JP2702937B2 - 遊戯機 - Google Patents

遊戯機

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JP2702937B2
JP2702937B2 JP62235356A JP23535687A JP2702937B2 JP 2702937 B2 JP2702937 B2 JP 2702937B2 JP 62235356 A JP62235356 A JP 62235356A JP 23535687 A JP23535687 A JP 23535687A JP 2702937 B2 JP2702937 B2 JP 2702937B2
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吉平 新山
広司 伊東
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株式会社ソフィア
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、複数種類の賞球数を排出可能な遊戯機に関
するものである。 (従来の技術) 賞の発生を基に賞球を排出する遊戯機がある。このよ
うな遊戯機は、図柄の組み合わせや所定の入賞領域への
入賞球等によって、賞を発生する。 (発明が解決しようとする問題点) この種の遊戯機は、その賞球排出数を遊戯店が把握す
ることが必要である。 この場合、一定数の賞球数を排出するのみの遊戯機で
あれば、例えば賞の発生回数(入賞球の発生個数等)に
よって、賞の発生回数×1回の賞球数(入賞球の発生個
数×1回の賞球数等)=全賞球排出数を把握することが
できる。 しかし、賞毎に(入賞口毎等に)賞球数が異なる複数
の賞球数を排出可能な遊戯機の場合、上記式によって全
賞球排出数を把握することは困難である。 また、このように異なる複数の賞球数を排出可能な遊
戯機の場合、賞球数に相当する賞球数信号(例えば、賞
球数が7の場合は7の数の信号)をそのまま、複数の遊
戯機を集中管理する遊戯店内の管理装置に送信するので
は、送信が繁雑になり、また管理装置での賞球数の積算
が繁雑になり、管理しにくくなる。 本発明は、賞の発生を基に球排出装置が排出した賞球
数を記憶して、これが所定数になる毎に賞球計数信号を
発生することで、複数の遊戯機を集中管理する管理装置
側にてその賞球計数信号を基に賞球排出数を容易に把握
可能とすることを目的とする。 (問題点を解決するための手段) この発明は、賞として排出される賞球数が予め複数設
定されて、該賞に応じた所定数の賞球を排出可能な球排
出装置(賞球排出装置26)を有する遊戯機において、前
記球排出装置により賞に応じて排出される賞球数を電子
的に累積記憶する記憶手段(排出カウンタ)と、当該戯
機の遊戯中において賞が発生した際に賞に対応する賞球
数を前記記憶手段に記憶すると共に該記憶手段の記憶値
が所定値に達する毎に球排出装置から排出される賞球排
出数を計数可能な賞球計数信号を発生させる賞球計数信
号発生手段(排出リレー)とを有し、前記賞球計数信号
を複数の遊戯機を集中管理する集中管理装置(65)側に
送信するように構成する。 (作用) 賞が発生すると球排出装置が賞に対応する数の賞球を
排出し、この球排出装置が賞球として排出する球数が記
憶手段により記憶され、この記憶値が所定値(例えば10
個)になる毎に賞球計数信号発生手段から賞球計数信号
が発生され、この賞球計数信号が集中管理装置側に送ら
れる。 したがって、賞によって賞球数が異なる場合でも、そ
の賞球計数信号を基に賞球排出数が容易に計数され、ま
た、その賞球計数信号を集中管理装置に送ることで、集
中管理装置側で各遊戯機毎に球排出装置から排出される
賞球排出数がリアルタイムで把握される。 (実施例) 以下、本発明を図示のスロットマシンに適用した場合
を1例に説明する。 第1図〜第2図に於て、1は中空箱状の収納枠、3は
収納枠1内の棚板2上に着脱容易な形式で設置したゲー
ム装置であり、回転軸4Aの回りを回転可能に並置した3
つの回転ドラム4を有する。5は収納枠1の開口端面の
下部に固定した前面補強板、6は該前面補強板5の前面
に固定した下台である。下台6には、第1図及び第4図
に示すように、左側に灰皿6Aが設けてあり、該灰皿を除
く横幅一杯に、球箱19を挿入配置するための凹部6Bが設
けてある。凹部6Bの右側角には半端球受け6C(以下「下
皿」という)が設けてある。 7は、収納枠1の開口端面のうち前面補強板5よりも
上方の領域を覆うように配置した主構成枠であり、収納
枠1に対し開閉可能に装着されている。8は、主構成枠
7の前面に固定した第1表構成部材としての上部カバ
ー、9は同じく主構成枠7の前面に固定した第2表構成
部材としての正面カバーである。表構成部材(8、9)
は主構成枠7に一体化されているので、収納枠1に対す
る主構成枠7の開閉に伴なって一緒に開閉される。 最上部に位置する第1表構成部材たる上部カバー8
は、その中央にゲーム態様を表示する特別遊戯表示装置
としてのキャラクタ装置10を有し、左右には、内部から
照明されるゲームに関する表示機能部11A、11Bを有す
る。 第2表構成部材たる正面カバー9は、遊戯者から見て
正面となる位置に、遊戯及び結果態様を表示するゲーム
表示部12を有する。ゲーム表示部12は、その背後に位置
する補助構成部材13の上部に設けた蛍光灯照明装置(上
側の蛍光灯照明装置)14により、前方及び下方照明され
る。また、ゲーム表示部12の下方には、遊戯に関するス
タートスイッチ87、ストップスイッチ88、取込スイッチ
89を有する操作機能部15を、その下方には下側の蛍光灯
照明装置17により照明される下部表示部16を、更にその
下方には、機械内部にパチンコ球を整列状態で供給する
ための供給皿18を有する。 収納枠内部 第4図に於て、棚板2は、収納枠1の内部を、遊戯系
収納空間2Aと制御系収納空間2Bとに分離しており、ゲー
ム装置3は、この上方の遊戯系収納空間2Aに位置する。
具体的には、ゲーム装置3は、係止片4a、差込受2a、フ
ック部4b、フック装置2bにより棚板2上にしっかりと固
定される。ゲーム装置3の前側部分は、第2図に示すよ
うに、主構成枠7の開口7Aより、正面カバー9の未形成
空間9A内に入り込んでいる。 一方、棚板2の下方の制御系収納空間2B内には、CPU
ボードを含む制御装置ユニット530、電源装置ユニット5
4、ターミナル装置ユニット55等を設けてある。特にゲ
ーム装置3の制御装置ユニット53については、棚板2の
下面に取付けてある。このように、制御系収納空間2B内
にこれらの各ユニットを配置することで、球循環系から
上タンク23への球補強時に於て生じるこぼれ球が、電源
装置ユニット54、制御装置ユニット53、ターミナル装置
ユニット55を損傷させる不都合を回避している。尚、同
様に、ゲーム装置3にも覆い部材4Bを設け、球循環系か
らの球補給の際、勢い余って上タンク23外へこぼれてし
まったパチンコ球が、回転ドラム4内に入ってドラム回
転時に異音発生等の不都合が生じるのを回避している。 第4図に於て、ターミナル装置ユニット55は、本遊技
機を集中管理装置65(第8図)と関連させるための諸リ
レーを有している。これには、排出リレー56取込リレー
57と、小ボーナスリレー58と、大ボーナスリレー59があ
る。更に、ターミナル装置ユニット55には、クリアスイ
ッチ(記号C)60と、割数スイッチ(記号W)61と、電
源スイッチ62とが設けられている。 ゲーム表示部 表構成部材(8、9)のゲーム表示部12は、正面カバ
ー9に長方形に開放したゲーム表示開口部に、クリアー
プレイト及びゲーム表示プレイトとを重ね合せたゲーム
表示パネル69を収納し、その背後に補助構成部材13を装
着することにより、構成してある。 第1図に於て、ゲーム表示パネル69には、各回転ドラ
ム4に対応する3つの可視窓70が設けてあり、各回転ド
ラム4の一側面を視認し得るようになっている。各回転
ドラム4の外周面には、周方向に多種の符号(所定の図
形、記号、数字等)を連続的に付してあり、静止した状
態下では、これらの符号のうち各回転ドラム4毎に上
段、中段、下段の3個、従って計9個が同時に正面の可
視窓70から表示される。この計9個の表示符号の組合せ
方向を特定するため、ゲーム表示パネル69には、上中下
3本の横方向ラインと2本の斜方向ラインから成る方向
ライン71が設けてある。 また、ゲーム表示パネル69には、各方向ライン上の組
合せを賭の対象とするかどうかを示す賭ライン表示ラン
プ(プレイランプ)72や、ゲーム開始が可能なときに点
滅されるスタートランプ73や、賞球の支払が所定数に達
した打止時に点灯されるウエイトランプ(完了ランプ)
74や、ストップランプ75が設けてある。 更に、ゲーム表示パネル69には、供給皿18への球の投
入を催促する投入要求ランプ76や、賞球時に点灯する賞
球ランプ77や、賞球時にその得点をディジタル表示する
得点表示器78や、小ボーナス又は大ボーナス中のボーナ
スゲームの際に点灯するボーナスランプ79や、そのボー
ナスゲーム中の大当り回数(最大6回)をディジタル表
示する大当り回数表示器80や、大ボーナス中のボーナス
回数(最大3回)を表示する3つのLEDより成るボーナ
ス回数表示器81や、大ボーナス終了時に点灯されるゲー
ムオーバーランプ82が設けてある。 操作機能部 第1図に於て、正面カバー9の操作機能部15には、一
定の賭け点(単位球数の整数倍)でゲーム装置3を始動
させるためのレバー式のスタートスイッチ87と、各回転
ドラム4に一個宛所属させた押しボタン式のストップス
イッチ88と、賭け点のグレード操作、即ち、単位球数に
乗算される定数(整数)を決定するための3つの取込ス
イッチ89とが設けてある。本実施例では、ゲームにかけ
られる最小単位球数は5個で、賭け得るグレード(賭
率)は、最大3単位(15球)までである。これらの取込
スイッチ89の操作が有効かどうかは、この真上方に位置
する取込表示装置90の3つの取込表示器91(取込表示
1、取込表示2、取込表示3)の点滅移動により表示さ
れる。つまり、点滅移動している取込表示器91に対応す
る取込スイッチ89のみの操作が有効であり、この取込ス
イッチ89を操作した後は消灯して、そのスイッチは操作
無効なことを表示し、取込表示器91が3つとも全部消灯
した場合には、これ以上賭けられないことを遊戯者に報
知する。 スタートスイッチ87が有効になると、スタートランプ
73が点灯し、3個の回転ドラム4が一斉に回転する。任
意のストップスイッチ88を押すことにより、対応する1
つの回転ドラム4が停止する。遊戯者が賭けた方向ライ
ン71上に、回転ドラム4の予め定めた特定の組合せ(賞
態様)の1つが並んだときは、その組合せの重みに従っ
て約束された得点に対応する賞球数が、賞球排出装置26
(第3図)により、賞球出口18Aから供給皿18に排出さ
れる。 賞態様としては、通常遊戯の下で2、5、10、14、15
単位の賞球数の支払がなされる場合と、“大ボーナス遊
戯”及び“小ボーナス遊戯”の下で15単位の賞球数の支
払がなされる場合の2つに大別される。通常遊戯の状態
から“大ボーナス遊戯”に移行する組合せは、この実施
例では数字絵柄“7"が方向ライン71上のいずれかに3個
揃ったときであり、“小ボーナス遊戯”に移行する組合
せは、記号図柄の“BAR"又は“帽子”の絵柄が方向ライ
ン71上のいずれかに3個揃ったときである。 尚、回転可能な円筒型にて構成されたキャラクタ装置
10は、通常遊戯から大ボーナスもしくは小ボーナスゲー
ムへの移行や、大ボーナスゲーム中に於るボーナスゲー
ムの発生を、キャラクタの登退場やキャラクタの動作に
よって、明瞭に遊戯者に知らせる。 下部表示部 第1図及び第2図に戻り、上記操作機能部15の下方に
位置する下部表示部16は、正面カバー9に開放した下部
表示開口部に収納装着した下部表示パネル93と、該下部
表示パネル93の背後に配置した蛍光灯照明装置17で構成
され、下部表示部16の左側にはスピーカ16Bを設けてあ
る。この蛍光灯ランプ17aは、第2図に示唆するよう
に、下部表示パネル93全体を均一に照明すると共に、そ
の照明光の一部は、半透明の蛍光灯収納枠94の背壁を透
過して、正面カバー9の未形成空間9A及び収納枠1の下
部を照明する。 供給皿 供給皿18の下部には手動の球抜レバー98が、供給皿18
の右側上面には、球抜ランプ97Aと賞球のオーバフロー
ランプ97Bとを一体化した球抜指示器(ゲーム状況表示
手段)97が設けてある。オーバフローランプ97Bが点灯
したときは、球抜レバー98を操作して、供給皿18内の球
を球箱19に抜いて賞球貯留量を少なくする。球抜ランプ
97Aが点灯し、遊戯をやめたいときは、正面カバー9の
右下部に設けてある球抜スイッチ99を操作することによ
り、球取込装置30内に残った球が下皿6Cに返却される。 球取込装置 第2図及び第3図に於て、前面補強板5の裏面には、
供給皿18からの球を受ける球取込装置30が設けてある。
第5図及び第6図から良く分るように、球取込込装置30
は、供給皿18の流下出口(図示せず)と接続される流入
樋32と、流入樋32に続く球ザヤ33と、該球ザヤ33を傾動
動作させる取込ソレノイド31と、該球ザヤ33で取込まれ
た単位球数のパチンコ球を機内に取込む取込樋34と、単
位球数に満ない端数のパチンコ球を、下皿6Cへ返却する
ための球抜樋35とを有する。この球取込装置30の取込樋
34から導出される球は、島設備の基台51下方の回収樋52
に回収される。 第5図及び第6図に於て、球ザヤ33が通常の球受入状
態にある場合、流入樋32内の整列された球列は、球ザヤ
33の上流口33Aより下流口33Bに達し、第5図に示唆する
ように、先頭の球から5個までが球ザヤ33内に位置し、
6個目から流入樋32内に位置することになる。次に、取
込状態に球ザヤ33の傾倒位置が切換ったときは、上流口
33Aの下に延在させた阻止部33Eが第6個目以降のパチン
コ球の流下を阻止すると同時に、下流口33Bが下り、先
頭の第1番目のパチンコ球の位置が阻止片34Bから離れ
る。従って、上流口33Aと下流口33B間に位置していた5
個のパチンコ球が、1単位分の球数として、取込樋34内
に取込まれる。 球有りの検出 球取込装置30に所定単位球数のパチンコ球5個、10
個、15個が存在するか否かは、流入樋32に沿って単位球
数分の長さ位置毎に設けた待期センサS5、待期センサS1
0、待期センサS15によって確認される。この場合問題と
なるのは、パチンコ球は供給皿18への球の投入時や球取
込装置30の作動等に伴ない移動するためものであるた
め、パチンコ球の存在の有無を瞬間的に検出しただけで
は、正しい判断が下せないことである。 そこで、待期センサS5、S10、S15(図示せず)に於
て、球ザヤ33へ向って流下する球を時間軸上で監視す
る。そして、これらの検出信号であるパルスが一定間隔
の繰返しより成るパルス列を構成する場合には、正常な
球の流下であると判断できる。そうでない場合は、次の
ように判断できる。即ち、第1に、パルスが立上ったま
まの状態となったときは、球の移動状態が終了したと判
断でき、しかも、その場合には、それぞれの待期センサ
S5、S10、S15の所に球が静止状態で存在する。第2に、
パルスが立下ったままの状態となったときは、球の移動
状態が終了したと判断でき、しかも、それぞれの待期セ
ンサS5、S10、S15の所に球が存在しない。従って、流下
間隔の変動があった場合には、そのことを以って、球の
有無に関する状態誤認の暴走を阻止し得る。また、当該
待期センサS5、S10、S15の所までパチンコ球が存在する
かどうかについては、この球の移動状態が終了したと判
断できたときに、当該待期センサS5、S10、S15に於る出
力状態を知ればよい。更に、所定数のパチンコ球が存在
するかどうかについては、当該待期センサS5、S10、S15
について、そこを流下した球数を計数すればよい。 本実施例では、第1の待期センサS5についてだけは、
先頭から5個目ではなく、それより球1個分だけ上流側
の6個目を検出する位置に設けてある。これは、傾動す
る球ザヤ33にセンサを取付けることは、信頼性や耐久性
の上で不利となるためである。そこで、待期センサS5に
ついてだけは、待期センサS5を通過する球数をカウント
することとし、他の待期センサS10、S15については、球
の移動が終了した時点で、これらの待期センサS10、S15
が球の存在を検出しているかどうかによって、所定単位
球数の球が存在するかどうかを確認する。 流路切換装置 第6図及び第7図に於て、供給皿18から球取込装置30
内にかけてのパチンコ球、特に球取込装置30内の最小単
位球数に満ない半端球の球抜きを可能にするため、取込
樋34の途中には、流路切換弁38及び球抜ソレノイド39を
含む流路切換装置40が設けてある。この流路切換装置40
の流路切換弁38は、軸41を中心に回動可能に設けてあ
り、更に、リンク機構42を介して、取込樋34の側方に配
置した球抜ソレノイド39のプランジャ39Aと連結されて
いる。通常、プランジャ39Aがその復帰バネ39Bにより押
圧されているため、流路切換弁38は球抜樋35を閉鎖して
いる位置(第6図の実線位置)にある。しかし、球抜ソ
レノイド39を付勢すると、プランジャ39Aが復帰バネ39B
に抗して吸引されるため、流路切換弁38は、取込樋34を
閉鎖し且つ球抜樋35を開放する位置(第6図の破線位
置)に切り換わる。これにより、取込樋34を流して来る
パチンコ球は、その途中から球抜樋35の方に変向され、
該球抜樋35を通って下皿6Cに戻されることになる。 賞球排出ユニット 第2図及び第3図に於て、主構成枠7の裏面には、略
L字状にまとめた賞球排出ユニット20が配設されてい
る。この賞球排出ユニット20の取付基板22には、上タン
ク23、該上タンク23からの球を導出するシュートであっ
てその上流側に球不足スイッチ24を備えた導出シュート
25、賞球排出装置26、賞球排出樋27、オーバフロー装置
28、球回収装置29が設けてある。遊戯店の島設備として
の補給樋(球供給ライン)46から、分配器47、シュート
48、補給計数装置49、引込管50を通して、上タンク23に
球が補給され、上タンク23の球は導出シュート25より賞
球排出装置26に導かれる。導出シュート25は途中から2
条に形成され、その流下下端には、それぞれ排出センサ
S1、S2が設けてある。従って、賞球排出装置26も実際に
はAチャンネルとBチャンネルの2つが設けてあり、両
チャンネルに球が存在するかどうかは、球取込装置30と
同様にして、排出センサS1、S2にて確認される。 賞球排出装置26から排出される賞球は、賞球排出樋27
を通って供給皿18への賞球出口18Aに流出し、供給皿18
が満杯となって賞球排出樋27内を一定レベルまで満す
と、オーバフロー装置28のスイング板28Aが押されてオ
ーバフロー検出器28Bが作動し、それ以後の賞球排出装
置26の作動が禁止される。 球回収装置29は、閉店時等に於て、上タンク23から賞
球排出装置26までのパチンコ球を球抜きするための装置
で、賞球排出装置26からの球流路を、賞球排出樋27側か
ら回収樋29A側に切換える役目をする。これにより、上
タンク23から賞球排出装置26までの球は、賞球排出装置
26の動作に伴ない、回収樋29A側に導かれ、島設備の基
台51下方の回収樋52に回収される。 制御装置 第8図は、マイクロコンピュータを使用した上記実施
例の制御装置ユニット(CPUボード)53と、ターミナル
装置ユニット55と、島設備の電源63及び呼び出しランプ
64と、集中管理装置65との関係を示す。 マイクロコンピュータは基本的にはCPU66と、図示し
てないROM及びRAMで構成されている。RAMはバックアッ
プ電源により不揮発性メモリとしている。ROMにはCPU66
を制御するプログラムが書込まれている。 ターミナル装置ユニット55の排出リレー56と取込リレ
ー57の出力ラインは集中管理装置65と接続されている。
これは、所定球数の排出の度に排出リレー56を1回作動
させると共に、所定球数の取込の度に取込リレー57を1
回作動させて、その旨の信号を集中管理装置65に送り、
集中管理装置65の側で取込と排出の差数に関する営業状
態の把握を可能とするためである。ここに所定球数と
は、既存のパチンコ機と整合させる意味で、例えば10個
とするのが好ましい。また、集中管理装置65からは、打
止信号のラインが制御装置ユニット53へ接続されてい
る。これは、上記集中管理装置65側で把握している取込
と排出の差数が定量値に達した場合等に、当該遊技機に
打止信号を与えるためである。また、集中管理装置65
は、上タンク23の球不足スイッチ24の一部として電気的
に独立に設けてある補給スイッチ67からの信号も受け、
非打止時に於る球不足の場合には、補給計数装置49を作
動させて球補給を行なう。 当該遊技機の実際の打止は、上記打止信号の発生と同
時に実行してもよいし、別法として、打止信号が発生し
ても直ちには打止とせず、打止信号の発生後に当該上タ
ンク23の球が無くなったならば、それで打止とする制御
方法でもよい。 制御の概要 第9図はROMに書き込まれているプログラムの概略を
示し、第10図〜第15図はそこに定義されているサブルー
チンを示す。プログラムは、電源投入により、“遊技機
をゲーム可能状態にする“初期処理”、例えば、カウン
タ、タイマ等のリセット等を行なう(0.01)。そして、
“取込処理”“ドラムスタート”“ドラム回転”“ドラ
ム停止”“表示判定”“排出処理”の各処理を行なう
(0.02〜0.07)。しかる後、“規制処理”を経てステッ
プ0.02に戻り、ステップ0.02〜0.08を繰返す。 ゲームの概要 (イ)取込スイッチの操作 遊戯者により取込スイッチ89のうち左のもの(取込ス
イッチSW1)が押され1単位が賭けられたとすると、CPU
は、球取込装置30による取込動作を1回行なう。そし
て、“賭率1"の表示即ちプレイランプ72のうちの中央の
ものを点灯させ、中央の横方向ライン71が賭けの対象と
された賭ラインであることを遊戯者に報知する。取込ス
イッチSW2(中)が追加的に押され2単位が賭けられた
ときは、取込動作を更に1回行ない、“賭率2"の表示即
ち上下の横方向ライン71に属す2つのプレイランプ72を
点灯させ、結果的に、上中下3つの横方向ライン71が賭
けの対象であることを表示させる。取込スイッチSW3
(右)が追加的に押され3単位が賭けられたときは、取
込動作を更に1回行ない、“賭率3"の表示即ち斜方向ラ
インに属する2つのプレイランプ72を点灯させ、上中下
3つの横方向ライン71と2つの斜方向ライン71の計5ラ
イン全部が賭けの対象であることを表示させる。 このように、賭け率は球取込動作の回数(最大3回ま
で)によって定まる。 (ロ)スタートスイッチの操作 スタートスイッチ87のレバーが押されると、ドラムス
タート処理に移行する。CPUは各回転ドラムのパルスモ
ータを作動させ、3つの回転ドラム4を一斉に回転させ
る。このスタート処理の間に、当り演算がなされる。 (ハ)ストップボタンの操作 続いてドラムストップ処理に入る。CPUは「オート停
止時間」が経過していないことを確認しつつストップス
イッチ88が押されるのを待つ。遊戯者のストップスイッ
チ操作による停止のときは、その操作されたストップス
イッチ88に対応する回転ドラム4を停止させる。遊戯者
によるストップスイッチ操作がなされずオート停止時間
が経過したときは、一定の順序で回転ドラム4を停止さ
せる。 (ニ)判定処理 一方、当り演算で確定した当り、ハズレに関してのゲ
ーム状態判定処理を経て、「通常ゲーム」「大ボーナス
ゲーム」「小ボーナスゲーム」のいずれかを行なわせ
る。 (ホ)通常ゲーム CPUは、まず当りの組合せかどうかを判定する。「当
り組合せ」の特別の形態として、本実施例では、大ボー
ナス表示(特別表示1)、小ボーナス表示(特別表示
2)、第3の特別表示(特別表示3)の3種がある。こ
こに「大ボーナス表示」とは数字“7"が、「小ボーナス
表示」とは絵柄“帽子”又は“BAR"が、「特別表示3」
とは“JAC+赤バー”が付加された図柄が、いずれかの
賭ライン上に3つ揃った場合を指す。大ボーナス表示は
最も生じ難い組合せであり、次いで小ボーナス表示、特
別表示3の順に生じ易い組合せとなっていて、いずれも
通常ゲームから抜け出ることができる組合せである。 「当り組合せ」の他の形態としては、“ベル”“プラ
ム”“オレンジ”等の同じ絵柄が3つ揃った場合、“チ
ェリー”が左側回転ドラム4の賭ライン上に来た場合等
があり、通常ゲームから抜け出ることは不可能な一般的
組合せである。 CPUは、当りの組合せ以外の場合は、ゲーム規制処理
を経てリターンする。但し、特別及び一般的な組合せの
いずれの場合でも「当り組合せ」のときは、ドラム停止
後に「賞球数演算処理」を行なって支払うべき賞球合計
を求める。 特別な組合せのうち「小ボーナス表示」又は「大ボー
ナス表示」と判断されたときは、次のように処理する。 (ヘ)小ボーナス表示 小ボーナス表示、例えば“BAR,BAR,BAR"が揃ったとき
は、小ボーナスゲームが行ない得る。即ち、3つの回転
ドラム4の絵柄が揃うかどうかではなく、停止させる1
つの回転ドラム4の特定絵柄、本実施例では“JAC"(他
の絵柄と重なっている)が中央の賭ライン上に一致する
かどうかの遊戯であり、一致した場合は、例えば15単位
の賞球(75個)が支払われる遊戯である。この小ボーナ
スゲームは各1つの回転ドラム4の停止毎に行なうこと
ができ、3つの回転ドラム4の停止を1回として最大4
回まで、従って計12回の停止を行なうことができる。但
し、計6回の“JAC"に一致した回転ドラム4の停止がで
きたときは、前記3ドラム4回のドラム停止が終ってい
なくても、その時点で小ボーナスゲームは終了となる。
尚、後述する「特別表示4」というのは、上記のように
停止させた1つの回転ドラム4の中央の賭ライン上に、
“JAC"の付加された絵柄が来た場合を指す。 判断が「小ボーナス表示」のときは、まず、後述する
特別表示4での回数を初期状態の“0"に戻し、ボーナス
中の当り回数を“6"にセットし、ボーナスフラグを“1"
に、小ボーナス発生フラグを“1"にしてリターンする。 (ト)小ボーナスゲーム 小ボーナスゲームに於るグレード選択操作は「賭け率
1」のみが有効であり、スタートスイッチ87をONするこ
とで、3つの回転ドラム4が一斉に回転する。遊戯者は
回転している回転ドラム4のうち任意の1つを停止させ
る。CPUは、中央の賭ライン上に回転ドラム4の絵柄“J
AC"が静止したか、即ち「特別表示4」の発生かどうか
を見る。“JAC"であるときは、賞球演算処理を行なって
約束された賞球合計(75個)を記憶した後、第4特別表
示回数(特別表示4の回数)のメモリ領域を書換えて、
その内容を+1する。次いで、その第4特別表示回数が
6より大きいかどうかを見る。「特別表示4」の発生し
た回数が6未満である場合には、回転ドラム4が停止す
るのを待ち、これら回転ドラム4が停止された合計数を
「大当り回数」として演算する。 3つのドラム停止を1回とする停止が4回行なわれる
と小ボーナスゲームの終了であり、「ボーナスフラグ」
を“0"に戻し、リターンする。また、「特別表示4」の
発生が6回あると、直ちに回転している回転ドラム4の
全てを停止して「ボーナスフラグ」を“0"に戻し、リタ
ーンする。 (チ)大ボーナス表示 さて、判断が「大ボーナス表示」のとき、即ち“777"
と揃ったときは、「大ボーナスゲーム」に移行し“大ボ
ーナスの権利”が発生する。 この「大ボーナスゲーム」というのは、一定の条件下
で上記の「小ボーナスゲーム」に入ることが最大K回
(ここではK=3)まで可能な遊戯である。ここで小ボ
ーナスゲームに入るための「一定の条件」というとの、
大ボーナスの権利発生後、各小ボーナスゲームの前段階
として到来する通常ゲームと同じ遊戯状態(権利付通常
ゲーム)に於て、そのゲーム数が計30回行なわれる迄の
間に、3つの各回転ドラム4の特定絵柄、本例では“JA
C+赤バー”(他の絵柄と重なっている)が、遊戯者の
賭けた1〜5本の賭ライン上の一つに揃うことである。
“JAC+赤バー”が3つ揃うことによりプログラムは
「小ボーナスゲーム」に入り、「小ボーナスゲーム」終
了後まだK=3回に達していないときは、再び権利付通
常ゲームに戻り、最大K=3回まで繰返す。最大K=3
回までと表現したのは、もし権利付通常ゲーム(30回)
に於て、不幸にして“JAC+赤バー”が一度も揃わなか
った場合(或いは最大回数K回(K=3)に満ない場合
でも)、その時点で大ボーナスの権利が消失し、通常の
通常ゲームに戻ってしまう所謂パンクとなるからであ
る。 さて、「大ボーナス表示」のときは、まず、権利付通
常ゲームに於る「ハズレ回数」、即ち“JAC+赤バー”
が3つ揃わなかったゲーム回数のカウンタを初期状態の
“30"に設定し、大ボーナス回数カウンタを“3"に、権
利フラグ(大ボーナスフラグ)を“1"にする。 権利付通常ゲーム CPUは一般的な当り組合せが発生したときは、対応す
る賞球の支払いをなし、一方では、この組合せの1つと
して「特別表示3」即ち“JAC+赤バー”が3つ揃った
組合せが発生するのを待つ。 「特別表示3」が発生するまでは、権利付通常ゲーム
に於るゲーム結果がハズレであった場合には「通常ゲー
ム回数カウンタ」から−1して行き、同カウンタが“0"
即ちハズレ回数が30回に達したら、大ボーナスフラグを
“0"に戻す。 幸にしてハズレ回数が30回に達する前に「特別表示
3」が発生したときは、上述の“BAR"が揃った場合と同
様に、第1回目の「小ボーナスゲーム」に入る。 小ボーナスゲーム 小ボーナスゲームに於ては、回転している各回転ドラ
ム4を「賭け率1」で停止させ、中央の賭ライン上に回
転ドラム4の絵柄“JAC"が静止すれば、その都度約束さ
れた賞球合計(75個)が支払われる。3つのドラム停止
を1単位とするドラム停止が4回行なわれるか、又は、
「特別表示4」の発生が6回あると、小ボーナスゲーム
終了となるので、「ボーナスフラグ」を“0"に戻す。次
いで、CPUは大ボーナスフラグが“1"であることを確認
して、権利回数Kから−1する演算を行なう。演算の結
果、大ボーナスの権利(K回)が終了していなければ、
「更新フラグ」“1"を立ててリターンする。従って、再
び権利付通常ゲームに戻り、上記と同じ条件の下でボー
ナスゲームに移行する。そして、K回目のボーナスゲー
ムが終ると、大ボーナスゲーム終了となり、ゲームオー
バーとなる。 取込処理 (イ)球有り確認 球取込装置30に於る待期センサS5、S10、S15の監視に
入り、一定時間ONにて“球有り”と判断する。待期セン
サS5については、6個目に位置するため、カウントを行
ない、5個カウントにて“球有り”と判断する。何単位
分の球が有るかに応じて、1〜3個の取込表示器91が点
滅移動表示する。最低、球が1単位分“有り”ならば第
10図の球取込処理の最初(2.01)に於て、取込スイッチ
1〜3の受付を可能にする。 尚、賞球排出装置26に於る排出球の有無も同様にして
監視する。もし、上タンク23に附属している球不足スイ
ッチ24が立上ったときは、ウエイトランプ74をONする。
これにより上タンク23に球が無いことを遊戯者に報知す
る。また同時に補給スイッチ67が立上るので、これを集
中管理装置65が把握する。集中管理装置65から補給計数
装置49に補給指令が出されることにより、上タンク23に
球が補給される。球不足スイッチ24が立下ったときは、
ウエイトランプ74がOFFに戻る。 (ロ)取込操作 第10図に於て、3つの取込スイッチ89のいずれか最初
にONされ際に、前回のゲート状態(プレイランプの表
示)をクリアする。そして、取込スイッチSW1〜SW3がON
されたかどうかを順に見て行き(2.02〜2.04)、取込ス
イッチSW1、取込スイッチSW2、取込スイッチSW3のいず
れかがONされるのを待つ。 遊戯者から見て、取込表示器91が3つとも点滅移動し
ている場合は、3つの取込スイッチ89のうち1〜3個を
押して、希望する単位数(最大3単位まで)をゲームに
賭けることができる。取込スイッチ89が押された場合で
も、その時点に於て球取込装置30に球が無く、対応する
取込表示器91が点滅移動していないときは、その取込ス
イッチ89の操作は無効とされる。 (ハ)賭率の決定 賭率1 上記の場合に於て、取込スイッチ89のうちの1つ、例
えば取込スイッチSW1がONされた時は(2.02)、待期セ
ンサS5が一定時間ONかどうか、即ち1単位の“球有り”
かどうかを見る(2.08)。球有りの状態で取込スイッチ
SW1がONされた時は(2.02、2.06)、各取込スイッチSW1
〜SW3は1回限り有効とするため、当該取込スイッチSW1
の受付けを不許可とする(2.09)。3つの取込表示器91
のうち取込スイッチSW1に対応する取込表示1が消灯す
る。 次に、取込ソレノイド31を一定時間(0.9秒間)ONす
る(2.12)。このON時間内に球ザヤ33が傾動し且つ球ザ
ヤ33から球5個が流出し終る。 1単位目の取込が行なわれたので、スタートランプ73
をONし(2.13)、スタートスイッチ87有効の表示をな
す。このときプレイランプ72のうちの中央のものが点灯
し、中央の横方向ライン71が賭けの対象とされた賭ライ
ンであることを遊戯者に報知する。 次に、取込リレー処理のため、取込カウンタを+5し
(2.14)、取込カウンタが“10"になったかどうかチェ
ックする(2.15)。10個としたのは現在のパチンコ機の
設備と整合させたためである。取込カウンタは1単位目
の取込では“5"となるにすぎなないので、直ちにステッ
プ2.02にリターンする。 これで、とりあえず「賭率1」となったことになる。 賭率2 追加的に取込スイッチSW2がONされたときは(2.0
3)、待期センサS10が一定時間ON(球有り)かどうかを
見る(2.07)。球有りのときは、取込スイッチSW2を不
許可にする(2.10)。そして、上記1単位目の取込の場
合と同様に、取込ソレノイド31のON・OFFにより更に1
回の取込動作がなされて、2単位目の球が5個取込まれ
る(2.12〜2.13)。そして、「取込カウンタ」が更に+
5されて2単位にグレードが上る(2.14)。その結果、
上下の横方向ライン71に属す2つのプレイランプ72が点
灯し、結果的に、上中下3つの横方向ライン71が賭けの
対象であることを表示させる。 これで、後述のように取込表示器91の対応するものが
消灯し、「賭率2」にグレードが上ったことになる。 また、「取込カウンタ」が+5されてその値が“10"
になるため、ステップ12.16の判断はYESとなる。つまり
2回の取込で球10個が取込まれたので、まず取込カウン
タを“0"に補正した後(2.16)、集中管理装置65のため
の取込リレー57を一定時間ONさせる(2.17)。かくし
て、取込リレー57を一動作させる取込リレー処理(2.14
〜2.17)が終了したら、ステップ2.02へリターンする。 賭率3 更に、追加的に取込スイッチSW3がONされたときは
(2.04)、同様にして、取込ソレノイド31のON・OFF動
作がなされ、更に1単位の球が取込まれる。従って、3
単位にグレードが上り、斜方向ラインに属する2つのプ
レイランプ72を点灯させ、結果的に、上中下3つの横方
向ライン71と2つの斜方向ライン71の計5ライン全部が
賭けの対象であることを表示させる。一方、「取込カウ
ンタ」が+5されて、その内容が“5"となる。 上記のように取込ソレイド31による球ザヤ33の引下げ
動作が、賭け率に対応する回数だけ行なわれ、賭率1に
つき3個、賭率2につき10個、賭率3につき15個の取込
みがなされる。 スタートスイッチON 上記のように最低限の賭け率1が有る場合には、スタ
ートランプ73が点灯し(2.14)、スタートスイッチ87が
有効となる。 この状態でスタートスイッチ87がONされた場合には
(2.05、2.18)、「スタートランプ」をOFFして(2.1
9)、以後のスタートスイッチ87の無効表示をする。ま
た、取込スイッチSW1〜SW3の受付を不許可にし(2.2
0)、第9図のステップ0.02へリターンする。これでゲ
ーム開始となり、“ドラム回転処理”、“ドラム停止処
理”に入る。 (イ)ドラム回転処理 スタートスイッチ87がONされると、回転ドラム4が一
斉に回転する。尚、判定処理に先立って、当り演算処理
を行ない、ここで投入数と排出数の差等に基づき、“当
り”“ハズレ”を決定する。 (ロ)ドラム停止処理 上記当り演算処理により“当り”“ハズレ”が決定し
たら、ストップランプ1〜3を点灯させる。続いて、ス
トップスイッチ88のボタンが押されるのを待ち、ストッ
プスイッチ88がONしたら、ONされたストップスイッチ88
に対応する回転ドラム4を停止させ、対応するストップ
ランプ1〜3をOFFする。ストップスイッチ88のボタン
が押されずにオート停止時間の1分が経過したときは、
直ちに回転中の回転ドラム4を順次停止させる。 表示判定処理 第11図の“表示判定”処理に於て、“通常当り”“大
ボーナス発生”“小ボーナス発生”のいずれかであるか
を判別し、またこれらのいずれでもない場合は、更に、
“大ボーナス中”か“小ボーナス中”かの判断を行なう
(6.01〜6.06)。いずれでもない場合は、何もしないで
リターンする。 (イ)通常当りの場合 “通常当り”の場合には(6.01)、その組合せに対応
する賞球数を演算し(6.07)、賞球数を決定したら、第
12図の排出処理へ進む。 (ロ)大ボーナスの発生 “大ボーナス”の発生である場合には(6.02)、大ボ
ーナスリレー59をONする(6.08)。これにより、第8図
に示す島設備の呼び出しランプ64が点灯し、“大ボーナ
ス”が発生した旨を報知する。更に、プログラムは、対
応する賞球数を演算して決定する(6.08、6.09)。ま
た、このとき大ボーナス中であることを記憶し、リター
ンする。尚、賞球ランプ77の点灯やボーナスランプ2、
3の点滅や、キャラクタの登場及びキャラクタ動作(脱
帽動作とボデイの横振り往復動作)もなされる。 大ボーナスが発生したときは、所定球数(75個)の賞
球排出がなされ、続いて最大30回までの権利付通常ゲー
ムに入る。つまり、大ボーナスが発生しただけでは“ボ
ーナス中”とならず、通常遊戯と同じく1〜3単位の賭
率によるゲームが行なわれる。権利付通常ゲームに於て
特別表示3が発生することにより、ボーナスゲームに移
行する。かかる権利付通常ゲームを経てボーナスゲーム
に移行し得る回数は、最大3回までである。 “大ボーナス中”の場合には(6.04)、特別表示3が
出現してボーナスゲームに入る前後を問わず、各1回の
ゲート毎にハズレの場合も含めて賞球数を演算し決定し
て(6.13)、リターンする。そして、ボーナスゲームが
3回行なわれて大ボーナスが終了したときは(6.12)、
「大ボーナス終了フラグ」を“1"にして(6.14)、リタ
ーンする。尚、呼び出しランプ64は、大ボーナス中、継
続して点灯され続ける。 (ロ)小ボーナスの発生 “小ボーナス”の発生の場合には(6.03)、小ボーナ
スリレー58をONする(6.10)。これにより、第8図に示
す島設備の呼び出しランプ64が点灯し、“小ボーナス”
が発生した旨を報知する。更に、プログラムは、対応す
る賞球数を演算して決定する(6.11)。そして、ここ
で、小ボーナス中を記憶して、リターンする。尚、小ボ
ーナスの当りが有った場合には、賞球ランプ77の点灯や
ボーナスランプ1のONやボーナスランプ2の点滅もなさ
れる。 小ボーナスが発生したときは、ボーナスゲームを行な
い得る。これは、停止させる1つの回転ドラム4の特定
絵柄“JAC"(特別表示4)が中央の賭ライン上に一致す
るかどうか遊戯であり、一致した場合は、15単位の賞球
(75個)を支払う。このボーナスゲームは各1つの回転
ドラム4の停止毎に行なうことができ、3つの回転ドラ
ム4の停止を1回として最大4回まで、従って計12回の
停止を行なうことができる。 小ボーナス中に於ては(6.05)、回転ドラム4を1個
づつ停止させるゲームが行なわれ、各1回のゲーム毎に
ハズレの場合も含めて賞球数を演算し決定して(6.1
6)、リターンする。そして、各回転ドラム毎の大当り
ゲームが最大12回行なわれて小ボーナスが終了したとき
は(6.15)、「小ボーナス終了フラグ」を“1"にして
(6.17)、リターンする。尚、呼び出しランプ64は、小
ボーナス中、継続して点灯され続ける。 賞球排出処理 第12図に於て、まず賞球数の確認を行なう(7.01)。
賞球数がゼロ即ちハズレの場合には、何もしないで排出
処理は終了とし、第9図のステップ0.07へリターンす
る。 第12図に於て、当りが有った場合は(7.01)、その賞
球数の値により、賞球排出装置26のAチャンネル及びB
チャンネルが受け持つべき排出個数を、賞球排出装置26
の各排出レジスタ1、2にセットする(7.02)。 球有り確認 次に、A、B両チャンネルの排出レジスタ1、2に排
出球が記憶されているかどうかを個別に見る(7.03、7.
08)。排出球が記憶されており、従って排出すべき場合
には、A、B両チャンネルの賞球排出装置26に球が有る
かどうか個々にチェックする(7.04、7.09)。排出セン
サS1、S2が一定時間ONしていれば、A、B両チャンネル
の各賞球排出装置26に“球有り”と判断される。 “球有り”が確認できたら、排出ソレノイド1、2が
ON中でないことの確認を経て(7.05、7.10)、打止でな
いことを第13図の打止確認処理にて確認する(7.06、7.
11)。 打止確認処理 第13図に於て、まず集中管理装置65から打止信号が来
ているかどうかを見る(7.31、7.34)。打止信号が来て
いなければ、何もしないでリターンする。もし、打止信
号が来ている場合は、この排出処理より抜けるために排
出レジスタ1、2が強制的にクリアされる(7.32、7.3
5)。従って、賞球排出装置26からの排出が強制的にス
トップする。また、抜けた後の次の処理(規制処理)に
て打止中を判断するために、打止フラグをセットする
(7.33、7.36)。 排出ソレノイドのON “球有り”が確認でき且つ打止でないことも確認でき
たら、A、B両チャンネルについての排出ソレノイド
1、2を個別に一定時間(0.9秒)だけONする(7.07、
7.12)。これで、A、B両チャンネルの球ザヤ21の傾動
が個々に開始される。 排出ソレノイドのOFF 次に、上記排出ソレノイド1、2のON監視時間(0.9
秒)がそれぞれ終了したら(7.13、7.17)、排出ソレノ
イド1、2を個別にOFFする(7.14、7.18)。これで、
各球ザヤ21は原位置に復帰することになる。排出動作が
1回終了したので、排出レジスタ1、2から−5して、
排出リレー処理のため第14図に示す“排出リレーセット
処理”を行なう(7.16、7.20)。 排出リレーセット処理 第14図に示す“排出リレーセット処理”は、後述する
ステップ7.22〜7.26にてなされる排出リレー動作処理の
前提をなすもので、上記の1排出動作(排出ソレノイド
のON・OFF)の終了後(排出ソレノイドのOFF時)に於て
なされる。 排出リレー処理(排出リレーセット処理及び排出リレ
ー動作処理)の概要は、まず第14図に示す“排出リレー
セット処理”に於て、RAM内のエリアに設けた排出リレ
ー動作用の「排出カウンタ」を更新し、排出球をカウン
トする。また、リレーが次に動作する回数の記憶用とし
て、同じくRAM内のエリアに「排出リレー回数カウン
タ」を設け、この排出リレー回数カウンタを必要に応じ
て更新し、排出リレーの必要動作回数を記憶する。そし
て、リレーが次に動作する必要性のない排出リレー回数
カウンタが“0"の場合なら1動作(ON−OFF)のみを行
ない、その後に排出リレー回数カウンタが“0"でないな
ら、この1動作後に排出リレー回数カウンタ分だけ動作
継続を行なう。 排出リレーセット処理は、具体的には、第14図に於
て、上記の1排出動作が終了したら、まず、排出カウン
タに+5して(7.51)、その排出カウンタの値が10にな
ったかどうかを見る(7.52)。これは、排出ソレノイド
が2動作、即ち球10個の排出にて1回リレーを動作さ
せ、管理装置65に信号を与えるためである。10個を基準
としたのは、取込リレー処理の場合と同様に、現在のパ
チンコ機の設備と整合させたためである。 まだ、排出カウンタの値が10になっていなければ、何
もしないでリターンする。しかし、排出カウンタの値が
10になったときは(7.52)、排出リレー回数カウンタに
+1する(7.54)。又、排出カウンタもクリアする(7.
53)。そしてリターンする。 賞球排出後 第12図に戻り、排出レジスタ1、2が“0"となったか
どうかを見る(7.21)。“0"ならば、所定球数の排出が
終了であるので、リターンする。 排出リレー動作処理 第12図に於て、まず、排出リレーフラグが“1"(リレ
ー動作中)かどうかを見る(7.22)。リレー動作中でな
ければ、排出リレー56を励磁する必要があるかどうかを
知るため、排出リレー回数カウンタの内容が“0"より大
きいかどうかを見る(7.23)。動作すべき回数が記憶さ
れているときは(7.23)、排出リレー56についての0.1
秒の励磁を開始する。そして、「排出リレーフラグ」を
“1"(リレー動作中)にセットし(7.25)、排出回数リ
レー回数カウンタを−1する(7.26)。 次に、リレー動作フラグが“1"(リレー動作中)とな
った後は(7.22)、そのON時間100msが経過するのを待
つ(7.27)。つまりステップ7.27、7.29を経て何もしな
いでリターンし、排出リレーフラグが“1"の状態を継続
させる。 一方、ON時間100msが経過したら(7.27)、排出リレ
ーの0.1秒間のOFFを開始する(7.28)。ステップ7.27か
ら7.29に戻って来て、このOFF時間100msが経過するのを
待つ(7.29)。OFF時間100msが経過したならば(7.2
9)、排出リレーフラグを“0"に戻し(7.30)、ステッ
プ7.23にジャンプする。 これで、排出リレー56の第1回目の1動作(0.1秒ON
・0.1秒OFF)が終了し、第2回目の動作チェックに入
る。つまり、排出リレー回数カウンタがまだ“0"より大
きければ(7.23)、再び排出リレーをONし(7.24)、排
出リレーフラグを“1"とし(7.25)、次に動作させる必
要回数を記憶している排出リレー回数カウンタから−1
する(7.26)。そして、ステップ7.22、7.27〜7.30を行
なう。 このようにして、排出リレー回数カウンタの内容が
“0"でない限り、排出リレーの0.1秒毎のON・OFFを継続
して行く。集中管理装置65は、上記取込リレー57及びこ
の排出リレー56の動作信号を受けて、その取込・排出差
に基づき、打止とすべきかどうかを決定し、所定球の排
出が終了した場合には打止信号を出力する。 管理装置の制御 集中管理装置65は、上記取込リレー57及びこの排出リ
レー56の動作信号を受けて、その排出・取込差に基づ
き、打止とすべきかどうかを決定し、所定球の排出が終
了した場合には打止信号を出力する。 詳述するに、第16図に於て、集中管理装置65は取込リ
レー57がONしたら、その都度取込カウンタを+1する
(9.01、9.02)。また、排出リレー56がONしたら、その
都度排出カウンタを+1する(9.03、9.04)。そして、
この排出カウンタと取込カウンタの差数(排出・取込
差)を求め(9.05)、当該差数が打止の設定値を越えた
かどうかを見る(9.06)。もし、差数が打止設定値を越
えたときは、遊技機の制御装置ユニット53に対し、打止
信号を一定時間出力する(9.07)。そして、当該遊技機
の打止状態が解除されるのを待つ(9.08)。 尚、打止状態が解除されたときは、取込カウンタと排
出カウンタをクリアする(9.09、9.10)。打止状態の解
除は、遊技機側に於るクリアスイッチ60を係員が操作し
たときのクリア信号を管理装置が受けたときに、或い
は、管理装置のキー操作がなされたときに実行される。 ゲーム規制処理 第15図のゲーム規制処理では、大ボーナス終了フラ
グ、小ボーナス終了フラグ、打止フラグが立っているか
どうかを見る(8.01〜8.03)。 ウエイトタイム いずれのフラグも立っていなければ、短時間内に於る
多量の賭球の投入禁止、具体的には1分間の取込球が10
0発を越えないように、0.3秒のウエイトタイムを入れる
(8.04)。しかる後、第10図の球取込処理へ移る。 大小ボーナスの終了 大ボーナス終了フラグが立っている場合には(8.0
1)、これをリセットし(8.05)、大ボーナスリレー59
をOFFにする(8.06)。また小ボーナス終了フラグが立
っている場合には(8.02)、これをリセットし(8.0
7)、小ボーナスリレー58の励磁をOFFする(8.08)。大
ボーナスリレー59や小ボーナスリレー58がOFFすると、
島設備の呼び出しランプ64も消灯する。 打止 既に述べたように、集中管理装置65は、上記取込リレ
ー57及びこの排出リレー56の動作信号を受け、その取込
・排出差に基づき、排出球が所定値に達した場合には打
止信号を出力する。この打止信号が発生すると、第13図
で説明した打止確認処理に於て、ステップ7.31、7.34に
於る判断がYESとなり、排出レジスタ1、2が強制的に
クリアされる(7.32、7.35)。従って、賞球排出装置26
からの排出が強制的にストップする。また、打止フラグ
が“1"にセットされる(7.33、7.36)。 第15図に於て、打止フラグが立った場合には、ウエイ
トランプ74をONして打止状態を遊戯者に知らせ(8.0
9)、打止解除のためのクリアスイッチ60がONされるの
を待つ(8.10)。クリアスイッチ60がONされたら(8.1
0)、ウエイトランプ74をOFFに戻して、打止状態の表示
を解消する(8.11)。また、ボーナスゲーム中にて打止
となった場合に備えて、電気的な途中遊戯状態をクリア
する(8.12)。そして、打止フラグを“0"に戻して(8.
13)、ステップ8.04に進む。 変形実施例 第17図及び第18図は、打止処理の別の具体例である。
上記第13図及び第16図の実施例では、管理装置が排出球
と取込球の差数を把握して打止信号の発生する打止信号
作成手段を有し、打止信号の発生と同時に遊技機が打止
状態となるようにしたが、この例では、管理装置が遊技
機の球不足状態をも把握し、上タンク23が球不足状態の
ときはその補給指令をも発生する。そして、遊技機側に
於ては、集中管理装置65からの打止信号の発生だけでは
直ちに打止とならず、そのときの上タンク23の貯留球が
球不足の状態になるまで、ゲートを続行できるとする例
である。 詳述すれば、第18図に於て、集中管理装置65が取込リ
レー57及び排出リレー56の動作信号を受けて、その排出
・取込差に基づき打止信号を発生する点は、第16図と同
じである(10.01〜10.08)。但し、このとき打止状態を
記憶するため打止フラグが立てられる(10.07)。 次に、遊技機の補給スイッチ67(球不足スイッチ24と
連動)がONしたか、つまり球不足状態かどうかを見る
(10.08)。球不足状態のときは、打止フラグが立って
いるかどうかをチェックする(10.10)。打止フラグが
立っていないときは、まだ打止設定値に達していないの
で、上タンク23に対してパチンコ球を、例えば500個補
給する(10.11)。しかし、打止フラグが立っている場
合は、遊技機に対する補給指令は出さない。 一方、遊技機側に於ては、第17図に示すように、打止
確認処理を行なう。即ち、まず球不足スイッチ(補給ス
イッチ67)24が一定時間ONしているかどうかをチェック
し(7.40、7.50)、ONしていなければ、打止信号が集中
管理装置65から発生されているかどうかに拘わらず、ゲ
ームの続行を許す。そして、補給スイッチ67が一定時間
ONした場合、つまり球不足の状態になったときには、そ
の時点で打止信号が発生されているかどうかの確認を行
なう(7.31、7.34)。それ以外は、第13図と同じであ
り、もし、打止信号が来ている場合は、排出レジスタ
1、2を強制的にクリアし(7.32、7.35)、賞球排出装
置26からの排出を強制的にストップする。また、次の処
理(規制処理)にて打止中を判断するために、打止フラ
グをセットする(7.33、7.36)。 第18図に於て、集中管理装置65は遊技機側の打止状態
が解除されたときは、打止フラグを“0"に戻して打止状
態の記憶をリセットすると共に(10.13)、取込カウン
タと排出カウンタをクリアする(10.14、10.15)。 このように、打止信号の性格は変質させないで、打止
の時期を上タンク23の貯留量と関連させることができ
る。 なお、本発明の実施例は、パチンコ球を用いたスロッ
トマシンについて説明したが、賞(賞態様、入賞口等)
によって賞球数の異なるつまり複数種類の賞球数を排出
可能な球排出装置を有する遊戯機であれば、例えばパチ
ンコ遊戯機、アレンジボール機等、全ての遊戯機に適用
可能である。 (発明の効果) 以上のように本発明は、賞として排出される賞球数が
予め複数設定されて、該賞態様に応じた所要の賞球を排
出可能な球排出装置を有する遊戯機において、前記球排
出装置が賞態様に応じて排出する賞球数を電子的に記憶
する記憶手段と、当該遊戯機の遊戯中において賞態様が
発生した際に該記憶手段の記憶値が所定値に達する毎に
出力信号を発生させる出力信号発生手段とを有するの
で、賞態様によって賞球数が異なる場合でも、遊戯機の
賞球排出数を容易に正確に計数、把握できる。 また、賞態様に応じて複数種類の賞球数を排出してい
ても出力信号を一本の出力線により管理装置に送ると共
に、遊戯機により排出される賞球数が異なる場合であっ
ても出力信号に対応する賞球数を統一することにより、
管理装置側で賞球排出数をリアルタイムで把握できると
共に各遊戯機の集中管理を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明のパチンコ球を用いた遊戯機システムに
用いた遊技機の概観図、第2図は遊戯機を島設備と共に
示した断面図、第3図は遊戯機の背面図、第4図は主構
成枠を除いた遊戯機の分解斜視図、第5図は球取込装置
の側面図、第6図はその正面図、第7図は流路切換機構
を示す図、第8図はマイクロコンピュータを使用した制
御装置を含めて本遊技機システムの一例を示したブロッ
ク図、第9図はROMに書き込まれているプログラムのフ
ローの概略図、第10図〜第15図はそのサブルーチンを示
す図、第16図は集中管理装置の制御フローを示す図、第
17図及び第18図は打止処理の別の具体例を示す図であ
る。 1……収納枠、2……棚板 3……ゲーム装置、4……回転ドラム 5……前面補強板、6……下台 7……主構成枠、8……上部カバー 9……正面カバー、10……キャラクタ装置 11A……表示機能部、11B……表示機能部 12……ゲーム表示部、13……補助構成部材 14……蛍光灯照明装置(上側) 15……操作機能部、16……下部表示部 17……蛍光灯照明装置(下側) 18……供給皿、19……球箱 20……賞球排出ユニット、21……球ザヤ 22……取付基板、23……上タンク 24……球不足スイッチ、25……導出シュート 26……賞球排出装置、27……賞球排出樋 28……オーバーフロー装置 29……球回収装置、30……球取込装置 31……取込ソレノイド、32……流入樋 33……球ザヤ、34……取込樋 35……制御装置ユニット、38……流路切替弁 39……球抜ソレノイド、40……流路切替弁 41……軸、42……リンク機構 44……パルスモータ、46……補給樋 47……分配器、48……シュート 49……補給計数装置、50……引込管 52……回収樋、53……制御装置ユニット 54……電源装置ユニット 55……ターミナル装置ユニット 56……得点リレー、57……取込リレー 58……小ボーナスリレー、59……大ボーナスリレー 60……クリアスイッチ、61……割数スイッチ 62……電源スイッチ、63……島設備の電源 64……呼び出しランプ、65……集中管理装置 66……CPU、67……補給スイッチ 69……ゲーム表示パネル 70……可視窓、71……方向ライン 72……プレイランプ、73……スタートランプ 74……ウエイトランプ、75……ストップランプ 76……投入要求ランプ、77……賞球ランプ 78……得点表示器、79……ボーナスランプ 80……大当り回数表示器 81……ボーナス回数表示器 82……ゲームオーバーランプ 87……スタートスイッチ、88……ストップスイッチ 89……取込スイッチ、90……取込表示装置 91……球抜指示器、92……下部表示開口部 93……開口パネル、94……蛍光灯収納枠 97……球抜指示器、98……球抜レバー 99……球抜スイッチ

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.賞として排出される賞球数が予め複数設定されて、
    該賞に応じた所定数の賞球を排出可能な球排出装置を有
    する遊戯機において、 前記球排出装置により賞に応じて排出される賞球数を電
    子的に累積記憶する記憶手段と、当該遊戯機の遊戯中に
    おいて賞が発生した際に賞に対応する賞球数を前記記憶
    手段に記憶すると共に該記憶手段の記憶値が所定値に達
    する毎に球排出装置から排出された賞球排出数を計数可
    能な賞球計数信号を発生させる賞球計数信号発生手段と
    を有し、前記賞球計数信号を複数の遊戯機を集中管理す
    る集中管理装置側に送信するように構成したことを特徴
    とする遊戯機。
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