(59)に設けられた前記落下口(64)とを有し、前記本体ケース(59)の前記第1入賞手段(19)の前記落下口(50)の下方に、前記本体ケース(59)の後端から前側に凹入し且つ前記第1入賞手段(19)の前記落下口(50)からの遊技球を下方へと案内する案内通路(65)を上下方向に形成し、該案内通路(65)の上部側は前記本体ケース(59)の後端から前記遊技盤(11)の裏面近傍に達する、遊技球の直径以上の凹入深さを有し、前記案内通路(65)の下部に、該案内通路(65)内を落下する遊技球を前記遊技盤(11)から離れる後下方へと案内する傾斜面(67)を有し、前記遊技盤(11)の裏側に装着された裏部材(34)に、前端が前記遊技盤(11)の裏面に当接し且つ前記第1入賞手段(19)の前記落下口(50)から落下する遊技球を前記案内通路(65)へと案内する左右一対の突起状の案内部材(70)、又は前端が前記遊技盤(11)の裏面に当接し且つ前記第1入賞手段(19)の前記落下口(50)から落下する遊技球が前記案内通路(65)以外へと移動しないように規制する左右一対の突起状の規制部材(39)を設け、前記案内部材(70)又は前記規制部材(39)は前記第1入賞手段(19)及び前記第2入賞手段(20)に対して上下方向の間隔をおいて配置したことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記案内部材(70)又は前記規制部材(39)を前記第1入賞手段(19)からの遊技球が前記案内通路(65)へと落下する落下空間(68)の左右両側に配置したことを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 前記裏部材は前記第1入賞手段(19)の後方に配置され且つ裏側に基板(35)が取り付けられた基板取り付け台(34)であり、該基板取り付け台(34)に前記遊技盤(11)側へと突出する前記案内部材(70)又は前記規制部材(39)を一体に備え、前記案内部材(70)又は前記規制部材(39)の前端が前記遊技盤(11)の裏面に当接していることを特徴とする請求項1又は2に記載の弾球遊技機。
  4. 前記基板取り付け台(34)は、該基板取り付け台(34)に取り付けられた前記基板(35)に対応して、前記案内部材(70)又は前記規制部材(39)の他に、該案内部材(70)又は該規制部材(39)の左右両側で前記遊技盤(11)の裏面に当接する当接脚部(40)を有することを特徴とする請求項に記載の弾球遊技機。
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