JP2964001B2 - パチンコ遊技店における適正玉量維持システム - Google Patents

パチンコ遊技店における適正玉量維持システム

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JP2964001B2
JP2964001B2 JP8346292A JP8346292A JP2964001B2 JP 2964001 B2 JP2964001 B2 JP 2964001B2 JP 8346292 A JP8346292 A JP 8346292A JP 8346292 A JP8346292 A JP 8346292A JP 2964001 B2 JP2964001 B2 JP 2964001B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ遊技店内の各
パチンコ島において、各パチンコ台にパチンコ玉を補給
し、アウト玉を回収し、遊技用玉を貸し出し、景品玉を
回収するパチンコ玉補給還元システムに関し、更に詳し
くは、島端の玉量調整器内に配設した玉量調整タンクと
一時貯留タンクとを開閉手段を介して連接することによ
って、循環経路中の玉量を増やせ且つ所定範囲内に維持
させるとともに、店内でのパチンコ玉の偏在を防止する
ことが可能な適正玉量維持システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】遊技店には、島と呼称される表台を多数
併設したブロックが存在し、このブロックを一単位とし
て各種の管理制御を行っている。各島で保有する玉量を
平均化するシステムとして先に本出願人が開示した特願
平3−352744に示すパチンコ玉補給還元システム
や、また遊技店内における島間の玉の偏在を防止するシ
ステムとして開示した特願平3−352743号に示す
パチンコ玉補給還元システムを提供している。これらの
パチンコ玉補給還元システムは、主として以下に示す構
成となっている。
【0003】つまり、上記パチンコ玉補給還元シテスム
は、表台と台間玉貸機を備えた島の島端に景品玉計数器
を設けるとともに、該島の上方に補給樋を、下方に回収
樋を配設し、回収樋の玉を補給樋に揚送するパチンコ玉
揚送装置を設けて玉の循環経路を形成し、各表台に打ち
込まれる玉、及び景品玉計数器に投入された景品玉を島
へ還元させるように形成し、さらにパチンコ玉揚送装置
の上方に設けた上部タンクが、所要の位置まで常時玉を
維持出来るように構成し、該上部タンクに接続した補給
樋から各表台への玉の補給が行い得るようにするととも
に、前記玉の循環経路中の島端に玉量調整タンクを設
け、該玉量調整タンクに玉を貯留させ、玉量調整タンク
内の貯留玉を任意の制御手段を介して前記回収樋へ排出
させるように構成すると共に、景品玉計数器で計数され
た玉を回収樋に排出させるように形成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のパチンコ玉補給還元システムでは、玉量調整タンク
内のみの玉量では貯留量が少なく、且つ微妙な調整を行
うことが出来ず、顧客が多量の玉を持って島内を移動し
た場合には、島内の玉量に大きな差が発生し、適正な貯
留を維持出来なくなる課題があった。また、ある景品玉
計数器に集中して多量の景品玉が投入されると玉量調整
タンクがすぐ満杯となり、以後景品玉を景品玉計数器を
介して島内に取り込むことが出来ないため、景品玉計数
器を使用中止にしなくてはならず、景品玉計数器が使用
中止になると顧客に対するサービス低下となる課題を有
していた。このことは、特に閉店間際、投入する人が多
くなるため使用中止になることがある。即ち、景品玉計
数器に交換しようとして順番に並んでいても、投入しよ
うとする時になると玉量調整タンク内の満杯信号により
投入出来なくなってしまうことがあり、別の景品玉計数
器の列にいって並び直さなくてはならなかった。
【0005】本発明の目的は、島端に設けられた玉量調
整タンク内の貯留量を適正に保つことによって、景品玉
計数器に景品玉が投入されて、島内の玉量が増大して玉
量調整タンクが満杯となっても、玉量調整タンク内の玉
を下方部位の一時貯留タンク内に流下させることによっ
て適正玉量を維持し、これにより景品玉計数器を使用中
止にすることがない適正玉量維持システムを提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記、目的を達成するた
め本発明のパチンコ遊技店における適正玉量維持システ
ムは、パチンコ台及び台間玉貸機を備えたパチンコ島の
島端に玉量調整器を設け、パチンコ島の上方に補給樋
を、下方に回収樋をそれぞれ配設し、回収したパチンコ
玉を磨くパチンコ玉揚送装置を島内に設け、該パチンコ
玉揚送装置によって回収樋のパチンコ玉を補給樋に揚送
してパチンコ玉の循環経路を形成し、各パチンコ台に打
ち込まれるパチンコ玉、及び景品玉計数器に投入された
景品玉をパチンコ島へ還元させ、パチンコ玉揚送装置の
上方に設けた上部タンクが所要の位置まで常時パチンコ
玉を維持出来るように構成し、上部タンクに接続した補
給樋から各パチンコ台へのパチンコ玉の補給が行い得る
ようにすると共に、島端に玉量調整タンク付の玉量調整
器と開閉扉付きの景品玉計数器とを設け、該玉量調整タ
ンクに循環経路中のパチンコ玉を貯留させ、該貯留玉を
任意の制御手段を介して前記回収樋へ排出するように成
し、該景品玉計数器は玉量調整タンク内の貯留量に応じ
て開閉扉を開閉するように成したパチンコ玉補給還元シ
ステムであって、前記景品玉計数器の開閉扉は、玉量調
整タンク内の貯留量が設定以上に成ると閉鎖して投入不
可状態と成り、また貯留量が設定以下に成ると開放して
投入可能状態と成し、一方、景品玉計数器の下方部位に
一時貯留タンクを設け、該一時貯留タンクと前記玉量調
整タンクとを連絡筒体を介して連接し、且つ連絡筒体に
開閉手段を備え、前記玉量調整タンク内の貯留量が設定
以上の検知においては前記開閉手段が開放して玉量調整
タンク内の貯留玉を一時貯留タンク内へ導くことにより
玉量調整タンク内の貯留量を減少させて前記景品玉計数
器の投入不可状態を回避する構成としたものである。
【0007】
【作用】以上のように構成された本発明のパチンコ遊技
店における適正玉量維持システムは、玉量調整タンク内
に設けられた上限スイッチ及び中限スイッチによる玉量
の感知によって、玉量調整タンクと一時貯留タンクとの
間に設けられた開閉手段の開閉が行われる。つまり、玉
量調整タンク内の上限スイッチがONとなって玉量調整
タンク内の玉量が満杯であることを感知すると開閉手段
が作動して開状態となり、玉量調整タンク内の玉が一時
貯留タンク内に流下する。玉量調整タンク内の玉量が満
杯の際には、島内には新たに玉を取り込むことが出来な
いため、景品玉計数器は使用中止になるが、上記のよう
に玉量調整タンク内の玉が一時貯留タンク内に流下する
ことより、玉量調整タンク内の玉量は満杯状態から少し
下がった状態となり、景品玉計数器を介して島内に玉を
取り込むことが出来、景品玉計数器は使用可能の状態に
保たれることとなる。
【0008】次に玉量調整タンク内の玉が順次一時貯留
タンク内に流下して、玉量が減少し、中限スイッチがO
FFとなると開閉手段が閉状態となって、玉の流下が停
止される。また開閉手段は、一時貯留タンク内の上限セ
ンサーがONの状態では、もはや一時貯留タンク内には
玉をそれ以上貯留することが出来ないため、閉状態とな
って、一時貯留タンク内への玉の流動を中止する。一方
一時貯留タンクの底部には玉揚送装置が設けられ、玉量
調整タンクの上限スイッチがOFFの状態で、一時貯留
タンク内の下限センサーがONの時に玉揚送装置が作動
し、一時貯留タンク内の玉を排出受皿に持ち上げた後回
収樋より流下させていく。玉量調整タンクの上限スイッ
チがONの時には、玉量調整タンク内にそれ以上の玉を
貯留することが出来ないため、玉が玉量調整タンク内に
還元されないように一時貯留タンクの玉揚送装置は作動
しない。回収樋上を流下する玉はパチンコ玉揚送装置よ
って揚送され、上部タンクに貯留され、各表台に補給樋
を介して補給されるが、上部タンクの設定量を越える玉
は排出パイプの排出口から溢れ、オーバーフロー樋を流
下して前記玉量調整タンク内に流下し、再び該玉量調整
タンク内に貯留される。このようにして玉は島内を循環
し、玉量調整タンク内の玉が適正玉量に保たれるように
成る。なお回収樋には、表台から排出されるアウト玉、
景品玉計数器より排出される玉、及び玉量調整タンクよ
り小出しに排出される玉及び一時貯留タンクより玉揚送
装置より還元される玉が流下し、島の中央部に集められ
てパチンコ玉揚送装置によって上部タンクに揚送され
る。
【0009】本実施例においては、景品玉計数器に連続
して漏斗状の排出受皿が設けられていて、景品玉計数器
に投入された景品玉は一旦排出受皿上に落下したのち回
収樋上に流下する。また排出受皿にはオーバーフロー口
が設けられていて、オーバーフロー口と前記一時貯留タ
ンクが連接されている。従って、閉店間際に景品玉計数
器に投入される景品玉数が多量になってパチンコ玉揚送
装置での能力が間に合わないと、景品玉計数器から排出
された玉が次第に回収樋上に滞留し、ついには排出受皿
も玉で満杯となっても、玉は排出受皿のオーバーフロー
口より落下して一時貯留タンク内に貯留される。貯留し
た玉は上述した通り玉揚送装置にて還元される。従って
景品玉計数器からの計数後の玉の排出が滞ることが無
く、順次計数後の玉が景品玉計数器から排出され、景品
玉計数器が使用中止になることが無い。また玉調整タン
ク内の玉は任意に設定した開閉時間に応じて排出する制
御手段の自動開閉装置によって、回収樋上に小出しに排
出され、パチンコ玉揚送装置の上部にある上部タンクに
十分な玉量が存在するように形成されている。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳
述するが本実施例に限定するものではない。図1は本発
明のパチンコ玉補給還元システムを備えた島の右半分を
示した正面図であり、図2乃至図5は本発明の適正玉量
維持システムを備えた玉量調整器の側面図であり、図6
乃至図8は一時貯留タンクと排出受皿との関係を示した
調整器の正面図である。
【0011】まず本発明にかかる島1について簡単に説
明する。図1に示すように、島1の右側端部には景品玉
計数器17、表示装置60、シャッター12及び排出機
構13、玉量調整タンク10、排出受皿40、オーバー
フロー口41、一時貯留タンク42、開閉手段50及び
玉揚送装置43が組み込まれた玉量調整器3が取り付け
られている。さらに景品玉計数器17の後部には景品玉
計数器17への玉の投入を可否する開閉扉17bを具備
したゲート作動機構17aが設けられている。
【0012】前記島1の上方には中央より両端部に向か
って玉が流下出来るように補給樋5が傾斜状に配設され
るとともに、下方には後述するパチンコ玉揚送装置8に
向かって玉が集合するように回収樋6が傾斜状に配設さ
れ、上記補給樋5から各表台2の上皿に補給パイプ26
が介設され、各表台2に打ち込まれて流出するアウト
玉、及び景品玉計数器17に投入され計数後の景品玉は
前記回収樋6上を転動し回収した玉を磨きながら揚送す
るパチンコ玉揚送装置8が設けられ、当該パチンコ玉揚
送装置8の上部に設けた上部タンク9と補給樋5を接続
して、第一の循環経路が形成されている。また、上部タ
ンク9内には所要の位置まで常時玉を維持出来るように
構成しているため複数の表台でフィバーが連続しても補
給不足になることがない。さらに回収樋6の内には図1
7のように玉衝撃緩衝部材6aが少なくとも一つ以上、
本実施例では中間位置とパチンコ玉揚送装置8に入る直
前の二箇所に設けられていて、制御手段である排出機構
13が設定時間開放すると一度に多量の玉が流下してい
くため、玉速度を減速させて玉の流下音を抑えるととも
にパチンコ玉揚送装置8内に勢いよく流下するのも防止
している。
【0013】次に、第二の循環経路について説明する。
第二の循環経路は、図11に示すように上部タンク9の
底部より排出パイプ18を立設し、上部タンク9内に貯
留した玉が設定量以上になった余剰玉は、排出口18a
よりオーバーフロー樋7に排出され、該オーバーフロー
樋7は補給樋5の真下で玉量調整タンク10に向けて傾
斜状態に保持し、その端部を島端の玉量調整器3内の背
面部に設けた玉量調整タンク10に導入し、玉量調整タ
ンク10内の玉は下部に設けた制御手段であるシャッタ
ー12及び排出機構13によって流出口12aを介して
前記回収樋6へ排出させて循環させるように構成されて
いる。
【0014】次に、本発明にかかわる適正玉量維持シス
テムについて説明する。図2乃至図5は適正玉量維持シ
ステムを備えた玉量調整器の側面図で、参照して説明し
ていく。玉量調整タンク10の側壁のどちらか一方に
は、玉量検出手段15である検出スイッチが複数個取り
付けられている。つまり、図2乃至図5、及び図9に示
すように、縦並びに適宜間隔を保っていて、例えば十二
個のスイッチ部材14が軸14aを介して援動自在に設
けられている。上記十二個のスイッチ部材14の内の例
えば五個にマイクロスイッチを取り付けて玉量を検出し
ているが、上から二つの上限スイッチ15a及び中限ス
イッチ15bが適正玉量維持システムに関係する検出ス
イッチである。また玉量調整タンク10の下部には、一
時貯留タンク42と連通する連絡筒体51が設けられて
いて、該連絡筒体51の中央部には、駆動モータ53で
開閉する開閉扉(図示せず)が機枠53に摺動自在に嵌
合された開閉手段50が設けられている。従って、連絡
筒体51は開閉手段50によって開閉自在と成ってい
る。また一時貯留タンク42には、一時貯留タンク内4
2の貯留量を検出する下限センサー54及び上限センサ
ー55がタンク内壁に設けられている。
【0015】このように構成された適正玉量維持システ
ムは、以下のように動作する。玉量調整タンク10の上
限スイッチ15aが玉を検出すると、玉量調整タンク1
0は満杯となっているため、開閉手段50が作動して連
絡筒体51が開状態となる。開閉動作は、上記開閉手段
50の駆動モータ53を作動させ、機枠52に嵌合して
いる開閉扉(図示せず)を摺動させることより行われ
る。連絡筒体51が開状態になると、玉量調整タンク1
0内の玉は、連絡筒体51を通って下部の一時貯留タン
ク42内に流下し、該一時貯留タンク42内に貯留され
る(図2)。上限スイッチ15aが玉を検出すると、景
品玉計数器17が使用中止となるが、上記のように開閉
手段50の作動により玉が一時貯留タンク42内に流下
すると、玉量調整タンク10内の玉量は減少して、上限
スイッチ15aは玉を検出しなくなる。こうなると玉を
島内に取り込むことが可能になり、景品玉計数器17の
使用が再開される。連絡筒体51が開状態となり、玉量
調整タンク10の玉が次第に一時貯留タンク42に流下
して減ってくると中限スイッチ15bが玉を検出しなく
なると、開閉手段50が作動して、連絡筒体51を閉状
態と成し、玉の流下が停止する(図4)。玉量調整タン
ク10より流下し一時貯留タンク42内に貯留された玉
は、下限センサー54によって検出され、該下限センサ
ー54が玉を検出すると玉揚送装置43が作動し、玉を
排出受皿40に還元した後回収樋6上より流下していく
(図3)。玉揚送装置43は例えば後述のように、スプ
ロケットホイール43aと、還元パイプ43bからな
り、玉はスプロケットホイール43aの凹状の歯に噛み
合って還元パイプ43b内に揚送され、還元パイプ43
bの上端より排出受皿40上に排出される。一時貯留タ
ンク43の上限センサー55に玉が検出されるまで一時
貯留タンク42内の玉量が増えると、開閉手段50は、
例え上限スイッチ15aが玉を検出しても作動せず、連
絡筒体51は閉状態を保ったままとなる(図5)。以上
のような動作により、玉量調整タンク10は適正玉量に
維持される。
【0016】次に上述した玉揚送装置43の動作につい
て説明する。図6乃至図8において、40は排出受皿で
景品玉計数器17により計数後に排出される玉を回収樋
6に導くように設けられていて、且つこの排出受皿40
でも貯留できるように漏斗状になっている。また排出受
皿40にはオーバーフロー口41が突設されていて、該
オーバーフロー口41はその下部に設けられている一時
貯留タンク42と連接されている。従って排出受皿40
からオーバーフロー口41を介して溢れた玉は一時貯留
タンク42内に貯留される。図7は、景品玉計数器17
に大量の景品玉が投入されて、パチンコ玉揚送装置8の
能力が間に合わない排出受皿40及び回収樋6が満杯と
なり、玉がオーバーフロー口41より一時貯留タンク4
2内に落下していく状態を示している。
【0017】ちなみに、本一実施例において玉量調整タ
ンク10内に約14万個、一時貯留タンク42内に約5
万個、排出受皿40内に約1万個、合計一つの島の玉量
調整器内には約20万個の玉貯留が可能なようになって
いる。
【0018】一時貯留タンク42の底部には、前述した
玉揚送装置43が設けられていて、該玉揚送装置43
は、玉の形状と一致する凹状の歯からなるスプロケット
ホィール43aと還元パイプ43b、及び駆動モータ4
3cから成り、駆動モータ43cの回転によりスプロケ
ットホィール43aが回転し、一時貯留タンク42内の
玉がスプロケットホィール43aの凹状の歯に噛み合っ
て還元パイプ43b内に順次移送され、移送された玉
は、後ろから移送されてくる玉に押されて還元パイプ4
3b内を上昇し、最後に還元パイプ43bの上端より排
出受皿40上に流下するように形成されている。玉揚送
装置43は、前記玉量調整タンク10が満杯以外の時作
動し、少しずつ一時貯留タンク42の玉を回収樋6に還
元するように成っている。尚、本実施例の玉揚送装置の
構造に限定するものでなく、スクリュー、螺旋体等によ
る構造のものであってもよい。
【0019】次に前記玉量調整タンク10より回収樋6
へ玉を排出させる制御手段であるシャッター12及び排
出機構13について、図12乃至図15を参照して説明
する。シャッター12は排出機構13により上下に開閉
自在で、玉量調整タンク10内の玉を回収樋6へ小出し
する目的で設けられている。該排出機構13は駆動モー
タ13aのカム20の偏心位置に取り付けられたピン2
2がシャッター12のガイド板23に開口されたガイド
溝24に挿通されており、また前記カム20には回転検
出板21が同軸で取り付けられている。該回転検出板2
1は外周部分に切欠部を有し、これを挟む位置に置かれ
た発光・受光素子との組み合わせで前記ピン22の回転
位置を検出してモータの回転制御に供される。なお、シ
ャッター12の開閉運動は、景品玉計数器17への景品
玉投入時は開閉が行われないように設定して投入を優先
させるようにし、さらに上部タンク9内の所要箇所に取
り付けたパチンコ玉量検出スイッチ11からの検出信号
により、上部タンク9の玉量を設定量以下に下げない目
的で、所定時間開放状態を保つように設定され、さらに
通常時には自動制御されている。尚、本実施例ではパチ
ンコ玉量検出スイッチ11は上部タンクの中央付近に1
個取り付けているが、間隔をおいて例えば上下に2個取
り付けて、上部タンク内の玉量を検出するようにしても
よく常時上部タンク内のある設定量で維持できるように
成っている。制御手段の自動開閉装置は上述したように
排出する機構となっていて、小出しに排出することによ
って玉量調整タンク10内に玉を貯留させないで排出し
てパチンコ玉揚送装置8にて玉が磨けるようにしてい
る。また前記モータが動作不良に成るなどの非常時に
は、手動操作が可能と成るように設定されている。尚、
前記ガイド溝24の形状は、時計廻りに回転するピン2
2が押し上げる左側の溝を下方に、また押し下げる右側
の溝を上方に余分に切り欠いて、モータの連続回転にも
拘らずシャッター12の上下運動に於ける上下至端での
運動を一時停止するように設定している。なおこの実施
例では上下に開閉するようにしたが左右に開閉するもの
であってもよい。さらに、シャッター12の上下動の開
閉をよくするためシャッター12の両脇にベアリング
(図示せず)を縦に多数設けて動きやすくなるようにし
てもよい。
【0020】次に、操作盤70に設けたシャッタ停止ボ
タン71の操作は、通常景品玉計数器17のアウト出力
信号と接続している制御部はそのアウト出力信号によっ
て景品玉の投入を感知し、その際は制御手段による開放
はしないようにしてあるが、景品玉計数器17によって
はアウト出力信号のみでは出力信号を発しないものがあ
り、その時の対応に操作される。即ち景品玉計数器17
に多量の玉を投入しているにもかかわらず、出力信号を
発生しないと通常の時と同じように制御手段による開放
をしてしまうため回収樋に投入した玉と制御手段による
玉で滞留するのを防ぐために設けられていて、多量の景
品玉を投入しようとする時は、店員が予めシャッタ停止
ボタン71をONさせて制御手段による開放を行わない
ようにしている(図18)。
【0021】図19は表示装置60を示すもので以下詳
細に説明する。上段の61aは玉量調整タンク10内の
玉量検出手段15の上限、中限、第三、第四、第五検出
スイッチの検出信号と接続している表示ランプである。
即ち、表示ランプ4つの点灯、消灯、点滅表示によって
玉量調整タンク10内の貯留量が一目でわかるようにな
っている。例えば、上限スイッチ15aで検出している
時は4つ点灯し玉量調整タンク10内に満杯であること
を示し、逆に第五検出スイッチ15eで検出している間
は一つ点灯し、さらに第五検出スイッチ15e以下にな
ると緊急事態として点滅し、早急に非常用玉補充器25
を用いて手補給する。尚この表示ランプは赤、緑色のラ
ンプを採用してわかりやすくしている。下段の61bは
パチンコ玉揚送装置8の作動、停止状況を点灯、消灯に
よって示すもので、また、パチンコ玉揚送装置8のトラ
ブル、研磨粒清浄装置34の作動は点滅表示によって外
部に示すようにしている。下段の61cはパチンコ玉揚
送装置8の上部タンク9内のパチンコ玉量検出スイッチ
11の検出信号と接続されている表示ランプである。表
示ランプの点灯、点滅によって上部タンク9内の玉の貯
留量がわかるようになっている。62は玉量検出手段1
5の信号により景品玉計数器17への投入を中止しても
らう際表示するストップランプである。63は自島の玉
量調整タンク10内が満杯で他島へ景品玉を持って行っ
てもらう際、顧客に誘導する左右の矢印表示でメッセー
ジ表示部64と同時に表示するようになっている。
【0022】図6乃至図8は島端に設置した玉量調整器
3の正面図であり、玉量調整器3の前面部中段に景品玉
計数器17及び発券器19が設置され、上段に表示装置
60が取り付けられている。玉量調整器3の最上段及び
表示装置60、前記景品玉計数器17、発券器19の背
面部位には玉量調整タンク10が設けられている。発券
器19は景品玉計数器17で計数された玉数をカード等
に置き換えるためのものである。玉量調整タンク10の
側壁のどちらか一方に玉量検出手段15である検出スイ
ッチが取り付けられている。さらに詳述すると、図2乃
至図5及び図9に示すように、縦並びに適宜間隔を保っ
ていて、例えば十二個のスイッチ部材14が軸14aを
介して援動自在に設けられている。上記十二個のスイッ
チ部材14の内の例えば五個にマイクロスイッチを取り
付けて玉量を検出している。上から順にスイッチを説明
すると上限検出スイッチ15aは自島の景品玉計数器1
7を閉める信号を検出するスイッチ、中限検出スイッチ
15bは自島の景品玉計数器17を開ける信号を検出す
るスイッチ、第三検出スイッチ15cは玉量調整タンク
10内の玉量を確認するスイッチ、第四検出スイッチ1
5dは他島の景品玉計数器を17を開ける信号検出する
スイッチ、第五検出スイッチ15eは他島の景品玉計数
器17を閉める信号を検出するスイッチである。なお、
上限検出スイッチ15a及び中限検出スイッチ15bは
上述の適正玉量維持システムの開閉手段50の動作信号
を検出するスイッチと兼用されている。また、通常は上
述の適正玉量維持システムにより、玉量調整タンク10
内の玉量は、上限スイッチ15aと中限スイッチ15b
との間のレベルに保たれているが、島内の複数台でフィ
ーバーが出ると急激に玉量調整器3に貯留されている玉
量が減少し、又玉量調整タンク10内の玉量も減るた
め、このような第三〜第五検出スイッチが設けられてい
るのである。上記説明で景品玉計数器17を開ける、閉
めるとは景品玉計数器17への投入可否は開閉扉17b
によって行われる。開閉扉17bは景品玉計数器17の
後側に設けた作動機構17aにより、作動するようにな
っている。即ち玉量調整タンク10内の上限検出スイッ
チ15aの信号により景品玉計数器17への投入を中止
にさせるときは開閉扉17bが下がってきて、景品玉計
数器17への投入が出来ないようになる。また第五検出
スイッチ15eの信号により投入させるときは開閉扉1
7bが上がり、景品玉計数器17への投入が可能にな
る。
【0023】次に各検出スイッチの役割について詳述す
ると、通常は玉量調整タンク10内の上限、中限検出ス
イッチ15b、15c付近に貯留させておき、景品玉の
投入が例えば一箇所の景品玉計数器17に集中した場
合、貯留量は増えていき、上限検出スイッチ15aで検
出したとき開閉扉17bが閉まって、景品玉計数器17
への投入を中止させる。その間は景品玉計数器17の使
用が中止となっていて表示装置60に他の島への指示表
示がされている。そして上限検出スイッチ15aより貯
留玉が減っていき、中限検出スイッチ15bで検出した
ら、開閉扉17bを開けて自島の景品玉計数器17への
投入が可能となる。
【0024】また、逆に玉量調整タンク10内の玉が第
三検出スイッチ15cよな少なくなった場合、つまり第
五検出スイッチ15e付近まで貯留玉が減ったとき、隣
接する他島の貯留量の多い島の景品玉計数器17の開閉
扉17bを閉めて中止させ、減っている島に投入しても
らうようにする。そして第五検出スイッチ15eより第
四検出スイッチ15dで検出すると前記他島の景品玉計
数器17の開閉扉17bを解除して投入ができるように
なる。前記表示装置60には隣合う左右の両島のいずれ
かを矢印表示63する電光表示器が設けられている。ま
た、表示装置60には人為感知センサー65が設けられ
て、感知したときのみ上記の電光表示と同時に音声案内
するようにもなっている。即ち、人がいない時は表示の
みとなっていて、人を感知すると音声もでるようになっ
ているので投入時の誤りを防止できる。
【0025】ここで一例を説明する。五島からなる遊技
店においては、例えば中央の島の玉量が第五検出スイッ
チ15e付近まで減ってしまった場合、その両島の貯留
量を検出し、中限検出スイッチ15b以上ある島の景品
玉計数器17を中止させて中央の島へ投入するように表
示装置60に矢印表示63させるのである。また中限検
出スイッチ15b以上両島がない場合でも、いずれか多
い島の方の景品玉計数器17を中止させる。さらに、両
方の島も第四検出スイッチ15e付近にある場合、中止
させてしまうとなくなってしまうので、両島のさらに隣
の島が多ければ中止指せるようにしている。また全島が
第四検出スイッチ15d付近にある時は景品玉計数器1
7は止めないで投入可の状態になっている。実施例での
第一〜五検出スイッチの取り付け位置は任意であり遊技
店の出玉量等に応じて変更可能なようになっている。さ
らにもっと間隔を狭くして設ければより貯留量が明確に
わかる。さらに前記景品玉計数器17の下方中央部に図
10に示すような非常用玉補充器25が挿着される挿入
部28を有し、該挿入部28に非常用補充器25が挿着
されると景品玉計数器17の流出口とともに回収樋6へ
連通されるように成っていて、万が一前記玉量調整器3
の貯留玉が激減し、貯留玉を回収樋6へ排出して表台へ
補給することが危うくなるような状況が発生したときに
はここから緊急に回収樋6にむけて玉を流すことを可能
としている。
【0026】なお、玉量調整タンク10の落下部10b
には図16のようにオーバーフロー樋7から流下してき
た玉を玉量調整タンク10内に均等させるように中央付
近に振り分け部材10aが設けられていて、玉量調整タ
ンク10内に落ちる玉を左右に振り分けて均等に玉が貯
留されるのである。よって、玉量調整タンク10内で貯
留玉が傾いて貯留することがなく、上限〜第五検出スイ
ッチが正確に検出することができる。また振り分け部材
10aをゴム材等にすればオーバーフロー樋7から落下
した際の音を消音させる効果もある。
【0027】最後に本発明にかかるパチンコ玉揚送装置
8について説明する。図1において2は表台であり、表
台2より排出される玉は玉回収樋6上に落下する。また
32は移送パイプで、内部に移送螺旋体を内装し、該移
送螺旋体は移送モータで回転するように形成されてい
る。
【0028】本実施例において移送パイプ32への玉の
流入口はステンレス製で形成されている。従来この流入
口は金属メッキ製であり、このため長期の使用によりメ
ッキの剥がれを生じて玉の転がり抵抗が増加し、玉の流
量の低下を招いていた。今回流入口の材質をステンレス
製にしたことにより、この流量の低下が解決され、長期
の使用によってもスムーズに玉が流れるように成ってい
る。移送パイプ32には垂直状に設置された揚送パイプ
33が連接され、該揚送パイプ33内にも揚送螺旋体が
内装され、該揚送螺旋体は揚送モータ31にて回転する
ように形成されている。従って移送パイプ32内に流下
した玉は、移送モータ33の回転による移送螺旋体の回
転によって揚送パイプ33の下部に移送され、順次揚送
モータ31の回転による揚送螺旋体の回転により、研磨
粒とともに揚送パイプ33内で混合攪拌され、研磨され
ながら上部に揚送されていく。揚送パイプ33の下部に
は研磨粒を交換する際使用するフレキシブルな研磨粒取
り出し口がもうけられている。これは従来固定式であっ
たために、島内の柱等で研磨粒の取り出しが出来ない場
合を改良したもので、本実施例のように研磨粒取り出し
口をフレキシブルに形成したことにより、研磨粒取り出
し作業が容易に行えるようになったものである。また、
パチンコ玉揚送装置8の上部には、選別装置37が設け
られていて、該選別装置37にて揚送されてきた玉と研
磨粒が分離されるように成している。さらに選別装置3
7の両端には、補給樋5が連接され、選別装置37で分
離された玉は補給樋5を転動してふたたび各表台2、及
び台間玉貸機4に供給される。34は選別装置37で分
離された研磨粒が汚れたときに清浄にする研磨粒清浄装
置であり、研磨粒回収パイプの研磨粒分離部を介して研
磨粒清浄循環パイプから研磨粒が流下するようになって
いる。研磨粒清浄装置34で清浄された研磨粒は再び揚
送パイプ33の下部に還流されるようになっている。
【0029】なお、38は長筒体である研磨粒投入口で
あり、従来開口部しか無かったものを、長筒体を取り付
けたことにより、より研磨粒が不足したときなど投入し
やすくなったものである。また36は集塵モータ、35
は集塵ボックスであり、パチンコ玉揚送装置8内で発生
した粉塵を集塵するように成している。
【0030】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように本発明のパ
チンコ遊技店における適正玉量維持システムは、パチン
コ台及び台間玉貸機を備えたパチンコ島の島端に玉量調
整器を設け、パチンコ島の上方に補給樋を、下方に回収
樋をそれぞれ配設し、回収したパチンコ玉を磨くパチン
コ玉揚送装置を島内に設け、該パチンコ玉揚送装置によ
って回収樋のパチンコ玉を補給樋に揚送してパチンコ玉
の循環経路を形成し、各パチンコ台に打ち込まれるパチ
ンコ玉、及び景品玉計数器に投入された景品玉をパチン
コ島へ還元させ、パチンコ玉揚送装置の上方に設けた上
部タンクが所要の位置まで常時パチンコ玉を維持出来る
ように構成し、上部タンクに接続した補給樋から各パチ
ンコ台へのパチンコ玉の補給が行い得るようにすると共
に、島端に玉量調整タンク付の玉量調整器と開閉扉付き
の景品玉計数器とを設け、該玉量調整タンクに循環経路
中のパチンコ玉を貯留させ、該貯留玉を任意の制御手段
を介して前記回収樋へ排出するように成し、該景品玉計
数器は玉量調整タンク内の貯留量に応じて開閉扉を開閉
するように成したパチンコ玉補給還元システムであっ
て、前記景品玉計数器の開閉扉は、玉量調整タンク内の
貯留量が設定以上に成ると閉鎖して投入不可状態と成
り、また貯留量が設定以下に成ると開放して投入可能状
態と成し、一方、景品玉計数器の下方部位に一時貯留タ
ンクを設け、該一時貯留タンクと前記玉量調整タンクと
を連絡筒体を介して連接し、且つ連絡筒体に開閉手段を
備え、前記玉量調整タンク内の貯留量が設定以上の検知
においては前記開閉手段が開放して玉量調整タンク内の
貯留玉を一時貯留タンク内へ導くことにより玉量調整タ
ンク内の貯留量を減少させて前記景品玉計数器の投入不
可状態を回避する構成としたものであるから、特に閉店
間際において景品玉計数器に多量の景品玉が投入されて
島内の玉量が増大し、玉量調整タンク内の貯留量が満杯
(設定以上)となっても、該玉量調整タンク内の貯留玉
を下方部位の一時貯留タンク内に導く(流下)ことによ
って玉量調整タンク内の玉量が一時減少することが出
来、このため、継続して島内に景品玉を取り込むことが
可能になるので景品玉計数器を中止(投入不可状態)す
ることが回避出来る訳で、景品玉計数器に並んだ顧客が
並び変える必要がなくなり、投入中に急に計数器中止
(開閉扉が閉ま る)という計数時のトラブルが生じるこ
とがないという顕著な効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパチンコ玉補給還元システムを備えた
島の右半分を示した正面図である。
【図2】本発明の適正玉量維持システムを備えた玉量調
整器の側面図である。
【図3】本発明の適正玉量維持システムを備えた玉量調
整器の側面図である。
【図4】本発明の適正玉量維持システムを備えた玉量調
整器の側面図である。
【図5】本発明の適正玉量維持システムを備えた玉量調
整器の側面図である。
【図6】本発明の一時貯留タンクと排出受皿との関係を
示した玉量調整器の正面図である。
【図7】本発明の一時貯留タンクと排出受皿との関係を
示した玉量調整器の正面図である。
【図8】本発明の一時貯留タンクと排出受皿との関係を
示した玉量調整器の正面図である。
【図9】玉量検出手段の拡大図である。
【図10】非常用補充器の状態斜視図である。
【図11】パチンコ玉揚送装置の上部タンクの正面状態
図である。
【図12】自動開閉装置の開時した時の正面図である。
【図13】自動開閉装置の開時した時の側面図である。
【図14】自動開閉装置の閉時した時の正面図である。
【図15】自動開閉装置の閉時した時の側面図である。
【図16】島端の玉量調整器の平面図である。
【図17】回収樋に設けた玉衝撃緩衝部材の斜視図であ
る。
【図18】玉量調整器の操作部を示す正面図である。
【図19】玉量調整器の表示装置の拡大図である。
【符号の説明】
3 玉量調整器 8 パチンコ玉揚送装置 10 玉量調整タンク 11 パチンコ玉量検出スイッチ 12 シャッター 13 排出機構 14 スイッチ部材 15 玉量検出手段 15a 上限スイッチ 15b 中限スイッチ 17 景品玉計数器 42 一時貯留タンク 43 玉揚送装置 50 開閉手段 51 連絡筒体 54 下限センサー 55 上限センサー
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−259288(JP,A) 特開 平2−252481(JP,A) 特開 平4−357985(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A63F 7/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パチンコ台及び台間玉貸機を備えたパチ
    ンコ島の島端に玉量調整器を設け、パチンコ島の上方に
    補給樋を、下方に回収樋をそれぞれ配設し、回収したパ
    チンコ玉を磨くパチンコ玉揚送装置を島内に設け、該パ
    チンコ玉揚送装置によって回収樋のパチンコ玉を補給樋
    に揚送してパチンコ玉の循環経路を形成し、各パチンコ
    台に打ち込まれるパチンコ玉、及び景品玉計数器に投入
    された景品玉をパチンコ島へ還元させ、パチンコ玉揚送
    装置の上方に設けた上部タンクが所要の位置まで常時パ
    チンコ玉を維持出来るように構成し、上部タンクに接続
    した補給樋から各パチンコ台へのパチンコ玉の補給が行
    い得るようにすると共に、島端に玉量調整タンク付の玉
    量調整器と開閉扉付きの景品玉計数器とを設け、該玉量
    調整タンクに循環経路中のパチンコ玉を貯留させ、該貯
    留玉を任意の制御手段を介して前記回収樋へ排出するよ
    うに成し、該景品玉計数器は玉量調整タンク内の貯留量
    に応じて開閉扉を開閉するように成したパチンコ玉補給
    還元システムであって、前記景品玉計数器の開閉扉は、
    玉量調整タンク内の貯留量が設定以上に成ると閉鎖して
    投入不可状態と成り、また貯留量が設定以下に成ると開
    放して投入可能状態と成し、一方、景品玉計数器の下方
    部位に一時貯留タンクを設け、該一時貯留タンクと前記
    玉量調整タンクとを連絡筒体を介して連接し、且つ連絡
    筒体に開閉手段を備え、前記玉量調整タンク内の貯留量
    が設定以上の検知においては前記開閉手段が開放して玉
    量調整タンク内の貯留玉を一時貯留タンク内へ導くこと
    により玉量調整タンク内の貯留量を減少させて前記景品
    玉計数器の投入不可状態を回避する構成としたことを特
    徴とするパチンコ遊技店における適正玉量維持システ
    ム。
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