JP5236349B2 - 封入球循環式遊技機 - Google Patents
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Description
前記回収された遊技球の中に、不正球が混入されているか否かを検出し、不正球と判定された遊技球を循環している流路外へ排出するための不正球検出装置と、
所定数の遊技球を貯留可能な遊技球貯留装置と、
下部から流入した遊技球を揚送すると共に、研磨する遊技球研磨装置と、
からなる球循環装置を備え、
前記不正球検出装置、遊技球貯留装置および遊技球研磨装置を、1プレートの同一面上に取り付けたことを特徴とする封入球循環式遊技機。
ここで、アウト球とは、上記落下の途中でいずれかの入賞口へ入賞して遊技領域から排出された遊技球およびいずれの入賞口へも入賞せずに上記アウト口へ入球して遊技領域から排出された遊技球のことをいう。また、ファウル球とは、発射装置から打ち出された遊技球のうち、遊技領域まで達することなく、すなわち遊技領域を落下することなく排出された遊技球のことをいい、遊技者によって遊技された球数とはカウントされずに遊技者の持ち球として戻される遊技球のことをいう。
一般的にぱちんこホールで使用している遊技球の規格は11.00±0.01mmとされている。したがって、装置自体の誤差等を考慮して10.90mm未満の遊技球を不正球と定義する。
ここで、貯留装置(貯留部)とは、入口と出口との間に遊技球を貯留するよう構成され、遊技機内に封入される遊技球の1/3以上の球数を貯留可能なものをいうが、実際には1/2以上の遊技球を貯留可能なものの方が望ましい。
前記回収された遊技球の中に、不正球が混入されているか否かを検出するための不正球検出装置と、
所定数の遊技球を貯留可能な遊技球貯留装置と、
下部から流入した遊技球を揚送すると共に、研磨する遊技球研磨装置と、
からなる球循環装置を備え、
前記不正球検出装置、遊技球貯留装置および遊技球研磨装置を、1プレートの同一面上に取り付けると共に、
前記1プレートの同一面上に取り付けた前記不正球検出装置、遊技球貯留装置および遊技球研磨装置は、前記遊技機の前記遊技盤が搭載される枠の前面側であって、且つ前記遊技盤の下部に配設されていることを特徴とするものである。
上記各装置から構成される球循環装置を遊技機の前面側であって、且つ遊技盤の下部に配設したことにより、遊技機の前側からフロントオーナメントを取り外すだけで容易に球循環装置のメンテナンスを行うことができる。
球循環装置に設けられた球入り口から該装置内に流入した遊技球は、球循環装置を構成する各装置内および球循環装置内に形成された球循環通路(前記各装置間を繋ぐ通路を含む)を流下する。本封入球循環式遊技機では、球循環装置の前記各装置のうち、先ず、不正球検出装置へ遊技球が流入するように構成した。これにより不正行為によって不正球が混入された場合にも、いち早く不正球を分別・検知することができ、不正遊技行為を防止することができる。
本封入球循環式遊技機では、球循環装置の前記各装置のうち、先ず、遊技球研磨装置へ遊技球が流入するように構成した。遊技球研磨装置には、該装置内に順次1球ずつ遊技球が取り込まれる。したがって、遊技球研磨装置を最初の位置に配置させることにより、取り込まれた各遊技球を確実に研磨し、同時にその遊技球を一列に整列させ、それ以後の球循環装置内の球詰まりの発生を最小限に抑える。また、上記1球ずつ遊技球が取り込まれるので、遊技球研磨装置内のスクリューによる球送り間隔を所定間隔空けること、すなわち該装置に取り込まれる各遊技球間を所定の距離あるいは所定の時間空けることができ、その後に配置される不正球検出装置にも遊技球が隙間なく連続して流入することがないので、該装置における不正球検出精度を上げることができる。
本封入球循環式遊技機では、球循環装置の前記各装置のうち、先ず、遊技球貯留装置へ遊技球が流入するように構成した。球循環装置は遊技機の前面側で、遊技盤の下部に配設されている。回収された遊技球(アウト球およびファウル球)は、球循環装置よりも上部から、球循環装置の上部分に設けられた球入り口へ流入する。したがって、この球入り口に続いて葛折形状の遊技球貯留装置を配置させれば、球循環装置の上下方向において上部から下部までの広いスペース(球循環装置が取り付けられる前パネルの上下方向においても同様)に貯留部分を設けることができ、より多くの遊技球を貯留することができる。
本封入球循環式遊技機では、球循環装置の前記各装置のうち、少なくとも遊技球貯留装置よりも前に不正球検出装置を配置させる構成とした。球循環装置を構成する各装置は上記のように前パネルに取り付けられているため、不正球を遊技機内へ混入させるには遊技領域のアウト口から流入させ、アウト口に続く排出通路を流下させた後、球循環装置の球入り口へ流入させる方法が取られやすい。仮に、直接、球循環装置へ不正球を混入させようとする場合には、前パネルに取り付けられた各装置を一旦、取り外さなければならず不正行為者にとって面倒な作業となる。したがって上記のような混入方法を取られる可能性が高い。そこで、遊技球貯留部よりも前に不正球検出装置を配置させる構成とすることで、上記のようにして球循環装置の球入り口から流入してくる不正球を不正球検出装置によって検出・排除でき、その後に配置される遊技球貯留装置へは不正球を流入させないようにする。これにより不正球が混入されても不正球によって遊技球貯留装置がオーバーフローすることはなく、遊技を中断させずに不正遊技を防ぐことができる。
本封入球循環式遊技機では、球循環装置の前記各装置のうち、少なくとも遊技球研磨装置よりも前に不正球検出装置を配置させる構成とした。球循環装置を構成する各装置は上記のように前パネルに取り付けられているため、不正球を遊技機内へ混入させるには遊技領域のアウト口から流入させ、アウト口に続く排出通路を流下させた後、球循環装置の球入り口へ流入させる方法が取られやすい。仮に、直接、球循環装置へ不正球を混入させようとする場合には、前パネルに取り付けられた各装置を一旦、取り外さなければならず不正行為者にとって面倒な作業となる。したがって上記のような混入方法を取られる可能性が高い。そこで、遊技球研磨装置よりも前に不正球検出装置を配置させる構成とすることで、上記のような手段で球循環装置の球入り口から流入される不正球を不正球検出装置によって検出・排除する。したがって、その後に配置される遊技球研磨装置へは不正球が流入することはなく、研磨装置の隙間にサイズの小さな不正球が入り込み球ガミ等により研磨装置を破損させる等の不具合を防止することができる。
本封入球循環式遊技機では、球循環装置の前記各装置のうち、少なくとも遊技球貯留装置よりも前に不正球検出装置を配置させる構成とした。これにより、不正球が遊技球貯留装置に混入されたとしても、その後に配置される不正球検出装置によって不正球を発射前に確実に排除することができ不正遊技を防止することができる。
本封入球循環式遊技機では、球循環装置の前記各装置のうち、少なくとも遊技球研磨装置よりも前に遊技球貯留装置を配置させる構成とした。球循環装置は遊技機の前面側で、遊技盤の下部に配設されている。回収された遊技球(アウト球およびファウル球)は、球循環装置よりも上部から、球循環装置の上部分に設けられた球入り口へ流入する。したがって、この球入り口に続いて葛折形状の遊技球貯留装置を配置させれば、球循環装置の上下方向において上部から下部までの広いスペース(球循環装置が取り付けられる前パネルの上下方向においても同様)に貯留部分を設けることができ、より多くの遊技球を貯留することができる。貯留された遊技球が遊技球貯留装置から送り出される出口は遊技球貯留装置の下部に設けられている。遊技球研磨装置は遊技球を研磨しながら揚送する機能を有しており、該装置の遊技球の流入口は下部に設けられている。また、球循環装置によって搬送された遊技球は遊技球発射装置へと送り出されるが、球循環装置の球送り出し口は該装置の上部に位置している。したがって、遊技球研磨装置の前に遊技球貯留装置を配置させ、それらの上記出口と流入口とを接続して遊技球貯留装置から遊技球研磨装置へと遊技球を送り出してやれば、遊技球貯留装置に貯留した多くの遊技球を遊技球研磨装置により研磨しながら揚送して、上部に設けられた球送り出し口へと至らすことができ非常に効率のよい構成とすることができる。また、遊技球研磨装置には、該装置内に順次1球ずつ遊技球が取り込まれるので、遊技球は研磨されながら同時に一列に整列される。したがって、遊技球研磨装置の前に配置する遊技球貯留装置では遊技球を整列させておく必要がなく、また、遊技球貯留部内の通路は必ずしも一列である必要はなく、自由な形状とすることができる。
本封入球循環式遊技機では、球循環装置の前記各装置のうち、少なくとも不正球検出装置よりも前に遊技球研磨装置を配置させる構成とした。遊技球研磨装置には、順次1球ずつ遊技球が取り込まれる。したがって、遊技球研磨装置により、取り込まれた各遊技球を確実に研磨することができ、同時にその遊技球を揚送しながら一列に整列させることができる。また、遊技球研磨装置内に設けられたスクリューの回転に伴って遊技球が1球ずつ該装置内に取り込まれるので、該装置内における球送り間隔を所定間隔空けること、すなわち該装置に取り込まれる各遊技球間を所定の距離あるいは所定の時間空けることができる。そして、スクリューの回転速度を一定にして球送り速度を一定にすれば、遊技球研磨装置の後に配置される不正球検出装置への遊技球送り出し間隔を一定にでき、不正球検出装置での不正球選別処理間隔が一定になるので、不正球の検出動作がより確実となる。
本封入球循環式遊技機では、球循環装置の前記各装置のうち、少なくとも遊技球貯留装置よりも前に遊技球研磨装置を配置させる構成とした。遊技球研磨装置には、順次1球ずつ遊技球が取り込まれる。したがって、遊技球研磨装置により、取り込まれた各遊技球を確実に研磨し、同時にその遊技球を揚送しながら一列に整列させることができる。そして、遊技球研磨装置の後ろに配置された遊技球貯留装置にこの整列された遊技球を一列に貯留することにより、球循環装置内での遊技球の球詰まりの発生を最小に抑えることができる。
本封入球循環式遊技機では、球循環装置の前記各装置のうち、最後に不正球検出装置へ遊技球が流入するように構成した。これにより、球循環装置から遊技球発射装置へ遊技球が送り出される直前での不正球検出、すなわち発射直前での不正球検出となるので、たとえ循環経路の途中で不正球が混入されたとしても発射直前で確実に排除する。また、球循環装置に該装置から遊技球発射装置へ遊技球を送り出すための発射球送り機構を設け、不正球検出装置を上記発射球送り機構の動作と連動させて不正球を検出する機構とすれば、遊技球の発射のタイミングと遊技球が不正球か否かの検出タイミングとを同期させることができ、不正球か否かの検出を所定間隔空けて(連続して流れてくる遊技球間隔通りではなく)行うことができるので、より確実に不正球を検出することができる。
本封入球循環式遊技機では、球循環装置の前記各装置のうち、最後に遊技球研磨装置へ遊技球が流入するように構成した。遊技球研磨装置には、順次1球ずつ遊技球が取り込まれる。したがって、遊技球研磨装置により、取り込まれた各遊技球を確実に研磨し、同時にその遊技球を揚送しながら一列に整列させることができる。これにより、球循環装置から遊技球発射装置へ遊技球が送り出される前の球循環装置における循環の最終段階で遊技球研磨装置により遊技球を整列させることができるので、遊技球発射のための遊技球整列機構を別途設ける必要がなく、球循環装置のコンパクト化を図ることができる。また、遊技球研磨装置によって球循環装置から遊技球発射装置へ送り出される遊技球の送り出し速度を、遊技球発射装置から発射される遊技球の発射間隔(発射速度)と同調させるようにすれば、発射装置への安定した遊技球の供給が可能となる。例えば、遊技球発射装置から1球遊技球を発射したら、遊技球研磨装置によって1球遊技球を送り出すように同調させてもよいし、あるいは遊技球発射装置からの1回の発射に対して、遊技球研磨装置から2球送り出して1回休むように間欠的に同調させてもよい。
本封入球循環式遊技機では、球循環装置の前記各装置のうち、最後に遊技球貯留装置へ遊技球が流入するように構成した。これにより、球循環装置から遊技球発射装置へ遊技球が送り出される直前に遊技球貯留装置が配置されるため、該装置に貯留されている遊技球の球数により封入球の過不足を管理する構成とすれば、最低限の貯留数を切ったときに、すなわち最後の段階(それ以降の段階で遊技球不足の原因が発生する可能性が極めて少ない段階)で封入球の不足異常を検出し、発射球不足の遊技状態を回避することができる。
ここで、封入球循環式パチンコ機とは、パチンコ機内に封入された遊技球を循環使用して遊技を行う弾球遊技機であり、実球による賞球の払い出しを行わないパチンコ機のことをいう。遊技者は遊技球が入賞口に入賞したときに賞球を獲得し、いずれの入賞口にも入賞せずアウト口に入球したときには賞球は付与されず、その遊技球を喪失する等の基本的な遊技ルールは一般的なパチンコ機と同様である。しかしながら封入球循環式パチンコ機では、遊技者は、遊技球貸出し可能金額等の有価情報を記録したプリペイド式の記録媒体、例えば磁気カード等のカード状記録媒体を、遊技機外枠に沿って配設されるカードサンドユニット(図示省略)に挿入し、必要な遊技球数をカード状記録媒体から度数減算して(持ち球数情報に変換して)貸し出し遊技を行う。遊技終了時には、精算ボタンを操作し、その時点において獲得している持ち球数情報をカード状記録媒体に記録させ、該記録媒体をカードサンドユニット外に排出させる。なお、カードサンドユニットに換えて現金サンドユニット又は現金とカードを併用したユニットを用いてもよい。
パチンコ機本体1の前面側には、一方の側部を軸に開閉自在とし、前面ガラス9を備えたガラス枠セット10が設けられている。パチンコ機本体1の中央部(前面ガラス9の裏側)には、図示を省略するが、通常のパチンコ機と同様に遊技盤が配設される。遊技盤上には遊技領域が形成されている。遊技領域には、遊技釘が植設される他、遊技球が入賞すると予め定められた数の賞球(封入式であるため実球は払い出されず賞球数に相当する持ち球数情報)が付与される複数種類の入賞口(例えば、一般入賞口、始動入賞口、大入賞口等)が設けられている。また、遊技領域の最下部には、いずれの入賞口にも入賞しなかった遊技球が入球するアウト口が設けられている。遊技球発射装置から打ち出された遊技球は、通常この遊技領域を流下し、入賞口あるいはアウト口へ入球する。入賞口、アウト口に入球した遊技球は、遊技領域から排出され遊技盤の裏側へ流下し、それぞれの排出口につながって形成されている排出通路を流下する。また、遊技球発射装置から打ち出されても遊技領域まで達しなかった遊技球は、遊技領域は流下せずファウル球としてファール球排出通路を流下する。各通路を流下した遊技球は一箇所に集合した後、後述する球循環装置の球入り口へ流入する。なお、入賞口へ入賞した遊技球およびアウト口へ入球した遊技球で、遊技領域から排出された遊技球のことをアウト球という。
前パネル12の裏側に配置されている遊技機本体1の内枠21には、遊技球の発射装置22が搭載されている。すなわち発射装置22は球循環装置11の裏側に配置されており、球循環装置11の球出口から排出される遊技球は裏側に配置された発射装置22へ送り出される。
遊技球研磨装置31は、研磨装置本体41と、該本体41に取り付けられるのスクリュー42と、バフ収納ケース43と、該収納ケース43に収納されるバフケース44及びバブ45と、バフケース蓋46と、板ばね47と、バフ収納ケース蓋48と、スクリュー駆動用のモータ49と、モータケース50から構成されている。
不正球検出装置33は、不正球検出装置本体51と、振分装置52と、蓋53から構成されている。振分装置52は、不正球検出装置本体51の回転軸54に止め部材55によって回転自由に固定される。止め部材55としては、例えば、E型止め輪が使用される。
すなわち、検査される遊技球の重さにより振分装置52が回転動作を行ない、検査バー57a、57b間から検査されている遊技球が抜け出す前に、次に検査待ちをしている遊技球が、その検査されている遊技球を乗り越え追い越して、すなわち検査待ちをしていた遊技球が不正球か否かの検査を受けずにスロープ59上を流下し、正常球排出口61から排出されるようにする。この追い越し構造により、不正球検出装置33内での球ガミの発生を防止することができる。また、一回の循環で完全には不正球を検出・排除することはできないが、数回の循環を行えば全ての遊技球の検査を行うことができる。
図8は、不正球検出装置33を一番上流側に配置し、それ以外の装置の配置の順番を特定しないようにした形態の球循環装置11である。回収されたアウト球およびファウル球は、球循環装置11の球入り口34に流入した後、最初に不正球検出装置33に流入する。斜線で示されている領域70内の各装置(ここでは遊技球貯留装置32と遊技球研磨装置31)の配置の順番は不定であり、遊技球貯留装置32、遊技球研磨装置31の順番であっても、あるいはその逆でもよい。各装置間は通路71によって接続されている(以下に説明する形態においても同様とする)。このような構成にすることにより、不正行為によって不正球が混入された場合にも、いち早く不正球を分別・検知することができ、不正遊技行為を防止することができる。
図11は、不正球検出装置33と遊技球貯留装置32の配置の順番を特定し、それ以外の装置、すなわち遊技球研磨装置31の配置の順番を特定しないようにした形態の球循環装置11である。回収されたアウト球およびファウル球は、不正球検出装置33に流入し通過した後に遊技球貯留装置32へ流入する。つまり遊技球貯留装置32に流入する前に不正球検出装置33に流入する。斜線で示されている領域70a内の装置(ここでは遊技球研磨装置31)の配置の順番は不定である。すなわちこの形態では、不正球検出装置33の次に遊技球貯留装置32が配置され、その次に遊技球研磨装置31が配置されているが、この順番に限定されず、不正球検出装置33と遊技球貯留装置32の間の斜線領域70b、あるいは球入り口34と不正球検出装置33の間の斜線領域70cに遊技球研磨装置31を配置するようにしてもよい。
図17は、不正球検出装置33を一番下流側に配置し、それ以外の装置の配置の順番を特定しないようにした形態の球循環装置11である。回収されたアウト球およびファウル球は、遊技球貯留装置32及び遊技球研磨装置31を循環した後、最後に不正球検出装置33に流入する。斜線で示されている領域70の各装置(ここでは遊技球研磨装置31と遊技球貯留装置32)の配置の順番は不定であり、遊技球研磨装置31、遊技球貯貯留装置32の順番であっても、あるいはその逆でもよい。このような構成とすることにより、球循環装置11から遊技球発射装置22へ遊技球が送り出される直前での不正球検出、すなわち発射直前での不正球検出となるので、たとえ循環経路の途中で不正球が混入されたとしても発射直前で確実に排除することができる。また、球循環装置11に該装置11から遊技球発射装置22へ遊技球を送り出すための発射球送り機構を設け、不正球検出装置33を上記発射球送り機構の動作と連動させて不正球を検出する機構とすれば、遊技球の発射のタイミングと遊技球が不正球か否かの検出タイミングとを同期させることができ、不正球か否かの検出を連続して流れてくる遊技球間隔通りではなく所定間隔(遊技球の発射間隔)空けて行うことができるので、より確実に不正球を検出することができる。
2 フロントオーナメント
11 球循環装置
12 前パネル(取り付けベース部材)
21 内枠
22 発射装置
31 遊技球研磨装置
32 遊技球貯留装置
33 不正球検出装置
34 球入り口
35 発射待機球通路
36 発射球送り出し口
42 スクリュー
45 バフ
52 振分装置
57a、b 検査バー
Claims (2)
- 遊技機内に封入した所定数の遊技球をハンドル操作によって発射装置から打ち出し、遊技盤上に形成された遊技領域を流下してアウト球となった前記遊技球を回収して前記発射装置に送り、前記遊技球を循環して使用する封入球循環式遊技機において、
前記回収された遊技球の中に、不正球が混入されているか否かを検出し、不正球と判定された遊技球を循環している流路外へ排出するための不正球検出装置と、
所定数の遊技球を貯留可能な遊技球貯留装置と、
下部から流入した遊技球を揚送すると共に、研磨する遊技球研磨装置と、
からなる球循環装置を備え、
前記不正球検出装置、遊技球貯留装置および遊技球研磨装置を、1プレートの同一面上に取り付けたことを特徴とする封入球循環式遊技機。 - 遊技機内に封入した所定数の遊技球をハンドル操作によって発射装置から打ち出し、遊技盤上に形成された遊技領域を流下してアウト球となった前記遊技球を回収して前記発射装置に送り、前記遊技球を循環して使用する封入球循環式遊技機において、
前記回収された遊技球の中に、不正球が混入されているか否かを検出するための不正球検出装置と、
所定数の遊技球を貯留可能な遊技球貯留装置と、
下部から流入した遊技球を揚送すると共に、研磨する遊技球研磨装置と、
からなる球循環装置を備え、
前記不正球検出装置、遊技球貯留装置および遊技球研磨装置を、1プレートの同一面上に取り付けると共に、
前記1プレートの同一面上に取り付けた前記不正球検出装置、遊技球貯留装置および遊技球研磨装置は、前記遊技機の前記遊技盤が搭載される枠の前面側であって、且つ前記遊技盤の下部に配設されていることを特徴とする封入球循環式遊技機。
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