JP6579564B1 - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
Description
φ25のメダルを使用して遊技を行うことが可能な遊技機であって、
前記メダル投入口部の開口幅は、φ30のメダルの直径よりも短く形成されており、
前記壁部は、φ30のメダルが前記メダル投入口部に掛かった状態において、前記壁部の上端が当該φ30のメダルの上端よりも下方、かつ当該φ30のメダルの上下方向における中心よりも上方に位置するように形成されており、
前記状態におけるφ30のメダルの前記壁部側を向く面に遊技者が触れることを可能にしており、
前記メダル投入口部は、前記状態におけるφ30のメダルの、前記面とは逆側の面における上下方向に交差する方向に離間した所定の2箇所が少なくとも当接し得るように形成されていることを特徴とする。
φ25のメダルを使用して遊技を行うことが可能な遊技機であって、
前記メダル投入口部の開口幅は、φ30のメダルの直径よりも短く形成されており、
前記壁部は、φ30のメダルが前記メダル投入口部に掛かった状態において、前記壁部の上端の上下方向における位置が、当該φ30のメダルの上下方向における中心部の位置となるように形成されており、
前記状態におけるφ30のメダルの前記壁部側を向く面に遊技者が触れることを可能にしており、
前記メダル投入口部は、前記状態におけるφ30のメダルの、前記面とは逆側の面における上下方向に交差する方向に離間した所定の2箇所が少なくとも当接し得るように形成されていることを特徴とする。
なお、ここで中心部の位置とは、具体的には、壁部の上端の上下方向における位置が、φ30のメダルの上下方向における中心からおおよそ±1.5mm以内の範囲となっていることを意味する。
まず、遊技機の概略構成について説明する。なお、以下では遊技機の一つであるスロットマシンについて説明するが、本発明に係る遊技機は、スロットマシンに限ることなく、パチンコ遊技機等の遊技機であってもよい。
また、以下の説明においては、基本的に「前後」とは、スロットマシンの前側に遊技者が居る場合に、遊技者側が「前」で、スロットマシン側が「後」を意味し、「上下」とはスロットマシンの上面側が「上」で、下面側が「下」を意味し、「左右」とはスロットマシンを遊技する遊技者の左手側が「左」を意味し、右手側が「右」を意味する。
なお、本発明において、正規のメダルおよび大径メダルは、それぞれ必ずしもφ25、φ30のメダルでなくてもよく、大径メダルが正規のメダルよりも大きいものであれば本発明を適用することが可能である。
筐体1内には、図示は省略するが、リールユニットや基板ユニット等が設けられている。リールユニットは、周囲に複数の図柄を表示した3個の回転リールと、回転リールを回転させるための駆動モータ(ステッピングモータ)を有している。また、基板ユニットは、CPU、ROM、RAM、I/O等の電子部品を備えた基板を、基板ケースに収納したものである。そして、基板ユニットは、スロットマシンXの遊技を制御するための遊技制御装置として機能する。
なお、前扉3は、上側部分と下側部分とで分かれている等、複数の扉に分かれているものであってもよい。また、スロットマシンXは、遊技店における機種の交換時に筐体1、前扉3の下側部分および筐体1内の電源ユニットやホッパーユニット等が遊技店の島設備に取り付けられたままで、前扉3の上側部分およびリールユニット等が交換可能ないわゆる分離型筐体タイプのものであってもよい。
また、ストップボタン13は、前方を向くように配置されており、前方から後方に向かって押し込まれるように形成されている。ストップボタン13の操作力は、約0.7Nとなっている。すなわち、ストップボタン13の操作力は、MAXベットボタン16の操作力よりも小さくなっている。
また、ストップボタン13は、MAXベットボタン16と同様に、押圧部と弾性部材とを備えており、ストップボタン13は、弾性部材によって前方に付勢されている。
メダルは、メダル投入部31のメダル投入口41から投入され、メダル通路35を通過して、セレクタ33に到達する。そして、セレクタ33では、メダルの選別が行なわれる。具体的には、メダルが正規のメダルの場合には、このメダルはRシュート39に向けて流され、Rシュート39を通ってホッパーユニットに到達する。一方、既定の大きさとは異なる大きさのメダル、例えば規定の大きさのメダルよりも小さいメダルや、不適切なタイミングで投入されたメダルは、非正規のメダルとして、前記メダル払い出し口からメダル受け皿18に排出されるように導かれる。
なお、メダル制止壁42の壁面と投入口側メダル通路45の後面とは、面一となっていなくてもよく、例えば、メダル制止壁42の壁面が投入口側メダル通路45の後面よりも後方に位置するように形成されていてもよい。また、メダル制止壁42と投入口側メダル通路45の後面とが、別部材により形成されていてもよい
なお、以下では、メダル通路35や投入口側メダル通路45等の、メダルが通過する通路について、その断面の長辺方向(メダルの径方向に対応する方向)の長さを「幅」といい、短辺方向(メダルの厚さ方向に対応する方向)の長さを「高さ」ということとする。また、メダルが通過する通路について、メダルの後面(メダル通路35を通過するメダルにおける後側を向く面、以下同様)に対向する面を後面といい、メダルの前面(メダル通路35を通過するメダルにおける前側を向く面、以下同様)に対向する面を前面といい、メダルの側面に対向する面(通路の前面と後面とをつなぐ面)を側面という。
なお、レール後部材50およびレール前部材51の上端面と、メダル投入部31の下端面とは、必ずしも当接している必要はなく、両端面の間に、所定の隙間が設けられ、両端面が近接した状態となっていてもよい。
なお、メダル通路35の後面または前面は、必ずしもメダル投入部31と別部材によって形成されていなくてもよい。すなわち、例えば、レール後部材50あるいは、レール前部材51がメダル投入部31と一体的に形成されており、これにカバー部材としてのレール前部材51あるいはレール後部材50を取り付けることでメダル通路35が形成されるようになっていてもよい。また、メダル通路35(レール後部材50およびレール前部材51)が存在せず、投入口側メダル通路45が直接セレクタ33に繋がっていてもよい。また、メダル投入部31は、一体的に形成されていなくてもよい。例えば、投入口側メダル通路45の後面およびメダル制止壁42を構成する略板状の部材と、投入口側メダル通路45の前面を構成する部材とによって構成されていてもよい。
メダル投入口41の開口幅は、大径メダルMの直径よりも短くなっているので、大径メダルMは、メダル投入口41に引っ掛かる。具体的には、大径メダルM側面の下側部分の左右両端(図9に点P、Qで示す部分)が、メダル投入口41の縁(短辺)に当接することで、大径メダルMがメダル投入口41に引っ掛かるようになっている。換言すると、メダル投入口41は、セレクタ33で選別不可能なサイズのメダルが引っ掛かって、遊技機内部に流れないサイズに形成されている。
このように、メダル投入口41部は、メダル投入口41部に掛かった状態におけるφ30のメダルの、前面における上下方向に交差(直交)する方向に離間した2箇所が当接し得るように形成されているが、当然、当該2箇所は上下方向に交差する方向に離間していれば、互いに上下方向にも離間していてもよい(上下方向にずれていてもよい)。また、当該2箇所は、互いに略水平(上下方向へのずれがφ30のメダルの直径の10%以内(3mm以内))な位置関係となっていてもよい。
このように、大径メダルMの下端部がメダル投入口41に挿入されるようになっていることにより、メダル投入口41に掛かった状態の大径メダルMが倒れることが防がれ、当該大径メダルMが安定的に支えられるようになっている。なお、上述の例ではT1は、1.5mm以上としたが、0.5mm以上、5.0mm以下であることが好ましい。
なお、前述のように、メダル通路35は、その一部が投入口側メダル通路45を形成する部材(メダル投入部31)によって形成されていてもよい。すなわち、メダル通路35は、投入口側メダル通路45を形成する部材とは別体の部材のみによって形成されていなくてもよい。また、メダル通路35(レール後部材50およびレール前部材51)が存在せず、投入口側メダル通路45が直接セレクタ側メダル通路131に繋がっていてもよい。いずれにせよ、投入口側メダル通路45を形成するメダル投入部31とは別体の部材を含む1以上の部材によって形成され、投入口側メダル通路45に続く第二のメダル通路(メダル通路35または投入口側メダル通路45)がある場合に、メダル投入口41に掛かった大径メダルMが、当該第二のメダル通路に届かないよう(第二のメダル通路を構成する部材に当たらないように)になっていることが好ましい。
なお、メダル制止壁42の上端が、大径メダルMの後面の中心よりも厳密に上方に位置するように形成されていなくてもよい。すなわち、例えば、メダル制止壁42の上端の上下方向における位置が、大径メダルMの上下方向における中心から±1.5mm以内の位置となるように形成されていてもよい。換言すると、メダル制止壁42の上端の上下方向における位置が、大径メダルMの上下方向における中心部の位置となるように形成されていてもよい。このような構成であっても、大径メダルMの姿勢を安定させることができる。
なお、大径メダルMの上端とメダル制止壁42の上端との左右方向における位置は、一致していなくてもよい。また、大径メダルMの下端と、メダルガイド部43の後端部における下端(溝の最底部)との左右方向における位置は、一致していなくてもよい。
31 メダル投入部
41 メダル投入口(メダル投入口部)
42 メダル制止壁(壁部)
43 メダルガイド部
45 投入口側メダル通路
Claims (2)
- φ25のメダルを投入するためのメダル投入口部と、このメダル投入口部へのφ25のメダルの投入を補助する壁部と、を備え、
φ25のメダルを使用して遊技を行うことが可能な遊技機であって、
前記メダル投入口部の開口幅は、φ30のメダルの直径よりも短く形成されており、
前記壁部は、φ30のメダルが前記メダル投入口部に掛かった状態において、前記壁部の上端が当該φ30のメダルの上端よりも下方、かつ当該φ30のメダルの上下方向における中心よりも上方に位置するように形成されており、
前記状態におけるφ30のメダルの前記壁部側を向く面に遊技者が触れることを可能にしており、
前記メダル投入口部は、前記状態におけるφ30のメダルの、前記面とは逆側の面における上下方向に交差する方向に離間した所定の2箇所が少なくとも当接し得るように形成されていることを特徴とする遊技機。 - φ25のメダルを投入するためのメダル投入口部と、このメダル投入口部へのφ25のメダルの投入を補助する壁部と、を備え、
φ25のメダルを使用して遊技を行うことが可能な遊技機であって、
前記メダル投入口部の開口幅は、φ30のメダルの直径よりも短く形成されており、
前記壁部は、φ30のメダルが前記メダル投入口部に掛かった状態において、前記壁部の上端の上下方向における位置が、当該φ30のメダルの上下方向における中心部の位置となるように形成されており、
前記状態におけるφ30のメダルの前記壁部側を向く面に遊技者が触れることを可能にしており、
前記メダル投入口部は、前記状態におけるφ30のメダルの、前記面とは逆側の面における上下方向に交差する方向に離間した所定の2箇所が少なくとも当接し得るように形成されていることを特徴とする遊技機。
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