JP2003236184A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2003236184A
JP2003236184A JP2002040647A JP2002040647A JP2003236184A JP 2003236184 A JP2003236184 A JP 2003236184A JP 2002040647 A JP2002040647 A JP 2002040647A JP 2002040647 A JP2002040647 A JP 2002040647A JP 2003236184 A JP2003236184 A JP 2003236184A
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高明 市原
Atsushi Saito
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 駆動装置の限られたスペース内において、電
動アクチュエータに対し放熱部材を容易に設置可能とす
るとともに、放熱部材による電動アクチュエータの放熱
性能を高めることができる遊技機を提供する。 【解決手段】 電動アクチュエータ80を駆動源として
駆動される駆動装置30を備える。電動アクチュエータ
80に対し、その電動アクチュエータ80が発する熱を
吸収して放熱するための放熱部材111が配設される。
放熱部材111は、吸熱性並びに放熱性に優れる材料に
よって形成されるとともに、電動アクチュエータ80に
近接しかつ同電動アクチュエータ80が発する熱を吸収
する吸熱部112と、その吸熱部112の少なくとも一
端部から延出されかつ電動アクチュエータ80の側方に
沿って所定の隙間を隔てる放熱部113と、を一体状に
備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電動アクチュエ
ータを駆動源として駆動される駆動装置を備えた遊技機
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、球(パチンコ球)を使用して遊技
を行う遊技機(例えば、弾球遊技機とも呼ばれているパ
チンコ機)においては、電動アクチュエータを駆動源と
して駆動される駆動装置として、球払出装置、球発射装
置、電動役物装置等が配設されている。例えば、電動ア
クチュエータを駆動源として駆動される駆動装置として
球払出装置である場合、球払出装置には、球通路と、そ
の球通路の球を所定位置に払い出す球払出部材(例え
ば、スプロケット等の回転体)と、その球払出部材を駆
動するための電動アクチュエータ(例えば、払出用モー
タ)と、がそれぞれ配設されるのが一般的である。この
種の球払出装置において、例えば、大当たり遊技の際、
多数個の球を連続的に払い出すために、払出用モータが
所定時間にわたって略連続して作動されることから払出
用モータが過大に発熱する場合がある。払出用モータが
過大に発熱すると、モータの出力軸が焼き付いて作動不
良を招く等の不具合が発生する。このような不具合を防
止するため、払出用モータに金属製平板状の放熱板を装
着することが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、金属製平板
状の放熱板によって放熱性能を高めるためには、面積が
大きい放熱板を用いなければならない。しかしながら球
払出装置のような駆動装置の限られたスペース内におい
て、払出用モータのような電動アクチュエータに、面積
が大きい放熱板を装着することが困難となる場合があっ
た。
【0004】この発明の目的は、前記問題点に鑑み、駆
動装置の限られたスペース内において、電動アクチュエ
ータに対し放熱部材を容易に設置可能とするとともに、
放熱部材による電動アクチュエータの放熱性能を高める
ことができる遊技機を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、第1の発明に係る遊技機は、請求項1に記載のとお
りの構成を要旨とするもので、電動アクチュエータを駆
動源として駆動される駆動装置を備える。前記電動アク
チュエータに対し、その電動アクチュエータが発する熱
を吸収して放熱するための放熱部材が配設される。前記
放熱部材は、吸熱性並びに放熱性に優れる材料によって
形成されるとともに、前記電動アクチュエータに近接し
かつ同電動アクチュエータが発する熱を吸収する吸熱部
と、その吸熱部の少なくとも一端部から延出されかつ前
記電動アクチュエータの側方に沿って所定の隙間を隔て
る放熱部と、を一体状に備えている。
【0006】したがって、放熱部材の吸熱部は、電動ア
クチュエータに近接して設け、放熱部は、電動アクチュ
エータの側方に沿って所定の隙間を隔てて設けることに
よって、駆動装置の限られたスペース内において、電動
アクチュエータに対し放熱部材を容易に設置可能とな
る。また、電動アクチュエータが発する熱の一部は、同
電動アクチュエータに近接する吸熱部によって良好に吸
収される。そして、吸熱部によって吸収された熱は吸熱
部において放熱されるとともに、前記熱の一部が放熱部
に伝導される。放熱部は、電動アクチュエータの側方に
沿って所定の隙間を隔てる。このため、放熱部に伝導さ
れるた熱は同放熱部において良好に放熱される。このよ
うにして、吸熱部と放熱部とを一体状に備えて放熱部材
が構成されることで、電動アクチュエータの放熱性能を
高めることができる。
【0007】また、第2の発明に係る遊技機は、請求項
2に記載のとおりの構成を要旨とするもので、放熱部材
は、電動アクチュエータを固定するための取付部として
機能する吸熱部と、前記電動アクチュエータの両側方に
所定の隙間を隔てる両保護壁として機能する放熱部とを
一体状に備えるとともに、前記電動アクチュエータを収
納する保護ケースのベース部を構成する。前記ベース部
には前記保護ケースのカバー体が開閉可能に設けられて
いる。したがって、ベース部とカバー体によって保護ケ
ースを形成することによって電動アクチュエータを収納
し保護することができる。また、ベース部に対しカバー
体を開放した状態で、電動アクチュエータの着脱や保守
点検を容易に行うことができる。特に、放熱部材によっ
て保護ケースのベース部を構成することができるため、
保護ケース専用のベース部を放熱部材と別個に製作して
組み付ける手間を省くことができ、部品点数や組付工数
を削減してコスト低減を図ることができる。
【0008】また、第3の発明に係る遊技機は、請求項
3に記載のとおりの構成を要旨とするもので、駆動装置
は、遊技に使用する球を所定位置まで払い出す球払出部
材を備えた球払出装置であり、電動アクチュエータは、
前記球払出部材を駆動する払出用モータである。したが
って、球払出装置の限られたスペース内において、払出
用モータに対し放熱部材を容易に設置可能となる。ま
た、払出用モータが所定時間にわたって略連続して作動
し発熱した場合、その払出用モータが発する熱が放熱部
材の吸熱部によって良好に吸収され、その熱の一部が放
熱部に伝導されて良好に放熱される。このため、払出用
モータが過大に発熱する不具合を防止することができ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図面にし
たがって説明する。球を使用して遊技を行う遊技機(例
えばパチンコ機)を後方から表した図1において、遊技
機1は、外枠2と、その外枠2の前側にヒンジ機能によ
って開閉可能に装着され方形枠状の前枠3とを主体とし
て構成されている。前枠3の前側には、周知のようにガ
ラス板を有する開閉扉、球B(パチンコ球)が貯留可能
な上皿、下皿、球発射用のハンドル装置等が配設されて
いる。前枠3の後面には、その枠開口部の周縁部におい
て遊技盤装着枠が固定状態で組み付けられ、その遊技盤
装着枠の枠内には遊技盤(図示しない)が着脱可能に嵌
込まれ、その遊技盤の後面の周囲が機構板10(裏セッ
ト板、裏機構板等とも呼ばれる)によって押されられた
状態で固定されている。なお、遊技盤の前面の遊技領域
には、各種入賞装置、役物装置、図柄表示装置、ゲート
口等が適宜に配設されている。
【0010】機構板10の後面の上部には、球Bが貯留
される球タンク11と、その球タンク11の一端寄りの
下部に接続されるタンクレール12とがそれぞれ装着さ
れている。タンクレール12は、その一側から他側(図
1に向かって左側から右側)に向けて球Bが前後2列に
整列されながら流れる傾斜状の球送り通路13が形成さ
れ、その球送り通路13の下傾端を球送出部としてい
る。機構板10の後面の片側(図1に向かって右側)に
は、タンクレール12の球送出部に隣接してユニット装
着部が設けられ、そのユニット装着部には球払出装置3
0を構成する1つのユニット状の球払出装置ユニット3
1が着脱可能に装着されている。
【0011】また、機構板10の後側には、球払出装置
ユニット31の賞球用通路72並びに貸球用通路73の
下流端を合流してこれら賞球用通路72及び貸球用通路
73から払い出された球Bを所定位置まで導く前後2列
の本体側払出通路14が形成されている。また、本体側
払出通路14の下流部には球Bを上皿に導く上皿用球通
路16が設けられている。また、上皿用球通路16には
上皿用球溜部17が形成され、その上皿用球溜部17の
一側には、上皿の球Bが満杯になったときに上皿用球溜
部17の球Bを下皿に導く下皿用球通路19が形成され
ている。また、機構板10の後側には、球タンク11及
びタンクレール12の球Bを球払出装置ユニット31の
一部に設けられた排出通路50を介して機外に排出する
ための本体側排出通路21が形成されている。
【0012】図2〜図7に示すように、球払出装置ユニ
ット31は、ユニットケース32と、そのユニットケー
ス32に組み付けられる通路切換部材52、可動案内部
材60、回転体82、払出用モータ80、各種検出器等
を備えている。ユニットケース32は、合成樹脂の射出
成形等によってそれぞれ形成されかつネジ等によって分
離可能に結合された第1通路構成部材33、第2通路構
成部材34及び第3通路構成部材35の3部品を主体と
して構成されている。図2と図7に示すように、ユニッ
トケース32内には、前後2列でかつ縦通路状をなす球
通路40と、その球通路40の下端部に連通する供給口
46とがそれぞれ区画形成されている。
【0013】また、この実施の形態において、図7に示
すように、ユニットケース32内には、前後2列の球通
路40の片側にそれぞれ隣接して排出通路50が区画形
成されている。この排出通路50と球通路40との上部
境界部には、通路切換部材52が操作ロック部材55に
よって第1位置と第2位置とに配置切換可能に配設され
ている。そして、図7に示すように、操作ロック部材5
5によって通路切換部材52が第1位置に配置されてロ
ックされたときには、タンクレール12の球送出部から
送られる球Bが排出通路50に流れることなく球通路4
0にのみ流れるようになっている。また、図8に示すよ
うに、操作ロック部材55が上方に操作されてロック解
除されたときには、タンクレール12の球送出部から球
通路40の上部に向けて流れる球Bの流圧を受けて通路
切換部材52が軸53を中心として回動し、第2位置に
配置切り換えされる。これによって、球通路40の上部
に向けて流れる球Bが排出通路50に流れるようになっ
ている。なお、操作ロック部材55はバネ58によって
下方のロック位置に向けて弾発されており、その下端部
には、通路切換部材52の所定位置に形成された係合部
54と係脱可能に係合して通路切換部材52を第1位置
と第2位置とに択一的にロックするロック部56が形成
されている。
【0014】図7に示すように、ユニットケース32内
の下部には、供給口46に連通する回転体配設部が形成
され、その回転体配設部には、球Bを受けて払い出すス
プロケット状の回転体82が正逆方向に回転可能に配設
されている。そして、ユニットケース32内の下部に
は、回転体82の外周面の片側(図7に向かって左側)
に賞球用通路72が反対側に貸球用通路73がそれぞれ
前後2列に区画形成されている。
【0015】すなわち、図2と図7に示すように、第1
通路構成部材33と第2通路構成部材34との間には、
第1通路構成部材33の基板部と第2通路構成部材34
の基板部によって前側の球通路40、前側の供給口4
6、前側の賞球用通路72、前側の貸球用通路73及び
前側の排出通路50の各前・後壁がそれぞれ形成されて
いる。さらに、第1通路構成部材33の基板部によって
回転体配設部の前側壁が形成されるとともに、第2通路
構成部材34には、回転体82が貫挿される孔が形成さ
れている。また、第1通路構成部材33の基板部と第2
通路構成部材34の基板部とのうち、少なくとも一方に
は、前側の球通路40と前側の排出通路50とを隣接し
て区画形成する通路壁41、42、51がそれぞれ形成
されるとともに、前側の賞球用通路72、前側の貸球用
通路73の外側壁48がそれぞれ形成されている。さら
に、第1通路構成部材33の基板部と第2通路構成部材
34の基板部とのうち、少なくとも一方には、回転体8
2の下方に隣接して前側の賞球用通路72と前側の貸球
用通路73とを区画する分岐壁59が形成されている。
【0016】また、第2通路構成部材34と第3通路構
成部材35との間においても、略同様にして、第2通路
構成部材34の基板部と第3通路構成部材35の基板部
によって後側の球通路40、後側の供給口46、後側の
賞球用通路72、後側の貸球用通路73及び後側の排出
通路50の各前・後壁がそれぞれ形成されるとともに、
第3通路構成部材35の基板部によって回転体配設部の
後側壁が形成されている。また、第2通路構成部材34
の基板部と第3通路構成部材35の基板部とのうち、少
なくとも一方には、後側の球通路40と後側の排出通路
50とを隣接して区画形成する通路壁41、42、51
がそれぞれ形成されるとともに、後側の賞球用通路7
2、後側の貸球用通路73の外側壁が形成されている。
さらに、第2通路構成部材34の基板部と第3通路構成
部材35の基板部とのうち、少なくとも一方には、回転
体82の下方に隣接して後側の賞球用通路72と後側の
貸球用通路73とを区画する分岐壁59が形成されてい
る。
【0017】図7〜図10に示すように、前後2列の縦
通路状をなす球通路40は、その上端部(上流端)の補
充口が、ユニットケース32の上端部側方に開口すると
ともに、タンクレール12の前後2列の球送り通路13
の下傾端の球送出部に臨んで連通されている。また、前
後2列の球通路40の下端部(下流端)は、供給口46
を介して回転体82に臨んでいる。また、球通路40
は、上部から下部に向けて上通路部43、幅広通路部4
4及び絞り通路部45が順次連通して有する。また、上
通路部43、幅広通路部44及び絞り通路部45に球B
が相互に接した状態でかつこれら各球Bが両通路壁4
1、42のいずれか一方の内壁面に接した状態で略ジグ
ザグ状をなして一列状に配列されるようになっている。
【0018】この実施の形態において、上通路部43
は、側方(横方向)に開口する補充口から下方に向けて
屈曲された逆L字状をなし、その上通路部43の通路幅
W1は、球Bの直径寸法よりも1.2倍程度に大きく形
成されている。上通路部43の下部に連続して形成され
た幅広通路部44はその略中央部が最大の通路幅W2を
有しかつ直線に近い略湾曲状に形成され、その中央部の
通路幅W2が最大で球Bの直径寸法よりも1.8倍程度
(この実施の形態では1.5倍前後)だけ大きく形成さ
れている。そして、幅広通路部44の上部の通路幅は、
上通路部43の下部との間に段差が生じることがないよ
うに球Bの直径寸法よりも1.2倍程度に大きく形成さ
れている。また、幅広通路部44の下部の通路幅は、絞
り通路部45の上部との間の段差が生じることがないよ
うに球Bの直径寸法よりも1.3倍程度に大きく形成さ
れている。
【0019】また、幅広通路部44の下部に連続して形
成された絞り通路部45は、幅広通路部44の横方向の
変位量と略同じ程度の横方向の変位量の範囲において略
S字状に屈曲された形状に形成されてるとともに上部か
ら下部に向けてしだいに通路幅が縮小されている。そし
て、絞り通路部45の上部の通路幅は、幅広通路部44
の下部との間に段差が生じることがないように球Bの直
径寸法よりも1.3倍程度に大きく形成されている。ま
た、絞り通路部45の下部は略鉛直状をなしかつその下
端開口部の通路幅W3は球Bの直径寸法よりも1.05
倍程度で僅かに大きく形成されている。
【0020】図7と図10に示すように、前後2列の絞
り通路部45の下端開口部の直下に隣接してそれぞれ設
けられた前後2列の供給口46のそれぞれの両側部に
は、回転体82に向けて球Bを案内する球案内位置と、
回転体82の外周面からから遠ざかる退避位置とに変位
可能な前後各一対の可動案内部材60がそれぞれ装着さ
れている。この実施の形態において、図10に示すよう
に、前後各一対の可動案内部材60は、その一端部寄り
において軸61を中心としてそれぞれ個別に回動可能
に、第1、第2通路構成部材33、34の基板部の所定
位置にそれぞれ取り付けられている。そして、一対の可
動案内部材60の他端側(相対する先端側)には、球B
の直径寸法よりも1.05倍程度で僅かに大きい間隔寸
法W4を隔てて対向し球Bを回転体82に向けて案内す
るための案内部62が形成されている。また、一対の可
動案内部材60の案内部62は、軸61と略同一中心を
なす円弧面に形成されている。
【0021】また、図10に示すように、前後各一対の
可動案内部材60は、その所定位置に形成されたストッ
パ部64と、第1、第2通路構成部材33、34の基板
部の所定位置にそれぞれ形成された規制孔65によって
その回動範囲(回動角度)が規制されている。すなわ
ち、前後各一対の可動案内部材60は、規制孔65の一
側縁にストッパ部64が当接する球案内位置と、規制孔
65の他側縁にストッパ部64が当接する退避位置との
範囲において軸61を中心としてそれぞれ回動可能とな
っている。また、前後各一対の可動案内部材60は、弾
性体66の弾発力によって球案内位置に配置保持され、
所定値以上の荷重が作用したときには、弾性体66を弾
性変形させながら前記退避位置に向けて変位するように
構成されている。
【0022】この実施の形態において、一対の可動案内
部材60の所定位置には、その各ストッパ部64の近傍
においてバネ掛け部がそれぞれ形成され、これら両バネ
掛け部に跨ってコイルスプリングよりなる弾性体66の
両端部が掛け止めされて張設されている。そして、一対
の可動案内部材60は、共通の弾性体66の弾発力をそ
れぞれ受けて球案内位置に配置保持される一方、一対の
可動案内部材60のうち、片側の可動案内部材60に対
してのみ所定値以上の荷重が作用したときでも、その片
側の可動案内部材60のみが弾性体66の弾発力に抗し
て、退避位置に向けて変位するように構成されている。
また、一対の可動案内部材60の下側面には、球Bを押
し下げる押下面63が略湾曲状に形成されている。
【0023】図2、図10及び図13に示すように、前
後2列の供給口46の直下に位置する回転体配設部に
は、各供給口46の球Bを受けて払い出す前後2列のス
プロケット部83、86を有する回転体82が正逆方向
に回転可能に配設されている。そして、回転体82の一
方向(図10に向かって反時計回り方向)の回転動作に
よって遊技盤の各種入賞口に入ったときの賞球数に対応
する数の球Bを払い出すとともに、反対方向の回転動作
によって、貸球機(図示しない)から送られる貸球数に
対応する数の球Bを払い出すようになっている。すなわ
ち、図2と図13に示すように、回転体82には、前側
の供給口46に対応するスプロケット部83と、後側の
供給口46に対応するスプロケット部87とを同一中心
線上に一体状に備えている。また、前側のスプロケット
部83の前端面中心部には、第1通路構成部材33の基
板部の所定位置に設けられたボス部に装着された軸95
が挿通され、後側のスプロケット部87の後端面中心部
に突設された連結部には、払出用モータ80の出力軸8
1がトルク伝達可能に嵌挿される連結孔が形成されてい
る。そして、回転体82は払出用モータ80を駆動源と
して正逆方向に回転駆動されるようになっている。
【0024】また、この実施の形態において、図13に
示すように、前側のスプロケット部83の外周には、複
数(例えば3個)の凹円弧の球受部84が所定の間隔
(例えば、3個の場合120度間隔)を保って凹設され
ている。そして、各球受部84は、その両肩部のうち、
一方を第1払出部85とし、他方を第2払出部86とし
ている。また、後側のスプロケット部87の外周には、
前側のスプロケット部83の球受部84に対し半ピッチ
分(例えば、3個の場合60度)だけそれぞれ位相して
複数(例えば3個)の凹円弧の球受部88が凹設され、
各球受部88の両肩部のうち、一方を第1払出部89と
し、他方を第2払出部90としている。
【0025】また、この実施の形態において、図2に示
すように、払出用モータ80の出力軸81の外周には、
被検出部材100がトルク伝達可能に取り付けられてお
り、この被検出部材100の外周面に形成されたリング
部101には、前後2列の両スプロケット部83の球受
け部84、88の合計の数に対応する数(例えば6個)
のスリットあるいは孔等よりなる被検出部がそれぞれ設
けられ、これら被検出部を検出する払出数検出器105
が第3通路構成部材35の基板部の後側部に装着されて
いる。そして、賞球、あるいは貸球の払出個数に対応し
て被検出部材100の被検出部が払出数検出器105に
よって検出されるようになっている。
【0026】また、払出用モータ80は、ユニットケー
ス32の後側に設置されたモータ用保護ケース110内
に収納された状態でそのユニットケース32に固定され
ている。そして、払出用モータ80は遊技機1の所定位
置に配設された主制御基板または枠制御基板(共に図示
しない)から送られる賞球払出信号に基づいて回転制御
されるとともに、遊技機1の片側に設置された貸球機
(図示しない)から送られる貸球払出信号に基づいて回
転制御されるようになっている。また、この実施の形態
において、図2と図4に示すように、第3通路構成部材
35の後面の略下半部の四周縁に突設された台枠部35
aに保護ケース110が装着されている。この保護ケー
ス110は、払出用モータ80がビス等によって固定さ
れるベース部111と、そのベース部111に開閉可能
に装着されたカバー体120とを備えている。
【0027】また、ベース部111は、アルミ、銅、ス
テンレス、鉄等の吸熱並びに放熱性に優れた金属板より
なり、払出用モータ80を固定する取付部112と、そ
の取付部112の両側部から後方に向けて略直角状に折
り曲げられて形成された保護壁113とを備えている。
そして、ベース部111は、その取付部112の所定位
置において、ビス等によってユニットケース32の後側
に取り付けられ、その取付部112の後面の取付面に払
出用モータ80がビス等によって固定されている。な
お、払出用モータ80の出力軸81は、取付部112を
貫通して回転体82の後側のスプロケット部87の連結
部にトルク伝達可能に嵌挿されるようになっている(図
2参照)。
【0028】すなわち、この実施の形態において、電動
アクチュエータを駆動源として駆動される駆動装置が球
払出装置30(球払出装置ユニット31)によって構成
され、電動アクチュエータとして払出用モータ80が用
いられている場合を例示するのもである。そして、払出
用モータ80が発する熱を吸収して放熱する放熱部材が
保護ケース110のベース部111によって構成されて
いる。言い換えると、放熱部材が保護ケース110のベ
ース部111を構成している。そして、放熱部材は、払
出用モータ80を固定するための取付部112として機
能する吸熱部と、払出用モータ80の両側方に所定の隙
間を隔てる両保護壁113として機能する放熱部とを一
体状に備えている。
【0029】また、この実施の形態において、図2と図
3に示すように、ベース部111の両保護壁113の根
元部寄り下部の内側に軸121を中心としてカバー体1
20が開閉可能に装着されている。このカバー体120
は透明な合成樹脂によって形成されるとともに、下部壁
120a、覆い部120b、上部壁120c、及びこれ
ら各部の幅方向両側部から両保護壁113の内側に沿っ
て折返し状に形成された側壁部120dを一体に備えて
いる、そして、カバー体120は、その下部壁120a
の両端の押し返し部から延出された支持片120eにお
いて、軸121を中心として開閉可能に装着されてい
る。
【0030】また、カバー体120の上部壁120cの
端部には、ユニットケース32(第3通路構成部材3
5)の後面の略下半部の四周縁に突設された台枠部35
aの上縁部まで延びてその台枠部35aの後側を覆う延
長カバー部132が一体に形成されている。そして、延
長カバー部132を含むカバー体120の所定位置には
多数のスリット状の放熱孔122が適宜に貫設されてい
る。さらに、図3に示すように、延長カバー部132に
は幅方向両側部には、カバー体120の上部壁120c
の両側壁部120dと連続して両側壁部132aが形成
され、その両側壁部132aと上部壁120cの両側壁
部120dとの境界部近傍に位置して閉止凸部131が
突設されている。そして、図2に示すように、ベース部
111に対しカバー体120が閉じられたときには、そ
のカバー体120の閉止凸部131がベース部111の
両保護壁113の上部根元部近傍に形成された閉止孔1
14に係脱可能に係合し、その係合力によってカバー体
120が閉じ状態に保持されるようになっている。すな
わち、この実施の形態では、前記閉止孔114と閉止凸
部131によってカバー体120を閉じ状態に係脱可能
に保持するための閉止手段が構成されている。
【0031】また、この実施の形態において、第3通路
構成部材35の後面の略下半部の四周縁に突設された台
枠部35aの内部には、保護ケース110のベース部1
11の前側に位置しかつ枠制御基板に接続されるコネク
タが配設された中継基板150が装着されている。この
中継基板150には、払出用モータ80、賞球用検出器
75、貸球用検出器76等に対応する接続線が接続され
るコネクタがそれぞれ配設されている。そして、枠制御
基板と、払出用モータ80、賞球用検出器75、貸球用
検出器76等が中継基板150を介して電気的に接続さ
れるようになっている。なお、中継基板150は保護ケ
ース110のベース部111の前側に位置して覆われる
とともに、その上部はカバー体120の延長カバー部1
32によって覆われている。また、図2に示すように、
第3通路構成部材35の後面の略上半部には、電源スイ
ッチ160、ヒューズ、アース端子等が配設された電源
用中継基板170と、その電源用中継基板170を覆う
基板カバーが着脱あるいは開閉可能に装着されている。
【0032】また、この実施の形態において、図2と図
10に示すように、前後2列の賞球用通路72の所定位
置には、その通路に払い出された球Bを検出する賞球用
検出器75が配設され、前後2列の貸球用通路73の所
定位置には、その通路に払い出された球Bを検出する貸
球用検出器76が配設されている。賞球用検出器75に
よる球Bの検出信号は、主制御基板と枠制御基板にそれ
ぞれ送られ、貸球用検出器76による球Bの検出信号
は、球貸機と枠制御基板にそれぞれ送られるようになっ
ている。そして、賞球数あるいは貸球数に対応する数の
球Bに対し、賞球用検出器75あるいは貸球用検出器7
6において検出される検出個数が不足している場合(例
えば、球タンク11、タンクレール12等において球B
の供給不良が発生したとき球Bの払い出し個数に不足が
生じる)、その不足に相当する信号が払出用モータ80
に送られ、これによって、回転体82が不足数に対応す
る分だけ回転し、所要とする数の球Bが不足なく正確に
払い出されるようになっている。また、賞球用通路72
と貸球用通路73とはその各下流に連通して設けられた
本体側払出通路14において合流する(図1参照)。
【0033】また、この実施の形態において、図8に示
すように、ユニットケース32内には、前後2列の球通
路40の球Bの有無を検出するための検出器130が設
けられている。この検出器130は、板バネ状の作動板
131を有し、その作動板131が検出保護片135に
よって保護された状態で前後2列の球通路40に臨んで
いる。すなわち、前後2列の球通路40の通路壁41の
上部には切り欠き状の開口孔が形成され、その開口孔に
臨んで検出保護片135がその上部の軸136を支点と
して揺動可能に組み付けられている。そして、球通路4
0の上部に球Bがあるときにはその球Bの荷重を受けて
検出保護片135が通路壁41の内壁面と略同一面をな
す後退位置に配置され、これによって作動板131が後
退されることで球Bの存在が検出される。また、球通路
40の上部に球Bが存在しないときには、作動板131
が球通路40内に向けて変位し、これによって球通路4
0の上部に球Bが存在しないことが検出されるようにな
っている。その際、作動板131の変位によって検出保
護片135が軸136を中心として球通路40内に向け
て突出する。
【0034】この実施の形態に係る遊技機1は上述した
ように構成される。したがって、遊技に先だって、ある
いは、遊技の際において、球タンク11からタンクレー
ル12の前後2列の球送り通路13を経て、その球送出
部から送られる球Bは、前後2列の球通路40の補充口
からその球通路40の上通路部43、幅広通路部44及
び絞り通路部45を順に流れ、絞り通路部45下端の供
給口46を経て回転体82の前後2列のスプロケット部
83、87上にそれぞれ流れる。そして、前後2列のス
プロケット部83、87において、例えば、前側のスプ
ロケット部83の外周面と、後側のスプロケット部87
の球受部88上に球Bがそれぞれ供給される(図10参
照)。
【0035】ここで、遊技機1の前側の所定位置に配設
された球貸しスイッチ(図示しない)が作動されると、
その信号が枠制御基板に送られる。また、前記球貸しス
イッチの作動に基づく信号が遊技機1の片側に設置され
た貸球機(図示しない)に送られ、その貸球機から発せ
られる貸球数に対応する数の信号が枠制御基板に送られ
る。これに基づいて枠制御基板から発せられる払出信号
によって払出用モータ80が回転制御される。すると、
払出用モータ80によって、回転体82が一方向(例え
ば、図11に向かって時計回り方向)にかつ貸球数に対
応する回転数あるいは回転角度だけ回転する。回転体8
2の所定方向の回転によって、その前後2列のスプロケ
ット部83、87の各球受部84、88に球Bが順次に
受けられ、引き続いて球受部84、88の回転方向後側
の第1払出部85、89に押されかつ球Bの自重も加わ
って前後2列の貸球用通路73にそれぞれ払い出され
る。前後2列の貸球用通路73にそれぞれ払い出された
球Bは、前後2列の本体側払出通路14にそれぞれ流れ
た後、前後2列の本体側払出通路14を経て上皿用球通
路16に流れ上皿6に払い出される。
【0036】また、遊技の際、遊技盤11の遊技領域に
発射された球Bが入賞口に流入し検出器によって検出さ
れると、その信号が主制御基板に送られる。そして、主
制御基板から発せられる賞球数に対応する数の信号が枠
制御基板に送られ、これに基づいて枠制御基板から発せ
られる払出信号によって払出用モータ80が回転制御さ
れる。すると、払出用モータ80によって、回転体82
が反対方向(図11に向かって反時計回り方向)にかつ
賞球数に対応する回転角度だけ回転する。回転体82の
反対方向の回転によって、その前後2列のスプロケット
部83、87の各球受部84、88に球Bが順次に受け
られ、引き続いて球受部84、88の回転方向後側の第
2払出部86、90に押されかつ球Bの自重も加わって
前後2列の賞球用通路72にそれぞれ払い出される。前
後2列の賞球用通路72に払い出された球Bは、前後2
列の本体側払出通路14を経て上皿用球通路16に流れ
上皿6に払い出される。
【0037】また、この実施の形態において、球通路4
0の直下に位置する供給口46に供給された球Bを、回
転体82の回転動作によって、その前後2列のスプロケ
ット部83、87の各球受部84、88に受け、これら
球Bを前後2列の賞球用通路72あるいは貸球用通路7
3に払い出す際、供給口46の可動案内部材60と回転
体82のスプロケット部83、87の外周面との間に球
Bが不測に噛み込もうとすることがある。球Bが噛み込
もうとする所定値以上の荷重が可動案内部材60に作用
すると、可動案内部材60は、弾性体66の弾発力に抗
してかつ弾性体66を弾性変形させながら、その案内部
62が回転体82のスプロケット部83(又は87)の
外周面から遠ざかる退避位置に向けて軸61を中心とし
て回動し変位する(図参照)。このため、供給口46の
可動案内部材60と回転体82のスプロケット部83、
87の外周面との間に球Bが不測に噛み込んで回転体8
2の回転が停止する、という球噛みによる不具合の発生
を防止することができる。
【0038】さて、遊技の際、例えば、大当たり遊技の
際、遊技盤に配設されたアタッカと呼ばれいる大入賞口
が所定時間開放して閉じ、その開閉動作を所定のラウン
ド数(例えば、最大で16回)だけ繰り返す。したがっ
て、大当たり遊技の際には、大入賞口に流入した球の数
に対応して多数個の球Bが連続的に払い出される。言い
換えると、払出用モータ80が所定時間にわたって略連
続して作動されることになる。このような払出用モータ
80の所定時間にわたる連続的な作動によって同払出用
モータ80が熱を発生する。払出用モータ80が発する
熱は、その払出用モータ80に近接するベース部111
(この発明の放熱部材に相当する)の取付部112(こ
の発明の吸熱部に相当する)によって良好に吸収され
る。取付部112によって吸収された熱は、取付部11
2において放熱されるとともに、その熱の一部が両保護
壁113(この発明の放熱部に相当する)に伝導され、
その両保護壁113において良好に放熱される。
【0039】前記したようにして、吸熱部としての取付
部112と放熱部としての両保護壁113とを一体状に
備えて放熱部材としてのベース部111が構成されるこ
とで、払出用モータ80の放熱性能を高めることができ
る。このため、払出用モータ80が過大に発熱する不具
合を防止することができる。例えば、払出用モータ80
が過大に発熱することが原因となって、払出用モータ8
0の出力軸81が焼き付いて作動不良を招く等の不具合
を防止することができる。
【0040】また、この実施の形態において、球払出装
置30を構成する球払出装置ユニット31のユニットケ
ース32の後側に設けられたベース部111とカバー体
120によって保護ケース110を形成することによっ
て払出用モータ80を収納し保護することができる。ま
た、ベース部111に対しカバー体120を開放した状
態で、払出用モータ80の着脱や保守点検を容易に行う
ことができる。特に、この実施の形態においては、保護
ケース110のベース部111を放熱部材として構成す
ることができるため、放熱部材専用の配設スペースを確
保したり、ベース部111と放熱部材とをそれぞれ別個
に製作して組み付ける手間を省くことができ、部品点数
や組付工数を削減してコスト低減を図ることができる。
【0041】なお、この発明は前記実施の形態に限定す
るものではない。例えば、前記実施の形態においては、
球払出装置30が一つのユニット化された球払出装置ユ
ニット31によって構成され、機構板10のユニット装
着部に対し着脱可能に装着される場合を例示したが、機
構板10の所定位置に球払出装置30の各通路の通路壁
を形成したり、各種検出器や通路切換部材、可動案内部
材60、回転体82、払出用モータ80等をそれぞれ組
み付けて球払出装置30を構成することも可能である。
また、前記実施の形態において球払出装置30として、
払出用モータ80を駆動源としかつ前後2列のスプロケ
ット部83、87を備えた回転体82を主体として構成
される場合を例示したが、球Bを送出する機能を有する
回転体を備えた球送出装置であればこの発明を実施する
ことができる。また、球払出装置30の球通路40等
は、前後2列以上の複列に設けてもよく、また単列に設
けてもよい。また、前記実施の形態では、電動アクチュ
エータを駆動源として駆動される駆動装置が球払出装置
30である場合を例示したが、例えば、駆動装置が遊技
機の所定位置に配設される球発射装置であってもよく、
また、遊技機の遊技盤に装着される電動役物装置であっ
てもよい。また、駆動装置の駆動源としての電動アクチ
ュエータには、モータの他、例えばソレノイドがある。
また、前記実施の形態では、保護ケース110のベース
部111によって放熱部材が構成される場合を例示した
が、放熱専用の放熱部材であてもよい。但し、放熱専用
の放熱部材である場合、その放熱部材は、電動アクチュ
エータに近接する吸熱部と、その吸熱部の少なくとも一
端から延出され、電動アクチュエータの側方に沿って所
定の隙間を隔てる放熱部と、を備える。また、吸熱部が
四角板状である場合、その吸熱部の四周縁のうち、1
辺、又は2辺、又は3辺、又は4辺に対し放熱部を略直
角状に屈曲して形成してもよい。
【0042】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
駆動装置の限られたスペース内において、電動アクチュ
エータに対し放熱部材を容易に設置することができると
ともに、放熱部材による電動アクチュエータの放熱性能
を高めて電動アクチュエータの発熱による不具合を防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係る遊技機としてのパ
チンコ機を一部破断して示す背面図である。
【図2】同じく球払出装置ユニットを示す縦断面図であ
る。
【図3】同じく球払出装置ユニットの払出用モータを収
納する保護ケースのカバー体を開放した状態を示す説明
図である。
【図4】同じく球払出装置ユニットを示す正面図であ
る。
【図5】同じく球払出装置ユニットを示す底面図であ
る。
【図6】同じく球払出装置ユニットを示す背面図であ
る。
【図7】同じく球払出装置ユニットの第1通路構成部材
(又は第2通路構成部材)を示す正面図である。
【図8】同じく球払出装置ユニットの第1通路構成部材
(又は第2通路構成部材)の上部を拡大して示す正面図
である。
【図9】同じく球払出装置ユニットの第1通路構成部材
(又は第2通路構成部材)の中間部を拡大して示す正面
図である。
【図10】同じく球払出装置ユニットの第1通路構成部
材(又は第2通路構成部材)の下部に一対の可動案内部
材と回転体が配設された状態を拡大して示す正面図であ
る。
【図11】同じく球通路から供給口に供給された球が回
転体の回転によって賞球用通路に払い出される状態を示
す説明図である。
【図12】同じく可動案内部材が退避位置に向けて変位
される状態を示す説明図である。
【図13】同じく回転体を拡大して示す正面図である。
【符号の説明】
1 遊技機 10 機構板 30 球払出装置(駆動装置) 31 球払出装置ユニット 32 ユニットケース 40 球通路 46 供給口 80 払出用モータ(電動アクチュエータ) 82 回転体(球払出部材) 110 保護ケース 111 ベース部(放熱部材) 112 取付部(吸熱部) 113 保護壁(放熱部)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動アクチュエータを駆動源として駆動
    される駆動装置を備えた遊技機であって、 前記電動アクチュエータに対し、その電動アクチュエー
    タが発する熱を吸収して放熱するための放熱部材が配設
    され、 前記放熱部材は、吸熱性並びに放熱性に優れる材料によ
    って形成されるとともに、前記電動アクチュエータに近
    接しかつ同電動アクチュエータが発する熱を吸収する吸
    熱部と、その吸熱部の少なくとも一端部から延出されか
    つ前記電動アクチュエータの側方に沿って所定の隙間を
    隔てる放熱部と、を一体状に備えている遊技機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の遊技機であって、 放熱部材は、電動アクチュエータを固定するための取付
    部として機能する吸熱部と、前記電動アクチュエータの
    両側方に所定の隙間を隔てる両保護壁として機能する放
    熱部とを一体状に備えるとともに、前記電動アクチュエ
    ータを収納する保護ケースのベース部を構成し、 前記ベース部には前記保護ケースのカバー体が開閉可能
    に設けられている遊技機。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の遊技機であっ
    て、 駆動装置は、遊技に使用する球を所定位置まで払い出す
    球払出部材を備えた球払出装置であり、 電動アクチュエータは、前記球払出部材を駆動する払出
    用モータである遊技機。
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JP2005270320A (ja) * 2004-03-24 2005-10-06 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機
JP2006204825A (ja) * 2005-01-31 2006-08-10 Aruze Corp 遊技機
JP5975413B1 (ja) * 2015-05-22 2016-08-23 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機

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