JPH0857128A - 弾球遊技機の送球装置 - Google Patents

弾球遊技機の送球装置

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JPH0857128A
JPH0857128A JP19885394A JP19885394A JPH0857128A JP H0857128 A JPH0857128 A JP H0857128A JP 19885394 A JP19885394 A JP 19885394A JP 19885394 A JP19885394 A JP 19885394A JP H0857128 A JPH0857128 A JP H0857128A
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ball
hole
guide groove
base
sphere
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JP19885394A
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Inventor
Toshisuke Yoshikawa
捷右 吉川
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KYOWA GIKEN
KYOWA GIKEN KK
Original Assignee
KYOWA GIKEN
KYOWA GIKEN KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 弾球遊技機の送球装置に関し、球の自然落下
を利用するばかりでなく、水平及び上方向に、1球ずつ
制御しながら送球できる。 【構成】 ベース20と、回転ディスク30と、貫通孔
32と、モータ50と、球タンク60とを備え、上記ベ
ース20には、上記回転ディスク30の貫通孔32の回
転軌跡に沿ってC字形に形成され、各貫通孔32に落ち
込んだ球の下部がはまり込むガイド溝25と、回転ディ
スク30の回転方向の前方に位置するガイド溝25の先
端部から連続して、貫通孔32の回転軌跡の接線方向に
延び、先端部が球出口23として開放した導出溝26と
を備え、前記回転ディスク30の各貫通孔32には、回
転ディスク30の回転方向の後方に位置する各貫通孔3
2の後縁部から前記ガイド溝25に向かって下方に延
び、ガイド溝25に沿って球を押す球押圧部35を形成
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パチンコ機等の弾球
遊技機の送球装置に関し、球の自然落下を利用するばか
りでなく、水平及び上方向に送球することができる。
【0002】
【従来の技術】例えば、従来のパチンコ機等の弾球遊技
機では、その上方より供給されるパチンコ球をパチンコ
機上部に設けた球貯留タンクに貯留した後、その落差を
利用して、パチンコ機の下側に設けた上皿に排出してい
た。そして、球貯留タンクと上皿との間には、蛇行しな
がら下り傾斜したパチンコ球の球流下樋を設けていた。
【0003】また、球流下樋の長さ途中には、種々の賞
球排出装置を設け、所定のパチンコ球を賞球として遊技
者に排出していた。例えば、球鞘が使用され、この球鞘
を球流下樋の長さの途中に傾動可能に取り付け、球鞘が
一回に受け入れるパチンコ球の数を賞球数に一致させて
用いていた。
【0004】また、外周にパチンコ球が1球づつはまり
込む半円形のスプロケットが使用され、このスプロケッ
トを球流下樋の長さの途中に回転可能に取り付け、スプ
ロケットの回転角度を所定角度に規制することで、下流
側に流下させるパチンコ球の数を規制していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の賞球排出装置は、球の落下を利用していたので、その
取付位置が規制され、自由な位置に取付けできないとい
う問題点があった。すなわち、従来の賞球排出装置は、
球貯留タンクと上皿との間の球流下樋の長さの途中に配
置しなければならず、この賞球排出装置の取付位置は、
パチンコ盤面の裏面側に限られていた。
【0006】特に、近年のパチンコ盤の電動化・電子化
に伴い、パチンコ盤の裏側にはモータ、プランジャ、発
光源、及びこれらの制御基板が多数配置されるようにな
り、賞球排出装置の取付位置の確保が益々困難なものと
なっていた。そこで、請求項1記載の発明は、上記した
従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、球の自然落下を利用する
ばかりでなく、水平及び上方向に、1球ずつ制御しなが
ら送球することができるようにした弾球遊技機の送球装
置を提供しようとするものである。
【0007】これに加え、請求項2記載の発明は、次に
送り出される球が待機するスペースを確保することで、
球の空送りを防ぎ、効率よく球を送り出すことができる
ようにしたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した目的
を達成するためのものであり、以下にその内容を図面に
示した実施例を用いて説明する。請求項1記載の発明
は、ベース(20)と、このベース(20)の上面上を回転する
回転ディスク(30)と、この回転ディスク(30)の円周方向
に沿って形成され、上下に貫通した複数の貫通孔(32・
・・)と、ベース(20)に固定され、前記回転ディスク(3
0)を回転させるモータ(50)と、ベース(20)に固定され、
前記回転ディスク(30)の貫通孔(32)に球を落下させる、
下面が開放した球タンク(60)とを備え、上記ベース(20)
には、上記回転ディスク(30)の貫通孔(32)の回転軌跡に
沿ってC字形に形成され、各貫通孔(32)に落ち込んだ球
の下部がはまり込むガイド溝(25)と、回転ディスク(30)
の回転方向の前方に位置するガイド溝(25)の先端部から
連続して、貫通孔(32)の回転軌跡の接線方向に延び、先
端部が球出口(23)として開放した導出溝(26)とを備え、
前記回転ディスク(30)の下面は、上記ガイド溝(25)の底
から上方に球の直径以上離れるとともに、回転ディスク
(30)の各貫通孔(32)には、回転ディスク(30)の回転方向
の後方に位置する各貫通孔(32)の後縁部から前記ガイド
溝(25)に向かって下方に延び、ガイド溝(25)に沿って球
を押す球押圧部(35・・・)を形成したことを特徴とす
る。
【0009】請求項2記載の発明は、上記した請求項1
記載の特徴点に加え、回転ディスク(30)の各貫通孔(32
・・・)は、球の直径にほぼ等しい深さを有することを
特徴とする。
【0010】
【作 用】したがって、請求項1記載の発明によれば、
球タンク(60)内の球は、回転ディスク(30)の回転に従っ
て、回転ディスク(30)の円周方向に複数設けられた貫通
孔(32・・・)内に1個づつ落下する。貫通孔(32)内に落
下した球は、その下部が貫通孔(32)下方に位置するベー
ス(20)のガイド溝(25)内にはまり込む。そして、回転デ
ィスク(30)の回転とともに、球押圧部(35・・・)に押さ
れながら、ガイド溝(25)に沿ってベース(20)上をC字形
の軌跡を描いてガイド溝(25)の先端部にまで移送され、
その後、ガイド溝(25)の先端部に連続する導出溝(26)内
に送られる。
【0011】この導出溝(26)内に送られた球の後方から
も、その回転方向後ろ側で同様に貫通孔(32)に落ち込ん
でいた球が、回転ディスク(30)により次々に送られる。
導出溝(26)内では、後方から次々に送られてくる球によ
り前の球が押されるので、最先の球から順に導出溝(26)
先端の球出口(23)から外部に送り出される。請求項2記
載の発明によれば、最初の球が回転ディスク(30)の貫通
孔(32)に落下した後、その落下した最初の球の直上の貫
通孔(32)内に他の球1個が落下し、この他の球は、貫通
孔(32・・・)内で最初の球の上に載ったまま移送され
る。
【0012】最初の球が導出溝(26)内に送られると、そ
の上に載っていて支えを失った他の球は、すぐにガイド
溝(25)側に移動し、ガイド溝(25)に沿ってもう1周した
後、最初の球と同様に導出溝(26)内に送られる。このよ
うにして球タンク(60)内の球の多くは、貫通孔(32)内で
前の球の上に一旦待機したまま回転ディスク(30)により
幾らか回転した後、前の球が導出溝(26)内に送られるこ
とでガイド溝(25)側に移り、所定の軌道を描いて移送さ
れた後、前の球と同様に導出溝(26)内に送られる。
【0013】
【実施例】図1〜6は、本発明の一実施例を示すもので
あり、図1は送球装置の分解斜視図、図2は送球装置の
斜視図、図3は送球装置の縦断面図、図4はベースの上
面図、図5は回転ディスクの上面図、図6は回転ディス
クの裏面図をそれぞれ示す。
【0014】図2中、10は、送球装置を示すものであ
り、この送球装置10は、例えばパチンコ機等の弾球遊技
機の賞球排出装置に使用される。上記送球装置10は、図
1に示すように、ベース20と、このベース20の上面上を
回転するとともに、その円周方向に上下に貫通した複数
の貫通孔32・・・を有する回転ディスク30と、ベース20
の下面に重ねて固定された裏板40と、この裏板40の下面
側に固定され、回転ディスク30を回転させるモータ50
と、ベース20の上面に固定され、回転ディスク30の複数
の貫通孔32にパチンコ球(以下、単に「球」という。)
を落下させる、下面が開放した球タンク60とを備えてい
る。
【0015】上記ベース20は、図1に示すように、上面
視が略方形の厚板状の外観を有し、その上面には、上記
回転ディスク30がすっぽりはまり込む大きさの円形凹部
21と、ベース20上面のコーナー寄りの円形凹部21の外縁
からベース20の一方側面に垂直に至る、円形凹部21と同
じ深さを有した排出路22とが形成されており、排出路22
先端のベース20の一方側面には、当該送球装置10から外
部に球を送り出すための球出口23が外側に向けて開口し
ている。また、ベース20の四隅には、上下を貫くビス穴
が各々設けられている。
【0016】上記円形凹部21の底部中央には、図3に示
すように、前記モータ50の駆動軸51がはまり込む、ベー
ス20を上下に貫通した軸穴24が形成されている。この軸
穴24の内径は、モータ50の駆動軸51の直径より大きく形
成されている。また、円形凹部21及び排出路22の底面に
は、図1,4に示すように、円形凹部21の円周方向に沿
って排出路22側からC字形に延びた断面半円形のガイド
溝25と、このガイド溝25の先端部から連続して、前記貫
通孔32の回転軌跡の接線方向に向かい、排出路22の底面
を通って前記球出口23に真っ直ぐに延びた断面半円形の
導出溝26とが設けられている。ガイド溝25の溝幅は、球
の直径にほぼ等しく、その深さは球の半径にほぼ等しく
設定されている。
【0017】前記回転ディスク30には、図1,5,6に
示すように、その下面中央から円筒状に突出し、前記ベ
ース20の軸穴24にはまり込んで前記モータ50の駆動軸51
を内部に受けて固定する軸受部31と、回転ディスク30の
円周方向に沿って形成され、上下面を貫く複数個、本実
施例では8個の貫通孔32と、これら貫通孔32の外側の回
転ディスク30上縁に形成され、貫通孔32に向かって下り
傾斜した突縁部33と、回転ディスク30の中央から上方に
突出し、球タンク60内の球を貫通孔32に案内する略四角
錘状の中央突起部34と、回転ディスク30の下面から突出
し、回転ディスク30の回転方向の後方に位置する各貫通
孔32の後縁部にあって、前記ベース20のガイド溝25には
まり込んだ球を押す球押圧部35・・・とを備えている。
【0018】上記軸受部31は、図3に示すように、その
内径がモータ50の駆動軸51の直径にほぼ一致するととも
に、外径はベース20の軸穴24の内径よりやや小さく設定
されている。なお、モータ50の駆動軸51の先端部は、非
円形、例えばD字形を成し、D字形の偏平面に軸受部31
の外側からねじ込んだ固定ねじを押し当てて上下及び回
転方向に固定されている。
【0019】前記各貫通孔32は、図3に示すように、そ
の内径が球の直径より少し大きく設定されるとともに、
その深さは、球の直径にほぼ等しく設定されている。こ
のため、貫通孔32内からベース20のガイド溝25に最初に
はまり込んだ球の直上に、他の球1個が貫通孔32内に収
まったままで載ることができる。前記球押圧部35は、図
6に示すように、その全体が中央でつながったかざ車形
を成し、貫通孔32と等しい数、すなわち8個設けられて
いる。
【0020】具体的に各球押圧部35は、図1,6に示す
ように、貫通孔32の縁に沿ったC字形を成して回転ディ
スク30の下面から下方に垂直に延びた球押圧面36・・・
と、この球押圧面36の下端から回転方向の後方上向きに
緩やか傾斜して延びた球案内面37・・・とを備えてい
る。そして、球押圧面36と、当該球押圧面36に対し回転
方向の前方側に隣接した他の球押圧部35の球案内面37と
の間には、球が通り抜けるための開口部38・・・が形成
されている。
【0021】このため、貫通孔32内からベース20のガイ
ド溝25にはまり込んだ球は、そのガイド溝25から上方に
突出した球の上部が回転ディスク30の回転により上記球
押圧部35の球押圧面36に押されて、ガイド溝25に沿って
移動することができる。また、その後にガイド溝25から
導出溝26側へ送られる際に、当該球は、上記開口部38を
隔てた他の球押圧部35の球案内面37に沿って開口部38か
ら回転ディスク30の外部に抜け出、導出溝26側に移動す
ることができる。
【0022】また、各球押圧部35の上下方向の厚みは、
図3に示すように、球の半径にほぼ等しく設定されてい
る。このため、回転ディスク30の軸受部31にモータ50の
駆動軸51を固定する際には、回転ディスク30の下面をガ
イド溝25の底から球の直径以上離れて位置させることが
できる。前記球タンク60は、図1に示すように、開放下
面が前記回転ディスク30の上方に臨む筒状のタンク部61
と、このタンク部61の開放下面の縁周囲から外側に広が
った、前記ベース20の円形凹部21周囲の上面に重なるフ
ランジ部62とを備えている。このフランジ部62の四隅に
は、上下を貫くビス穴が各々設けられている。
【0023】前記裏板40は、図1,3に示すように、ベ
ース20下面と同じ面積の方形板で、その中央には、上下
に貫通した通し穴41が、下側に固定されるモータ50の駆
動軸51をベース20の軸穴24側に通すためにベース20の軸
穴24より一回り大きく形成されている。また、裏板40の
四隅には、上下を貫くビス穴が各々設けられている。そ
して、当該送球装置10は、図1,2に示すように、裏板
40をベース20の下面に重ねるとともに、前記回転ディス
ク30の上方から球タンク60のフランジ部62をベース20の
円形凹部21周囲のベース20上面に重ねた後、これら球タ
ンク60のフランジ部62、ベース20、裏板40の四隅にそれ
ぞれ設けられた前記ビス穴を縦に貫いてビス止めするこ
とで組み立てられている。組み立てられた後は、図2に
示すように、ベース20の排出路22の上面が球タンク60の
フランジ部62で蓋されるので、球の出口を球出口23の1
箇所にすることができる。
【0024】次に、以上のように形成された送球装置10
の動作について、図を用いて説明する。回転ディスク30
の上面には、図3に示すように、前記中央突起部34及び
突縁部33の傾斜下端側に貫通孔32が開口しているので、
球タンク60内の球は、貫通孔32へ導かれ、その中に落ち
込む。
【0025】貫通孔32に落ち込んだ球は、図3に示すよ
うに、その下半分が前記ガイド溝25にはまり込むととも
に、上部が貫通孔32の下縁から下方に垂設された前記球
押圧部35の球押圧面36に臨んで位置される。また、貫通
孔32内からガイド溝25に最初にはまり込んだ球の直上に
も、他の球1個が貫通孔32内に収まったまま載った状態
となる。なお、球タンク60内の球の量が多くて球の動き
がとれず、スムーズに貫通孔32に落ち込まない場合で
も、回転ディスク30の回転に伴って、その中央突起部34
の四角錘の角で球タンク60内の球がかき混ぜられるの
で、8個設けられている殆どの貫通孔32には、球が2個
づつ落ち込んだ状態が整えられる。
【0026】回転ディスク30の回転に伴い、ガイド溝25
に最初にはまり込んだ球は、回転方向の後方に位置する
球押圧部35の球押圧面36に押され、またガイド溝25に沿
いながらベース20の円形凹部21の底面上をC字形の軌跡
を描いてガイド溝25の先端部まで移送される。ガイド溝
25の先端部に達した最初の球は、そこから貫通孔32の回
転軌道の接線方向に延びた前記導出溝26に導かれ、モー
タ50の駆動軸51中心に回転運動していた球の向きが貫通
孔32の回転軌跡の接線方向に向けられる。すると、当該
最初の球は、後押ししていた球押圧部35の球押圧面36か
ら離れ、開口部38を隔てた他の球押圧部35の球案内面37
に沿って移動する。この時、前記したように回転ディス
ク30の下面はガイド溝25の底から球の直径以上離れてい
るので、当該最初の球は、回転ディスク30の下面に邪魔
されることなく当該開口部38から回転ディスク30の外側
に抜け出、回転運動していた勢いで導出溝26内を球出口
23側に送られる。
【0027】このようにして最初の球が導出溝26内を球
出口23側に送られると、当該最初の球の後方の貫通孔32
に同様に落ち込んでいて、ガイド溝25に沿って移送され
てきた次の球は、同様にして回転ディスク30の外側に抜
け出、導出溝26内を球出口23側に送られる。同様にし
て、導出溝26内に球が次々と送られるので、すでに導出
溝26内にある球は、後方から次々に送られる球により押
されて、最先の球から順に導出溝26の先端の球出口23か
ら外部に排出される。
【0028】特に、当該送球装置10がその球出口23を水
平より上方に向けて設置されてる場合には、導出溝26内
で球同士が数珠つなぎになり、最先の球は、その後方か
ら球が導出溝26に送られる度にその分上方に押しやら
れ、ついには球出口23から外部に排出される。その後
も、同様に後方の球で押し上げられた球が球出口23から
外部に次々と排出される。
【0029】一方、最初の球が導出溝26に沿って回転デ
ィスク30の外部に抜け出ると、貫通孔32内で最初の球の
直上に載っていた他の球は、支えを失ってすぐに下方に
移動する。そして、ガイド溝25の排出路22寄りの端から
始めてガイド溝25に沿ってもう1周した後、最初の球と
同様に導出溝26内に送られる。
【0030】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ので、以下に記載されるような効果を奏する。請求項1
記載の発明によれば、球の自然落下を利用するばかりで
なく、水平及び上方向に、1球ずつ制御しながら送球す
ることができるようにした弾球遊技機の送球装置を提供
することができる。
【0031】これに加え、請求項2記載の発明によれ
ば、次に送り出される球が待機するスペースを確保する
ことで、球の空送りを防ぎ、効率よく球を送り出すこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】送球装置の分解斜視図を示す。
【図2】送球装置の斜視図である。
【図3】送球装置の縦断面図である。
【図4】ベースの上面図である。
【図5】回転ディスクの上面図である。
【図6】回転ディスクの裏面図である。
【符号の説明】
10 送球装置 20 ベース 21 円形凹部 22 排出路 23 球出口 24 軸穴 25 ガイド溝 26 導出溝 30 回転ディスク 31 軸受部 32 貫通孔 33 突縁部 34 中央突起部 35 球押圧部 36 球押圧面 37 球案内面 38 開口部 40 裏板 41 通し穴 50 モータ 51 駆動軸 60 球タンク 61 タンク部 62 フランジ部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースと、このベースの上面上を回転す
    る回転ディスクと、この回転ディスクの円周方向に沿っ
    て形成され、上下に貫通した複数の貫通孔と、ベースに
    固定され、前記回転ディスクを回転させるモータと、ベ
    ースに固定され、前記回転ディスクの貫通孔に球を落下
    させる、下面が開放した球タンクとを備え、 上記ベースには、上記回転ディスクの貫通孔の回転軌跡
    に沿ってC字形に形成され、各貫通孔に落ち込んだ球の
    下部がはまり込むガイド溝と、回転ディスクの回転方向
    の前方に位置するガイド溝の先端部から連続して、貫通
    孔の回転軌跡の接線方向に延び、先端部が球出口として
    開放した導出溝とを備え、 前記回転ディスクの下面は、上記ガイド溝の底から上方
    に球の直径以上離れるとともに、 回転ディスクの各貫通孔には、回転ディスクの回転方向
    の後方に位置する各貫通孔の後縁部から前記ガイド溝に
    向かって下方に延び、ガイド溝に沿って球を押す球押圧
    部を形成したことを特徴とする弾球遊技機の送球装置。
  2. 【請求項2】 回転ディスクの各貫通孔は、球の直径に
    ほぼ等しい深さを有することを特徴とする請求項1記載
    の弾球遊技機の送球装置。
JP19885394A 1994-08-24 1994-08-24 弾球遊技機の送球装置 Pending JPH0857128A (ja)

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