JP2900310B2 - 遊技球流動状態制御システム - Google Patents

遊技球流動状態制御システム

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JP2900310B2
JP2900310B2 JP25276696A JP25276696A JP2900310B2 JP 2900310 B2 JP2900310 B2 JP 2900310B2 JP 25276696 A JP25276696 A JP 25276696A JP 25276696 A JP25276696 A JP 25276696A JP 2900310 B2 JP2900310 B2 JP 2900310B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の遊技島が分
散配置された遊技場において、遊技島夫々に保有してい
る遊技球を、補給径路、回収径路、揚送機構から成る循
環径路によって循環使用すると共に、入賞等によって島
外に排出された遊技球を景品球計数装置によって島内に
還流させるようにした還流島における保有球の増減状態
を独立島として調整制御するようにした遊技球流動状態
制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】遊技場内に分散配置される遊技島には、
多数の遊技機が設置されると共に、遊技用球を貸し出す
玉貸装置や排出された賞品球を計数して島内に還流する
景品球計数装置、島内の流動球を揚送する揚送機構が設
置されて、各島で遊技に供する球を還流循環させるよう
になっている。
【0003】そうした中で、営業においては、遊技によ
って発生する入賞球とアウト球との差による増減や、貸
玉、賞品球として島から排出される球と、交換球として
島に還流される球との差による増減等によって、島の保
有球量は増加したり、減少したりの変動を起こすことに
なるのであるが、それに貸玉として排出された球が、他
の島で遊技されたり、他の島で排出された景品球が交換
球として還流される等も加わって、保有球量のバランス
が崩れて過剰状態となったり、不足状態を発生させたり
する島が出てくることになってしまう。こうしたことか
ら、各島における保有球のアンバランス状態を調整し、
緩和救済するための装置として「バランス樋」が各島間
に架設されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、遊技場
内の全島において、相互間に球の交流を行うための復路
の「バランス樋」を架設するのであるから、島の高さ
や、島上タンク等、種々の制約を受けることになり、遊
技場自体においても、天井高さや場内構造、島の配置等
の制約を受けることになる。また、そのための資材、労
力も大きな負担となっている。さらに、遊技場の近代化
の流れに伴ってスマート化、保全性の向上という要求も
ますます高くなり、「バランス樋」のない完全独立島へ
の要望が強まっている。
【0005】こうした市場の要求に応えるために「バラ
ンス樋」をなくする装置が種々試みられているのである
が、例えば、特公昭62−24110号公報、特公平7
−63542号公報に示す装置等が提案されている。
【0006】特公昭62−24110号においては、島
内の保有球量が所定量以上に達すると、当該島への景品
球の還流を停止させて島内が過剰状態になることを防止
するという装置であるが、不足状態に対しての救済手段
を未解決として残されている。
【0007】また、特公平7−63542号において
は、上記の過剰状態に対する解決手段と共に、不足状態
の発生に対しても、遊技場全体として各島の保有量を平
均化することによって不足状態となる島の発生を防止す
るという対応手段も備えており、遊技場全体での球の流
動状態を掌握して遊技場全体として島の保有球を調整制
御するという構成の装置であるが、近年、射倖性の高い
遊技機が主流となって広く普及してきたことによって、
遊技における賞品球の排出量や貸玉の排出量が爆発的に
多くなり、その大量に排出される賞品球は島外に蓄積滞
留されることになるのであるから、各島の保有球量は所
要の球量から大巾に減少することになって、保有球の変
動に対する対応能力は低下し、どの島においても、僅か
な変動によって不足状態を発生させるようになってい
る。
【0008】又、蓄積された大量の賞品球が交換球とし
て島内に還流されると保有球量が一気に急増することに
なるので、島内での流動処理が今度は追従不能に陥っ
て、過剰状態を起して了うという、従来の穏やかな遊技
状態の中で遊技が行われていた場合とは異なった激しい
遊技環境に変化している。
【0009】このように、遊技環境が大きく変化したこ
とから、島における保有球の増減状態や、その増減状態
変化の高速化、島外滞留球量の増加による各島や遊技場
全体としての流動球量の減少といった遊技球環境も大き
く変化することになって、上記公報に示す装置に限ら
ず、従来の遊技場環境の侭で調整制御するだけでは解決
するのは難しくなっている。そこで、先ず、遊技場とし
ての受入環境を整備改善して、大きく変貌した遊技状態
に対応できる受入れ態勢を整え、その上で適切な調整制
御を行わなければ「バランス樋」をなくすることも、効
果ある制御管理を行うことも難しくなっている。
【0010】この発明は上記に鑑み提案されたもので、
射倖性の高い遊技機が主流となったことで島内の保有球
量が一気に急減したり急増したりする場合であっても、
その激しい変動を当該島内で吸収し、安定した遊技球の
供給を行うことができる遊技球流動状態制御システムを
提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の遊技球流動状態制御システムは、複数台
の遊技機を列設すると共に、遊技用の球を貸出す玉貸装
置と、排出された景品球を計数して回収する景品球計数
装置とを設置し、上記遊技機の上方部に遊技球を補給す
る補給径路と、下方部に排出球を回収する回収径路と、
回収された球を上記補給径路に揚送補充する揚送機構と
が配置されて島毎に遊技球を還流循環させ遊技球の供給
を行うようにした遊技島において、上記景品球計数装置
から還流される交換球を収容貯留する交換球タンクと、
予備球を備蓄貯留する予備球タンクとを区画して設ける
と共に、その両タンクの大きさを、各島に配分される担
当保有球量を当該島全体では所要の余裕量を含めて保持
できるように形成し、上記両タンクに貯留された球の上
記揚送機構への流出は、該揚送機構の揚送能力に対応し
て、回収球と交換球を優先させ、それに予備球を合流さ
せるように構成し、少なくとも、上記交換球タンクには
タンク内の上限球量を検知出力する上限球量検知手段
を、上記予備球タンクにはタンク内の下限球量を検知出
力する下限球量検知手段を夫々配置し、上記交換球タン
クの上限球量検知手段からの検知出力があった場合に
は、当該島の景品球計数装置の使用状態を抑制制御し、
予備球タンクの下限球量検知手段からの検知出力がなさ
れた場合には、当該島に隣接する島における景品球計数
装置の使用状態を抑制制御することにより、当該島にお
ける遊技球の流動状態を制御する遊技球流動状態制御手
段を設け、上記交換球タンクの上限球量検知手段と上記
予備球タンクの下限球量検知手段とが、夫々における上
限量或いは下限量として検知出力する場合には、夫々の
タンクの上限貯留限界量或いは下限貯留限界量に対し
て、所望の球量巾の余裕を残して検知出力するように
し、上記両抑制制御状態の解除は、当該抑制制御を行う
こととなった検知時点における夫々のタンク内の球量に
所望の球量巾を持たせて解除するようにし、遊技場全体
としての遊技球の流動状態を総合的に制御管理するよう
にしたことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下にこの発明の実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明する。図1は遊技場内に分散配
置される遊技島の斜視図、図2は遊技島の内部構成を概
略的に示す図、図3(A)は図2のX−X断面、図3
(B)は図2のY−Y断面を夫々概略的に示す図、図4
は島上タンクの構成を示す図、図5は交換する遊技客の
流れを示す図である。
【0013】遊技島1の中段部には遊技機3…が横方向
に列設され、各遊技機3の間には遊技用球を貸出す玉貸
装置2が嵌設されている。又、遊技島1の一端部には、
入賞球によって排出された景品球を交換球として計数
し、島内に還流させる景品球計数装置4が設置されてい
る。
【0014】遊技機3…の上方部には、遊技用球を遊技
機1(玉貸装置2を含む)に補給するための補給径路7
が、遊技島1の中央部から両端部に向って配置され、遊
技機3…の下方部には、遊技に伴って排出される排出球
を排出球タンク13(図3)を経由して受入れ、遊技島
1の中央部に集合させる回収径路11が両端部から中央
部に向って配置されている。なお、排出球は排出球タン
ク13の下方に設けた球検出器131(図3)によって
カウントされた後、回収径路11に回収される。
【0015】遊技島1の中央部には、上記回収径路11
によって回収される球を合流させて、研磨すると共に揚
送する揚送機構12が配置され、揚送機構12によって
島上方に揚送して、再び補給用球として循環利用できる
ようになっている。
【0016】遊技島1の上方中央部には、上記揚送機構
12によって揚送される球を受入れて貯留すると共に、
貯留した球を上記島1の中央部から両端部に向って斜設
されている左右の補給径路7に分流して供給し、該貯留
量が所定量に達するとオーバーフローさせるオーバーフ
ロー機構を備えた島上タンク14(図4)が配置されて
いる。又、島上タンク14からオーバーフローされる球
を島1の両端部に向って流下させるオーバーフロー樋8
が、上記左右の補給径路7と併行して斜設されている。
【0017】上記の補給径路7、回収径路11、そして
揚送機構12とによって循環径路が構成され、各島内に
保有している遊技用球を循環使用するようになっている
のであるが、本実施例においては、この循環使用する球
量を常に所要の適量となるように備蓄調整するタンクと
して、上記景品球計数装置4から還流される交換球を収
容貯留する交換球タンク5と、予備球を収容貯留する予
備球タンク6とを区画して設け、その両タンク5,6の
大きさを、各島に配分される担当保有球量を、当該島全
体では所要の余裕量を保持して確保できるように遊技機
3…下方の空間部に形成する。
【0018】上記交換球タンク5及び予備球タンク6の
各上方部には、島の端部側から中央部に向って傾斜し、
両側縁が開放されて両側から自由に球が落下できる誘導
樋9が夫々斜設され、誘導樋9上を流下する球は下流側
に流下して両タンク5,6内に貯留され、下流側が貯留
球で満たされると、その上流側に両側縁から落下して両
タンク5,6の収容力を最大限に生かして貯留されるよ
うになっている。上記島1の両端部に向って斜設された
オーバーフロー樋8の両流下下端の開口部8c,8dは
上記両誘導樋9上に臨ませる。
【0019】又、交換球タンク5及び予備タンク6の各
下流側で、遊技機3…からの排出球を回収する回収径路
11と重複する個所には、両者の球が混交しないように
隔壁20(図3(B))を設ける。
【0020】上記交換球タンク5及び予備タンク6の各
底面部は、島端部側から中央部に向って傾斜させ、タン
ク5,6内に貯留された球を中央部側に向って流下させ
るようになっており、その流下端部には、小型揚送機1
0a,10bを連設し回収径路11に揚送して排出する
ようになっている。
【0021】又、上記交換球タンク5及び予備タンク6
に貯留された球は上記揚送機構12の揚送能力に対応し
て、先ず、回収球と交換球を優先的に排出するように
し、それに、予備球を合流させるようにして揚送機構1
2の揚送能力を有効に活用できるようにしている。この
様に構成することによって、揚送機構12は、その揚送
能力が回収球量を越える余力で、先ず、交換球タンク5
内の貯留球を排出させて揚送し、さらなる余力によって
予備球タンク6内の貯留球を排出させて揚送するように
なっているので、揚送機構12が駆動することで交換球
タンク5内の貯留球を優先的に排出して、その交換球タ
ンク5の収容能力を最大限に利用できるよう保持すると
共に、その揚送時には研磨も同時に行うように構成して
いるので、島内の保有球の全てを順次揚送研磨して清浄
循環させることになる。
【0022】又、上記交換球タンク5及び予備タンク6
には、両タンク5,6内に貯留される球量に応じて所定
の上限量を検知して出力する上限球量検知手段5a,6
a、及び下限量を検知して出力する下限球量検知手段5
b,6bを夫々配置して、夫々のタンク5,6内の球貯
留状態を把握できるようになっている。
【0023】交換球タンク5の上限球量検知手段5aか
らの検知出力があった場合には、当該島1の保有球量が
過剰状態になったことを知ることができるのであって、
制御としては、当該島1の景品球計数装置4の使用状態
を抑制制御するようにしている。又、下限球量検知手段
5bからの検知出力がなされた場合には、交換球タンク
5内の貯留量が無くなったことを知ることができる。
【0024】他方、予備球タンク6の上限球量検知手段
6aからの検知出力があった場合には、当該予備球タン
ク6が満タン状態になったことを知ることができるので
あって、当該島1が過剰状態に向っていることを察知す
ることができる。
【0025】予備球タンク6の下限球量検知手段6bか
らの検知出力がなされた場合には、当該島1の保有球量
が下限の量となった事を検知したのであって、制御とし
ては、当該島1に隣接する島における景品球計数装置の
使用状態を抑制制御して、当該島1において排出された
景品球の交換還流だけでなくて、隣接島において排出さ
れて隣接島に還流される筈の交換球を当該島1の景品球
計数装置4に導入させ、不足状態に陥っている保有球量
を回復させるようにしている。
【0026】すなわち、本実施例は、交換球タンク5の
上限球量検知手段5aからの検知出力があった場合に
は、当該島の景品球計数装置4の使用状態を抑制制御
し、予備球タンク6の下限球量検知手段6bからの検知
出力があった場合には、当該島1に隣接する島における
景品球計数装置の使用状態を抑制制御することにより、
当該島1における遊技球の流動状態を制御する遊技球流
動状態制御手段を備えている。
【0027】なお、本実施例においては、島上タンク1
4のオーバーフロー球の流出を、島上タンク14内に開
口したオーバーフロー口8a,8bの上、下段によって
切替えるメカ手段によって行うようにしているが、当該
上限球量検知手段6aからの検知出力によって電気的
に、予備球タンク6側から交換球タンク5側に切替える
ようにすることもできる。
【0028】上記の交換球タンク5に配置した上限球量
検知手段5aと予備球タンク6に配置した下限球量検知
手段6bが、夫々の上限量或いは、下限量を検知出力す
る場合の夫々のタンク5,6内の球量は、夫々のタンク
5,6における限界量に対して所望の球量巾の余裕を残
して検知出力されるようになっている。これは、上記両
球量検知手段5a,6bの検知出力によって、夫々所定
の景品球計数装置4の使用状態を抑制して調整制御する
という間接的な制御となっていることから、制御の効果
が発揮されて回復するまでの間持ち応えることができる
だけの残存収容能力量或いは、残存保有球量の球量巾に
所望の余裕を予め設定しておかなければスムーズな調整
制御効果を発揮させることができないことになるからで
ある。
【0029】例えば、交換球タンク5に配置した上限球
量検知手段5aの場合においては、遊技に伴って増加し
た保有球の上昇によって検知出力される場合と、賞品球
の交換によって交換球タンク5の貯留量が増加して検知
出力される場合があり、交換球の計数中に検出された場
合には、その計数中の計数が終了した後に抑制制御され
ることや、抑制制御中であっても、遊技はその儘続けら
れているので、遊技による差球や他島からの持ち込み球
による増加も起こり得るので、抑制制御の制御効果が発
揮されるまでの間の増加分に、持ち応えられるだけの球
量巾の余裕を備えておかなければならないのである。
【0030】又、予備球タンク6に配置した下限球量検
知手段6bの場合においては、検知出力によって当該島
1に隣接する島における景品球計数装置の使用状態を抑
制制御することによって、隣接島で行われる筈の景品球
の交換を当該島1の景品球計数装置4へ誘導して、不足
状態の保有球を回復させるという間接的な制御となって
いるので、制御効果が発揮されるまでの間の減少分を、
持ち応えるだけの球量巾の余裕を備えておかなければな
らないのである。
【0031】さらに、上記の交換球タンク5の上限球量
検知手段5a或いは、予備球タンク6の下限球量検知手
段6bからの検知出力によって抑制制御される、当該島
1或いは当該島1に隣接する島における景品球計数装置
の抑制状態の解除は、夫々のタンク5,6内の球量に基
づいて検知出力した時点の当該球量に対して、所望の球
量巾を持たせて解除を行うように構成している。
【0032】これは、夫々の上、下限球量検知手段5
a,6bに抑制と解除の検知を兼用させると、タンク
5,6内の球量の僅かな変動に伴って制御される景品球
計数装置の抑制と解除が頻発されることになって遊技客
の交換しようとする交換場所を不安定化し遊技客を右往
左往させることになってしまうからである。
【0033】又、夫々のタンク5,6に配置する上限球
量検知手段5aと下限球量検知手段5b、或いは下限球
量検知手段6bと上限球量検出手段6aとの組合せによ
って、抑制と解除の検知出力を得るようにすると、夫々
のタンク5,6における収容能力一杯の変動量がなけれ
ば解除されないことになり、本発明のように、大きな収
容能力を備えたタンクを設定する場合には、遊技客に大
きな不便を与えることになって了う。こうしたことか
ら、本発明においては、上記のように抑制制御を行う検
知出力を検知した時点の当該球量に対して、所望の球量
巾を持たせて解除する手段を介在させることとしたので
ある。
【0034】所望の球量巾としては、遊技島1に設置さ
れる遊技機3…の台数、島1内に形成されるタンク5,
6の収容能力の大小等によって変化することになるので
あるが、解除されて直ぐに次の抑制制御が発令されるこ
とのないだけの球量巾の設定をするのであり、本実施例
においては、3〜4万個の球量を持たせるようになって
いる。
【0035】介在させる解除手段としては、所望の球量
巾となったことを検知出力する解除検知手段を設置する
ことが簡潔であるが、制御発令時点からの時間的経過に
よって解除指令を出力するようにすることも可能であっ
て、タイマー設定によって行うようにする場合であれ
ば、上記の遊技球流動状態制御手段において自由に設定
することも可能であり、遊技島関連条件の多岐、多様な
状態に対しても、夫々の条件における最適な設定を選択
設定することができる。
【0036】図5は上記の検知出力に基づいて景品球計
数装置40を抑制制御したときの遊技場での遊技客の流
れの説明図である。図5(A)において、遊技場に分散
配置した遊技島100,101, 102等の中で、遊技
島100の保有球量が上限に近づき、交換球タンクの上
限球量検知手段5aが検知信号を出力すると、その検知
信号に基づいて、当該遊技島100に設置した景品球計
数装置40の使用状態が抑制される。このため、交換し
ようとする遊技客は、隣接する遊技島101,102等
に設置してある景品球計数装置41,42等を使用する
こととなり、当該遊技島100では、その分の景品球流
入を抑えることができ、遊技島100の保有球量は減少
する。そして、設定された球量巾を越えて減少したと
き、景品球計数装置40の抑制制御は解除され、通常の
状態に復帰する。
【0037】一方、図5(B)において、遊技島100
の保有球量が下限に近づき、予備球タンクの下限球量検
知手段6bが検知信号を出力すると、その検知信号に基
づいて、当該遊技島100に隣接する遊技島101,1
02に設置した景品球計数装置41,42の使用状態が
抑制される。このため、隣接島101,102の遊技客
で交換しようとする者は、最寄りの景品球計数装置40
を使用することとなり、当該遊技島100では、その分
の景品球が流入するので、遊技島100の保有球量は短
時間で増加する。そして、設定された球量巾を越えて増
加したとき、隣接島101,102の景品球計数装置4
1,42の抑制制御は解除され、通常の状態に復帰す
る。
【0038】次いで、遊技島1における球の流動状態に
ついて説明する。遊技島1は、通常フィーバータイプと
言われる遊技機が片面に20台、両面で40台設置され
た両島であって、当該島1においては、遊技機1台に対
して1万個の遊技球が、島1としては分担保有球量であ
る40万個の球が配分されている。
【0039】遊技機3は、1分間に100個の弾発が可
能であって、1時間において6000個の弾発がなされ
ることになる。島1に設置した揚送機構12の揚送能力
は、60万個/時であって揚送と共に研磨も行う揚送研
磨装置となっている。両タンク5,6の球を揚送して回
収径路に排出する小型揚送機10a,10bは夫々40
万個/時の揚送能力を備えている。
【0040】島1における保有球の収容能力は、交換球
タンク20万個、予備球タンク20万個、補給径路7内
と島上タンク14とで10万個の50万個として、分担
保有球量40万個に対して充分な余裕を持たせて設定し
ている。
【0041】遊技客は、遊技を開始するに当って、先
ず、玉貸装置2から遊技用球を借り出して遊技を始める
のであるから、全ての遊技客が500個の球を借り出し
たとすると、総数で2万個の球が先ず島1から排出され
ることになる。
【0042】全ての遊技機40台で遊技が開始される
と、1分間で4000個、1時間で24万個の球が弾発
されて島内に流入し、回収径路11によって回収され
て、中央部の揚送機構12によって揚送研磨されて島上
タンク14に揚送排出される。
【0043】揚送機構12の揚送能力60万個/時に対
し、遊技によって弾発され回収される球量は上記のよう
に最大でも24万個/時であるので、余力の36万個/
時に対しては、優先的に排出するように構成している交
換球タンク5の球が小型揚送機10aによって揚送され
て回収径路11に排出される。
【0044】回収球量と交換球タンク5からの球量が、
揚送機構12の揚送能力を下回る場合には、予備球タン
ク6の小型揚送機10bが駆動して予備球タンク6の球
を回収径路11に排出し揚送機構12の揚送能力を目一
杯に活用するようになっている。
【0045】本実施例においては、両サイドの回収径路
11からの球を揚送機構12に導入する合流導入部に小
型の球溜部125を設け、該球溜部125の球の滞留状
態を検知するセンサー125a,125bを配置して、
このセンサー125a,125bからの検知出力によっ
て小型揚送機10a,10bの駆動、停止を制御するよ
うにしている。
【0046】遊技島1の上方中央部、図4に示す揚送機
構12において、駆動モータ124は、減速機構123
で減速されて揚送パイプ121内の螺旋スクリュー12
2を回転駆動し、その回転駆動によって、遊技用球を島
上タンク14まで揚送する。揚送されて島上タンク14
に放出された球は、該タンク14内の分離用スノコ14
1上を流下し研磨粒と分離されて貯留部142内に落下
し、左右の島端に向って斜設されている補給径路7に遊
技用球として流出補充される。
【0047】島上タンク14内に貯留される球が増加し
て所定量の近くまで上昇すると、該タンク14内に開口
しているオーバーフロー口8a,8bのうち、下側のオ
ーバーフロー口8bに流入し、予備球タンク6側のオー
バーフロー樋8を流下し、開口部8cから予備球タンク
6の上部に斜設している誘導樋9上に排出されるように
なっている。
【0048】予備球タンク6が満タン状態になり、予備
球タンク6側のオーバーフロー樋8に流入されなくなっ
ても、さらに、島上タンク14内の貯留球量が上昇する
と、より上方に開口しているオーバーフロー口8aに流
入して交換球タンク5側のオーバーフロー樋8を流下
し、開口部8dから交換球タンク5の上部に斜設してい
る誘導樋9上に排出されるようになっている。
【0049】島1の一端部に設置した景品球計数装置4
の流下下端は交換球タンク5の上部に設けている誘導樋
9上に開口し、景品球計数装置4に投入された交換球は
計数されて島内に流入するようになっている。この誘導
樋9上に流出した球は該樋9上を流下して最下流端から
交換球タンク5内に落下し、交換球タンク5の下流側か
ら順次蓄積貯留される。各島の保有球量は、遊技に伴っ
て変動することになるのであるが、その一つとしては、
遊技において打球に対して入賞球が少ない場合と、逆に
多い場合とによって流入量と排出量に差を生じることに
よる変動がある。入賞球が少ない場合においては、打球
による流入に対して賞品球による排出が少ないので、保
有球量はその分だけ増加することになる。しかし、持ち
球は順次減少するので遊技を続けるには打球を借りなけ
ればならないことから、玉貸装置2を設けている島にお
いては、貸玉として排出される球が多くなり、貸玉と賞
品球とによる排出量と打球による流入量とが、遊技中に
おいては、ほゞバランスしながら島1の内外で循環する
ことになり大きな変動は起らないことになる。そうした
中でも島外に蓄積された賞品球(多くはないとしても)
が交換球として還流されるとその分は増加することにな
る。
【0050】入賞球が多い場合においては、打球による
流入に対して賞品球による排出の方が多いので、保有球
量はその分だけ減少して行くことになるのであって、機
種や台数、営業割数等によって減少状態は大きく変化す
ることになる。
【0051】又、ある程度の時間が経過して、賞品球が
蓄積されて来ると賞品球の交換が始まり、島内への還流
も起きるので、その減少状態は或るピークを過ぎるとや
がて緩和されることになる。
【0052】この外に、他島で貸し出された球や他島で
獲得した賞品球の持込球による遊技によって増加する場
合や、逆に自島で貸し出した球や自島で獲得した賞品球
を持ち出して遊技されることによって減少する場合等
が、複合的に絡み合って発生するので、このような増減
状態に対し出来る限り変動を吸収して持ち応えることが
できるだけの余裕を設定しておくことが必要となる。
【0053】そこで、その余裕量を設定する目安を得る
ための一つとして、遊技店における平均的な営業状態に
おいての島外に排出滞留される球量を検討してみること
にする。
【0054】遊技店における平常営業での出玉率として
は(景品球の交換率が店によって異なることもあって多
少の上、下はあるが)、採算線としては12〜3割と考
えられることから、今回は14割の場合としてその出球
量をみると、遊技機1台で1時間6000個弾発して1
4割の出玉として8400個の賞品球が排出されること
になり、差の2400個が島外に残されることになり、
本実施例の40台の島では96000個(約10万個)
が島外に蓄積滞留することになる。2時間目には約20
万個の球が島外に蓄積滞留することになっても、本実施
例で設定している保有球量であれば充分対応することが
できることになる。
【0055】実際の営業においては、1時間を経過する
頃から島外に排出された賞品球の交換も始まり還流も起
るので、島外の蓄積滞留量が倍増し続けるということで
はなく、突出的な排出状態でない限り、或るピーク状態
を過ぎる迄の間を持ち応えることができるだけの余裕を
備えていることによって殆どの不足状態の発生を防ぐこ
とが可能になる。
【0056】もう一つの目安として、近年、遊技機の主
流となっているフィーバータイプ機が設置された場合の
球の流動状態について検討してみることにする。フィー
バータイプ機は、大当たりが発生した場合には、約2,
400個の賞品球が短時間の間に排出され、しかも偶然
性によって連発する可能性も備えているという激しい遊
技状態の遊技機であり、この瞬発的な変動性に加えて連
発することもある激しい遊技状態を備えている遊技機で
あるために、島内保有球の変動状態も激しくなるので、
これに対応できる球量を検討しておくことも必要であ
る。
【0057】そこで、今回MAX的な条件を仮定して試
算してみることにする。大当たりを発生させるための別
遊技を開始させる始動口への入賞が1分間に6回あると
仮定し、その入賞によっては、7個の賞品球が排出さ
れ、大当たりが発生する遊技機を40台の中で30台、
発生しない遊技機を10台とし、発生しない場合は、ベ
ース40(1分間100個弾発して40個排出される)
で営業されているとして、大当たり発生は1時間に5回
発生すると仮定すると、 (1)排出される球数 大当たりによって排出される賞品球=2,400個×5
回×30台=360,000個 始動口によって排出される賞品球=6×60分×7個×
30台=75,600個 (2)打ち込まれる球数 大当たり機による打ち込み球=100発/分×60分×
30台=180,000個 外れ機による打ち込み球=60個/分(ベース40)×
60分×10台=36,000個 排出される球数から打ち込まれる球数を減算すると、1
時間で約219,600個(≒22万個)の球が島外に
排出されることになる。2時間目に入る頃からは交換球
としての還流量も次第に増加してくるので、この間を持
ち応えることができるだけの余裕を備えておけば、その
後も突出的に異常発生を起こすような特別な島を除いて
は、不足状態を発生させる島を大幅に減らすことができ
ることになる。
【0058】次に、島外に排出された賞品球が交換球と
して還流される場合について説明する。景品球計数装置
4の計数処理能力は、1分間に約24,000個と大き
く、交換する人の入れ替えや、レシートの発行等のロス
タイムを見込んでも、1分間に16,000個程度の処
理能力を有しており、交換球タンク5内の球を揚送排出
する小型揚送機10aは40万個/時として1分間6,
600個であって1分間に約1万個の能力差があること
から、交換が連続的に行われて1分間に約1万個ずつ交
換タンク5内に蓄積されていったとしても、少なくとも
複数人分の交換に対応できる程度の収容能力を設定して
おかなければ、スムーズな交換作用を全うさせることが
できないことになる。又、交換球タンク5内の球は優先
的に排出する構成として、上記設定した収容能力を常に
有効利用できるようにしているのである。
【0059】交換球タンク5の上限球量検知手段5aの
検知出力によって、当該島1の景品球計数装置4が抑制
制御されると、その後の交換球の還流がストップされる
ので、玉貸装置2からの排出球と、入賞に伴って排出さ
れる賞品球とによって保有球は減少し始めることにな
り、過剰状態は解消される。
【0060】予備球タンク6の下限球量検知手段6bの
検知出力によって、隣接島の景品球計数装置が抑制制御
されると、当該不足状態になっている島の遊技客ばかり
でなく、図5でも示すように、左右両側の隣接島の遊技
客の交換も導入されて還流されることになり、さらに、
前方位置に設置されている島の後端部近傍の遊技客も交
換に参加することになるので、還流が促進される。
【0061】交換球タンク5の上限球量検知手段5aか
らの検知出力によって当該島1の景品球計数装置4の使
用状態を、予備球タンク6の下限球量検知手段6bから
の検知出力によって当該島1に隣接する島の景品球計数
装置の使用状態を抑制制御するのであるが、この抑制制
御としては、景品球計数装置4の作動を直接的に停止さ
せる直接制御の他、遊技客の交換球の投入を不可能にす
る間接的な抑制制御を行うこともできる。
【0062】又、抑制制御状態に入ったことを、照明、
表示、音声等を併せて用いるようにすれば、賞品球を交
換しようとする遊技者に早く、広く認知させることがで
きると共に、当該島の救済、回復を促進させる効果も有
する。
【0063】上記の両タンク5,6に設置した所定の上
下限球量検知手段(5a,6b)からの検知出力に基づ
いて、夫々の所定の景品球計数装置4の使用状態を抑制
制御する遊技球流動状態制御手段は、夫々の島に配置さ
れている、揚送機構12や小型揚送機10等の機器類
や、島内を流動する球の監視、表示等の制御を行う機器
類を制御管理する島毎に設けた島制御コントローラ(図
示せず)を接続して構成したシステム内に設ける。又、
遊技場内の全島における遊技関連情報を収集して総合的
に制御管理を行う総合管理装置に設けたり、専用のシス
テム制御コントローラに設けるようにしてもよい。
【0064】上記の玉貸装置2は、遊技機に対して1台
毎に設ける場合の他、遊技機2台に1台設ける場合や、
遊技機と一体化された場合であってもよい。
【0065】両タンク5,6内の球を揚送排出する小型
揚送機10a,10bは、ベルト式に限らず、バケット
式、スクリュー式等であってもよい。
【0066】両タンク5,6の底面部に傾斜を設けて球
を流下させるようにしているが、底面部に水平コンベア
等の移送装置を設けるようにしてもよい。
【0067】本実施例においては、遊技島1に遊技機を
40台設置した場合として、島に配分される分担保有球
量や島内に形成するタンクの収容能力、関連機器類の夫
々の能力等について説明したが、遊技場においては、遊
技島の配置、その遊技島に設置される機種や台数は、遊
技場の適宜選択によって、自由に設定されるのであるか
ら、その遊技場において本発明の特許請求の範囲に記載
の構成要件を変更しない範囲において、各個の球量、能
力等を設定設置することができる。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の遊技球流
動状態制御システムでは、近年の遊技状態の変貌に伴っ
て激しくなった各島における保有球の増減に対応するこ
とができるだけの球量を保有させ、島の収容能力を所望
の余裕量を保持できる程度まで増大化するとともに、島
内における保有球の効率的な流動を可能にしたので、島
内の保有球量が一気に急減したり急増したりする場合に
対しても、その激しい変動を夫々に、各島内で吸収する
ことが可能となり、過剰状態や不足状態を発生させる島
を大幅に減少させることができる。
【0069】又、たとえ、突出的な排出や還流によっ
て、過剰状態や不足状態を発生させた島が出たとして
も、発生させる島は限られた少数の島となるので、その
島を重点的に救済することになり、調整制御の効果も発
揮され易く、迅速な回復制御を行うことができる。
【0070】さらに、他島の不足状態のために、自島の
景品球計数装置の還流が抑制されることになったとして
も、各島は夫々に余裕を備えて稼動しているので、当該
島が回復されるまでの間、その抑制制御に十分に対応す
ることができるのであって、夫々の島が保有している余
裕球が側面援助を行うことができる。
【0071】又、交換球タンク及び予備球タンクに貯留
された球の流出は、揚送機構の能力に対応して回収球と
交換球を優先させ、それに予備球を合流させるようにし
たので、交換球タンクの貯留球は優先的に排出され、そ
の収容能力を最大限に活用できるように保持させること
ができる。
【0072】そしてさらに、回収球量の増減状態や交換
球量の大小状態に拘わらず、揚送機構の揚送能力一杯に
島内の保有球を順次導入して揚送研磨するので、営業中
において自動的に全ての保有球が正常化されて清浄な遊
技球が循環流動される。
【0073】このように、遊技場全体としての激しくな
った遊技状態に対する対応環境を改善して受け入れ態勢
を先ず整備して、その上で調整制御を行うようにしたの
で、効果的で、しかも、迅速な抑制制御を可能にするこ
とができたのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】遊技場内に分散配置される遊技島の斜視図であ
る。
【図2】遊技島の内部構成を概略的に示す図である。
【図3】(A)は図2のX−X断面、(B)は図2のY
−Y断面を夫々概略的に示す図である。
【図4】島上タンクの構成を示す図である。
【図5】検知出力に基づいて景品球計数装置を抑制制御
したときの遊技場での遊技球流れの説明図である。
【符号の説明】
1,100,101,102 遊技島 2 玉貸装置 3 遊技機 4,40,41,42 景品球計数装置 5 交換球タンク 5a 上限球量検知手段 5b 下限球量検知手段 6 予備球タンク 6a 上限球量検知手段 6b 下限球量検知手段 7 補給径路 8 オーバーフロー樋 9 誘導樋 10a 小型揚送機 10b 小型揚送機 11 回収径路 12 揚送機構 14 島上タンク

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数台の遊技機を列設すると共に、遊技
    用の球を貸出す玉貸装置と、排出された景品球を計数し
    て回収する景品球計数装置とを設置し、上記遊技機の上
    方部に遊技球を補給する補給径路と、下方部に排出球を
    回収する回収径路と、回収された球を上記補給径路に揚
    送補充する揚送機構とが配置されて島毎に遊技球を還流
    循環させ遊技球の供給を行うようにした遊技島におい
    て、 上記景品球計数装置から還流される交換球を収容貯留す
    る交換球タンクと、予備球を備蓄貯留する予備球タンク
    とを区画して設けると共に、その両タンクの大きさを、
    各島に配分される担当保有球量を当該島全体では所要の
    余裕量を含めて保持できるように形成し、 上記両タンクに貯留された球の上記揚送機構への流出
    は、該揚送機構の揚送能力に対応して、回収球と交換球
    を優先させ、それに予備球を合流させるように構成し、 少なくとも、上記交換球タンクにはタンク内の上限球量
    を検知出力する上限球量検知手段を、上記予備球タンク
    にはタンク内の下限球量を検知出力する下限球量検知手
    段を夫々配置し、 上記交換球タンクの上限球量検知手段からの検知出力が
    あった場合には、当該島の景品球計数装置の使用状態を
    抑制制御し、予備球タンクの下限球量検知手段からの検
    知出力がなされた場合には、当該島に隣接する島におけ
    る景品球計数装置の使用状態を抑制制御することによ
    り、当該島における遊技球の流動状態を制御する遊技球
    流動状態制御手段を設け、 上記交換球タンクの上限球量検知手段と上記予備球タン
    クの下限球量検知手段とが、夫々における上限量或いは
    下限量として検知出力する場合には、夫々のタンクの上
    限貯留限界量或いは下限貯留限界量に対して、所望の球
    量巾の余裕を残して検知出力するようにし、 上記両抑制制御状態の解除は、当該抑制制御を行うこと
    となった検知時点における夫々のタンク内の球量に所望
    の球量巾を持たせて解除するようにし、 遊技場全体としての遊技球の流動状態を総合的に制御管
    理するようにしたことを特徴とする遊技球流動状態制御
    システム。
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