JP2005095196A - 球体送り出し装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
本発明の第1の目的は、単位時間当たりの払出数が多い球体払出装置を提供することである。
本発明の第2の目的は、耐久性を有する球体払出装置を提供することである。
本発明の第3の目的は、所定数の球体を高速で払い出すことができる球体払出装置を提供することである。
【解決手段】
複数の球体をバラ積み状態に保留する筒状のヘッド、前記ヘッドの下方に位置し、周縁部にほぼ水平な部位を有し、かつ、前記水平部に1つの球体が上面側から下面側に移動可能な通孔を複数有する回転ディスク、前記回転ディスクの下方に位置し、かつ、前記通孔に保留された球体を案内するベース、前記回転ディスクに隣接配置された出口とを有する球体送り出し装置である。
【選択図】図4

Description

本発明は、球体を使用するゲーム機の球体送り出し装置に関する。
詳しくは、バラ積みした球体を一個ずつ高速で送り出すための球体送り出し装置に関する。
さらに詳しくは、入賞したときに所定数の球体を一個ずつ送り出すための球体送り出し装置に関する。
なお、ゲーム機の代表例は、パチンコ又はスロットマシンであり、球体の代表例は、パチンコ玉である。
第1の従来技術として、垂立する球体入口筒体と、この球体入口筒体の出口に配置した球体通過センサと、球体収容孔を有する回転歯車と、回転歯車の下方に配置した球体落下阻止体と、及び回転歯車の下方に配置した球体カウントセンサを含んでいる球体カウンターが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
第2の従来技術として、硬貨をバラ積み状態で保留する硬貨貯蔵ホッパと、硬貨貯蔵ホッパの下方に位置し、かつ、回転する孔付円板と、孔付円板に形成された複数の孔と、前記孔の回転軌道の下方に位置する案内ピンと放出板及び、放出板に案内されつつ移動する硬貨を検出する、硬貨の投出装置が知られている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2002―360770号(図5―7、第5―6頁) 特公昭55-48634号(図1―5、第2―4頁)
前記第1の従来技術は、球体入口筒体内に一列に縦方向に整列させた球体を、その重力により球体一個が位置できる球体収容孔内に落下させる。
この落下を球体通過センサで検知して回転歯車を所定角度回転させる。
この回転により、球体収容孔が所定角度回転して球体ガイド筒上に位置する。
球体収容孔内の球体が球体ガイド筒に落下して入賞球として払い出される。
また、球体ガイド筒に落下した球体はカウントセンサによってカウントされる。
この従来技術は、球体が球体入口筒内に一列に整列され、かつ、重力による落下を利用しているため、単位時間当たりの払出数は重力に依存するという問題がある。
換言すれば、球体の単位時間当たりの払出数に限界があった。
前記第2の従来技術は、バラ積み状態の硬貨が孔付円板の孔に落下し、底部材に
支えられつつ孔付円板とともに回転する。
その回転途上において、硬貨が案内ピンにより移動を阻止され、さらに放出板によって案内されて一個ずつ払い出される。
硬貨は、放出板により案内されているときにスイッチにより検出され、カウントされる。
この従来技術は、案内ピン及び放出板に硬貨が衝突して出口に案内されるので、案内ピン及び放出板は耐久性がなかった。
本発明の第1の目的は、単位時間当たりの払出数が多い球体払出装置を提供することである。
本発明の第2の目的は、耐久性を有する球体払出装置を提供することである。
本発明の第3の目的は、所定数の球体を高速で払い出すことができる球体払出装置を提供することである。
この目的を達成するため、本発明にかかる球体払出装置は以下のように構成される。
複数の球体をバラ積み状態に保留する筒状のヘッド、前記ヘッドの下方に位置し、周縁部にほぼ水平な部位を有し、かつ、前記水平部に1つの球体が上面側から下面側に移動可能な通孔を複数有する回転ディスク、前記回転ディスクの下方に位置し、かつ、前記通孔に保留された球体を案内するベース、前記回転ディスクに隣接配置された出口とを有する球体送り出し装置である。
この構成において、多数の球体は、バラ積み状態に回転ディスク上方のヘッドに保留される。
回転ディスク上の球体は、回転ディスクの遠心力、或いは、直接に水平部に落下した後、通孔に落下し、ベースに支持されて通孔内に保留される。
回転ディスクの回転によって、通孔が移動し、出口に相対したとき、球体はその自由落下或いは遠心力によって出口に移動し、払い出される。
換言すれば、球体は自由落下によって通孔に保留されるが、ヘッドに対し複数の通孔が相対しているため、同時に複数の球体が通孔に落下できる。
このため、球体の払出が実質的に重力によって制限されないので、単位時間当たりの球体の払出数を多量にすることができる利点がある。
また、通孔に保留された球体の払出は、自由落下又は遠心力を利用している。
換言すれば、球体がストッパ等に衝突することがないので装置の耐久性を高めることができる利点がある。
さらに、水平部の球体は、球体が通孔の後縁に跳ね上げられる場合、球体はその下側左右周面と通孔後縁とがほぼ均等に接触するのでそのほぼ真上に跳ね上がる。
結果として、ほぼ真下に落ちるので、通孔が近く、通孔に落下する効率が高まる。
本発明は、前記水平部は、リング状の案内溝であることが好ましい。
この構成において、球体は回転ディスクの上面を転がって案内溝に達した後、通孔に落下する。
したがって、案内溝に落ちた球体は、おおよそ案内溝内に保持されるので通孔への落下効率が高い。
特に、ヘッド内の球体が少なくなった場合、球体が通孔の縁部に衝突して跳ね上げられることがある。
この場合、球体が案内溝によってガイドされることによってほぼ水平面上を球体が転がるので、通孔後縁による跳ね上げ方向がほぼ真上になり、落下したときに再び案内溝内に位置する。
したがって、通孔に落下する率が向上し、払出効率がアップするとともに、最後の1個まで払い出すことができる利点がある。
本発明は、回転ディスクが、電気モーターの出力軸から減速機構を介して回転されるされることが好ましい。
この構成において、電気モーターは減速機構を介して回転ディスクを回転するので、小型の低出力モーターにすることができる。
したがって、安価な電気モーターを使用するので、球体払出装置を安価に製造することができる。
本発明は、回転ディスクに対し制動力を付与する制動装置を設けることが好ましい。
この構成において、回転ディスクは制動装置によって停止される。
制動装置は、回転ディスクを急速停止する。
換言すれば、回転ディスクは瞬時に停止するので、所定数の球体を高速で払い出した後、急速に停止できる。
結果として、所定数の球体を高速(単位時間当たりの払出数が多い)で払い出すことができる効果がある。
本発明は、制動装置が前記電気モータの電気ブレーキユニットであることが好ましい。
この構成において、回転ディスクを停止する場合、電気モータに電気ブレーキが付与される。
したがって、減速機構によって大きな減速がなされているので、前記電気ブレーキによって回転ディスクは所定の角度回転した後に停止する。
換言すれば、電気モーターに電気ブレーキが加わった後、所定の角度回転して停止する。
結果として、特別な制動装置を必要とせず、小型化できると共に安価に製造できる利点がある。
本発明において、ベースの裏面の前記出口近傍に球体を前記出口に案内する案内体を配置することが好ましい。
この構成において、球体は案内体によって出口に積極的に案内されるので、確実に払い出される利点がある。
本発明に係る球体送り出し装置は、複数の球体をバラ積み状態に保留する筒状のヘッド、前記ヘッドの下方に位置し、上面中央部に錐形部を有し、その錐形部の周囲にほぼ水平な部位を有し、かつ、前記水平部に1つの球体が上面側から下面側に移動可能な通孔を複数有する回転ディスク、前記回転ディスクの下方に位置し、かつ、前記通孔に保留された球体を案内するベース、前記回転ディスクに隣接配置された出口とを有している。
図1は、実施例の球体送り出し装置をパチンコ台に装着した斜視図である。
図2は、実施例の球体送り出し装置の斜視図である。
図3は、実施例の球体送り出し装置の平面図である。
図4は、実施例の球体送り出し装置の分解斜視図である。
図5は、図3におけるA―A線断面図である。
図6は、図3におけるB―B線断面図である。
図7は、実施例の球体送り出し装置のベースを取り除いた平面図である。
図8は、実施例の球体送り出し装置の底面図である。
図9は、実施例の球体送り出し装置の制動装置である電気ブレーキユニットの回路図である。
図1において、ゲーム機(パチンコ台)100の枠102の背面上部に球体PBの保留皿104が取り付けられている。
保留皿104はほぼ矩形であり、右側端部に球体送り出し装置106の一部を構成する上下方向に伸びる筒状のヘッド108が樹脂で一体に成形されている。
この樹脂は、静電気の帯電を防止するため導電性樹脂を採用し、アースすることが好ましい。
保留皿104の底110は、ヘッド108に向かって傾斜している。
したがって、保留皿104に保留された球体PBは自然にヘッド108に向かって転がる。
ヘッド108は、バラ積み状態に球体PBを保留する機能を有している。
ヘッド108は、垂立している断面円形の筒状体である。
ヘッド108の上部の保留皿104に面した一部に、球体PBの直径の約三倍の幅を有する縦長のスリット112が形成されている。
この幅が狭い場合、球体PBのジャムが生じやすく、また、広すぎるとヘッド108内に大量の球体PBが転がり込み、回転ディスク114の回転抵抗が増加し、好ましくない。
保留皿104内の球体PBは、このスリット112を通過してヘッド108内に転がり込む。
次に球体送り出し装置106を説明する。
図2から図4に示すように、球体送り出し装置106は、前述のヘッド108、回転ディスク114、制動装置116、ベース118および回転ディスク114に隣接配置された出口120を含んでいる。
球体送り出し装置106は、ゲーム機のコントローラによって指示された所定数の球体PBを所定時間の間に次工程へ送り出す機能を有する。
次に回転ディスク114を説明する。
回転ディスク114は、ヘッド108から受け取った球体PBを一個ずつ出口120へ送る機能を有している。
図5に示すように、回転ディスク114は、上側の錐形ディスク122と下側の被動歯車124とで構成されている。
回転ディスク114は、他の伝動手段、例えばベルトを介して駆動源から回転駆動することができる。
したがって、円錐形ディスク122と被動歯車124との組み合わせに限定されるものではない。
錐形ディスク122は、その上面127の中央部が、回転軸線128を頂点とする錐形に形成された錐形部129と、その錐形部129の周囲に回転軸線128を中心とした水平部500が形成されている。
なお、錐形は四角錐や三角錐でもよいが、実施例に示す円錐形の場合、錐形の全周において均等な球体PBに対する案内効果を得られるので最も好ましい。
実施例において、水平部500は、錐形部129に形成した案内溝502である。
案内溝502は、平面において形成してもよい。
案内溝502は、回転軸線128を中心とするリング状に形成され、その断面において、球体PBの外周面の曲率の約3倍大きい曲率を有する。
したがって、案内溝502は、球体PBが案内溝502内に位置することができ、その下部の約4分の1が落ち込む深さを有している。
通孔126の前縁及び後縁の弧状部は、図5に示すように、球体PBの下側の左右周面に対しほぼ均等に位置している、換言すれば、左右均等の傾斜を有している。
この案内溝502の底部504に、回転軸線128を中心とした円上に複数の第1通孔130が等間隔で形成されている。
案内溝502は、通孔126部に位置する球体PBの位置を安定させ、効率よく球体PBを通孔126に落下させる機能を有する。
被動歯車124にも、前記第1通孔130に相対して第2通孔134が形成してある。
被動歯車124は、ベース118に対し軸線128が直交するよう固定されたシャフト136にベアリング138を介して回転自在に取り付けられている。
円錐形ディスク122は、スクリュウ140によって被動歯車124に同心に固定されて、一体化されている。
したがって、第1通孔130と第2通孔134は、上下に重なって上下方向に伸びる楕円形の通孔126を構成する。
なお、円錐形ディスク122と被動歯車124を一体化することができる。
通孔126の高さは、球体PBの直径よりも僅かに大きく、通孔126に落下した球体が上面127から突出しない厚みを持っている。
換言すれば、回転ディスク114の厚みは球体PBの直径よりも厚い。
この構成により、球体PBが、上面127上の球体PBによって通孔126内から押し出されないようにしている。
上面127には、回転軸線128から放射状に等間隔にリブ141が形成され、ヘッド108内の球体PBを攪拌すると共に、上面127に沿って転げ落ちる球体PBを案内して案内溝502にスムーズに落下するようにしてある。
なお、回転ディスク114の厚みは、球体PBの直径の2から3倍に設定することができる。
通孔126内に複数の球体PBを保留可能にし、球体PBが通孔126内に常に保留されるようにすることにより、球体PBを連続的に払い出すためである。
案内溝502を平面において形成した場合、回転ディスク114の回転により、上面127上の球体PBは遠心力を受けるため、回転ディスク114の周縁部に移動するから、案内溝502、その後、通孔126に落下することができる。
円錐形ディスク122と被動歯車124は、樹脂で製作することが好ましい。
複雑な形状を一体成形することにより、安価に製造できるからである。
この場合、円錐形ディスク122は、耐久性に優れるナイロン系の樹脂にし、被動歯車124は機械的強度に優れる樹脂が適している。
しかし、円錐形ディスク122と被動歯車124は、樹脂などにより一体成形することができる。
この場合、製造工程が短縮され、複雑な形状を精度良く安価に製造することができる。
通孔126の幅(図3において回転ディスク114の半径方向)は、球体PBの直径よりも僅かに大きく設定されている。
また、通孔126の長さは(回転ディスク114の周方向)、球体直径の2倍以下の範囲で長孔に形成されている。
このように長孔にすることにより、回転ディスク114が高速で回転しても、球体PBの通孔126内に落下可能な時間を長くして確実に落下させることができる。
長さを2倍以下にすることにより、複数の球体PBが通孔126内で重なることはあるが、出口120に同時に相対することがないので、2個同時に払い出されることがない。
回転ディスク114の周縁部は、制動装置116の制動ディスク125を構成している。
詳述すると、錐形ディスク122の周縁は鋸歯状であって、制止爪142が形成されている。
図7に示すように、制動ディスク125の回転方向の前縁に位置する制止爪142は、回転ディスク114の回転中心を通る直線L上に位置している。
制止爪142の数は、通孔126との2倍設けられ、所定の位置関係を有している。
すなわち、制止爪142が隣合う通孔126の間および通孔126の側方に位置するよう配置されている。
これは、回転ディスク114が制動装置116で制動された場合、余分に球体PBを払い出さないためである。
したがって、球体PBを余分に払い出さなければ制止爪142と通孔126は、同数であってもよいし、制止爪142の数に対し3倍以上であってもよい。
図5に示すように、回転ディスク114はヘッド108のすぐ下方に位置し、その上面127のほぼ全面がヘッド108の下端開口144に相対している。
詳述すると、複数の通孔126がヘッド108の下端開口144に相対している。
したがって、ヘッド108内の球体PBは同時に複数の通孔126に落下することができる。
回転ディスク114、したがって、被動歯車124の下面は、金属板で作られたベース118に図示しないスペーサを介して近接位置している。
ベース118がステンレス等の金属の場合、金属製球体PBによる摩耗を防止することができるが、ベース118は耐摩耗性を有する他の材料で作ることができる。
図4に示すように、ベース118には、回転軸線128を中心とするC形孔146が形成されている。
このC形孔146の出口120の近傍の落下長穴148の幅は、球体PBの直径よりも僅かに大きく形成し、球体PBが落下出来るようになっている。
次に送り出し装置150を説明する。
回転ディスク114下方のベース118の下方に、送り出し装置150が配置されている。
図4に示すように、送り出し装置150は、ベース118と同形であって、肉厚に形成した案内ベース152の円形穴154に配置されている。
図5に示すように、円形穴154の中央部において、上方に伸びる軸受156にベアリング158を介してリング状従動ディスク160が回転自在に取り付けられている。
換言すれば、リング状従動ディスク160は、回転ディスク114に対して角度を有する平面内において回転する。
具体的には、出口120の近傍において従動ディスク160は回転ディスク114から最も離れ、出口120の反対側において回転ディスク114に最も近づくよう設定されている。
換言すれば、従動ディスク160は、回転ディスク114に対し傾斜している。
従動ディスク160には、上方に向かって突出する円柱状の押出体162が所定の間隔で複数配置されている。
この押出体162は、従動ディスク160と別体に形成して固定することができ、従動ディスク160と一体に成形することもできる。
押出体162は、通孔126と同数であって、前記回転ディスク114に最も近づく近傍において、押出体162の先端がC形穴146を通って被動歯車124の下面に形成された受穴(図示せず)内に位置する。
また、出口120近傍において、押出体162の上端はベース118の下方に位置する。
円形穴154は、周囲をガイド壁164によって囲われており、前記落下長孔148に相対する部位おいて、そのガイド壁164は、外方に突き出た膨出部166を有している。
球体PBが膨出部166のガイド壁164にガイドされる場合、押出体162は球体PBの最大直径部よりも遠い球面を押すので、球体PBは外方に向かって押されつつ回動される。
これによって、球体PBは、開口された出口120において出口通路170へ押し出され、払出口168から払い出される。
次に回転ディスク114の駆動装置172を説明する。
駆動装置172は、回転ディスク114を所定の速度で回転する機能を有する。
駆動装置172は、本実施例において電気モーター182及び減速機構173を含んでいるが、同様の機能を有する他の装置に変更することができる。
次に減速機構173を説明する。
被動歯車124は、円形穴154に隣接配置されたギヤ穴174にほぼ垂直に固定されたシャフト176に回転自在に支持された駆動ギヤ178と噛み合っている。
この駆動ギヤ178は、一体に形成された被動歯車180を介して案内ベース152上面に固定された電動モータ182の出力軸(図示せず)に固定されたギヤ(図示せず)と噛み合っている。
この構成により、回転ディスク114は、電動モータ182によって所定の速度で回転される。
出口通路170は、断面矩形の溝状であって、図7に示すように円形穴154に対し放射方向に伸びている。
出口通路170の底面184は、出口120から払出口168に向かって順次下向きに傾斜しており、球体PBが重力によって払出口168に向かって転がるようにしてある。
出口通路170の近傍であって、ベース118の裏面に案内板506が取り付けられている。
案内板506は、その出口通路170の側の側面が下向きの案内面である案内部508が形成されている。
換言すれば、案内部508は、図7に鎖線で示すように弧状であって下向きかつ外向きの案内である。
案内部508は線状でも良く、球体PBの上部と接触し、球体PBを出口通路170へ誘導する機能を有している。
案内ベース152は、樹脂によって一体成形することにより、安価に製造できる。
さらに、導電性樹脂を使用し、アースすることで樹脂の帯電による不具合を防止することができる。
なお、従動ディスク160は、別駆動手段によって、回転ディスク114と同期して回転させたり、回転ディスク114から伝動機構を介して同期回転させることができる。
次に制動装置116を説明する。
制動装置116は、所定数の球体PBが払い出された後、回転ディスク114を急速停止し、余分な球体PBが払い出されないようにする機能を有する。
したがって、制動装置116は、同様の機能を有する他の装置に変更することができる。
図7に示すように、回転ディスク114の近傍に固定したシャフト185に棒状の制止体186の一端部が回動自在に取り付けられている。
制止体186の先端188は、制止爪142と係合した場合、それらが面接触するように設定してある。
詳述すれば、先端188と制止爪142が相対する形状に形成されている。
すなわち、先端188と制止爪142の双方が平面であるか、先端188がシャフト185を中心とする凸状弧面であり、制止爪142が同曲率の凹状弧面に形成されている。
制止爪142が先端188によって係止された場合、それらは衝撃的に衝突する。
この衝撃が大きい場合、樹脂により成形される制止爪142が疲労破壊する恐れがある。
しかし、制止爪142及び先端188が面接触する場合、単位面積当たりの衝撃力を極力小さくでき、破損を防止できる。
なお、先端188を凸状弧面に形成した場合、制止体186による制止を解除する際、制止爪142に引っかかることがないので、解除が容易である。
さらに、衝突時の衝撃を緩和するため、制止爪142又は先端188の少なくとも一方にウレタンゴムなどの緩衝体を取り付け、または、シャフト185と制止体186との間にゴム製の弾性体であるOリングを介在させてもよい。
なお、制動装置116は、図9に示すように、電気モータ182の給電回路512をショートさせることにより、電気モータ182に制動力を付与する電気ブレーキユニット510を用いることができる。
電気ブレーキユニット510は、電気モータ182の給電回路512において、モータ182と並列に接続されたスイッチングユニット514を含んでいる。
スイッチングユニット514は、本実施例ではスイッチ516であるが、同様の機能を有する他のスイッチング手段に変更することができる。
給電回路512には、ゲーム機の制御装置(図示せず)からの指令で開閉されるスイッチ518が直列に接続されている。
スイッチ518が閉じられた場合、給電回路512は、閉回路になり、モータ182が所定の方向に回転される。
このとき、スイッチ516は開のため、電気ブレーキユニット510は機能しない。
スイッチ518が開放され、スイッチ516が閉になった場合、電気ブレーキユニット510は閉回路になる。
この状態において、慣性回転によりモータ182は発電機として機能し、電気ブレーキユニット510に電流が流れる。
電気モータ182は、閉状態の電気ブレーキユニット510によってショートされるため、発電機としての電気モータ182の負荷が最大になり、制動力が減速機構173を介して回転ディスク114に加わる。
結果として、回転ディスク114は、僅かな慣性回転量で停止する。
次に制動装置116の移動装置190を説明する。
図7に示すように、移動装置190は、制止体186を制止爪142と接触可能な位置と接触しない位置とに選択的に位置させる機能を有している。
したがって、移動装置190は、同様の機能を有する他の装置に変更することができる。
制止体186は、中間に長孔192が形成され、その中に電磁アクチュエータ194のプランジャ196の先端部に固定したピン198がスライド可能に位置している。
プランジャ196は、スプリング200によって、常時突出方向に付勢されている。
換言すれば、電磁アクチュエータ194が消磁されている場合、制止体186が制止爪142に係合する状態である。
電磁アクチュエータ194が励磁されている場合、制止体186は図7において反時計方向に回動され、先端188が制止爪142と係合しない位置に保持される。
次に球体PBの検出装置202を説明する。
この検出装置202は、出口120を通過する球体PBを検出する機能を有している。
したがって、同様の機能を有する他の装置に変更することができる。
実施例の検出装置202は、出口120において約半径分円形穴154内に突出する受動体204、図8に示すように受動体204を取り付けたレバー206及び近接センサ208を含んでいる。
受動体204は、耐久性を考慮し、ローラにすることが好ましい。
レバー206は、案内ベース152の裏面側に位置し、シャフト210に回動自在であり、圧縮スプリング212によって図8において時計方向に付勢されている。
換言すれば、受動体204が円形穴154内に移動するよう付勢されている。
しかしながら、受動体204は貫通する円弧孔214の端部に係止され、前述の所定位置で係止されている。
レバー206を圧縮スプリングで付勢する場合、スプリング力のバラツキが少ないので、スプリング力の調整が必要なく、さらに、耐久性を有する。
レバー206の他端部は、図8の位置から反時計方向に回動された場合、センサ208の検知領域に移動するよう配置されている。
換言すれば、受動体204が円形穴154の外側に移動されたとき、センサ208は、検出信号を出力する。
この検出信号は、払い出した球体PBのカウントに用いられる。
センサ208は、塵埃の影響を受けない近接センサが好ましいが、光電センサ等他のセンサを使用することができる。
図3に示すように、ヘッド108の内法は、案内溝502に隣接している。
これにより、球体PBが案内溝502に速やかに落下するようにしている。
次に実施例の作用を説明する。
球体PBは、図示しない自動配給装置によって保留皿104に補給される。
保留皿104内の球体PBは、底110の傾斜によってヘッド108へ向かって転がり、スリット112を一個ずつ通過してヘッド108に達する。
ヘッド108に流入した球体PBは、ヘッド108の形状の円形状にバラ積み状態で保留される。
最下の回転ディスク114に接触する球体PBは錐形部129の斜面によって案内溝502へ重力により転がり落ちる傾向を有する。
しかし、回転ディスク114が静止している場合、球体PBは釣り合った状態で静止している。
払出指示に基づいてスイッチ518が閉じられ、電動モータ182が回転した場合、球体PBの払い出しに伴って回転ディスク114上の球体PBは、自重及び上に載っている球体PBにより押し付けられて案内溝502に落下し、ついで通孔126に落下する。
図3に示すように、ヘッド108の下端開口144は複数の通孔126に相対しているので、重力で落下するにも関わらず、球体PBは同時に複数の通孔126に落下出来る。
このため、回転ディスク114が高速回転しても通孔126には必ず球体PBが保留されているため、歯抜けすることなく払い出だすことができる。
したがって、球体PBの払出数は、実質的に重力の影響を受けることがない。
回転ディスク114の回転によりリブ141が一体に移動し、球体PBを突き上げる。
結果として、球体PBが攪拌され、通孔126に落下する効率が高まる。
したがって、通孔126に球体PBが保留されない事態を防ぐことができるので、単位時間当たりの払出数を増加することができる。
また、回転ディスク114下面の受孔に先端部が突入している押出体162を介して従動ディスク160が回転ディスク114と同方向に回転される。
回転ディスク114の回転によって通孔126の壁面に押されて移動される球体PBは、C形穴146の落下長孔148において重力によって、落下し、従動ディスク160と円形穴154の膨出部166のガイド壁164に案内されて従動ディスク160と共に回転する。
このとき、球体PBは、高速度で移動しているのでその慣性により落下量が少ない場合がある。
その場合であっても、球体PBは、落下長孔148が十分に長いので、従動ディスク160上に確実に落下する。
これにより、球体PBは、確実に送り出し装置150に移動する。
円形穴154に落下した球体PBは、図7に示すように押出体162によって押されるので、その下面を従動ディスク160に支えられ、また、その上部側面を案内板506
の案内部508によって案内されつつ出口120に向かって移動される。
球体PBが出口120に位置した場合、従動ディスク160の傾斜及び前記遠心力により、出口通路170を通って払出口168から払い出される。
この途上において、球体PBは受動体204を円形穴154の外側に押出すので、レバー206の一端部がセンサ208に近接し、センサ208はカウント信号を出力する。
球体PBが通過した後、受動体204、したがってレバー206はスプリング212によって元の位置に戻されて、次の払出に備える。
センサ208からの信号が所定数になった場合、換言すれば所定数の球体PBが払い出された場合、電磁アクチュエータ194が消磁されてスプリング200によって制止体186が図7において時計方向へ回動され、制止爪142の回転経路に突入する。
これにより、制止体186の先端188が制止爪142の回転経路に移動し、制止爪142に面で衝突し、回転ディスク114の回転を停止する。
したがって、制止体186が制止爪142と衝突した位相で回転ディスク114は停止されるので、オーバーランを生じることがない。
すなわち、球体PBの過払出を生じない。
さらに、ヘッド108内の球体PBが減少し、結果とし最下の球体PBの上に他の球体PBが載っていない場合、通孔126における球体PBの落下量が少なく、球体PBの下側周面が通孔126の後縁と衝突して上方に跳ね上げられることがある。
この場合、球体PBの跳ね上がり方向は、ほぼ真上になる。
球体PBがほぼ真上に跳ね上がるのは、案内溝502のため、通孔126の後縁がほぼ水平面に形成される。
これによって、球体PBの下側左右周面が通孔126後縁とほぼ均等に接するためである。
跳ね上がった球体PBは、再び案内溝502に落下するので、次の通孔126に落下しやすい。
本発明は、ボール状の媒体を使用するゲーム機の払出装置を高速度で払い出す装置に採用することができる。
図1は、実施例1の球体送り出し装置をパチンコ台に装着した斜視図である。 図2は、実施例1の球体送り出し装置の斜視図である。 図3は、実施例1の球体送り出し装置の平面図である。 図4は、実施例1の球体送り出し装置の分解斜視図である。 図5は、図3におけるA―A線断面図である。 図6は、図3におけるB―B線断面図である。 図7は、実施例1の球体送り出し装置のベースを取り除いた平面図である。 図8は、実施例1の球体送り出し装置の底面図である。 図9は、実施例の球体送り出し装置の制動装置である電気ブレーキユニットの回路である。
符号の説明
PB 球体
108 ヘッド
126 通孔
114 回転ディスク
118 ベース
120 出口
124 制動ディスク
142 制止爪
148 落下長孔
154 ガイド壁
160 従動ディスク
162 押出体
166 膨出部
182 電気モーター
186 制止体
190 制動装置
500 水平部
502 案内溝
508 案内体
510 電気ブレーキユニット

Claims (5)

  1. 複数の球体(PB)をバラ積み状態に保留する筒状のヘッド(108)、
    前記ヘッドの下方に位置し、周縁部にほぼ水平な部位(500)を有し、かつ、前記水平部(500)に1つの球体(PB)が上面側から下面側に移動可能な通孔(126)を複数有する回転ディスク(114)、
    前記回転ディスク(114)の下方に位置し、かつ、前記通孔(126)に保留された球体(PB)を案内するベース(118)、
    前記回転ディスク(114)に隣接配置された出口(120)、
    とを有する球体送り出し装置。
  2. 前記水平部(500)は、リング状の案内溝(502)である請求項1の球体送り出し装置。
  3. 前記回転ディスク(114)に対し制動力を付与する制動装置(190)を設けた請求項1の球体送り出し装置。
  4. 前記制動装置(190)が前記電気モーター(182)の電気ブレーキユニット(510)である請求項3の球体送り出し装置。
  5. 前記ベース(118)の裏面の前記出口(120)近傍に球体(PB)を前記出口(120)に案内する案内体(508)を配置した請求項1の球体送り出し装置。
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