JP2009112364A - メダル払出装置及び遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技業界において問題視されているメダルを過払いさせるような不正行為を発見することができるセキュリティ性の高いメダル払出装置及び遊技機を提供する。
【解決手段】メダル払出口の内方に備えられているカウントローラがメダル1枚出しに要する時間を越えて通路開放位置に停止し続けたとき、回転ディスクをカウントローラの支持部材に当接させて、回転ディスクの回転を規制することにより不正行為を防止し、さらに回転ディスクの回転を停止させるにより不正行為の発生を検知する回転規制手段を構成する。
【選択図】図10

Description

この発明は、例えばスロットマシンに使用されるようなメダル類、あるいは流通硬貨などを1枚ずつ計数しながら払い出すメダル払出装置に関し、さらに詳しくは不正行為によりメダルが過剰に払い出されるのを防止するメダル払出装置及び遊技機に関する。
従来、スロットマシンなどに備えられるメダル払出装置は、メダルホッパに貯留されている多数枚のメダルを、その底部に備えられている回転ディスクの回転により1枚ずつ分離してメダル送出し開口部へと導いている。このメダル送出し開口部では、送られてきたメダルを、カウントローラを介してバネで付勢するカウントアームが配置されており、このカウントローラと一体のカウントアームがメダルを弾き飛ばし動作したときの動きをメダル投出センサが検出し、この検出結果により払い出されたメダルを計数している(例えば特許文献1参照)。
しかし、このような装置では、外部から不正にカウントローラを介してカウントアームを動かし、メダル投出センサのセンサ光を故意に遮光させて、メダルを過払いさせるという不正行為が行われやすかった。
このような不正対策として、カウントローラを不正に動かしたとき、カウントローラの進退する動きと、回転ディスク内のガイド羽根(ひれ)の回転する動きとの関係で、不正行為がなされてもメダルを1枚出し制限してメダルの連続的な払い出しを妨げるという対策に留まっていた。このため、現状では不正行為そのものを検知したり、不正行為が試みられたりしたことを感知することはできず、不正行為を発見することができなかった。
特開2001−52229号
そこでこの発明は、遊技業界において問題視されているメダルを過払いさせるような不正行為を発見することができるセキュリティ性の高いメダル払出装置及び遊技機を提供することを目的とする。
この発明は、多数枚のメダルを貯留するホッパと、前記ホッパの底部に回転自由に配設され、該ホッパに貯留されているメダルを自重により降下させて受け入れるメダル受入口を上面に有し、このメダル受入口に受け入れられた最下層のメダルを平面姿勢のまま回転送りするガイド羽根を下面に有し、該メダル受入口に連通する下方のベースとの対向面間に、最下層のメダルが平面姿勢で通過可能な通路空間を外周面側に連通させてなる回転送り通路を有する回転ディスクと、前記回転ディスクを回転させる駆動機構と、前記駆動機構により回転される回転ディスクの回転に伴い前記回転送り通路に導かれたメダルを、回転送り方向のベース外周面に開口して外方へと分岐されるメダル払出通路との分岐位置に向けて1枚ずつ回転送りし、前記分岐位置に送られてきたメダルを介して回転送り力を受けたとき、メダル払出方向の付勢力に抗して通路閉鎖位置から通路開放位置へと押し戻され、該通路開放位置に押し戻された通路開放時点でメダルを回転送り通路側よりメダル払出通路側に弾き飛ばし動作するカウントローラと、前記カウントローラを前記通路閉鎖位置と通路開放位置との間で進退自由に支持する支持部材と、前記カウントローラをメダル払出方向に付勢する付勢手段と、前記カウントローラによるメダルの弾き飛ばし動作を検知する検知手段とを備えたメダル払出装置であって、前記カウントローラがメダル1枚出しに要する時間を越えて、前記通路開放位置に停止し続けたとき、前記回転ディスクを前記カウントローラの支持部材に当接させて該回転ディスクの回転を規制する回転規制手段を備えたメダル払出装置であることを特徴とする。
前記カウントローラは、メダルを払い出す動きに応じて通路閉鎖位置と通路開放位置との間を進退してメダルの1枚出し動作を実行している。これに対し、メダルの払出待機状態では該カウントローラは付勢手段により付勢されて通路閉鎖位置に待機することになる。このため、カウントローラは付勢力が高まってメダルを弾き飛ばし動作する通路開放位置には一瞬しか存在しないことになり、カウントローラがメダル1枚出しに要する時間を越えて通路開放位置に停止し続けるような異常が発生すれば、このカウントローラの復帰異常の発生に伴い回転ディスクの回転を停止させることができる。
具体的には、前記カウントローラが通路開放位置に移動して通路が開放されたままの状態で復帰動作しない場合、該カウントローラと一体の支持部材が回転ディスクの回転領域に至り、該支持部材に回転ディスクの一部が当接して回転ディスクの回転を停止させる。よって、カウントローラが不正行為を受けて通路閉鎖位置から通路開放位置に移動した場合は、その不正行為に伴い支持部材が回転ディスクの動きを機械的に連動して停止させてしまい。メダル払出装置を強制的にロックさせてメダルの不正な払出を防止することができる。
また、不正行為に伴い回転ディスクが回転停止した場合は、検知手段がカウントローラを検知できないため検知手段の信号が一定時間OFFしてタイムアウトする。これにより、不正行為の発生を検知することができる。また、制御部からの駆動指令にかかわらず回転ディスクが機械的にロックされていて回転しないと、該モータに過負荷が掛かり過電流が流れる。この過電流検知によっても不正行為の発生を検知することができる。
このように、不正行為がなされた場合は、メダルを不正に獲得したか、否かにかかわらず、その不正行為そのものを検知することができる。このため、不正行為があれば、その不正行為に連動させて不正行為の発生、あるいはエラー発生と報知できるので不正行為を発見することができる。このため、遊技業界にとっては有益な不正対策となり、信頼性の高いセキュリティ管理が図れる。
この発明の態様として、前記回転規制手段は、前記回転ディスクに備えられた回転規制突起と、前記支持部材に備えられ、前記カウントローラがメダル1枚出しに要する時間を越えて、通路開放位置に停止し続けたとき、前記回転規制突起の回転軌跡に直交して該回転規制突起に当接させる回転停止部材とで構成することができる。
前記回転ディスクの回転規制に際して、回転ディスクに突設した回転規制突起の回転軌跡上に、支持部材に備えられた回転停止部材を直交可能に配置することで、回転ディスクを回転停止させることができる。ことに、回転規制突起の回転軌跡に回転停止部材を直交させることで、この回転規制突起に当接して受け止められる回転停止部材の受止角度が当接方向に対し略直角以上になり、最も安定した受止角度を確保して回転規制突起を回転停止させることができる。さらに、前記回転規制手段を、メダルを通過させる通路とは干渉しない場所を選定して配設する。例えば、回転ディスクの下部に設けるのが適している。
この発明の態様として、前記回転規制手段は、回転ディスクを構成する複数の積層部材間を連結する連結部材を回転規制用に前記回転ディスクの下面より垂設されるロック部と、前記ロック部の回転軌跡上で前記ベースとの接触を避けて該ベースの上面に形成される環状溝と、前記カウントローラが通路開放位置に至ったとき、前記環状溝の環状方向に直交して前記ロック部を受け止めるように前記支持部材の一部に形成された回転停止部材とを備えて構成することができる。
この構成によれば、回転ディスクの連結部材を回転停止用のロック部に兼用することができる。従って、既存の部品を有効利用できるため部品点数の削減が図れる。
このようなメダル払出装置を内蔵し、前記回転ディスクが前記回転規制手段により回転規制されたことを検知するエラー検知手段を備えた遊技機を構成することができる。このため、不正行為がなされた場合は、その不正行為そのものを検知して不正行為を発見することができる。
この発明によれば、メダル払出部分における不正行為を発見することができるので信頼性の高いセキュリティ管理が図れる。また、遊技業界にとっては有益な不正対策となる。
この発明の一実施例を以下図面に基づいて説明する。
図面は遊技ホールに設置されるスロットマシンのメダル払出装置を示し、図1はスロットマシン11の前面扉12をスロットマシン本体13より片開き式に開口した内部構造を示す斜視図である。
この開口されたスロットマシン本体13側には、スロットマシン11の遊技を制御する制御部を搭載した制御基板11aが上部に内蔵されている。また、上部には外周面の絵柄の位置を回転・停止させて遊技利用を行う3列のリール14を設置している。さらに、下部の中央にはメダルmの取込み及び払出用のメダル払出装置15を設置し、その左側に電源装置16を設置し、右側にオーバフロータンク17を設置している。
一方、前面扉12側の内面には、内面上部よりリールカバー18と、メダル選別装置(メダルセレクタ)19と、メダル返却通路20と、払出接続口21aと、返却口21bとをこの順に有している。そして、この前面扉12の外面が接客面として設けられ、各種の遊技操作部が設置されている。このスロットマシン11の遊技時に投入されたメダルmは、メダル選別装置19に取込まれ、ここで選別された後、受付許可されたメダルmはメダル払出装置15へと搬送される。これに対し、メダル選別装置19で受付拒否された排除メダルはメダル返却通路20及び返却口21bを介して前面扉12の下皿(図示省略)へと返却される。
次に、メダル払出装置15について説明する。このメダル払出装置15は、図2及び図3の斜視図にも示すように、ベースブロック22上に、回転ディスク23とホッパタンク(以下ホッパと称す)24とを搭載して構成される。
前記ホッパ24は、上面を開放した逆四角錐形状を有する内部空間に多数枚のメダルmを貯留し、その貯留したメダルmを自重により下方の逆四角錐形状の中央部へと傾斜させて導く収納構造を有している。
さらに、ホッパ24の内部には、メダル貯留枚数が収納限界枚数を超えて余剰メダルが生じた場合に、その余剰メダルを前記オーバフロータンク17へと移送するオーバフローシュート25を備えている。このオーバフローシュート25は、メダルmを円滑に傾斜移送できる傾斜角度を有しており、ホッパ24内の上部の一隅部に沿わせて配設されている。このオーバフローシュート25に導かれた余剰メダルはホッパ24の一側壁面に開口されたオーバフロー放出口26より放出され、放出された余剰メダルは、その下方に対応するオーバフロータンク17へと収納される。
また、ホッパ24の下部の一側壁には該ホッパ24をベースブロック22に固定するための下連結部27(図2参照)が備えられ、ホッパ24の内部空間とオーバフローシュート25との間にはオーバフローしたメダルのみをオーバフロータンク17へ流すために放出口カバー28(図3参照)が備えられている。
さらに、ホッパ24とベースブロック22とを上下に対設させた一側壁の境目となる接合面間には、メダルmを平面姿勢で1枚ずつ払い出させるメダル払出口29を開口している。このメダル払出口29をスロットマシン11の下皿に通じる払出接続口21aに対応させて接続している。
前記ベースブロック22は、図4の斜視図にも示すように正方形状を有し、このベースブロック22の上面に、該上面全体を一定角度傾斜(例えば30度)させてなるベース傾斜面30を有している。そして、このベース傾斜面30の上面に回転ディスク23とホッパ24とメダル直接検知機構31とが搭載される。また、ベースブロック22は、図5のベース底面図に示すように、ベース傾斜面30の下面(裏面側)を中空形成し、この裏面中空部に回転ディスク23の駆動機構32やメダル間接検知機構33が設置されている。
前記ベース傾斜面30の上面側中央部には、ベースブロック22の裏面側に設置されている駆動機構32から上面側に突出させた回転軸34(図6参照)に、回転ディスク23の中心部に開口する軸孔42を挿通させて連結している。この場合、回転軸34の上端部に回り止め用のピン34a(図6参照)を交差させて設け、この交差部分に上方から軸孔42及び横長の開口部42a(図8参照)を被せるごとく挿通させることにより一体に連結している。従って、駆動機構32を駆動して回転軸34を回転させると、これと一体の回転ディスク23が回転される。
さらに、ベース傾斜面30の上面側の一端部と、回転ディスク23の外周面との間には、前記メダル払出口29に通じるメダル払出通路35が形成されている。このメダル払出通路35は、メダル1枚を平面姿勢で払い出すことができる凹溝状の通路であり、該メダル払出通路35の外端部が前記メダル払出口29に連通し、内端部が回転ディスク23の外周面の一開口部に接続されている。従って、回転ディスク23から送り出されたメダルmは平面姿勢のままメダル払出通路35へと送り出される。
また、ベースブロック22の傾斜下部の上面両側には、ホッパ24の前記下連結部27を引っ掛けて着脱自在に取付ける着脱口36を有している。また、ベースブロック22の傾斜上部側にはホッパ24の引っ掛け部22aを有している。
前記駆動機構32は、モータ搭載台(図5参照)38に搭載したモータMを駆動源とし、該モータMの出力軸と一体の図示しない駆動ギアに減速用の従動ギアを噛合させ、この従動ギアを回転軸34上のギアに噛合させることにより、回転軸34に連結された回転ディスク23に回転力が伝達される。これにより、モータMの駆動に基づいて回転ディスク23は一定速度で回転される。
次に、回転ディスク23の構造を、図6〜図8を参照して説明する。図6はベースブロック22に搭載される回転ディスク23との関係を分解して示す斜視図、図7は回転ディスク23を上方から見た斜視図、図8は回転ディスク23を下方から見た斜視図である。
この回転ディスク23は、上面の円盤39と、下面のディスクベース40とを上下に重ね合せて積層し、その周方向を複数のビス41により均等に締結した一体化構造を有している。
まず、上面層の円盤39は、図7に示すように、円形板の中心部に軸孔42を上下方向に貫通している。この軸孔42は、図8に示すように、下面の一部に前記ピン34aを挿通させる横長の開口部42aを連通して設け、この軸孔42及び開口部42aに、前記回転軸34とピン34aとを位置合せして下面側から挿通させ、上面側から座金43aを介してボルト43で螺着固定することにより、該円盤39と回転軸34とを回り止めして一体に連結している。
さらに、円盤39は軸孔42を中心とする周方向を6等分した同心円上の位置に、メダル1枚を平面姿勢で降下させる大きさに開口した円形のメダル受入口44を上下方向に貫通して設けている。これらのメダル受入口44は上方からのメダルmの受入れを円滑にするためのテーパガイド部44aを上面側に形成している。また、該円盤39は中央部を高位にし、その周辺部を低位にして略円錐状に突出させている。これにより、ホッパ24に貯留された多くのメダルmが円盤39の中央部より分散して、その周囲の各メダル受入口44へと自然に供給されるようにしている。
さらに、円盤39の下面には、前記メダル受入口44ごとに対応する6枚のガイド羽根45を有している。このガイド羽根45は周方向に隣接するメダル受入口44間にそれぞれ形成され、メダル受入口44の最下層に降下して導かれたメダルmの外周面の一部をガイドする例えば、滑らかな円弧形状を有している。そして、これらの6枚のガイド羽根45は上方の各メダル受入口44に対応しているため、メダルmがメダル受入口44を降下すると、該メダルmはガイド羽根45により回転時の遠心力を受けて回転送りされる方向にガイドされる。
また、前記ベースブロック22と回転ディスク23との上下の対向面間には、ホッパ24に貯留されたメダルmの荷重によって生じるモータMに対する負荷を低減するために、回転軸34を中心として環状に配設される金属製の平ワッシャW1と樹脂性のスラストワッシャW2との複数枚を介在させている。
前記下面層のディスクベース40は、前記円盤39と略同じ大きさの外径寸法を有する環状板である。そして、図8に示すように、上面の円盤39と、下面のディスクベース40とを上下にビス41止めして連結することにより、これらの両部材39,40が2層構造を有して一体化した回転ディスク23が得られる。この回転ディスク23の2層間にメダルmを1枚ずつ回転送りするメダルmの回転送り通路46(図6参照)が形成される。
この回転送り通路46は、上方の円盤39と、該円盤39のメダル受入口44に連通する下方のディスクベース40との上下の対向面間に、メダル1枚分の平面的な通路空間を周方向に有するものであり、この通路空間を外周面側に連通させて設けている。具体的には、ガイド羽根45と、円盤39の下面と、ディスクベース40の上面とで囲まれる空間であり、ここに至ったメダルmは、回転ディスク23の回転に伴いガイド羽根45によりメダルmの外周面がガイドされつつ、メダルmの上面が円盤39の下面にガイドされ、またメダルmの下面がディスクベース40及び後述するベース通路47にガイドされてメダルmは1枚ずつ回転送りされる。この場合、メダル1枚分の通路を確保するために、円盤39とディスクベース40との上下面間の空間を、メダル約1枚分の厚みより少し大きい寸法にしてディスクベース40を円盤39の下面に取付けている。また、この回転送り通路46の外周面と連通する回転ディスク23の外周面には、周方向に等分して開口するメダル送出し用の外周面開口部46aを開口している。
前記ベースブロック22のベース傾斜面30の中央部には、図6に示すように、回転ディスク23を若干沈み込ませて取付けるための円形凹状のベース通路47が形成されている。
このベース通路47は外周面側に、前記ディスクベース40と対応する環状溝48を有し、この環状溝48の底面周方向に複数個のゴミ落し穴49を開口している。さらに、この環状溝48は2層構造の円盤39とディスクベース40とを上方からビス41止めして一体に連結したときに、下方に突出する回転規制突起としてのロック部73とビス41の頭の逃し溝としての役目を有している。また、ベース通路47の内周面側には、回転ディスク23の回転に伴いメダルmを回転送りガイドする内周ガイド面50が備えられている。
前記回転ディスク23は、図においては右回転し、この回転ディスク23の回転に伴い前記回転送り通路46に導かれたメダルmを平面姿勢のままベース傾斜面30上の傾斜低位側から傾斜高位側へと回転送りし、その回転送り方向の傾斜高位側の外周面に分岐接続されるメダル払出通路35に向けて1枚ずつ連続的に回転送りする通路構造を有している。
前記ベース通路47の内周側に形成される内周ガイド面50と対向する該ベース通路47の外周側には外周ガイド面51が形成されている。そして、ここに導かれたメダルmは平面姿勢のまま前記ガイド羽根45に回転送りガイドされ、さらにメダルmの内端側が内周ガイド面50によってガイドされ、またメダルmの外端側が外周ガイド面51によってガイドされて、ベース通路47上の回転送り通路46側からメダル払出通路35側に方向変換させて払い出すものである。
前記回転送り通路46とメダル払出通路35との分岐位置Pの部分は、回転送り通路46の終端側にメダル払出通路35の始端側が開口して接続される。そして、このメダル払出通路35と回転送り通路46との分岐位置Pには、送られてきたメダルmを回転送り通路46側からメダル払出通路35側に方向変換させて払い出すメダル払出機構としてのカウントローラRが対設されている。さらに、分岐位置Pの前段には、払出動作前のメダルmを検知するメダル直接検知機構31が配設されている。また、前記カウントローラRに対しては、該カウントローラRの動きを検知するメダル間接検知機構33(図5参照)が備えられている。
前記回転送り通路46とメダル払出通路35との分岐位置Pには、その高位側に回転ディスク23の外周面に沿ってベース傾斜面30の一部を開口した切抜き穴56を縦貫して設けている。この切抜き穴56の前端側(分岐位置側)にカウントローラRを切抜き穴56内より上面に突き出た状態に介在させている。
前記カウントローラRは、図5及び図10に示すように、カウントアーム57の一端にカウントローラ軸63によって回動自由に軸支されている。さらに、このカウントローラRは、切抜き穴56の前端側となる通路閉鎖位置P1に待機するように、カウントアーム57自体をカウントアームストッパ用に設けられたストッパ片54に当接する位置までカウントアーム復帰用スプリング58によって付勢させている。従って、カウントローラRは分岐位置Pに回転送りされてきたメダルmを受け止めながら押し戻す方向に付勢力が働き、該カウントローラRはメダルmの動きに追従して回転送り方向に進退して変位する。
また、カウントローラRが切抜き穴56の後端側となる通路開放位置P2に至った時、分岐位置Pではメダル径に相当する開放通路が形成され、これよりメダルmをメダル払出通路35側に通過させることが可能になる。この結果、メダルmが回転送り通路46側からメダル払出通路35の入口(通路の分岐位置P)に至ったとき、カウントアーム復帰用スプリング58の復帰力を受けたカウントローラRにより、メダルmを回転送り通路46側からメダル払出通路35側へと略90度方向変換させて弾き飛ばすことができる。
前記カウントアーム57の他端と対応する位置には、メダル間接検知機構33としてのカウントセンサSが配設されている。このカウントセンサSは、カウントアーム復帰用スプリング58の付勢作用によって、カウントアーム他端のセンサ遮光片57aの位置を光電検知している。そして、カウントローラRがメダルmの回転送り力を受けていない待機状態では、該カウントセンサSのスリット部間を遮光したOFF状態にある。
一方、カウントローラRがメダルmの回転送り力を受けたメダル検知状態では、カウントアーム復帰用スプリング58の付勢力に抗してカウントアーム57のセンサ遮光片57aがカウントセンサSのスリット部間を横切るように往復運動し、カウントセンサSのスリット部間を一時的に開放させてON状態にする。その後、メダルmが回転送り通路46からメダル払出通路35に送り出されてカウントアーム57が元の位置に復帰することによって、再びカウントセンサSはOFF状態に戻る。このように、メダル間接検知機構33はメダルmが払い出される動きを、カウントローラR及びカウントアーム57の動きに基づいて、カウントセンサSが間接的に検知する。
前記メダル払出通路35の始端側の通路幅のうち、ベース傾斜面30の傾斜低位側に、耐久性のよい金属製の払出プレート60を配設している。この払出プレート60はカウントローラRと対向して配設され、メダルmは払出プレート60とカウントローラRとの間を通って払い出される。そして、この払出プレート60の上面に、回転送り通路46内を検知するメダル直接検知機構31が配設される。
前記メダル直接検知機構31は、反射型検知センサ61と、これを保持するセンサホルダ62とから構成される。前記反射型検知センサ61は横長の長方体状を有し、下面に下向きにセンサ光を投光し、メダルからの反射光を受光する図示しない投受光部が備えられている。
また、センサホルダ62は、反射型検知センサ61を被覆保護して、外部から不正に操作されないようにしている。また、反射型検知センサ61を搭載したときに、センサ光が回転送り通路46と対応するベースブロック22の上面に開口されたセンサ用孔59に向けて投光しており、このセンサ用孔59の部分を反射型検知センサ61の検知領域とし、ここを通過するメダルmを直接、光電検知する。
なお、センサホルダ62は、反射型検知センサ61を収納して保護するだけでなく、回転送り通路46及びメダル払出通路35の上面に対設されて、両通路46,35の一部を形成している。
また、前記回転送り通路46(図10参照)は、前記分岐位置Pに近づくにつれて拡幅した拡幅領域55を形成している。該拡幅領域55は、回転送り通路46の分岐位置P直前の領域を、分岐位置Pに近づくにつれて外周側が次第に拡がる方向に滑らかに拡幅して設けている。これにより、回転送り通路46内に、回転ディスク23の回転領域を避けた反射型検知センサ61の検知領域を設けることができる。そして、該拡幅領域55にメダルmの通過を検知する前記反射型検知センサ61とそのセンサ用孔59を設けている。
次に、メダル払出機構としてのカウントローラRに対する不正対策について説明する。
図10(A)はカウントローラRが通路閉鎖位置P1で待機している状態を示す要部斜視図であり、図10(B)はカウントローラRが通路開放位置P2に移動した状態を示す要部斜視図である。
前記カウントローラRはメダル払出口29の内方で、通路閉鎖位置P1を基準に通路開放位置P2との間を1往復する間にメダルmを1枚払出動作するようにカウントアーム57に支持されている。
図11はカウントアーム57の拡大斜視図である。このカウントアーム57は横長のコの字形状を有し、その基端側のコの字形状の水平片64に軸支孔65を開口し、ここにベースブロック22の下面に垂設された支点軸66を挿通し、該支点軸66を回動支点に回動自由に軸支されている。また、基端側のコの字形状の他方の垂直片67にスプリング取付孔68が開口され、ここにカウントアーム復帰用スプリング58の一端が取り付けられ、その他端がベースブロック22に取り付けられている。
さらに、水平片64の先端部には傾斜突設させたセンサ遮光片57aを有し、また先端側の水平片64には受止部材としてのストッパ部69と前記カウントローラRが搭載されている。また、先端側の垂直片67にはゴム材等の弾性突部70が突設され、この弾性突部70がカウントアーム復帰用スプリング58の付勢力を受けてカウントアーム57が回動した時に前記ストッパ片54に当接して通路閉鎖位置P1に位置決めされる。
前記ストッパ部69は、逆凹形状の金具により形成され、前記水平片64の上面にビス71止めして固定設置されている。そして、この逆凹形状の一端面が受止面72として設けられる。この受止面72はカウントアーム57が支点軸66を回動支点に回動してカウントローラRが通路開放位置P2に至ったとき、該受止面72が回転ディスク23上の環状溝48の周方向に対し、直交する向きに取り付けられている。
このため、カウントアーム57が通路開放位置P2に回動して受止面72が環状溝48の周方向と直交する向きに移動された場合、正常な払出動作では該カウントアーム57がメダル1枚ごとの払出動作に追従して直ちに退避するので、該カウントアーム57と一体の受止面72も退避して回転ディスク23とは干渉しない。
ところが、カウントローラがメダル1枚出しに要する時間を越えて通路開放位置に停止し続けるような場合は、図8に示すように、回転ディスク23の下面周方向に6等分して垂設されたビス41付きのロック部73が環状溝48内を回転して通る際に、図12に示すように、該ロック部73の回転軌跡(環状溝48)上の通路を直交して遮った状態に受止面72が対向することになり、ここに回転してきた回転ディスク23と一体のロック部73が当接して受け止められる。これにより、回転ディスク23は回転停止される。
前記ロック部73と受止面72とは、互いに当接して回転停止される負荷が大きくかかるため、ロック部73側では、ビス41とディスクベース40との間に座金を兼ねたロックリング74を介在させて、ロック部73の接触面積を大きくとっている。また、受止面72側では、突片69aをカウントアーム57にビス71止めして強固に連結している。また、この受止面72はカウントアーム57の一部として一体形成して構成してもよく、前記ストッパ部69のようにカウントアーム57にビス71止めして構成してもよい。
さらに、カウントアーム57はカウントローラRとストッパ部69とを搭載して一体に移動するので、これらの形状に対応して移動可能な切抜き穴56をベース傾斜面30に開口している。
前記ロック部73と受止面72とから構成される回転規制手段は、図12に示すように、メダルmを通過させるメダル送出し用の外周面開口部46aに該当するメダル通路層75とは干渉しない回転ディスク23の下部層76に設けることができる。また、ロック部73は、回転ディスク23の積層方向の連結部材であるビス41の部分を、回転停止用のロック部73に兼用できる。従って、既存の構成部品をストッパ部品として有効利用できるので装置が大型化せず、また部品点数を少なく構成できるので低コスト化が図れる。
また、カウントローラRが通路開放位置P2に長く停止して一定時間復帰動作しなくなった場合は、回転ディスク23が停止するので、そのときのカウントセンサSの信号が一定時間OFFしてタイムアウトする。これにより、カウントローラRに対する不正行為の発生を検知することができる。このほかにも、モータMに電流を供給しているにもかかわらず回転ディスク23が回転しないので、該モータMに過電流が流れることによっても、同様にカウントローラRに対する不正行為の発生を検知することができる。よって、これらの検知信号をスロットマシンの制御部で監視することで、その不正行為そのものを検知して不正行為を発見することができる。
このように構成されたメダル払出装置15の正常な払出処理動作を、図13(A)〜(C)の説明図を参照して説明する。
スロットマシン11が遊技者にメダルmを払い出す際、スロットマシン11の制御部からメダル払出信号が出力されると、メダル払出装置15はモータMを駆動して出力軸34を回転(平面視右回転)する。また、この出力軸34に連結されている回転ディスク23及び回転ディスク23に締結されているディスクベース40も同方向に回転する。この回転ディスク23の回転に従って、ホッパ24に貯留されているメダルmは下方の回転ディスク23のメダル受入口44へと導かれ、メダル受入口44に入ったメダルmは降下し、最下層のメダルmがベース通路47の上面に至る。ここに至ったメダルmはガイド羽根45によって回転送りされ、メダル受入口44から離れる。その後、メダルmはベース通路47に沿って進み、回転ディスク23の外周面開口部46aから遠心力により外向きに押し出される。
外向きに押し出されたメダルmは、ベース通路47の内周ガイド面50または外周ガイド面51に沿って回転送りされ、メダルmが図13(A)に示すように、ガイド羽根45に押されて回転送りされる。そして、メダルmが反射型検知センサ61の検知領域を横切ると、反射型検知センサ61はONする。その後、メダルmは、図13(B)に示すように、回転送り通路46とメダル払出通路35との分岐位置Pへと送られ、分岐位置Pに配置されているカウントローラRに当接する。当接したメダルmは、ガイド羽根45の回転力を受けて、さらに外側へと押し出され、カウントアーム復帰用スプリング58に付勢されているカウントローラRを押してメダル払出通路35の入口を広げる。
その時、図13(C)に示すように、カウントローラRと一体化されているカウントアーム57も同方向に回動し、該カウントアーム57のセンサ遮光片57aがカウントセンサSのスリット部間から外れて、カウントセンサSがOFFとなる。その後、メダルmはメダル払出通路35に向かって移動し、反射型検知センサ61の検知領域から外れ、反射型検知センサ61はOFFとなる。
前記カウントローラRによって弾き飛ばされたメダルmは略90度方向変換されて払い出され、該メダルmがメダル払出口29に向かって移動すると、メダルmはカウントローラRから外れ、カウントアーム57はカウントアーム復帰用スプリング58により、元の復帰方向へ移動する。その際にカウントアーム57のセンサ遮光片57aがカウントセンサSのスリット部を横切って、ストッパ片54で止まり、カウントセンサSが再びONになる。
このようにメダルmの払出時は、メダルmが回転送り通路46からメダル払出通路35を通って払い出される。そして、払い出された1枚のメダルmは反射型検知センサ61とカウントセンサSとの両検知情報によって払出動作前から検知確認されることになり、メダルmの払出状態を正確に監視できる。
次に、メダル払出装置15のカウントローラRに対する不正が発生した場合を、図14(A)〜(C)の説明図を参照して説明する。
メダルの払出時に、図14(A)に示すように、カウントローラRを外部から押し込んで通路閉鎖位置P1から通路開放位置P2に移動させて不正行為を開始しようとした場合(ゴト初期状態)、カウントアーム57と一体のストッパ部69の受止面72がロック部73の回転軌跡上に直交して突出する。
この場合、カウントローラRは、メダルmを払い出す動きに応じて通路閉鎖位置P1と通路開放位置P2との間を進退してメダルmの1枚出し動作を実行する。これに対し、メダルの払出待機状態では該カウントローラRはカウントアーム復帰用スプリング58により付勢されて通路閉鎖位置P1に待機することになる。このため、カウントローラRは通路開放位置P2では付勢力が高まってメダルmを弾き飛ばし動作する。よって、通路開放位置P2には一瞬しか存在しないことになり、カウントローラRがメダル1枚出しに要する時間を越えて通路開放位置P2に停止し続けるような異常が発生すれば、図14(B)に示すように、このカウントローラRの復帰異常発生に伴い回転ディスク23のロック部73がカウントアーム57の受止面72に当接して回転ディスク23の回転を停止させる。
よって、カウントローラRが不正行為を受けて通路閉鎖位置P1から通路開放位置P2に移動したままの場合は、その不正行為に伴いカウントアーム57が回転ディスク23の動きを機械的に連動して停止させてしまい、メダル払出装置15を強制的にロックさせてメダルの不正な払出を防止することができる。
その際に、カウントアーム57の動きを検知しているカウントセンサSのタイムアウトやモータMの過電流検知などによりスロットマシン11側からエラー出力を出力させることができる。
さらに、図14(C)に示すように、不正により外部からカウントローラRと一体のカウントアーム57を可能な限り回転ディスク23の回転方向へ押し広げた際にも、回転ディスク23の動きを機械的に連動して停止させてしまい、メダル払出装置15を強制的にロックさせてメダルの不正な払出を防止することができる。
なお、カウントアーム57の動きは、周方向に6等分されたガイド羽根45を介して払い出されるメダルごとの動きに応じて支点軸66を回動支点に一定間隔で往復動作する。また、ロック部73も周方向に6等分して垂設されているため、不正発生時には1/6の回転量以下で直ちにロックして回転ディスク23を回転停止させることができる。よって、回転ディスク23が回転停止するまでに、仮に不正にメダルmが払い出されることがあっても2枚以上を超えることはない。
上述のように、不正行為がなされた場合は、不正にメダルを獲得したか、否かにかかわらず、その不正行為そのものを検知することができる。このため、不正行為があれば、その不正行為に連動させて不正行為発生、あるいはエラー発生と報知できるので不正行為を発見することができる。このため、遊技業界にとっては有益な不正対策となり、信頼性の高いセキュリティ管理が図れる。
この発明の構成と、上述の一実施例の構成との対応において、
この発明の支持部材は、実施例のカウントアーム57に対応し、
以下同様に、
付勢手段は、カウントアーム復帰用スプリング58に対応し、
検知手段は、カウントセンサSに対応し、
回転規制手段は、受止面72とロック部73に対応し、
回転停止部材は、受止面72を備えたストッパ部69に対応し、
回転規制突起は、ロック部73に対応し、
遊技機は、スロットマシン11に対応するも、この発明は上述の一実施例の構成のみに限定されるものではなく、請求項に記載される技術思想に基づいて応用することができる。
スロットマシンの内部構造を示す斜視図。 メダル払出装置を示す外観斜視図。 メダル払出装置のホッパ内を示す斜視図。 メダル払出装置のホッパを取外した状態を示す斜視図。 メダル払出装置の下面側を示す斜視図。 回転ディスクの支持構造を分解して示す要部分解斜視図。 回転ディスクを上面側から見た斜視図。 回転ディスクを下面側から見た斜視図。 ベースブロック上のメダル直接検知機構を分解して示す斜視図。 (A)はカウントローラが通路閉鎖位置で待機している状態を示す要部斜視図、(B)はカウントローラが通路開放位置に移動した状態を示す要部斜視図。 カウントアームを示す拡大斜視図。 受止面とロック部との対応状態を示す要部縦断面図。 メダルの正常な払出状態を示す動作説明図。 メダルの不正な払出状態を示す動作説明図。
符号の説明
11…スロットマシン
15…メダル払出装置
23…回転ディスク
57…カウントアーム
72…受止面
73…ロック部
P…分岐位置
P1…通路閉鎖位置
P2…通路開放位置
R…カウントローラ

Claims (4)

  1. 多数枚のメダルを貯留するホッパと、
    前記ホッパの底部に回転自由に配設され、該ホッパに貯留されているメダルを自重により降下させて受け入れるメダル受入口を上面に有し、このメダル受入口に受け入れられた最下層のメダルを平面姿勢のまま回転送りするガイド羽根を下面に有し、該メダル受入口に連通する下方のベースとの対向面間に、最下層のメダルが平面姿勢で通過可能な通路空間を外周面側に連通させてなる回転送り通路を有する回転ディスクと、
    前記回転ディスクを回転させる駆動機構と、
    前記駆動機構により回転される回転ディスクの回転に伴い前記回転送り通路に導かれたメダルを、回転送り方向のベース外周面に開口して外方へと分岐されるメダル払出通路との分岐位置に向けて1枚ずつ回転送りし、前記分岐位置に送られてきたメダルを介して回転送り力を受けたとき、メダル払出方向の付勢力に抗して通路閉鎖位置から通路開放位置へと押し戻され、該通路開放位置に押し戻された通路開放時点でメダルを回転送り通路側よりメダル払出通路側に弾き飛ばし動作するカウントローラと、
    前記カウントローラを前記通路閉鎖位置と通路開放位置との間で進退自由に支持する支持部材と、
    前記カウントローラをメダル払出方向に付勢する付勢手段と、
    前記カウントローラによるメダルの弾き飛ばし動作を検知する検知手段と、
    を備えたメダル払出装置であって、
    前記カウントローラがメダル1枚出しに要する時間を越えて前記通路開放位置に停止し続けたとき、前記回転ディスクを前記カウントローラの支持部材に当接させて該回転ディスクの回転を規制する回転規制手段を備えた
    メダル払出装置。
  2. 前記回転規制手段は、
    前記回転ディスクに備えられた回転規制突起と、
    前記支持部材に備えられ、前記カウントローラがメダル1枚出しに要する時間を越えて通路開放位置に停止し続けたとき、前記回転規制突起の回転軌跡に直交して該回転規制突起に当接させる回転停止部材とで構成した
    請求項1に記載のメダル払出装置。
  3. 前記回転規制手段は、
    回転ディスクを構成する複数の積層部材間を連結する連結部材を回転規制用に前記回転ディスクの下面より垂設されるロック部と、
    前記ロック部の回転軌跡上で前記ベースとの接触を避けて該ベースの上面に形成される環状溝と、
    前記カウントローラが通路開放位置に至ったとき、前記環状溝の環状方向に直交して前記ロック部を受け止めるように前記支持部材の一部に形成された回転停止部材と、
    を備えて構成した請求項1または2に記載のメダル払出装置。
  4. 請求項1、2または3に記載のメダル払出装置を内蔵し、前記回転ディスクが前記回転規制手段により回転規制されたことを検知するエラー検知手段を備えた遊技機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013017510A (ja) * 2011-07-07 2013-01-31 Kita Denshi Corp 遊技機
JP2017136311A (ja) * 2016-02-05 2017-08-10 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機

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