JP2002119713A - パチンコ機の球払出装置 - Google Patents

パチンコ機の球払出装置

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JP2002119713A
JP2002119713A JP2000318522A JP2000318522A JP2002119713A JP 2002119713 A JP2002119713 A JP 2002119713A JP 2000318522 A JP2000318522 A JP 2000318522A JP 2000318522 A JP2000318522 A JP 2000318522A JP 2002119713 A JP2002119713 A JP 2002119713A
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Hisayoshi Sato
久芳 佐藤
Wakichi Yamaoka
和吉 山岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の供給通路のパチンコ球を衝突させるこ
となく、スムーズに1個ずつ排出するようにして排出時
のタイムラグを無くして安定したパチンコ球の払出しが
可能なパチンコ機の球払出装置を提供する。 【解決手段】 パチンコ球が連続して流下する供給通路
15と、該供給通路15の最先のパチンコ球を移送する
制御体13と、該制御体13を駆動する電気的駆動源1
4を備え、制御体13の回転駆動により供給通路15の
パチンコ球を排出通路17に払出す複数の移送路16
a,16bを設けたパチンコ機の球払出装置9におい
て、前記複数の移送路16a,16bを単列16cに狭
窄すると共に、前記制御体13に単列に狭窄した移送路
16cを流下するパチンコ球を間欠して払出す間欠手段
19を備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機の球払
出装置に関するもので、複列のパチンコ球を単列で払出
すものである。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ機の球払出装置として、
パチンコ球が連続して流下する複数の供給通路と、該各
供給通路に臨んで最先のパチンコ球を支持する回転体
と、該回転体の回転により各供給通路のパチンコ球が払
出される排出通路とを備えてなるものが知られている。
このような構成からなる球払出装置は、パチンコ球の払
出し個数をカウントするために仕切壁で区画された排出
通路のそれぞれ対応させてパチンコ球検出スイッチが設
けられていたため、複数のパチンコ球検出器が必要とさ
れてコスト高となっていた。
【0003】一方、最近では上述のようなパチンコ球検
出スイッチが最小個数で済むように排出通路を絞り込ん
で払い出されるパチンコ球を一条にして1個のパチンコ
球検出スイッチで検出するようにしたものが提案されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来の球払出装置では、回転体の下方で払い出されたパ
チンコ球を一列に合流させようとすると、どうしても、
回転体とパチンコ球検出スイッチまでの間の距離が長く
なって検出されるまでに時間が掛かり、パチンコ球の排
出にタイムラグが起こり易く過剰にパチンコ球を払出す
ことがあり、高速での払出しができなかった。また、複
数の球通路から払出されたパチンコ球がパチンコ球検出
スイッチまでの間で互いに衝合しあって球詰りが発生し
たり、排出通路が長くなる分装置全体が大型化され広い
設置スペースが必要とされる等の問題点があった。一
方、通路合流に有するスペースを最小に抑えようとする
と急激に合流させなければならず、その結果払出された
パチンコ球同士が衝突し合って球詰りが発生する等の問
題点を有していた。
【0005】そこで本発明は、従来技術の有するこのよ
うな問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とす
るところは、複数の供給通路のパチンコ球を衝突させる
ことなく、スムーズに1個ずつ排出するようにして排出
時のタイムラグを無くして安定したパチンコ球の払出し
が可能なパチンコ機の球払出装置を提供しようとするも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、パチンコ球が連続して流下
する供給通路と、該供給通路の最先のパチンコ球を移送
する移送手段を備えた制御体と、該制御体を駆動する電
気的駆動源を備え、制御体の回転駆動により供給通路の
パチンコ球を排出通路に払出す複数の移送路を設けたパ
チンコ機の球払出装置において、前記複数の移送路を単
列に狭窄すると共に、前記制御体に単列に狭窄した移送
路を流下するパチンコ球を間欠して払出す間欠手段を備
えたことを特徴とする。
【0007】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明において、前記供給通路の通路幅を、パチンコ
球がランダムに並列する幅広としたことを特徴とする。
【0008】また、請求項3記載の発明は、請求項1ま
たは2記載の発明において、前記間欠手段は、移送路に
交互に長径部が臨む楕円状円盤としたことを特徴とす
る。
【0009】また、請求項4記載の発明は、請求項1な
いし3のいずれかに記載の発明において、前記制御体は
螺旋状の移送手段を設けた回転体としたことを特徴とす
る。
【0010】なお、本発明の球払出装置は、貸球または
賞球用の球払出装置に限られることなく、パチンコ機間
に設けられる球貸し機、さらには球タンクへの補給機に
も適用することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明のパチンコ機の球払
出装置を図面を参照して説明する。図1は本発明の球払
出装置が適用されるパチンコ機1の裏面図である。パチ
ンコ機1の裏側には遊技盤の裏面全体を覆うように機構
板2が配設されており、該機構板2の後面側にはパチン
コ球を貯留する球タンク5が設けられ、該球タンク5の
下方にパチンコ球を整列して流下させる球誘導樋6が設
けられている。また、球誘導樋6の下流側に屈曲誘導樋
7を介して本発明の球制御装置としての球払出装置9が
接続される。さらに該球払出装置9の下方には、払出さ
れたパチンコ球を機前の球受皿(図示せず)に導く排出
樋10が設けられている。
【0012】また、機構板2の下方には入賞球集合部3
に集められた入賞球を1個ずつ排出処理する入賞球処理
装置4が設けられている。
【0013】次に、図2ないし図7を参照して本実施の
形態に係るパチンコ機の球払出装置9の構成について説
明する。球払出装置9は図2に示すように箱枠状の本体
ベース12と螺旋状の制御体13と該制御体13を回転
駆動する電気的駆動源としてのモータ14とによって大
略構成されている。本体ベース12は図4に示すように
前記屈曲誘導樋7の球通路7aと連通するL字状に屈曲
した供給通路15と、前記制御体13の外周に沿い軸方
向に流下する移送路16と、排出通路17とを備え、本
体ベース12にモータ14が取付けられる。前記供給通
路15は、図6に示すように仕切壁8によって複列で供
給するように複数の供給通路15a,15bが形成され
ている。
【0014】しかして、前記制御体13は供給通路15
の最先端部のパチンコ球を支持して移送する移送手段
と、該移送手段で移送されたパチンコ球を間欠する間欠
手段とを同軸状に設けて構成されている。本実施の形態
の場合、図3に示すように移送手段は螺旋状に設けた突
条18であり、該突条18は、制御体13が1回転する
ことによって供給通路15の最先端部のパチンコ球を支
持して回転軸方向に移送する螺旋形状が選ばれる。ま
た、間欠手段は上下2枚の楕円状円盤19で構成され、
パチンコ球1個分の間隔をもって楕円状円盤19の長径
部19aが交互になるように配設している。該楕円状円
盤19は移送路16に長径部19aが交互に臨み、楕円
状円盤19によりパチンコ球を1個ずつ間欠して排出通
路17に払出すようにその形状および間隔が選ばれてい
る。そして、制御体13は、モータ14の出力軸14a
に軸部20が固着されている。
【0015】前記移送路16は、図5に示すように制御
体13の両側方に位置し移送手段によってパチンコ球が
流下する複数の移送路16a,16bと、誘導壁22に
より側方中央に導かれ間欠手段によって単列で流下する
移送路16cとでほぼY字状に構成される。そして、パ
チンコ球は制御体13の外周に沿いながら、複列の移送
路16a,16bから単列の移送路16cに導かれる。
前記誘導壁22は、図7に示すようにパチンコ球を側方
に導く誘導部22aと中央に導く誘導部22bとで構成
されている。なお、誘導壁22は移送路16a,16b
に対応する誘導部22a,22aの始端位置を違えたり
移送路16cに導く誘導部22b、22bの底部傾斜を
違えたりするのが好ましく、パチンコ球が複列の移送路
16a,16bから単列の移送路16cに導かれる際に
噛み合わないように流下に変化をつけるようにするのが
よい。
【0016】21は制御体13の回転によって払出され
るパチンコ球を検出する検出手段としてのセンサであ
り、該センサ21は発光部21aと受光部21bとから
なる光学式センサで、しかも排出通路17の中心線から
ずれた位置でその光軸が交差するように配置される。そ
して、制御体13による制止が開放されたパチンコ球が
光軸を遮ることで該パチンコ球を検知し得るように配置
される。なお、センサ21は近接スイッチとしてもよ
い。
【0017】次に、上記構成からなる球払出装置9の払
出し動作について図8および図9を参照して説明する。
前記屈曲誘導樋7の球通路7aから供給通路15にパチ
ンコ球が供給されると、先頭のパチンコ球B1,B2が
図8(a)および図9(a)に示すように制御体13の
突条18に支持されて待機する。この状態でモータ14
を駆動し、制御体13を図6において矢印で示す時計回
り方向に回転させると、パチンコ球B1,B2は図8
(b)および図9(b)に示すように突条18で支持さ
れつつ移送路16a,16bを移動し、パチンコ球B1
が突条18の支持から外れて、図5印に示すように誘導
壁22に誘導されて移送路16cに導かれ、図8(c)
および図9(c)に示すように間欠手段としての上部楕
円状円盤19の長径部19aに支持される。このとき後
続のパチンコ球B2はまだ突条18で支持された状態に
ある。そして、制御体13がさらに回動するとパチンコ
球B1は上部楕円状円盤19の長径部19aの支持から
外れ、図8(d)および図9(d)に示すように下部楕
円状円盤19の長径部19aに支持される。そして、さ
らに回転するとパチンコ球B1は下部楕円状円盤19の
長径部19aの支持から外れ、同図鎖線に示すように排
出通路17に落下しセンサ21で検出され、後続のパチ
ンコ球B2が上部楕円状円盤19の長径部19aに支持
される状態となる。さらに制御体13が回動すると、パ
チンコ球B2が下部楕円状円盤19の長径部19aの支
持から外れて排出通路17に落下しセンサ21で検出さ
れる。そして、所定個数の払出しが行われ、センサ21
によりパチンコ球が検知されるとモータ14が停止す
る。
【0018】このように、供給通路15のパチンコ球B
1,B2…は、制御体13の回転によって移送路16で
衝突することなく確実に排出通路17に1個ずつ落下
し、排出通路17でセンサ21の光軸を遮り検知されな
がら落下し、排出樋10に排出されることになり、余分
にパチンコ球を払出す過剰切りを起すことがなく高速で
払出すことができる。なお、本実施の形態において間欠
手段として楕円状円盤19を上下2枚設けたが1箇所と
しても長径部19aが移送路16cに交互に臨むことで
1個ずつの間欠払出しは可能である。
【0019】図10ないし図12は、前記供給通路15
をパチンコ球がランダムに流下する幅広に形成された実
施の形態を示し、供給通路15の通路幅Wを供給通路1
5内をパチンコ球がランダムに流下し、パチンコ球が平
行に並列可能な23mmとしている。そして、本実施の
形態において供給通路15の屈曲した底壁15cを山型
状にすると共に、屈曲部にパチンコ球の流下によって回
転するスプロケットタイプの回転体25を設けている。
屈曲した底壁15cを山型状にすることにより供給通路
15の幅方向のパチンコ球の動きを規制し、パチンコ球
が図12に示すように側壁側に導かれて整列し、パチン
コ球が制御体13の軸部20に当ることなく移送路16
a,16bに導きやすくなる。また、回転体25を設け
ることにより後続のパチンコ球の球圧を規制し整列する
ことができ、ランダムに流下するパチンコ球をスムーズ
に供給することができる。なお、通路幅Wはパチンコ球
が平行に並列可能な23mmに限定されるものではな
い。
【0020】次に、上記構成からなる球払出装置9の払
出し動作について図10ないし図12を参照して説明す
る。前記屈曲誘導樋7の球通路7aから供給通路15に
パチンコ球が供給されると、図10および図11に示す
ように制御体13の軸部20によって先頭のパチンコ球
B1,B2が左右の移送路16a,16bに振分けら
れ、制御体13の突条18に支持されて供給通路15に
パチンコ球がランダムに並列する。この状態でモータ1
4を駆動し、制御体13を図12において矢印で示す時
計回り方向に回転させると、制御体13によってパチン
コ球B1,B2が前記実施の形態と同様の動きをして1
個ずつ排出通路17に落下する。
【0021】このとき供給通路15のパチンコ球は、図
11および図12に示すように上下方向だけでなく左右
方向にランダムに動くため球圧が四方に分散すると共
に、回転体25によりパチンコ球同士の接点がずれる球
崩れ現象が発生し、パチンコ球が動き配列が変化するこ
とにより球詰まりが発生することはない。また、パチン
コ球がランダムに並ぶことにより、球圧が制御体13に
直下的に掛かることなく供給通路15側壁に分散するよ
うになるので、制御体13に掛かる球圧が減少されモー
タ14への負荷を軽減させることができ、制御体13の
回転がスムーズに行われる。
【0022】なお、球誘導樋6および屈曲誘導樋7の球
通路7aを供給通路15と同様にパチンコ球がランダム
に並ぶ幅広としてもよく、球通路7aを仕切壁により仕
切ることなく通路幅をパチンコ球がランダムに並ぶ幅広
とすることで、従来仕切壁があることにより離型が難し
く冷却時に撓みが発生していた球誘導樋6および屈曲誘
導樋7の成形も簡単となり、運搬時等の外圧によりに変
形してパチンコ球の流下に支障をきたしていた問題点も
解消でき、成形品に要求される精度にも余裕を持たせる
ことができる。また、金属板のプレス加工による成形も
可能となる。
【0023】また、例え球払出装置9の成形時にヒケが
発生したり取付時に多少の位置ずれがあったりしたとし
ても、パチンコ球を球払出装置9に確実に供給すること
ができる。また、幅広の供給通路15にパチンコ球が供
給されることでパチンコ球の動きがランダムとなり適度
な振動が発生し、それがバイブ効果となり球詰りを防止
する効果を生ずる。
【0024】また、図11に示すように供給通路15の
通路幅Wをパチンコ球がランダムに並ぶ幅広にすること
により、該供給通路15に位置するパチンコ球の球心O
がずれて球間隔Dが球径より短くなり、高速で払出しが
行われてもパチンコ球間に隙間ができず、いわゆる「大
当り」になって短時間に大量の賞球が払出される際にも
確実に払出しを行うことができる。
【0025】また、本実施の形態において制御体13お
よび移送路16a,16bを垂直状に設けるようにした
が、図13ないし図15に示すように制御体13および
移送路16a,16bを水平状に設けるようにしてもよ
い。この実施の形態の制御体13は、移送手段として螺
旋状に突条18を周回しており、間欠手段として突条1
9bが移送路16cに交互に臨むように位置をずらして
設けている。一方移送路16は制御体13の移送手段の
側方に位置して水平状に設けられ、パチンコ球が底部に
支持される移送路16a,16bと螺旋状に突条18か
ら外れて円弧状の誘導部22cに導かれ制御体13の下
方に位置し下傾する移送路16cとで構成される。前記
誘導部22cと移送路16cとの連通部は凹溝状に形成
され、誘導部22cでパチンコ球が遊動しないようにし
ている。
【0026】上記のように構成される球払出装置9は、
供給通路15にパチンコ球が供給されると最先のパチン
コ球は図13および図14に示すように移送路16a,
16bの底壁に支持され待機する。そして、モータ14
の駆動により螺旋状に突条18で送り出され、移送路1
6a,16bの底壁から外れて誘導部22cにより移送
路16cに導かれる。そして、移送路16cの傾斜によ
り突条19bに支持され、制御体13の回転により突条
19bの支持から外れ次の突条19bに支持される。さ
らに回転体13の回転によりセンサ21で検知されなが
ら排出通路17に排出される。なお、移送路16a,1
6bの底壁終端位置を違えて移送路16cに導くタイミ
ングに変化を持たせり、誘導部22cの円弧形状を移送
路16a側と移送路16b側を異形状にして移送路16
cとの連通部に段差を設けたりすることで、パチンコ球
の球心位置が変わり球噛みすることがない。また、移送
路16a,16bの底壁を緩やかな上り傾斜としてもよ
く、移送手段としての突条18により確実に移送させる
ことにより安定した移送が可能となり、パチンコ球が衝
突することなく移送路16cに導くことができる。ま
た、誘導部22cは傾斜面としてもよい。
【0027】なお、移送手段は上記した螺旋体に限定さ
れることなく、パチンコ球が軸方向に移動し複数の移送
路を時間差をもって交互に移送するものであればよく、
例えば回転軸に複数の偏心円盤が互いに逆方向に偏心し
た位置に固着されたもの、スプロケットを捻ったような
複数の螺旋条を備えたものであってもよい。
【0028】また、間欠手段は楕円状円盤に限ることな
く、回転軸に複数の偏心円盤が互いに逆方向に偏心した
位置に固着され移送路16cに交互に臨むようにしたも
の、あるいは突条として移送路16cに交互に臨むよう
にしてもよい。さらに、間欠手段を移送手段のように螺
旋状の突条としてもよく、好ましくは移送手段の突条よ
りも傾斜角度を大きくして早く送り出すのがよい。この
とき移送路16cはパチンコ球を螺旋状の突条によって
送り出すことが可能となるため水平状であってもよく、
あえて傾斜状に形成する必要はない。
【0029】なお、本発明の球払出装置は供給通路15
の形状により球誘導樋6の終端に直接設けることも可能
であり、球払出装置9を傾斜状に設け供給通路15と移
送路16a,16bの流下方向を同じにして球誘導樋6
に一体的に設けることも可能である。また、本発明の球
払出装置は、パチンコ機に設けられる賞球および貸球の
払出しに限られることなく、パチンコ機間に設けられる
球貸し機、さらには、球タンクへの補給機としても利用
することができる。
【0030】
【発明の効果】以上に述べたように本発明に係るパチン
コ球の球払出装置は、同じ回転軸の制御体に複数の移送
路のパチンコ球を移送する移送手段と、移送手段により
移送されたパチンコ球を1個ずつ間欠して払出す間欠手
段を備えることにより、球詰りすることなく確実に1個
ずつの払出しができ、検出手段によって払出し直後のパ
チンコ球の検知が可能となり、高速の払出しにも対応で
きる。
【0031】また、供給通路をパチンコ球がランダムに
並ぶ幅広とすることで、供給通路を流下するパチンコ球
の振動によってバイブ効果が発生し、供給通路での球詰
りを解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるパチンコ機の裏面図であ
る。
【図2】本発明に係る球払出装置の斜視図である。
【図3】制御体の斜視図である。
【図4】球払出装置部分の正断面図である。
【図5】球払出装置の側断面図である。
【図6】球払出装置部分の平断面図である。
【図7】球払出装置の移送路部分の平断面図である。
【図8】(a)〜(d)はパチンコ球の払出作用を説明
するための正断面図である。
【図9】(a)〜(d)はパチンコ球の払出作用を説明
するための側断面図である。
【図10】他の実施の形態の球払出装置の正断面図であ
る。
【図11】図10の球払出装置の側断面図である。
【図12】図10の球払出装置の平断面図である。
【図13】他の実施の形態の球払出装置の正断面図であ
る。
【図14】図13の球払出装置の平断面図である。
【図15】図13の球払出装置の側断面図である。
【符号の説明】
9 球払出装置 13 制御体 14 モータ(電気的駆動源) 15,15a,15 供給通路 16,16a〜16c 移送路 17 排出通路 18 突条(移送手段) 19 楕円状円盤(間欠手段) 19a 長径部 19b 突条 21 センサ(検出手段) W 通路幅

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パチンコ球が連続して流下する供給通路
    と、該供給通路の最先のパチンコ球を移送する移送手段
    を備えた制御体と、該制御体を駆動する電気的駆動源を
    備え、制御体の回転駆動により供給通路のパチンコ球を
    排出通路に払出す複数の移送路を設けたパチンコ機の球
    払出装置において、 前記複数の移送路を単列に狭窄すると共に、前記制御体
    に単列に狭窄した移送路を流下するパチンコ球を間欠し
    て払出す間欠手段を備えたことを特徴とするパチンコ機
    の球払出装置。
  2. 【請求項2】 前記供給通路の通路幅を、パチンコ球が
    ランダムに並列する幅広としたことを特徴とする請求項
    1記載のパチンコ機の球払出装置。
  3. 【請求項3】 前記間欠手段は、移送路に交互に長径部
    が臨む楕円状円盤としたことを特徴とする請求項1また
    は2記載のパチンコ機の球払出装置。
  4. 【請求項4】 前記制御体は螺旋状の移送手段を設けた
    回転体としたことを特徴とする請求項1ないし3のいず
    れかに記載のパチンコ機の球払出装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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