JP6038665B2 - 球払出装置の球抜き弁 - Google Patents
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例えば、特許文献1のパチンコ機の賞球排出ユニットは、ケースの球通路内の球抜きを行うために、スライド動作を行う開閉部材が用いられている。この開閉部材は、通常時にはケースの球抜穴を塞いで球通路の壁部の一部を構成し、操作されることにより球抜穴から退避して球抜穴を開放させるよう構成されている。この開閉部材によれば、賞球流路からの賞球の抜取り作業を簡単化することができる。
該球抜き弁は、上下方向に向けられた回動軸線の回りに回動可能であるとともに、該回動軸線の回りの外周壁部に、遊技球が通過する球抜き開口部と、径方向外方に突出し、該球抜き開口部へ遊技球を導く球抜きガイドと、回動操作をするための操作部とを有しており、かつ、上記球通路内の遊技球を、上記外周壁部によって案内して上記球払出口へ導く球払出位置と、上記球通路内の遊技球を、上記球抜きガイドによって案内して上記球抜き開口部を経由して上記球抜き口へ導く球抜き位置とに切り換わるよう構成されていることを特徴とする球払出装置の球抜き弁にある(請求項1)。
球抜き弁は、球払出位置にあるときには、球通路内の遊技球を外周壁部によって案内して球払出口へ導く。このとき、外周壁部は、球通路内の遊技球の流下を案内する壁として機能する。また、遊技機の管理者等は、球通路内に残された遊技球を遊技機の外部に抜き出すときには、操作部を操作して、球抜き弁を球払出位置から球抜き位置になるように回動操作する。このとき、球抜きガイドによって球払出口を塞ぎつつ、球払出口へ流下しようとする遊技球を球抜きガイドによって球抜き開口部へ案内する。そして、球抜きをする遊技球は、球抜き開口部を経由して、球抜き口へ抜き出される。
それ故、上記球払出装置の球抜き弁によれば、球抜き操作が容易であり、球払出装置の外形から突出しにくくして、球払出装置の小型化を図ることができる。
上記球払出装置は、パチンコ遊技機等の遊技機において、遊技球を貯留する球皿へ賞球としての遊技球を払い出す装置とすることができ、遊技機において、遊技領域に遊技球を発射させる球発射装置へ遊技球を送り出す装置とすることもできる。
また、上記球払出装置の球抜き弁においては、上記外周壁部は、円筒形状に形成されており、上記球抜き開口部は、上記円筒形状の外周壁部の一部を切り欠いて形成されており、上記球抜き弁は、上記球抜き位置において、上記球抜き開口部から流入する遊技球を、上記外周壁部の内周側を通過させて、上記外周壁部の下側開口端部へ流下させる形状に形成されていてもよい(請求項2)。
この場合には、遊技球を、円筒形状の外周壁部に形成された球抜き開口部から外周壁部の内周側を通過させて下側開口端部へ流下させることにより、球抜き弁の小型化及び回動操作を一層容易にすることができる。
本例の球払出装置1の球抜き弁3は、図1に示すごとく、球通路21内の遊技球を整流して球払出口23へ払い出す球払出装置1に配設され、球通路21内の遊技球を球抜き口24へ抜き出すために用いられる。球抜き弁3は、上下方向Hに向けられた回動軸線C1の回りに回動可能であるとともに、回動軸線C1の回りの外周壁部31に、遊技球が通過する球抜き開口部33と、径方向外方に突出し、球抜き開口部33へ遊技球を導く球抜きガイド32と、回動操作をするための操作部35とを有している。また、球抜き弁3は、図2に示すごとく、球通路21内の遊技球を、外周壁部31によって案内して球払出口23へ導く球払出位置301と、図3に示すごとく、球通路21内の遊技球を、球抜きガイド32によって案内して球抜き開口部33を経由して球抜き口24へ導く球抜き位置302とに切り換わるよう構成されている。
本例の球払出装置1は、遊技機としてのパチンコ遊技機7において、遊技領域に発射された遊技球が入賞した際に、パチンコ遊技機7の前面に設けられた球皿へ遊技球を払い出すよう構成されている。
図8に示すごとく、球払出装置1は、パチンコ遊技機7の本体枠(機構板)70の裏面側に配設されている。本体枠70には、遊技盤と対向する領域に開口穴71が形成されている。本体枠70の裏面側においては、開口穴71に対する上方位置に、遊技球の貯留を行う球タンク72及びタンクレール73が配設されており、開口穴71に対する側方位置にタンクレール73に繋がる球流下部材74が配設されている。そして、球払出装置1は、球流下部材74の下端部に接続されている。
ケース2は、球抜き弁3、球払出部4、駆動源44等を間に挟んで収容するよう2つに分割して形成されている。図1は、ケース2の一方を取り外した状態を示す。
球抜き弁3は、球通路21の下端部の付近において、球払出部4に対する側方位置に配置されている。ケース2内において、球払出部4と球抜き弁3とは、球通路21を間に挟む両側に配置されている。球抜き弁3の回動軸線C1は、上下方向Hに向けられた球払出部4の回転軸部41の回動軸線C2と平行になっている。球抜き弁3は、球通路21内の遊技球の球圧を受けて回動するものではなく、操作部35を用いた作業者による球抜き弁3の操作によって直接回動するものである。
図3に示すごとく、球抜きガイド32は、球抜き弁3が球抜き位置302に回動されたときには、球払出口23の上方に位置し、球払出口23を塞ぐ。球抜き弁3が球抜き位置302に回動されたときには、球抜き開口部33が球通路21に対向する。そして、球通路21内の遊技球は、球抜きガイド32によって案内されて、球抜き開口部33に流入し、外周壁部31の内周側を下方に通過して球抜き口24へ導かれる。
また、図3に示すごとく、球抜きガイド32の上面は、球払出部4における螺旋状突起42における径方向の傾斜に倣うように形成されている。
そして、球抜き弁3を球払出位置301から球抜き位置302に回動させる場合には、操作部35を操作して、球抜き弁3を図5における時計回りに回動させることになる。このとき、球抜き弁3は、ケース2の内側面と外周壁部31との間のクリアランスによって、軸部37を支点に、球抜き弁3の回動凸部38がケース2の規制凸部26に近づく方向に傾くことになる。これにより、回動凸部38が規制凸部26を乗り越える際の負荷が大きくなり、球抜き弁3を球払出位置301から球抜き位置302に回動させにくくすることができる。
また、球抜き弁3における外周壁部31の回動凸部38や、ケース2における側壁20の内側面の規制凸部26のテーパ形状を調整することによっても、上記と同様の作用効果を得ることができる。
また、球抜き弁3の球抜きガイド32は、その先端の高さ寸法が上記距離X1とほぼ同じ寸法になるように形成され、垂直停止部43と球検知スイッチ5との上下方向Hの間に位置する。これにより、球抜きガイド32による球抜き開口部33への遊技球の案内を容易にすることができるとともに球払出装置1を小型化することができる。
また、ケース2において、球払出部4の下端部付近の周囲には、ケース2内に侵入するゴミをケース2の外部へ排出するための排出穴273が形成されている。この排出穴273により、ケース2内の球払出部4の周辺に堆積しようとするゴミを、球払出装置1の外部へ排出することができる。
ケース2を上方から見た際に、球払出部4に対して球抜き弁3が配置された側に位置する2つの角部274は、作業者が球抜き弁3の操作部35を操作しやすくするために、角部274を丸める切欠形状に形成されている。そして、球払出装置1が遊技機に設置された状態で周辺に十分なスペースがない場合においても、操作部35を操作する作業者の指が、切欠形状の角部274に入りやすくなっている。
また、アース板金6の下側端部は、配置穴213に挿入された状態で、ケース2の通路壁部211の一部に係合する形状に形成されている。これにより、遊技球が衝突する際に、アース板金6に反り返りが生じることを防止することができる。
また、球払出部4の駆動源44、球払出部4の回転位置を検出するセンサ、球検知スイッチ5等のコネクタ取付部(端子部分)441,52は、ケース2を分解しなくても配線ができるように、ケース2の外部に露出している。ケース2において、球払出部4の駆動源44が配置される部位には、この駆動源44のコネクタ取付部441の周囲にスペースを形成するための切欠部291が形成されている。これにより、駆動源44のコネクタ取付部441に対して、配線のコネクタ部の着脱を容易にすることができる。
また、ケース2において、球払出部4と球抜き弁3とが並ぶ方向に直交する方向の側壁20には、球払出部4の駆動源44を露出させる切欠部293が形成されている。そして、球払出部4の駆動源44は、切欠部293に入り込んだ状態で配置されており、ケース2の外幅は、駆動源44の外形(本例の駆動源44は断面円形状のモータであり、このモータの外径)と略同じになっている。これにより、ケース2の外幅を最小限にして、球払出装置1の薄型化を図ることができる。
なお、球払出装置1は、取付係合部294を用いる以外にも、ネジを用いて直接機構板70に取り付けることもできる。
パチンコ遊技機7において、遊技者がパチンコ遊技を行う際には、球抜き弁3が球払出位置301にある。そして、遊技領域に入賞が生じた場合等には、球払出部4が回転し、所定数の遊技球を球通路21から球払出口23を経由して、球皿へ払い出す。このとき、図2に示すごとく、球抜き弁3の外周壁部31に形成された案内リブ36によって、球通路21内の遊技球を球払出口23へ案内する。また、図5に示すごとく、球抜き弁3の球抜きガイド32は、球払出口23を開放する位置に退避している。そして、球抜き弁3の外周壁部31は、球通路21内の遊技球の流下を案内する壁として機能する。
それ故、本例の球払出装置1の球抜き弁3によれば、球抜き操作が容易であり、球払出装置1の外形から突出しにくくして、球払出装置1の小型化を図ることができる。
2 ケース
21 球通路
23 球払出口
24 球抜き口
3 球抜き弁
301 球払出位置
302 球抜き位置
31 外周壁部
32 球抜きガイド
33 球抜き開口部
34 下側開口端部
35 操作部
4 球払出部
7 パチンコ遊技機
H 上下方向
C1 回動軸線
Claims (2)
- 球通路内の遊技球を整流して球払出口へ払い出す球払出装置に配設され、上記球通路内の遊技球を球抜き口へ抜き出すための球抜き弁であって、
該球抜き弁は、上下方向に向けられた回動軸線の回りに回動可能であるとともに、該回動軸線の回りの外周壁部に、遊技球が通過する球抜き開口部と、径方向外方に突出し、該球抜き開口部へ遊技球を導く球抜きガイドと、回動操作をするための操作部とを有しており、かつ、上記球通路内の遊技球を、上記外周壁部によって案内して上記球払出口へ導く球払出位置と、上記球通路内の遊技球を、上記球抜きガイドによって案内して上記球抜き開口部を経由して上記球抜き口へ導く球抜き位置とに切り換わるよう構成されていることを特徴とする球払出装置の球抜き弁。 - 請求項1に記載の球払出装置の球抜き弁において、上記外周壁部は、円筒形状に形成されており、上記球抜き開口部は、上記円筒形状の外周壁部の一部を切り欠いて形成されており、
上記球抜き弁は、上記球抜き位置において、上記球抜き開口部から流入する遊技球を、上記外周壁部の内周側を通過させて、上記外周壁部の下側開口端部へ流下させる形状に形成されていることを特徴とする球払出装置の球抜き弁。
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