JP4472029B2 - パチンコ遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ遊技台に計数機能付玉貸機を付帯してなるパチンコ遊技機とこれを用いたパチンコ遊技方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、最近のパチンコ店では、遊技者がいちいちパチンコ遊技台から離れてパチンコ玉の貸し出しを受けなくても済むように、玉貸機を各々のパチンコ遊技台に隣接して設けてある。この種の玉貸機は、これに隣接するパチンコ遊技台でサンドイッチ状に挟まれていることから、台間玉貸機とも呼ばれている。
一方、通称ドル箱といわれる収容箱にパチンコ玉が溜まり、これを景品に交換する場合は、パチンコ玉の入った収容箱を遊技台列の端まで持っていき、そこに設置されている計数機でパチンコ玉の数量をカウントさせ、そこで発行された計数シート等を景品交換所に持参して景品に交換していた。
【0003】
ところが、こうした一連の景品交換作業では、パチンコ玉の入った重い収容箱を持ち歩かなければならないため、体力のない遊技者(例えば、女性やお年寄りなど)にとっては非常に難儀なものとなっていた。また、収容箱が複数個に及ぶ場合は体力のある者でも一度に持ち運ぶことが困難となるため、パチンコ遊技台と計数機との間を何度か往復したり、台車等を借りて狭い通路を移動しなければならないなどの煩わしさがあった。さらに、収容箱を運ぶ途中でパチンコ玉を床に散乱させてしまうなどの事故も発生していた。
【0004】
そこで本出願人は、パチンコ玉の入った収容箱をいちいち遊技台列の端まで運ばなくても景品交換できる技術を既に提案している(特開平7−185118号公報を参照)。
この従来技術では、パチンコ遊技台に隣接する玉貸機にパチンコ玉の数量をカウントする計数機を内蔵させて計数機能付玉貸機とし、この計数機能付玉貸機にパチンコ店で発行する会員カードを挿入して遊技を行い、この計数機能付玉貸機でカウントさせたパチンコ玉の数量を、上記会員カードに電気的(又は磁気的)に書き込むことにより、景品交換所に会員カードを提出するだけで景品交換を可能としている。また、パチンコ遊技台列からなる「島」の玉保有数を減少できることから、コストダウンとともに「島」の重量軽減による安全化も図られる。さらに、収容箱の積み重ねによって通路が狭められることがないため、災害時の避難路を広く確保でき、同時に射幸心を低減させることもできる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来技術においては、遊技者が会員カードを所持していることを前提として、パチンコ遊技台の下皿と玉貸機に内蔵した計数機とをシュート部材で一体に連結し、下皿に流れ出たパチンコ玉をシュート部材を通して計数機に取り込んで、その計数結果を会員カードに書き込むようにしているため、会員カードを所持してない者はその遊技台で遊技を行うことができなかった。また、玉貸機(特に計数機)が故障してしまうと、これを付帯したパチンコ遊技台も使用不可になるという不具合もあった。
【0006】
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、第1の目的は、会員カードを所持しているか否かに関わらず、全ての遊技者が計数機能付玉貸機を付帯したパチンコ遊技台で遊技することができるパチンコ遊技方法を提供することにあり、第2の目的は、玉貸機が故障した場合でもこれを付帯したパチンコ遊技台の使用を可能にするパチンコ遊技機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るパチンコ遊技機は、パチンコ玉の数量をカウントする計数機を有する計数機能付玉貸機をパチンコ遊技台に付帯してなるパチンコ遊技機において、前記パチンコ遊技台の下皿から落とし込まれたパチンコ玉を前記計数機へと送り込むシュート部材を備えるとともに、該シュート部材を前記下皿の下部に着脱自在に設け、前記シュート部材は、所定数量のパチンコ玉を貯溜可能な箱型のシュート本体と、該シュート本体の側壁部から延出し且つその延出端を前記計数機への接続部としたシュートノズルとから成るとともに、前記シュート本体と前記シュートノズルとが一体構造をなし、前記シュートノズルを前記計数機に接続した第1の使用状態と、前記シュートノズルを前記計数機に接続しない第2の使用状態を有することを特徴とするものである。
さらに、前記シュート本体と前記シュートノズルとの連通部分にシャッターを設け、前記シュート部材の装着時には前記シャッターを開き、前記シュート部材の非装着時には前記シャッターを閉じるように構成してなることを特徴とするものである。
【0008】
このパチンコ遊技機においては、計数機能付玉貸機が故障した場合、パチンコ遊技台の下皿の下部からシュート部材を取り外し、そこに通常の収容箱(ドル箱)を置くことで、パチンコ遊技台での遊技が可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は本発明に係るパチンコ遊技方法を説明する図であり、図2は本発明に係るパチンコ遊技機の一実施形態を示す正面図である。
【0012】
先ず、本発明のパチンコ遊技方法の説明に先立ち、その遊技に用いられるパチンコ遊技機の構成につき、図2を参照しつつ説明する。
図2において、パチンコ遊技台1の左側部には玉貸機2が隣接して設けられ、このパチンコ遊技台1と玉貸機2とで一つのパチンコ遊技機が構成されている。また、玉貸機2の下部にはパチンコ玉の数量をカウントする計数機3が内蔵され、これによって玉貸機2が計数機能付玉貸機として構成されている。
【0013】
パチンコ遊技台1は、ガラス張りの遊技盤4と、この遊技盤4にパチンコ玉を打ち込み操作するためのハンドル5と、遊技盤4に打ち込むためのパチンコ玉を受け取る上皿6と、大当たり等の入賞によって払い出されたパチンコ玉(景品玉)を受け取る下皿7とを備えている。
【0014】
玉貸機2は、百円玉や五百円玉等の硬貨を投入するための硬貨投入口7と、その硬貨リジェクトボタン8と、表示カウンタ及び各種の操作スイッチ(貸し出しスイッチ、払い戻しスイッチ、遊技終了スイッチ等)からなる操作表示部9と、貸し出されたパチンコ玉を上皿6に排出するための貸玉排出管10と、パチンコ店で発行された会員カード等を出し入れするためのカード出入口11と、そのカードリジェクトボタン12と、硬貨返却口13とを備えている。
【0015】
ここでパチンコ遊技台1の下皿7の下部には、該下皿7から図示せぬシャッターの開閉操作によって落とし込まれたパチンコ玉を計数機3へと送り込むシュート部材14が設けられている。このシュート部材14は、下皿7の底部から落とし込まれたパチンコ玉を受け取る受け皿15と、この受け皿15で受け取ったパチンコ玉を計数機3まで導く筒状又は断面略U字形のシュート本体16と、計数機3の玉受け口(不図示)に接続される接続部17とから構成されている。
【0016】
またシュート部材14は、そのシュート本体16の4箇所を留め付け部18とし、これらの留め付け部18に例えば引っ掛け構造や差し込み構造さらにはその組み合わによる留め構造を採用することで、パチンコ遊技台1の下皿7の下部に着脱自在となっている。さらにパチンコ遊技台1にシュート部材14を装着した状態では、シュート本体16が受け皿15から接続部17に向かって徐々に低位となるように傾斜し、この傾斜によって作用する転動力でパチンコ玉を順次計数機3へと移送する仕組みになっている。加えて、シュート部材14の受け皿15は上下方向に伸縮自在となっており、これによって下皿17との間の隙間からパチンコ玉がこぼれ落ちないよう、遊技台の種類毎に下皿7との隙間を適宜調整できるようになっている。その際、受け皿15と下皿7との隙間を極力狭くするとパチンコ遊技台1の本体を開閉する際に受け皿15と位置的に干渉することも考えられるため、例えば受け皿15部分を横にスライドさせて外したり手前に回転させるなどの回避手段を講じることが肝要である。
【0017】
続いて、上記構成からなるパチンコ遊技機を用いた具体的な遊技方法につき、図1を参照しつつ詳細に説明する。
先ず、会員カードを所持している遊技者が遊技する場合は、パチンコ遊技台1の下皿7の下部にシュート部材14を装着した状態の下で、カード出入口11に会員カードを挿入する(S1)。挿入された会員カードには、カード発行時の登録事項、例えばカード所持者の名前、住所、暗証番号、会員番号、カード発行年月日の他に、カード入金機で処理された元金額(ここでは五千円と仮定する)が記録されているため、この元金額をリーダ・ライタ等で読み取って操作表示部9に表示する。また、前日までの遊技で貯玉がある場合は、その数量も操作表示部9に表示する。
遊技者は、操作表示部9に表示された内容をを目視確認して、例えば貯玉の一部又は千円分の貸し出しを受けるための操作を操作表示部9にて行う。これにより所定数量のパチンコ玉が払い出され、これらのパチンコ玉が貸出排出管10を流れて上皿6に落とし込まれる。このとき、千円分の貸し出しを受けた場合は、操作表示部9の表示額が上述した五千円の元金額から千円を差し引いた金額、つまり4千円に切り替わる。
【0018】
こうしてパチンコ玉の貸し出し又は払い出しを受けた遊技者は、パチンコ遊技台1のハンドル5を廻してパチンコ玉を遊技盤4に打ち出し、遊技を開始する(S2)。この遊技中に大当たり等によって上皿6にパチンコ玉が溜まり、これが所定数量に達すると下皿7にパチンコ玉が流れ込む(S3)。さらに、下皿7にもパチンコ玉が溜まると、遊技者のレバー操作、ボタン操作等によって下皿7のシャッター(不図示)が開き、これによって下皿7に溜まったパチンコ玉が自重で落下する。なお、会員カード使用時における下皿7のシャッターについては、カード出入口11に会員カードが挿入された時点で自動的に開くようにしておいてもよい。
【0019】
こうして下皿7から落とし込まれたパチンコ玉は、下皿7の真下に配置されたシュート部材14の受け皿15で受け取られたのち、シュート本体16の傾斜に沿って転がり、接続部17を経て計数機3に取り込まれる。その際、計数機3ではシュート部材14で移送されたパチンコ玉の数量をカウントする(S4)。この計数機3でカウントされたパチンコ玉の数量は、上述した金額とともに操作表示部9に表示される。
【0020】
遊技している最中に上皿6でのパチンコ玉の溜まりが少なくなってきたら、遊技者は操作表示部9の払い出しスイッチ(不図示)をオン操作してパチンコ玉の払い出しを受け、これにより上皿6にパチンコ玉を補給して遊技を継続する。
そして、遊技を終了する場合は、上皿6と下皿7に残っているパチンコ玉をシュート部材14を介して計数機3に送り込み、そこで数量をカウントさせたのち、操作表示部9の遊技終了スイッチ(不図示)をオンする。
そうすると、その時点で操作表示部9に表示されている情報(残金、パチンコ玉の数量)に従って、会員カードのデータがリーダ・ライタ(不図示)で書き換えられたのち、カード出入口11からカードが排出される(S5)。遊技を終了した遊技者は、会員カードを受け取ってそこに書き込まれた玉数を貯玉とするか(S6)、あるいは景品交換所に出向いて所定数量のパチンコ玉を景品と交換する(S7)。このとき、景品交換されずに余ったパチンコ玉の数量は、貯数量として会員カードに書き込まれる。
【0021】
次の日、再び同じカードを使用して遊技を行おうとする場合は、先ずカード出入口11に会員カードを挿入し、操作表示部9の払い出しスイッチ(不図示)をオンする。そうすると、前日の貯数量分のパチンコ玉が上皿6に払い出されるため、このパチンコ玉を使用して遊技を開始することができる。また、その遊技中に、前日の貯数量分のパチンコ玉を使い果たし、さらに計数機3でカウントされた数量分のパチンコ玉も使い果たした場合は、操作表示部9の貸し出しスイッチ(不図示)をオン操作することで、前日の残高である4千円分の貸し出しを受けることができる。
【0022】
一方、会員カードを所持していない遊技者が遊技する場合は、玉貸機2の硬貨投入口に硬貨(貨幣)を投入してパチンコ玉の貸し出しを受け、ハンドル5を操作して遊技を開始する(S8)。この遊技中に大当たり等によって所定量のパチンコ玉が払い出されると(S3)、上記同様に下皿7のシャッター(不図示)を開き、シュート部材14を介して計数機3に送り込み、そこで数量をカウントさせる(S4)。
その後、所定数量のパチンコ玉を獲得して遊技を終了する場合は、上皿6と下皿7に残っているパチンコ玉をシュート部材14を介して計数機3に送り込み、そこで数量をカウントさせる。そして店員から当日カードをもらい、この当日カードを玉貸機2のカード出入口11に挿入し(S9)、それまで獲得したパチンコ玉の数量を当日カードに書き込ませる(S5)。
その後、当日カードを受け取った遊技者は、景品交換所に出向いて当日カードを提出し、そこに書き込まれている玉数分の景品交換を行う(S7)。
【0023】
このように本実施形態においては、パチンコ遊技台1での遊技によって獲得したパチンコ玉の数量を会員カード又は当日カードに書き込ませるようにしたので、会員カードを所持しているか否かにかからわず、全ての遊技者が計数機能付の玉貸機2を備えたパチンコ遊技台1で遊技を行うことが可能となる。
また、パチンコ遊技機の構成として、パチンコ遊技台1の下皿7の下部にシュート部材14を着脱自在に設けるようにしたので、玉貸機2が故障した場合には下皿7の下部からシュート部材14を取り外し、そこに通常のドル箱を置くことでパチンコ遊技台1での遊技が可能となる。
【0024】
図3は本発明に係るパチンコ遊技機の他の実施形態を示す正面図である。
図3において、先に述べたパチンコ遊技機(図2参照)と異なる点はシュート部材の構成にあり、それ以外の部分については同様の構成となっている。したがって、先程のパチンコ遊技機と同様の構成部分については同じ符号を付し、その説明を省略する。
【0025】
この実施形態では、パチンコ遊技台1の下皿7から落とし込まれたパチンコ玉を計数機3へと送り込むシュート部材19が通常の収容箱(ドル箱)に類似した構造となっている。すなわちシュート部材19は、図4(a),(b)にも示すように、所定数量(例えば3000個程度)のパチンコ玉を貯溜可能な箱型のシュート本体20と、このシュート本体20の側壁部から延出したシュートノズル21とから構成されている。シュート本体20は平面視長方形をなすもので、その両側の短辺部分には持ち運び用の把手22が設けられている。
【0026】
また、シュート本体20の底板23は、そこに落とし込まれたパチンコ玉をシュートノズル21へと導くために所定の勾配がつけられている。具体的には、シュートノズル21が位置するコーナー部C1とこれに相対応するコーナー部C2とを結ぶ対角線L上で、コーナー部C2からコーナー部C1に向かって徐々に低位となるように形成し、さらにその対角線Lを境に他のコーナー部C3,C4に近づくにつれて徐々に高位となるように形成すればよい。また、これ以外にも例えば、上述の対角線Lを境にして、コーナー部C3側の領域S1ではコーナー部C3が最も高位となるように形成し、コーナー部C4側の領域では図中右側が左側よりも高位となるよう平面的(二次元的)に傾斜させたり、或いは底板23を同一平面とし、この平面をコーナー部C1が最も低位でコーナー部C4が最も高位となるように傾斜させるようにしてもよい。
【0027】
さらに、シュート本体20の側壁部には、底板23上でコーナー部C1に導かれたパチンコ玉をシュートノズル21へと流し込むための玉出口24が形成されており、この玉出口24によってシュート本体20とシュートノズル21とが連通する構成になっている。また、両者の連通部分には玉出口24を開閉するためのシャッター25が設けられている。このシャッター25は、例えばスライド式に開閉するもので、シュート部材19の装着時には開き、非装着時には閉じるようになっている。
【0028】
一方、シュートノズル21は、断面略U字形(筒状でも可)の樋構造をなすもので、シュート本体20の側壁部からは途中で直角に屈曲したかたちで延出し、その延出端を計数機3への接続部26としている。またシュートノズル21には、シュート本体20の側壁部からノズル延出端(接続部26)に向かって徐々に低位となるように勾配がつけられている。さらに、シュートノズル21と計数機3との接続部分にも図示せぬシャッターが設けられている。このシャッターについても、例えば計数可能な時や会員カード挿入時に開き、シュートノズル21を外した時に閉じるようになっている。
【0029】
ここで、玉貸機2の計数機3を利用して遊技する場合は、パチンコ遊技台1の下皿7の下部にシュート部材19を装着した状態、すなわちシュート本体20から延出したシュートノズル21の接続部26を計数機3に接続した状態とし、先程の場合と同様に遊技を開始する。遊技中に下皿7に溜まって落とし込まれたパチンコ玉はシュート本体20に収容され、その底板23上を転がって玉出口24に達する。このとき、シャッター25は開放状態にあるため、玉出口24に達したパチンコ玉はそのままシュートノズル21へと流れ込んで計数機3に送り込まれる。
【0030】
一方、玉貸機2の故障により計数機3を利用しないで遊技する場合は、パチンコ遊技台1の下皿7の下部からシュート部材19を取り外した状態とし、そこに通称ドル箱といわれる収容箱(不図示)を置いて遊技を開始するか、或いはシュート部材19を収容箱として下皿7の下部に置いて遊技を開始する。但し、シュート部材19を用いる場合は、実質的に取り外した状態とするために、例えばシュート部材19を左右逆向きに置くなどしてシュートノズル21を計数機3に接続しないようにする。また、シュート部材19に貯溜したパチンコ玉がこぼれ落ちないようにシャッター25を閉じた状態にする。
【0031】
これにより、玉貸機2が故障した際にもパチンコ遊技台1で遊技を行うことが可能になる。また、計数機3を利用する場合の遊技の仕方についても、シュート部材19に落とし込んだパチンコ玉をそのまま計数機3に送り込み、パチンコ玉の補給を全て操作表示部9の操作で行うケースと、ある程度のパチンコ玉をシュート部材19に貯めておいて、そこからパチンコ玉をすくって補給するケースなど、遊技者の好みで遊技の仕方を自由に選択することができる。さらに、シュート部材19をドル箱的に使用する場合は、そこに落とし込まれたパチンコ玉が底板23上で散らばらずに一箇所(図3のコーナー部C1付近)に集められるため、上皿6にパチンコ玉を補給する際にすくい易くなるというメリットもある。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように本発明のパチンコ遊技機によれば、パチンコ遊技台の下皿の下部にシュート部材を着脱自在に設けるようにしたので、計数機能付玉貸機が故障した場合でも、これを付帯したパチンコ遊技台での遊技が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパチンコ遊技方法を説明する図である。
【図2】本発明に係るパチンコ遊技機の一実施形態を示す正面図である。
【図3】本発明に係るパチンコ遊技機の他の実施形態を示す正面図である。
【図4】他の実施形態におけるシュート部材の構造説明図である。
【符号の説明】
1 パチンコ遊技台
2 玉貸機(計数機能付)
3 計数機
7 下皿
14,19 シュート部材
20 シュート本体
21 シュートノズル
25 シャッター

Claims (2)

  1. パチンコ玉の数量をカウントする計数機を有する計数機能付玉貸機をパチンコ遊技台に付帯してなるパチンコ遊技機において、
    前記パチンコ遊技台の下皿から落とし込まれたパチンコ玉を前記計数機へと送り込むシュート部材を備えるとともに、該シュート部材を前記下皿の下部に着脱自在に設け、
    前記シュート部材は、所定数量のパチンコ玉を貯溜可能な箱型のシュート本体と、該シュート本体の側壁部から延出し且つその延出端を前記計数機への接続部としたシュートノズルとから成るとともに、前記シュート本体と前記シュートノズルとが一体構造をなし、前記シュートノズルを前記計数機に接続した第1の使用状態と、前記シュートノズルを前記計数機に接続しない第2の使用状態を有する
    ことを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 前記シュート本体と前記シュートノズルとの連通部分にシャッターを設け、前記シュート部材の装着時には前記シャッターを開き、前記シュート部材の非装着時には前記シャッターを閉じるように構成してなる
    ことを特徴とする請求項記載のパチンコ遊技機。
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