JP5010866B2 - コイン状部材送出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ベース部材上に設けた貯蔵容器(ホッパ)内のコイン状部材をベース部材上に配置した送出ロータの回転によって1枚ずつ送出する送出装置に関する。
貯蔵容器に貯留した硬貨、遊技用メダル等のコイン状部材を貯蔵容器の底部に設けたロータの回転によって1枚ずつ送出する送出装置がある。その代表的な構成として、硬貨、遊技用メダル等のコイン状部材を貯蔵する貯蔵容器(ホッパ)の底部には、電動機装置によって一方向へ回転する円盤状の送出ロータが設けられ、この送出ロータには複数の分離孔が略等間隔に同心円上に配置され、この送出ロータの回転に伴って、複数の分離孔にそれぞれコイン状部材が順次入りつつ、分離孔に入ったコイン状部材は、分離孔の底部から送出ロータの円周方向へ1枚ずつ押し出されて、送出口からコイン状部材が1枚ずつ送出される。(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1のコイン状部材送出装置は、コイン状部材の送出口が前面に向く状態で遊技機やコイン状部材貸機等の機器内に設置され、送出口から送出されるコイン状部材をガイド樋を経て、この機器の前面に設けた受け皿へ導入するように構成される。この場合、機器の前面に設けた受け皿から送出口へ挿入される針金等によって計数手段等が操作され、コイン状部材送出装置からコイン状部材が騙し取られることがあるため、これの防止策として、送出口の大きさを制限するカバー部材を螺子により取り付けるものである。
特開2004−318595号公報
この特許文献1のコイン状部材送出装置は、そのコイン状部材の送出口の大きさを制限するカバー部材を設けるため、このカバー部材がない場合に比して、コイン状部材の騙し取り防止効果はある。しかし、このカバー部材にはコイン状部材が通過する長穴状の通過穴が形成されているため、機器の前面に設けた受け皿から挿入された長尺の板状体や針金のような金属棒状部材等を操作して、この長穴状の通過穴を通過させることによって、計数手段等が操作され、コイン状部材送出装置の誤作動によって、コイン状部材が騙し取られることが起こり得る。
本発明は、このような点に鑑みて、遊技機やコイン状部材貸機等の機器の前面に設けた受け皿から板状部材や金属棒状部材等を挿入しても、送出口を通してコイン状部材の送出装置内のコイン状部材の計数手段である通過検出部が誤作動状態に操作されて、コイン状部材の不要な送出動作による騙し取りが行なわれるのを防止すると共に、コイン状部材の正規の送出動作が確保できる技術を提供する。
第1発明のコイン状部材送出装置は、複数の分離孔を形成してコイン状部材の収容部の底部に配置した送出ロータの回転によって前記収容部のコイン状部材を1枚ずつ送出部へ送出するよう構成され、前記送出部に送出されるコイン状部材の通過を検出する通過検出部を備えたコイン状部材送出装置において、前記送出部には前記通過検出部よりも出口側の位置に突出して前記出口側を塞ぎ、正規に通過するコイン状部材によって退避するように動作する可動カバーを設け、当該可動カバーは前記送出部の下壁の下側に配置されて、前記送出部に突出する部分の上端が前記送出部の上壁中に侵入した状態にバネ付勢されたことを特徴とする。
第2発明のコイン状部材送出装置は、複数の分離孔を形成してコイン状部材の収容部の底部に配置した送出ロータの回転によって前記収容部のコイン状部材を1枚ずつ送出部へ送出するよう構成され、前記送出部に送出されるコイン状部材の通過を検出する通過検出部を備えたコイン状部材送出装置において、前記通過検出部は、コイン状部材の通過によって往復作動する可動体と、この可動体の作動によって動作する検出スイッチ部を備え、前記送出部には前記可動体よりも出口側の位置に、通常前記送出部に突出して前記送出部を塞ぎ送出されるコイン状部材によって前記送出部から退避するように動作する可動カバーを設け、当該可動カバーは前記送出部の下壁の下側に配置されて、前記送出部に突出する部分の上端が前記送出部の上壁中に侵入した状態にバネ付勢されたことを特徴とする。
第3発明のコイン状部材送出装置は、ベース部材上にコイン状部材の収容部を設け、複数の分離孔を形成して前記ベース部材上に配置した送出ロータの回転によって前記収容部のコイン状部材を1枚ずつ送出部へ送出すると共に、前記送出部には送出されるコイン状部材の通過を検出する通過検出部を備えたコイン状部材送出装置において、前記通過検出部は、コイン状部材の通過によって往復作動する可動体と、この可動体の作動によって動作する検出スイッチ部を備え、前記送出部の入口部において固定部とコイン状部材が当接する前記可動体の作用部とでコイン状部材の直径よりも若干小さい間隔の通路幅を形成し、前記通路幅を維持するよう前記可動体がバネ付勢され、前記送出部に送出されるコイン状部材が前記可動体を付勢するバネ力に抗して前記通路幅を広げる方向に前記可動体の作用部を押し退けつつ進むことによって前記検出スイッチ部が動作し、前記送出部には前記可動体よりも出口側の位置に、通常前記送出部に突出して前記送出部を塞ぎ送出されるコイン状部材によって前記送出部から退避するように動作する可動カバーを設け、当該可動カバーは前記送出部の下壁の下側に配置されて、前記送出部に突出する部分の上端が前記送出部の上壁中に侵入した状態にバネ付勢されたことを特徴とする。
第4発明のコイン状部材送出装置は、第1発明乃至第3発明のいずれかにおいて、前記可動カバーの前記送出部に突出する部分は、前記送出部を移動するコイン状部材の送出方向に向けて、徐々に前方へ向けて傾斜した傾斜案内面を形成したことを特徴とする。
このように、第1発明乃至第4発明は、いずれも、コイン状部材の送出部における通過検出部よりも出口側の位置に突出して前記出口側を塞ぎ、正規に通過するコイン状部材によって退避するように動作する可動カバーを設け、当該可動カバーは前記送出部の下壁の下側に配置されて、前記送出部に突出する部分の上端が前記送出部の上壁中に侵入した状態にバネ付勢されたことを特徴とする。
第1発明では、可動体よりも出口側の位置に設けたコイン状部材の通過を検出する通過検出部が、通常突出して送出部を塞いでいる可動カバーによって保護されるため、板状部材や金属棒状部材等によって通過検出部が操作されることがなく、しかもコイン状部材の正常な送出動作を確保できるものである。
第2発明では、コイン状部材の通過を検出する通過検出部が、コイン状部材の通過によって往復作動する可動体と、この可動体の作動によって動作する検出スイッチ部を備えた場合、可動体よりも出口側の位置に設けた可動カバーが、通常送出部に突出して送出部を塞いでいるため、板状部材や金属棒状部材等によって可動体が操作されることがなく、しかもコイン状部材の正常な送出動作を確保できるものである。
第3発明では、第2発明の効果に加えて、固定部と可動体の作用部とで形成される送出部の入口部の通路幅が、コイン状部材の直径よりも若干小さい間隔であるように可動体がバネ付勢されているため、送出されるコイン状部材が可動体を付勢するバネ力に抗して通路幅を広げる方向に可動体の作用部を押し退けつつ進むことによって、コイン状部材が送出出口方向へ弾き飛ばされる。これによって、コイン状部材の連続した送出が高速で行なえ、通過検出部での安定した検出動作ができる。
第4発明では、第1発明乃至第3発明の効果に加えて、可動カバーの送出部に突出する部分は、コイン状部材の送出方向に向けた傾斜案内面を形成しているため、コイン状部材の連続した送出も抵抗少なく安定して行なえるものとなる。
また、第1発明乃至第4発明では、上記の効果に加えて、可動カバーの送出部に突出する部分の上端が、送出部の上壁中に侵入した状態にバネ付勢されているため、遊技機の前面の受け皿から差し込まれた板状部材や金属棒状部材等によって、防護壁の上端を下方へ押して、送出部から防護壁を退避させる操作ができず、悪戯による不正送出動作を防止できるものとなる。
本発明のコイン状部材送出装置は、複数の分離孔を形成してコイン状部材の収容部の底部に配置した送出ロータの回転によって前記収容部のコイン状部材を1枚ずつ送出部へ送出するよう構成され、前記送出部に送出されるコイン状部材の通過を検出する通過検出部を備えたコイン状部材送出装置において、前記送出部には前記通過検出部よりも出口側の位置に突出して前記出口側を塞ぎ、正規に通過するコイン状部材によって退避するように動作する可動カバーを設けた構成であり、本発明の実施例を以下に記載する。
次に、本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明に係るコイン状部材送出装置を備えた遊技機の開扉正面斜視図、図2は本発明に係るコイン状部材送出装置の送出ロータと送出部の関係を示す平面図、図3は本発明に係る通過検出部の構成を示す側面図、図4は本発明に係る可動カバー部分の構成を示す部分断面の側面図、図5は本発明に係る送出ロータの裏側斜視図、図6は本発明に係る送出ロータの部分側面図、図7は本発明に係るコイン状部材送出装置を備えたメダル貨機を遊技機に併設した正面図、図8は本発明に係るコイン状部材送出装置を備えた他の形態のメダル貨機の前面斜視図である。
本発明の実施形態を図1乃至図6に基づき説明する。1は硬貨、遊技用メダル等のコイン状部材100を使用して遊技するための遊技機であり、図1に示すものは、コイン状部材(遊技用メダル)100を使用するスロットマシンやパチスロ機である遊技機1の扉を開いた状態の正面図である。遊技機1内には、遊技機1で使用するコイン状部材(遊技用メダル)100を収納し、必要に応じて所定数のコイン状部材(遊技用メダル)100を送出する機能のコイン状部材送出装置2が設置されている。
コイン状部材送出装置2は、基材として、金属製の架台3の上に合成樹脂製のベース部材4が取り付けられており、金属製の架台3の左右両側フランジ部がネジ31によって遊技機1の金属壁に固定されることによって、遊技機1内に設置される。コイン状部材送出装置2の稼動によって、後述の貯蔵容器(ホッパ)5P内のコイン状部材100が静電気を帯びるため、この静電気を逃がすために、貯蔵容器(ホッパ)5P内の導電部材と電気的に接続された金属製の架台3が、導電性ネジ31によって遊技機1の金属壁に固定され、この静電気が逃げる仕組みである。コイン状部材送出装置2は、ネジ31を外して取っ手35によって前方へ引き出せる。
コイン状部材送出装置2は以下の構成をなす。即ち、金属製の架台3の上に配置されるベース部材4上には、円形状のコイン状部材100を収納する収容部5を形成する合成樹脂製の貯蔵容器(ホッパ)5Pが、ベース部材4に対してネジ又はその他の係止装置によって着脱自在に取り付けられている。貯蔵容器(ホッパ)5Pは、上面と下面にそれぞれ開口5A、5Bを有し、下面開口5Bは略円形をなす。この下面開口5Bに対応してベース部材4上には、複数の分離孔10を形成した合成樹脂製の送出ロータ7が配置され、送出ロータ7は、ベース部材4の下側に取り付けた電動機装置8の回転軸9の先端部に取り付けられている。この構成によって、収容部5の底部に送出ロータ7が配置された状態となる。電動機装置8は、電動機とそれによって回転される複数の歯車の組み合わせで構成され、回転軸9を所定回転数で回転させる構成である。
回転軸9の先端部に取り付けられた送出ロータ7は、図2及び図4に示すように、ベース部材4の上面に形成した円形状壁4Aに周囲面が近接状態に囲まれる配置であり、円形状壁4Aの内側で電動機装置8によってR方向へ回転する構成である。送出ロータ7の上面周縁部と周囲面と若干の間隔を存して送出ロータ7の上面周縁部と周囲面を覆うようにロータガイドリング20が設けられている。ロータガイドリング20は、円形状壁4Aの延長上方に円形状壁20Aを形成しており、円形状壁4Aを取り囲むようにベース部材4上に載置され、周縁フランジ部がベース部材4に間隔を存して複数個所に形成した係止爪部21によってベース部材4の所定位置に保持される。送出ロータ7の上方にあってロータガイドリング20の円形状壁20Aの内側には、貯蔵容器(ホッパ)5Pの下面開口5B部分が嵌合された状態で、貯蔵容器(ホッパ)5Pがベース部材4に取り付けられる。
図5及び図6に示すように、送出ロータ7は、同心円上に複数の分離孔10(図示のものは5個の分離孔10を有する)を略等間隔に配置した円盤状をなし、各分離孔10は、コイン状部材100の直径よりも若干大きい直径でもって送出ロータ7を上下に円形状に貫通し、上側周縁部には回転方向Rの下流側に向かって下向きの傾斜状に広がった案内面11を形成している。また、各分離孔10の下側周縁部には、送出ロータの周縁に臨む開放出口10Aを形成し、この開放出口10Aの回転方向Rの下流側には、送出ロータ7の周縁へ延びる流線型の押し出し壁12を形成している。
ベース部材4の上面には、送出ロータ7を取り囲む円形状壁4Aが切れた部分に、コイン状部材100の送出部13が形成されている。ベース部材4の上面には、送出部13に対応した内側位置において、分離孔10に対応する回転軌跡上に、円錐状の送出案内ピン26が設けられている。このため、送出ロータ7の下面には、この送出案内ピン26が衝突しないように、ベース部材4との間に回転軸9を中心とした円形の空間27が形成されている。
この構成によって、送出ロータ7の回転によって、貯蔵容器(ホッパ)5P内のコイン状部材100は、1枚ずつ分離して分離孔10に順次入り込み、分離孔10の底部に入り込んだコイン状部材100は、送出ロータ7の回転に伴ってベース部材4の上面を滑りつつ押し出し壁12によって、開放出口10Aから送出ロータ7の外方へ押し出され、ベース部材4の上面に形成した送出部13へ入る。このため、送出ロータ7は払い出し盤として機能する。
送出部13の入口部には、送出ロータ7から外方へ押し出されるコイン状部材100が最初に通過する位置に、コイン状部材100の通過を検出する通過検出部CKを設けている。この通過検出部CKは、コイン状部材100の通過によって往復作動する可動体16と、この可動体16の作動によって動作する検出スイッチ部23を備えている。
送出部13の入口部の通路幅T0は、この通路幅T0を形成する一方の壁が、可動体16で構成されている。具体的には、この通路幅T0は、コイン状部材100が当接する可動体16の作用部(後述のローラ16A)と、可動体16に対応配置の固定部15との間隔で形成され、この通路幅T0は、コイン状部材100の直径よりも若干小さい間隔を存して、固定部15と可動体16が配置されている。
固定部15は、可動体16に対応する送出部13の入口部において、送出ロータ7の回転方向(R)手前側に位置し、可動体16との間に通路幅T0を形成するように山形にベース部材4の上面から突出し、この山形突出部15Aから送出ロータ7の回転方向(R)手前側に向けて、なだらかな曲線の案内面15Bを形成し、送出ロータ7から送出されるコイン状部材100が案内面15Bに沿って送出部13の入口部に誘導される。耐磨耗性を考慮して固定部15をステンレススチール等の金属製とすることもできる。
可動体16は、固定部15に対して送出ロータ7の回転方向(R)前方側に位置し、コイン状部材100によって押し圧作動されるように復帰作用バネ17で付勢された状態に設けられている。可動体16は、略V字状又は略L字状の可動アーム19の中央部がベース部材4の上壁の下側に軸支持部18で回転可能に支持され、図3に示すように、可動アーム19の一方の腕辺に立設した軸19Aが、ベース部材4の上壁に形成した弧状スリット4Sを貫通し、この貫通した軸19Aに回転可能に取り付けた円筒状のローラ16Aが送出部13に臨み、可動アーム19の他方の腕辺はベース部材4の下側に設けた検出スイッチ部23の作動部16Bとして作用する。可動アーム19は一端がベース部材4に保持されたバネ17の引っ張り力によって引っ張られており、この状態で、可動体16のローラ16Aは固定部15との間にコイン状部材100の直径よりも若干小さい間隔を維持している。
検出スイッチ部23は、図2及び図3に示すように、発光部24と受光部25で構成された光スイッチであり、可動アーム19がコイン状部材100によって回動する前の状態(待機状態という)では、可動アーム19の作動部16Bが発光部24から受光部25へ到達する光通路を遮った状態である。
送出ロータ7の回転に伴って分離孔10の底部に入り込んだコイン状部材100は、送出案内ピン26に衝突する。この衝突によってそのコイン状部材100の移動が阻止されるため、送出ロータ7の回転に伴って、そのコイン状部材100は送出ロータ7の下側へ潜り込んで押し出し壁12によって押されつつ、開放出口10Aから送出ロータ7の外方へ移動して、固定側壁15の内側の傾斜面15Bに当接し、押し出し壁12によって押されて回転しつつ押し出される。このようにして送出ロータ7の外方へ押し出されたコイン状部材100は、送出案内ピン26に衝突して送出部13へ向かい、ローラ16Aに当接してバネ17の引っ張り力に抗して可動体16を回動させる。即ち、送出ロータ7の外方へ押し出されたコイン状部材100は、ローラ16Aをバネ17の引っ張り力に抗してローラ16A1の状態に押し退けつつ進み、コイン状部材100の直径部が通過したとき、バネ17の引っ張り力によって復帰する可動体16のローラ16Aによって、固定側壁15の山部を越えて送出出口14方向へ弾き飛ばされる。この弾き飛ばされたコイン状部材100は、送出出口14から送出される。これによって、1秒間に6枚のコイン状部材を連続して送出するような高速送出が行なえ、通過検出部での安定した検出動作ができる。
このように、コイン状部材100がローラ16Aに当接してバネ17の引っ張り力に抗して可動体16が回動することによって、前記待機状態にあった可動アーム19の作動部16Bが発光部24から受光部25へ到達する光通路を遮った状態から外れて、発光部24の光が受光部25に到達する状態となる。この受光部25の動作によって、電装ボックス34内に設けた制御部の計数部(図示せず)が動作して、1枚のコイン状部材100が通過したことを計数する。
このように、送出ロータ7の回転に伴ってコイン状部材100が1枚ずつ送出されるため、その都度、可動体16が回動してコイン状部材100の通過枚数を計数することができる。このため、遊技客によって1回の遊技で使用される単位金額に応じて送出するコイン状部材100の所定枚数を予め設定しておけば、この計数値がこの所定枚数に達したとき、前記制御部によって電動機装置8の回転を停止するように構成すれば、安定した送出動作が得られる。
送出出口14から送出されるコイン状部材100は、誘導樋(図示せず)を通って遊技機1の前面に設けた受け皿1Dへ導入される。このため、コイン状部材送出装置2は、図1に示すように、コイン状部材100の送出出口14が前面に向くように遊技機1内に設置される。この構成において、遊技客が遊技のために遊技機1のコイン状部材挿入口(図示せず)へ挿入されたコイン状部材100は、前記制御部に設けた選別計数装置を経てガイド樋32を立った状態で転動しつつ、ガイド樋32の出口32Aから貯蔵容器(ホッパ)5Pの上面開口5Aの前面壁に形成した入口開口5Eから貯蔵容器(ホッパ)5P内へ収容される。
貯蔵容器(ホッパ)5Pは、入口開口5Eからオーバーフロー出口5Xに向けて低くなるように、樋状のオーバーフローガイド部材33が傾斜設置されている。貯蔵容器(ホッパ)5P内が満杯状態になると、オーバーフローのコイン状部材100は、オーバーフローガイド部材33を滑ってオーバーフロー出口5Xから回収ボックス36へ収納される。
上記のように、コイン状部材送出装置2は、コイン状部材100の送出出口14が前面に向くように遊技機1内に設置されるため、遊技機1の前面に設けた受け皿1Dから差し込まれた板状部材や金属棒状部材等によって、送出出口14を通して可動体16が押されて回動した状態のままに保持される虞がある。送出ロータ7の回転によってコイン状部材100の送出動作中において、可動体16が押されて回動した状態のままに保持されると、検出スイッチ部23では、送出されるコイン状部材100の枚数の検出ができない。そのため、前記制御部の計数部による計数値が所定枚数に達せず、いつまでも電動機装置8が送出ロータ7を回転し、コイン状部材100の送出がいつまでも続くこととなり、所謂、不正にコイン状部材100が取り出されることとなる。
本発明は、このような悪戯により通過検出部CKが操作されて、不正にコイン状部材100が取り出されることを防止する構成を備えている。このため、送出部13には、通過検出部CKよりも出口側の位置に突出して出口側を塞ぎ、正規に通過するコイン状部材100によって退避するように動作する可動カバー40を設けた構成である。以下、これに係る構成を説明する。
具体的には、本発明では、可動体16のローラ16Aよりも送出出口14側の位置において、常時、送出部13に突出して送出部13を塞ぎ、送出部13を通過するコイン状部材100によって送出部13から退避するように動作する可動カバー40を設ける。
可動カバー40は、送出部13の下壁の下側に配置されるように、一端部の軸支持部40Bがベース部材4の上壁の下側に回動可能に支持され、ベース部材4に設けたバネ支持部4Bのボス4Cに支持したコイルバネ41によって上方へ付勢された状態で、先端の防護壁40Aが送出部13の底壁のスリット13Aを貫通して送出部13に突出して、送出出口14から見た送出部13を塞いだ状態である。また、バネ41による付勢によって、可動カバー40の先端の防護壁40Aの上端は、送出部13の上壁中に侵入するように、送出部13の上壁をなすロータガイドリング20に形成した窪み13Aに侵入した状態であり、防護壁40Aの左右幅は送出部13の左右幅に渡る長さである。防護壁40Aの内側面には、送出部13を移動するコイン状部材100の送出方向に向けて、後方から前方へ向けて徐々に上方へ向けて傾斜した傾斜案内面40Cを形成している。
このような構成によって、可動カバー40は、通常状態ではコイルバネ41によって上方へ付勢されてベース部材4の上壁の下側に当接し、先端の防護壁40Aが送出部13に突出して、その上端が窪み13Aに侵入した状態であり、送出出口14から見た送出部13を塞いだ状態にある。送出ロータ7の回転に伴ってコイン状部材100が1枚ずつ送出され、可動体16のローラ16Aを押し退けつつコイン状部材100が送出出口14へ向かう。送出部13の上壁と下壁の間隔は、コイン状部材100の厚さより若干大きい寸法であるため、送出出口14へ向かうコイン状部材100の先端部が傾斜案内面40Cに当接しつつ、防護壁40Aをコイルバネ41の付勢力に抗して押し下げる。このため、送出されるコイン状部材100は、その下面で防護壁40Aを押し下げたまま通過する。通常、複数枚のコイン状部材100が連続状態で送出されるため、防護壁40Aは殆んど押し下げられた状態で、その複数枚のコイン状部材100が連続して送出されることとなる。
このように、送出部13を通ってコイン状部材100が送出されないときは、可動カバー40は、バネ41によって上方へ付勢されて、先端の防護壁40Aが送出部13に突出して、送出部13を塞いだ状態にある。このため、遊技機1の前面に設けた受け皿1Dから差し込まれた板状部材や金属棒状部材等は、先端の防護壁40Aに衝突し、それ以上送出部13の奥側へ挿入できず、可動体16のローラ16Aが、差し込まれた板状部材や金属棒状部材等によって押されることがない。そして、送出ロータ7の回転に伴ってコイン状部材100が1枚ずつ送出されるときは、そのコイン状部材100によって可動カバー40を押し下げて、防護壁40Aを送出部13から退避させる。このため、通常のコイン状部材100の送出動作は確保され、コイン状部材100の送出動作が行なわれない待機状態では、送出部13を塞いで悪戯を防止できることとなる。
また、可動カバー40がコイルバネ41によって上方へ付勢された状態で、防護壁40Aの上端が窪み13Aに侵入した状態である。このようにすることによって、遊技機1の前面に設けた受け皿1Dから差し込まれた板状部材や金属棒状部材等によって、防護壁40Aの上端を下方へ押して、送出部13から防護壁40Aを退避させる操作を確実に防止でき、悪戯によるコイン状部材100の不正送出動作を防止できるものとなる。
上記の実施例では、コイン状部材100の通過を検出する通過検出部CKは、コイン状部材100の通過によって往復作動する可動体16と、この可動体16の作動によって動作する検出スイッチ部23で構成しているが、これに替えて、送出部13を通過するコイン状部材100の通過検出を、稼動部を有しない静止状態で検出する光センサを送出部13に設け、この光センサをコイン状部材100が通過する度に、計数回路部が計数するように構成したものでもよい。この光センサは、検出スイッチ部23と同様に発光部と受光部で構成され、送出部13を通過するコイン状部材100によって、発光部から受光部へ到達する光通路を遮る度に計数するように構成される。この場合も、送出部13には、通過検出部CKよりも出口側の位置に突出して出口側を塞ぎ、正規に通過するコイン状部材100によって退避するように動作する可動カバー40を設けた構成となる。
上記実施例では、コイン状部材送出装置2を遊技機1内に設置した構成を説明したが、これに限らず、図7に示すように、コイン状部材送出装置2を遊技機1に併設されるメダル貨機MK内に設置したタイプにも、本発明の悪戯による不正送出動作を防止する上記機能を適用できる。メダル貸機MKは、挿入部111へ挿入された紙幣やプリペイドカード等の識別機能を有する識別装置110と、所定枚数のメダル100を供給するメダル送出装置2と、電装部60等が収納されている。電装部60は、送出装置2の動作やその他の制御を行う制御部61を含む。メダル貨機MKの挿入部111へ紙幣やプリペイドカード等を挿入することによって識別装置110で識別し、所定枚数のコイン状部材であるメダル100を送出装置2の送出部13から送出し、この送出されたメダル100をガイド樋2Nを通して、遊技機1の前面の受け皿1Dへ払い出す。この構成においても、本発明の悪戯による不正送出動作を防止する機能を備えたコイン状部材送出装置2は適用可能である。
また、コイン状部材送出装置2を内蔵したメダル貨機MKとしては、上記のように、遊技機1に併設される形態と、遊技場の所定の場所に設置される形態がある。いずれの場合も、図7に示すようなガイド樋2Nによって、コイン状部材送出装置2から送出されるメダル100を遊技機1の前面の受け皿1Dへ払い出すのではなく、図8に示すように、コイン状部材送出装置2から送出されるメダル100をメダル貨機MKの前面に設けた受け皿51へ払い出す構成にも、本発明の悪戯による不正送出動作を防止する機能を備えたコイン状部材送出装置2は適用可能である。
なお、このように、コイン状部材送出装置2をメダル貨機MK内に設置する場合、コイン状部材送出装置2の基材として、金属製の架台3の上に合成樹脂製のベース部材4が取り付けられる上記の構成に替わって、高さを高くしたベース部材4のみにてコイン状部材送出装置2の基材を構成することもできる。
本発明は、上記実施形態に限定されず、本発明の技術的範囲を逸脱しない限り種々の変更が考えられ、それに係る種種の実施形態を包含するものである。
本発明に係るコイン状部材送出装置を備えた遊技機の開扉正面斜視図である。(実施例1) 本発明に係るコイン状部材送出装置の送出ロータと送出部の関係を示す平面図である。(実施例1) 本発明に係る通過検出部の構成を示す側面図である。(実施例1) 本発明に係る可動カバー部分の構成を示す部分断面の側面図である。(実施例1) 本発明に係る送出ロータの裏側斜視図である。(実施例1) 本発明に係る送出ロータの部分側面図である。(実施例1) 本発明に係るコイン状部材送出装置を備えたメダル貨機を遊技機に併設した正面図である。(実施例1) 本発明に係るコイン状部材送出装置を備えた他の形態のメダル貨機の前面斜視図である。(実施例1)
符号の説明
1・・・・遊技機
1D・・・遊技機の前面に設けた受け皿
2・・・・コイン状部材送出装置
3・・・・架台
4・・・・ベース部材
4A・・・円形状壁
5・・・・コイン状部材の収容部
5A・・・上面開口
5B・・・下面開口
5E・・・入口開口
5P・・・貯蔵容器(ホッパ)
5X・・・オーバーフロー出口
7・・・・送出ロータ
8・・・・電動機装置
9・・・・回転軸
10・・・分離孔
13・・・送出部
13A・・窪み
14・・・送出出口
16・・・可動体
16A・・ローラ
16B・・作動部
20・・・ロータガイドリング
23・・・検出スイッチ部
24・・・発光部
25・・・受光部
40・・・可動カバー
40A・・防護壁
40B・・軸支持部
40C・・傾斜案内面
41・・・コイルバネ
CK・・・コイン状部材の通過検出部
MK・・・メダル貨機

Claims (4)

  1. 複数の分離孔を形成してコイン状部材の収容部の底部に配置した送出ロータの回転によって前記収容部のコイン状部材を1枚ずつ送出部へ送出するよう構成され、前記送出部に送出されるコイン状部材の通過を検出する通過検出部を備えたコイン状部材送出装置において、前記送出部には前記通過検出部よりも出口側の位置に突出して前記出口側を塞ぎ正規に通過するコイン状部材によって退避するように動作する可動カバーを設け
    当該可動カバーは前記送出部の下壁の下側に配置されて、前記送出部に突出する部分の上端が前記送出部の上壁中に侵入した状態にバネ付勢されたことを特徴とするコイン状部材送出装置。
  2. 複数の分離孔を形成してコイン状部材の収容部の底部に配置した送出ロータの回転によって前記収容部のコイン状部材を1枚ずつ送出部へ送出するよう構成され、前記送出部に送出されるコイン状部材の通過を検出する通過検出部を備えたコイン状部材送出装置において、前記通過検出部は、コイン状部材の通過によって往復作動する可動体と、この可動体の作動によって動作する検出スイッチ部を備え、前記送出部には前記可動体よりも出口側の位置に、通常前記送出部に突出して前記送出部を塞ぎ送出されるコイン状部材によって前記送出部から退避するように動作する可動カバーを設け
    当該可動カバーは前記送出部の下壁の下側に配置されて、前記送出部に突出する部分の上端が前記送出部の上壁中に侵入した状態にバネ付勢されたことを特徴とするコイン状部材送出装置。
  3. ベース部材上にコイン状部材の収容部を設け、複数の分離孔を形成して前記ベース部材上に配置した送出ロータの回転によって前記収容部のコイン状部材を1枚ずつ送出部へ送出すると共に、前記送出部に送出されるコイン状部材の通過を検出する通過検出部を備えたコイン状部材送出装置において、前記通過検出部は、コイン状部材の通過によって往復作動する可動体と、この可動体の作動によって動作する検出スイッチ部を備え、前記送出部の入口部において固定部とコイン状部材が当接する前記可動体の作用部とでコイン状部材の直径よりも若干小さい間隔の通路幅を形成し、前記通路幅を維持するよう前記可動体がバネ付勢され、前記送出部に送出されるコイン状部材が前記可動体を付勢するバネ力に抗して前記通路幅を広げる方向に前記可動体の作用部を押し退けつつ進むことによって前記検出スイッチ部が動作し、前記送出部には前記可動体よりも出口側の位置に、通常前記送出部に突出して前記送出部を塞ぎ送出されるコイン状部材によって前記送出部から退避するように動作する可動カバーを設け
    当該可動カバーは前記送出部の下壁の下側に配置されて、前記送出部に突出する部分の上端が前記送出部の上壁中に侵入した状態にバネ付勢されたことを特徴とするコイン状部材送出装置。
  4. 前記可動カバーの前記送出部に突出する部分は、前記送出部を移動するコイン状部材の送出方向に向けて、徐々に前方へ向けて傾斜した傾斜案内面を形成したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のコイン状部材送出装置。
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