JP2005304787A - パチンコ球分流装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】パチンコ球の流下列を単列から複数列に換えられるパチンコ球分流装置を提供し、パチンコ球の供給速度を速くするとともに、多数のパチンコ球を貯留させても球流路が冗長にならないようにする。
【解決手段】パチンコ球Pが一連の整列状態で流下する球流下路2の出口側に回転振分体3を回転自在に軸支し、該回転振分体の下流に該回転振分体の回転軸方向に隣接するように夫々流入口6a,6bを有する2つの球流路7a,7bを設けるとともに、該回転振分体の外周に形成される球受面9a〜9hを前記両流入口に向けて1ピッチ毎に交互に異なる方向に傾斜する傾斜面状に形成してなる。
【選択図】図3
【解決手段】パチンコ球Pが一連の整列状態で流下する球流下路2の出口側に回転振分体3を回転自在に軸支し、該回転振分体の下流に該回転振分体の回転軸方向に隣接するように夫々流入口6a,6bを有する2つの球流路7a,7bを設けるとともに、該回転振分体の外周に形成される球受面9a〜9hを前記両流入口に向けて1ピッチ毎に交互に異なる方向に傾斜する傾斜面状に形成してなる。
【選択図】図3
Description
本発明は整列状態で流下するパチンコ球を2つの球流路に均等に分流する装置に関するものである。
周知のようにパチンコ球は、本来のパチンコ機に使用されるほか、スロットマシンの遊技媒体としても使用される。即ち、係るスロットマシンは、球受皿の下流に球計数排出装置が設けられ、所定数のパチンコ球を1単位とするパチンコ球が球計数排出装置によって計数されて取り込まれることにより、ゲームがスタートできるように構成されたものである。
下記特許文献1はそのためにスロットマシンに設けられるパチンコ球取り込み装置を示すものである。
特開2002−177457号公報
ところで、上記従来のパチンコ球取り込み装置は、球受皿から球計数排出装置に連なる球流路がパチンコ球を縦一列の整列状態で流下させるように構成されたものであった。このため、パチンコ球の取り込みが間断なく行われるようにしようとするものの、一定時間内に取り込み得るパチンコ球の数はそのパチンコ球の流下速度の制限を受けざるを得ないものであった。このために、所定数を1単位とするパチンコ球の取り込み要求が頻繁であると、パチンコ球の流下が間に合わなくなるおそれがあった。
また、縦一列では球流路が長くなるため多数のパチンコ球を貯留できない欠点があった。
また、縦一列では球流路が長くなるため多数のパチンコ球を貯留できない欠点があった。
そこで本発明は、パチンコ球の流下列を単列から複数列に換えられるパチンコ球分流装置を提供し、上記課題を解決しようとするものである。
本発明の請求項1に記載のパチンコ球分流装置は、パチンコ球が一連の整列状態で流下する球流下路の出口側に回転振分体を回転自在に軸支し、該回転振分体の下流に該回転振分体の回転軸方向に隣接するように夫々流入口を有する2つの球流路を設けるとともに、該回転振分体の外周に形成される球受面を前記両流入口に向けて1ピッチ毎に交互に異なる方向に傾斜する傾斜面状に形成してなることを特徴とする。
また本発明の請求項2に記載のパチンコ球分流装置は、パチンコ球が一連の整列状態で流下する球流下路の出口側に回転振分体を回転自在でかつ回転軸方向に移動可能に軸支し、該回転振分体の下流に該回転振分体の回転軸方向に隣接するように夫々流入口を有する2つの球流路を設けるとともに、該回転振分体の外周に形成された球受面の1ピッチ毎に該回転振分体を前記両流入口に向けて交互に移動させるカム機構を設けてなることを特徴とする。
球流路が複数列に分流されることから、パチンコ球の供給速度を速くできるとともに、多数のパチンコ球を貯留させても球流路が冗長になることがない。
次に請求項1に記載の発明の実施例を説明する。図1は本発明に係るスロットマシンの前面に設けられた球貯留皿の平面図で、多数のパチンコ球Pを貯留し得る球貯留皿1は、球流下路2に向けて緩やかな傾斜状樋1aが形成されている。そして、該パチンコ球は傾斜状樋1aによって一連の整列状態となって球流下路2に至る。図2は本発明に係るパチンコ球分流装置の縦断面図を示すもので、同図中、3はケース4に水平に支持された回転軸5によって鉛直面内で回転自在なるようにに軸支された回転振分体で、該回転振分体の外周を前記球流下路2の出口側に臨ませる。これにより該回転振分体は球重量で矢印の方向に回転する。また、該回転振分体の下流には図3に示したように回転軸5方向に隣接するように夫々流入口6a,6bを有する2つの球流路7a,7bが設けられる。該回転振分体3は、図4にも示したように、外周面にパチンコ球を受承し得る円弧樋状の球受面9a〜9hが形成され、かつ該各球受面9a〜9hは1ピッチ毎に交互に傾斜方向の異ならしめた傾斜面状に形成されたものである。なお、球流路7aと球流路7bとの間の仕切壁10は、先細テーパ状に形成された上端部10aが前記球流下路2の直下中心に位置するように設けられる。
また、図1における符号11は前記球貯留皿1の一側に設けられた投入ボタン、12は返却(清算)ボタン、13はスタートレバー、14a,14b,14cはストップボタンを示す。また、15は球流路7a,7bの下流に設けられた球計数排出装置である。そして、遊技者が該投入ボタン11を操作することで、該球計数排出装置のモータ17がりードスクリュー18を回転させ、所定数のパチンコ球を取り込むように構成される。
このため球流下路2を整列状態で流下したパチンコ球Pは、回転振分体3の球受面9a〜9hに乗りその傾斜に沿って転動することにより、流入口6aまたは6bに向かって転動し、球流路7aまたは7bに振り分けられ、2列となって該球流路7a,7bに貯留される。そして、該球流路7a,7bに貯留されたパチンコ球は球計数排出装置15が作動することによって取込口19に取り込まれる。このため、従来のように1列のまま取り込むよりも一時に多数のパチンコ球が取り込まれ、取り込みに要する時間が短縮されるとともに、頻繁に取り込みが行われてもパチンコ球が2列にて即座に流下することから間断なく取り込まれる。また、球流路7a,7bに2列にてパチンコ球が貯留されることから、1列の場合のように高さが冗長になることなく、球計数排出装置15上に多数のパチンコ球を待機させることができる。なお、回転振分体3下方の球流路7a,7bの長さは、球計数排出装置15が作動することによって一度に取り込まれるパチンコ球数よりもやや多いパチンコ球数が貯留できるように設定するのがよい。
なお、球計数排出装置15を作動させるための制御系、および、球センサ、球排出路等の構成は本発明とはとくに関連がないので説明を省略する。
一方、図5〜図9は請求項2に記載のパチンコ球分流装置の実施例を示す。この実施例では、図8,図9に斜視図を示したように、回転振分体3の両端部に軸方向に向けて螺旋状に起伏するカム20,21を形成し、該回転振分体3を回転軸5上にて軸方向に移動可能に軸支する。そして該回転振分体3の両端部と相対するケース4の内面に突起22,23を形成し、該回転振分体3が回転し、カム20が突起22に当たると該回転振分体3は図6に示したように右方向に移動し、カム21が突起23に当たると該回転振分体3は図7に示したように左方向に移動するように構成する。なお、該回転振分体3は外周に1/4周を1ピッチとする4つの球受面9a〜9dが形成され、その1ピッチ毎に該回転振分体3を両流入口6a,6bに向けて交互に移動させるように上記カム機構を形成している。なお、各球受面9a〜9dの端部にはパチンコ球の落下を防ぐ突提25が交互に形成されている。
また、26はピン27に回転自在に枢支された重りで、該重りに形成された脚部28を回転振分体3の一側部に一体に形成された外周に起伏のある筒部29の外周に当接させている。このため、回転振分体3が無負荷状態であるときに該脚部28が筒部29を押圧し該回転振分体3を定回転位置で停止させることにより、球流下路2より流入したパチンコ球の球噛みを防ぐ。なお、この分流装置のその他の構成は前記実施例1と同一部分に同一符号を付すことで説明を割愛する。
このように構成したパチンコ球分流装置では、球流下路2に整列状態であるパチンコ球Pの荷重が球受面9a〜9dに掛かることで該回転振分体3が1/4回転すると、前記カム機構の作用により該回転振分体3が回転軸方向に移動せられ、流入口6a上または流入口6b上に該パチンコ球Pを運んで開放することから、該パチンコ球Pが球流路7a,7bに交互に振り分けられる。このためこの実施例の場合も該球流路7a,7bに貯留されたパチンコ球を球計数排出装置が作動することによって迅速に取り込むことができる。
なお、これらの実施例は、スロットマシンにおける球取込装置について説明したが、本発明は球取込装置に限らず、パチンコ球の払出装置、或いは計数装置等におけるパチンコ球流路を複数列に分流させる用途にも広く使用することが可能である。
P パチンコ球
1 球貯留皿
2 球流下路
3 回転振分体
5 回転軸
6a,6b 流入口
7a,7b 球流路
9a〜9h 球受面
15 球計数排出装置
20,21 カム
1 球貯留皿
2 球流下路
3 回転振分体
5 回転軸
6a,6b 流入口
7a,7b 球流路
9a〜9h 球受面
15 球計数排出装置
20,21 カム
Claims (2)
- パチンコ球が一連の整列状態で流下する球流下路の出口側に回転振分体を回転自在に軸支し、該回転振分体の下流に該回転振分体の回転軸方向に隣接するように夫々流入口を有する2つの球流路を設けるとともに、該回転振分体の外周に形成される球受面を前記両流入口に向けて1ピッチ毎に交互に異なる方向に傾斜する傾斜面状に形成してなることを特徴としたパチンコ球分流装置。
- パチンコ球が一連の整列状態で流下する球流下路の出口側に回転振分体を回転自在でかつ回転軸方向に移動可能に軸支し、該回転振分体の下流に該回転振分体の回転軸方向に隣接するように夫々流入口を有する2つの球流路を設けるとともに、該回転振分体の外周に形成された球受面の1ピッチ毎に該回転振分体を前記両流入口に向けて交互に移動させるカム機構を設けてなることを特徴とするパチンコ球分流装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004125942A JP2005304787A (ja) | 2004-04-21 | 2004-04-21 | パチンコ球分流装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004125942A JP2005304787A (ja) | 2004-04-21 | 2004-04-21 | パチンコ球分流装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005304787A true JP2005304787A (ja) | 2005-11-04 |
Family
ID=35434222
Family Applications (1)
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JP2004125942A Pending JP2005304787A (ja) | 2004-04-21 | 2004-04-21 | パチンコ球分流装置 |
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JP (1) | JP2005304787A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009089778A (ja) * | 2007-10-04 | 2009-04-30 | Sophia Co Ltd | 遊技機 |
JP2009089779A (ja) * | 2007-10-04 | 2009-04-30 | Sophia Co Ltd | 遊技機 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2003019306A (ja) * | 2000-06-14 | 2003-01-21 | Adachi Light Co Ltd | パチンコ機の球制御装置 |
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2004
- 2004-04-21 JP JP2004125942A patent/JP2005304787A/ja active Pending
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