JPH10179897A - 遊技機装置 - Google Patents

遊技機装置

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Publication number
JPH10179897A
JPH10179897A JP33959196A JP33959196A JPH10179897A JP H10179897 A JPH10179897 A JP H10179897A JP 33959196 A JP33959196 A JP 33959196A JP 33959196 A JP33959196 A JP 33959196A JP H10179897 A JPH10179897 A JP H10179897A
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JP
Japan
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game
tank
machines
pachinko
polishing
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Application number
JP33959196A
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English (en)
Inventor
Takatoshi Takemoto
孝俊 武本
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Ace Denken KK
Original Assignee
Ace Denken KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】遊技媒体を2台一組の遊技機で循環使用するこ
とで、遊技機島全体の空間利用率の向上と、遊技媒体の
循環に必要な装置の小規模化を実現する。 【解決手段】2台の遊技機11に、遊技に使用した遊技
媒体を循環再使用する共用の還元機構20を設け、還元
機構に遊技機の背面上部に配設し、遊技に使用する遊技
媒体を貯留し、各遊技機の遊技媒体供給タンク12へ遊
技媒体を補給する貯留部21と、遊技機の背面下部に配
設し、遊技の使用後に排出した遊技媒体を収容するアウ
トタンク22と、そこに排出された遊技媒体を回収する
ための回収タンク23と、アウトタンクと回収タンクと
の間に設けた遊技媒体を研磨するための研磨部24と、
貯留部に遊技媒体を補給すべく回収タンクに回収された
遊技媒体を揚送する揚送部25とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、並設した2台の遊
技機または背中合わせに立設した2台の遊技機に、遊技
の実行に使用した遊技媒体を循環して再使用する共用の
還元機構を設けた遊技装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の遊技装置としては、例え
ば、特開平2−252481号に示すようなものがあ
る。
【0003】すなわち、いわゆる完全島還元システムに
設置された遊技装置で、遊技媒体の回収、研磨及び補給
等を遊技機島単位で還元して行うため遊技装置は従来の
遊技機が設置されていた。
【0004】また、一フロア全体で行う還元システム、
さらに、遊技店全体で行う全店還元システムもあるが、
これらのシステムにおいては、何れも遊技機島内部にお
ける遊技媒体の供給装置は同一原理によるもので、ゲー
ムで使用された遊技媒体を島下段内に斜設した回収樋に
よって回収した後に研磨し、島上段内に設けた補給タン
クに揚上し、そこから傾斜をつけた補給樋で各遊技機及
び台間玉貸し機の上方まで搬送して供給していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の、システムにおいては、遊技機島上段に遊技
機島に設置した全遊技機へ遊技媒体を補給するための補
給タンクを設けるスペースが必要となり、また島下段に
は使用球の回収樋に傾斜をつけるためのスペースが必要
となって島全体が高くなるとともに遊技機島全体の構造
が大柄になるという問題点があった。
【0006】また、島下段部はそのほとんどが回収樋に
傾斜を付けるために必要とされ、そのためスペースの省
略はほとんどできず、遊技者の膝が腰板にぶつかり窮屈
であるという問題点があった。
【0007】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、遊技媒体を2台一組の遊技機で循
環使用する遊技装置とすることで、遊技機島全体の空間
利用率の向上と、遊技媒体を循環させるのに必要な装置
の小規模化を実現することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの要旨とするところは、次の各項に存する。
【0009】1.並設した2台の遊技機(11、11)
に、遊技の実行に使用した遊技媒体を循環して再使用す
る共用の還元機構(20)を設けた遊技装置(10)で
あって、前記還元機構(20)は、前記並設した2台の
遊技機(11、11)の背面上部に配設し、遊技の実行
に使用する遊技媒体を貯留し、各遊技機(11、11)
の遊技媒体供給タンク(12、12)へ遊技媒体を補給
するための貯留部(21、21)と、前記並設した2台
の遊技機(11、11)の背面下部に配設し、遊技の実
行に使用された後に排出される遊技媒体を収容するアウ
トタンク(22、22)と、該アウトタンク(22、2
2)に排出された遊技媒体を回収するための回収タンク
(23)と、前記アウトタンク(22、22)と前記回
収タンク(23)との間に設けた遊技媒体を研磨するた
めの研磨部(24、24)と、前記貯留部(21、2
1)に遊技媒体を補給すべく研磨後に前記回収タンク
(23)に回収された遊技媒体を揚送する揚送部(2
5)とを具備することを特徴とする遊技装置(10)。
【0010】2.背中合わせに立設した2台の遊技機
(11a、11a)に、遊技の実行に使用した遊技媒体
を循環して再使用する共用の還元機構(20)を設けた
遊技装置(10)であって、前記還元機構(20)は、
前記背中合わせに立設した2台の遊技機(11a、11
a)の背面側上部に配設し、遊技の実行に使用する遊技
媒体を貯留し、各遊技機(11a、11a)の遊技媒体
供給タンク(12、12)へ遊技媒体を補給するための
貯留部(21、21)と、前記背中合わせに立設した2
台の遊技機(11a、11a)の背面側下部に配設し、
遊技の実行に使用された後に排出される遊技媒体を収容
するアウトタンク(22、22)と、該アウトタンク
(22、22)に排出された遊技媒体を回収するための
回収タンク(23)と、前記アウトタンク(22、2
2)と前記回収タンク(23)との間に設けた遊技媒体
を研磨するための研磨部(24、24)と、前記貯留部
(21、21)に遊技媒体を補給すべく研磨後に前記回
収タンク(23)に回収された遊技媒体を揚送する揚送
部(25)とを具備することを特徴とする遊技装置(1
0)。
【0011】3.前記貯留部(21、21)は前記2台
の遊技機(11、11;11a、11a)の各々に設け
たことを特徴とする項1または2に記載の遊技装置(1
0)。
【0012】4.前記貯留部(21)は前記2台の遊技
機(11、11;11a、11a)で共用可能に形成し
たことを特徴とする項1または2に記載の遊技装置(1
0)。
【0013】次に作用を説明する。
【0014】並設した2台の前記遊技機(11、11)
の何れかまたは双方で遊技が開始されると、遊技が継続
されている間、前記遊技媒体供給タンク(12、12)
に貯留されている遊技媒体は順次遊技の実行に使用さ
れ、その後、全ての遊技媒体が前記各遊技機(11、1
1)毎にその背面下部に配設した前記アウトタンク(2
2、22)に排出される。
【0015】前記各アウトタンク(22、22)に排出
された遊技媒体はそれぞれ前記回収タンク(23)へと
流下するが、その途中で前記研磨部(24、24)によ
って研磨される。その後、更に流下して前記回収タンク
(23)に回収される。
【0016】前記回収タンク(23)に回収された研磨
済みの遊技媒体は、揚送部(25)によって順次揚送さ
れ、前記各遊技機(11、11)毎に各背面上部に配設
した貯留部(21、21)に貯留される。
【0017】貯留部(21、21)に貯留された遊技媒
体は、遊技機(11、11)で遊技が行われ、前記遊技
媒体供給タンク(12、12)内の遊技媒体が一定量を
下回ると前記遊技媒体供給タンク(12、12)に補給
される。その際、補給数が計数される。
【0018】このようにして、並設した2台の前記遊技
機(11、11)で使用される遊技媒体は還元機構(2
0)によって循環されながら再使用される。
【0019】したがって、遊技機を設置する遊技機島の
スペース効率が良くなるとともに、遊技機を遊技客に遊
技媒体自体の払出しは全く行わず遊技の終了時に遊技者
の保有する媒体数を記録媒体に記録して発行するタイプ
のもの或いは、少数の所定量の払出しを行った後は遊技
媒体自体の払出しは行わず遊技の終了時に遊技者の保有
する媒体数を記録媒体に記録して発行するタイプのもの
にすれば、遊技機島全体で必要とする遊技媒体の量を大
幅に減少させることができる。
【0020】なお、前記貯留部(21)は前記2台の遊
技機(11、11;11a、11a)で共用可能に形成
したものでもよい。
【0021】また、2台の遊技機は背中合わせに立設し
たものであってもよい。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の一実
施の形態を説明する。
【0023】図1から図3は本発明の一の実施の形態を
示している。
【0024】図示した遊技機11は遊技媒体としてのパ
チンコ球を用い、ハンドル34の操作によって遊技盤面
30内にパチンコ球を打ち出して入賞口31、31…に
入賞させて賞球を得て楽しむパチンコ機である。
【0025】図1に示し、図3に略示したように、遊技
装置10は並設した2台のパチンコ機11、11と、そ
れらの背面側に2台のパチンコ機11、11で共用して
パチンコ球を循環させるための還元機構20が設けられ
ている。
【0026】還元機構20は2台のパチンコ機11、1
1で遊技の実行に使用されたパチンコ球を循環して再使
用するためのものであって、パチンコ球11、11の背
面上部に配設したパチンコ球の貯留部21、21と、パ
チンコ機11、11の背面下部に配設したアウトタンク
22、22と、アウトタンク22、22よりも下位に配
置した回収タンク23と、アウトタンク22、22と回
収タンク23との間にパチンコ球を研磨するために設け
たパチンコ球の研磨部24、24と、研磨後に回収タン
ク23に回収されたパチンコ球を貯留部21、21に補
給すべく揚送する揚送部25とを具備している。
【0027】貯留部21は遊技に使用するためのパチン
コ球を貯留するためのタンクであり、計数機C1を介し
てパチンコ機11の遊技媒体供給タンク12およびパチ
ンコ球貸出し機構40と接続されている。遊技媒体供給
タンク12は遊技盤面30よりも上位に配設されてい
る。
【0028】遊技盤面30の下位には集合タンク35が
配設されており、遊技中、遊技盤面30に打ち出された
パチンコ球は図2に示した入賞口31、31…あるいは
アウト口32のいずれに入ったものであっても全て集合
タンク35に収容される。
【0029】集合タンク35の下方に設けた計数機C2
は、集合タンク35に収容されたパチンコ球を計数する
ものであり、上記した計数機C1とともにパチンコ機1
1で使用されるパチンコ球の数の管理に必要なデータを
得るためのものである。
【0030】パチンコ機11の背面下部に配設したアウ
トタンク22は、計数機C2によって計数されたパチン
コ球を貯留するものである。
【0031】アウトタンク22の下方には回収タンク2
3が配設されており、両者の間は球流路26によって連
通されている。アウトタンク22と回収タンク23との
間に設けられた研磨部24はアウトタンク22内にパチ
ンコ球があると作動するモータと、球流路26内を流下
するパチンコ球に側面から接触しつつモータに駆動され
て回転する研磨材とを備えている。研磨部24はパチン
コ球の直径よりやや大きい内径を有する筒体にて構成さ
れ、筒体の内部には6ナイロンまたは66ナイロン等の
研磨材が貼付されている。研磨部24はカセット型で嵌
脱可能に構成されており、研磨材が汚れたときに取り替
えることができる。
【0032】研磨部24から回収タンク23までの間
は、球流路26が下向するように設けられている。回収
タンク23は逆円錐台のような摺鉢状に形成されている
ので、研磨部24で研磨されたパチンコ球は自然に回収
タンク23の底部に集まるようになっている。
【0033】回収タンク23の底部中央には、パチンコ
球を揚送するための揚送部25が立設されている。揚送
部25はパイプ状の筒体の内部に底部から頭部へ至る螺
旋状のパチンコ球揚送手段(図示せず)を内装したもの
で、駆動装置(図示せず)によって回転させることでパ
チンコ球を揚送するものである。
【0034】揚送部25の頭部には揚送されたパチンコ
球を2台のパチンコ機11、11のために分配して貯留
するための補給タンク27が配設されている。補給タン
ク27の底面は中心を境に2台の各パチンコ機11、1
1側へ下向しているので、補給タンク27へ送られたパ
チンコ球は自然に振り分けられる。
【0035】補給タンク27から各パチンコ機11、1
1の各貯留部21、21へはパチンコ球を流下させて補
給するための補給流路28、28が設けられている。
【0036】ここで、パチンコ機11、11は1台当た
りが使用するパチンコ球を少なくするため、パチンコ球
を循環再使用し、且つ、特定の状況下ではパチンコ球自
体の払出しを停止しつつゲームの継続を可能としたもの
である。例えば、図1と図2に記載したパチンコ機11
は、1台当たりのパチンコ球を300乃至2,000個
とし、遊技者が獲得し保有しているパチンコ球の数が所
定の許容数を超えるまでは通常のパチンコ機の様に前皿
33に賞球として実際にパチンコ球を払出し、所定の許
容数を超えている状態ではパチンコ球自体の賞球の払出
しは行わず、該状態の間に遊技者が獲得し保有するパチ
ンコ球はその数の表示を保有球数表示部60に表示し、
遊技終了時にパチンコ球が遊技者に保有されているとき
は、該パチンコ球は取り込んで精算手段50によって保
有数を記録した記録媒体を遊技者に発行する機種であ
る。
【0037】精算手段50には、精算ボタン51、球追
加ボタン52、磁気カード挿入口53、記録媒体排出口
54および金額設定ボタン55が設けられている。
【0038】金額設定ボタン55は遊技の開始の際、磁
気カード挿入口53にプリペイドカードを投入し、プリ
ペイドカードの残金内でパチンコ球貸出し機構40から
パチンコ球の貸出しを受ける金額を設定するためのもの
である。球追加ボタン52は保有球数表示部60に表示
された遊技者の保有球数から、一回の操作について所定
数を前皿33に払い出させるためのものである。精算ボ
タン51は、ゲーム終了時に操作して、前皿33にパチ
ンコ球がある場合にはそれを取り込んで保有球数表示部
60に表示された保有球数に加算して遊技者の総保有球
数を記録媒体に記録して記録媒体排出口54から発行さ
せるものである。
【0039】なおパチンコ機11、11を1台当たりが
使用するパチンコ球を遊技盤面30上に打出し可能な最
大数のパチンコ球が打ち出され、尚且つその状態を維持
できる最小限の数、例えば15〜20個とし、遊技に入
賞口31、31…にパチンコ球が入賞してもパチンコ球
自体の賞球の払出しは行わず、遊技者の保有球数表示部
60に表示し、遊技終了時にパチンコ球が遊技者に保有
されているときは、精算手段50によって総保有数を記
録した記録媒体を遊技者に発行する機種としてもよい。
【0040】次に作用を説明する。
【0041】パチンコ機11によるゲームを開始する際
は、プリペイドカードを図2に示した磁気カード挿入口
53に挿入し、金額設定ボタン55によってパチンコ球
の貸出しを受ける金額を設定する。
【0042】金額が設定されると、それに応じた数のパ
チンコ球が図1に示したパチンコ球貸出し機構40から
前皿33に払い出される。ハンドル33が操作されると
遊技盤面30上にパチンコ球が打ち出され、打出しの強
さはハンドル33で調節することができる。打ち出され
たパチンコ球が入賞口31、31…に入ると入賞したパ
チンコ球1個につき所定の数のパチンコ球が賞球として
前皿33に払い出される。
【0043】遊技者が遊技盤面30上に打ち出すパチン
コ球の数よりも賞球として払い出されるパチンコ球の数
の方が上回り前皿33に貯まったパチンコ球の数が所定
の許容数を超えた状態になると、以後、前皿33に貯ま
ったパチンコ球が所定の許容数を下回るまでパチンコ球
の入賞に対しての賞球の払出しはパチンコ球自体の払出
しとしては行われず、保有球数表示部60に払い出され
るべき賞球の数が入賞のある度に累積加算される。賞球
として払い出されるパチンコ球の数よりも遊技盤面30
上に打ち出すパチンコ球の数の方が上回り前皿33に貯
まったパチンコ球の数が所定の許容数を下回ると再び入
賞があったときは前皿33に賞球が払い出される。前皿
33に貯まっているパチンコ球が所定の許容数を下回っ
ているときは、許容数を上回らない限りにおいて精算手
段50の球追加ボタン52の操作によって1回の操作に
つき定められた数のパチンコ球が遊技者の保有球数から
引き出される。引き出されたパチンコ球の数が保有球数
表示部60に表示された保有球数から減じられる。
【0044】何れの入賞口にも入らなかったパチンコ球
は全て遊技盤面30の最下部に設けられたアウト口32
に入る。遊技盤面30上に打ち出されたパチンコ球は、
入賞口31、31…あるいはアウト口32の何れに入賞
したものであっても全て図1に示された集合タンクに収
容される。
【0045】一旦、集合タンクに収容されたパチンコ球
は計数機C2で計数された後アウトタンク22に流下す
る。アウトタンク22に流下したパチンコ球はアウトタ
ンク22の直下に設けられた研磨部24によって研磨さ
れた後、さらに球流路26内を流下して回収タンク23
へ至り貯留される。その後、更に流下して回収タンク2
3に回収される。2台のパチンコ機11、11から排出
されたパチンコ球は回収タンク23内で合流する。回収
タンク23は逆円錐台のような摺鉢状に形成されている
のでパチンコ球は自然に回収タンク23の底部に集ま
る。
【0046】回収タンク23で合流した研磨済みのパチ
ンコ球は、回収タンク23の底部近くに位置する揚送部
25の取込み口(図示せず)から取り込まれ、順次揚送
される。揚送されたパチンコ球は揚送部25から補給タ
ンク27へ吐き出される。補給タンク27内に入ったパ
チンコ球は、補給タンク27の底部の形状に従って2台
のパチンコ機11、11へ自然に振り分けられる。補給
タンク27内で振り分けられたパチンコ球は、補給タン
ク27とパチンコ機11、11の各貯留部21、21と
の間に設けられた補給流路28、28を流下して各貯留
部21、21に至り、貯留される。
【0047】貯留部21、21に貯留されたパチンコ球
は、パチンコ機11、11で遊技が行われ、遊技媒体供
給タンク12、12内のパチンコ球が使用されて一定量
を下回ると遊技媒体供給タンク12、12に補給され
る。その際、計数機C1によって補給数が計数される。
この計数機C1と上述の集合タンクからアウトタンク2
2へ流下するパチンコ球を計数する計数機C2とによ
り、各パチンコ機11内で貯留され、使用されているパ
チンコ球の数が算出される。
【0048】このように、並設した2台のパチンコ機1
1、11で使用されるパチンコ球は2台のパチンコ機1
1、11で共有する一つの還元機構20によって循環さ
れながら再使用される。
【0049】このようにして、遊技装置10は遊技媒体
を処理し、循環使用をするための大掛かりな装置を不要
とし、設置する遊技機島のスペースの使用効率を良くす
ることができる。さらに、遊技機を上記したようなタイ
プのものにするか、或いは、遊技客に遊技媒体自体の払
出しは全く行わず遊技の終了時に遊技者の保有する遊技
媒体の保有球数を記録媒体に記録して発行するタイプの
ものにすれば、遊技機島全体で必要とする遊技媒体の量
を大幅に減少させることができるので、遊技媒体を処理
し、循環使用をするための装置のより一層の小型化を図
ることができる。
【0050】なお、貯留部21は2台の遊技機11、1
1で共用可能に形成したものでもよい。
【0051】また、アウトタンク22も2台の遊技機1
1、11で共用可能に形成したものとすることもでき
る。
【0052】また、遊技機は図4に略示したように背中
合わせに立設した2台(A、B)を一組としてもよい。
【0053】さらに、図5に略示したように、並設した
2台の遊技機11、11(A、B)と、それらと背中合
わせに並設した2台の遊技機11、11(C、D)を一
組として、合計4台の遊技機で一つの還元機構20を共
用することもできる。
【0054】
【発明の効果】本発明にかかる遊技装置によれば、2台
の遊技機を一組として、一組で一つの遊技媒体の還元機
構を使用するので、遊技機島全体の空間利用率の向上
と、遊技媒体を循環させるのに必要な装置の小規模化を
実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一形態にかかる遊技装置を示す背面図
である。
【図2】本発明の一形態にかかる遊技装置を示す正面図
である。
【図3】本発明の一形態にかかる遊技装置における2台
の遊技機と還元機構の組合せの例を示す略示平面図であ
る。
【図4】本発明の一形態にかかる遊技装置における2台
の遊技機と還元機構の組合せの他の例を示す略示平面図
である。
【図5】本発明の一形態にかかる遊技装置における4台
の遊技機と還元機構の組合せの例を示す略示平面図であ
る。
【符号の説明】
10…遊技装置 11…遊技機 11a…遊技機 12…遊技媒体供給タンク 20…還元機構 21…貯留部 22…アウトタンク 23…回収タンク 24…研磨部 25…揚送部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】並設した2台の遊技機に、遊技の実行に使
    用した遊技媒体を循環して再使用する共用の還元機構を
    設けた遊技装置であって、 前記還元機構は、 前記並設した2台の遊技機の背面上部に配設し、遊技の
    実行に使用する遊技媒体を貯留し、各遊技機の遊技媒体
    供給タンクへ遊技媒体を補給するための貯留部と、 前記並設した2台の遊技機の背面下部に配設し、遊技の
    実行に使用された後に排出される遊技媒体を収容するア
    ウトタンクと、 該アウトタンクに排出された遊技媒体を回収するための
    回収タンクと、 前記アウトタンクと前記回収タンクとの間に設けた遊技
    媒体を研磨するための研磨部と、 前記貯留部に遊技媒体を補給すべく研磨後に前記回収タ
    ンクに回収された遊技媒体を揚送する揚送部とを具備す
    ることを特徴とする遊技装置。
  2. 【請求項2】背中合わせに立設した2台の遊技機に、遊
    技の実行に使用した遊技媒体を循環して再使用する共用
    の還元機構を設けた遊技装置であって、 前記還元機構は、 前記背中合わせに立設した2台の遊技機の背面側上部に
    配設し、遊技の実行に使用する遊技媒体を貯留し、各遊
    技機の遊技媒体供給タンクへ遊技媒体を補給するための
    貯留部と、 前記背中合わせに立設した2台の遊技機の背面側下部に
    配設し、遊技の実行に使用された後に排出される遊技媒
    体を収容するアウトタンクと、 該アウトタンクに排出された遊技媒体を回収するための
    回収タンクと、 前記アウトタンクと前記回収タンクとの間に設けた遊技
    媒体を研磨するための研磨部と、 前記貯留部に遊技媒体を補給すべく研磨後に前記回収タ
    ンクに回収された遊技媒体を揚送する揚送部とを具備す
    ることを特徴とする遊技装置。
  3. 【請求項3】前記貯留部は前記2台の遊技機の各々に設
    けたことを特徴とする請求項1または2に記載の遊技装
    置。
  4. 【請求項4】前記貯留部は前記2台の遊技機で共用可能
    に形成したことを特徴とする請求項1または2に記載の
    遊技装置。
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