JP2008125882A - メダル払出装置及び遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】メダルの払い出しに際して、メダル詰りが発生しやすい部位にメダル詰り回避構造を持たせてメダル詰りを防止する信頼性の高いメダルの払い出しを可能にするメダル払出装置及び遊技機を提供する。
【解決手段】回転ディスクのガイド羽根に回転送りガイドされてメダルを平面姿勢のまま回転送り通路側からメダル払出通路側に方向変換させる凹状のベース通路を設け、このベース通路の内周側と回転ディスクのメダル受入口の外周側の回転軌跡との間を結ぶ通路幅方向の距離がほぼメダルの直径に等しくなる付近に、メダル詰り回避用の乗り上げガイド面と、この乗り上げガイド面の回転送り方向の後段に形成されるメダル平面送り用の降下ガイド面とを備える。
【選択図】図15

Description

この発明は、例えばスロットマシンに内蔵されるようなメダル払出装置に関し、さらに詳しくはメダル詰り回避構造を有するメダル払出装置及び遊技機に関する。
従来、スロットマシンなどの遊技機に内蔵されているメダル払出装置(ホッパ装置)は、ホッパタンクに貯留されている多数枚のメダルを、ホッパタンクの底部に備えられている回転ディスクの回転動作によりホッパタンクからメダルを1枚ずつ分離し、分離されたメダルを平面的に回転送りさせてベース(ハウジングサポート)上に突出させているメダル払出用のガイドピンに衝突させることにより、メダルを回転ディスクの回転方向からメダル払出通路(メダル排出口)側へと方向変換させてメダルを払い出していた(例えば特許文献1参照)。
しかし、このようなホッパ装置では、薄いメダルやメダルのエッジが斜めになっている場合、平面的に回転送りされるメダルが払出用のガイドピンの上に乗り上げて、回転ディスクとガイドピンとの間でメダルをロックして詰ることがあった。
また、回転ディスクとベース(案内部材)とを上下に対設し、上部の回転ディスクのガイド羽根(駆動突起)によるメダルの回転送り作用と、下部の案内部材によるメダルの回転送り作用とによりメダルを回転送り通路側からメダル払出通路(送出溝)側へと方向変換させてメダルを払い出すメダル払出装置(コイン送出装置)が知られている(例えば特許文献2参照)。
この場合、案内部材の回転送り通路は、前記送出溝に近づくにつれて次第に回転送り通路の外側へと通路方向を外向きに変えて形成される。これに対し、回転ディスクのメダル受入口(コイン穴)の回転軌跡は、該回転ディスクの回転軸を中心に一定の半径長さを保って回転する。よって、回転送りされるメダルの一部がコイン穴から完全に降下しない場合は、回転ディスクのコイン穴と案内部材の回転送り通路との間でメダルが挟持されて回転送り不能になり、メダル詰りを生じさせてしまう。例えば、コイン穴を降下するメダルの降下タイミングや降下姿勢によってはコイン穴の最下層に降下しないままメダルの外端側がコイン穴に介在し、メダルの内端側が案内部材の回転送り通路の内周側に摺接した場合に、メダルは通路幅方向に外向きと内向きとの相反する力が両側から加わり、メダルの払出過程でメダル詰りが発生することがあった。
特許第3341837号 特許第3766649号
そこでこの発明は、メダルの払い出しに際して、メダル詰りが発生しやすい部位にメダル詰り回避構造を持たせることにより、メダル詰りを防止することができる信頼性の高いメダル払出装置及び遊技機を提供することを目的とする。
この発明は、多数枚のメダルを貯留するホッパと、前記ホッパの底部に回転自由に配設され、該ホッパに貯留されているメダルを自重により降下させて受け入れるメダル受入口を上面に有し、このメダル受入口に受け入れられた最下層のメダルを平面姿勢のまま回転送りするガイド羽根を下面に有し、該メダル受入口に連通する下方のベースとの対向面間に、メダルが平面姿勢で通過可能な通路空間を外周面側に連通させてなる回転送り通路を有する回転ディスクと、前記回転ディスクを回転させる駆動機構と、前記駆動機構により回転される回転ディスクの回転に伴い前記回転送り通路に導かれたメダルを、回転送り方向の外周面に開口して接続されるメダル払出通路に向けて1枚ずつ連続的に回転送りし、送られてきたメダルを回転送り通路側からメダル払出通路側に方向変換させて払い出すメダル払出機構とを備えたメダル払出装置であって、前記ベースの上面には、前記ガイド羽根に回転送りガイドされる通路幅方向のメダルの両側をガイドして回転送り通路側からメダル払出通路側に方向変換させる凹状のベース通路と、前記ベース通路の内周側と前記メダル受入口の外周側の回転軌跡との間を結ぶ通路幅方向の距離がほぼメダルの直径に等しくなる付近に、前記ベース通路の内周側からベースの中心側に向けて次第に高く傾斜させたメダル詰り回避用の乗り上げガイド面と、前記乗り上げガイド面の回転送り方向の後段から前記メダル払出通路の直前の位置まで、該乗り上げガイド面から低位に落し込ませたメダル平面送り用の降下ガイド面とを備えたメダル払出装置であることを特徴とする。
前記乗り上げガイド面は傾斜面やテーパ面によって形成することができる。そして、メダルの払出過程で該メダルに両側からメダルを挟み込むようなメダル詰り力が働いた場合、メダルの内端側が乗り上げガイド面に乗り上げて傾斜姿勢となることで、内端側からの挟み込み力を回避させてメダル詰りの発生を未然に回避することができる。
前記降下ガイド面は、前記乗り上げガイド面に乗り上げたメダルを低位に落し込んで正常な平面送り姿勢に復帰させることができる高さに切欠いて設ける。従って、メダル詰りが発生しやすい部位に乗り上げガイド面に続いて降下ガイド面を連設させれば、メダルを回転送りして払い出すのに適したメダル詰り回避構造を構築できる。
この発明の態様として、前記乗り上げガイド面は、前記ベース通路の内周側に沿う乗り上げ始端部をベース通路の底面より高く、メダル厚さより低い高さに設定して構成することができる。
前記乗り上げガイド面の乗り上げ始端部をベース通路の底面より高くすることにより、ベース通路でのメダル回転送り時のガイド作用を確保している。また、前記乗り上げガイド面の乗り上げ始端部をメダル厚さより低くすることにより、メダルのエッジとの接触面積が少なくなる。よって、メダルに強い挟持圧が加わることによるメダル詰り誘起時に該メダルの端部が乗り上げガイド面に乗り上げやすくなり、メダル詰りを回避させることができる。
この発明の態様として、前記降下ガイド面は、前記乗り上げガイド面の回転送り方向の後段に隣接し、前記乗り上げガイド面からほぼ垂直に切欠いてなる段差部によって構成することができる。
前記降下ガイド面を、前記乗り上げガイド面の回転送り方向の後段に隣接することにより、メダルの乗り上げと降下とを連続的に行わせてメダルを傾斜姿勢から水平姿勢に戻す復帰動作を可能にしている。また、降下ガイド面をベース通路の内周側に沿わせて設けるためメダルが回転送りされると、前記乗り上げガイド面からほぼ垂直に切欠いてなる段差部へと導かれ、メダルを直ちに落し込ませて水平姿勢に戻すことができる。
この発明の態様として、前記乗り上げガイド面及び降下ガイド面をベースの上面に一体形成して構成することができる。
前記乗り上げガイド面と降下ガイド面とをベースの上面に一体形成することにより、ベースを共用した単体構成となり、部品点数の削減が図れる。
このように構成されたメダル払出装置を遊技機として用いれば、メダル詰りのない安定したメダルの払出動作ができる信頼性の高い運用が図れる。
この発明によれば、メダルの払出過程でメダル詰り力が働いても、その払出過程でメダル詰り力を確実に回避することができる。従って、メダル詰りが発生することのない信頼性の高いメダル払出装置が得られる。
この発明の一実施例を以下図面に基づいて説明する。
図面は遊技ホールに設置されるスロットマシンのメダル払出装置を示し、図1はスロットマシン11の前面扉12をスロットマシン本体13より片開き式に開口した内部構造を示す斜視図である。
この開口されたスロットマシン本体13側には、スロットマシン11の遊技を制御する制御部を搭載した制御基板11aが上部に内蔵されている。また、外周面の絵柄の位置を回転・停止させて遊技利用を行う3列のリール14を上部に設置し、下部中央にメダルmの取込み及び払出用のメダル払出装置15を設置し、その左側に電源装置16を設置し、右側にオーバフロータンク17を設置している。
一方、前面扉12側の内面には、内面上部よりリールカバー18と、メダル選別装置(メダルセレクタ)19と、メダル返却通路20と、払出接続口21aと、返却口21bとをこの順に有している。そして、この前面扉12の外面が接客面として設けられ、各種の遊技操作部が設置されている。このスロットマシン11の遊技時に投入されたメダルmは、メダル選別装置19に取込まれ、ここで選別された後、受付許可されたメダルmはメダル払出装置15へと搬送される。これに対し、メダル選別装置19で受付拒否された排除メダルはメダル返却通路20及び返却口21bを介して前面扉12の下皿(図示省略)へと返却される。
次に、メダル払出装置15について説明する。このメダル払出装置15は、図2及び図3の斜視図にも示すように、ベースブロック22上に、回転ディスク23とホッパタンク(以下ホッパと称す)24とを搭載して構成される。
前記ホッパ24は、上面を開放した逆四角錐形状を有する内部空間に多数枚のメダルmを貯留し、その貯留したメダルmを自重により下方の逆四角錐形状の中央部へと傾斜させて導く収納構造を有している。
さらに、ホッパ24の内部には、メダル貯留枚数が収納限界枚数を超えて余剰メダルが生じた場合に、その余剰メダルを前記オーバフロータンク17へと移送するオーバフローシュート25を備えている。このオーバフローシュート25は、メダルmを円滑に傾斜移送できる傾斜角度を有しており、ホッパ24内の上部の一隅部に沿わせて配設されている。このオーバフローシュート25に導かれた余剰メダルはホッパ24の一側壁面に開口されたオーバフロー放出口26より放出され、放出された余剰メダルは、その下方に対応するオーバフロータンク17へと収納される。
また、ホッパ24の下部の一側壁には該ホッパ24をベースブロック22に固定するための下連結部27(図2参照)が備えられ、ホッパ24の内部空間とオーバフローシュート25との間にはオーバフローしたメダルのみをオーバフロータンク17へ流すために放出口カバー28(図3参照)が備えられている。
さらに、ホッパ24とベースブロック22とを上下に対設させた一側壁の境目となる接合面間には、メダルmを平面姿勢で1枚ずつ払い出させるメダル払出口29を開口している。このメダル払出口29をスロットマシン11の下皿に通じる払出接続口21aに対応させて接続している。
前記ベースブロック22は、図4の斜視図にも示すように正方形状を有し、このベースブロック22の上面に、該上面全体を一定角度傾斜(例えば30度)させてなるベース傾斜面30を有している。そして、このベース傾斜面30の上面に回転ディスク23とホッパ24とメダル直接検知機構31とが搭載される。また、ベースブロック22は、図5のベース底面図に示すように、ベース傾斜面30の下面(裏面側)を中空形成し、この裏面中空部に回転ディスク23の駆動機構32やメダル間接検知機構33が設置されている。
前記ベース傾斜面30の上面側中央部には、ベースブロック22の裏面側に設置されている駆動機構32から上面側に突出させた回転軸34に、回転ディスク23の中心部に開口する軸孔42を挿通させて連結している。この場合、回転軸34の上端部に回り止め用のピン34a(図6参照)を交差させて設け、この交差部分に上方から軸孔42及び横長の開口部42a(後述)を被せるごとく挿通させることにより一体に連結している。従って、駆動機構32を駆動して回転軸34を回転させると、これと一体の回転ディスク23が回転される。
さらに、ベース傾斜面30の上面側の一端部と、回転ディスク23の外周面との間には、前記メダル払出口29に通じるメダル払出通路35が形成されている。このメダル払出通路35は、メダル1枚を平面姿勢で払い出すことができる凹部溝状の通路であり、該メダル払出通路35の外端部が前記メダル払出口29に連通し、内端部が回転ディスク23の外周面の一開口部に接続されている。従って、回転ディスク23から送り出されたメダルmは平面姿勢のままメダル払出通路35へと送り出される。
また、ベースブロック22の傾斜下部の上面両側には、ホッパ24の前記下連結部27を引っ掛けて着脱自在に取付ける着脱口36を有している。また、ベースブロック22の傾斜上部側にはホッパ24の引っ掛け部22aを有している。
前記駆動機構32は、モータ搭載台(図5参照)38の一側に搭載したモータMを駆動源とし、モータ搭載台38に内蔵されているモータMの出力軸と一体の図示しない駆動ギアに減速用の従動ギアを噛合させ、この従動ギアを回転軸34上のギアに噛合させることにより、回転軸34に連結された回転ディスク23に回転力が伝達される。これにより、モータMの駆動に基づいて回転ディスク23は一定速度で回転される。
次に、回転ディスク23の構造を、図6〜図8を参照して説明する。図6はベースブロック22に搭載される回転ディスク23との関係を分解して示す斜視図、図7は回転ディスク23を上方から見た斜視図、図8は回転ディスク23を下方から見た斜視図である。
この回転ディスク23は、上面の円盤39と、下面のディスクベース40とを上下に重ね合せて積層し、その周方向を複数のビス41により均等に締結した一体化構造を有している。
まず、上面層の円盤39は、図7に示すように、円形板の中心部に軸孔42を上下方向に貫通し、この軸孔42は、図8に示すように、下面の一部に前記ピン34aを挿通させる横長の開口部42aを連通して設け、この軸孔42及び開口部42aに、前記回転軸34とピン34aとを位置合せして下面側から挿通させ、上面側から座金43aを介してボルト43で螺着固定することにより、該円盤39と回転軸34とを回り止めして一体に連結している。
さらに、円盤39は軸孔42を中心とする周方向を6等分した同心円上の位置に、メダル1枚を平面姿勢で降下させる大きさに開口した円形のメダル受入口44を上下方向に貫通して設けている。これらのメダル受入口44は上方からのメダルmの受入れを円滑にするためのテーパガイド部44aを上面側に形成している。また、該円盤39の中央部を高位にし、その周辺部を低位にして略円錐状に突出させている。これにより、貯留されたメダルmが円盤39の中央部より分散して、その周囲の各メダル受入口44へと自然に供給されるようにしている。
さらに、円盤39の下面には、前記メダル受入口44ごとに対応する6枚のガイド羽根45を有している。このガイド羽根45は周方向に隣接するメダル受入口44間にそれぞれ形成され、メダル受入口44の最下層に降下して導かれたメダルmの外周面の一部をガイドする例えば、くの字形状を有している。そして、これらの6枚のガイド羽根45は上方の各メダル受入口44に対応しているため、メダルmがメダル受入口44を降下すると、該メダルmはガイド羽根45により回転時の遠心力を受けて回転送りされる方向にガイドされる。
また、前記ベースブロック22と回転ディスク23との上下の対向面間には、ホッパ24に貯留されたメダルmの荷重によって生じるモータMに対する負荷を低減するために、回転軸34を中心として環状に配設される金属製の平ワッシャW1と樹脂性のスラストワッシャW2との複数枚を介在させている。
前記下面のディスクベース40は、前記円盤39と略同じ大きさの外径寸法を有する環状板である。そして、図8に示すように、上面の円盤39と、下面のディスクベース40とを上下にビス41止めして連結することにより、これらの両部材39,40が2層構造に一体化した回転ディスク23が得られる。この回転ディスク23の2層間にメダルmを1枚ずつ回転送りするメダルmの回転送り通路46が形成される。
この回転送り通路46は、上方の円盤39と、該円盤39のメダル受入口44に連通する下方のディスクベース40との上下の対向面間に、メダル1枚分の平面的な通路空間を有し、この通路空間を外周面側に連通させて設けるものである。具体的には、ガイド羽根45と、円盤39の下面とディスクベース40の上面とで囲まれる空間であり、ここに至ったメダルmは、回転ディスク23の回転に伴いガイド羽根45によりメダルmの外周面がガイドされつつ、メダルmの上面が円盤39の下面にガイドされ、またメダルmの下面がディスクベース40及び後述するベース通路47にガイドされてメダルmは1枚ずつ回転送りされる。この場合、メダル1枚分の通路を安定して形成するために、円盤39とディスクベース40との上下面間の空間をメダル約1枚分の厚みより少し厚くなるようにディスクベース40を円盤39の下面に取付けている。また、この回転送り通路46の外周面と連通する回転ディスク23の外周面には周方向に等分して開口するメダル送出し用の外周面開口部46aを開口している。
図9は回転ディスクを取外したベースブロック22の斜視図である。このベースブロック22のベース傾斜面30の中央部には、回転ディスク23を若干沈み込ませて取付けるための円形凹状のベース通路47が形成されている。
このベース通路47は外周面側に、前記ディスクベース40と対応する環状溝48を有し、この環状溝48の底面周方向に複数個のゴミ落し穴49を開口している。さらに、この環状溝48は2層構造の円盤39とディスクベース40とを上方からビス41止めして一体に連結したときに、下方に突出するビス41の頭の逃し溝としての役目を有している。
また、ベース通路47の内周面側に、回転ディスク23で回転送りされるメダルmを回転送りガイドする内周ガイド面50を有している。さらに、この内周ガイド面50に対しては、メダル詰りの発生を解消させるメダル詰り解消構造(後述)が備えられている。
前記回転ディスク23は、図においては右回転し、この回転ディスク23の回転に伴い前記回転送り通路46に導かれたメダルmを平面姿勢のままベース傾斜面30上の傾斜低位側から傾斜高位側へと回転送りし、その回転送り方向の傾斜高位側の外周面に接続されるメダル払出通路35に向けて1枚ずつ連続的に回転送りする通路構造を有している。
図10はベース通路47上でのメダルmの通過姿勢を示す平面図、図11(A)はベース通路47上でのメダルmの正常な通過姿勢を示す要部縦断面図、図11(B)はメダル詰り回避用に傾斜したメダルmの通過姿勢を示す要部縦断面図、図11(C)はメダルmを傾斜姿勢から水平姿勢に戻す復帰動作を示す要部縦断面図である。
前記ベース通路47の内周側に形成される内周ガイド面50は、図10に示すように、半円形状と半楕円形状とを接合した平面視楕円形状を有し、具体的にはメダルmの内端側m1をガイドする一側に円形を有し、この円形の途中からメダル払出通路35に向けてメダルmを外向きに送出しガイドするための直線状に近い円弧形状を有している。一方、メダルmの外端側m2をガイドするベース通路47の外周側に外周ガイド面51が形成されている。これにより、凹状のベース通路47が形成される。
この場合、ベース通路47の内周ガイド面50と外周ガイド面51との通路間隔は、該ベース通路47の円形付近ではメダル受入口44からの受渡しに十分な通路幅を有している。そして、これより内周ガイド面50の円弧形状がメダル払出通路35に向けて近づくにつれてベース通路47の通路幅は次第に狭くなり、ベース通路47の終盤はメダル払出通路35に向くとともに、メダルmの払い出しに適した通路幅となる。
そして、ここに導かれたメダルmは平面姿勢のまま前記ガイド羽根45に回転送りガイドされ、さらに図11(A)に示すように、メダルmの内端側m1が内周ガイド面50によってガイドされて、ベース通路47側からメダル払出通路35側に方向変換させて払い出すものである。
ところで、前記内周ガイド面50に沿うベース傾斜面30の上面には、メダル詰りの発生を未然に解消させる乗り上げガイド面52と降下ガイド面53とを有している。
前記乗り上げガイド面52は、ベース通路47の内周ガイド面50と前記メダル受入口44の外周側の回転軌跡54との間を結ぶ通路幅の距離Lがほぼメダルmの直径に等しくなる付近に、前記ベース通路47の内周ガイド面50からベース傾斜面30の中心側に向けて次第に高く傾斜させた傾斜面であって、この傾斜面を内周ガイド面50に沿って細長く設けている。
このメダルmの払出過程で、図11(B)に想像線で示すように、メダルmがメダル受入口44の最下層に降下しないままメダルmの内端側m1がベース通路47の内周ガイド面50にガイドされ、メダルmの外端側m2がメダル受入口44内でガイドされたままの不安定な傾斜姿勢であるような場合、通路幅方向におけるメダルmの内端部と外端部が両側から挟み込まれた状態、すなわちメダル詰りの状態となる。このような場合、図11(B)に実線で示すように、メダルmは内端側が乗り上げガイド面52に乗り上げて傾斜することで、挟み込み力を回避させてメダル詰りを回避することができる。
従って、この乗り上げガイド面52は、メダルmの乗り上げ始端部となる内周ガイド面50の高さをベース通路47の底面より高く、またメダル厚さより低い立ち上げ高さに設定する。前記内周ガイド面50の高さをベース通路47の底面より高くするのは、メダルに挟み込み力が働かない場合の通常搬送時のベース通路47でのメダルmの払い出しガイド作用を確保するためであり、前記内周ガイド面50の高さをメダル厚さより低く設定するのは、メダルmのエッジとの接触面積を少なくしてメダル詰り誘起時に該メダルmの端部が乗り上げガイド面52に乗り上げ易くするためである。これにより、メダル詰りを容易に回避させることができる。
前記降下ガイド面53は、ベース通路47の回転送り方向に形成される乗り上げガイド面52の後段からメダル払出通路35の直前の位置まで内周ガイド面50に沿って細長くベース傾斜面30の上面に形成する。この場合、回転送りされるメダルmが乗り上げガイド面52に乗り上げた際に図11(C)に実線で示すように、乗り上げガイド面52から降下ガイド面53へと低位に落し込ませることができる。よって、メダル詰り回避直後のメダルmを正常な平面送り姿勢に復帰させることができる高さに切欠いて設ける。
従って、ベース通路47において、メダル詰りが発生しやすい部位に、乗り上げガイド面52に続いて降下ガイド面53を連設させれば、メダル詰りを回避させたメダルmを無効メダルとして再回転させず、そのまま有効メダルとして払い出すことができる。また、降下ガイド面53の形状として、例えば乗り上げガイド面52からほぼ垂直に切欠いてなる段差部を形成すれば、ガイド羽根45による回転送り過程でメダルmを直ちに落し込ませてメダルmを傾斜姿勢から水平姿勢に戻すことができる。また、降下ガイド面53を乗り上げガイド面52の回転送り方向の後段に隣接することにより、メダルmの乗り上げと降下とを連続的に行わせることができる。
さらに、前記乗り上げガイド面52及び降下ガイド面53をベースブロック22上のベース傾斜面30の中央部上面に一体的に形成できるので、ベース通路47及びメダル詰り回避構造して、乗り上げガイド面52,降下ガイド面53の各構成要素を単体部品で構成でき、部品点数の削減が図れる。
図12はメダル払出通路35の要部斜視図である。このメダル払出通路35は、前記回転送り通路46の終端側に開口して接続される。そして、このメダル払出通路35と回転送り通路46との分岐位置には、送られてきたメダルmを回転送り通路46側からメダル払出通路35側に方向変換させて払い出すために、主としてカウントローラR1と、メダル逃しプレート55と、メダル間接検知機構33(図5参照)と、メダル直接検知機構31とがメダル払出機構として備えられている。
前記回転送り通路46とメダル払出通路35との分岐位置には、回転ディスク23の外周面に沿ってベース傾斜面30の一部を開口した切抜き穴56を縦貫して設けている。この切抜き穴56の前端側(分岐位置側)にカウントローラR1を切抜き穴56内より上面に突き出た状態に介在させ、該切抜き穴56の後段にメダル逃しプレート55を介在させている。
前記カウントローラR1は、図5に示すように、カウントアーム57の一端に回動自由に軸支されている。さらに、このカウントローラR1は、切抜き穴56の前端側に待機するようにカウントアーム57自体をカウントアームストッパ用に設けられたストッパ片57bに当接する位置までカウントアーム復帰用スプリング58によって付勢させている。従って、カウントローラR1は分岐位置に回転送りされてきたメダルmを受け止めながら押し戻す方向に付勢力が働き、該カウントローラR1はメダルmの動きに追従して回転送り方向に進退して変位する。この結果、メダルmが回転送り通路46側からメダル払出通路35の入口(通路の分岐位置)に至ったとき、該メダルmを回転送り通路46側からメダル払出通路35側へと弾き飛ばす役目を有している。
そして、このカウントアーム57の他端と対応する位置には、メダル間接検知機構33としてのカウントセンサS1が配設されている。このメダル間接検知機構33は、カウントローラR1がメダルmの回転送り力を受けていない待機状態では、カウントアーム復帰用スプリング58の付勢作用によって、カウントアーム他端のセンサ遮光片57aが光電検知用のカウントセンサS1のスリット部間を遮光したOFF状態にある。一方、カウントローラR1がメダルmの回転送り力を受けたメダル検知状態では、カウントアーム復帰用スプリング58の付勢力に抗してカウントアーム57のセンサ遮光片57aが回動し、カウントセンサS1のスリット部間を横切るように往復運動したときに、カウントセンサS1のスリット部間が一時的に開放されてON状態となる。その後、メダルmがメダル払出通路35に移動して払い出されてカウントアーム57が元の位置に復帰することによって、再びカウントセンサS1はOFF状態に戻る。このように、メダル間接検知機構33はメダルmが払い出される動きを、カウントローラR1及びカウントアーム57の動きに基づいて、カウントセンサS1が間接的に検知する。
前記メダル逃しプレート55はメダル詰り回避用に配設され、回転送り通路46とメダル払出通路35との分岐位置に導かれたメダルmが回転ディスク23の内周寄りにあって回転送りされる場合(図14参照)に、この分岐位置に導かれたメダルmがガイド羽根45とカウントローラR1との間に挟持されたまま回転送りされて分岐位置を行き過ぎても、メダルmはメダル逃しプレート55の先端に当接して逆戻り動作される。
この場合、メダル逃しプレート55は後端側に配置されたメダル逃し用スプリング59を介して進退自在に設けられ、メダルmが該メダル逃しプレート55の先端に当接すると、メダル逃しプレート55はメダル逃し用スプリング59の付勢力に抗して一時的に後退する。その後、カウントアーム57が回動限界のエンド位置まで到達してメダルmが詰りそうになった場合、メダルmはメダル逃しプレート55の押し戻し力により押し戻され、メダル払出通路35へと押し戻しガイドされる。よって、回転送り通路46から分岐位置に導かれたメダルmは全てメダル払出通路35へと導くことができる。
前記メダル払出通路35は始端側の中間部に前記カウントローラR1が配設され、このカウントローラR1と対向するメダル払出通路35の始端側の通路幅のうち、ベース傾斜面30の傾斜低位側に、耐久性のよい金属製の払出プレート60を配設し、これと対向する始端側の通路幅におけるベース傾斜面30の傾斜高位側に、メダル直接検知機構31を配設している。
前記メダル直接検知機構31は、センサ本体61と、これを覆うセンサカバー62と、センサハーネスカバー63とから構成される。前記センサ本体61は光電検知用に通路方向に沿って並列して配設された始端側センサS2と終端側センサS3とを有し、外周囲を両カバー62,63で覆って保護すると共に、センサカバー62をベースブロック22のセンサ取付孔64に差し込んでセンサ本体61及び両カバー62,63を、ベースブロック22にビス65止め固定して搭載する。前記センサハーネスカバー63は、センサ本体61及びそのセンサハーネス66を被覆保護して外部からの不正行為を防止している。また、センサ本体61を搭載したときに、両センサS2,S3の検知光が、メダル払出通路35の上面に開口された投光孔67を傾斜方向に通過し、この通過したメダル払出通路35の上面を検知領域とし、ここを通過するメダルmを直接光電検知する。
従って、メダル間接検知機構33とメダル直接検知機構31とを備えることによって、メダルmが払い出されたことを2段階に検知することができる。ことに、払い出されるメダルmに対し、カウントセンサS1がメダルmを検知するメダル検知時間帯より始端側センサS2が若干遅れた時間帯に重複して検知するという検知構成をとっている。これにより、メダルmが回転送り通路46から分岐されてメダル払出通路35へと送られ、メダルmの送り方向が回転方向から直進方向へと方向変換されて移送されるときのメダル検知情報を精密に取得することができる。
前記センサカバー62は、センサ本体61を覆って保護するだけでなく、メダル払出通路35の上面に対設されて、該メダル払出通路35の一部を形成している。また、メダル払出装置15に対するアースを取るために、モータMとスロットマシン11に接触するフレーム68の底面付近のそれぞれにアース板69を配設し、該アース板69をアース用ハーネス70で接続している(図5参照)。
このように構成されたメダル払出装置15の正常なメダルの払出処理動作を示す図13の説明図を参照して説明する。
スロットマシン11の制御部からメダル払出枚数の信号が出力されると、モータMが駆動されて出力軸34を回転させる。この出力軸34の回転に連動して回転ディスク23が同方向に回転し、この回転ディスク23の回転に基づいて、ホッパ24に貯留されているメダルmは順に回転ディスク23のメダル受入口44へと導かれ、メダル受入口44に入ったメダルmは降下し、最下層のメダルmはベース通路47の上面に至る。ここに至ったメダルmはメダル受入口44から降下して離れ、ガイド羽根45によって回転送りされる。その後、メダルmはベース通路47に沿って進み、回転ディスク23の外周面開口部46aから外側へと押し出される。
外側へと押し出されたメダルmは、図13(A)に示すように、引き続きベース通路47の内周ガイド面50または外周ガイド面51に沿って移動し、メダルmが図13(B)に示すように、回転送り通路46とメダル払出通路35との分岐位置に達すると、分岐位置に配置されている払出プレート60及びカウントローラR1に当接する。当接したメダルmは、図13(C)に示すように、ガイド羽根45の回転力を受けて、さらに外側へと押し出され、カウントアーム復帰用スプリング58に付勢されているカウントローラR1を同じ回転方向に押し続けてメダル払出通路35の入口を広げる。
その時、カウントローラR1と一体化されているカウントアーム57が回動し、該カウントアーム57のセンサ遮光片57aがカウントセンサS1のスリット部間から外れて、カウントセンサS1がOFFとなる。その後、メダルmは図13(D)に示すように、ベース傾斜面30の平面的なメダル払出通路35上をメダル払出口29に向かって移動し、メダル直接検知機構31の通路方向に並列する始端側センサS2のスリット部と、終端側センサS3のスリット部を順に横切り、それぞれ順にONになる。
その後、メダルmがメダル払出口29に向かって移動すると、図13(E)に示すように、メダルmはメダルカウントローラR1から外れ、カウントアーム57はカウントアーム復帰用スプリング58により、元の復帰方向へ移動する。その際にカウントアーム57のセンサ遮光片57aがカウントセンサS1のスリット部を横切って、ストッパ片57bで止まり、カウントセンサS1が再びONになる。さらに、メダルmがメダル払出口29の方向に移動すると、図13(F)に示すように、始端側センサS2と終端側センサS3の各スリット部を通過し、これら両センサS2,S3がそれぞれ順にOFFになる。
このように正常なメダルmの払出動作では、メダルmは回転送り通路46からメダル払出通路35を通って払い出され、払い出されたメダルmは複数のセンサS1〜S3の検知情報によって正常に払い出されたことを検知する。
図14はメダルmが通路幅方向に変位送りされた際のメダルmの払出動作を示す説明図である。前記ガイド羽根45によって回転送り通路46を回転送りされるメダルmは、図14(A)に示すように、ベース通路47の内周ガイド面50または外周ガイド面51に沿って移動する。この場合、メダルmがメダル払出通路35側に移動せず、図14(B)に示すように、回転送り方向の中心側に寄って移動することがある。この場合、メダルmはメダル払出通路35側に方向変換されず、図14(C)に示すように、同回転送り方向に進んで該メダルmがカウントローラR1を同じ回転送り方向に押し続ける。
その後、メダルmはさらにメダル逃しプレート55を押して進もうとするが、図14(D)に示すように、カウントローラR1と一体のカウントアーム57が回動限界のエンド位置まで到達すると、メダルmは、図14(E)に示すように、メダル逃しプレート55の押し戻し力を受けて押し戻され、メダル払出通路35へと押し戻される。これにより、メダルmはメダル払出通路35上をメダル払出口29に向かって移動し、該メダルmの通過がメダル直接検知機構31によって検知される。その後、メダルmは図14(F)に示すように、メダル払出口29に向かって移動し、メダルmが通路幅方向に変位送りされても安定して払い出される。
図15はメダル詰りの発生を回転送り過程で未然に解消することができるメダル詰り回避動作を示す説明図である。
回転送り通路46に導かれたメダルmの内端側m1がベース通路47の内周ガイド面50にガイドされ、メダルmの外端側m2がメダル受入口44内でガイドされたままの不安定な傾斜姿勢であるような場合、メダルmは通路幅方向における両側から挟み込まれた状態となり、メダル詰り力が働いた状態となる。このような場合、メダルmは図15(A)及び図15(B)に示すように、内端側m1が乗り上げガイド面52に乗り上げて傾斜姿勢となることで、内端側からの挟み込み力を回避させてメダル詰りの発生を未然に回避することができる。
その後、乗り上げたメダルmは、図15(C)に示すように、乗り上げガイド面52と降下ガイド面53との境にくると、乗り上げガイド面52から降下ガイド面53へと低位に落し込まれる。これにより、メダルmは傾斜姿勢から正常な平面送り姿勢になる。その後、メダルmは図15(D)に示すように、ガイド羽根45によって回転送りされ、メダルmが図15(E)に示すように、回転送り通路46とメダル払出通路35との分岐位置に達すると、カウントローラR1に当接する。当接したメダルmは、図15(F)に示すように、カウントローラR1の弾き飛ばし力によってメダル払出通路35へと導かれて払い出される。
このようにメダルmを両側から挟み込むようなメダル詰り作用が働いても、直ちにメダル詰り作用を回避することができる。ことに、メダルmの乗り上げと降下とを連続的に行わせてメダルmを傾斜姿勢からメダルmの払い出しに適した水平姿勢に戻すことができ、メダルmの円滑な復帰動作を可能にしている。
次に、メダル払出時の各センサS1〜S3のタイミングチャートを図16に示す。
カウントセンサS1は、メダルmの動きに追従して回転送り方向に変位するカウントローラR1の変位動作に連動するカウントアーム57の動きをカウントセンサS1が検知することに基づいて、メダルmが前記回転送り通路46からメダル払出通路35へと払い出されたことを検知している。
このカウントセンサS1がメダルmを検知(OFF)しているメダル検知時間帯の一部に重複して始端側センサS2が検知(ON)し、同様に始端側センサS2の検知(ON)に引続き終端側センサS3が検知し、前記メダル払出通路35に払い出されてきたメダルmの通過の有無を的確に検知することができる。これら3個のセンサS1〜S3でメダルmの動きをメダル払出方向に沿って追従して検知するため、メダルmの払出動作を正確に確認できるだけでなく、メダルmの払出動作に対する不正行為が行われた場合にも正確に判別できる。
上述のように、メダルの払出過程でメダルを挟み込むようなメダル詰り力が働いても、そのメダル詰りが発生しやすい部位で、メダルを乗り上げガイド面に乗り上げさせてメダルを傾斜姿勢にさせることで、挟み込み力を一時的に回避させてメダル詰りを回避することができる。よって、メダル詰り回避構造を持たせることができ、メダル詰りのない信頼性の高いメダルの払い出しができる。
この発明の構成と、上述の一実施例の構成との対応において、
この発明のベースは、実施例のベースブロック22及びベース傾斜面30に対応し、
以下同様に、
駆動機構は、モータMに対応し、
メダル払出機構は、カウントローラR1,メダル逃しプレート55,メダル間接検知機構33,メダル直接検知機構31、払出しプレート60に対応し、
遊技機は、スロットマシン11に対応するも、この発明は上述の一実施例の構成に限定されるものではなく、請求項に記載される技術思想に基づいて応用することができる。
スロットマシンの内部構造を示す斜視図。 メダル払出装置を示す外観斜視図。 メダル払出装置のホッパ内を示す斜視図。 メダル払出装置のホッパを取外した状態を示す斜視図。 メダル払出装置の下面側を示す斜視図。 回転ディスクの支持構造を分解して示す要部分解斜視図。 回転ディスクを上面側から見た斜視図。 回転ディスクを下面側から見た斜視図。 メダルの払出状態を示すベースブロックの外観斜視図。 ベースブロック上でのメダルの回転送り状態を示す平面図。 (A)は図10のA−A線矢視断面図、(B)は図10のB−B線矢視断面図、(C)は図10のC−C線矢視断面図。 ベースブロック上のメダル直接検知機構を分解して示す斜視図。 メダルの正常な払出状態を示す説明図。 メダルが通路幅方向に変位した払出状態を示す説明図。 メダル詰りの発生を回転送り過程で解消する場合の説明図。 メダルの払出動作を示すタイムチャート。
符号の説明
11…スロットマシン
15…メダル払出装置
22…ベースブロック
23…回転ディスク
35…メダル払出通路
44…メダル受入口
45…ガイド羽根
46…回転送り通路
47…ベース通路
52…乗り上げガイド面
53…降下ガイド面
54…回転軌跡

Claims (5)

  1. 多数枚のメダルを貯留するホッパと、
    前記ホッパの底部に回転自由に配設され、該ホッパに貯留されているメダルを自重により降下させて受け入れるメダル受入口を上面に有し、このメダル受入口に受け入れられた最下層のメダルを平面姿勢のまま回転送りするガイド羽根を下面に有し、該メダル受入口に連通する下方のベースとの対向面間に、メダルが平面姿勢で通過可能な通路空間を外周面側に連通させてなる回転送り通路を有する回転ディスクと、
    前記回転ディスクを回転させる駆動機構と、
    前記駆動機構により回転される回転ディスクの回転に伴い前記回転送り通路に導かれたメダルを、回転送り方向の外周面に開口して接続されるメダル払出通路に向けて1枚ずつ連続的に回転送りし、送られてきたメダルを回転送り通路側からメダル払出通路側に方向変換させて払い出すメダル払出機構と、
    を備えたメダル払出装置であって、
    前記ベースの上面には、
    前記ガイド羽根に回転送りガイドされる通路幅方向のメダルの両側をガイドして回転送り通路側からメダル払出通路側に方向変換させる凹状のベース通路と、
    前記ベース通路の内周側と前記メダル受入口の外周側の回転軌跡との間を結ぶ通路幅方向の距離がほぼメダルの直径に等しくなる付近に、前記ベース通路の内周側からベースの中心側に向けて次第に高く傾斜させたメダル詰り回避用の乗り上げガイド面と、
    前記乗り上げガイド面の回転送り方向の後段から前記メダル払出通路の直前の位置まで、該乗り上げガイド面から低位に落し込ませたメダル平面送り用の降下ガイド面と、
    を備えたメダル払出装置。
  2. 前記乗り上げガイド面は、前記ベース通路の内周側に沿う乗り上げ始端部をベース通路の底面より高く、メダル厚さより低い高さに設定した
    請求項1に記載のメダル払出装置。
  3. 前記降下ガイド面は、前記乗り上げガイド面の回転送り方向の後段に隣接し、前記乗り上げガイド面からほぼ垂直に切欠いてなる段差部により形成した
    請求項1または2に記載のメダル払出装置。
  4. 前記乗り上げガイド面及び降下ガイド面をベースの上面に一体形成した
    請求項1、2または3に記載のメダル払出装置。
  5. 請求項1〜4の何れか1つに記載のメダル払出装置を備えた遊技機。
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