JP5822346B2 - 遊技機用払出装置及びそれを備えた遊技機 - Google Patents
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Description
遊技球を上方側から下方側に導く第1球通路と、
前記第1球通路を流下した遊技球を受ける球受部を備えると共に前記第1球通路を流下した遊技球を前記第1球通路の誘導方向と異なる方向に導く第2球通路と、
前記第2球通路で導かれた遊技球を下方側に排出する第3球通路と、
前記球受部で受けられた遊技球を少なくとも部分的に収容する球受凹部を備えると共に、所定の中心軸を中心として回転可能に構成され、自身の回転に伴う前記球受凹部の移動により当該球受凹部に収容された遊技球を前記第3球通路側に送り出す回転体と、
前記回転体を連続的に又は断続的に駆動する回転体駆動部と、
を備え、
前記球受部には、前記第1球通路を流下する遊技球を下方側で受ける球受底壁と、前記球受底壁に隣接する位置であって且つ前記球受凹部により遊技球が移動される側とは反対側に立設され、前記球受底壁で受けられた遊技球が前記反対側に移動することを規制する支持壁と、が形成され、
前記回転体の球受凹部には、当該球受凹部に収容された遊技球を送り出す際に、当該球受凹部に収容された遊技球の回転方向先行側において該遊技球に接触して下流側への流下を規制する規制部と、当該球受凹部に収容された遊技球の回転方向後続側において該遊技球に接触して前記球受底壁に沿って押し出す押出部とが形成されており、
前記球受部の前記球受底壁は、下流側となるにつれて高位置となるように設けられていることを特徴とする。
また、上記構成では、球受底壁上の遊技球に対して支持壁側(上流側)に戻そうとする力が生じ、この力が正方向(移送時の回転方向)の回転の抵抗となるため、例えば回転体を停止させるべき場合などにおいて、後続の遊技球(即ち、供給通路(第1球通路)側で待機する移送前の遊技球)から球受底壁上の遊技球に対して荷重(球圧)が加わっていても、球受底壁上の遊技球から回転体に対して正方向に回転させようとする荷重(球圧)は確実に抑えられることになるため、球圧に起因する過剰な回転を抑制することができる。従って、過剰な回転に起因する余分な払い出しを効果的に防止することができ、ひいては、設定された数の遊技球を正確に払い出すことのできる高精度な払出装置を実現できる。
このように球受底壁の上り傾斜が第3球通路の導入口まで続いていれば、第2球通路の全体的な範囲において遊技球の挙動の安定化効果及び過剰回転の抑制効果を生じさせることができる。
このように、上下方向に沿った回転軸を中心として回転可能に構成すると、上下方向のコンパクト化を図る上で有利となる。一方、回転体を水平回転させる構成では、供給通路(第1球通路)から落下してくる遊技球が回転体の突起部分(規制部及び押出部の部分)に衝突したり或いは突起部分の上に乗ったりすることで、遊技球の挙動が不安定になったり、球受凹部内の所定位置にセットされるまで時間がかかったりすることが懸念されるが、上記のように規制部及び押出部のそれぞれの内周壁からの突出量を遊技球の半径未満に抑えると第1球通路から落下してくる遊技球が回転体に衝突する確率を低減させることができ、上記のような問題が生じ難くなる。また遊技球が回転体に衝突することに起因する回転体や回転体駆動部の劣化を抑制することができるため、装置の寿命を確実に延ばすことができる。
このような構成によれば、下流側となるにつれて高位置となるような球受底壁の移送経路全体を通して問題なく遊技球を移送することができる。例えば、球受底壁のいずれの位置においても、押出部によって遊技球の著しく下方が押されるようなことがないため、遊技球を回転体の上部に持ち上げてしまう等の弊害が生じ難くなり、移送がより確実に行われ易くなる。
以下、本発明に係る遊技機用払出装置10及びそれを備えた遊技機1を具現化した実施形態について、図面を参照して説明する。なお、図1は、本発明の実施形態に係る遊技機用払出装置10を備えた遊技機1を例示する背面図であり、図2は、図1に示す遊技機1の正面図である。まず、図1、図2を参照して遊技機1の構成を概説する。
図1及び図2に示すように、ぱちんこ機1(遊技機)は、そのぱちんこ機1の外形をなす枠状の外枠2と、その外枠2に対してヒンジ機構Hによって前面側に開閉可能な内枠3と、その内枠3に対してヒンジ機構Hによって前面側に開閉可能な前面枠4とを備えている。
次に、本実施形態に係る遊技機用払出装置10について説明する。
払出装置10は、図3〜図5のような外観をなしており、図6、図7のような部品構成をなしている。この払出装置10は、図6及び図7に示すように、上流樋8aと下流樋8bとを連通させる球通路20(図1及び図9参照)と、その球通路20を流下する遊技球の個数を調整して払い出すための回転体30と、その回転体30を連続的に又は断続的に駆動する回転体駆動源としてのモータ40と、回転体30によって払い出された遊技球を計数する計数センサ50とを備えている。なお、モータ40は、例えばパルス信号によって回転制御可能なステッピングモータが用いられる。また、計数センサ50は、例えば近接センサ(非接触式センサ)などが用いられ、下流樋8bに設ける場合には、払出装置10において省略してもよい。
図8(A)、図9等に示すように、球通路20は、遊技球を上方側から下方側に導く第1球通路21と、第1球通路21を流下した遊技球を受ける球受部23を備えると共に第1球通路21を流下した遊技球を第1球通路21の誘導方向と異なる方向に導く第2球通路22と、第2球通路22で導かれた遊技球を下方側に排出する第3球通路27とによって構成されている。
まず、補給球タンク6に遊技球が補給されると、それら複数の遊技球は、補給球タンク6からタンクレール7及び上流樋8aを介して整列されつつ払出装置10まで流下する(図1参照)。そして、払出装置10まで流下した遊技球は、上流樋8aに連続するように配置された第1球通路21(供給口21a)から払出装置10に導入される。そして、図11に示すように、球通路20に設けられた球受底壁23aによって最先の遊技球Paが受け止められる(図10(A)も参照)。回転体30が動作していない状態では、回転体30の球受凹部31が球受底壁23aの上方に位置するように静止しているため、球受底壁23aに受け止められた遊技球Paは、球受凹部31の内部に収容されることになり、2番目の遊技球Pbは、最先の遊技球Paに接触して待機することになる。これにより、遊技球は、第1球通路21、上流樋8a及びタンクレール7の順に整列させられ、待機(貯留)することになる。
10…払出装置(遊技機用払出装置)
20…球通路
20w…区画壁
21…第1球通路
21a…供給口
22…第2球通路
23…球受部
23a…球受底壁
23b…支持壁
23c…外周壁
23d…内周壁
24…外周壁
25…収容部
26…長孔
27…第3球通路
27a…払出口
27b…導入口
30…回転体
31…球受凹部
31a…規制部
31b…押出部
32…羽根
33…回転軸
34…軸止孔
40…モータ(回転体駆動部)
40a…モータ出力軸
41…モータ固定部材
50…計数センサ
51…通過孔
52…上面部
53…下面部
X1…回転軸線
Pa,Pb…遊技球
Claims (5)
- 遊技球を上方側から下方側に導く第1球通路と、
前記第1球通路を流下した遊技球を受ける球受部を備えると共に前記第1球通路を流下した遊技球を前記第1球通路の誘導方向と異なる方向に導く第2球通路と、
前記第2球通路で導かれた遊技球を下方側に排出する第3球通路と、
前記球受部で受けられた遊技球を少なくとも部分的に収容する球受凹部を備えると共に、所定の中心軸を中心として回転可能に構成され、自身の回転に伴う前記球受凹部の移動により当該球受凹部に収容された遊技球を前記第3球通路側に送り出す回転体と、
前記回転体を連続的に又は断続的に駆動する回転体駆動部と、
を備え、
前記球受部には、前記第1球通路を流下する遊技球を下方側で受ける球受底壁と、前記球受底壁に隣接する位置であって且つ前記球受凹部により遊技球が移動される側とは反対側に立設され、前記球受底壁で受けられた遊技球が前記反対側に移動することを規制する支持壁と、が形成され、
前記回転体の球受凹部には、当該球受凹部に収容された遊技球を送り出す際に、当該球受凹部に収容された遊技球の回転方向先行側において該遊技球に接触して下流側への流下を規制する規制部と、当該球受凹部に収容された遊技球の回転方向後続側において該遊技球に接触して前記球受底壁に沿って押し出す押出部とが形成されており、
前記球受部の前記球受底壁は、下流側となるにつれて高位置となるように設けられていることを特徴とする遊技機用払出装置。 - 前記第2球通路の前記球受底壁は、前記第1球通路の下方位置から前記第3球通路の導入口に至るまで上り傾斜状に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機用払出装置。
- 前記回転体は、上下方向に沿った回転軸を中心として回転可能に構成され、
前記球受凹部は、前記規制部と前記押出部とが前記回転軸の半径方向に突出する凸状形態をなし且つ前記回転軸と直交する水平面に沿って移動可能とされ、
前記第2球通路は、前記球受部から前記第3球通路までの間において前記回転軸を中心とする周方向に沿って湾曲する内周壁と外周壁とを備えた溝状に構成されており、
前記規制部及び前記押出部のそれぞれが前記第2球通路の内周壁から前記第2球通路内に突出する突出量は、遊技球の半径よりも小さくなるように構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の遊技機用払出装置。 - 前記回転体は、上下方向に沿った回転軸を中心として回転可能に構成され、
前記球受凹部は、前記規制部と前記押出部とが前記回転軸の半径方向に突出する凸状形態をなし且つ前記回転軸と直交する水平面に沿って移動可能とされており、
前記回転体の回転に応じて前記押出部が前記球受底壁の上方を移動する際のいずれの位置においても、前記押出部における前記遊技球に接触する側の接触面が前記球受底壁から遊技球半径分の高さの位置を含むように配されることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の遊技機用払出装置。 - 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の遊技機用払出装置を備えることを特徴とする遊技機。
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