JP2009207712A - 遊技機の球払出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型化を可能とし製作コストも低廉になし、振動により誤って遊技球が払い出されるという誤動作の発生を少なくした遊技機の球払出装置を提供する。
【解決手段】供給通路17が屈曲すると共に終端にリードスクリュー27の先端側が介入する排出通路20が形成され、その先端側の外周面をテーパ面状に形成し、排出通路20における通路壁32をそのテーパ面状部29bに沿わせて傾斜させ、通路壁32の下方に取付空間Sを形成し、リードスクリュー27の球支持部30はテーパ面状部29bの外周面に螺旋状に一周周設され、リードスクリュー27が停止した状態ではその球支持部30の下端部30a上面とそこから上流側へ180度回転して上がった中間部30b上面とに各最下端に位置する遊技球B1(b),B1(u)が支持され、上流側の最下端の遊技球B1(u)が接触する球支持部30の中間部30b上面を他の部位上面よりも緩傾斜面に形成した。
【選択図】図9

Description

本発明は、遊技機の球払出装置に関し、特に小型化した遊技機の球払出装置に関するものである。
従来、遊技機の一種であるパチンコ遊技機の球払出装置として、例えば特許文献1に開示されるものがある。この球払出装置は、鉛直状に設けられた左右二条の供給通路間にリードスクリューが配置され、該リードスクリューの外周面に遊技球を支持する球支持部が螺旋状に周設され、該球支持部を前記両供給通路内に臨ませている。そして、駆動モータを駆動してリードスクリューを回転させることにより、両供給通路内に連なる遊技球を一個づつ該各供給通路と連通する下方の排出通路へ排出するようにしている。各排出通路には、落下する遊技球を電気的に検出する球検出器がそれぞれ配置される。
ところで、近時、パチンコ遊技機裏面の機構板には、可変表示装置の大型化、ゲームの高度化に伴い、多くの電子部品、配線基板及び配線などが複雑に入り組んで取り付けられており、取り付けスペースや取り付け作業を考慮して多部品を小型化したいという要請が強い。しかしながら、前記特許文献1の球払出装置にあっては、上下寸法が比較的長く、前記小型化という要請に応えることが難しい。この要請に応えるものとして、例えば特許文献2に開示される球払出装置がある。この球払出装置は、リードスクリューの上方に駆動モータを配置すると共に該駆動モータのモータ軸に前記リードスクリューを固着し、並置される複数条の供給通路を前記駆動モータを囲うようにコ字状に屈曲し、各供給通路の終端に各供給通路と連通しかつリードスクリューの周囲を囲うようにして排出通路を形成している。また、各排出通路に、該各排出通路を落下する遊技球を電気的に検出する球検出器がそれぞれ配置されている。
特許第3310958号公報(第2−4頁、図3、図4) 特許第3841443号公報(第3−4頁、図2、図5)
前記引用文献2の球払出装置のような構成にすれば、装置を小型化することはできるが、各排出通路にそれぞれ球検出器を設けるようにしているので、複数の球検出器が必要になる。そのため、配線処理が煩雑になって面倒な作業を強いられ、作業性に劣るばかりか球払出装置の制作コストも高価になるという課題が有った。
そこで、本発明は、前記課題を解決すべくなされたもので、小型化を可能とすると共に配線処理を簡素化して作業性に優れ、しかも、遊技球の払い出しが停止しているとき、振動によりリードスクリューに支持される遊技球が誤って払い出されてしまうという誤動作の発生を少なくした遊技機の球払出装置を提供することを目的とするものである。
かかる目的を達成するため本発明の遊技機の球払出装置は、駆動モータをリードスクリューの上方に配置すると共に該駆動モータのモータ軸に該リードスクリューを固着し、前記リードスクリューの回転により供給通路の遊技球を1個づつ排出するようにした球払出装置であって、前記供給通路は、2条の通路が隣接して並置されると共に前記駆動モータを囲うように縦樋部と横樋部とによりL字型に屈曲し、かつ、前記各横樋部を介して前記遊技球が前記リードスクリュー側へ導かれるように形成され、前記各横樋部の終端に該各横樋部と連通し前記リードスクリューの先端側が介入する排出通路が形成され、前記排出通路には前記リードスクリューを挟みその両側に各遊技球が流入し、前記リードスクリューは基端側に位置する円柱部と先端側に位置するテーパ面状部とからなり、前記排出通路における通路壁を前記リードスクリューの前記テーパ面状部に沿わせた勾配で傾斜させると共にその下端に排出口を開設し、前記排出通路の傾斜させた通路壁の下方に取付空間を形成し、前記取付空間に前記リードスクリューの球支持部からの支持を失った遊技球を電気的に検出する球検出器を位置してなり、前記リードスクリューにおける前記球支持部はそのテーパ面状部の外周面に螺旋状に一周周設され、前記リードスクリューが停止した状態ではその球支持部の下端部上面と該下端部から上流側へ180度回転して上がった中間部上面とに供給された遊技球の内の各最下端に位置する遊技球が支持され、前記上流側にある最下端の遊技球が接触する前記球支持部の前記中間部上面を他の部位上面よりも緩傾斜面に形成したことを特徴とする。
本発明に係る遊技機の球払出装置は、供給通路が2条の通路を隣接して並置すると共に駆動モータを囲うように縦樋部と横樋部とによりL字型に屈曲し、各横樋部を介して遊技球がリードスクリュー側へ導かれるように形成され、各横樋部の終端にリードスクリューの先端側が介入する排出通路が形成され、排出通路にはリードスクリューを挟みその両側に各遊技球が流入し、リードスクリューは基端側に位置する円柱部と先端側に位置するテーパ面状部とからなり、排出通路における通路壁をリードスクリューのテーパ面状部に沿わせた勾配で傾斜させると共にその下端に排出口を開設し、排出通路の傾斜させた通路壁の下方に取付空間を形成し、取付空間にリードスクリューの球支持部からの支持を失った遊技球を電気的に検出する球検出器を位置させるようにしている。このように、リードスクリューの先端側の外周面をその先端に向かって漸次窄まるテーパ面状に形成し、排出通路における通路壁をリードスクリューのテーパ面状部に沿わせた勾配で傾斜させると共にその下端に排出口を開設し、排出通路の傾斜させた通路壁の下方に取付空間を形成し、取付空間にリードスクリューの球支持部からの支持を失った遊技球を電気的に検出する球検出器を位置させるようにしているので、球検出器を供給通路の横幅内に納めることができるようになる。よって、球払出装置の小型化が可能になる。しかも、球支持部から支持を失った遊技球は、傾斜する通路壁の内面に沿って中央に寄り集まって落下するので、これら遊技球を順に検出すれば良く、結果、球検出器が一個で済む。これにより、配線処理が簡素化され作業性に優れ、製作コストも低廉になし得るという効果を奏する。
また、前記球支持部はリードスクリューにおけるテーパ面状部の外周面に螺旋状に一周周設され、リードスクリューが停止した状態ではその球支持部の下端部上面と該下端部から上流側へ180度回転して上がった中間部上面とに供給された遊技球の内の各最下端に位置する遊技球が支持され、上流側にある最下端の遊技球が接触する球支持部の中間部上面を他の部位上面よりも緩傾斜面に形成した。よって、球支持部の上面における中間部上面に最下端の遊技球が載っているとき、該中間部に加わる球荷重により生ずる分力、すなわちリードスクリューを回転させようとする分力、が小さくなる。これにより、払い出しが停止している状態で振動を受けても、前記球支持部における下端部上面に載る遊技球が誤って払い出されてしまうという誤動作の発生が少なくなるという効果を奏する。
以下、本発明に係る遊技機の球払出装置の実施の形態を図面に基づき詳しく説明する。本発明は、パチンコ遊技機、アレンジボール遊技機、雀球遊技機、パロット機(パチンコ球を遊技媒体に用いる回胴式遊技機)等の遊技機に適用されるが、この内、本発明はパチンコ遊技機に適用される場合について説明する。
図1は、本発明が適用されるパチンコ遊技機の背面図である。このパチンコ遊技機Pは縦長長方形状の機枠1を有し、該機枠1の前側に遊技盤3を配置した本体枠2が軸着される。該本体枠2の裏側に、遊技盤3の裏面を覆うようにして合成樹脂製の機構板4が開閉自在に軸着される。該機構板4の上部には球タンク5が配設され、その下方に該球タンク5から排出される遊技球を下流側へ誘導する球誘導レール6が配設される。そして、該球誘導レール6の流下端に、カーブレール7を介して球払出装置8が接続される。また、球払出装置8の下流側には、該球払出装置8から払い出された遊技球を賞球または貸し球としてパチンコ遊技機P前面の球受皿(図示せず。)に払い出すための球払出樋9と、営業終了後に球抜きする際、球タンク5や球誘導レール6に貯留される遊技球をパチンコ遊技機Pの外部に排出するための球抜樋10とが設けられている。
遊技盤3の裏面と相対する機構板4の前面下部に、遊技球である入賞球を集合する入賞球集合樋11が形成される。該入賞球集合樋11は、入賞球を一列に整列して流下させるようになっており、その流下通路11aの途中に通過する入賞球を検出する入賞球検出器12が設けられる。この入賞球検出器12からの信号は、払出制御回路(図示せず。)に送られ、球払出装置8の動作を制御するようにしている。
次に、図2乃至図6を参照して本発明の球払出装置8の構成について説明する。球払出装置8は、図2に示すように払出装置本体13と該球払出装置本体13の一側に被着されるカバー体14とから構成される。払出装置本体13にカバー体14を被着した状態では、全体にほぼ直方体形状をなす。
払出装置本体13は、図3に示すように合成樹脂製の前側半体15aと、合成樹脂製の後側半体15bと、その中間に位置する合成樹脂製の仕切り壁16とから大略構成される。前側・後側半体15a,15bは対向する一側面が互いに開放され、仕切り壁16を挟んで互いに開放される対向面を合致することにより組み立てられる。このため、前側・後側半体15a,15bの対向面と仕切り壁16の両側面に、ボス孔15cと該ボス孔15cに嵌合するボス16aがそれぞれ対向位置して設けられている。前側・後側半体15a,15bには、それぞれ仕切り壁16を挟んで隣接する2条の供給通路17,17が設けられる。両供給通路17,17は前後で並置され、上端面に供給口18を有する鉛直状の縦樋部19aと該縦樋部19aの下端で該縦樋部19aと連通する水平状の横樋部19bとからL字型に屈曲して形成される。よって、払出装置本体13も正面略L字型をなす。前記両横樋部19b,19bの下流側の終端面は開放されている。そして、該両横樋部19b,19bの終端に、該両横樋部19b,19bと連通する排出通路20が鉛直状に形成される。なお、前記横樋部19b,19bはその底面が排出通路20側に少し下斜している。
払出装置本体13には、その上面に前記供給通路17,17に近接して後記するリードスクリュー27を回転させるための駆動モータ21が配置される。該駆動モータ21は、下面の両側に対向位置して外側へ突出する取付片22,22が設けられ、該各取付片22に螺子挿通孔23が開設されている。そして、駆動モータ21のモータ軸21aを下向きにすると共に、該モータ軸21aを払出装置本体13の上面に開設された軸挿通孔24に挿入する。また、両取付片22,22の螺子挿通孔23を介し、該各螺子挿通孔23と連通するようにして払出装置本体13の上面に設けられた螺子孔25,25に螺子26,26を螺合することにより、駆動モータ21が配置固定される。このとき、モータ軸21aは、前記排出通路20のほぼ中央に位置する。
前記駆動モータ21のモータ軸21aに、リードスクリュー27が固着される。更に詳しくは、該リードスクリュー27は金属製の保持部材28と合成樹脂製のスクリュー本体29とからなる。保持部材28は、円柱軸部28aの一端に円形のフランジ部28bが一体に設けられ、スクリュー本体29の基端部にインサート成型により一体に設けられる。このため、前記円柱軸部28aの外周面には、樹脂との交絡を良くする凹凸状のスプライン(図示せず。)が刻設される。前記フランジ部28bの直径はスクリュー本体29の直径よりも大きく設定され、スクリュー本体29の外周面よりフランジ部28bが外側へ食み出るようになっている。これは、保持部材28の軸孔28cにモータ軸21aを圧入することになるが、この際、合成樹脂製のスクリュー本体29に直接その軸方向に沿って荷重を加えると、該スクリュー本体29が破損する危険性がある。よって、その代わりとなる押え個所として保持部材28を設ける必要があるからである。
一方、スクリュー本体29は、基端側すなわち保持部材28が取着された側が円柱状に形成され、先端側がテーパ面状すなわち円錐状に形成されている。この円柱状部29aの外径と円錐状部29bの底面円形の外径とは同じ寸法であって、しかも、円柱状部29aの外径は遊技球の半径以上であってかつ直径以下の範囲で設定される。なお、この先端側は、他に円錐台形状であっても良い。該スクリュー本体29の外周面には、遊技球を支持する球支持部30が螺旋状に一周周設される。また、スクリュー本体29の外周面から球支持部30の外周端縁までの水平方向の寸法は、すべて均等に設定されている。該リードスクリュー27は、鉛直状に配置されると共に、排出通路20の中央に位置しかつ該排出通路20にスクリュー本体29の先端側の円錐部29bが上から臨むようになっている。そして、水平面内で回転する。
リードスクリュー27について、もう少し説明する。スクリュー本体29の外周面に設けられた基端側の円柱部29aと円錐部29bとの境界線Lは、図8に示すように横樋部19bの終端開口31の底面とほぼ同じ高さに設定され、該終端開口31に位置する遊技球Bの中心Oよりも下方に位置している。また、スクリュー本体29の外周面の球支持部30の上端Uも、前記境界線Lとほぼ同じ高さに位置するように設定され、該終端開口31に位置する遊技球Bの中心Oよりも下方に位置している。
排出通路20は、図6(イ)(ロ)に示すように前記両供給通路17,17の横樋部19b,19bと平行をなしかつ対向する通路壁32,32の内面が、前記リードスクリュー27の円錐部29bに沿わせた勾配で傾斜し、下方へ進むに従い通路幅が漸次狭まる傾斜面に形成されている。すなわち、該各通路壁32,32の内面とリードスクリュー27における円錐部29bとは、遊技球のほぼ直径寸法離してほぼ平行に位置する。例えば、通路壁32,32の内面がリードスクリュー27の円錐部29aと同じ勾配とされる。このように、排出通路20を構成し供給通路17,17の横樋部19b,19bと直交する通路壁32a,32bは鉛直に配置されると共に互いに平行をなし、同じく排出通路20を構成する前記通路壁32,32は逆ハの字状に形成される。これにより、前記両傾斜する通路壁32,32の下方に後記する球検出器35を位置させるための取付空間Sが形成される。両供給通路17,17の終端開口31から流出される遊技球は、排出通路20であってリードスクリュー27を挟んでその両側に入り、球支持部30に支持されつつ下降する。排出通路20の下端には、排出口34が開設される。
前記排出通路20の外周面であって供給通路17,17の反対側、すなわち横樋部19bと直交する通路壁32aの外側面に、該排出通路20を落下する遊技球を電気的に検出する球検出器35が配置される。該球検出器35としては、平面コ字型のフォトセンサが使用される。そして、球検出器35の本体が横樋部19bと直交する通路壁32aの外側面に当接し、投光部35aと受光部35bがそれぞれ取付空間S内に対向位置して設けられた凹欠部20a,20aに嵌合して球検出器35が配置される。これにより、球検出器35を並置された両供給通路17,17の二条分の通路幅内に納めることができるようになり、球払出装置8の小型化が可能になる。しかも、投光部35aと受光部35bとは、リードスクリュー27の球支持部30からの支持を失った遊技球を検出する位置に設けられ、その位置では遊技球が傾斜面に沿って中央に寄り集まって落下することになるので、排出通路20内を落下する遊技球を検出する球検出器35が一個で済むことにもなる。球検出器35は前記取付位置に限られるものではない。例えば、その取付位置として、排出通路20の外周面であって供給通路17,17側の通路壁32bの外側面がある。この場合は、球検出器35の本体が該通路壁32bの外側面に当接し、投光部35aと受光部35bがそれぞれ傾斜する通路壁32,32下方の取付空間S内に位置する。また、いずれかの傾斜する通路壁32,32の下方、すなわち取付空間S内であってその通路壁32の外側面に球検出器35の本体を当接し、投光部35aと受光部35bがそれぞれ横樋部19bと直交する両通路壁32a,32bの外側面に当接するようにして球検出器35を配置するようにしても良い。これらいずれの場合も、取付空間Sを利用して球検出器35が配置されるので、球払出装置9の小型化が可能になる。
前記供給通路17,17における横樋部19b,19bの底面に、供給通路17,17内に連続して並ぶ遊技球を球抜きするための球抜口36が開設される。該球抜口36の一側に、水平な横軸37により軸着され、鉛直面内で自在に回動して前記球抜口36を開閉する球抜弁38が配置される。該球抜弁38は、横軸37が挿通される軸筒部39の一側に球抜口36を開閉する弁板40が延設され、軸筒部39の他側に重錘41が配置される。これにより、横軸37を中心とする弁板40側のモーメントよりも重錘41側のモーメントの方が勝り、遊技球が載ってない状態では、弁板40が球抜口36を塞ぐように球抜弁38が付勢されている。前記弁板40は、両横樋部19b,19bを合わせて4個の遊技球が載る程度の広さを有する。そして、弁板40の上面に遊技球が載り、その球重量が弁板40に加わると、この球重量が前記重錘41のモーメントに打ち勝って弁板40が球抜口36を開く方向へ回動するようになる。弁板40の下面には、該弁板40が球抜口36を閉じた位置で保持されるための停止片42が設けられる。
払出装置本体13における両供給通路17,17側の外側壁43の下端角部に、切欠部43aが設けられると共に、該切欠部43aの側壁に球抜弁38の回動面と直交する面に沿うようにして摺動溝44が設けられている。そして、該摺動溝44には、球抜弁38を球抜口36が閉められる位置に保持または開くことができるように切り替える切替操作板45が嵌合している。すなわち、該切替操作板45は、球抜弁38の回動面と直交する面内で前後方向に直線的に摺動することになる。該切替操作板45の上端縁は前記球抜弁38の停止片42の下端縁よりも上方に位置しており、その上端縁に回動する停止片42が通過できる凹部46が設けられる。また、切替操作板45の外側面には、該切替操作板45を指先で前後方向に摺動させる操作摘み47が突設される。該操作摘み47は、小型化を可能にするため、払出装置本体13における同側の外側壁43より外側に食み出ないようになっている。
そこで、図5(ロ)実線、図6(イ)に示すように切替操作板45を一方側(球払出装置8の取付面とは反対側)へ摺動させることにより、停止片42が切替操作板45の内面に接触して球抜弁38の回動動作がロックされ、球抜口36は、球抜弁38の弁板40により閉じられる。これに対し、図5(ロ)鎖線に示すように切替操作板5を他方側(球払出装置8の取付面側)へ摺動させることにより、停止片42が凹部46と合致し、その中を通過して球抜弁38が球抜口36を開ける方向へ回動し得る状態となる。これにより、球抜弁38の弁板40の上面に遊技球が載っていると、図7に示すようにその球重量により球抜弁38が回動して球抜口36を開け、それら遊技球を球抜口36から下方へ排出する。排出された遊技球は、払出装置本体13の下面に開設された球落口48から下方へ排出される。
カバー体14は、合成樹脂製であって払出装置本体13側の側面と下側面とが開放する縦長直方体形状をなす。該カバー体14の上面と一側面上部には、駆動モータ21から放出される熱を外部へ逃すための放熱孔49が複数個設けられている。また、カバー体14の対向する両側壁14a,14aの下部であって開口側に、係合孔50,50が設けられる。そして、カバー体14を払出装置本体13にその外側から被着したとき、払出装置本体13の両側外面に設けられた係合爪51,51が係合孔50,50に係合し、カバー体14が払出装置本体13に一体に組み付けられる。
このようにして組み立てられた球払出装置8は、パチンコ遊技機P裏側の所定の取付面に配置し固着される。そして、二条のカーブレール7の下端が、両供給通路17,17上端の供給口18,18に接続される。また、球払出樋9の上端が排出通路20下端の排出口34に接続され、球抜樋10の上端が球抜口36と連通する球落口48に接続される。
ここで、本発明の球払出装置8の作用について説明する。常態では、切替操作板45を球払出装置8の取付面側とは反対側に摺動させ、球抜弁38が球抜口36を閉じるようにしておく。この状態では、球タンク5から導かれる遊技球が、球誘導レール6、カーブレール7を介して球払出装置8の両供給通路17,17内に供給され、図6(イ)(ロ)に示すようにその最先端の遊技球B1が、リードスクリュー27両側の排出通路20内で該リードスクリュー27の外周面の球支持部30に支持されて停止している。前記リードスクリュー27の球支持部30は、該リードスクリュー27が1回転することによって各供給通路17,17に連続して並ぶ最先端の遊技球B1が支持を失って順に排出通路20へ落下するようにその螺旋形状が選ばれる。
そこで、例えば入賞球検出器12が遊技球である入賞球を検出すると、その検出信号に基づいて駆動モータ21が回転を開始し、モータ軸21aに直結されるリードスクリュー27が水平回転する。これにより、各供給通路17,17に連続状態で待機する遊技球である景品球は、球支持部30の移動に伴い途切れることなく排出通路20内を順に下降する。そして、リードスクリュー27が一回転すると、各供給通路17,17の最先端の景品球(合計2個)が、その球支持部30による支持から外れて落下する。球支持部30の支持から外れた後の両景品球は、交互に合流してその下方の排出口34から球払出樋9に排出される。そして、その間に球検出器35により前記景品球が一個ずつ検出して計数される。このようにして、球払出樋9に落下した景品球はパチンコ遊技機P前面の球受皿(図示せず)に導かれるもので、その払い出された景品球が所定数例えば入賞球1個に対して払い出される景品球数(例えば13個)になったときに駆動モータ21を停止して、所定数の景品球を正確に払い出す。
営業後に球タンク5に貯留される遊技球を球抜きする場合は、機構板4の裏側から切替操作板45の操作摘み47を摺動溝44に沿って球払出装置8の取付面側へ摺動させる。これにより、球抜弁38の下面の停止片42と切替操作板45との係合が解かれ、球抜弁38が回動して球抜口36が開き、供給通路17,17に連続する遊技球が球抜口36に落下する。落下した遊技球は、球落口48を介して球抜樋10に流入しパチンコ遊技機Pの外部へ排出されることになる。
このように、本発明の球払出装置8は、リードスクリュー27の先端側の外周面をその先端に向かって漸次窄まるテーパ面状すなわち円錐状に形成し、排出通路20における通路壁32,32をリードスクリュー27の円錐部29bに沿わせた勾配で傾斜させている。また、排出通路20の傾斜させた通路壁32,32の下方に取付空間Sを形成し、該取付空間Sにリードスクリュー27の球支持部30からの支持を失った遊技球を電気的に検出する球検出器35を位置させるようにしている。よって、両検出部35a,35b間の間隔を供給通路17,17の横幅寸法よりも短く設定できるので、球検出器35を複数の供給通路17,17の横幅内に納めることができるようになり、球払出装置8の小型化が可能になる。しかも、球支持部30の支持から外れた遊技球は傾斜する通路壁32,32の内面に沿って中央に寄り集まって落下するので、これら遊技球を順に検出すれば良く、結果、球検出器35が一個で済む。
また、リードスクリュー27が、基端側に位置する円柱部29aと先端側に位置する円錐部29bとからなり、該円錐部29bの外周面に球支持部30が周設される。そして、円柱部29aと円錐部29bとの境界線L及び球支持部30の外周端縁の上端Uが、横樋部19bの終端開口31に位置した遊技球Bの中心Oよりも下方に位置するようにしているので、排出通路20における遊技球の流入する流入部位が、遊技球と比較していたずらに広くならない。しかも、リードスクリュー27における球支持部30の外周端縁の上端Uが排出通路20に流入する遊技球に接触したとしても、その遊技球の中心Oよりも下側の外周面に接触する。よって、排出通路20に流入する遊技球は、リードスクリュー27外周面の円柱部29aに接触しつつ容易に球支持部30に支持されることとなり、球が踊るといったことがほとんどなく、安定した状態で円滑に下降する。
更に、供給通路17における横樋部19bの底面に球抜口36を開設すると共に、該球抜口36に該球抜口36を開閉する球抜弁38を軸装するようにしたので、球払出装置8から球抜きができるようになる。よって、従来のようにそれより上方、例えばカーブレール7の底面、に球抜口を開設してそこから球抜きする場合に比べ、その間の球抜樋を省略することができる。
本発明にあっては、各供給通路17の横樋部19bから供給される遊技球が、それぞれ排出通路20内のリードスクリュー27を挟んだ両側に流入する。また、駆動モータ21として、例えばステッピングモータが使用される。リードスクリュー27が停止する位置は常に決められており、図6、図9に示すようにほとんど一定の位置で停止する。すなわち、リードスクリュー27が停止した状態では、図9(イ)に示すようにスクリュー本体29における球支持部30の下端部30a上面と該下端部30aから上流側へ180度回転して上がった中間部30b上面とに、供給された遊技球の内の各最下端に位置する遊技球B1(b),B1(u)が支持される。そして、上流側にある最下端の遊技球B1(u)が接触する球支持部30の中間部30b上面を他の部位上面よりも緩傾斜面に形成している。
図9(イ)において、A点は球支持部30の外周端縁の下端の位置を示し、該A点から中心軸線Cを中心として180度上方へ回転した位置をD点とする。この状態で、リードスクリュー27が矢視方向へ回転して、上流側の最下端の遊技球B1(u)がD点を越えその球支持部30に沿って下流側へ移動すると、下流側の最下端の遊技球B1(b)がA点を越えて支持を失い落下することになる。そこで、前記緩傾斜面である中間部30bの範囲は、球支持部30上面であって前記D点から上流側でありかつ球支持部30の平面視で外周端縁の上端U点とD点との間の中間点となるE点までの間に亘り形成される。また、中間部30bの上流側の分岐位置E点は滑らかな円弧状に形成され、中間部30bの下流側の分岐位置D点は角張って形成される。
図10は、球支持部30の各位置の水平面に対する傾斜角度αを簡略化して表したものである。図中、A点は球支持部30の外周端縁の下端を示し、D点はA点よりも上流側へ180度上がった位置である。これによると、緩傾斜面である中間部30bは前記D点から上流側に一定の範囲上がった位置で設定されることを示す。この範囲では、リードスクリュー27が停止した状態で排出通路20内に重なる遊技球の内、最下端に位置する遊技球B1(u)の球荷重により生ずる分力、すなわちリードスクリュー27を回転させようとする分力、が小さくなる。
ちなみに、図9(ロ)に示すようにスクリュー本体29の円柱部29aの外径は9mm、円錐部29bの下端の側面から見た角度は36°、球支持部30のピッチは11mmに設定されている。前記緩傾斜面である中間部30bの水平面に対する傾斜角度αは、90°−αが80〜87°の範囲内に納まるように設定される。
前記のように、スクリュー本体29の球支持部30における中間部30b上面を他の部位の上面よりも緩やかに形成しているが、同様に遊技球が載る下端部30aの水平面に対する傾斜角度も緩やかに形成することが考えられる。しかしながら、この下端部30aの上面はリードスクリュー27の回転により遊技球を落下させるところであることから、その遊技球をスムーズに排出させる必要があり、これがため水平面に対する傾斜角度を緩くはできない。
このように、球支持部30はリードスクリュー27におけるテーパ面状部29bの外周面に螺旋状に一周周設され、リードスクリュー27が停止した状態ではその球支持部30の下端部30a上面と該下端部30aから上流側へ180度回転して上がった中間部30b上面とに各最下端に位置する遊技球B1(u),B1(b)が支持され、上流側にある最下端の遊技球B1(u)が接触する球支持部30の中間部30b上面を他の部位上面よりも緩傾斜面に形成した。よって、球支持部30の上面における中間部30b上面に最下端の遊技球B1(u)が載っているとき、該中間部30bに加わる球荷重により生ずる分力、すなわちリードスクリュー27を回転させようとする分力、が小さくなる。これにより、払い出しが停止している状態で振動を受けても、前記球支持部30における下端部30a上面に載る遊技球B1(b)が誤って払い出されてしまうという誤動作の発生が少なくなる。
本発明が適用されるパチンコ遊技機の背面図。 払出装置本体とカバー体とを分解した球払出装置の斜視図。 同払出装置本体を分解した球払出装置の斜視図。 (イ)は球払出装置の正面図、(ロ)は同平面図。 (イ)は同底面図、(ロ)は同右側面図。 (イ)は図4(ロ)のX−X線断面図、(ロ)は同(イ)のY−Y線断面図。 球抜弁の作用を示す球払出装置の正面断面図。 球払出装置におけるリードスクリュー部位の拡大断面図。 (イ)は本発明に係るスクリュー本体の拡大平面図、(ロ)は同スクリュー本体の拡大側面図。 球支持部上面の傾斜角度を簡略化して示す図。
符号の説明
8 球払出装置
17 供給通路
19a 縦樋部
19b 横樋部
20 排出通路
21 駆動モータ
21a モータ軸
27 リードスクリュー
29a 円柱部
29b テーパ面状部(円錐部)
30 球支持部
30a 下端部
30b 中間部
32 通路壁
34 排出口
35 球検出器
35a 検出部(投光部)
35b 検出部(受光部)
A 球支持部の下端
B1(b) 遊技球
B1(u) 遊技球
C 中心軸線
L 境界線
O 球の中心
P 遊技機(パチンコ遊技機)
S 取付空間
U 球支持部の上端
α 傾斜角度

Claims (1)

  1. 駆動モータをリードスクリューの上方に配置すると共に該駆動モータのモータ軸に該リードスクリューを固着し、前記リードスクリューの回転により供給通路の遊技球を1個づつ排出するようにした球払出装置であって、
    前記供給通路は、2条の通路が隣接して並置されると共に前記駆動モータを囲うように縦樋部と横樋部とによりL字型に屈曲し、かつ、前記各横樋部を介して前記遊技球が前記リードスクリュー側へ導かれるように形成され、前記各横樋部の終端に該各横樋部と連通し前記リードスクリューの先端側が介入する排出通路が形成され、前記排出通路には前記リードスクリューを挟みその両側に各遊技球が流入し、前記リードスクリューは基端側に位置する円柱部と先端側に位置するテーパ面状部とからなり、前記排出通路における通路壁を前記リードスクリューの前記テーパ面状部に沿わせた勾配で傾斜させると共にその下端に排出口を開設し、前記排出通路の傾斜させた通路壁の下方に取付空間を形成し、前記取付空間に前記リードスクリューの球支持部からの支持を失った遊技球を電気的に検出する球検出器を位置してなり、
    前記リードスクリューにおける前記球支持部はそのテーパ面状部の外周面に螺旋状に一周周設され、前記リードスクリューが停止した状態ではその球支持部の下端部上面と該下端部から上流側へ180度回転して上がった中間部上面とに供給された遊技球の内の各最下端に位置する遊技球が支持され、前記上流側にある最下端の遊技球が接触する前記球支持部の前記中間部上面を他の部位上面よりも緩傾斜面に形成したことを特徴とする遊技機の球払出装置。
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