JP4288677B2 - パチンコ遊技機における賞球流通規制装置 - Google Patents
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Description
機裏側の機構セット盤に装備された賞球貯留排出部下流の球送出路と、同セット盤下方に形成された賞球排出路との間の凹室部に、ケース体内に形成された球通路を連通し得る球払出し部が着脱可能にセットされて、同球払出し部から払出された賞球を賞球排出路を介して遊技者側に排出し得るパチンコ遊技機において、
前記機構セット盤の球送出路と前記球払出し部の球通路との連通部の近傍に、前記機構セット盤の外側所定位置の支点に回動可能に支持した施錠部材と、前記球送出路の出口部外の支点に回動可能に支持した可動規制部材とを夫々取着し、
前記施錠部材は、指先操作用の摘み部または工具操作用の係合孔と、該摘み部または係合孔を操作することで前記ケース体の係止部を係脱可能に係止し得る係合盤部と、この係合盤部に形成された円弧状のカム縁と、係合盤部に形成された係合口と、係合盤部の裏面端部に突設された突片とを有し、
前記可動規制部材は、前記球送出路の出口部外の支点に対する自由端部側に形成されて、球送出路に出没して同路内の球の拘束と解放をなし得る規制弁部と、外向きに突出形成されて、前記施錠部材のカム縁に当接して係合口に係脱可能に係合し得る連繋ピンとを有し、
前記球払出し部の組付けセット時において、前記施錠部材の施錠操作により係合盤部をケース体の係止部に係止保持することに連動して、前記係合盤部の係合口を前記可動規制部材の連繋ピンに係合させて、該可動規制部材の規制弁部を球送出路から退出状態に変位して球の通出を可能とすると共に、前記突片が前記係止部に凹設された係合溝に整合突入して、前記施錠部材をロック係止位置で保持し、
前記球払出し部の取脱時において、施錠部材の解錠操作により係合盤部をケース体の係止部から解放することに連動して、可動規制部材の規制弁部を球送出路内に突出して球の通出を不能にすると共に、前記施錠部材が前記ロック係止位置と前記係合盤部が凹室部から退避したロック解除位置との間を回動するに際して、前記突片の先端が移動する軌跡に対応した位置に設けられた円弧状の突部に当接し、
前記ロック解除位置において、前記突片の先端と前記突部との当接が解除されると共に、該突部の端部に該突片の側面が係着して、前記施錠部材をロック解除位置で保持するよう構成したことを特徴とする。
機構セット盤の球送出路と賞球排出路との間に球払出し部をセットした状態において施錠部材を所定方向へ回動操作すれば、球払出し部を収容したケース体の係止部と該施錠部材の係合盤部とが係合して、球払出し部は機構セット盤に取着セットされる。そして、前記施錠部材の回動操作に際して該施錠部材の係合口と可動規制部材の連繋ピンとが係合し、これにより可動規制部材が球送出路から退避するようになるから、該球送出路内の賞球が球払出し部のケース体内に形成された球通路内へ流入することを許容する。また、前記施錠部材を前と逆方向へ回動操作すれば、球払出し部を収容したケース体の係止部と該施錠部材の係合盤部との係合が解除され、球払出し部をケース体ごと機構セット盤から取外し得る。そして、前記施錠部材の回動操作に際して該施錠部材のカム縁が可動規制部材の連繋ピンに当接し、これにより可動規制部材が球送出路内へ延出するようになり、該球送出路内の賞球は該可動規制部材の規制弁部で流通が規制される。従って、前記球払出し部を機構セット盤から取外した際には、球送出路から賞球が全く流出しない。
前述のように構成された本実施例のパチンコ機では、該パチンコ機の組立製造時に、球流路の切換えユニット装置Gおよび賞球払出装置Fとを、機構セット盤Cに形成した凹室部25にワンタッチ操作で固定セットすることができ、極めて簡単かつ容易な組付けが可能となっている。すなわち切換えユニット装置Gは、各係止片65,65を各スライド溝66,66の上方に整合させて位置決めし、この状態で下方へスライド操作するだけでよく、これにより各係止片65がスライド溝66内に嵌入して該切換えユニット装置Gは凹室部25に固定セットされる。また賞球払出装置Fは、前記切換えユニット装置Gを凹室部25に固定セットした状態において、係止片67を該切換えユニット装置Gの係止凹部69に嵌入させると共に、施錠部材70をロック係止位置に回動変位させるだけで凹室部25に固定セットされる。これにより、賞球払出装置Fと切換えユニット装置Gとは、上下方向に連設した状態で凹室部25に固定セットされる。なお、施錠部材70がロック係止位置に変位していることにより、前記可動規制部材87が規制解除状態に姿勢保持されるので、送出樋4cに沿って流下するパチンコ球は、前記賞球払出装置Fの球通路28内に流入して球払出し部30における球送り体32に至る。
図17は、前記球流路の切換えユニット装置の変更例を示す分解斜視図であり、また図18は、球切換え排出部における切換え弁の動作態様を示す縦断側面図である。この変更例に係る切換えユニット装置G1では、前記実施例で示した切換えユニット装置Gに対し、ケース体26におけるカバー26Bの前面に形成した設置部93に、出没式のスイッチボタン91を該ケース体26内に指向させた保全スイッチ90が装備され、また前記切換え弁49の側方には、該スイッチボタン91を押圧する押圧片92が一体的に形成されている。この保全スイッチ90は、スイッチボタン91の非押圧状態ではOFF状態に保持され、切換え弁49が傾斜戻し位置へ回動変位して押圧片92がスイッチボタン91を押圧している間だけON状態とされる「a接点」タイプのもので、第2の電子制御装置22に接続されている(図16参照)。そして、前記球抜き用のスイッチ14が操作された条件において前記保全スイッチ90がOFF状態となると、切換え弁49の非検出条件が第2の電子制御装置22に入力され、球払出し部30が払出し解放不能状態に制御されて払出し用の電磁ソレノイド34が停止制御される。すなわち、切換え弁49が傾斜戻し位置に位置していることを検出する保全スイッチ90を装備することにより、例えばパチンコ機の前側から挿入させた針金等の不正物を利用した貯留球の不正抜取りを好適に阻止し得る。なお、カバー26Bの側面に円弧状の細長通孔94を形成してあり、切換え弁49の側面に形成した操作孔95に該通孔94を介して差込んだ操作杆を係止させて、該切換え弁49を手動で回動操作可能となっている。
4c 送出樋(球送出路)
5 第1の賞球路(賞球排出路)
7 第2の賞球路(賞球排出路)
25 凹室部
26 ケース体
28 球通路
30 球払出し部
68 係合片部(係止部)
70 施錠部材
72 支点ボス(支点)
73 摘み部
78 六角孔(係合孔)
75 係合盤(係合盤部)
75a カム縁
80 係合口
86 支点ピン(支点)
87 可動規制部材
88 連繋ピン
89 規制弁(規制弁部)
C 機構セット盤
Claims (1)
- 機裏側の機構セット盤(C)に装備された賞球貯留排出部(4)下流の球送出路(4c)と、同セット盤(C)下方に形成された賞球排出路(5,7)との間の凹室部(25)に、ケース体(26)内に形成された球通路(28)を連通し得る球払出し部(30)が着脱可能にセットされて、同球払出し部(30)から払出された賞球を賞球排出路(5,7)を介して遊技者側に排出し得るパチンコ遊技機において、
前記機構セット盤(C)の球送出路(4c)と前記球払出し部(30)の球通路(28)との連通部の近傍に、前記機構セット盤(C)の外側所定位置の支点(72)に回動可能に支持した施錠部材(70)と、前記球送出路(4c)の出口部外の支点(86)に回動可能に支持した可動規制部材(87)とを夫々取着し、
前記施錠部材(70)は、指先操作用の摘み部(73)または工具操作用の係合孔(78)と、該摘み部(73)または係合孔(78)を操作することで前記ケース体(26)の係止部(68)を係脱可能に係止し得る係合盤部(75)と、この係合盤部(75)に形成された円弧状のカム縁(75a)と、係合盤部(75)に形成された係合口(80)と、係合盤部(75)の裏面端部に突設された突片(76)とを有し、
前記可動規制部材(87)は、前記球送出路(4c)の出口部外の支点(86)に対する自由端部側に形成されて、球送出路(4c)に出没して同路(4c)内の球の拘束と解放をなし得る規制弁部(89)と、外向きに突出形成されて、前記施錠部材(70)のカム縁(75a)に当接して係合口(80)に係脱可能に係合し得る連繋ピン(88)とを有し、
前記球払出し部(30)の組付けセット時において、前記施錠部材(70)の施錠操作により係合盤部(75)をケース体(26)の係止部(68)に係止保持することに連動して、前記係合盤部(75)の係合口(80)を前記可動規制部材(87)の連繋ピン(88)に係合させて、該可動規制部材(87)の規制弁部(89)を球送出路(4c)から退出状態に変位して球の通出を可能とすると共に、前記突片(76)が前記係止部(68)に凹設された係合溝(77)に整合突入して、前記施錠部材(70)をロック係止位置で保持し、
前記球払出し部(30)の取脱時において、施錠部材(70)の解錠操作により係合盤部(75)をケース体(26)の係止部(68)から解放することに連動して、可動規制部材(87)の規制弁部(89)を球送出路(4c)内に突出して球の通出を不能にすると共に、前記施錠部材(70)が前記ロック係止位置と前記係合盤部(75)が凹室部(25)から退避したロック解除位置との間を回動するに際して、前記突片(76)の先端が移動する軌跡に対応した位置に設けられた円弧状の突部(79)に当接し、
前記ロック解除位置において、前記突片(76)の先端と前記突部(79)との当接が解除されると共に、該突部(79)の端部に該突片(76)の側面が係着して、前記施錠部材(70)をロック解除位置で保持するよう構成した
ことを特徴とするパチンコ遊技機における賞球流通規制装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005348342A JP4288677B2 (ja) | 2005-12-01 | 2005-12-01 | パチンコ遊技機における賞球流通規制装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005348342A JP4288677B2 (ja) | 2005-12-01 | 2005-12-01 | パチンコ遊技機における賞球流通規制装置 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP10554498A Division JP3766902B2 (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | パチンコ遊技機における賞球流通規制装置 |
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Family Applications (1)
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2005
- 2005-12-01 JP JP2005348342A patent/JP4288677B2/ja not_active Expired - Lifetime
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