JPH10118323A - パチンコ遊技方法及びパチンコ遊技機 - Google Patents

パチンコ遊技方法及びパチンコ遊技機

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JPH10118323A
JPH10118323A JP27568896A JP27568896A JPH10118323A JP H10118323 A JPH10118323 A JP H10118323A JP 27568896 A JP27568896 A JP 27568896A JP 27568896 A JP27568896 A JP 27568896A JP H10118323 A JPH10118323 A JP H10118323A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 計数機能付玉貸機を付帯したパチンコ遊技台
で遊技できる遊技者が会員カードを所持している者に制
限されていた。 【解決手段】 パチンコ玉の数量をカウントする計数機
とカード出入口とを有する計数機能付玉貸機をパチンコ
遊技台に付帯してなるパチンコ遊技機を用いたパチンコ
遊技方法において、パチンコ遊技台での遊技によって獲
得したパチンコ玉の数量を計数機でカウントさせ(S
4)、そのカウント結果をカード出入口に挿入した会員
カード又は当日カードに書き込ませる(S5)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ遊技台に
計数機能付玉貸機を付帯してなるパチンコ遊技機とこれ
を用いたパチンコ遊技方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、最近のパチンコ店では、遊技者
がいちいちパチンコ遊技台から離れてパチンコ玉の貸し
出しを受けなくても済むように、玉貸機を各々のパチン
コ遊技台に隣接して設けてある。この種の玉貸機は、こ
れに隣接するパチンコ遊技台でサンドイッチ状に挟まれ
ていることから、台間玉貸機とも呼ばれている。一方、
通称ドル箱といわれる収容箱にパチンコ玉が溜まり、こ
れを景品に交換する場合は、パチンコ玉の入った収容箱
を遊技台列の端まで持っていき、そこに設置されている
計数機でパチンコ玉の数量をカウントさせ、そこで発行
された計数シート等を景品交換所に持参して景品に交換
していた。
【0003】ところが、こうした一連の景品交換作業で
は、パチンコ玉の入った重い収容箱を持ち歩かなければ
ならないため、体力のない遊技者(例えば、女性やお年
寄りなど)にとっては非常に難儀なものとなっていた。
また、収容箱が複数個に及ぶ場合は体力のある者でも一
度に持ち運ぶことが困難となるため、パチンコ遊技台と
計数機との間を何度か往復したり、台車等を借りて狭い
通路を移動しなければならないなどの煩わしさがあっ
た。さらに、収容箱を運ぶ途中でパチンコ玉を床に散乱
させてしまうなどの事故も発生していた。
【0004】そこで本出願人は、パチンコ玉の入った収
容箱をいちいち遊技台列の端まで運ばなくても景品交換
できる技術を既に提案している(特開平7−18511
8号公報を参照)。この従来技術では、パチンコ遊技台
に隣接する玉貸機にパチンコ玉の数量をカウントする計
数機を内蔵させて計数機能付玉貸機とし、この計数機能
付玉貸機にパチンコ店で発行する会員カードを挿入して
遊技を行い、この計数機能付玉貸機でカウントさせたパ
チンコ玉の数量を、上記会員カードに電気的(又は磁気
的)に書き込むことにより、景品交換所に会員カードを
提出するだけで景品交換を可能としている。また、パチ
ンコ遊技台列からなる「島」の玉保有数を減少できるこ
とから、コストダウンとともに「島」の重量軽減による
安全化も図られる。さらに、収容箱の積み重ねによって
通路が狭められることがないため、災害時の避難路を広
く確保でき、同時に射幸心を低減させることもできる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
技術においては、遊技者が会員カードを所持しているこ
とを前提として、パチンコ遊技台の下皿と玉貸機に内蔵
した計数機とをシュート部材で一体に連結し、下皿に流
れ出たパチンコ玉をシュート部材を通して計数機に取り
込んで、その計数結果を会員カードに書き込むようにし
ているため、会員カードを所持してない者はその遊技台
で遊技を行うことができなかった。また、玉貸機(特に
計数機)が故障してしまうと、これを付帯したパチンコ
遊技台も使用不可になるという不具合もあった。
【0006】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、第1の目的は、会員カードを所持している
か否かに関わらず、全ての遊技者が計数機能付玉貸機を
付帯したパチンコ遊技台で遊技することができるパチン
コ遊技方法を提供することにあり、第2の目的は、玉貸
機が故障した場合でもこれを付帯したパチンコ遊技台の
使用を可能にするパチンコ遊技機を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るパチンコ遊
技方法は、パチンコ玉の数量をカウントする計数機とカ
ード出入口とを有する計数機能付玉貸機をパチンコ遊技
台に付帯してなるパチンコ遊技機を用いたパチンコ遊技
方法であって、パチンコ遊技台での遊技によって獲得し
たパチンコ玉の数量を計数機でカウントさせ、そのカウ
ント結果をカード出入口に挿入した会員カード又は当日
カードに書き込ませるようにしたものである。
【0008】このパチンコ遊技方法において、会員カー
ドを所持している遊技者は、計数機能付玉貸機のカード
出入口に会員カードを挿入し、この会員カードに計数機
でカウントさせたパチンコ玉の数量を書き込ませ、会員
カードを所持していない遊技者は、上記カード出入口に
例えば店員からもらった当日カードを挿入し、この当日
カードに計数機でカウントさせたパチンコ玉の数量を書
き込ませる。
【0009】本発明に係るパチンコ遊技機は、パチンコ
玉の数量をカウントする計数機を有する計数機能付玉貸
機をパチンコ遊技台に付帯してなるパチンコ遊技機であ
って、パチンコ遊技台の下皿から落とし込まれたパチン
コ玉を前記計数機へと送り込むシュート部材を備えると
ともに、そのシュート部材を下皿の下部に着脱自在に設
けた構成となっている。
【0010】このパチンコ遊技機においては、計数機能
付玉貸機が故障した場合、パチンコ遊技台の下皿の下部
からシュート部材を取り外し、そこに通常の収容箱(ド
ル箱)を置くことで、パチンコ遊技台での遊技が可能と
なる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は本発明に係
るパチンコ遊技方法を説明する図であり、図2は本発明
に係るパチンコ遊技機の一実施形態を示す正面図であ
る。
【0012】先ず、本発明のパチンコ遊技方法の説明に
先立ち、その遊技に用いられるパチンコ遊技機の構成に
つき、図2を参照しつつ説明する。図2において、パチ
ンコ遊技台1の左側部には玉貸機2が隣接して設けら
れ、このパチンコ遊技台1と玉貸機2とで一つのパチン
コ遊技機が構成されている。また、玉貸機2の下部には
パチンコ玉の数量をカウントする計数機3が内蔵され、
これによって玉貸機2が計数機能付玉貸機として構成さ
れている。
【0013】パチンコ遊技台1は、ガラス張りの遊技盤
4と、この遊技盤4にパチンコ玉を打ち込み操作するた
めのハンドル5と、遊技盤4に打ち込むためのパチンコ
玉を受け取る上皿6と、大当たり等の入賞によって払い
出されたパチンコ玉(景品玉)を受け取る下皿7とを備
えている。
【0014】玉貸機2は、百円玉や五百円玉等の硬貨を
投入するための硬貨投入口7と、その硬貨リジェクトボ
タン8と、表示カウンタ及び各種の操作スイッチ(貸し
出しスイッチ、払い戻しスイッチ、遊技終了スイッチ
等)からなる操作表示部9と、貸し出されたパチンコ玉
を上皿6に排出するための貸玉排出管10と、パチンコ
店で発行された会員カード等を出し入れするためのカー
ド出入口11と、そのカードリジェクトボタン12と、
硬貨返却口13とを備えている。
【0015】ここでパチンコ遊技台1の下皿7の下部に
は、該下皿7から図示せぬシャッターの開閉操作によっ
て落とし込まれたパチンコ玉を計数機3へと送り込むシ
ュート部材14が設けられている。このシュート部材1
4は、下皿7の底部から落とし込まれたパチンコ玉を受
け取る受け皿15と、この受け皿15で受け取ったパチ
ンコ玉を計数機3まで導く筒状又は断面略U字形のシュ
ート本体16と、計数機3の玉受け口(不図示)に接続
される接続部17とから構成されている。
【0016】またシュート部材14は、そのシュート本
体16の4箇所を留め付け部18とし、これらの留め付
け部18に例えば引っ掛け構造や差し込み構造さらには
その組み合わによる留め構造を採用することで、パチン
コ遊技台1の下皿7の下部に着脱自在となっている。さ
らにパチンコ遊技台1にシュート部材14を装着した状
態では、シュート本体16が受け皿15から接続部17
に向かって徐々に低位となるように傾斜し、この傾斜に
よって作用する転動力でパチンコ玉を順次計数機3へと
移送する仕組みになっている。加えて、シュート部材1
4の受け皿15は上下方向に伸縮自在となっており、こ
れによって下皿17との間の隙間からパチンコ玉がこぼ
れ落ちないよう、遊技台の種類毎に下皿7との隙間を適
宜調整できるようになっている。その際、受け皿15と
下皿7との隙間を極力狭くするとパチンコ遊技台1の本
体を開閉する際に受け皿15と位置的に干渉することも
考えられるため、例えば受け皿15部分を横にスライド
させて外したり手前に回転させるなどの回避手段を講じ
ることが肝要である。
【0017】続いて、上記構成からなるパチンコ遊技機
を用いた具体的な遊技方法につき、図1を参照しつつ詳
細に説明する。先ず、会員カードを所持している遊技者
が遊技する場合は、パチンコ遊技台1の下皿7の下部に
シュート部材14を装着した状態の下で、カード出入口
11に会員カードを挿入する(S1)。挿入された会員
カードには、カード発行時の登録事項、例えばカード所
持者の名前、住所、暗証番号、会員番号、カード発行年
月日の他に、カード入金機で処理された元金額(ここで
は五千円と仮定する)が記録されているため、この元金
額をリーダ・ライタ等で読み取って操作表示部9に表示
する。また、前日までの遊技で貯玉がある場合は、その
数量も操作表示部9に表示する。遊技者は、操作表示部
9に表示された内容をを目視確認して、例えば貯玉の一
部又は千円分の貸し出しを受けるための操作を操作表示
部9にて行う。これにより所定数量のパチンコ玉が払い
出され、これらのパチンコ玉が貸出排出管10を流れて
上皿6に落とし込まれる。このとき、千円分の貸し出し
を受けた場合は、操作表示部9の表示額が上述した五千
円の元金額から千円を差し引いた金額、つまり4千円に
切り替わる。
【0018】こうしてパチンコ玉の貸し出し又は払い出
しを受けた遊技者は、パチンコ遊技台1のハンドル5を
廻してパチンコ玉を遊技盤4に打ち出し、遊技を開始す
る(S2)。この遊技中に大当たり等によって上皿6に
パチンコ玉が溜まり、これが所定数量に達すると下皿7
にパチンコ玉が流れ込む(S3)。さらに、下皿7にも
パチンコ玉が溜まると、遊技者のレバー操作、ボタン操
作等によって下皿7のシャッター(不図示)が開き、こ
れによって下皿7に溜まったパチンコ玉が自重で落下す
る。なお、会員カード使用時における下皿7のシャッタ
ーについては、カード出入口11に会員カードが挿入さ
れた時点で自動的に開くようにしておいてもよい。
【0019】こうして下皿7から落とし込まれたパチン
コ玉は、下皿7の真下に配置されたシュート部材14の
受け皿15で受け取られたのち、シュート本体16の傾
斜に沿って転がり、接続部17を経て計数機3に取り込
まれる。その際、計数機3ではシュート部材14で移送
されたパチンコ玉の数量をカウントする(S4)。この
計数機3でカウントされたパチンコ玉の数量は、上述し
た金額とともに操作表示部9に表示される。
【0020】遊技している最中に上皿6でのパチンコ玉
の溜まりが少なくなってきたら、遊技者は操作表示部9
の払い出しスイッチ(不図示)をオン操作してパチンコ
玉の払い出しを受け、これにより上皿6にパチンコ玉を
補給して遊技を継続する。そして、遊技を終了する場合
は、上皿6と下皿7に残っているパチンコ玉をシュート
部材14を介して計数機3に送り込み、そこで数量をカ
ウントさせたのち、操作表示部9の遊技終了スイッチ
(不図示)をオンする。そうすると、その時点で操作表
示部9に表示されている情報(残金、パチンコ玉の数
量)に従って、会員カードのデータがリーダ・ライタ
(不図示)で書き換えられたのち、カード出入口11か
らカードが排出される(S5)。遊技を終了した遊技者
は、会員カードを受け取ってそこに書き込まれた玉数を
貯玉とするか(S6)、あるいは景品交換所に出向いて
所定数量のパチンコ玉を景品と交換する(S7)。この
とき、景品交換されずに余ったパチンコ玉の数量は、貯
数量として会員カードに書き込まれる。
【0021】次の日、再び同じカードを使用して遊技を
行おうとする場合は、先ずカード出入口11に会員カー
ドを挿入し、操作表示部9の払い出しスイッチ(不図
示)をオンする。そうすると、前日の貯数量分のパチン
コ玉が上皿6に払い出されるため、このパチンコ玉を使
用して遊技を開始することができる。また、その遊技中
に、前日の貯数量分のパチンコ玉を使い果たし、さらに
計数機3でカウントされた数量分のパチンコ玉も使い果
たした場合は、操作表示部9の貸し出しスイッチ(不図
示)をオン操作することで、前日の残高である4千円分
の貸し出しを受けることができる。
【0022】一方、会員カードを所持していない遊技者
が遊技する場合は、玉貸機2の硬貨投入口に硬貨(貨
幣)を投入してパチンコ玉の貸し出しを受け、ハンドル
5を操作して遊技を開始する(S8)。この遊技中に大
当たり等によって所定量のパチンコ玉が払い出されると
(S3)、上記同様に下皿7のシャッター(不図示)を
開き、シュート部材14を介して計数機3に送り込み、
そこで数量をカウントさせる(S4)。その後、所定数
量のパチンコ玉を獲得して遊技を終了する場合は、上皿
6と下皿7に残っているパチンコ玉をシュート部材14
を介して計数機3に送り込み、そこで数量をカウントさ
せる。そして店員から当日カードをもらい、この当日カ
ードを玉貸機2のカード出入口11に挿入し(S9)、
それまで獲得したパチンコ玉の数量を当日カードに書き
込ませる(S5)。その後、当日カードを受け取った遊
技者は、景品交換所に出向いて当日カードを提出し、そ
こに書き込まれている玉数分の景品交換を行う(S
7)。
【0023】このように本実施形態においては、パチン
コ遊技台1での遊技によって獲得したパチンコ玉の数量
を会員カード又は当日カードに書き込ませるようにした
ので、会員カードを所持しているか否かにかからわず、
全ての遊技者が計数機能付の玉貸機2を備えたパチンコ
遊技台1で遊技を行うことが可能となる。また、パチン
コ遊技機の構成として、パチンコ遊技台1の下皿7の下
部にシュート部材14を着脱自在に設けるようにしたの
で、玉貸機2が故障した場合には下皿7の下部からシュ
ート部材14を取り外し、そこに通常のドル箱を置くこ
とでパチンコ遊技台1での遊技が可能となる。
【0024】図3は本発明に係るパチンコ遊技機の他の
実施形態を示す正面図である。図3において、先に述べ
たパチンコ遊技機(図2参照)と異なる点はシュート部
材の構成にあり、それ以外の部分については同様の構成
となっている。したがって、先程のパチンコ遊技機と同
様の構成部分については同じ符号を付し、その説明を省
略する。
【0025】この実施形態では、パチンコ遊技台1の下
皿7から落とし込まれたパチンコ玉を計数機3へと送り
込むシュート部材19が通常の収容箱(ドル箱)に類似
した構造となっている。すなわちシュート部材19は、
図4(a),(b)にも示すように、所定数量(例えば
3000個程度)のパチンコ玉を貯溜可能な箱型のシュ
ート本体20と、このシュート本体20の側壁部から延
出したシュートノズル21とから構成されている。シュ
ート本体20は平面視長方形をなすもので、その両側の
短辺部分には持ち運び用の把手22が設けられている。
【0026】また、シュート本体20の底板23は、そ
こに落とし込まれたパチンコ玉をシュートノズル21へ
と導くために所定の勾配がつけられている。具体的に
は、シュートノズル21が位置するコーナー部C1とこ
れに相対応するコーナー部C2とを結ぶ対角線L上で、
コーナー部C2からコーナー部C1に向かって徐々に低
位となるように形成し、さらにその対角線Lを境に他の
コーナー部C3,C4に近づくにつれて徐々に高位とな
るように形成すればよい。また、これ以外にも例えば、
上述の対角線Lを境にして、コーナー部C3側の領域S
1ではコーナー部C3が最も高位となるように形成し、
コーナー部C4側の領域では図中右側が左側よりも高位
となるよう平面的(二次元的)に傾斜させたり、或いは
底板23を同一平面とし、この平面をコーナー部C1が
最も低位でコーナー部C4が最も高位となるように傾斜
させるようにしてもよい。
【0027】さらに、シュート本体20の側壁部には、
底板23上でコーナー部C1に導かれたパチンコ玉をシ
ュートノズル21へと流し込むための玉出口24が形成
されており、この玉出口24によってシュート本体20
とシュートノズル21とが連通する構成になっている。
また、両者の連通部分には玉出口24を開閉するための
シャッター25が設けられている。このシャッター25
は、例えばスライド式に開閉するもので、シュート部材
19の装着時には開き、非装着時には閉じるようになっ
ている。
【0028】一方、シュートノズル21は、断面略U字
形(筒状でも可)の樋構造をなすもので、シュート本体
20の側壁部からは途中で直角に屈曲したかたちで延出
し、その延出端を計数機3への接続部26としている。
またシュートノズル21には、シュート本体20の側壁
部からノズル延出端(接続部26)に向かって徐々に低
位となるように勾配がつけられている。さらに、シュー
トノズル21と計数機3との接続部分にも図示せぬシャ
ッターが設けられている。このシャッターについても、
例えば計数可能な時や会員カード挿入時に開き、シュー
トノズル21を外した時に閉じるようになっている。
【0029】ここで、玉貸機2の計数機3を利用して遊
技する場合は、パチンコ遊技台1の下皿7の下部にシュ
ート部材19を装着した状態、すなわちシュート本体2
0から延出したシュートノズル21の接続部26を計数
機3に接続した状態とし、先程の場合と同様に遊技を開
始する。遊技中に下皿7に溜まって落とし込まれたパチ
ンコ玉はシュート本体20に収容され、その底板23上
を転がって玉出口24に達する。このとき、シャッター
25は開放状態にあるため、玉出口24に達したパチン
コ玉はそのままシュートノズル21へと流れ込んで計数
機3に送り込まれる。
【0030】一方、玉貸機2の故障により計数機3を利
用しないで遊技する場合は、パチンコ遊技台1の下皿7
の下部からシュート部材19を取り外した状態とし、そ
こに通称ドル箱といわれる収容箱(不図示)を置いて遊
技を開始するか、或いはシュート部材19を収容箱とし
て下皿7の下部に置いて遊技を開始する。但し、シュー
ト部材19を用いる場合は、実質的に取り外した状態と
するために、例えばシュート部材19を左右逆向きに置
くなどしてシュートノズル21を計数機3に接続しない
ようにする。また、シュート部材19に貯溜したパチン
コ玉がこぼれ落ちないようにシャッター25を閉じた状
態にする。
【0031】これにより、玉貸機2が故障した際にもパ
チンコ遊技台1で遊技を行うことが可能になる。また、
計数機3を利用する場合の遊技の仕方についても、シュ
ート部材19に落とし込んだパチンコ玉をそのまま計数
機3に送り込み、パチンコ玉の補給を全て操作表示部9
の操作で行うケースと、ある程度のパチンコ玉をシュー
ト部材19に貯めておいて、そこからパチンコ玉をすく
って補給するケースなど、遊技者の好みで遊技の仕方を
自由に選択することができる。さらに、シュート部材1
9をドル箱的に使用する場合は、そこに落とし込まれた
パチンコ玉が底板23上で散らばらずに一箇所(図3の
コーナー部C1付近)に集められるため、上皿6にパチ
ンコ玉を補給する際にすくい易くなるというメリットも
ある。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明のパチンコ遊
技方法によれば、パチンコ遊技台での遊技によって獲得
したパチンコ玉の数量を計数機でカウントさせ、そのカ
ウント結果をカード出入口に挿入した会員カード又は当
日カードに書き込ませるようにしたので、会員カードを
所持しているか否かにかかわらず、全ての遊技者が計数
機能付玉貸機を付帯したパチンコ遊技台で遊技を行うこ
とが可能となる。
【0033】また、本発明のパチンコ遊技機によれば、
パチンコ遊技台の下皿の下部にシュート部材を着脱自在
に設けるようにしたので、計数機能付玉貸機が故障した
場合でも、これを付帯したパチンコ遊技台での遊技が可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパチンコ遊技方法を説明する図で
ある。
【図2】本発明に係るパチンコ遊技機の一実施形態を示
す正面図である。
【図3】本発明に係るパチンコ遊技機の他の実施形態を
示す正面図である。
【図4】他の実施形態におけるシュート部材の構造説明
図である。
【符号の説明】
1 パチンコ遊技台 2 玉貸機(計数機能付) 3 計数機 7 下皿 14,19 シュート部材 20 シュート本体 21 シュートノズル 25 シャッター
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G07F 7/08 G07F 7/08 D S

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パチンコ玉の数量をカウントする計数機
    とカード出入口とを有する計数機能付玉貸機をパチンコ
    遊技台に付帯してなるパチンコ遊技機を用いたパチンコ
    遊技方法において、 前記パチンコ遊技台での遊技によって獲得したパチンコ
    玉の数量を前記計数機でカウントさせ、そのカウント結
    果を前記カード出入口に挿入した会員カード又は当日カ
    ードに書き込ませるようにしたことを特徴とするパチン
    コ遊技方法。
  2. 【請求項2】 パチンコ玉の数量をカウントする計数機
    を有する計数機能付玉貸機をパチンコ遊技台に付帯して
    なるパチンコ遊技機において、 前記パチンコ遊技台の下皿から落とし込まれたパチンコ
    玉を前記計数機へと送り込むシュート部材を備えるとと
    もに、該シュート部材を前記下皿の下部に着脱自在に設
    けてなることを特徴とするパチンコ遊技機。
  3. 【請求項3】 前記シュート部材は、所定数量のパチン
    コ玉を貯溜可能な箱型のシュート本体と、該シュート本
    体の側壁部から延出し且つその延出端を前記計数機への
    接続部としたシュートノズルとから成ることを特徴とす
    る請求項2記載のパチンコ遊技機。
  4. 【請求項4】 前記シュート本体と前記シュートノズル
    との連通部分にシャッターを設け、前記シュート部材の
    装着時には前記シャッターを開き、前記シュート部材の
    非装着時には前記シャッターを閉じるように構成してな
    ることを特徴とする請求項3記載のパチンコ遊技機。
JP27568896A 1996-10-18 1996-10-18 パチンコ遊技機 Expired - Lifetime JP4472029B2 (ja)

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JP27568896A JP4472029B2 (ja) 1996-10-18 1996-10-18 パチンコ遊技機

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JPH10118323A true JPH10118323A (ja) 1998-05-12
JP4472029B2 JP4472029B2 (ja) 2010-06-02

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009268581A (ja) * 2008-05-01 2009-11-19 Glory Ltd 台間装置、記録媒体発行システムおよび記録媒体発行方法
JP2010246900A (ja) * 2009-03-27 2010-11-04 Glory Ltd 計数値管理システムおよび計数値管理方法
JP2011062228A (ja) * 2009-09-15 2011-03-31 Oizumi Corp 遊技媒体案内ユニット

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