JP5192295B2 - 不正球検出装置 - Google Patents
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Description
前記搬送された遊技球が流入する遊技球入り口と、
該入り口に流入した遊技球が流下する通路に形成された第1のスロープと、
該第1のスロープを流下した遊技球を第2又は第3のスロープへ振り分ける振分装置と、
該振分装置により不正球と判定されて振り分けられた遊技球が流下する前記第2のスロープと、
前記振分装置により正規球と判定されて振り分けられた遊技球が流下する前記第3のスロープとから構成され、
前記振分装置は、前記第1のスロープの傾斜方向に対して直角の方向へ正規球の径よりも小さい間隔で平行に配置された2本の検査バーを有し、回転軸を中心として前記2本の検査バー上に載る遊技球の重さと分銅の重さとにより回転自在に構成され、前記2本の検査バーの間隔よりも小さい径の不正球が流下してきたとき、検査バー間を通過させて不正球を前記第2のスロープへ排出し、前記2本の検査バーの間隔よりも大きい径の正規球が流下してきたとき、検査バー上に載った正規球の重さにより回転軸を中心に回転して、前記検査バー上の正規球を前記第3のスロープへ排出させることを特徴とするものである。
2本の検査バーの間隔は正規球の直径よりも僅かに短い長さに設定されているため、遊技球の半分弱の部分は2本の検査バー間に嵌まり込んだ状態となっている。したがって、この検査バー上に載って(嵌まり込んだ状態で)回転したとしても、遊技球が検査バー上から第3のスロープへスムースに送り出されない場合も発生する。そこで本不正球検出装置では、振分装置が遊技球を検査バー上に載せて回転し、その回転が最下点まで達したとき、その遊技球を検査バー上から第3のスロープへと容易に排出することができるように、遊技球の排出を補助する手段、例えば、回転してきた遊技球に衝突して遊技球を押し出す球押出し突起を設けた。
検査バー上に載った遊技球(正規球)の重さにより振分装置が回転し、検査バー上から遊技球が送り出されたとしても、その遊技球が周囲の部材(例えば、他の遊技球、遊技球通路壁等)と衝突してはね返り、第3のスロープ(正規球通路)へ流下せずに第2のスロープ(不正球通路)へ流下してしまう虞も生じる。そこで本不正球検出装置では、正規球と判別された遊技球が、不正球を排出するための案内路(第2のスロープ上)へ進入することを防止するための手段(例えば、戻り球防止片)を振分装置に設けた。振分装置(検査バー)が回転して検査バー上の遊技球を排出した後、逆回転して回転前の元の位置へ戻る際に、この戻り球防止部材によって、第3のスロープから第2のスロープ方向へ進入してくる遊技球を第3のスロープ方向へ押し返す。
ここで、アウト球とは、上記落下の途中でいずれかの入賞口へ入賞して遊技領域から排出された遊技球およびいずれの入賞口へも入賞せずに上記アウト口へ入球して遊技領域から排出された遊技球のことをいう。また、ファウル球とは、発射装置から打ち出された遊技球のうち、遊技領域まで達することなく、すなわち遊技領域を落下することなく排出された遊技球のことをいい、遊技者によって遊技された球数とはカウントされずに遊技者の持ち球として戻される遊技球のことをいう。
ここで、貯留装置(貯留部)とは、入口と出口との間に遊技球を貯留するよう構成され、遊技機内に封入される遊技球の1/3以上の球数を貯留可能なものをいうが、実際には1/2以上の球数を貯留可能なものの方が望ましい。
ここで、封入球循環式パチンコ機とは、パチンコ機内に封入された遊技球を循環使用して遊技を行う弾球遊技機であり、実球による賞球の払い出しを行わないパチンコ機のことをいう。遊技者は遊技球が入賞口に入賞したときに賞球を獲得し、いずれの入賞口にも入賞せずアウト口に入球したときには賞球は付与されず、その遊技球を喪失する等の基本的な遊技ルールは一般的なパチンコ機と同様である。しかしながら封入球循環式パチンコ機では、遊技者は、遊技球貸出し可能金額等の有価情報を記録したプリペイド式の記録媒体、例えば磁気カード等のカード状記録媒体を、遊技機外枠に沿って配設されるカードサンドユニット(図示省略)に挿入し、必要な遊技球数をカード状記録媒体から度数減算して(持ち球数情報に変換して)貸し出し遊技を行う。遊技終了時には、精算ボタンを操作し、その時点において獲得している持ち球数情報をカード状記録媒体に記録させ、該記録媒体をカードサンドユニット外に排出させる。なお、カードサンドユニットに換えて現金サンドユニット又は現金とカードを併用したユニットを用いてもよい。
パチンコ機本体1の前面側には、一方の側部を軸に開閉自在とし、前面ガラス9を備えたガラス枠セット10が設けられている。パチンコ機本体1の中央部(前面ガラス9の裏側)には、図示を省略するが、通常のパチンコ機と同様に遊技盤が配設される。遊技盤上には遊技領域が形成されている。遊技領域には、遊技釘が植設される他、遊技球が入賞すると予め定められた数の賞球(封入式であるため実球は払い出されず賞球数に相当する持ち球数情報)が付与される複数種類の入賞口(例えば、一般入賞口、始動入賞口、大入賞口等)が設けられている。また、遊技領域の最下部には、いずれの入賞口にも入賞しなかった遊技球が入球するアウト口が設けられている。遊技球発射装置から打ち出された遊技球は、通常この遊技領域を流下し、入賞口あるいはアウト口へ入球する。入賞口、アウト口に入球した遊技球は、遊技領域から排出され遊技盤の裏側へ流下し、それぞれの排出口につながって形成されている排出通路を流下する。また、遊技球発射装置から打ち出されても遊技領域まで達しなかった遊技球は、遊技領域は流下せずファウル球としてファール球排出通路を流下する。各通路を流下した遊技球は一箇所に集合した後、後述する球循環装置の球入り口へ流入する。なお、入賞口へ入賞した遊技球およびアウト口へ入球した遊技球で、遊技領域から排出された遊技球のことをアウト球という。
前パネル12の裏側に配置されている遊技機本体1の内枠21には、遊技球の発射装置22が搭載されている。すなわち発射装置22は球循環装置11の裏側に配置されており、球循環装置11の球出口から排出される遊技球は裏側に配置された発射装置22へ送り出される。
遊技球研磨装置31は、研磨装置本体41と、該本体41に取り付けられるのスクリュー42と、バフ収納ケース43と、該収納ケース43に収納されるバフケース44及びバブ45と、バフケース蓋46と、板ばね47と、バフ収納ケース蓋48と、スクリュー駆動用のモータ49と、モータケース50から構成されている。
不正球検出装置33は、不正球検出装置本体51と、振分装置52と、蓋53から概略構成されている。振分装置52は、回転軸ブッシュ72を回転中心に回転自在であり、不正球検出装置本体51に設けられた回転軸(例えば、金属製のインサートピンからなる軸)54が回転軸ブッシュ72に挿入され、止め部材(例えば、E型止め輪)55によって固定されている。
11 球循環装置
31 遊技球研磨装置
32 遊技球貯留装置
33 不正球検出装置
34 遊技球入り口
35 発射待機球通路
36 発射球送り出し口
51 不正球検出装置本体
52 振分装置
53 蓋
54 回転軸
55 E型止め輪
56 第1のスロープ
57a、b 検査バー
58 第2のスロープ
59 第3のスロープ
60 不正球排出口
61 正常球排出口
65 位置決め突起
70 戻り防止手段(戻り球防止片)
75 排出補助手段(突起部分)
Claims (5)
- 遊技球を搬送する搬送通路で正規球中に混入された不正球を検出・排除する不正球検出装置において、
前記搬送された遊技球が流入する遊技球入り口と、
該入り口に流入した遊技球が流下する通路に形成された第1のスロープと、
該第1のスロープを流下した遊技球を第2又は第3のスロープへ振り分ける振分装置と、
該振分装置により不正球と判定されて振り分けられた遊技球が流下する前記第2のスロープと、
前記振分装置により正規球と判定されて振り分けられた遊技球が流下する前記第3のスロープとから構成され、
前記振分装置は、前記第1のスロープの傾斜方向に対して直角の方向へ正規球の径よりも小さい間隔で平行に配置された2本の検査バーを有し、回転軸を中心として前記2本の検査バー上に載る遊技球の重さと分銅の重さとにより回転自在に構成され、前記2本の検査バーの間隔よりも小さい径の不正球が流下してきたとき、検査バー間を通過させて不正球を前記第2のスロープへ排出し、前記2本の検査バーの間隔よりも大きい径の正規球が流下してきたとき、検査バー上に載った正規球の重さにより回転軸を中心に回転して、前記検査バー上の正規球を前記第3のスロープへ排出させることを特徴とする不正球検出装置。 - 前記2本の検査バー上で振分検査されている遊技球を、検査待ちをしている前記第1のスロープ上の次の遊技球が追い越し可能な構造の遊技球通路としたことを特徴とする請求項1に記載の不正球検出装置。
- 前記2本の検査バー上に載って回転した遊技球を、該2本の検査バー上から前記第3のスロープへ排出させる補助をするための球押出し突起が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の不正球検出装置。
- 前記振分装置の回転により前記2本の検査バー上から排出された遊技球が、上記第2のスロープへ進入しないようにするための戻り球防止部材を設けたことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の不正球検出装置。
- 遊技機内に封入された遊技球をハンドル操作によって発射装置から打ち出し、遊技盤上に形成された遊技領域を流下してアウト球となった前記遊技球、あるいは前記遊技領域を流下せずにファウル球となった前記遊技球を回収して前記発射装置に送り、前記遊技球を循環して使用する封入球循環式遊技機に設けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の不正球検出装置。
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