JPS631076B2 - - Google Patents
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- JPS631076B2 JPS631076B2 JP55035158A JP3515880A JPS631076B2 JP S631076 B2 JPS631076 B2 JP S631076B2 JP 55035158 A JP55035158 A JP 55035158A JP 3515880 A JP3515880 A JP 3515880A JP S631076 B2 JPS631076 B2 JP S631076B2
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- ball
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 11
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- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 7
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 6
- 230000003213 activating effect Effects 0.000 description 1
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- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 230000001186 cumulative effect Effects 0.000 description 1
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- 238000009795 derivation Methods 0.000 description 1
- 239000011295 pitch Substances 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明はパチンコ遊技機の球補給制御装置に
関し、特に各パチンコ遊技機(以下パチンコ機)
毎に設けられる還元装置と複数台のパチンコ機に
共通的に補給する補給球供給装置の2系統で景品
球貯留タンクの球不足を補なうようにした、パチ
ンコ機の球補給制御装置に関する。
関し、特に各パチンコ遊技機(以下パチンコ機)
毎に設けられる還元装置と複数台のパチンコ機に
共通的に補給する補給球供給装置の2系統で景品
球貯留タンクの球不足を補なうようにした、パチ
ンコ機の球補給制御装置に関する。
第1図はこの発明の背景となるパチンコ遊技場
の一部のシステムの概略図である。パチンコ遊技
場には、通常、複数個のパチンコ機Pが並んで設
置される。複数個のパチンコ機Pに対して共通す
る1個のパチンコ球貯留タンク1が設けられ、そ
こに収納されるパチンコ球は該貯留タンク1から
第1分配通路2および第2分配通路4を介して各
機Pに個別的に設けられる補給球供給装置10に
補給球として補給が行なわれる。遊技客は各機P
でパチンコ遊技を行なう。この遊技は遊技客が購
入するパチンコ球を1個宛順次的にパチンコ機P
の盤上に打込み、盤上に沿い落下させるとき、台
の盤上に設けられる孔に或る確率で落ち込むこと
に成功すると、このセーフ球の作用で予め定める
複数個のパチンコ球が景品球貯留タンク(図示せ
ず。後述の第2図で詳述する)から遊技者に景品
球として払出される。遊技客の打ち込んだパチン
コ球は孔への落下の成功または失敗に拘らず、最
終的にパチンコ機Pの下方に達し、打込球として
打込球貯留タンク(図示せず。後述の第2図で詳
述)に収納される。打込球は各機Pごとに設けら
れる還元装置(第2図参照)により適宜、前記景
品球貯留タンクに還元されるが、打込球貯留タン
クに一定量以上の球が収納されると回収通路11
0を介して回収装置100に集められる。回収装
置100に回収されたパチンコ球はバケツトコン
ベア3にもたらされ、ここで上昇されて再び貯留
タンク1に戻される。
の一部のシステムの概略図である。パチンコ遊技
場には、通常、複数個のパチンコ機Pが並んで設
置される。複数個のパチンコ機Pに対して共通す
る1個のパチンコ球貯留タンク1が設けられ、そ
こに収納されるパチンコ球は該貯留タンク1から
第1分配通路2および第2分配通路4を介して各
機Pに個別的に設けられる補給球供給装置10に
補給球として補給が行なわれる。遊技客は各機P
でパチンコ遊技を行なう。この遊技は遊技客が購
入するパチンコ球を1個宛順次的にパチンコ機P
の盤上に打込み、盤上に沿い落下させるとき、台
の盤上に設けられる孔に或る確率で落ち込むこと
に成功すると、このセーフ球の作用で予め定める
複数個のパチンコ球が景品球貯留タンク(図示せ
ず。後述の第2図で詳述する)から遊技者に景品
球として払出される。遊技客の打ち込んだパチン
コ球は孔への落下の成功または失敗に拘らず、最
終的にパチンコ機Pの下方に達し、打込球として
打込球貯留タンク(図示せず。後述の第2図で詳
述)に収納される。打込球は各機Pごとに設けら
れる還元装置(第2図参照)により適宜、前記景
品球貯留タンクに還元されるが、打込球貯留タン
クに一定量以上の球が収納されると回収通路11
0を介して回収装置100に集められる。回収装
置100に回収されたパチンコ球はバケツトコン
ベア3にもたらされ、ここで上昇されて再び貯留
タンク1に戻される。
ところで、補給球供給装置からパチンコ玉が補
給可能に構成されているとともに、還元装置が内
蔵されているパチンコ機として、従来、実開昭49
−136385号公報に記載のものがあつた。
給可能に構成されているとともに、還元装置が内
蔵されているパチンコ機として、従来、実開昭49
−136385号公報に記載のものがあつた。
この従来のパチンコ機は、景品球貯留部材内の
景品球がなくなれば補給球供給装置から景品球を
補給するように構成されているとともに、打込球
貯留部材に貯留されている景品球を前記景品球貯
留部材内に還元する還元装置が設けられていた。
そして、この還元装置は、従来から、一般的に
は、景品球貯留部材内の景品球がなくなつたとき
に作動して打込球貯留部材内の打込球を景品球貯
留部材内に還元するように構成されており(たと
えば、特公昭39−22986号公報)、この実開昭49−
136385号公報に記載の従来のパチンコ機では、景
品球貯留部材内のパチンコ球がなくなれば、補給
球供給装置からパチンコ球が景品球貯留部材内に
補給されるとともに、打込球貯留部材からも前記
還元装置の働きによりパチンコ球が還元されて供
給される。しかし、打込球貯留部材の中にパチン
コ球が多量に貯留されている場合には、その打込
球貯留部材からのパチンコ球の還元供給のみによ
つて景品球貯留部材への球供給が十分賄える場合
があり、この従来装置では、このような場合にも
一律に補給球供給装置からの球供給と換元装置に
よる打込球の還元供給を併用するために、たとえ
ば、補給球供給装置からの球供給と還元装置によ
る打込球の還元供給が終了した後に、打球の入賞
がない、すなわち、景品球の払出しが行なわれな
い遊技状態が一定期間以上継続した場合には、景
品球供給部材に、パチンコ球を還元供給する必要
がないため打込球貯留部材にパチンコ球が貯留さ
れる一方であるから、前記補給球供給装置から供
給された球数だけ早期に打込球貯留部材が満杯と
なり、余つたパチンコ球を回収通路から排出させ
なければならなくなる。
景品球がなくなれば補給球供給装置から景品球を
補給するように構成されているとともに、打込球
貯留部材に貯留されている景品球を前記景品球貯
留部材内に還元する還元装置が設けられていた。
そして、この還元装置は、従来から、一般的に
は、景品球貯留部材内の景品球がなくなつたとき
に作動して打込球貯留部材内の打込球を景品球貯
留部材内に還元するように構成されており(たと
えば、特公昭39−22986号公報)、この実開昭49−
136385号公報に記載の従来のパチンコ機では、景
品球貯留部材内のパチンコ球がなくなれば、補給
球供給装置からパチンコ球が景品球貯留部材内に
補給されるとともに、打込球貯留部材からも前記
還元装置の働きによりパチンコ球が還元されて供
給される。しかし、打込球貯留部材の中にパチン
コ球が多量に貯留されている場合には、その打込
球貯留部材からのパチンコ球の還元供給のみによ
つて景品球貯留部材への球供給が十分賄える場合
があり、この従来装置では、このような場合にも
一律に補給球供給装置からの球供給と換元装置に
よる打込球の還元供給を併用するために、たとえ
ば、補給球供給装置からの球供給と還元装置によ
る打込球の還元供給が終了した後に、打球の入賞
がない、すなわち、景品球の払出しが行なわれな
い遊技状態が一定期間以上継続した場合には、景
品球供給部材に、パチンコ球を還元供給する必要
がないため打込球貯留部材にパチンコ球が貯留さ
れる一方であるから、前記補給球供給装置から供
給された球数だけ早期に打込球貯留部材が満杯と
なり、余つたパチンコ球を回収通路から排出させ
なければならなくなる。
つまり、打込球貯留部材から景品球貯留部材へ
のパチンコ球の還元供給で十分賄える場合には、
補給球供給装置からの球供給が無駄となるばかり
でなく、回収通路からの球の排出度合が多くなる
のであり、それだけパチンコ球が無駄に移動する
ことになり、球の移動に伴うエネルギの浪費およ
び特に深刻な問題である騒音の増大などの欠点が
ある。
のパチンコ球の還元供給で十分賄える場合には、
補給球供給装置からの球供給が無駄となるばかり
でなく、回収通路からの球の排出度合が多くなる
のであり、それだけパチンコ球が無駄に移動する
ことになり、球の移動に伴うエネルギの浪費およ
び特に深刻な問題である騒音の増大などの欠点が
ある。
しかも、打止を行なうに、補給球供給装置から
の球供給量と回収通路からの回収球量とを比較し
てその差が一定以上になつたことに基づいて打止
するのであり、この従来装置では、前述したよう
に、球を無駄に補給し、かつ、それに基づいて頻
繁に回収通路から回収することになるために、打
止の条件を算出するに、無駄に多くの回数行なわ
れた球補給と球の回収に基づいて算出しなければ
ならず、たとえばコンピユータなどで算出する
に、負担が大きくなり大容量のものを使用しなけ
ればならないなどの欠点があつた。
の球供給量と回収通路からの回収球量とを比較し
てその差が一定以上になつたことに基づいて打止
するのであり、この従来装置では、前述したよう
に、球を無駄に補給し、かつ、それに基づいて頻
繁に回収通路から回収することになるために、打
止の条件を算出するに、無駄に多くの回数行なわ
れた球補給と球の回収に基づいて算出しなければ
ならず、たとえばコンピユータなどで算出する
に、負担が大きくなり大容量のものを使用しなけ
ればならないなどの欠点があつた。
この発明は、前記実情に鑑み、補給および回収
に伴う球の無駄な動きを極力防止することによ
り、球移動に伴うエネルギの浪費を減少させ、騒
音を抑えるとともに、打止めの条件の算出に際し
ての計算量を極力少なくすることを目的とする。
に伴う球の無駄な動きを極力防止することによ
り、球移動に伴うエネルギの浪費を減少させ、騒
音を抑えるとともに、打止めの条件の算出に際し
ての計算量を極力少なくすることを目的とする。
この発明に係るパチンコ遊技機の球補給制御装
置は、以下の構成を有する。すなわち、 複数台のパチンコ遊技機を配設し、かつ各パチ
ンコ遊技機の上部から選択的に球を補給する補給
球供給装置を配設したパチンコ遊技場において、
各パチンコ遊技機に球を補給制御する装置であつ
て、 前記各パチンコ遊技機は、 打込球がセーフ球となつた場合に与えるべき景
品球を貯留する景品球貯留部材と、 前記景品球貯留部材に関連して設けられかつ該
景品球貯留部材に貯留されている景品球が第1の
一定量以下になつたことを検出する第1の検出器
と、 前記景品球貯留部材に関連して設けられかつ第
1の一定量よりも少ない第2の一定量以下になつ
たことを検出する第2の検出器と、 前記打込球を貯留するための打込球貯留部材
と、 前記打込球貯留部材に関連して設けられかつ打
込球が相対的に多い一定量以上であることを検出
する第3の検出器と、 前記打込み球貯留部材と前記景品球貯留部材と
の間に配設され、打込球貯留部材に貯留されてい
る打込球を前記景品球貯留部材へ給送し得るよう
に構成された還元装置と、 前記補給球供給装置から前記景品球貯留部材へ
供給される補給球を検出する補給球検出手段とか
ら構成され、 さらに、前記第1の検出器の出力がありかつ前
記第3の検出器の出力があることに応じて前記還
元装置を駆動する還元装置駆動制御回路を備え、 前記補給制御装置は、 前記複数台のパチンコ遊技機に対応して設けら
れた複数個の第1電子カウンタおよび第2電子カ
ウンタを含み、 第1電子カウンタは、対応するパチンコ遊技機
の、補給球数と前記打込球貯留部材からパチンコ
遊技機外へ排出されて回収される回収球数との差
を計数するようにされており、また、 第2電子カウンタは、補給球数を計数するとと
もに、その計数値が、予め定める設定値と一致し
たときに信号を出力するようにされており、 さらに、前記第1電子カウンタの値が所定の打
止数になつたことに応じて、前記補給球供給装置
を不能動化する打止制御手段と、 前記第2の検出器の出力があることに応じて前
記補給球供給装置を駆動して該補給球供給装置か
ら前記景品球貯留部材への球を補給させ、前記第
2電子カウンタの定量補給状態検出出力に応じて
補給球供給装置の駆動を停止する補給球供給装置
制御手段とから構成され、 それによつて、打止めに達するまでの間、前記
景品球貯留部材の景品球が一定量以下でかつ前記
打込球貯留部材の打込球が一定量以上のとき前記
還元装置で打込球を還元し、景品球および打込球
とも一定量ないとき前記補給球供給装置で外部か
ら球を第2の電子カウンタの出力に基づいて電子
的に定量補給するようにしたことを特徴とする。
置は、以下の構成を有する。すなわち、 複数台のパチンコ遊技機を配設し、かつ各パチ
ンコ遊技機の上部から選択的に球を補給する補給
球供給装置を配設したパチンコ遊技場において、
各パチンコ遊技機に球を補給制御する装置であつ
て、 前記各パチンコ遊技機は、 打込球がセーフ球となつた場合に与えるべき景
品球を貯留する景品球貯留部材と、 前記景品球貯留部材に関連して設けられかつ該
景品球貯留部材に貯留されている景品球が第1の
一定量以下になつたことを検出する第1の検出器
と、 前記景品球貯留部材に関連して設けられかつ第
1の一定量よりも少ない第2の一定量以下になつ
たことを検出する第2の検出器と、 前記打込球を貯留するための打込球貯留部材
と、 前記打込球貯留部材に関連して設けられかつ打
込球が相対的に多い一定量以上であることを検出
する第3の検出器と、 前記打込み球貯留部材と前記景品球貯留部材と
の間に配設され、打込球貯留部材に貯留されてい
る打込球を前記景品球貯留部材へ給送し得るよう
に構成された還元装置と、 前記補給球供給装置から前記景品球貯留部材へ
供給される補給球を検出する補給球検出手段とか
ら構成され、 さらに、前記第1の検出器の出力がありかつ前
記第3の検出器の出力があることに応じて前記還
元装置を駆動する還元装置駆動制御回路を備え、 前記補給制御装置は、 前記複数台のパチンコ遊技機に対応して設けら
れた複数個の第1電子カウンタおよび第2電子カ
ウンタを含み、 第1電子カウンタは、対応するパチンコ遊技機
の、補給球数と前記打込球貯留部材からパチンコ
遊技機外へ排出されて回収される回収球数との差
を計数するようにされており、また、 第2電子カウンタは、補給球数を計数するとと
もに、その計数値が、予め定める設定値と一致し
たときに信号を出力するようにされており、 さらに、前記第1電子カウンタの値が所定の打
止数になつたことに応じて、前記補給球供給装置
を不能動化する打止制御手段と、 前記第2の検出器の出力があることに応じて前
記補給球供給装置を駆動して該補給球供給装置か
ら前記景品球貯留部材への球を補給させ、前記第
2電子カウンタの定量補給状態検出出力に応じて
補給球供給装置の駆動を停止する補給球供給装置
制御手段とから構成され、 それによつて、打止めに達するまでの間、前記
景品球貯留部材の景品球が一定量以下でかつ前記
打込球貯留部材の打込球が一定量以上のとき前記
還元装置で打込球を還元し、景品球および打込球
とも一定量ないとき前記補給球供給装置で外部か
ら球を第2の電子カウンタの出力に基づいて電子
的に定量補給するようにしたことを特徴とする。
以下に図面を参照してこの発明の実施例を説明
する。
する。
第2図はこの発明が適用される1台のパチンコ
機の構造の概略図である。パチンコ遊技場の全体
のパチンコ球の流れは第1図において詳述したの
で、次に第2図を参照して各パチンコ機ごとの球
の流れについて説明しよう。
機の構造の概略図である。パチンコ遊技場の全体
のパチンコ球の流れは第1図において詳述したの
で、次に第2図を参照して各パチンコ機ごとの球
の流れについて説明しよう。
前述した第2分配通路4を通過するパチンコ球
は、各機Pに設けられる補給球供給装置10に含
まれる支流通路5を介して景品球貯留タンク20
に与えられる。景品球貯留タンク20の景品球は
景品球整列レール21を介して景品球払出装置2
2に供給される。また、遊技客の打ち込んだパチ
ンコ球のうち、セーフ球はセーフ球放出通路30
を介して、かつアウト球はアウト球放出通路31
を介してそれぞれ打込球貯留タンク40に集めら
れる。前述したように、打込球貯留タンク40内
の球は、通常は還元装置50によつて景品球貯留
タンク20へ還元される。還元装置50はモータ
51によつて駆動される。このモータ51は、景
品球貯留タンク20に設けられるリミツトスイツ
チ23と、打込球貯留タンク40に設けられるリ
ミツトスイツチ41とに関連して駆動制御され
る。より詳細に説明すると、前記リミツトスイツ
チ23は常時は閉じられており、貯留タンク20
に一定量以上の球が収納されたとき開かれる。こ
の目的で、リミツトスイツチ23のアクチユエー
タに関連して図示のように支点25に軸支される
可動部材24が設けられ、球がこの可動部材24
上にまで達して球の重量により可動部材の初期状
態が変動してリミツトスイツチ23が開かれる。
また、前記リミツトスイツチ41は常時は開かれ
ており、一定量以上の球が貯留タンク40に収納
されることにより閉じられる。さらに、リミツト
スイツチ23と41とは直列に接続されて、モー
タ51に接続される。このリミツトスイツチ2
3,41とモータ51とで還元装置駆動回路を構
成する。それゆえに、リミツトスイツチ23が閉
じ、すなわち貯留タンク20には一定量以下の球
しかなく、かつリミツトスイツチ41が閉じ、す
なわち貯留タンク40には一定量以上の球が収納
されているときに、モータ51は付勢され、還元
装置50を駆動することが理解されよう。換言す
れば還元装置50は常時駆動されているわけでは
なく、打込球貯留タンク40に一定量以上の球が
収納され、加えて景品球貯留タンク20が一定量
以下の球しか収納していないときにのみ、還元装
置50が付勢され、打込球貯留タンク40のパチ
ンコ球をこの景品球貯留タンク20へ還元する。
は、各機Pに設けられる補給球供給装置10に含
まれる支流通路5を介して景品球貯留タンク20
に与えられる。景品球貯留タンク20の景品球は
景品球整列レール21を介して景品球払出装置2
2に供給される。また、遊技客の打ち込んだパチ
ンコ球のうち、セーフ球はセーフ球放出通路30
を介して、かつアウト球はアウト球放出通路31
を介してそれぞれ打込球貯留タンク40に集めら
れる。前述したように、打込球貯留タンク40内
の球は、通常は還元装置50によつて景品球貯留
タンク20へ還元される。還元装置50はモータ
51によつて駆動される。このモータ51は、景
品球貯留タンク20に設けられるリミツトスイツ
チ23と、打込球貯留タンク40に設けられるリ
ミツトスイツチ41とに関連して駆動制御され
る。より詳細に説明すると、前記リミツトスイツ
チ23は常時は閉じられており、貯留タンク20
に一定量以上の球が収納されたとき開かれる。こ
の目的で、リミツトスイツチ23のアクチユエー
タに関連して図示のように支点25に軸支される
可動部材24が設けられ、球がこの可動部材24
上にまで達して球の重量により可動部材の初期状
態が変動してリミツトスイツチ23が開かれる。
また、前記リミツトスイツチ41は常時は開かれ
ており、一定量以上の球が貯留タンク40に収納
されることにより閉じられる。さらに、リミツト
スイツチ23と41とは直列に接続されて、モー
タ51に接続される。このリミツトスイツチ2
3,41とモータ51とで還元装置駆動回路を構
成する。それゆえに、リミツトスイツチ23が閉
じ、すなわち貯留タンク20には一定量以下の球
しかなく、かつリミツトスイツチ41が閉じ、す
なわち貯留タンク40には一定量以上の球が収納
されているときに、モータ51は付勢され、還元
装置50を駆動することが理解されよう。換言す
れば還元装置50は常時駆動されているわけでは
なく、打込球貯留タンク40に一定量以上の球が
収納され、加えて景品球貯留タンク20が一定量
以下の球しか収納していないときにのみ、還元装
置50が付勢され、打込球貯留タンク40のパチ
ンコ球をこの景品球貯留タンク20へ還元する。
これまでに説明したパチンコ遊技機では、遊技
客が打ち込んだ打込球を景品球として還元して使
用するので、出玉率が10割以下の場合は打込球を
景品球として再使用しても、リミツトスイツチ2
3は開路(球が景品球貯留タンク20に一定量以
上収納されている)している割合が多くなる。従
つて打込球は、還元されることなく打込球貯留タ
ンク40に次第に多く貯留されるようになる。打
込球貯留タンク40に一定量以上の球が貯留され
る(図示されないが、例えばリミツトスイツチで
電気的に検出する)と、球回収用ソレノイド42
が作動し、シヤツタ43が開かれ、貯留タンク4
0内の余剰球は回収通路44を介して回収され
る。この回収球(余剰球)は回収球検出装置45
で検出されて回収装置100へ至る。前記回収球
検出装置45は回収球1個ごとに1パルスを発生
するか、或は10個ごとに1パルスを発生する。回
収球は遊技場側にとつては利益となる球なので、
前記検出パルスは後述(第4図参照)のカウンタ
+(プラス)側の入力に与えられる。
客が打ち込んだ打込球を景品球として還元して使
用するので、出玉率が10割以下の場合は打込球を
景品球として再使用しても、リミツトスイツチ2
3は開路(球が景品球貯留タンク20に一定量以
上収納されている)している割合が多くなる。従
つて打込球は、還元されることなく打込球貯留タ
ンク40に次第に多く貯留されるようになる。打
込球貯留タンク40に一定量以上の球が貯留され
る(図示されないが、例えばリミツトスイツチで
電気的に検出する)と、球回収用ソレノイド42
が作動し、シヤツタ43が開かれ、貯留タンク4
0内の余剰球は回収通路44を介して回収され
る。この回収球(余剰球)は回収球検出装置45
で検出されて回収装置100へ至る。前記回収球
検出装置45は回収球1個ごとに1パルスを発生
するか、或は10個ごとに1パルスを発生する。回
収球は遊技場側にとつては利益となる球なので、
前記検出パルスは後述(第4図参照)のカウンタ
+(プラス)側の入力に与えられる。
次に出玉率が10割以上の場合を説明しよう。打
込球を還元して再使用しても、打込球よりも景品
球として遊技客に供給する球数の方が多くなるの
で、リミツトスイツチ23は閉路(景品球貯留タ
ンク20内の球が一定量以下の状態を検出)さ
れ、還元装置50のモータ51を回転させようと
する。しかし、打込球貯留タンク40にも球が一
定量以下しか貯留されていないことが多くなり、
リミツトスイツチ41が開路されていることが多
くなる。従つて、リミツトスイツチ23が閉路さ
れてもモータ51は駆動されない。この様な状態
がある程度続くと、景品球貯留タンク20内の球
は次第になくなつてきて、リミツトスイツチ23
が閉路され続ける。このため、この様な状態のと
きは、別の供給源、すなわち補給球供給装置10
から球が補給される。より詳細に説明すると、景
品球貯留タンク20内の球が、前記リミツトスイ
ツチ23を開閉制御するための一定量よりもさら
に少ない一定量以下になれば、そのことを検出し
て補給球供給装置10を付勢すればよい。この目
的で、リミツトスイツチ26が貯留タンク20の
下方に設けられる。このリミツトスイツチ26
は、貯留タンク20の底部部材に設けられる支点
27に軸支される可動片28と協働する。常時
(一定量以上の球が収納されているとき)は、球
の重量によりリミツトスイツチ26は開かれてい
る。このリミツトスイツチ26が開かれると、こ
れに応答して補給球供給装置10が付勢されて、
球が供給される。
込球を還元して再使用しても、打込球よりも景品
球として遊技客に供給する球数の方が多くなるの
で、リミツトスイツチ23は閉路(景品球貯留タ
ンク20内の球が一定量以下の状態を検出)さ
れ、還元装置50のモータ51を回転させようと
する。しかし、打込球貯留タンク40にも球が一
定量以下しか貯留されていないことが多くなり、
リミツトスイツチ41が開路されていることが多
くなる。従つて、リミツトスイツチ23が閉路さ
れてもモータ51は駆動されない。この様な状態
がある程度続くと、景品球貯留タンク20内の球
は次第になくなつてきて、リミツトスイツチ23
が閉路され続ける。このため、この様な状態のと
きは、別の供給源、すなわち補給球供給装置10
から球が補給される。より詳細に説明すると、景
品球貯留タンク20内の球が、前記リミツトスイ
ツチ23を開閉制御するための一定量よりもさら
に少ない一定量以下になれば、そのことを検出し
て補給球供給装置10を付勢すればよい。この目
的で、リミツトスイツチ26が貯留タンク20の
下方に設けられる。このリミツトスイツチ26
は、貯留タンク20の底部部材に設けられる支点
27に軸支される可動片28と協働する。常時
(一定量以上の球が収納されているとき)は、球
の重量によりリミツトスイツチ26は開かれてい
る。このリミツトスイツチ26が開かれると、こ
れに応答して補給球供給装置10が付勢されて、
球が供給される。
また、この実施例では補給球供給装置10は、
後述する補給制御指令a(第4図参照)により付
勢される補給リレー11と、補給リレー11の付
勢に応答して付勢される補給ソレノイド12と、
補給球検出装置13とを含む。前記補給ソレノイ
ド12が付勢されると、支流通路5において球を
遮断していたシヤツタ12sが開かれ、球が補給
球検出装置13を介して貯留タンク20に供給さ
れる。補給球検出装置13はこのときに通過する
球を検出して、球1個ごとに1個のパルスまたは
球10個ごとに1個のパルスを発生する。この補給
球は遊技場側にとつては不利益となるので、この
パルスは後述のカウンタのマイナス(−)入力側
に与えられる。補給リレー11と補給ソレノイド
12との電気接続の一例が第3図に示される。各
パチンコ機に個別的に与えられる補給球制御指令
aにより、対応するリレー11が付勢され常開接
点11aが閉じられ、ソレノイド12に電源PS
が供給される。パチンコ機のドアーが開けられる
と、ソレノイド電源PSの供給を遮断する目的で
ドアースイツチDSWが設けられるのが好ましい。
後述する補給制御指令a(第4図参照)により付
勢される補給リレー11と、補給リレー11の付
勢に応答して付勢される補給ソレノイド12と、
補給球検出装置13とを含む。前記補給ソレノイ
ド12が付勢されると、支流通路5において球を
遮断していたシヤツタ12sが開かれ、球が補給
球検出装置13を介して貯留タンク20に供給さ
れる。補給球検出装置13はこのときに通過する
球を検出して、球1個ごとに1個のパルスまたは
球10個ごとに1個のパルスを発生する。この補給
球は遊技場側にとつては不利益となるので、この
パルスは後述のカウンタのマイナス(−)入力側
に与えられる。補給リレー11と補給ソレノイド
12との電気接続の一例が第3図に示される。各
パチンコ機に個別的に与えられる補給球制御指令
aにより、対応するリレー11が付勢され常開接
点11aが閉じられ、ソレノイド12に電源PS
が供給される。パチンコ機のドアーが開けられる
と、ソレノイド電源PSの供給を遮断する目的で
ドアースイツチDSWが設けられるのが好ましい。
第4図はこの発明の一実施例の球補給制御装置
のブロツク図であり、補給球供給装置10を電子
制御するための回路のブロツク図である。概説す
れば、この回路は各パチンコ機側に設けられる装
置と、例えば遊技場全体を集中管理するためのコ
ンピユータのような電子制御装置60とから成
る。パチンコ機側に設けられる装置は、前述した
ように、補給球検出装置13と、回収球検出装置
45と、景品球容量検出回路(リミツトスイツ
チ)26と、補給球供給装置10とを含む。
のブロツク図であり、補給球供給装置10を電子
制御するための回路のブロツク図である。概説す
れば、この回路は各パチンコ機側に設けられる装
置と、例えば遊技場全体を集中管理するためのコ
ンピユータのような電子制御装置60とから成
る。パチンコ機側に設けられる装置は、前述した
ように、補給球検出装置13と、回収球検出装置
45と、景品球容量検出回路(リミツトスイツ
チ)26と、補給球供給装置10とを含む。
第4図を参照して、補給球検出装置13からの
検出出力パルスlおよび回収球検出装置45から
の検出出力パルスmはそれぞれ第1カウンタ61
に与えられる。第1カウンタ61はそれぞれの検
出出力パルスを個別的にカウントするとともに、
両出力パルスを演算(補給球数と回収球数との差
を演算)する。演算結果出力bならびに補給球検
出パルス数出力cおよび回収球検出パルス数出力
dは表示回路66に与えられる。また、補給球供
給装置10が能動化される前提となる景品球容量
検出回路26が、検出出力eを導出するとき、す
なわち第2図に示す貯留タンク20に貯留されて
いる球が少なくなり、可動片28が復帰して常閉
接点のリミツトスイツチ26が閉じたとき、その
検出出力は定数補給指令信号発生回路63を能動
化するとともに、第2カウンタ62をクリアす
る。応じて、定数補給指令信号発生回路63は後
続の補給制御回路64を能動化する。定数補給指
令信号発生回路63は、信号eの入来により指令
信号fを導出し、予め定める一定数の球が補給さ
れるまで指令信号fを導出し続ける。予め定める
一定数は第2カウンタ62により設定され、その
設定は自在である。第2カウンタ62は信号eに
よりクリアされた後、補給球検出装置13からの
出力パルスを設定数に達するまでカウントする。
設定数までカウントすると、第2カウンタ62は
信号gを導出して、定数補給指令信号発生回路6
3からの指令信号fの導出を停止する。要約すれ
ば、第2カウンタ62と定数補給指令信号発生回
路63とが協働して補給すべき一定数を決定す
る。なお、定数補給指令信号発生回路63は、信
号eに応答して補給制御回路64を能動化する信
号(パルス)を発生し、信号gに応答して補給制
御回路64を不能化またはリセツトする信号(パ
ルス)を発生する回路であつてもよい。
検出出力パルスlおよび回収球検出装置45から
の検出出力パルスmはそれぞれ第1カウンタ61
に与えられる。第1カウンタ61はそれぞれの検
出出力パルスを個別的にカウントするとともに、
両出力パルスを演算(補給球数と回収球数との差
を演算)する。演算結果出力bならびに補給球検
出パルス数出力cおよび回収球検出パルス数出力
dは表示回路66に与えられる。また、補給球供
給装置10が能動化される前提となる景品球容量
検出回路26が、検出出力eを導出するとき、す
なわち第2図に示す貯留タンク20に貯留されて
いる球が少なくなり、可動片28が復帰して常閉
接点のリミツトスイツチ26が閉じたとき、その
検出出力は定数補給指令信号発生回路63を能動
化するとともに、第2カウンタ62をクリアす
る。応じて、定数補給指令信号発生回路63は後
続の補給制御回路64を能動化する。定数補給指
令信号発生回路63は、信号eの入来により指令
信号fを導出し、予め定める一定数の球が補給さ
れるまで指令信号fを導出し続ける。予め定める
一定数は第2カウンタ62により設定され、その
設定は自在である。第2カウンタ62は信号eに
よりクリアされた後、補給球検出装置13からの
出力パルスを設定数に達するまでカウントする。
設定数までカウントすると、第2カウンタ62は
信号gを導出して、定数補給指令信号発生回路6
3からの指令信号fの導出を停止する。要約すれ
ば、第2カウンタ62と定数補給指令信号発生回
路63とが協働して補給すべき一定数を決定す
る。なお、定数補給指令信号発生回路63は、信
号eに応答して補給制御回路64を能動化する信
号(パルス)を発生し、信号gに応答して補給制
御回路64を不能化またはリセツトする信号(パ
ルス)を発生する回路であつてもよい。
補給制御回路64は補給指令信号fが導出され
ている間、能動化されて制御信号aを導出する。
この制御信号aに応答して補給球供給装置10が
付勢され、球が景品球貯留タンク20に供給され
る。詳しくは、前述したように、補給球供給装置
10に含まれる補給リレー11が付勢され、応じ
て補給ソレノイド12も付勢されてシヤツタが開
かれて、球が前記タンク20に至る。注目すべき
は、補給制御回路64は打止指令回路65からの
打止指令信号hによつて不能化されることであ
る。打止めとは、補給球数が回収給数よりも一定
数以上多くなつたときに、そのパチンコ機を使用
不能状態にすることをいう。従つて打止指令回路
65は、補給球数と回収球数との差をあらわす第
1カウンタ61出力bを受けてこれを累積し、か
つその差の一定数が打止指令回路65に予め設定
される。第1カウンタ61の出力bの累積数が前
記設定された一定数に達すると打止指令信号hが
導出される。それゆえに打止指令信号hが導出さ
れていれば、いかに補給指令信号fが導出されて
いても制御信号aは導出されない。この信号hは
表示回路66にも与えられ、適宜打止表示がなさ
れる。なお、打止指令回路65をリセツトして、
再度パチンコ機を使用可能状態にするために、開
放指令回路67から開放指令信号(リセツト信
号)が導出される。
ている間、能動化されて制御信号aを導出する。
この制御信号aに応答して補給球供給装置10が
付勢され、球が景品球貯留タンク20に供給され
る。詳しくは、前述したように、補給球供給装置
10に含まれる補給リレー11が付勢され、応じ
て補給ソレノイド12も付勢されてシヤツタが開
かれて、球が前記タンク20に至る。注目すべき
は、補給制御回路64は打止指令回路65からの
打止指令信号hによつて不能化されることであ
る。打止めとは、補給球数が回収給数よりも一定
数以上多くなつたときに、そのパチンコ機を使用
不能状態にすることをいう。従つて打止指令回路
65は、補給球数と回収球数との差をあらわす第
1カウンタ61出力bを受けてこれを累積し、か
つその差の一定数が打止指令回路65に予め設定
される。第1カウンタ61の出力bの累積数が前
記設定された一定数に達すると打止指令信号hが
導出される。それゆえに打止指令信号hが導出さ
れていれば、いかに補給指令信号fが導出されて
いても制御信号aは導出されない。この信号hは
表示回路66にも与えられ、適宜打止表示がなさ
れる。なお、打止指令回路65をリセツトして、
再度パチンコ機を使用可能状態にするために、開
放指令回路67から開放指令信号(リセツト信
号)が導出される。
また、定数補給が行なわれた回数を表示する目
的で、定数補給指令信号発生回路63からの信号
kが表示回路66へ与えられてもよい。
的で、定数補給指令信号発生回路63からの信号
kが表示回路66へ与えられてもよい。
第5図は各パチンコ機のパチンコ球の流れを集
中的に管理する管理システムの概略図である。第
4図において説明した回路または装置間の関係を
簡略的かつ具体的に示したものであり、図示され
た符号および信号ラインは第4図と同一のもので
ある。コンピユータ60の出力は各パチンコ機ご
とに個別的に記憶部Mに記憶され、記憶部Mの表
示パネルに設けられる適宜のアドレス指定装置に
よつて所望のパチンコ機Pについての前記出力が
個別的に表示部66で表示される。個別的に演算
すれば、各パチンコ機ごとに補給球数と回収球数
との差が集計される。また、入力情報を総合的に
演算したり、あるいは個別的な演算出力を再度加
算すればパチンコ店全体の補給球数と回収球数と
の差が集計されるとともに、パチンコ球1個あた
りの単価を前記差に乗ずることにより店全体の収
益合計等も容易に集計される。
中的に管理する管理システムの概略図である。第
4図において説明した回路または装置間の関係を
簡略的かつ具体的に示したものであり、図示され
た符号および信号ラインは第4図と同一のもので
ある。コンピユータ60の出力は各パチンコ機ご
とに個別的に記憶部Mに記憶され、記憶部Mの表
示パネルに設けられる適宜のアドレス指定装置に
よつて所望のパチンコ機Pについての前記出力が
個別的に表示部66で表示される。個別的に演算
すれば、各パチンコ機ごとに補給球数と回収球数
との差が集計される。また、入力情報を総合的に
演算したり、あるいは個別的な演算出力を再度加
算すればパチンコ店全体の補給球数と回収球数と
の差が集計されるとともに、パチンコ球1個あた
りの単価を前記差に乗ずることにより店全体の収
益合計等も容易に集計される。
以上述べたように、この発明によれば、第1の
検出器の出力がありかつ第3の検出器の出力があ
る場合、すなわち、打込球貯留部材の打込球が一
定量以上ある状態で景品球が第1の一定量以下に
なつた場合には、まず、還元装置が作動し、景品
球の不足分を打込球で賄うのである。換言すれ
ば、パチンコ機内部の球の過不足に着目し、足ら
なくなつた景品球をまずパチンコ機内部に貯留さ
れているパチンコ球をやりくりすることにより賄
うよう制御されるのである。そして、このような
還元制御手段によるパチンコ機内部の球のやりく
りが不可能または不十分な場合に、景品球が前記
第1の一定量よりもさらに少ない第2の一定量に
まで減少したとき、第2段階の制御として、補給
球供給装置により初めて外部から球が景品球貯留
部材に供給されるのである。ゆえに、パチンコ機
内部の球を有効にやりくりして景品球の不足を賄
い、外部からの玉の補給度合を極力減少させるこ
とにより、回収球の量を減少させて、パチンコ機
に対する球の無駄な補給およびそれに伴う回収球
の量の増大を防止し、球の無駄な移動を減少させ
ることにより、球移動に伴うエネルギの浪費を減
少させるとともに、特に深刻な問題である騒音を
減少させ得る。さらに、打止めの条件、すなわ
ち、補給球数と回収球数の差を算出するにおいて
も、無駄のない補給および回収が行なわれるため
に、補給および回収の回数を減少させることがで
き、その少ない補給および回収に基づいて少ない
計算で打止条件を算出できるのであり、コンピユ
ータの負担を低下させることが可能となり、大容
量のコンピユータでなくても遊技場を管理でき、
遊技場の管理を安価に達成できるに至つた。
検出器の出力がありかつ第3の検出器の出力があ
る場合、すなわち、打込球貯留部材の打込球が一
定量以上ある状態で景品球が第1の一定量以下に
なつた場合には、まず、還元装置が作動し、景品
球の不足分を打込球で賄うのである。換言すれ
ば、パチンコ機内部の球の過不足に着目し、足ら
なくなつた景品球をまずパチンコ機内部に貯留さ
れているパチンコ球をやりくりすることにより賄
うよう制御されるのである。そして、このような
還元制御手段によるパチンコ機内部の球のやりく
りが不可能または不十分な場合に、景品球が前記
第1の一定量よりもさらに少ない第2の一定量に
まで減少したとき、第2段階の制御として、補給
球供給装置により初めて外部から球が景品球貯留
部材に供給されるのである。ゆえに、パチンコ機
内部の球を有効にやりくりして景品球の不足を賄
い、外部からの玉の補給度合を極力減少させるこ
とにより、回収球の量を減少させて、パチンコ機
に対する球の無駄な補給およびそれに伴う回収球
の量の増大を防止し、球の無駄な移動を減少させ
ることにより、球移動に伴うエネルギの浪費を減
少させるとともに、特に深刻な問題である騒音を
減少させ得る。さらに、打止めの条件、すなわ
ち、補給球数と回収球数の差を算出するにおいて
も、無駄のない補給および回収が行なわれるため
に、補給および回収の回数を減少させることがで
き、その少ない補給および回収に基づいて少ない
計算で打止条件を算出できるのであり、コンピユ
ータの負担を低下させることが可能となり、大容
量のコンピユータでなくても遊技場を管理でき、
遊技場の管理を安価に達成できるに至つた。
第1図はこの発明の背景となるパチンコ遊技場
の一部のシステムの概略図である。第2図はこの
発明に適用される1台のパチンコ機の構造の概略
図である。第3図は第2図に示される補給リレー
11と補給ソレノイド12との電気接続図の一例
を示す。第4図はこの発明の一実施例の球補球制
御装置のブロツク図である。第5図は各パチンコ
機のパチンコ球の流れを集中的に管理する管理シ
ステムの概略図である。 図において、26は景品球容量検出回路、63
は定数補給指令信号発生回路、64は補給制御回
路、10は補給球供給装置、61および62はカ
ウンタ、13は補給球検出装置、45は回収球検
出装置を示す。
の一部のシステムの概略図である。第2図はこの
発明に適用される1台のパチンコ機の構造の概略
図である。第3図は第2図に示される補給リレー
11と補給ソレノイド12との電気接続図の一例
を示す。第4図はこの発明の一実施例の球補球制
御装置のブロツク図である。第5図は各パチンコ
機のパチンコ球の流れを集中的に管理する管理シ
ステムの概略図である。 図において、26は景品球容量検出回路、63
は定数補給指令信号発生回路、64は補給制御回
路、10は補給球供給装置、61および62はカ
ウンタ、13は補給球検出装置、45は回収球検
出装置を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 複数台のパチンコ遊技機を配設し、かつ各パ
チンコ遊技機の上部から選択的に球を補給する補
給球供給装置を配設したパチンコ遊技場におい
て、各パチンコ遊技機に球を補給制御する装置で
あつて、 前記各パチンコ遊技機は、 打込球がセーフ球となつた場合に与えるべき景
品球を貯留する景品球貯留部材と、 前記景品球貯留部材に関連して設けられかつ該
景品球貯留部材に貯留されている景品球が第1の
一定量以下になつたことを検出する第1の検出器
と、 前記景品球貯留部材に関連して設けられかつ第
1の一定量よりも少ない第2の一定量以下になつ
たことを検出する第2の検出器と、 前記打込球を貯留するための打込球貯留部材
と、 前記打込球貯留部材に関連して設けられかつ打
込球が相対的に多い一定量以上あることを検出す
る第3の検出器と、 前記打込球貯留部材と前記景品球貯留部材との
間に配設され、打込球貯留部材に貯留されている
打込球を前記景品球貯留部材へ給送し得るように
構成された還元装置と、 前記補給球供給装置から前記景品球貯留部材へ
供給される補給球を検出する補給球検出手段とか
ら構成され、 さらに、前記第1の検出器の出力がありかつ前
記第3の検出器の出力があることに応じて前記還
元装置を駆動する還元装置駆動制御回路を備え、 前記補給制御装置は、 前記複数台のパチンコ遊技機に対応して設けら
れた複数個の第1電子カウンタおよび第2電子カ
ウンタを含み、 第1電子カウンタは、対応するパチンコ遊技機
の、補給球数とパチンコ遊技機から排出されて回
収される回収球数との差を計数するようにされて
おり、また、 第2電子カウンタは、補給球数を計数するとと
もに、その計数値が、予め定める設定値と一致し
たときに信号を出力するようにされており、 さらに、前記第1電子カウンタの値が所定の打
止数になつたことに応じて、前記補給球供給装置
を不能動化する打止制御手段と、 前記第2の検出器の出力があることに応じて前
記補給球供給装置を駆動して該補給球供給装置か
ら前記景品球貯留部材へ球を補給させ、前記第2
電子カウンタの定量補給状態検出出力に応じて補
給球供給装置の駆動を停止する補給球供給装置制
御手段とから構成され、 それによつて、打止めに達するまでの間、前記
景品球貯留部材の景品球が一定量以下でかつ前記
打込球貯留部材の打込球が一定量以上のとき前記
還元装置で打込球を還元し、景品球および打込球
とも一定量ないとき前記補給球供給装置で外部か
ら球を第2の電子カウンタの出力に基づいて電子
的に定量補給するようにしたことを特徴とする、
パチンコ遊技機の球補給制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3515880A JPS56128183A (en) | 1980-03-18 | 1980-03-18 | Pinball machine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3515880A JPS56128183A (en) | 1980-03-18 | 1980-03-18 | Pinball machine |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56128183A JPS56128183A (en) | 1981-10-07 |
JPS631076B2 true JPS631076B2 (ja) | 1988-01-11 |
Family
ID=12434068
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3515880A Granted JPS56128183A (en) | 1980-03-18 | 1980-03-18 | Pinball machine |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS56128183A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016061718A (ja) * | 2014-09-19 | 2016-04-25 | 株式会社デンソー | 半導体物理量センサおよびその製造方法 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5878686A (ja) * | 1981-11-04 | 1983-05-12 | 株式会社大都製作所 | パチンコ球の貯留タンク |
JPS5881061A (ja) * | 1981-11-06 | 1983-05-16 | 株式会社大都製作所 | パチンコ球の揚送装置 |
JPS60103981A (ja) * | 1983-11-12 | 1985-06-08 | 株式会社伊藤商会 | パチンコ機の補給球導入装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5344538Y2 (ja) * | 1973-03-20 | 1978-10-25 |
-
1980
- 1980-03-18 JP JP3515880A patent/JPS56128183A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016061718A (ja) * | 2014-09-19 | 2016-04-25 | 株式会社デンソー | 半導体物理量センサおよびその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56128183A (en) | 1981-10-07 |
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