JP6261067B2 - キャップ整列供給装置 - Google Patents
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Description
例えば、プルタブ(把持片32a)を有する多数のキャップ(容器蓋32)を載置して回転駆動される回転円板(回転盤6)と、回転円板(回転盤6)の上部の外周側に設けられ一部にキャップ出口部(出口部22)を有する円筒状のキャップ整列ガイド(側壁26、制限部材18)と、キャップ出口部(出口部22)に設けられたキャップ排出機構とを有し、プルタブ(把持片32a)を有するキャップ(容器蓋32)が、回転円板(回転盤6)上から摩擦力により力を受けることにより接線方向に加速され、遠心力によって回転円板(回転盤6)上を滑ってキャップ整列ガイド(側壁26、制限部材18)側に整列し、キャップ出口部(出口部22)から整列排出部(排出シュート24)に排出されて外部に供給可能されるキャップ整列供給装置が公知である(例えば、特許文献1等参照。)。
しかし、上述のような公知のキャップ整列供給装置では、キャップは、回転円板によってキャップ整列ガイドの接線方向にのみ速度が与えられ、法線方向の速度成分は与えられないのに対し、整列排出部は、キャップ整列ガイドの法線方向に誘導して排出するように構成されている。
このため、キャップ出口部付近で法線方向にエアを噴出する等の手段で、キャップを排出するための大きな法線方向の速度成分を付与する必要がある。
また、高速化する場合には、法線方向の速度成分を更に大きく与える必要があるため装置を大型化する必要があり、また、このことによって更に整列していないキャップの排出や詰まりの発生が増加するため、高速化が困難であるという問題があった。
また、詰まり防止のために一定間隔で間欠的に逆方向(キャップ誘導部材から回転円板の内周方向)にエアを噴出することも考えられるが、その噴出時間分の効率が低下するとともに、供給されるキャップの連続性が阻害されるという問題があった。
また、間歇噴出のための機構も必要となり装置が複雑化するという問題がった。
本請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2に記載されたキャップ整列供給装置の構成に加えて、前記戻しエア噴出部が、整列したキャップのプルタブより上方から回転円板の内周側に向かって斜め下方向にエアを噴出するものを含むことにより、前記課題を解決するものである。
本請求項4に係る発明は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載されたキャップ整列供給装置の構成に加えて、前記下流ガイドのキャップ出口部側の導入部が、前記キャップ整列ガイドに沿っていないキャップを回転円板の内周側に誘導する形状に形成されていることにより、前記課題を解決するものである。
本請求項5に係る発明は、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載されたキャップ整列供給装置の構成に加えて、前記複数のエア噴出部が、エアを連続的に噴出するように構成されていることにより、前記課題を解決するものである。
また、キャップ誘導部材の誘導方向へのエアの噴出を少なくできることにより、高速化する場合でも、装置を大型化することなく整列されていないキャップの排出や詰まりの発生の増加を防止することができる。
さらに、キャップ整列ガイドの法線に対して傾斜した方向の整列排出部を構成してキャップを誘導するように形成され、かつ、整列したキャップの上方から回転円板の内周側にエアを噴出する少なくとも1つの戻しエア噴出部を設けたことにより、整列したキャップの排出を阻害することなく、整列していないキャップを積極的に回転円板の内周側に吹き戻すことが可能となり、高速化する場合でも、整列していないキャップの排出やそれに伴う詰まりの発生を確実に防止することができる。
さらに、戻しエア噴出部が整列したキャップのプルタブの中心位置に向かってエアを噴出するものを含むことにより、整列したキャップには影響をあたえることなく、整列していないキャップのシェル部分に当たるようにエアを噴出して回転円板の内周側に吹き戻すことが可能となる。
本請求項4に記載の構成によれば、下流ガイドのキャップ出口部側の導入部がキャップ整列ガイドに沿っていないキャップを回転円板の内周側に誘導する形状に形成されていることにより、整列していないキャップの排出やそれに伴う詰まりの発生をさらに確実に防止することができる。
本請求項5に記載の構成によれば、複数のエア噴出部が、エアを連続的に噴出するように構成されていることにより、エアの噴出制御のための構成を簡略化でき、装置を複雑化することなく整列していないキャップの排出やそれに伴う詰まりの発生を確実に防止することができる。
キャップ整列供給装置100は、図1、図2に示すように、基台101上に設けられた保持板102に一部にキャップ出口部111を有する円筒状のキャップ整列ガイド110が固定され、該キャップ整列ガイド110の下方に、キャップCのシェルSの厚み分よりわずかに大きな間隔をおいて回転円板150が回転可能に保持されている。
上蓋部材104は、開閉可能なキャップ投入部105を有する構造であり、内部が目視できる材質であるのが望ましい。
回転円板150は、図2に示すように、駆動モータ151によって回転駆動される。
なお、本実施形態では、回転円板150の中心部には中央コーン部152が設けられ、キャップCが重力で外周側に移動可能として、接線速度の低い中心付近に滞留しないように構成されている。
キャップ誘導部材120は、キャップ整列ガイド110のキャップ出口部111に連接され、回転円板150の回転方向に対して上流側に設けられた上流ガイド121と下流側に設けられた下流ガイド122とを有している。
上流ガイド121と下流ガイド122との間に形成された空間が、整列したキャップCが排出される整列排出部123を構成し、キャップCが整列排出部123を通過してキャップ整列ガイド110の法線に対して傾斜した方向Eに排出されるように構成されている。
誘導エア噴出部141は、上流ガイド121に設けられ、キャップ誘導部材120の誘導方向にエアを噴出するように構成されている。
戻しエア噴出部142は、上流ガイド121およびキャップ整列ガイド110のキャップ出口部111の上流側に設けられ、整列したキャップCの上方から回転円板150の内周側にエアを噴出するように構成されている。
キャップ整列供給装置100の上方から投入されたキャップCは、図1の時計回り方向に回転する回転円板150によって、キャップ整列ガイド110に沿って時計回りに移動する。
キャップCの整列した状態は、図5および図6左側に示すように、シェルSが回転円板150とキャップ整列ガイド110との空間に載置され、プルタブPがキャップ整列ガイド110の円筒状の壁部に沿って上方に立った状態である。
本実施形態では、誘導エア噴出部141は、図7、図8に示すように、整列したキャップCのシェルSの上方からエアを誘導方向に斜めに噴出することで、整列排出部123の方向に移動力を与えている。
また、誘導エア噴出部141は、図3に示すように、3箇所設けられており、下流に行くほど水平に近い傾斜を有してエアを噴出するように構成されている。
なお、誘導エア噴出部141の配置位置、数、噴出方向等は、キャップCの規格、必要とする排出速度等に応じて適宜設計すればよい。
このような整列していないキャップC’を整列排出部123に誘導しないように、図3、図4に示すように、上流ガイド121の最上流に近い位置に、戻しエア噴出部142aが設けられている。
この、戻しエア噴出部142aは、整列したキャップCのプルタブPの中心位置に向かってエアを噴出するように設けられており、図4左側に示す整列したキャップCに対しては、プルタブPの通過時にわずかにエアが当たるのみで影響がなく、図4右側に示すように整列していないキャップC’に対しては、シェルSに対してエアが噴出されることで、整列していないキャップC’全体が回転円板150の内周側に吹き戻される。
さらに、多くのキャップCが回転円板150上に供給されると、整列したキャップCの内周側に、まだ整列していないキャップC”が接したまま移動することが多くなり、この内周側のキャップC”が整列排出部123に誘導されると詰まりが生じる。
このため、図5に示すように、キャップ整列ガイド110のキャップ出口部111の上流側に、整列したキャップCのプルタブPより上方から回転円板150の内周側に向かって斜め下方向にエアを噴出する戻しエア噴出部142bが設けられている。
なお、戻しエア噴出部142b、142cの配置位置、数等は、キャップCの規格、必要とする排出速度等に応じて適宜設計すればよい。
このため、図3、図7、図8に示すように、整列したキャップCのプルタブPには接触しない位置に、縦方向となったキャップC'''のシェル部分の進入を阻止するシェル進入防止突起124を備えることで、縦方向となったキャップC'''が整列排出部123に誘導されて詰まりが発生することを防止している。
また、何らかの要因でプルタブPがキャップ整列ガイド110の円筒状の壁部に沿わなくなったキャップCを、回転円板150の内周側に誘導することができ、詰まりの発生をさらに確実に防止することができる。
この、下流ガイド122のキャップ出口部111側の導入部の形状は、キャップCの規格、必要とする排出速度等に応じて適宜設計すればよい。
また、キャップと類似の物品で同様の形状の部材であれば、キャップに限定されず、いかなる部材の整列供給に使用しても良い。
101 ・・・ 基台
102 ・・・ 保持板
103 ・・・ 飛散防止壁
104 ・・・ 上蓋部材
105 ・・・ キャップ投入部
110 ・・・ キャップ整列ガイド
111 ・・・ キャップ出口部
120 ・・・ キャップ誘導部材
121 ・・・ 上流ガイド
122 ・・・ 下流ガイド
123 ・・・ 整列排出部
124 ・・・ シェル進入防止突起
141 ・・・ 誘導エア噴出部
142 ・・・ 戻しエア噴出部
150 ・・・ 回転円板
151 ・・・ 駆動モータ
152 ・・・ 中央コーン部
Claims (5)
- シェルに対して垂直に起立したプルタブを有する多数のキャップを載置して回転駆動される回転円板と、前記回転円板の上部の外周側に設けられ一部にキャップ出口部を有する円筒状のキャップ整列ガイドと、前記キャップ出口部近傍に設けられたキャップ排出機構とを有するキャップ整列供給装置であって、
前記キャップ排出機構は、整列したキャップを誘導するキャップ誘導部材と、複数のエア噴出部とを有し、
前記キャップ誘導部材が、上流側に設けられた上流ガイドと下流側に設けられた下流ガイドとを有し、
前記上流ガイドと下流ガイドとの間に形成された空間が、前記キャップ整列ガイドの法線に対して傾斜した方向の整列排出部を構成して整列したキャップを誘導するように形成され、
前記複数のエア噴出部は、前記キャップ誘導部材の誘導方向にエアを噴出する少なくとも1つの誘導エア噴出部と、整列したキャップの上方から回転円板の内周側にエアを噴出する少なくとも1つの戻しエア噴出部とを含み、
前記戻しエア噴出部が、整列したキャップのプルタブの中心位置に向かってエアを噴出するものを含むことを特徴とするキャップ整列供給装置。 - 前記上流ガイドが、下流ガイドとの間に形成された空間に突出して整列したキャップのプルタブの通過を許容し、キャップのシェル部分の進入を阻止するシェル進入防止突起を備えていることを特徴とする請求項1に記載のキャップ整列供給装置。
- 前記戻しエア噴出部が、整列したキャップのプルタブより上方から回転円板の内周側に向かって斜め下方向にエアを噴出するものを含むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のキャップ整列供給装置。
- 前記下流ガイドのキャップ出口部側の導入部が、前記キャップ整列ガイドに沿っていないキャップを回転円板の内周側に誘導する形状に形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のキャップ整列供給装置。
- 前記複数のエア噴出部が、エアを連続的に噴出するように構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のキャップ整列供給装置。
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