JP4928128B2 - コイン状部材送出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ベース部材上にコイン状部材の収容部を設け、ベース部材上に配置した送出ロータの回転によって収容部のコイン状部材を1枚ずつ送出する送出装置に関し、特に、送出ロータの回転によって生じる静電気によって、電気的検出部が誤動作するのを防止する技術に関する。
貯蔵容器に貯留した硬貨、遊技用メダル等のコイン状部材を貯蔵容器の底部に設けたロータの回転によって1枚ずつ送出する送出装置がある。その代表的な構成として、硬貨、遊技用メダル等のコイン状部材を貯蔵する貯蔵容器(ホッパ)の底部には、電動機装置によって一方向へ回転する円盤状の送出ロータが設けられ、この送出ロータには複数の分離孔が略等間隔に同心円上に配置され、この送出ロータの回転に伴って、複数の分離孔にそれぞれコイン状部材が順次入りつつ、分離孔に入ったコイン状部材は、分離孔の底部から送出ロータの円周方向へ1枚ずつ押し出されて、貯蔵容器の側面部に形成した送出部からコイン状部材が1枚ずつ送出される。そして、この送出部には送出されるコイン状部材の通過枚数を計数する計数手段が設けられたものである。(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1のものでは、金属製の架台の上に合成樹脂製のベース部材が取り付けられ、このベース部材に送出ロータ、コイン状部材を貯蔵する貯蔵容器(ホッパ)、計数手段が取り付けられている。そして、計数手段として、一端が支軸によって架台に回動可能に枢着され、他端にカウントローラが回転可能に取り付けられ、そのカウントローラが取り付けられた側がバネ部材によって送出ロータ側に付勢された回動腕を備え、このカウントローラを押し退けつつ通過するコイン状部材によって、回動腕が回動することによって送出されるコイン状部材の通過枚数を計数する構成である。なお、計数手段としては、コイン状部材の送出通路をコイン状部材が通過することによって生じる電気、磁気、光などの変化を計測するものでもよいと記載されているが、具体的な構成は開示されていない。
特開2004−318595号公報
このようなコイン状部材送出装置において、計数手段として、上記のように回動腕が回動することによってスイッチを作動させる方式や、送出通路を通過するコイン状部材によって電気、磁気、光などの通路が遮られることによって生じる電気、磁気、光などの変化を計測する方式を採用する場合において、貯蔵容器(ホッパ)、ベース部材、送出ロータなどを合成樹脂製で構成した場合には、送出ロータの高速回転によって多数の金属製のコイン状部材が擦れ合って静電気が生じ、この静電気が計数手段に影響して正確な計数ができない場合が生じる。
本発明は、このような点に鑑みて、貯蔵容器(ホッパ)内の静電気を逃がすことによって、静電気による悪影響を除くための有効な技術を提供するものである。この場合、このような静電気は、貯蔵容器(ホッパ)から送出される最終領域にあるコイン状部材から取り除かれるのが好ましく、そのために、貯蔵容器(ホッパ)の底部において、送出ロータから送出されようとするコイン状部材を有効利用して静電気を逃がす技術を提供するものである。
第1発明のコイン状部材送出装置は、合成樹脂製ベース部材上にコイン状部材の収容部を設け、複数の分離孔を形成して前記ベース部材上に配置した合成樹脂製送出ロータの回転によって、前記収容部のコイン状部材を1枚ずつ送出すると共に、送出されるコイン状部材の通過を検出する検出部を備えたコイン状部材送出装置において、前記ベース部材の上面には、前記送出ロータの分離孔に侵入したコイン状部材が接触する位置に静電気を逃がす導電部材が配置され、当該導電部材は、前記分離孔の複数に跨る長さに形成されて、前記送出ロータが回転のいずれの位置にあっても常に前記分離孔の複数に跨るように配置されていることを特徴とする。
第2発明のコイン状部材送出装置は、合成樹脂製ベース部材上にコイン状部材の収容部を設け、複数の分離孔を形成して前記ベース部材上に配置した合成樹脂製送出ロータの回転によって、前記収容部のコイン状部材を1枚ずつ送出部へ送出すると共に、前記送出部には送出されるコイン状部材の通過を検出する検出部を備えたコイン状部材送出装置において、前記ベース部材の上面には、前記送出ロータの分離孔に侵入したコイン状部材が接触する位置に静電気を逃がす導電部材が配置され、当該導電部材は、前記分離孔の複数に跨る長さに形成されて、前記送出ロータが回転のいずれの位置にあっても常に前記分離孔の複数に跨るように配置されており、且つ、当該導電部材の一部が前記送出部に配置されたことを特徴とする。
第3発明のコイン状部材送出装置は、合成樹脂製ベース部材上にコイン状部材の収容部を設け、複数の分離孔を形成して前記ベース部材上に配置した合成樹脂製送出ロータの回転によって、前記収容部のコイン状部材を1枚ずつ送出部へ送出すると共に、前記送出部には送出されるコイン状部材の通過を検出する検出部を備えたコイン状部材送出装置において、前記ベース部材の上面には、前記送出ロータの分離孔に侵入したコイン状部材が接触する位置に静電気を逃がす導電部材が配置され、当該導電部材は、前記分離孔の複数に跨る長さに形成されて、前記送出ロータが回転のいずれの位置にあっても常に前記分離孔の複数に跨るように配置されており、前記送出部の入口部には、前記送出ロータの回転方向手前側にコイン状部材が当接する導電性側壁を設けると共に、この導電性側壁に対して前記送出ロータの回転方向前方側にコイン状部材によって作動するバネ付勢の可動体を設け、前記導電部材の一端部が前記導電性側壁に接続されたことを特徴とする。
第4発明は、第1発明乃至第3発明のいずれかにおいて、前記導電部材は、前記ベース部材の上面に残る合成樹脂の注入跡を覆うように配置されていることを特徴とする。
第5発明は、第1発明乃至第4発明において、前記導電部材の上面は、前記ベース部材の上面と略同一面をなす配置であることを特徴とする。
第6発明は、第1発明乃至第5発明において、前記合成樹脂製のベース部材は金属製の架台の上に取り付けられ、前記導電部材を前記金属製の架台に電気的に接続したことを特徴とする。
第7発明は、第6発明において、前記導電部材は、前記ベース部材を貫通して前記金属製の架台にネジ止めされる導電性ネジによって前記ベース部材に締め付けられたことを特徴とする。
第8発明は、第3発明において、前記合成樹脂製のベース部材は金属製の架台の上に取り付けられ、前記導電部材と前記導電性側壁は、ステンレススチールで構成されて前記ベース部材を貫通して前記金属製の架台にネジ止めされる導電性ネジによって前記ベース部材に締め付けられたことを特徴とする。
第1発明では、ベース部材上で合成樹脂製送出ロータが回転することによって発生する静電気は、送出ロータの分離孔に侵入したコイン状部材が導電部材に接触することによって逃がすことができるため、送出ロータから送出されようとするコイン状部材を有効利用して静電気を逃がすことができる。特に、導電部材は、送出ロータの回転中も停止中も、常に分離孔内のコイン状部材と接触している状態となり、送出ロータが回転のいずれの位置にあっても、分離孔内のコイン状部材とその上方に収容されたコイン状部材の静電気を逃がすことができる。このため、送出ロータから送出されるコイン状部材は、静電気が除去された状態となるため、検出部へ悪影響を及ぼす静電気の除去が良好となる。
第2発明では、送出部に配置された導電部材の一部によって、送出ロータから送出されたコイン状部材が再び静電気を帯びても、送出部において有効に除去できるため、第1発明の効果に加えて、更に良好な状態となる。
第3発明は、第1の発明の効果に加えて、送出部の入口部において、送出ロータから送出されるコイン状部材は、バネ付勢の可動体と導電性側壁とに当接しつつこの間を通過するため、帯電した静電気は導電性側壁を通って確実に逃げるようになる。このため、送出ロータから送出されたコイン状部材が、再び静電気を帯びた場合でも、この静電気による悪影響を取り除くことができ、検出部での安定した検出動作が得られるものとなる。
第4発明は、第1発明乃至第3発明の効果に加えて、ベース部材の上面に残っている合成樹脂の注入跡を導電部材によって覆っているため、注入跡を覆う特別な部材を省略でき、外観上も好ましい状態となる。
第5発明は、第1発明乃至第4発明の効果に加えて、導電部材に分離孔内のコイン状部材が引っ掛かって、送出ロータの回転の支障となることがないため、送出ロータの円滑な回転が得られる。特に、導電部材はベース部材の上面と同一面をなすことによって、分離孔内のコイン状部材と導電部材との良好な接触状態でもって、送出ロータの円滑な安定動作を得ることができる。
第6発明は、第1発明乃至第5発明の効果に加えて、ベース部材を金属製の架台の上に取り付けることによって、合成樹脂製のベース部材上に取り付けた導電部材の静電気は、ベース部材の支持体となる架台を有効利用して処理されることとなり、ベース部材の支持と静電気の除去の両方を架台が受け持つ極めて効果的なものである。
第7発明は、第6発明の効果に加えて、ベース部材への導電部材の取り付けと、ベース部材の金属製の架台への取り付けが、導電性ネジによって達成できると共に、導電性ネジを通して静電気の除去もでき、構成の簡素化ができる。
第8発明は、第3発明の効果に加えて、ベース部材への導電部材及び導電性側壁の取り付けと、ベース部材の金属製の架台への取り付けが、導電性ネジによって達成できると共に、導電性ネジを通して静電気の除去もでき、構成の簡素化ができる。
本発明のコイン状部材送出装置は、合成樹脂製ベース部材上にコイン状部材の収容部を設け、複数の分離孔を形成して前記ベース部材上に配置した合成樹脂製送出ロータの回転によって、前記収容部のコイン状部材を1枚ずつ送出すると共に、送出されるコイン状部材の通過を検出する検出部を備えたコイン状部材送出装置において、前記ベース部材の上面には、前記送出ロータの分離孔に侵入したコイン状部材が接触する位置に静電気を逃がす導電部材を配置したものであり、本発明の実施例を以下に記載する。
次に、本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明に係るコイン状部材送出装置の分解斜視図、図2は本発明に係るコイン状部材送出装置を備えた遊技機の開扉正面図、図3は本発明に係るコイン状部材送出装置の斜視図、図4は本発明に係るコイン状部材送出装置の一部断面の側面図、図5は本発明に係るコイン状部材送出装置のロータガイドリングの係止前の状態を示す上面図、図6は本発明に係るコイン状部材送出装置のロータガイドリングの係止状態を示す上面図、図7は本発明に係るコイン状部材送出装置の送出ロータとロータガイドリングの関係を示す断面図、図8は本発明に係るコイン状部材送出装置の送出部のカバーを外した斜視図、図9は本発明に係るコイン状部材送出装置の送出部のカバーを外した上面図、図10は本発明に係る送出ロータの分離孔部分の裏側斜視図、図11は本発明に係る送出ロータの分離孔部分の側面図、図12は本発明に係るコイン状部材の検出部の斜視図、図13は本発明に係る検出部の検出位置の説明図である。
本発明の実施形態を図に基づき説明する。1は硬貨、遊技用メダル等のコイン状部材100を使用して遊技するための遊技機であり、図2に示すものは、コイン状部材(遊技用メダル)100を使用するスロットマシンやパチスロ機である遊技機1の扉を開いた状態の正面図である。遊技機1内には、遊技機1で使用するコイン状部材(遊技用メダル)100を収納し、必要に応じて所定数のコイン状部材(遊技用メダル)100を遊技機1の前面に設けた受け皿部分1Aへ送出する機能を有するコイン状部材送出装置2が設置されている。
コイン状部材送出装置2は以下の構成をなす。即ち、金属製の架台3の上には、合成樹脂製のベース部材4が複数箇所をネジ6によって取り付けられ、ベース部材4上には、円形状のコイン状部材100を収納する収容部5を形成する合成樹脂製の貯蔵容器(ホッパ)5Pが、ベース部材4に対してネジ又は係止装置44によって着脱自在に取り付けられている。貯蔵容器(ホッパ)5Pは、上面と下面にそれぞれ開口5A、5Bを有し、下面開口5Bは略円形をなす。この下面開口5Bに対応してベース部材4上には、複数の分離孔10を形成した合成樹脂製の送出ロータ7が配置され、送出ロータ7は、ベース部材4の下側に取り付けた電動機装置8からベース部材4を貫通した回転軸9の先端部に取り付けられている。
回転軸9の先端部に取り付けられた送出ロータ7は、図7に示すように、ベース部材4の上面に形成した円形状の窪み4Aに配置され、窪み4Aの表面から若干離れた状態で電動機装置8によってR方向へ回転する構成である。送出ロータ7の上面周縁部と周囲面と若干の間隔を存して送出ロータ7の上面周縁部と周囲面を覆うようにロータガイドリング20が設けられている。ロータガイドリング20は、窪み4Aを取り囲むように窪み4Aよりも高い位置に形成した円形状の段部4Bに載置され、ベース部材4に形成した係止爪部21によってベース部材4の所定位置に保持される。ロータガイドリング20は、送出ロータ7の上面周縁部を覆うリング部20Aから外方へ広がるように傾斜したリング部20Bを形成しており、貯蔵容器(ホッパ)5Pの円形状の下面開口5Bが、リング部20A、20Bに沿うように、貯蔵容器(ホッパ)5Pがベース部材4に取り付けられる。
送出ロータ7が回転軸9の先端部に取り付けられて窪み4Aに配置された状態で、図5に示すように、ロータガイドリング20の周縁部に形成した切り欠き20Cを係止爪部21に対応させるように、ロータガイドリング20を段部4Bに載置し、この状態で図5において、ロータガイドリング20を時計方向へ回動させることによって、図6に示すように、ロータガイドリング20が係止爪部21の下側に潜り込んで係止されると共に、ロータガイドリング20の端部20Dがベース部材4に形成したストッパ段部22に当接して、ロータガイドリング20が所定位置に保持される。
送出ロータ7は、同心円上に複数の分離孔10(図示のものは6個の分離孔を有する)を略等間隔に配置した円盤状をなし、各分離孔10は、コイン状部材100の直径よりも若干大きい直径でもって送出ロータ7を上下に円形状に貫通し、上側周縁部には回転方向Rの下流側に向かって下向きの傾斜状に広がった案内面11を形成している。また、各分離孔10の下側周縁部には、送出ロータの周縁に臨む開放出口10Aを形成し、この開放出口10Aの回転方向Rの下流側には、送出ロータ7の周縁へ延びる流線型の押し出し壁12を形成している。この構成によって、送出ロータ7の回転によって、貯蔵容器(ホッパ)5Pのコイン状部材100は、1枚ずつ分離して分離孔10に順次入り込み、分離孔10の底部に入り込んだコイン状部材100は、送出ロータ7の回転に伴ってベース部材4の上面を滑りつつ押し出し壁12によって、ベース部材4の上面に形成した送出部13へ向けて、開放出口10Aから送出ロータ7の外方へ押し出される仕組みである。
送出ロータ7の回転に伴って送出ロータ7の外方へ押し出されたコイン状部材100は、コイン状部材通路を構成する送出部13へ入る。送出部13の入口部には、送出ロータ7から外方へ押し出されたコイン状部材100が最初に通過する位置に、コイン状部材100の直径よりも若干小さい間隔を存して、固定側壁15と可動体16が配置されている。送出ロータ7の回転に伴って分離孔10の底部に入り込んだコイン状部材100は、開放出口10Aから送出ロータ7の外方へ移動して、固定側壁15の内側の傾斜面15Bに当接し、押し出し壁12によって押されて回転しつつ押し出される。送出ロータ7の外方へ押し出されたコイン状部材100は、送出部13へ入り、送出部13をY1方向に通って、送出装置2の側面に形成した送出口14から送出される。送出口14から送出されるコイン状部材100は、遊技機1の前面に設けた受け皿1Aへ供給され、遊技客による次の遊技に使用可能となる。送出部13の通路幅T1は、固定側壁15の先端の直線部15Aとその対面側に固定側壁15と並行に配置した固定側壁26との間隔で形成される。この通路幅T1は、コイン状部材100が円滑に移動できるように、コイン状部材100の直径よりも若干大きい寸法に定めている。
固定側壁15は、送出部13の入口側の送出ロータ7の回転方向(R)手前側に送出ロータ7から送出されるコイン状部材100が当接する位置に設けられており、耐磨耗性を考慮して金属製とし、実施例ではステンレススチールで構成している。可動体16は、固定側壁15に対して送出ロータ7の回転方向(R)前方側に位置し、コイン状部材100によって押し圧作動されるようにバネ17で付勢された状態に設けられている。可動体16は、L字状の可動アーム19に立設した軸19Aに回転可能に取り付けた円筒体16Aで構成され、可動アーム19は、ベース部材4の下側に中央部を回転可能に軸支持18されると共に、他端部が復帰作用バネ17の引っ張り力によって引っ張られており、この状態で、可動体16は固定側壁15との間にコイン状部材100の直径よりも若干小さい間隔を維持している。
このため、送出ロータ7の外方へ押し出されるコイン状部材100は、この固定側壁15と可動体16に到達した際、図9に示すように、可動体16をバネ17の引っ張り力に抗して16Aの状態に押し退けつつ進み、コイン状部材100の直径部が通過したとき、バネ17の引っ張り力によって復帰する可動体16によって、送出口14方向へ弾き飛ばされる。この弾き飛ばされたコイン状部材100は、固定側壁26側から送出部13に臨むように配置した検出部23を通過して、送出口14から送出される。検出部23は、発光部24Aと受光部25A、及び発光部24Bと受光部25Bの二組で構成されており、コイン状部材100が検出部23を通過するとき、発光部24Aから受光部25Aへ到達する光通路、及び発光部24Bから受光部25Bへ到達する光通路が遮られることによって、コイン状部材100の通過枚数を電装ボックス38内に設けた制御部の計数部(図示せず)によって計数する仕組みである。
検出部23における検出位置は、コイン状部材100の直径を外れた部位での検出としている。即ち、送出ロータ7から送出されるコイン状部材100が連なって送出される場合にも、1枚ずつの検出ができるようにするために、発光部24A、24Bから受光部25A、25Bへ至るそれぞれの光通路は、送出されるコイン状部材100の直径部位ではなく、直径部位から外れた位置、即ち、コイン状部材100の直径よりも短い部位での検出としている。即ち、図13に示すように、円形状のコイン状部材100の中心CHを通る直径部位から固定側壁26側に寄った位置AHとBHで検出するように、それぞれ発光部24Aから受光部25Aへ至る光通路と、発光部24Bから受光部25Bへ至る光通路を定めている。また、検出部23は、一つの発光部24Aと一つの受光部25Aのみでもよいが、発光部24Aと受光部25A、及び発光部24Bと受光部25Bの二組で構成したのは、上記のように検出精度を上げると共に、悪戯対策である。即ち、コイン状部材100がY1方向に通った場合の検出パルスを計数信号として制御部で採用し、悪戯によってY1方向と反対方向にコイン状部材100が押し込まれて通過した場合の検出パルスを不採用とすることによって、悪戯によって誤った計数がされないようにしている。
検出部23は、発光部24Aと受光部25Aの組み合わせ位置、及び発光部24Bと受光部25Bの組み合わせ位置を正確にするために、図12に示すように、発光部24A、24Bと受光部25A、25Bとを合成樹脂ホルダ23A内に収めた構成である。合成樹脂ホルダ23Aは略コ字形をなし、その上辺23A1に発光部24A、24Bが送出部13に上方から臨むように、上手側(上流側)と下手側(下流側)の配置で内蔵され、合成樹脂ホルダ23Aの下辺23A2には、受光部25A、25Bが送出部13に下方から臨むように、上手側(上流側)と下手側(下流側)の配置で内蔵されている。そして、合成樹脂ホルダ23Aの発光部24A、24Bから受光部25A、25Bに至るそれぞれの光通路部分は、透明資材で構成された透明部23Bを形成している。合成樹脂ホルダ23Aはネジ46によって、ベース部材4上に取り付けている。検出部23をこのような受光量の変化によって検知する方式に替えて、コイン状部材100が通過することによって生じる電気量(静電容量、誘起起電力、周波数など)の変化や又は磁気量の変化などを計測するものでもよい。
送出部13と検出部23の部分は、合成樹脂製のカバー32によって覆われている。カバー32は、ベース部材4の上面に形成した係止部33に下側に潜り込んで係止され、他端側はネジ34によってベース部材4にネジ止めされる。このカバー32の下面32Aと送出部13の上面13Aとの間隔T2が、コイン状部材100の厚さよりも若干大きい寸法になっている。これによって、固定側壁15と固定側壁26の間隔T1(コイン状部材100の直径方向の間隔)と、このカバー32の下面32Aと送出部13の上面13Aとの間隔T2(コイン状部材100の厚さ方向の間隔)との間が、送出部13のコイン状部材通路の大きさである。そして、この送出部13のコイン状部材通路の出口が、コイン状部材100の送出口14となる。
送出ロータ7の回転によって、分離孔10内のコイン状部材100や貯蔵容器(ホッパ)5P内のコイン状部材100が静電気を帯びる。この静電気は、検出部23による正規の検出動作の邪魔となるため、この静電気を逃がすことが必要である。このため、ベース部材4の上面側には、送出ロータ7の分離孔10に侵入したコイン状部材100が接触する位置に静電気を逃がす導電部材30を配置し取り付けている。導電部材30は、送出ロータ7の回転によって分離孔10内のコイン状部材100と摩擦が生じるため、耐摩耗性に優れた材料で構成する必要があり、実施例ではステンレススチールで構成している。
導電部材30は、送出ロータ7の回転中も停止中も、常に分離孔10内のコイン状部材100と接触しているのが好ましい。このため、複数の分離孔10に跨る長さに形成されており、実施例では、送出ロータ7が回転のいずれの位置にあっても少なくとも2つの分離孔10に跨る長さに形成されている。この構成によって、分離孔10内のコイン状部材100とその上方に収容されたコイン状部材100の静電気を逃がすことができる。
送出ロータ7から送出されて送出部13へ至ったコイン状部材100が、再び静電気を帯びた場合、この静電気も逃がせば、検出部23での安定した検出動作が達成できる。このため、送出部13の入口部において、送出ロータ7から送出されたコイン状部材100の静電気を逃がすようにしている。その構成として、送出部13の入口部においてコイン状部材100が当接する固定側壁15が、静電気を逃がす導電性部材で構成されている。この送出部13は多数のコイン状部材100が通過するため、耐摩耗性に優れた材料で構成する必要があり、固定側壁15は、実施例ではステンレススチールで構成している。
固定側壁15と導電部材30は、ベース部材4を貫通して金属製の架台3にネジ止めされるそれぞれの導電性ネジによって、ベース部材に固定してもよく、また、それぞれの導電性リード線で架台3と接続してもよいが、実施例では、導電部材30は、ベース部材の係止部にかぎ状に係止する係止部30A、30Bを一端部と中間部に形成し、他端部は固定側壁15の下側に弾性を持った状態(ベース部材4から若干浮く状態)で重なっており、この重なった部分が、固定側壁15と共にベース部材4を貫通して金属製の架台3にネジ止めされる導電性ネジ31によって、金属製の架台3と電気的接続状態にベース部材4上に固定されている。このため、導電部材30の一端部は送出部13の導電性側壁15に電気的に接続された構成となる。なお固定側壁15を導電部材30と別体とせず、一体形成した構成とすることもできる。
金属製の架台3は、導電性ネジ37によって遊技機1の金属壁に固定される。このため帯電していたコイン状部材100の静電気は、導電部材30、固定側壁15、導電性ネジ31を通して金属製架台3に伝わり、架台3から遊技機1の金属壁へ逃げるため、検出部23における正規の検出動作が達成される。なお、遊技機1の金属壁をアース線でもってアースすれば好ましい状態となる。
導電部材30に分離孔10内のコイン状部材100が引っ掛かって、送出ロータ7の回転の支障となることがないようにすることが必要であり、そのために、このような取り付けによって、導電部材30は、ベース部材4の上面と略同一面をなす配置となり、送出ロータ7の円滑な回転が得られる。なお、導電部材30の上面はベース部材4の上面と同一面をなすのが最も好ましい。
コイン状部材送出装置2の電動機装置8の給電ラインや制御ライン、検出部23の制御ラインなどの電気ラインは、遊技機1に設けた電装ボックス38とコイン状部材送出装置2とを結ぶリード線39でもって形成されている。なお、コイン状部材送出装置2は、メンテナンスなどの際に引き出し易いように、金属製架台3の前壁に引き出し用取っ手70を備えている。
遊技機1のコイン状部材挿入口へ挿入されたコイン状部材100は、選別計数装置40を経てガイド樋41から立った状態で転動しつつ、貯蔵容器(ホッパ)5Pの入口開口5Eから貯蔵容器(ホッパ)5P内へ収容される。貯蔵容器(ホッパ)5Pには、入口開口5Eからオーバーフロー出口5Xに向けて、オーバーフローガイド部材42が低く傾斜設置されている。貯蔵容器(ホッパ)5Pがコイン状部材100で満杯になったときは、ガイド樋41から供給されるコイン状部材100は、その満杯のコイン状部材100上に供給され、その上を滑ってオーバーフローガイド部材42上に載り、オーバーフローガイド部材42上を滑ってオーバーフロー出口5Xから回収ボックス36へ収納される。
ベース部材4は合成樹脂製であるが、成形用金型に合成樹脂をノズルやゲートから注入して所定の形を作るインジェクション成形の場合、ベース部材4の形状からして、合成樹脂の注入がベース部材4の上面相当部分の複数個所から行われる。この成形によって、このノズルやゲートからの注入跡45がベース部材4の上面に残る。この注入跡45が突出している場合は、カッターなどによって取り除く仕上げ作業が行われるが、その仕上げによっても仕上げた注入跡45として残る場合が多い。この仕上げ跡や注入跡45は製品の外観品質を損なうため、これを目立たなくすることが好ましい。このための簡単な手段として、本発明ではこのような注入跡45を覆うように導電部材30の形状を定め、ベース部材4の上面への導電部材30の取り付けによって、このような注入跡45を覆う構成としている。これによって、注入跡45を覆う特別な部材が省略でき、観上も好ましい状態となる。
本発明は、上記実施形態に限定されず、本発明の技術的範囲を逸脱しない限り種々の変更が考えられ、それに係る種種の実施形態を包含するものである。
本発明に係るコイン状部材送出装置の分解斜視図である。(実施例1) 本発明に係るコイン状部材送出装置を備えた遊技機の開扉正面図である。(実施例1) 本発明に係るコイン状部材送出装置の斜視図である。(実施例1) 本発明に係るコイン状部材送出装置の一部断面の側面図である。(実施例1) 本発明に係るコイン状部材送出装置のロータガイドリングの係止前の状態を示す上面図である。(実施例1) 本発明に係るコイン状部材送出装置のロータガイドリングの係止状態を示す上面図である。(実施例1) 本発明に係るコイン状部材送出装置の送出ロータとロータガイドリングの関係を示す断面図である。(実施例1) 本発明に係るコイン状部材送出装置の送出部のカバーを外した斜視図である。(実施例1) 本発明に係るコイン状部材送出装置の送出部のカバーを外した上面図である。(実施例1) 本発明に係る送出ロータの分離孔部分の裏側斜視図である。(実施例1) 本発明に係る送出ロータの分離孔部分の側面図である。(実施例1) 本発明に係るコイン状部材の検出部の斜視図である。(実施例1) 本発明に係る検出部の検出位置の説明図である。(実施例1)
符号の説明
1・・・・遊技機
2・・・・コイン状部材送出装置
3・・・・金属製の架台
4・・・・ベース部材
4A・・・窪み
5・・・・コイン状部材の収容部
5P・・・貯蔵容器(ホッパ)
7・・・・送出ロータ
8・・・・電動機装置
9・・・・回転軸
10・・・分離孔
13・・・送出部
14・・・送出口
15・・・固定側壁(導電性側壁)
16・・・可動体
17・・・バネ
20・・・ロータガイドリング
20C・・切り欠き
21・・・係止爪部
23・・・検出部
24A、24B・・・発光部
25A、25B・・・受光部
26・・・固定側壁
30・・・導電部材
31・・・導電性ネジ
35・・・導電性ネジ
100・・コイン状部材

Claims (8)

  1. 合成樹脂製ベース部材上にコイン状部材の収容部を設け、複数の分離孔を形成して前記ベース部材上に配置した合成樹脂製送出ロータの回転によって、前記収容部のコイン状部材を1枚ずつ送出すると共に、送出されるコイン状部材の通過を検出する検出部を備えたコイン状部材送出装置において、前記ベース部材の上面には、前記送出ロータの分離孔に侵入したコイン状部材が接触する位置に静電気を逃がす導電部材が配置され、当該導電部材は、前記分離孔の複数に跨る長さに形成されて、前記送出ロータが回転のいずれの位置にあっても常に前記分離孔の複数に跨るように配置されていることを特徴とするコイン状部材送出装置。
  2. 合成樹脂製ベース部材上にコイン状部材の収容部を設け、複数の分離孔を形成して前記ベース部材上に配置した合成樹脂製送出ロータの回転によって、前記収容部のコイン状部材を1枚ずつ送出部へ送出すると共に、前記送出部には送出されるコイン状部材の通過を検出する検出部を備えたコイン状部材送出装置において、前記ベース部材の上面には、前記送出ロータの分離孔に侵入したコイン状部材が接触する位置に静電気を逃がす導電部材が配置され、当該導電部材は、前記分離孔の複数に跨る長さに形成されて、前記送出ロータが回転のいずれの位置にあっても常に前記分離孔の複数に跨るように配置されており、且つ、当該導電部材の一部が前記送出部に配置されたことを特徴とするコイン状部材送出装置。
  3. 合成樹脂製ベース部材上にコイン状部材の収容部を設け、複数の分離孔を形成して前記ベース部材上に配置した合成樹脂製送出ロータの回転によって、前記収容部のコイン状部材を1枚ずつ送出部へ送出すると共に、前記送出部には送出されるコイン状部材の通過を検出する検出部を備えたコイン状部材送出装置において、前記ベース部材の上面には、前記送出ロータの分離孔に侵入したコイン状部材が接触する位置に静電気を逃がす導電部材が配置され、当該導電部材は、前記分離孔の複数に跨る長さに形成されて、前記送出ロータが回転のいずれの位置にあっても常に前記分離孔の複数に跨るように配置されており、前記送出部の入口部には、前記送出ロータの回転方向手前側にコイン状部材が当接する導電性側壁を設けると共に、この導電性側壁に対して前記送出ロータの回転方向前方側にコイン状部材によって作動するバネ付勢の可動体を設け、前記導電部材の一端部が前記導電性側壁に接続されたことを特徴とするコイン状部材送出装置。
  4. 前記導電部材は、前記ベース部材の上面に残る合成樹脂の注入跡を覆うように配置されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のコイン状部材送出装置。
  5. 前記導電部材の上面は、前記ベース部材の上面と略同一面をなす配置であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のコイン状部材送出装置。
  6. 前記合成樹脂製のベース部材は金属製の架台の上に取り付けられ、前記導電部材を前記金属製の架台に電気的に接続したことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のコイン状部材送出装置。
  7. 前記導電部材は、前記ベース部材を貫通して前記金属製の架台にネジ止めされる導電性ネジによって前記ベース部材に締め付けられたことを特徴とする請求項6に記載のコイン状部材送出装置。
  8. 前記合成樹脂製のベース部材は金属製の架台の上に取り付けられ、前記導電部材と前記導電性側壁は、ステンレススチールで構成されて前記ベース部材を貫通して前記金属製の架台にネジ止めされる導電性ネジによって前記ベース部材に締め付けられたことを特徴とする請求項3に記載のコイン状部材送出装置。
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